JP6627900B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
本実施形態の空気調和装置(10)について図面を参照しながら説明する。
空気調和装置(10)は、室内の冷房及び暖房を切り換えて行う。図1に示すように、空気調和装置(10)は、室外ユニット(20)と、室内ユニット(30)と、輻射パネル(40)とを備える。
輻射パネル(40)の全体構成について図2を参照しながら説明する。輻射パネル(40)は、一対の支柱(41)と、パネル本体(52)(輻射熱交換器(52)ともいう)と、底板(42)とを備える。
冷媒回路(11)の構成について、図1を参照しながら更に詳細に説明する。冷媒回路(11)は、室外回路(12)、室内回路(13)、及び輻射回路(15)を含んでいる。室外回路(12)は、室外ユニット(20)に設けられ、室内回路(13)は室内ユニット(30)に設けられ、輻射回路(15)は輻射パネル(40)に設けられる。本実施形態では、室内ユニット(30)及び輻射パネル(40)が2本の連絡配管(16,17)を介して室外ユニット(20)に接続される。厳密には、室内回路(13)及び輻射回路(15)は、連絡配管としてのガス連絡配管(16)及び液連絡配管(17)を介して、室外回路(12)に接続される。
室外回路(12)には、圧縮機(21)、室外熱交換器(22)(第1熱交換器)、室外膨張弁(23)、及び四方切換弁(24)が接続される。圧縮機(21)は、可変容量式に構成される。より詳細には、インバータ装置により、圧縮機(21)の運転周波数(回転数)を制御することで、冷媒回路(11)の冷媒循環量を調節できる。室外熱交換器(22)の近傍には、室外空気を搬送する室外ファン(25)が設けられる。室外熱交換器(22)では、その内部を流れる冷媒と、室外ファン(25)が搬送する室外空気とが熱交換する。室外膨張弁(23)は、開度が可変な流量調節弁であり、例えば電子膨張弁で構成される。
室内回路(13)の数量は、室内ユニット(30)の数量に対応している。室内回路(13)の一端(液端部)は、液連絡配管(17)に接続される。室内回路(13)の他端(ガス端部)は、ガス連絡配管(16)に接続される。室内回路(13)には、その液端部からそのガス端部に向かって順に、室内膨張弁(32)及び室内熱交換器(31)(第2熱交換器)が接続される。室内膨張弁(32)は、開度が可変な流量調節弁(第1調節弁)であり、例えば電子膨張弁で構成される。室内熱交換器(31)の近傍には、室内空気を搬送する室内ファン(33)が設けられる。室内熱交換器(31)では、その内部を流れる冷媒と、室内ファン(33)が搬送する室内空気とが熱交換する。
輻射回路(15)の数量は、輻射パネル(40)の数量に対応している。輻射回路(15)の一端(液端部)は、液連絡配管(17))に接続される。輻射回路(15)の他端(ガス端部)は、ガス連絡配管(16)に接続される。輻射回路(15)には、その液端部からガス端部に向かって順に、輻射膨張弁(51)及び輻射熱交換器(52)が接続される。輻射膨張弁(51)は、開度が可変な流量調節弁(第2調節弁)であり、例えば電子膨張弁で構成される。輻射熱交換器(52)の近傍には、空気を搬送するファンは設けられてない。つまり、輻射熱交換器(52)は、輻射熱の移動により、冷媒と室内空気とを熱交換させる。
図1に示すように、本実施形態の室内ユニット(30)には、室内コントローラ(C1)が設けられ、輻射パネル(40)には、輻射コントローラ(C2)(制御部)が設けられる。室内コントローラ(C1)及び輻射コントローラ(C2)のそれぞれは、マイクロコンピュータと、該マイクロコンピュータを動作させるためのソフトウエアを格納するメモリディバイス(具体的には半導体メモリ)とを用いて構成されている。室内コントローラ(C1)及び輻射コントローラ(C2)では、各種のセンサの検出信号や、制御信号等が入出力可能である。
実施形態1に係る空気調和装置(10)の運転動作について図1を参照しながら説明する。空気調和装置(10)は、冷房運転と暖房運転とを切り換えて行う。
冷房運転では、圧縮機(21)、室外ファン(25)、及び室内ファン(33)が運転される。四方切換弁(24)が第1状態となる。室外膨張弁(23)は所定開度(例えば全開)に開放される。室内膨張弁(32)及び輻射膨張弁(51)の開度が、過熱度制御される。冷房運転では、室外熱交換器(22)で凝縮・放熱した冷媒が、室内熱交換器(31)及び輻射熱交換器(52)(即ち、輻射パネル(40))で蒸発する冷凍サイクルが行われる。
暖房運転では、圧縮機(21)、室外ファン(25)、及び室内ファン(33)が運転される。四方切換弁(24)が第2状態となる。室外膨張弁(23)は過熱度制御される。室内膨張弁(32)及び輻射パネル(40)の開度が、過冷却度制御される。暖房運転では、室内熱交換器(31)及び輻射熱交換器(52)でそれぞれ凝縮・放熱した冷媒が、室外熱交換器(22)で蒸発する冷凍サイクルが行われる。
例えば上述した暖房運転を行うと、蒸発器となる室外熱交換器(22)の表面に霜が付くことがある。空気調和装置(10)は、室外熱交換器(22)を除霜するデフロスト運転を実行可能に構成される。デフロスト運転では、室外熱交換器(22)で冷媒が放熱・凝縮し、室内熱交換器(31)で冷媒が蒸発する冷凍サイクル(デフロストサイクル)が行われる。また、暖房運転からデフロスト運転へ切り換わる前には、準備運転が実行される。
例えば上述した暖房運転において、室外熱交換器(22)の表面に霜が付いたことを示す条件Aが成立すると、デフロスト運転を実行するための第1信号が各コントローラ(C1,C2)に入力される。すると、暖房運転からデフロスト運転へ移行するための準備運転が始まる。ここで、準備運転は、第1信号が入力されてから所定の時間ΔT1が経過するまで実行され、その後、デフロスト運転に移行する。なお、条件Aは、例えば室外熱交換器(22)を流れる冷媒温度、室外熱交換器(22)を通過する空気温度、暖房運転の実行時間等に基づいて判定される。
