JP5508658B2 - 既存屋根の改修構造とそれに使用される調整板 - Google Patents

既存屋根の改修構造とそれに使用される調整板 Download PDF

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Description

この発明は、主に、石綿スレート板や石綿含有セメント板等の、石綿含有建材等の、繊維強化セメント板等の改修に使用する、裏打材一体成形金属板製屋根板により被覆する改修工法において、屋根を構成する壁取合部や棟部やケラバ部や谷部の雨仕舞い用の防水材と、屋根板との間を接続可能とする、建材を傷つけず、石綿等が飛散しない、改修工法に関する。
従来の、石綿含有建材の改修の技術には、屋根を構成する壁取合部や棟部やケラバ部や谷部の雨仕舞い用の防水材と、屋根板についての明確な記載は見あたらない。
(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−317088
従来、石綿含有建材の改修に、裏打材一体成形金属板製屋根板により被覆する改修工法においては、既存の屋根を構成する壁取合部や棟部やケラバ部や谷部の雨仕舞い用の防水材と、屋根板との間を接続可能とする為に、既存の部材を撤去する事が行われていたが、その撤去の際に、既存の石綿含有建材を傷つけ、石綿等が飛散する問題があった。
この発明は、石綿含有建材の改修に、屋根を構成する壁取合部や棟部やケラバ部や谷部の雨仕舞い用の防水材と、屋根板との間の取付位置を調整し接続可能とする調整板を使用することにより、既存の部材を撤去すること無く施工可能とする、調整板とそれによる改修構造である。
この発明による調整板とそれによる改修構造には、次のような効果がある。
A.主に、石綿スレート板や石綿含有セメント板等の、繊維強化セメント板等による既存屋根を、裏打材一体成形金属板製屋根板により被覆する改修工法に関して、屋根を構成する壁取合部や棟部やケラバ部や谷部の雨仕舞い用の防水材と、屋根板との間の取付位置を調整し接続可能とする調整板とする事により、
a.既存の部材を撤去する事が不要となり、
イ.その撤去の際に、既存の建材を傷つけ、石綿等の建材の粉末が飛散する事が無くなった。
B.前記の調整板と、既存の屋根版の上に、厚みのある防水板を貼る事により、
a.防水板と、既存の部材の上面とが同一平面に近くなり、
イ.調整板の高さ調整の必要性が少なくなり、
ロ.施工性が向上する。
C.前記の調整板に折り曲げて、調整板の固定の機能と、屋根板からの雨水の雨返しの機能とを設けることにより、
a.屋根板の端部での雨返しの為の、折り曲げ作業が不要になり、
イ.施工性が向上し、
ロ.作業ミスによる雨漏れを、防止可能になる。
D.前記の調整板の取付高さを、既存部材の上面に合わせることにより、
a.調整板を折り曲げることなく、桟木により挟み込み取付可能になり、
イ.調整板の加工が簡単になり、
ハ.場合によっては、現場での加工が不要となり、
ニ.施工性が向上する。
E.前記の調整板の取付を既存の桟木によることにより、
a.新たな桟木を省くことにより、
イ.施工手間が減り、
ハ.桟木のスペースを省くことにより、納まりがコンパクトになり、
ニ.意匠性が向上する。
F.前記の調整板と、他の調整板との接続機能と、防水材と屋根板との接続機能とを、持つことにより、
a.屋根においての、流れ方向に交差する複雑な納まりが、現場加工による折り曲げ加工が不要になり、
イ.施工性か向上し、
ロ.現場加工による折り曲げ加工のバラツキによる、意匠性の低下が防止できて、美観が向上する。
G.この発明による改修構造とすることにより、
a.石綿含有建材の改修に、建材の傷つきによる、作業中の石綿の飛散を防止可能となり、
b.施工容易となり、
c.施工コストが低下し、
d.既存屋根材を残すことにより、
イ.遮音性能や断熱性能や防水性能が向上し、
ロ.石綿含有廃棄物を出すこともなく、処理費用が不要となり、コストが低下する。
A.この発明による金属板は、
a.次に代表される塗装金属板や、
イ.塗装亜鉛メッキ鋼板
ロ.塗装アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板
ハ.塗装ステンレス鋼板
ニ.塗装銅板
ホ.塗装アルミニウム合金板
ヘ.合成樹脂シート張り合わせ金属板
ト.塗装チタン・ニッケル合金板
