JP6881502B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
本開示の第2の態様は、上記第1の態様において、上記第1開始条件は、上記液側温度センサ(63)の計測値が上記第1開始基準温度以下となる第1低温状態の継続時間、又は上記第1低温状態の継続時間の積算値が、第1開始基準時間以上になるという条件であるものである。
本開示の第3の態様は、上記第1または第2の態様において、上記第1開始基準温度は、0℃以下であるものである。
本開示の第4の態様は、上記第1〜第3のいずれか1つの態様において、上記制御器(90)は、上記輻射熱交換器(52)に氷が付着している可能性を示す条件の成否を、上記冷房運転中に判断し、上記輻射熱交換器(52)に氷が付着している可能性を示す条件が成立していなくても、上記第1開始条件が成立すると上記融解動作を行うように構成されるものである。
空気調和装置(10)は、室内の空気調和を行う。図1に示すように、空気調和装置(10)は、室外ユニット(20)と、室内ユニット(30)と、輻射パネル(40)とを備える。なお、図1に示した室外ユニット(20)、室内ユニット(30)、及び輻射パネル(40)の台数は、いずれも単なる一例である。
輻射パネル(40)の全体構成について図2を参照しながら説明する。輻射パネル(40)は、一対の支柱(41)と、パネル本体(52)(輻射熱交換器(52)ともいう)と、底板(42)とを備える。
冷媒回路(11)の構成について、図1を参照しながら詳細に説明する。冷媒回路(11)は、室外回路(12)、室内回路(13)、及び輻射回路(15)を含んでいる。
室外回路(12)には、圧縮機(21)、室外熱交換器(22)、室外膨張弁(23)、及び四方切換弁(24)が設けられる。圧縮機(21)は、可変容量式に構成される。より詳細には、インバータ装置により、圧縮機(21)の運転周波数を制御することで、冷媒回路(11)の冷媒循環量を調節できる。室外熱交換器(22)の近傍には、室外空気を搬送する室外ファン(25)が設けられる。室外熱交換器(22)では、その内部を流れる冷媒と、室外ファン(25)が搬送する室外空気とが熱交換する。室外膨張弁(23)は、開度が可変な流量調節弁であり、例えば電子膨張弁で構成される。
室内回路(13)は、室内熱交換器(31)と、室内膨張弁(32)と、液管(34)と、ガス管(35)とを備える。室内熱交換器(31)は、その液側端に液管(34)の一端が接続され、そのガス側端にガス管(35)の一端が接続される。液管(34)の他端は、液連絡配管(17)に接続される。ガス管(35)の他端は、ガス連絡配管(16)に接続される。室内膨張弁(32)は、液管(34)の途中に配置される。
輻射回路(15)は、輻射熱交換器(52)と、輻射膨張弁(51)と、液管(53)と、ガス管(54)とを備える。輻射熱交換器(52)は、その液側端に液管(53)の一端が接続され、そのガス側端にガス管(54)の一端が接続される。液管(53)の他端は、液連絡配管(17)に接続される。ガス管(54)の他端は、ガス連絡配管(16)に接続される。輻射膨張弁(51)は、液管(53)の途中に配置される。
本実施形態の空気調和装置(10)では、室外ユニット(20)の室外コントローラ(C3)と、各室内ユニット(30)の室内コントローラ(C1)と、各輻射パネル(40)の輻射コントローラ(C2)とが、互いに配線によって接続されて制御システム(90)を構成する。この制御システム(90)は、空気調和装置(10)の運転を制御する制御器である。
室外コントローラ(C3)には、吐出圧力センサ(61)及び吸入圧力センサ(62)の計測値と、室外ユニット(20)に設けられたその他のセンサの計測値とが入力される。そして、室外コントローラ(C3)は、圧縮機(21)の運転容量、室外ファン(25)の回転速度、室外膨張弁(23)の開度などを調節すると共に、四方切換弁(24)を操作するように構成される。
室内コントローラ(C1)には、それと同じ室内ユニット(30)に設けられた第1液側温度センサ(63)及び第1ガス側温度センサ(64)の計測値と、その室内ユニット(30)に設けられたその他のセンサの計測値とが入力される。室内コントローラ(C1)は、それと同じ室内ユニット(30)に設けられた室内膨張弁(32)の開度と室内ファン(33)の回転速度とを、入力された計測値に基づいて調節する。
輻射コントローラ(C2)には、それと同じ輻射パネル(40)に設けられた第2液側温度センサ(65)及び第2ガス側温度センサ(66)の計測値と、その輻射パネル(40)に設けられたその他のセンサの計測値とが入力される。輻射コントローラ(C2)は、それと同じ輻射パネル(40)に設けられた輻射膨張弁(51)の開度を、入力された計測値に基づいて調節する。
空気調和装置(10)の運転動作について、図1を参照しながら説明する。空気調和装置(10)は、冷房運転と暖房運転とを切り換えて行う。
冷房運転では、四方切換弁(24)が第1状態(図1に実線で示す状態)となり、室外膨張弁(23)が全開状態に保持され、室内膨張弁(32)及び輻射膨張弁(51)の開度が調節される。そして、冷媒回路(11)では、蒸気圧縮冷凍サイクルが行われ、室外熱交換器(22)が凝縮器として機能し、室内熱交換器(31)及び輻射熱交換器(52)が蒸発器として機能する。
暖房運転では、四方切換弁(24)が第2状態(図1に破線で示す状態)となり、室外膨張弁(23)、室内膨張弁(32)、及び輻射膨張弁(51)の開度が調節される。そして、冷媒回路(11)では、蒸気圧縮冷凍サイクルが行われ、室内熱交換器(31)及び輻射熱交換器(52)が凝縮器として機能し、室外熱交換器(22)が蒸発器として機能する。
制御システム(90)は、空気調和装置(10)の運転を制御する動作を行う。この動作の一つとして、制御システム(90)は、融解動作を行う。この融解動作は、冷房運転中に室内ユニット(30)の室内熱交換器(31)、又は輻射パネル(40)の輻射熱交換器(52)に付着した氷を融かすために、圧縮機(21)を停止状態に保持する動作である。
室内コントローラ(C1)及び輻射コントローラ(C2)は、冷房運転中に第1開始条件と第2開始条件の成否を判断する。第1開始条件および第2開始条件は、融解動作を開始するための条件である。
