JP6881897B2 - 保管物の保管データの収集方法 - Google Patents

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Description

本発明は、金型や治工具の棚卸データなどを収集する保管物の保管データの収集方法及びプログラムに関する。
金型は製品種の増加とともに増える一方である。またサービスパーツ(補修部品)は量産打ち切り後も保管しておく必要あるため、これを成形する金型も長期にわたり保管する必要がある。例えばサービスパーツは自動車で15年、民生品で7年、原子力等は30年に及び、その期間金型も保管する必要がある。従って、金型を使って部品を生産する企業は莫大な数の金型を保有している。しかも、国内ばかりでなく海外にも生産拠点を持つ企業では、保有する金型が各国に散在し、かつ、各国間での金型の移送も頻繁に行われている。
従来から金型の管理は典型的にはコンピュータ上で台帳を作成し、データの入力については人手に頼っているが、現物の照合等の作業も伴い非常に手間がかかる。本発明者らは金型にQRコード(登録商標)を付与し、更に金型管理棚、生産設備、治工具管理棚、作業者などにQRコード(登録商標)を付与し、これらも金型と同じようにデータを管理する技術を提唱している(特許文献1参照)。
特開2015−179348号公報(段落[0045])
自動車関連の生産形態を例にとると、完成品メーカに部品を納入する部品メーカは2次下請けに生産を委託することがある。この場合、部品メーカが保有する金型を2次下請けに貸渡すことになる。このような形態では、金型を管理し、台帳等を作成する責任主体は部品メーカである。典型的には部品メーカの購買部門がこれらの管理を行うものであるが、膨大な数の金型を保有し、更に保有する金型が各国に散在し、かつ、各国間での金型の移送も頻繁に行われている現状では、金型の棚卸しを正確にできない。そのため、金型資産台帳と保管実態とのずれが生じ、資産と実際に差異が出て財務上問題が発生する。また、部品メーカ側の担当者が国内の2次下請けや海外の工場まで見に行くことができないのが現状であり、生善説に立った管理で保管業者の報告を信用するしかない。
加えて海外の政情不安や取引先の倒産、廃業で急に生産を他の業者に移管したり、日本に戻したり、いわゆる生産移管が頻発するようになった。他の要因として為替レートの変動に対応して生産地を変更する必要も発生している。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、手間を要することなく迅速にかつ正確に金型や治工具の棚卸データなどを収集することができる保管物の保管データの収集方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る保管物の保管データの収集方法は、所定のエリアには保管物を収納する複数の棚が配置され、前記複数の棚にはそれぞれ複数の保管物が収納可能なスペースが設けられ、前記所定のエリアの所定の位置には、当該エリアを特定する第1の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第1の銘板が取り付けられ、前記複数の棚のそれぞれの所定の位置には、当該棚を特定する第2の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第2の銘板が取り付けられ、前記複数の棚のそれぞれの保管物が保管される位置の近くには、当該位置を特定する第3の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第3の銘板が取り付けられ、前記保管物の所定の位置には、前記保管物を特定する第4の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第4の銘板が取り付けられ、保管物を確認する作業者が、当該作業者を特定する第5の情報が含まれるQRコード(登録商標)を表示する表示部材を所持、前記作業者が撮影機能及びQRコード(登録商標)認識機能を有する通信端末を使って、前記表示部材に表示されたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第5の情報を取得し、前記第4の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第4の情報を取得し、その後、前記第1の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第1の情報を取得し、前記第2の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第2の情報を取得し、前記第3の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第3の情報を取得し、しかる後に、前記保管物及び前記保管物の保管状態を撮影し、前記通信端末からデータベースに前記第1〜第5の情報並びに前記撮影した前記保管物及び前記保管物の保管状態の撮影データを送信し、前記データベースが前記通信端末から送信された前記第1〜第5の情報及び前記撮影データを前記保管物が存在する証拠としての保管データとして蓄積するものである。