チ.その他の塗装合金鋼等
b.次に代表される無塗装金属板、
イ.亜鉛メッキ鋼板
ロ.アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板
ハ.ステンレス鋼板
ニ.銅板
ホ.アルミニウム合金板等
ヘ.チタン・ニッケル合金板
ト.その他の合金鋼等
c.それらの金属板に深いエンボス加工を加えた金属板
d.エンボス加工の上に塗装した金属板
e.次に代表されるバネ用板
イ.バネ用ステンレス板
ロ.バネ用炭素鋼板
ハ.バネ用銅合金板等を使用する。
B.この発明に使用される屋根板や部材の釘打ち固定には、
a.次に代表される、固定具を使用し、
イ.セルフドリリングタッピングビス
ロ.釘
ハ.ホッチキス
ニ.木ネジ
ホ.コースレッド等
b.また、ネジは、
イ.セルフドリリングタッピングビス
ロ.木ネジ
ハ.コースレッド等を使用し、
C.この発明に使用される発泡合成樹脂等は、
a.建築用パネルの裏打材には、
イ.次に代表される発泡合成樹脂に
○硬質発泡ウレタン樹脂
○硬質発泡ヌレート樹脂
○発泡フェノール樹脂
○発泡スチレン樹脂等
ロ.次に代表される裏面材を積層している。
○はり合わせアルミニウム箔
○スチールペーパー
○ポリエチコートクラフト紙
○アルミ蒸着紙
○合成樹脂シート等
ハ.前記の金属板と裏面材との間に、それらの発泡合成樹脂を充填し、主に発泡合成樹脂の自己接着性を利用して、積層している。
ニ.また、裏面材を欠いた発泡合成樹脂のみの、裏打材とする事も可能である。
b.この発明の弾性面戸には、次の弾性体等を使用している。
イ.ゴム系
ロ.合成ゴム系
ハ.合成樹脂系
c.この発明のシーリングには、次に代表される、耐候性のものを使用している。
イ.シリコーン系
ロ.変成シリコーン系等
d.この発明の防水板には、
イ.木材・合板
ロ.低発泡の発泡合成樹脂等が使用され、
e.この発明の防水紙には、
イ.ゴムアスファルトルーフィング
ロ.アスファルトルーフィング
ハ.アスファルトフェルト
ニ.シート防水材等が使用され、
d.粘着性のシートには、
イ.ゴムアスファルトルーフィング
ロ.ブチルゴム系防水シート
ハ.アクリル系防水シート等が使用される。
発明の実施例について、次の、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、及び実施例5により、図面を参照して説明する。
図1,図2,図3,図4,図5,図6,及び図7は、改修屋根5の水上方向の壁取合部5eにおける、この発明の実施例1を示すものである。
A.図5に示す、実施例1においての屋根板1は、
a.金属板6による長尺の表面材1aを成形して、ほぼ平坦な屋根板面1bを形成し、
b.その屋根板面1bの一側端に、次のような前端面1cと差込片1dとを形成し、
イ.表面材1aをくの字形に裏面側に折り曲げて前端面1cを形成し、
ロ.その前端面1cを、さらに鋭角に裏面側に折り曲げて、そして、先端を表面側に折り返した差込片1dを形成し、
c.そして、その屋根板面1bの他側端に、次のような嵌合片1fと嵌合溝1eと釘打片1gとを形成し、
イ.屋根板面1bを、表面側にU字形に折り曲げて、嵌合溝1eを形成し、
ロ.その嵌合溝1eを裏面側に折り返して、嵌合片1fを形成し、
ハ.その嵌合片1fを裏面側に鈍角のクランク状に折り曲げて、先端を表面側に折り返し、途中に裏面側に開口する断面半円形の突起を持つ、釘打片1gを形成し、
d.次に、その成形した表面材1aの裏面側に、
イ.前端面1cと屋根板面1bとの屈曲部から、嵌合溝1e側の側端に亘る間を、裏面材1jにより覆った、発泡合成樹脂7による次のような裏打材1iを形成し、
ロ.その裏打材1iの幅方向の断面は、屋根板面1bを底辺とし、その頂点が差込片1d側によった薄い三角形に形成し、
e.それらの表面材1aと裏打材1iとを切断して、長手方向の両端に切断端1hを形成している。
B.図6に示す、実施例1の調整板2は、
a.長尺の金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、調整面2aの一側端を裏面側にくの字形に折り曲げて、前側面2cを形成し、
c.その前側面2cを鋭角に裏面側に折り曲げて、その先端を裏面側に折り返した、挿入片2dを形成した、調整板2として施工現場に供給され、
