JP6902188B2 - 搬送管理システム、搬送管理方法及び搬送管理プログラム - Google Patents
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Description
この搬器10は、積載物を積載する乗り篭によって構成される。この搬器10は、例えば鋼製網目状の箱体であって、積載物を搬入や搬出を行なうための開口部が設けられている。更に、この開口部には、シャッター(扉)が設けられている。この搬器10は、揚重制御装置15によって制御される電動モータやエレベータシャフト等からなる昇降駆動機構によって上下昇降される。資材を揚重する場合、各階に設置された操作パネルを用いて、資材が仮置きされた揚重開始階(搬送開始場所)に搬器10を移動させる。そして、資材を搬器10に搬入する。次に、搬器10内の操作パネルにおいて、資材を搬送する揚重目標階(搬送終了場所)の階ボタンを選択する。そして、揚重制御装置15は、搬器10のシャッターの閉鎖を検知した場合、搬器10を揚重開始階から揚重目標階まで揚重する。
カメラ11は、搬器10内部を撮影する撮影部として機能する。本実施形態では、搬器10内全体を撮影できるように、広角レンズを用いる。なお、搬器10内に、複数のカメラ11を設置し、内部全体を異なる角度から撮影するようにしてもよい。
荷重表示部12は、搬器10に積載された重量(資材や作業員等)を表示する。この重量は、エレベータシャフト等に設けられた重量計を用いて計測される。
画像取得部212は、搬器10のカメラ11から撮影画像を取得する処理を実行する。画像取得部212は、搬器10内の撮影画像において、積載物とは無関係の領域(不要部分)を排除するためのマスクを保持している。このマスクを用いることにより、例えば、撮影画像に含まれる搬器10の外部が写り込んだ領域を排除する。
搬送候補データ領域には、この会社が搬送する資材候補(資機材情報)を特定するための識別子に関するデータが記録される。この会社が複数種類の資材を搬送する可能性がある場合には、このデータ領域には、すべての資材に関する情報が記録される。
揚重開始階データ領域には、搬器10内に積載物を搬入した搬送開始場所(階)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
揚重目標階データ領域には、搬器10から積載物を搬出した場所(階)を特定するための識別子に関するデータが記録される。
利用会社コードデータ領域には、積載物の揚重のために、搬器10を利用した会社を特定するための識別子に関するデータが記録される。
重量データ領域には、搬器10の積載物について予測した重量に関するデータが記録される。
次に、図3、図4を用いて、搬送管理システムにおいて実行される積載物判定処理について説明する。
搬器10における撮影画像においては、図6に示すように、横11個、縦8個のグリッドに分割されている。また、別の搬器10における撮影画像においては、図7に示すように、横11個、縦11個のグリッドに分割されている。
(1)本実施形態では、管理サーバ20の制御部21は、階数の特定処理(ステップS1−2)、搬器内の画像の取得処理(ステップS1−3)、各評価対象グリッドの認識処理(ステップS1−11)を実行する。これにより、撮影画像を用いて、積載物や搬送状況を特定することができる。
・上記実施形態においては、資材予測部214は、積載物を搬入する前の搬器10の内部の撮影画像(背景画像)を保持している。これに代えて、背景画像は、搬器10に資材が搬入される直前に撮影するようにしてもよい。この場合には、例えば、資材の搬出を終了し、停止状態において、次に搬器10のシャッターが開放された場合に撮影した撮影画像を背景画像として用いる。また、荷重表示部12において荷重が増加し、資材の搬入が開始されたことを検知した場合に撮影した画像を背景画像として用いてもよい。
・上記実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、資材の確定処理を実行する(ステップS2−10)。資材の確定に用いる情報は、利用者情報や密度情報等に限定されるものではなく、これらの一部や他の情報の組み合わせでもよい。例えば、積載物重量のみを用いて資材を確定してもよい。この場合には、各資材において予測される積載物重量範囲に関連付けて、資機材種類の候補を記録した候補情報記憶部を用いる。
・上記実施形態においては、管理サーバ20の制御部21は、搬器内の画像の取得処理を実行する(ステップS1−3)。この場合、搬器内の画像取得は、搬入又は搬出を検知する度に行なうようにしてもよい。例えば、複数の資機材を複数の階層に搬送する場合には、搬器10の停止場所毎に撮影画像を取得し、この撮影画像に基づいて、資機材の増減を特定する。撮影画像を用いて、先行の停止場所から後続の停止場所までの積載物の搬送管理レコード260を生成し、搬送情報記憶部26に記録する。
(a)搬器10に個別に資材を積み込む場合、管理サーバ20の制御部21が、荷重増加を検知し、荷重増加に応じてまとまりがあるグループ(単位資材)を特定し、グループ毎に資材候補を特定する。
(b)搬器10の内部の撮影画像について、ディープラーニング等により、資材毎のまとまりを機械学習する。そして、管理サーバ20の制御部21が、揚重開始後に、機械学習による認識結果に基づいて、撮影画像を資材毎にグリッドをまとめたグループを生成し、グループ毎に資材候補を特定する。
(c)管理サーバ20の制御部21が、搬器10の内部の撮影画像においてエッジ抽出やセグメンテーションにより、まとまりがあるグループ(まとまりがある物)を認識し、グループ毎に資材候補を特定する。