典型的には前記保管物は、金型又は治工具であり、前記保管データは、棚卸データとして用いられるものである。
これにより、手間を要することなく迅速にかつ正確に金型や治工具の棚卸データなどを収集することができる。
例えば金型の棚卸データの収集方法は、以下の工程を有する。
・棚卸作業者に棚卸作業者を特定する第5の情報が含まれるQRコード(登録商標)を表示する表示部材を所持させる。
・金型を特定する第4の情報が含まれるQRコード(登録商標)が刻設された第4の銘板を金型の所定の位置に取り付ける。
所定のエリアの所定の位置には、当該エリアを特定する第1の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第1の銘板を取り付け、複数の棚のそれぞれの所定の位置には、当該棚を特定する第2の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第2の銘板を取り付け、複数の棚のそれぞれの金型が保管される位置の近くには、当該位置を特定する第3の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第3の銘板を取り付ける。
・棚卸作業者が撮影機能及びQRコード(登録商標)認識機能を有する通信端末を使って、前記表示部材に表示されたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第5の情報を取得し、前記第4の銘板に刻設されたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第4の情報を取得し、前記第1の銘板に刻設されたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第1の情報を取得し、前記第2の銘板に刻設されたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第2の情報を取得し、前記第3の銘板に刻設されたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第3の情報を取得し、前記金型及び前記金型の保管状態を撮影し、前記通信端末からデータベースに前記第1の情報、前記第2の情報、前記第3の情報、前記第4の情報及び前記第5の情報並びに前記撮影した前記金型及び前記金型の保管状態の撮影データを送信する。
・前記データベースが前記通信端末から送信された前記第1の情報、前記第2の情報、前記第3の情報、前記第4の情報、前記第5の情報及び前記撮影データを前記金型の棚卸データとして蓄積する。
これにより、棚卸作業者は通信端末を使って実質的に撮影する作業をするだけで、データベースには、当該棚卸作業者と金型が保管されている場所と金型の状態と金型の保管状態とが関連付けられ蓄積されていく。従って、手間を要することなく迅速にかつ正確に金型の棚卸データの収集を行うことができる。またデータベースにおいて棚卸作業者を関連付けておくことで、棚卸作業者が明確にされ、例えば2次下請け側の棚卸作業者に委託しても報告の信ぴょう性を高めることができる。更にデータベースにおいて金型及び金型の保管状態の撮影データを関連付けておくことで、例えば部品メーカ側から2次下請け側や海外に出向くことなく型が存在する証拠を保存することができる。
これにより、金型の保管場所をより正確に把握することができる。
本発明により、手間を要することなく迅速にかつ正確に金型や治工具の棚卸データなどを収集することができる。
本発明の一実施形態に係る金型の棚卸データの収集システムの構成を示す図である。 金型が収納された領域での棚の配置の例を示す上面図である。 図2に示した棚を正面から見た図である。 棚卸作業時のタブレット端末の動作を示すフローチャートである。 タッチパット表示部に表示される棚卸検査結果シートの典型例を示す図である。 金型の棚卸データに基づき作成される購買部門の金型棚卸記録の典型例を示す図である。 金型の棚卸データに基づき作成される経理部門の棚卸資産管理シートの典型例を示す図である。 金型の棚卸データに基づき作成される製造部門の生産設備管理シートの典型例を示す図である。 金型の棚卸データに基づき作成される金型生産技術部門の金型管理シートの典型例を示す図である。 QRコード(登録商標)が刻設された銘板としての金型識別板の構成を示す上面図である。 図10の一部縦断面図である。 図10の上面図を概念的に示した図である。 金型識別板の製造方法の構成を示すフローである。 無機有機複合塗料の透明性に関するデータである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