d.その施工現場に合わせて、その調整面2aの他側部を幅切りし、さらに、くの字形に表面側に折り曲げて、固定片2eを形成する。
C.図7に示す、実施例1の防水材3の一種である被覆板3aは、
a.長尺の金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、被覆面3bの一側端を裏面側にL字形に折り曲げて、固定面3cを形成し、
c.その固定面3cをL字形に表面側に折り曲げて、その先端を裏面側に折り返した、屋根当片3dを形成し、
d.その被覆面3bの他側部を、くの字形に表面側に折り曲げて、壁当片3eを形成し、
e.その壁当片3eを裏面側に折り曲げて、壁当爪3fを形成している。
D.図8に示す、実施例1の弾性面戸7bは、
a.軟質の発泡合成樹脂7を成形して、
b.ほぼ正方形の断面を形状に形成した弾性面戸7bの一側面に、粘着テープ7cをはりつけている。
E.図4に示す、実施例1の既存屋根5lは、
a.壁下地5mの下端から、軒先方向に下がるように傾斜する、屋根下地5jに野地板5kを張り、
b.その野地板5kの上に、次のように屋根版5aを施工し、
イ.その屋根版5aは、繊維強化セメント板による、矩形の一長辺に、その長辺を底辺とする二等辺三角形を乗せた、5角形の薄板であり、
ロ.その屋根版5aの長辺を軒と平行でかつ軒方向に向けて、その短辺を互いに突き当てて、複数並べて釘打ち固定し、
ハ.それらの、屋根版5aの列の棟側に、他の屋根版5aの列を重ねると共に、前者の屋根版5aの短辺の突き当て部に、後者の屋根版5aの長辺の中央部を合わせて、複数並べて釘打ち固定し、
ニ.それらを繰り返して、互いに重なり合った屋根版5aにより、屋根下地5jを覆う屋根面5bを形成し、
c.それらの屋根版5aの壁下地5mとの境目に、桟木5ikを釘打ち固定し、その桟木5ikの上と壁下地5mとに渡して、壁取合水切5nを施工し、
d.その壁取合水切5nの一部に、壁板5cの下端部を被せて、壁板5cを上方向と左右方向に連結施工して、壁下地5mを覆う壁面5dを形成している。
F.図1,図2,及び図3に示す、実施例1の改修屋根5の施工は、
a.前記の既存屋根5lの屋根面5b上に、次のように、防水板4aを乗せて釘打ち固定し、
イ.前記の既存屋根5lの壁取合水切5nに、その防水板4aの棟側の端部を沿わして、
b.その壁取合水切5nの上に、薄い桟木5iuを釘打ち固定し、
c.そして、前記の施工された壁板5cの下端部から、薄い桟木5iuと、防水板4aの上に粘着性の防水紙4を貼り付け、
d.次に、棟方向から施工してきた一連の固定された屋根板1の嵌合溝1eに、他の屋根板1の差込片1dを差し込み、後者の屋根板1の釘打片1gを釘打ち固定し、
e.上記を繰り返し、その嵌合溝1eと壁面5dとの間のスペースを、屋根板1の施工スペース以下とし、
イ.既存屋根5lの屋根面5bの上面を、防水板4aと、防水紙4と、複数の屋根板1により覆い、
f.また、壁面に最も近く施工された屋根板1の嵌合溝1eと壁面5dとの間のスペースに合わせて、
イ.前記の調整板2の調整面2aを幅切りし、さらに、くの字形に表面側に折り曲げて、固定片2eを形成し、
ロ.その調整板2の挿入片2dを、壁面に最も近く施工された屋根板1の嵌合溝1eに差し込み、
ハ.その調整板2の固定片2eを、壁面5dに釘打ち固定し、
g.その調整板2の調整面2a上に桟木5iaを釘打ち固定し、
イ.その桟木5iaに沿って、前記の弾性面戸7bを、その粘着テープ7cにより、前記の調整板2の調整面2aに貼り付けて、
ロ.その桟木5iaに、前記の被覆板3aの被覆面3bを乗せて、
ハ.その、被覆板3aの屋根当片3dにより、貼り付けられた弾性面戸7bを押しつけて潰し、
ニ.その、被覆板3aの固定面3cを、桟木5iaの側面に釘打ち固定し、
ホ.その、被覆板3aの壁当片3eを、壁面5dに釘打ち固定し、
ヘ.その、被覆板3aの壁当爪3fと壁面5dとの間に、シーリング7aを充填し、改修屋根5を施工する。
図5,図8,図9,図10,図11,図12,図13,図14,及び図15は、改修屋根5の流れ方向の壁取合部5eにおける、この発明の実施例2を示すものである。
A.図5に示す、実施例2においての屋根板1は、実施例1と同じものである。
B.図13に示す、実施例2の調整板2は、
a.調整板2は、細長い金属板6を成形して、
イ.ほぼ平坦な、調整面2aの一端を裏面側に折り曲げて、前側面2cを形成し、