室内コントローラ(C1)及び輻射コントローラ(C2)は、融解動作の実行中に第1終了条件と第2終了条件と第3終了条件の成否を判断する。第1終了条件、第2終了条件、及び第3終了条件は、融解動作を終了するための条件である。
本実施形態の制御システム(90)は、第1低温状態(第2液側温度センサ(65)の計測値が第1開始基準温度以下となる状態)の継続時間の積算値が第1開始基準時間以上になった場合(即ち、第1開始条件が成立した場合)に、圧縮機(21)を停止させる融解動作を開始する。なお、第1開始基準温度は、0℃以下である。
本実施形態において室内コントローラ(C1)及び輻射コントローラ(C2)が成否を判断する第1開始条件および第2開始条件は、下記のような条件であってもよい。
本実施形態において室内コントローラ(C1)及び輻射コントローラ(C2)が成否を判断する第1終了条件および第2終了条件は、下記のような条件であってもよい。
11 冷媒回路
16 ガス連絡配管(連絡配管)
17 液連絡配管(連絡配管)
20 室外ユニット(熱源ユニット)
21 圧縮機
40 輻射パネル(輻射空調ユニット)
52 輻射熱交換器
53 (輻射パネルの)液管
65 第2液側温度センサ(液側温度センサ)
90 制御システム(制御器)
Claims (6)
- 圧縮機(21)を有する熱源ユニット(20)と、
輻射熱交換器(52)を有する輻射空調ユニット(40)と、
室内熱交換器(31)及び室内ファン(33)を有する室内ユニット(30)と、
上記輻射空調ユニット(40)及び上記室内ユニット(30)を連絡配管(16,17)で接続することによって形成され、上記輻射空調ユニット(40)と上記室内ユニット(30)が並列に配置された冷媒回路(11)とを備え、
上記輻射熱交換器(52)及び上記室内熱交換器(31)が蒸発器として機能する冷房運転を少なくとも行う空気調和装置であって、
上記室内ユニット(30)には、上記冷房運転中に上記室内熱交換器(31)へ冷媒を導入する液管(34)と、該液管(34)の温度を計測する液側温度センサ(63)とが設けられ、
上記液側温度センサ(63)の計測値が第1開始基準温度以下であるときに成立する第1開始条件が上記冷房運転中に成立すると、上記圧縮機(21)を停止状態に保つ融解動作を行うように構成された制御器(90)を備え、
上記制御器(90)は、上記融解動作中に上記第1終了条件と所定の第2終了条件の少なくとも一つが成立したときに、上記圧縮機(21)を作動させて上記冷房運転を再開させるように構成され、
上記第1終了条件は、上記液側温度センサ(63)の計測値が0℃よりも高い第1終了基準温度以上となる第1昇温状態の継続時間、又は上記第1昇温状態の継続時間の積算値が、第1終了基準時間以上になるという条件であり、
上記第2終了条件は、上記液側温度センサ(63)の計測値が上記第1終了基準温度よりも高い第2終了基準温度以上となる第2昇温状態の継続時間、又は上記第2昇温状態の継続時間の積算値が、上記第1終了基準時間よりも短い第2終了基準時間以上になるという条件である
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1において、
上記第1開始条件は、上記液側温度センサ(63)の計測値が上記第1開始基準温度以下となる第1低温状態の継続時間、又は上記第1低温状態の継続時間の積算値が、第1開始基準時間以上になるという条件である
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1又は2において、
上記第1開始基準温度は、0℃以下である
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
上記制御器(90)は、
上記輻射熱交換器(52)に氷が付着している可能性を示す条件の成否を、上記冷房運転中に判断し、
上記輻射熱交換器(52)に氷が付着している可能性を示す条件が成立していなくても、上記第1開始条件が成立すると上記融解動作を行うように構成される
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一つにおいて、
上記制御器(90)は、上記冷房運転中に上記第1開始条件と所定の第2開始条件の少なくとも一つが成立したときに、上記融解動作を行うように構成され、
上記第2開始条件は、上記液側温度センサ(63)の計測値が上記第1開始基準温度よりも低い第2開始基準温度以下となる第2低温状態の継続時間、又は上記第2低温状態の継続時間の積算値が、上記第1開始基準時間よりも短い第2開始基準時間以上になるという条件である
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1乃至5のいずれか一つにおいて、
上記制御器(90)は、上記融解動作中に上記第1終了条件と上記第2終了条件と所定の第3終了条件の少なくとも一つが成立したときに、上記圧縮機(21)を作動させて上記冷房運転を再開させるように構成され、
上記第3終了条件は、上記融解動作の開始から上記液側温度センサ(63)の計測値が上記第2終了基準温度に達するまでの時間が所定の判定基準時間以下であり、且つ、上記液側温度センサ(63)の計測値が上記第2終了基準温度以上となる状態の継続時間が、上記第2終了基準時間よりも短い第3終了基準時間以上になるという条件である
ことを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
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JP2019094272A JP6881502B2 (ja) | 2019-05-20 | 2019-05-20 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019143966A5 JP2019143966A5 (ja) | 2019-11-07 |
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2019
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