〈システム構成〉
図1は、本発明の一実施形態に係る金型の棚卸データの収集システムの構成を示す図である。
図1に示すように、金型の棚卸データの収集システム1は、金型の棚卸データを蓄積するデータベース10と、金型が収納された領域Aで棚卸を行う棚卸作業者Bが所持するタブレット端末20とを有する。例えばデータベース10は部品メーカ側に配置され、タブレット端末20は2次下請け側で棚卸作業者Bにより所持される。
データベース10とタブレット端末20とはWiFiなどの無線通信路及び有線通信路などを介してデータ通信が可能となっている。なお、タブレット端末は本発明に係る通信端末の一形態であり、撮影機能及びQRコード(登録商標)認識機能を有するスマートフォンやPC等の他の通信端末であっても良い。
図2は金型が収納された領域Aでの棚の配置の例を示す上面図であり、図3はその棚を正面から見た図である。
図2及び図3に示すように、金型が収納された領域Aには、典型的には複数の棚30が列設されている。複数の棚30には、典型的には複数の金型40が収納可能なスペースが設けられている。
各金型40の所定の位置には、金型40を特定する情報が含まれるQRコード(登録商標)が刻設された銘板51が取り付けられている。金型を特定する情報には、金型資産番号、金型管理番号、製品番号、製品情報などが含まれる。ここで、金型資産番号とは、管型の帳簿に付される各金型に対する番号である。金型管理番号とは、金型を保管する側で各金型に付される番号である。製品番号とは、金型によって生産された製品に付される番号である。製品情報とは、金型によって生産された製品の情報、例えば当該製品の名称である。
複数の棚30が並ぶエリアの所定の位置例えば通路側の棚30の側面には、棚30のエリアを特定する情報が含まれるQRコード(登録商標)が刻設された銘板52が取り付けられている。棚30のエリアを特定する情報には、典型的には会社、工場、エリアを特定する情報などが含まれる。
各棚30の所定の位置には、棚30を特定する情報が含まれるQRコード(登録商標)が刻設された銘板53が取り付けられている。棚30を特定する情報には、典型的には会社、工場、ラック、棚を特定する情報などが含まれる。
金型40が収容される棚30内の金型が保管される各位置の近くには、当該位置を特定する情報が含まれるQRコード(登録商標)が刻設された銘板54が取り付けられている。位置を特定する情報には、典型的には会社、工場、ラック、棚を特定する情報及び棚内番地情報が含まれる。
棚卸作業者Bは当該棚卸作業者Bを特定する情報が含まれるQRコード(登録商標)を表示する表示部材としての従業員バッチ(図示を省略)を所持する。棚卸作業者Bを特定する情報には、国、会社、部署を特定する情報及び人情報(社員番号など)などが含まれる。棚卸作業者Bはタブレット端末20及びこの従業員バッチ(図示を省略)を所持して領域Aにおいて棚卸の作業を行う。
〈タブレット端末20側〉
図1に示したように、タブレット端末20は、カメラ21と、マイク22と、タッチパット表示部23と、記憶部24と、制御部25と、WiFi通信部26とを有する。
カメラ21は例えば銘板51〜54や従業員バッチ(図示を省略)のQRコード(登録商標)、金型40や金型40の保管状態などを撮影するために用いられる。マイク22は例えば金型40の状態などを音声で録音するために用いられる。記憶部24は例えば本発明に係るプログラムを記憶する。WiFi通信部26は例えばWiFiルータなどに接続され、データベース10との間でデータ通信を行う。
図4は棚卸作業時のタブレット端末20の動作を示すフローチャートである。
タブレット端末20はタッチパット表示部23に棚卸作業者の従業員バッチ(図示を省略)のQRコード(登録商標)の撮影を促す画面を表示する(ステップS1)。
従業員バッチ(図示を省略)のQRコード(登録商標)が撮影され、認識されると(ステップS2)、そのQRコード(登録商標)から棚卸作業者Bを特定する情報を抽出する(ステップS3)。

次に、タブレット端末20はタッチパット表示部23に棚卸対象の金型40のQRコード(登録商標)の撮影を促す画面を表示する(ステップS4)。
金型40のQRコード(登録商標)が撮影され、認識されると(ステップS5)、そのQRコード(登録商標)から金型40を特定する情報を抽出する(ステップS6)。