b.その調整面2aの一側端をL字形に表面側に折り曲げて、次のような固定片2eを成形し、
イ.その固定片2eの幅が、前側面2c側が狭く、反対側が広い台形を呈し、
ロ.その固定片2eの端が屋根板1を施工した時に、同一の部分の間に引いた直線と平行に形成し、
ハ.その固定片2eの長さは屋根板1を施工した時の、ピッチより長く形成し、
ニ.その調整面2aの固定片2eより延長している部分を、差込隅2bとして形成している。
C.図14に示す、実施例2の防水材3の一種である被覆板3aは、
a.長尺の金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、被覆面3bの一側端を裏面側にL字形に折り曲げて、固定面3cを形成し、
c.その固定面3cをL字形に表面側に折り曲げて、その先端を裏面側に折り返した、屋根当片3dを形成し、
d.その被覆面3bの他側部を、L字形に表面側に折り曲げて、壁当片3eを形成し、
e.その壁当片3eを裏面側に折り曲げて、壁当爪3fを形成している。
D.図15に示す、実施例2の防水材3の他の一種である谷材3gは、
a.長尺の金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、谷面3hの一側端を表面側に鋭角に折り曲げて、畦片3iを形成し、
c.その谷面3hの他端をL字形に表面側に折り曲げて、その先端を表面側に鋭角に折り曲げた、取付片3jを形成している。
E.図8に示す、実施例2の弾性面戸7bは、実施例1と同じものである。
F.図12に示す、実施例2の既存屋根5lは、
a.壁下地5mの下端が傾斜して、それが屋根下地5jの傾斜に合い、
b.その傾斜する屋根下地5jに野地板5kを張り、
c.その野地板5kと壁下地5mとの境目に、桟木5ikを釘打ち固定し、その野地板5kと桟木5ikとの上と壁下地5mとに渡して、壁捨板水切5oを施工し、
d.その壁捨板水切5oの一部に、屋根版5aによる屋根の縁の一部を重ねて、次のように屋根版5aを施工し、
イ.その屋根版5aは、繊維強化セメント板による、矩形の一長辺に、その長辺を底辺とする二等辺三角形を乗せた、5角形の薄板であり、
ロ.その屋根版5aの長辺を軒と平行でかつ軒方向に向けて、その短辺を互いに突き当てて、複数並べて釘打ち固定し、
ハ.それらの、屋根版5aの列の棟側に、他の屋根版5aの列を重ねると共に、前者の屋根版5aの短辺の突き当て部に、後者の屋根版5aの長辺の中央部を合わせて、複数並べて釘打ち固定し、
ニ.それらを繰り返して、互いに重なり合った屋根版5aにより、屋根下地5jを覆う屋根面5bを形成し、
e.それらの屋根版5aの壁下地5mとの境目に、桟木5ikを釘打ち固定し、その桟木5ikの上と壁下地5mとに渡して、壁取合水切5nを施工し、
f.その壁取合水切5nの一部に、壁板5cの下端部を被せて、壁板5cを上方向と左右方向に連結施工して、壁下地5mを覆う壁面5dを形成している。
G.図9,図10,及び図11に示す、実施例2の改修屋根5の施工は、
a.前記の既存屋根5lの屋根面5b上に、次のように、防水板4aを乗せて釘打ち固定し、
イ.前記の既存屋根5lの壁取合水切5nに、その防水板4aの壁側の端部を沿わして、
b.その壁取合水切5nの上に、比較的厚い桟木5iaを釘打ち固定し、
c.そして、前記の施工された壁板5cの下端部から、厚い桟木5iaと、防水板4aの上に粘着性の防水紙4を貼り付け、
d.次に、その厚い桟木5iaに、前記の谷材3gを次のように取り付け、
イ.その厚い桟木5iaと防水板4aとの角に、谷材3gの谷面3hと取付片3jとの角を合わせて、
ロ.谷材3gの取付片3jを、厚い桟木5iaの側面に釘打ち固定し、
e.その固定された谷材3gに、屋根板1の切断端1hを沿わして、次のように施工し、
イ.棟方向から施工してきた一連の固定された屋根板1の嵌合溝1eに、他の屋根板1の差込片1dを差し込み、後者の屋根板1の釘打片1gを釘打ち固定し、
ロ.上記を繰り返し、複数の屋根板1により壁取合部5eの範囲を施工し、
ハ.既存屋根5lの屋根面5bの上面を、防水板4aと、防水紙4と、複数の屋根板1とにより覆い、
f.そして、施工された屋根板1と谷材3gとの角に、次のように複数の調整板2を取り付けし、
イ.前記の調整板2の調整面2aを、屋根板1の屋根板面1bに乗せて、
ロ.調整板2の前側面2cを、屋根板1の前端面1cに乗せて、