準備運転が開始された後、ΔT1が経過すると、デフロスト運転が実行される。すると、四方切換弁(24)が第2状態から第1状態に切り換わる。デフロスト運転が開始されると、圧縮機(21)の回転数が目標回転数まで徐々に大きくなる。デフロスト運転の開始直後には、室内膨張弁(32)が所定の開度で開放状態となる。例えば室内膨張弁(32)は、過熱度制御されてもよいし、所定の目標開度に調節されてもよい。室外膨張弁(23)は、例えば全開状態となる。
上記実施形態によれば、デフロスト運転中において、一部の期間(期間P1及びP3)に輻射膨張弁(51)を全閉状態とし、他の期間(期間P2)に輻射膨張弁(51)を開放状態とする。このため、期間P1及びP3においては、輻射パネル(40)で冷媒が蒸発することを確実に回避でき、期間P2においては、輻射パネル(40)内の油を確実に排出できる。
図4に示す変形例1は、上記実施形態と準備期間における輻射膨張弁(51)の制御が異なる。
図5に示す変形例2は、実施形態及び変形例1と準備運転の制御が異なる。変形例2の準備運転では、第1信号が入力されると、輻射膨張弁(51)の開度が段階的に変更される。具体的に、輻射コントローラ(C2)は、第1信号が入力されると、輻射膨張弁(51)の目標開度を最終的な目標開度(第2開度)に近づけるように段階的に変化させる。これにより、輻射膨張弁(51)の開度は、第2開度に収束するように徐々に変化する。その後、ΔT2が経過すると、輻射膨張弁(51)が全閉状態となる。
図6に示す変形例3では、デフロスト運転において、複数の期間(本例では2つの期間P2、P4)において、輻射膨張弁(51)が開放状態となる。例えば期間P2では、輻射膨張弁(51)が第1開度(例えば全開開度の50%)で開放される。例えば期間P4では、輻射膨張弁(51)が第1開度より大きい開度で開放される。このように、デフロスト運転において、ある期間では第1開度で輻射膨張弁(51)を開放状態とし、別の期間において第1開度と異なる開度で輻射膨張弁(51)を開放状態としてもよい。
上述した空気調和装置(10)は、室内熱交換器(31)及び輻射パネル(40)の全てが放熱器となる暖房運転や、室内熱交換器(31)及び輻射パネル(40)の全てが蒸発器となる冷房運転を行う。しかしながら、空気調和装置(10)は、室内熱交換器(31)及び輻射パネル(40)の一方が蒸発器となり他方が凝縮器となる冷房同時運転を行う方式(いわゆる冷暖フリー式)であってもよい。この場合、連絡配管の本数は、2本であっても3本であってもよい。
11 冷媒回路
20 室外ユニット
22 室外熱交換器(第1熱交換器)
30 室内ユニット
31 室内熱交換器(第2熱交換器)
40 輻射パネル
51 輻射膨張弁(膨張弁)
Claims (8)
- 第1熱交換器(22)と、第2熱交換器(31)と、該第2熱交換器(31)と並列に接続される輻射パネル(40)と、該輻射パネル(40)を流れる冷媒の流量を調節する膨張弁(51)とが接続される冷媒回路(11)と、
前記輻射パネル(40)で冷房又は暖房を行う通常の冷凍サイクルと、前記第1熱交換器(22)を放熱器とし前記第2熱交換器(31)を蒸発器とするデフロストサイクルとを切り換えるための制御部(C1)とを備え、
前記制御部(C1)は、前記デフロストサイクル中の一部の期間に前記膨張弁(51)を全閉状態とし、前記一部の期間と異なる他の期間に該膨張弁(51)を第1開度で開放状態とし、
前記制御部(C1)は、前記デフロストサイクルの開始後に前記膨張弁(51)を全閉状態とし、次いで前記膨張弁(51)を前記第1開度で開放状態とすることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1において、
前記第1開度は、前記膨張弁(51)の最大開度より小さいことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項2において、
前記第1開度は、前記膨張弁(51)の最大開度の50%以上であることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
前記制御部(C1)は、前記暖房を行う通常の冷凍サイクルから前記デフロストサイクルへ移行するまでの準備期間において、前記膨張弁(51)の開度を第2開度で開放状態とすることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項4において、
前記第2開度は、前記膨張弁(51)の最大開度より小さいことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項5において、
前記第2開度は、前記膨張弁(51)の最大開度の50%以上であることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項4乃至6のいずれか1つにおいて、
前記制御部(C1)は、前記デフロストサイクルが開始される前に前記膨張弁(51)の開度を段階的に変更して前記第2開度とすることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1つにおいて、
前記第1熱交換器(22)は、室外ユニット(20)に設けられ、
前記第2熱交換器(31)は、室内ユニット(30)に設けられることを特徴とする空気調和装置。
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