次に、タブレット端末20はタッチパット表示部23にエリアのQRコード(登録商標)の撮影を促す画面を表示する(ステップS7)。
エリアのQRコード(登録商標)が撮影され、認識されると(ステップS8)、そのQRコード(登録商標)からエリアを特定する情報を抽出する(ステップS9)。
次に、タブレット端末20はタッチパット表示部23に棚30のQRコード(登録商標)の撮影を促す画面を表示する(ステップS10)。
棚30のQRコード(登録商標)が撮影され、認識されると(ステップS11)、そのQRコード(登録商標)から棚30を特定する情報を抽出する(ステップS12)。
次に、タブレット端末20はタッチパット表示部23に棚30内の金型40が保管されている位置のQRコード(登録商標)の撮影を促す画面を表示する(ステップS13)。
金型40が保管されている位置のQRコード(登録商標)が撮影され、認識されると(ステップS14)、そのQRコード(登録商標)から当該位置を特定する情報を抽出する(ステップS15)。
次に、タブレット端末20はタッチパット表示部23に当該金型の撮影を促す画面を表示する(ステップS16)。金型40が撮影されると(ステップS17)、タブレット端末20はタッチパット表示部23に当該金型の保管状態の撮影を促す画面を表示する(ステップS18)。
金型40の保管状態が撮影されると(ステップS19)、タブレット端末20はタッチパット表示部23に棚卸検査結果シートを表示する(ステップS20)。その後、タブレット端末20はタッチパット表示部23の所定のボタンがタッチされると(ステップS21)、棚卸検査結果シートのデータをデータベース10に送信する(ステップS22)。
図5はタッチパット表示部23に表示される棚卸検査結果シートの典型例を示す図である。
図5に示すように、棚卸検査結果シート60は、上記のようにタブレット端末20においてQRコード(登録商標)が認識され情報が抽出されると、自動的に内容が記載される。
典型的には、棚卸検査結果シート60は、棚卸年月日表示欄61と、棚卸責任者表示欄62と、棚卸金型表示欄63と、金型管理エリアの表示欄64aと、金型管理棚番号表示欄64bと、金型棚番地番号表示欄64cと、金型写真表示欄65と、金型棚写真表示欄66とを有する。
ここで、棚卸年月日表示欄61には入力が行われた年月日が表示される。棚卸責任者表示欄62には、上記のステップS3で抽出された情報に基づき棚卸作業者の情報が表示される。
棚卸金型表示欄63には、上記のステップS6で抽出された情報に基づき金型を特定する情報が表示される。
金型管理エリアの表示欄64a、金型管理棚番号表示欄64b及び金型棚番地番号表示欄64cには、上記のステップS9、S12、S15で抽出された情報に基づき棚卸された金型の保管場所の情報が表示される。
以上の各欄61、62、63、64a、64b、64cには撮影されたQRコード(登録商標)そのものも表示される。
また金型写真表示欄65には、ステップS17で撮影された金型の写真が表示され、金型棚写真表示欄67には、ステップS19で撮影された金型の管理状態の写真が表示される。このように金型写真や金型管理棚の状況写真も添付されることで、金型の所在が確定できる。
以上の各欄61、62、63、64a、64b、64c、65、66において、未入力は〇が表示され、入力済みは●が表示される。このような表示を行うことで、棚卸作業者Bは入力漏れを容易にチェックすることができる。
〈データベース10側〉
データベース10は、タブレット端末20より送信された棚卸検査結果シートのデータを受信し、これらのデータを金型の棚卸データとして蓄積される。棚卸データは、金型そのものの管理台帳に記載され、金型履歴(カルテ)として保存される。
従って、棚卸作業者Bはタブレット端末20を使って実質的にQRコード(登録商標)などを撮影する作業をするだけで、データベース10には当該棚卸作業者Bと金型40が保管されている場所(エリア、棚、棚内の位置)と金型40の状態と金型40の保管状態とが関連付けられ蓄積されていく。従って、手間を要することなく迅速にかつ正確に金型40の棚卸データの収集を行うことができる。またデータベース10において棚卸作業者Bを関連付けておくことで、棚卸作業者Bが明確にされ、例えば2次下請け側の棚卸作業者Bに委託しても報告の信ぴょう性を高めることができる。更にデータベース10において金型40及び金型40の保管状態の撮影データを関連付けておくことで、例えば部品メーカ側から2次下請け側や海外に出向くことなく金型40が存在する証拠を保存することができる。
本発明に係るデータベース10に蓄積された金型の棚卸データは購買部門、経理部門、製造部門、金型生産技術部門などで利用することができる。
図6は金型の棚卸データに基づき作成される購買部門の金型棚卸記録の典型例を示す図である。