ハ.調整板2の差込隅2bを、屋根板1の嵌合溝1eと次の屋根板1の差込片1dとの隙間に差し込み、
ニ.調整板2の固定片2eを、谷材3gの取付片3jに突き当てて、その取付片3jを厚い桟木5iaの側面に釘打ち固定し、
ホ.その調整板2の調整面2aに、前記の弾性面戸7bを、その粘着テープ7cにより貼り付けて、
g.前記の厚い桟木5iaに、前記の被覆板3aの被覆面3bを乗せて、
イ.その、被覆板3aの屋根当片3dにより、貼り付けられた弾性面戸7bを押しつけて潰し、
ロ.その、被覆板3aの固定面3cを桟木5iaの側面に釘打ち固定し、
ハ.その、被覆板3aの壁当片3eを、壁面5dに釘打ち固定し、
ニ.その、被覆板3aの壁当爪3fと壁面5dとの間に、シーリング7aを充填し、改修屋根5を施工する。
図5,図8,図16,図17,図18,図19,図20,及び図21は、改修屋根5の棟部5fにおける、この発明の実施例3を示すものである。
A.図5に示す、実施例3においての屋根板1は、実施例1と同じものである。
B.図20に示す、実施例3の調整板2は、
a.長尺の金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、調整面2aの一側端を裏面側にくの字形に折り曲げて、前側面2cを形成し、
c.その前側面2cを鋭角に裏面側に折り曲げて、その先端を裏面側に折り返した、挿入片2dを形成した、調整板2として施工現場に供給され、
d.その施工現場に合わせて、その調整面2aの他側部を幅切りし、固定片2eを形成する。
C.図21に示す、実施例3の防水材3の一種である被覆板3aは、
a.長尺の金属板6を成形して、
b.ほぼ裏面側にくの字形に折れ曲がった、被覆面3bの両側端を裏面側にL字形に折り曲げて、固定面3cを形成し、
c.その固定面3cをL字形に表面側に折り曲げて、その先端を裏面側に折り返した、屋根当片3dを形成している。
D.図8に示す、実施例3の弾性面戸7bは、実施例1と同じものである。
E.図19に示す、実施例3の既存屋根5lは、
a.棟部5fから、両軒先方向に下がるように傾斜する、屋根下地5jに野地板5kを張り、
b.その野地板5kの上に、次のように屋根版5aを施工し、
イ.その屋根版5aは、繊維強化セメント板による、矩形の一長辺に、その長辺を底辺とする二等辺三角形を乗せた、5角形の薄板であり、
ロ.その屋根版5aの長辺を軒と平行でかつ軒方向に向けて、その短辺を互いに突き当てて、複数並べて釘打ち固定し、
ハ.それらの、屋根版5aの列の棟側に、他の屋根版5aの列を重ねると共に、前者の屋根版5aの短辺の突き当て部に、後者の屋根版5aの長辺の中央部を合わせて、複数並べて釘打ち固定し、
ニ.それらを繰り返して、互いに重なり合った屋根版5aにより、屋根下地5jを覆う屋根面5bを形成し、
ホ.棟部5fにおいて、屋根下地5jの長さに合わせて、屋根版5aを切断し施工し、
c.それらの屋根版5aの棟部5fの両側に、桟木5ikを釘打ち固定し、
d.その両側の桟木5ikに被せて、棟包5pの両側を、桟木5ikの側面に、釘打ち固定し施工している。
F.図16,図17,及び図18に示す、実施例3の改修屋根5の施工は、
a.前記の既存屋根5lの屋根面5b上に、次のように、防水板4aを乗せて釘打ち固定し、
イ.前記の既存屋根5lの棟包5pの両側に、その防水板4aの棟側の端部を沿わして、
b.そして、前記の施工された両側の防水板4aから棟包5pを越えて、他方の防水板4aの上に粘着性の防水紙4を貼り付けて、
c.次に、棟方向から施工してきた一連の固定された屋根板1の嵌合溝1eに、他の屋根板1の差込片1dを差し込み、後者の屋根板1の釘打片1gを釘打ち固定し、
d.上記を繰り返し、その嵌合溝1eと棟部5fとの間のスペースを、屋根板1の施工スペース以下とし、
イ.既存屋根5lの屋根面5bの上面を、防水板4aと、防水紙4と、複数の屋根板1とにより覆い、
e.また、棟部5fに最も近く施工された屋根板1の嵌合溝1eと棟部5fとの間のスペースに合わせて、
イ.前記の調整板2の調整面2aを幅切りして、固定片2eを形成し、
ロ.その調整板2の挿入片2dを、壁面に最も近く施工された屋根板1の嵌合溝1eに差し込み、
ハ.その調整板2の固定片2eを、棟包5pに釘打ち固定し、
f.その調整板2の調整面2a上に桟木5iaを釘打ち固定し、