Claims (5)
- 搬器を利用した搬送情報を記憶する搬送情報記憶部と、
積載物種類に対して、荷姿種類を記憶した荷姿情報記憶部と、
前記搬器の内部を撮影する撮影部に接続された制御部とを備えた搬送管理システムであって、
前記制御部が、
前記撮影部を用いて前記搬器に搭載された積載物を撮影した撮影画像において荷姿種類を特定した場合、前記荷姿情報記憶部を用いて前記荷姿種類に関連付けられた積載物種類を積載物種類候補として特定し、
前記積載物の重量情報を取得し、
前記積載物について、前記搬器を用いての搬送開始場所及び搬送終了場所を特定し、
前記積載物の利用日時及び利用者を特定し、
前記撮影画像に基づいて前記積載物の体積を予測し、前記体積と前記重量情報とを用いて、前記積載物種類候補の中から積載物種類を特定し、
前記搬器の利用日時、利用者に関連付けて、前記特定された積載物種類、搬送開始場所、搬送終了場所に関する情報を前記搬送情報記憶部に記録することを特徴とする搬送管理システム。 - 前記積載物の荷重範囲と体積範囲とに関する密度マップが記憶された密度情報記憶部を更に備え、
前記制御部は、前記積載物種類候補の中から前記積載物種類を特定する場合に、前記体積と前記重量情報と前記密度情報記憶部に記録された前記密度マップとを用いることを特徴とする請求項1に記載の搬送管理システム。 - 前記利用者に関連付けて、前記利用者が使用する資機材情報を記憶した利用者情報記憶部を更に備え、
前記搬器の利用者に基づいて、前記利用者情報記憶部から資機材情報を取得し、前記資機材情報を用いて、前記積載物種類候補の中から前記積載物種類を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送管理システム。 - 搬器を利用した搬送情報を記憶する搬送情報記憶部と、
積載物種類に対して、荷姿種類を記憶した荷姿情報記憶部と、
前記搬器の内部を撮影する撮影部に接続された制御部とを備えた搬送管理システムを用いて、搬送状況を管理する搬送管理方法であって、
前記制御部は、
前記撮影部を用いて前記搬器に搭載された積載物を撮影した撮影画像において荷姿種類を特定した場合、前記荷姿情報記憶部を用いて前記荷姿種類に関連付けられた積載物種類を積載物種類候補として特定し、
前記積載物の重量情報を取得し、
前記積載物について、前記搬器を用いての搬送開始場所及び搬送終了場所を特定し、
前記積載物の利用日時及び利用者を特定し、
前記撮影画像に基づいて前記積載物の体積を予測し、前記体積と前記重量情報とを用いて、前記積載物種類候補の中から積載物種類を特定し、
前記搬器の利用日時、利用者に関連付けて、前記特定された積載物種類、搬送開始場所、搬送終了場所に関する情報を前記搬送情報記憶部に記録することを特徴とする搬送管理方法。 - 搬器を利用した搬送情報を記憶する搬送情報記憶部と、
積載物種類に対して、荷姿種類を記憶した荷姿情報記憶部と、
前記搬器の内部を撮影する撮影部に接続された制御部とを備えた搬送管理システムを用いて、搬送状況を管理する搬送管理プログラムであって、
前記制御部を、
前記撮影部を用いて前記搬器に搭載された積載物を撮影した撮影画像において荷姿種類を特定した場合、前記荷姿情報記憶部を用いて前記荷姿種類に関連付けられた積載物種類を積載物種類候補として特定し、
前記積載物の重量情報を取得し、
前記積載物について、前記搬器を用いての搬送開始場所及び搬送終了場所を特定し、
前記積載物の利用日時及び利用者を特定し、
前記撮影画像に基づいて前記積載物の体積を予測し、前記体積と前記重量情報とを用いて、前記積載物種類候補の中から積載物種類を特定し、
前記搬器の利用日時、利用者に関連付けて、前記特定された積載物種類、搬送開始場所、搬送終了場所に関する情報を前記搬送情報記憶部に記録する手段として機能させることを特徴とする搬送管理プログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017018490A JP6902188B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 搬送管理システム、搬送管理方法及び搬送管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017018490A JP6902188B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 搬送管理システム、搬送管理方法及び搬送管理プログラム |
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JP2018122989A JP2018122989A (ja) | 2018-08-09 |
JP6902188B2 true JP6902188B2 (ja) | 2021-07-14 |
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Family Applications (1)
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JP2017018490A Active JP6902188B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 搬送管理システム、搬送管理方法及び搬送管理プログラム |
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