図6に示すように、金型棚卸記録70は、典型的には、金型写真の表示欄71、金型棚卸日の表示欄72、金型記録責任者の表示欄73、金型資産番号の表示欄74、金型管理番号の表示欄75、金型所在管理エリアの表示欄76、金型保管エリア写真の表示欄77、購買承認チェック欄78a、生技承認チェック欄78b、製造承認チェック欄78c、経理承認チェック欄78dを有する。
このうち、金型写真の表示欄71、金型棚卸日の表示欄72、金型記録責任者の表示欄73、金型資産番号の表示欄74、金型管理番号の表示欄75、金型所在管理エリアの表示欄76、金型保管エリア写真の表示欄77のデータは、データベース10に蓄積された金型の棚卸データに基づき作成される。生技承認チェック欄78b、製造承認チェック欄78c、経理承認チェック欄78dは、各部門によりチェックがされる。
金型棚卸記録70はタブレット端末20より送信された棚卸検査結果シートのデータにより更新される。
金型棚卸記録70は、各関連部門の承認を得ることで会社全体の資産・所在管理に用いられる。
図7は金型の棚卸データに基づき作成される経理部門の棚卸資産管理シートの典型例を示す図である。
図7に示すように、棚卸資産管理シート80は、金型QRシートの表示欄81、勘定科目の表示欄82、名称の表示欄83、金型資産管理番号の表示欄84、所有権の表示欄85、金型管理番号の表示欄86、金型起工日の表示欄87、決算日の表示欄88、取得金額の表示欄89、償却方法の表示欄90、耐用年数の表示欄91、当期償却費の表示欄92、打ち切り日の表示欄93、補修品対応の表示欄94、廃却日の表示欄95を有する。
このうち、金型QRコード(登録商標)の表示欄81、金型資産管理番号の表示欄84、金型管理番号の表示欄86のデータは、データベース10に蓄積された金型の棚卸データに基づき作成される。
図8は金型の棚卸データに基づき作成される製造部門の生産設備管理シートの典型例を示す図である。
図8に示すように、生産設備管理シート100は、金型の表示欄101、加工機の表示欄102、生産場所の表示欄103、生産移管の表示欄104、金型管理番号の表示欄105、金型製造メーカの表示欄106、補機設備の表示欄107、生産設備の表示欄108、設備管理番号の表示欄109、射出圧力の表示欄110、成形時間の表示欄111、パック圧の表示欄112、保圧の表示欄113、温度の表示欄114、充填時間の表示欄115、生産履歴の表示欄116、生産数の表示欄117、不良数の表示欄118を有する。
このうち、金型の表示欄101、生産場所の表示欄103、生産移管の表示欄104、金型管理番号の表示欄105のデータは、データベース10に蓄積された金型の棚卸データに基づき作成される。
以上の棚卸資産管理シート80や生産設備管理シート100に基づき資産や生産管理がされる。
図9は金型の棚卸データに基づき作成される金型生産技術部門の金型管理シートの典型例を示す図である。
図9に示すように、金型管理シート120は、QRシートの表示欄121、金型管理番号の表示欄122、資産管理番号の表示欄123、金型製造メーカの表示欄124、金型期工日の表示欄125、廃棄日の表示欄126、所有権の表示欄127、部品名の表示欄128、部品番号の表示欄129、使用製品1の表示欄130、使用製品2の表示欄131、金型仕様書No.の表示欄132、設備仕様書No.の表示欄133、メンテ履歴の表示欄134を有する。
このうち、QRシートの表示欄121、金型管理番号の表示欄122、資産管理番号の表示欄123のデータは、データベース10に蓄積された金型の棚卸データに基づき作成される。
この金型管理シートのデータは、製品番号と連動させ、流用部品管理や金型カルテの金型メンテンスデータと組み合わせて金型の期工から廃棄までの一生をカルテ(履歴)化することで金型のウイークポイントから次の金型設計に役立てることもできる。
ここで、流用部品管理とは、所定の製品に使用された部品を他の製品の部品に流用したことを示す履歴データを蓄積する設計データベースを使ってこれらのデータを管理することである。また金型カルテの金型メンテンスデータとは、金型番号に対応させた金型の修理履歴などを蓄積する金型メンテンスデータベースに蓄積されたデータのことである。
〈QRコード(登録商標)が刻設された銘板〉
上記実施形態におけるQRコード(登録商標)が刻設された銘板の典型例を説明する。
図10はQRコード(登録商標)が刻設された銘板としての金型識別板の構成を示す上面図である。図11はその一部縦断面図である。
図10及び図11に示すように、金型識別板201は、金型40に取り付けられる金型識別板(QRコード(登録商標)が刻設された銘板)である。ここで、金型には、金型自体の他に、金型を構成する金型部品も含まれる。金型部品もそれぞれ金型識別板201が取り付けられて管理される場合もある。金型40には、プレス金型、鍛造型、鋳造型、射出成形型等の様々なものが含まれる。