イ.その桟木5iaに沿って、前記の弾性面戸7bを、その粘着テープ7cにより、前記の調整板2の調整面2aに貼り付けて、
ロ.その桟木5iaに、前記の被覆板3aの被覆面3bを乗せて、
ハ.その、被覆板3aの屋根当片3dにより、貼り付けられた弾性面戸7bを押しつけて潰し、
ニ.その、被覆板3aの固定面3cを、桟木5iaの両側面に釘打ち固定し、改修屋根5を施工する。
図5,図22,図23,図24,図25,図26,及び図27は、改修屋根5のケラバ部5gにおける、この発明の実施例4を示すものである。
A.図5に示す、実施例4においての屋根板1は、実施例1と同じものである。
B.図26に示す、実施例4の調整板2は、
a.金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、調整面2aの一側端を裏面側に折り返して、
イ.その調整面2aの先端を裏面側にくの字形に折り曲げて、前側面2cを形成し、
ロ.その前側面2cを更に鋭角的に裏面側に折り曲げて、挿入片2dを形成し、
ハ.前側面2cの反対側の調整面2aを延長して、差込隅2bを形成し、
c.調整面2aの他側部をL字形に裏面側に折り曲げて、固定片2eを形成し、
イ.その固定片2eの前側面2c側に小円と、反対側に長孔の孔を明けて、固定孔2fを形成し、
ロ.その小円と長孔間のピッチは、屋根板1の施工ピッチと合い、調整面2aからの垂直距離が、長孔の固定孔2fの垂直距離に挿入片2dの垂直距離を加えたものが、小円の垂直距離となり、
d.また、その固定片2eをL字形に、二回裏面側に折り曲げて、固定下片2gを形成する。
C.図27に示す、実施例4の防水材3の他の一種である谷材3gは、
a.長尺の金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、谷面3hの一側端を表面側に折り返して、畦片3iを形成し、
c.その谷面3hの他端をL字形に裏面側に折り曲げて、取付面3kを形成し、
d.その取付面3kを折り返して、更に、谷面3h沿いに、L字形に表面側に折り曲げて、続けて、L字形に表面側に折り曲げて、先端を裏面側に鋭角に折り曲げた、取付片3jを形成している。
D.図25に示す、実施例4においての既存屋根5lは、
a.切妻屋根のケラバ部5gで、傾斜する屋根下地5jに野地板5kを張り、
b.その野地板5kから外方にはみ出して、桟木5ikを釘打ち固定し、その野地板5kと桟木5ikとに渡して、ケラバ包5qを施工し、
c.そのケラバ包5qの溝部に、屋根版5aよる屋根の縁の一部を差し込んで、次のように屋根版5aを施工し、
イ.その屋根版5aは、繊維強化セメント板による、矩形の一長辺に、その長辺を底辺とする二等辺三角形を乗せた、5角形の薄板であり、
ロ.その屋根版5aの長辺を軒と平行でかつ軒方向に向けて、その短辺を互いに突き当てて、複数並べて釘打ち固定し、
ハ.それらの、屋根版5aの列の棟側に、他の屋根版5aの列を重ねると共に、前者の屋根版5aの短辺の突き当て部に、後者の屋根版5aの長辺の中央部を合わせて、複数並べて釘打ち固定し、
ニ.それらを繰り返して、互いに重なり合った屋根版5aにより、屋根下地5jを覆う屋根面5bを形成している。
E.図22,図23,及び図24に示す、実施例4の改修屋根5の施工は、
a.前記の既存屋根5lの屋根面5b上に、次のように、防水板4aを乗せて釘打ち固定し、
イ.前記の既存屋根5lのケラバ包5qに、その防水板4aのケラバ部5g側の端部を沿わして、
b.そのケラバ包5qの上に、前記の谷材3gの谷面3hを乗せて、その取付片3jをケラバ包5qの側面を介して、前記の既存屋根5lの桟木5ikに釘打ち固定し、
c.そして、前記の施工された防水板4aから、谷材3gの谷面3hの上に粘着性の防水紙4を貼り付け、
d.その固定された谷材3gに、屋根板1の切断端1hを沿わして、次のように施工し、
イ.棟方向から施工してきた一連の固定された屋根板1の嵌合溝1eに、他の屋根板1の差込片1dを差し込み、後者の屋根板1の釘打片1gを釘打ち固定し、
ロ.上記を繰り返し、
ハ.既存屋根5lの屋根面5bの上面を防水板4aと防水紙4と、複数の屋根板1により覆い、
f.そして、施工された屋根板1と谷材3gとの角に、次のように複数の調整板2を取り付けし、
イ.前記の調整板2の調整面2aを、屋根板1の屋根板面1bに乗せて、
ロ.調整板2の前側面2cを、屋根板1の前端面1cに乗せて、その挿入片2dを、前の段の調整板2の差込隅2bと次の屋根板1の差込片1dとの隙間に差し込み、
ハ.調整板2の差込隅2bを、屋根板1の嵌合溝1eと次の屋根板1の差込片1dとの隙間に差し込み、
ニ.調整板2の固定片2eの固定孔2fを利用して、谷材3gの取付面3kにドリルにより孔明けて、調整板2と次の調整板2を重ねてに、ブラインドリベット等により固定し、改修屋根5を施工する。
図5,図28,図29,図30,図31,図32,及び図32は、改修屋根5の谷部5hにおける、この発明の実施例5を示すものである。
A.図5に示す、実施例5においての屋根板1は、実施例1と同じものである。
B.図32に示す、実施例5の調整板2は、
a.ほぼ台形の、金属板6を成形して、
b.ほぼ平坦な、底辺に直角な脚と、傾斜する脚による、台形の調整面2aの短かい上底辺にあたる、一側端を先端を裏面側にくの字形に折り曲げて、前側面2cを形成し、
ロ.その前側面2cを更に鋭角的に裏面側に折り曲げて、挿入片2dを形成し、
ハ.前側面2cの反対側にその幅程度で、わずかに表面側に折り曲げた、差込隅2bを形成し、
c.調整面2aの長い底辺の差込隅2bに連なる部分に、次のような嵌合隙2hと嵌合折片2iと固定片2eとを形成し、
イ.調整面2aをU字形に表面側に折り曲げて、嵌合隙2hを形成し、
ロ.その嵌合隙2hを折り返して、嵌合折片2iを形成し、
ハ.その嵌合折片2iを裏面側に鈍角のクランク状に折り曲げて、先端を表面側に折り返し、途中に裏面側に開口する断面半円形の突起を持つ、固定片2eを形成し、
d.また、調整面2aの傾斜する脚の部分を、くの字形に裏面側に折り曲げて、立下片2jを形成し、
イ.その立下片2jを、鋭角的に裏面側に折り曲げて、そして、先端を表面側に折り返した、引掛片2kを形成する。
C.図33に示す、実施例5の防水材3の他の一種である、谷材3gと吊子3mは、
a.その谷材3gは、長尺の金属板6を成形して、
イ.ほぼ表面側に、くの字形に折れ曲がった、谷面3hの両側端を表面側に鋭角のクランク状に折り曲げて、畦片3iを形成し、
ロ.その畦片3iを拡張して、取付片3jを形成し、
ハ.その取付片3jを、表面側に鋭角に折り曲げて、取付爪3lを形成し、
b.吊子3mは、細長い金属板6を成形して、
イ.その一端を、裏面側に鋭角に折り曲げて、吊子爪3nを形成し、
ロ.他端を表面側に折り返した、固定折片3oを形成している。
D.図31に示す、実施例5においての既存屋根5lは、
a.互いに直交する2箇所の棟部5fから、軒先方向に下がるように傾斜し、谷部5hにて交差する、屋根下地5jに、谷部5hにて端部が合うように切断加工した、野地板5kを張り、
b.その野地板5kの谷部5hの上に、谷板5rを取り付け具により取り付けて、
c.その野地板5kの上に、次のように屋根版5aを施工し、
イ.その屋根版5aは、繊維強化セメント板による、矩形の一長辺に、その長辺を底辺とする二等辺三角形を乗せた、5角形の薄板であり、
ロ.その屋根版5aの長辺を軒と平行でかつ軒方向に向けて、その短辺を互いに突き当てて、複数並べて釘打ち固定し、
ハ.それらの、屋根版5aの列の谷板5r側には、その、屋根版5aを谷部5hの傾斜に合わせて切断した屋根版5aを、谷板5rに一部重ねて釘打ち固定し、
ニ.それらの、屋根版5aの列の棟側に、他の屋根版5aの列を重ねると共に、前者の屋根版5aの短辺の突き当て部に、後者の屋根版5aの長辺の中央部を合わせて、複数並べて釘打ち固定し、
ニ.それらを繰り返して、互いに重なり合った屋根版5aにより、屋根下地5jを覆う屋根面5bを形成している、
E.図28,図29,及び図30に示す、実施例5の改修屋根5の施工は、
a.前記の既存屋根5lの屋根面5b上に、次のように、防水板4aを乗せて釘打ち固定し、
イ.前記の既存屋根5lの谷板5rの両側に、谷部5hにて端部が合うように切断加工した防水板4aを張り、
b.そして、前記の施工された両側の防水板4aから谷部5hを越えて、他方の防水板4aの上に粘着性の防水紙4を貼り付けて、
c.その防水板4aの谷部5hの防水紙4の上に、谷材3gを吊子3mにより、次のように取り付けて、
イ.防水板4aの谷部5hの防水紙4の角に、谷材3gの谷面3hの角を合わせて、
ロ.両側の谷材3gの取付爪3lと取付片3jとの間に、前記の吊子3mの吊子爪3nを差し込み、