金型識別板201は、金型識別板本体210と、アルマイト層220と、無機有機複合塗料層230とを有する。
金型識別板本体210は、アルミニウムからなり、例えば矩形で板状の部材である。金型識別板本体210の板厚は、例えば1〜1.5mmであり、アルミニウム以外に例えばステンレスなどの他の金属であってもよい。
金型識別板本体210は、そのほぼ中央に表示領域211を有する。
表示領域211は、金型40に関する情報に対応する二次元コードとしてのQRコード(登録商標)に応じた凹部214が設けられた第1の表示領域212と、社名やシリアルナンバ等を目視により直接確認できる情報に応じた凹部214が設けられた第2の表示領域213とを有する。これらの凹部214は、例えば切削加工により設けられる。
金型40に関する情報とは、すでに上記実施形態で説明したとおりであるが、このほかの例として生産技術情報、生産・設備情報、管理情報を蓄積するサーバ(図示せず)にアクセスし、そのサーバに蓄積された金型の情報のうち当該金型個体の生産技術情報、生産・設備情報、管理情報にアクセスするための情報である。サーバに蓄積された情報としては、一つのサーバに蓄積されていてもよく、或いは複数のサーバに分散して蓄積されていてもよい。金型に関する情報は、上記のアクセスのための情報以外に、例えば第2の表示領域213の情報やその他の情報を含んでいてもよい。
ここで、生産技術情報として、例えば金型の製造業者、金型データ、生産ショット数、金型メンテナンス情報、所在などがある。また、生産・設備情報としては、例えば成形条件などの製造条件データ、生産機・治工具仕様、生産ラインデータ、設備等メンテ情報や品質情報、電源・温湿度などの生産環境情報などである。管理情報としては、例えばQC工程表や作業マニュアル、検査基準書などである。
上記凹部214の深さは、0.1mm〜0.2mmの範囲にあることが好ましてく、0.15mmがより好適である。0.1mmよりも浅いと、凹部214の内側側面が例えば加工時に斜面となったときに凹部214として認識されないおそれがあり、また0.2mmよりも深いと、凹部の内側上部の角部が崩れやすくなり、凹部214として認識されないおそれがある。上記凹部214の深さは、0.15mm前後であれば、それらのことを防止してQRコード(登録商標)が正しく認識される。
アルマイト層220は、凹部214を避けるように表示領域211の表面を含めた金型識別板本体210の表面に設けられている。アルマイト層220は、後述するアルマイト処理により設けられる。金型識別板本体210を上面より表面を見ると、アルマイト層220が設けられた領域は黒色、凹部214はアルミニウムの光沢そのものの色となる。本発明は、アルマイト層以外にも、表面と凹部との色の差が明瞭になる層であればそれも含むものである。しかしながら、金型識別板本体210がアルミニウムからなる場合には、アルマイト層220とすることが好ましい。アルマイト層220はアルマイト処理により容易に形成でき、しかも凹部との色の差が明瞭になる黒色となるからである。
無機有機複合塗料層230は、透明で耐熱性を有する二液常温硬化型無機有機ハイブリッド塗料(例えば、FECT社製「FOC700(商品名)」)からなる。耐熱性は、70〜200の温度の範囲であることが好ましい。これにより、金型が厳しい熱的な環境で使用され、或いは保管される場合等であっても無機有機複合塗料層230が破壊等されることはなく、長期にわたり2次元コードとしてのQRコード(登録商標)の認識率が低下することはない。
無機有機複合塗料層230は、金型識別板本体210の表面に、金型に関する情報に対応する二次元コードとしてのQRコード(登録商標)に応じた凹部214が設けられ表示領域211の表面を覆い、かつ、凹部214を埋める。無機有機複合塗料層230は、その表面が凹部214に対応する位置も含めてほぼ平坦である。また、無機有機複合塗料層230は、金型識別板本体210の表面よりの高さとしての厚みが0.1mm〜0.2mmが好ましい範囲である。その厚みが0.1mmよりも小さいと、無機有機複合塗料層230による表示領域211の保護が不十分となる。例えば、無機有機複合塗料層230が割れて表示領域211が表面に露出する可能性や無機有機複合塗料層230を介して表示領域211の凹部214に機械的な悪影響を及ぼすおそれがある。一方、その厚みは0.2mmまでで上記の保護は十分であり、その厚みが0.2mmよりも大きいとコーティング材料が無駄になる。
無機有機複合塗料層230は、図12に示すように、金型識別板本体210の表面の全領域に及ぶ必要はない。すなわち、無機有機複合塗料層230は、少なくとも表示領域211の表面を覆えばよく、表示領域211の表面を含めたある程度の領域を覆うようにすることで、後述する無機有機複合塗料を塗布する工程で厳しい精度が要求されなくなり、かつコーティング材料の節約にもなる。