ハ.両側から複数の吊子3mにより、屋根下地5jに引き付けて、その吊子3mの固定折片3oを釘打ち固定し、
d.次に、調整板2と屋根板1を、次のように施工し、
イ.棟方向から施工してきた一連の固定された調整板2の嵌合隙2hに、他の調整板2の挿入片2dを差し込み、
ロ.後者の調整板2の引掛片2kを、前記の谷材3gの畦片3iと谷面3hとの間に差し込み、
ハ.棟方向から施工してきた一連の固定された屋根板1の嵌合溝1eに、他の屋根板1の差込片1dを差し込み、
ニ.また、後者の調整板2の調整面2aと挿入片2dの間に、後者の屋根板1の前端面1cを差し込み、
ホ.後者の調整板2の固定片2eと、後者の屋根板1の釘打片1gとを釘打ち固定し、
d.上記を繰り返し、複数の調整板2と屋根板1とにより、谷部5hの範囲の改修屋根5を施工し、
イ.調整板2の棟側の立下片2jが、次の段の調整板2の前側面の2cと挿入片2dとの間に、ほぼ隙間無く覆われる。
屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例1) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例1) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例1) 既存屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例1) 屋根板を示す一部省略斜視図(実施例1から5) 調整板を示す一部省略斜視図(実施例1) 被覆板を示す一部省略斜視図(実施例1) 弾性面戸を示す一部省略斜視図(実施例1から5) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例2) 既存屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例2) 調整板を示す斜視図(実施例2) 被覆板を示す一部省略斜視図(実施例2) 谷材を示す一部省略斜視図(実施例2) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例3) 既存屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例3) 調整板を示す一部省略斜視図(実施例3) 被覆板を示す一部省略斜視図(実施例3) 屋根の施工状態を示す一部省略幅方向断面図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例4) 既存屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例4) 調整板を示す斜視図(実施例4) 谷材を示す一部省略斜視図(実施例4) 屋根の施工状態を示す一部省略断面図(実施例5) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例5) 屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例5) 既存屋根の施工状態を示す一部省略斜視断面図(実施例5) 調整板を示す斜視図(実施例5) 谷材を示す一部省略斜視図(実施例5)
符号の説明
1 屋根板
2 調整板
3 防水材
4 防水紙
5 屋根
6 金属板
7 合成樹脂

Claims (2)

  1. 壁取合部に桟木を固定しその上に壁取合水切を被せるか、棟部に桟木を固定しその上に棟包を被せるかする繊維強化セメント板等による既存屋根の改修構造に関して、
    前記の壁取合水切や棟包の桟木に被せた面と防水板の上面とが同一の平面に近くなるような防水板を、
    その既存屋根の壁取合水切や棟包の桟木に被せた面の外方の既存屋根に乗せて固定し、
    改修屋根を構成する、壁取合部や棟部においての、雨仕舞い用の部材である防水材としての被覆板と、その被覆板の下面から前記の防水板の上に連続して防水紙を張り、
    その防水紙の上に、固定具で固定した裏打材一体成形金属板製屋根板と、前記の被覆板、それらの間の取付位置を調整し接続可能とする調整板とを施工する事を特徴とする既存屋根の改修構造
  2. 請求項1記載の既存屋根の改修構造に使用される調整板
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