この金型識別板201では、表示領域211に二次元コードとしてのQRコード(登録商標)に応じた凹部214を設けることで、金型40に関する情報を表示し、その表示領域211の表面に無機有機複合塗料層230を設けた構成であるので、個体ごとの2次元コードとしてのQRコード(登録商標)を簡単な工程で付することができ、かつ、短時間で制作できる。
また、透明で耐熱性を有する無機有機複合塗料層230が、二次元コードに応じた凹部214が設けられ表示領域211の表面を覆い、かつ、凹部214を埋めているので、凹部214にゴミや油が溜まることはなく、長期にわたり2次元コードとしてのQRコード(登録商標)の認識率が低下することはない。しかも、無機有機複合塗料層230が凹部214も埋める構成であることがから、無機有機複合塗料層230と表示領域211との密着性が高まり、長期にわたり耐久性を保持することが可能となる。例えば、無機有機複合塗料層230と表示領域211の密着性が悪いと、作成時に凹部214に気体等が溜まる可能性があり、そのような気体等により凹部214等が酸化等により経時変化し、2次元コードとしてのQRコード(登録商標)の認識率が低下する可能性がある。また、密着性が悪いと、無機有機複合塗料層230が表示領域211から剥がれて表示領域211が露出する可能性もある。
この金型識別板201は典型的には以下の方法で製造される。
図13は金型識別板201の製造方法の構成を示すフローである。
まず、板厚が例えば1〜1.5mmであり、矩形で板状のアルミニウムからなる金型識別板本体210を準備する(ステップ401)。
次に、金型識別板本体210の一方の面の全面にアルマイト処理を施し(ステップ402)、アルマイト層220を形成する。
次に、金型識別板本体210のアルマイト処理が施された面(表面とする)のほぼ中央に凹部214を深さ0.1mm〜0.2mm程度切削加工により形成する(ステップ403)ことで、表示領域211を形成する。
表示領域211としては、上述したように、金型に関する情報に対応する二次元コードとしてのQRコード(登録商標)に応じた凹部214が設けられた第1の表示領域212と、社名やシリアルナンバ等を目視により直接確認できる情報に応じた凹部214が設けられた第2の表示領域213とがある。
次に、図12に示したように、表示領域211の表面を含めたある程度の領域を覆うよう、金型識別板本体210の表面に無機有機複合塗料を塗布する(ステップ404)ことで、0.1mm〜0.2mm程度の厚さの無機有機複合塗料層230を形成する。
以上のように、凹部214を保護する層230を設け、その層230を無機有機複合塗料により形成される無機有機複合塗料層とすることで、凹部214を保護する層を単なる塗布による工程で形成でき、しかも耐熱性、耐久性等が非常に優れたものとなり、長期にわたり2次元コードの認識率を維持することができる。また、塗布の際に凹部214にある気泡等はその表面に浮いてきて凹部214に残るようなこともなくなり、密着性が極めて高いものとなる。
しかも、焼成等が必要な保護層の形成に比べて、この技術では、単に塗布をするという工程だけで保護層230を形成できるので、簡単で短時間の工程で密着性が極めて高い保護層230を形成することができる。更に、二液常温硬化型無機有機ハイブリッド塗料(例えば、FECT社製「FOC700(商品名)」)を用いることで、長期に渡り透明性が維持できるので、長期にわたり2次元コードの認識率を維持することができる。
図14に透明性に関するFECT社開示のデータを示す。同図では、塗料として、FOC700カラーホワイト、素材としてボンデ鋼板(150×50×0.3mm)、膜厚として、膜厚:25〜30μm、硬化条件として、80℃×30分乾燥、常温下2週間放置後供試した。
なお、上記の無機有機複合塗料層の材料としては、例示のものに限定されず、同様の機能を有する材料であれば、同様に実施することが可能である。
また、表示領域における凹部の切削加工も上記の実施形態には限定されず、他の切削加工を用いても構わない。
以上の識別板は以下の技術として把握することができ
(1)対象物に取り付けられる識別板であって、
金属製の識別板本体と、
前記識別板本体の表面に、前記対象物に関する情報に対応する二次元コードに応じた凹部が設けられ表示領域と、
前記表示領域の表面を覆い、かつ、前記凹部を埋める、透明で耐熱性を有する無機有機複合塗料層と
を具備する識別板。
(2)(1)に記載の識別板であって、
前記無機有機複合塗料層は、70〜200の耐熱性を有する
識別板。
(3)(1)又は(2)に記載の識別板であって、
前記識別板本体は、アルミニウムからなり、
当該識別板は、
前記凹部を避けるように前記表示領域の表面に設けられたアルマイト層
を更に具備する識別板。
(4)対象物に取り付けられる識別板を製造する方法であって、
金属製の識別板本体の表示領域の表面に、前記対象物に関する情報に対応する二次元コードに応じた凹部を設け、
前記凹部が設けられた表示領域の表面に、当該表面を覆い、かつ、前記凹部を埋めるように、透明で耐熱性を有する無機有機複合塗料を塗布する
識別板の製造方法。
(5)(4)に記載の識別板の製造方法であって、
前記無機有機複合塗料は、70〜200の耐熱性を有する
識別板の製造方法。
(6)(4)又は(5)に記載の識別板の製造方法であって、
前記識別板本体は、アルミニウムからなり、
当該方法は、
前記識別板本体の表面に、前記対象物に関する情報に対応する二次元コードに応じた凹部を設ける前に、アルマイト処理を施す
識別板の製造方法。
なお、本発明は上記の実施形態には限定されず、様々な変形が可能であり、その変形も本発明の技術思想の範囲内にある。
上記の実施形態では、保管物として金型を例にとり説明したが、治工具などの他の保管物の棚卸データを収集するものであっても良い。また例えば金型や治工具が混在して保管されるような場合にこれらの保管データを棚卸データとして収集するものであっても良い。ここで、治工具としては典型的には生産ラインで使われる測定治具や組み立て用治具がある。
また棚卸データとしてだけではなく、他の目的で保管データを収集するものであっても良い。
また上記の実施形態では、銘板として金属板にQRコード(登録商標)が刻設されたものであったが、QRコード(登録商標)が印刷されたシール状の銘板などであっても良い。
1 金型の棚卸データの収集システム
10 データベース
20 タブレット端末
30 棚
40 金型
51〜54 QRコード(登録商標)が刻設された銘板

Claims (2)

  1. 所定のエリアには保管物を収納する複数の棚が配置され、前記複数の棚にはそれぞれ複数の保管物が収納可能なスペースが設けられ、
    前記所定のエリアの所定の位置には、当該エリアを特定する第1の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第1の銘板が取り付けられ、
    前記複数の棚のそれぞれの所定の位置には、当該棚を特定する第2の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第2の銘板が取り付けられ、
    前記複数の棚のそれぞれの保管物が保管される位置の近くには、当該位置を特定する第3の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第3の銘板が取り付けられ、
    前記保管物の所定の位置には、前記保管物を特定する第4の情報が含まれるQRコード(登録商標)が設けられた第4の銘板が取り付けられ、
    保管物を確認する作業者が、当該作業者を特定する第5の情報が含まれるQRコード(登録商標)を表示する表示部材を所持
    前記作業者が撮影機能及びQRコード(登録商標)認識機能を有する通信端末を使って、前記表示部材に表示されたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第5の情報を取得し、前記第4の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第4の情報を取得し、
    その後、前記第1の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第1の情報を取得し、前記第2の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第2の情報を取得し、前記第3の銘板に設けられたQRコード(登録商標)を撮影して撮影結果から前記第3の情報を取得し、
    しかる後に、前記保管物及び前記保管物の保管状態を撮影し、
    前記通信端末からデータベースに前記第1〜第5の情報並びに前記撮影した前記保管物及び前記保管物の保管状態の撮影データを送信し、
    前記データベースが前記通信端末から送信された前記第1〜第5の情報及び前記撮影データを前記保管物が存在する証拠としての保管データとして蓄積する
    保管物の保管データの収集方法。
  2. 請求項1に記載の保管物の保管データの収集方法であって、
    前記保管物は、金型又は治工具であり、
    前記保管データは、棚卸データとして用いられる
    保管物の保管データの収集方法。
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