JP6880458B2 - リリーフ弁付き電池 - Google Patents

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Description

本発明は、リリーフ弁付き電池に関する。
例えば、特開2017−22050号公報には、ガス放出弁を備えた非水系二次電池が開示されている。このガス放出弁は、円筒形状をなすハウジングと、ハウジング内に配置された弁体、弁体押さえ板、およびコイルバネとを有している。さらにこの非水系二次電池は、電池ケースの内部と外部を連通する連通路を有している。弁体は、連通路を閉塞するような態様でハウジング内に配置されている。電池ケースの内圧が所定の圧力値に達すると、電池ケース内のガスが弁体を上方に押圧する力が、コイルバネが弁体を下方に押圧する力を上回り弁体が上昇する。そのため、電池ケースのガスが連通路を通じて外部に放出される。ガスを外部に排出することで内圧が低下すると、コイルバネが弁体を下方に押圧する力が、電池ケース内のガスが弁体を上方に押圧する力を上回り、弁体が降下する。これにより、連通路が閉塞される。
特開2017−22050号公報
ところで、同公報に示されているようなガス放出弁では、設計上は、コイルバネから作用する弾性反力よりも、連通路の内圧によって弁体に作用する力が大きい場合に、弁体は開く。反対に、連通路の内圧によって弁体に作用する力が小さいと弁体は閉じられる。しかし、実際上は、弁体が少し開いた状態で、弁体に作用する連通路の内圧とコイルバネの弾性反力とが概ね釣り合い、この状態でバランスが保たれて、弁体が必要以上に長く開いたままになる場合もありうる。
ここで開示されるリリーフ弁付き電池は、電極体と、電極体を収容した電池ケースと、電池ケースに設けられたリリーフ弁とを備えている。
電池ケースは、ベント孔を有している。リリーフ弁は、ハウジングと、弁体と、弾性手段と、シール材と、粘性液体とを備えている。
ハウジングは、ハウジング本体と、オリフィス板とを備えている。ハウジング本体は、電池ケースの外側に設けられ、ベント孔の外側の空間を囲んでいる。オリフィス板は、ハウジング本体の内部をベント孔側の第1空間と第1空間以外の第2空間とに仕切っている。
弁体は、第1空間に配置され、かつ、ベント孔を塞ぐ第1状態とベント孔を開く第2状態とを取ることが可能に構成されている。
弾性手段は、弁体を第1状態に保つとともに、電池ケースの内圧を受けて弁体が第2状態になった後には弁体を第1状態に復帰させるように構成されている。
シール材は、弁体の外周面とハウジング本体の内周面との間をシールするように構成されており、かつ、オリフィス板側の空間とベント孔側の空間とに第1空間をさらに仕切っている。
粘性液体は、第1空間のうちのシール材で仕切られたオリフィス板側の空間に少なくとも充填されている。
ハウジング本体の側面には、シール材で仕切られたベント孔側の空間に開口した放出孔が形成されている。
かかるリリーフ弁付き電池によれば、リリーフ弁のシール性がより確実に確保される。
図1は、リリーフ弁付き電池10の部分断面図である。 図2は、リリーフ弁30付近を示す断面図である。 図3は、電池ケース11内の圧力の変化とリリーフ弁30の動作を表したグラフである。 図4は、リリーフ弁付き電池10Aのリリーフ弁30付近を示す断面図である。
以下、ここで開示されるリリーフ弁付き電池を説明する。なお、ここで説明されるリリーフ弁付き電池は、本発明の一実施形態に過ぎず、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、各図は、模式図であり、必ずしも実際の実施品が忠実に反映されたものではない。以下では、同じ作用を奏する部材、部位には適宜に同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。ここでは、図中において、上、下、左、右は、それぞれU、D、L、Rで表す。ただし、上、下、左、右は説明の便宜上の方向に過ぎず、リリーフ弁付き電池10の設置態様等を限定するものではない。
図1は、リリーフ弁付き電池10の部分断面図である。図2は、リリーフ弁30付近を示す断面図である。リリーフ弁付き電池10は、図1および図2に示されているように、電極体20と、電池ケース11と、リリーフ弁30とを備えている。電池ケース11は、電極体20を収容している。リリーフ弁30は、電池ケース11に設けられている。電池ケース11は、図2に示されているように、ベント孔B1を有しており、リリーフ弁30の弁体35は、かかるベント孔B1に押し当てられてベント孔B1を塞いでいる。電池ケースの内圧が高くなると弁体35が押上げられてベント孔B1が開かれる。
この実施形態では、電池ケース11は、ケース本体12および蓋体13から構成されている。リリーフ弁30は、蓋体13に設けられている。ここでは、まず電極体20について簡単に説明した後、リリーフ弁30の構造を説明する。
電極体20は、正極シート21と、負極シート22と、第1セパレータシート23と、第2セパレータシート24とを備えている。正極シート21、負極シート22、第1セパレータシート23、および第2セパレータシート24は、それぞれ長尺の帯状の部材である。第1セパレータシート23、正極シート21、第2セパレータシート24、負極シート22はこの順に重ねられて捲回されている。
正極シート21は、予め定められた幅および厚さの金属箔(例えばアルミニウム箔、以下では正極集電箔21aと称する。)の両面に、正極活物質を含む正極活物質層21bが形成された部材である。ただし、正極集電箔21aの片側の端部には、正極活物質層21bが形成されていない未形成部21cが一定の長さ設定されている。正極活物質は、例えば、リチウムイオン二次電池では、リチウム遷移金属複合材料のように、充電時にリチウムイオンを放出し、放電時にリチウムイオンを吸収しうる材料である。正極活物質は、一般的にリチウム遷移金属複合材料以外にも種々提案されており、特に限定されない。
負極シート22は、予め定められた幅および厚さの金属箔(例えば銅箔、以下では負極集電箔22aと称する。)の両面に、負極活物質を含む負極活物質層22bが形成された部材である。ただし、負極集電箔22aの片側の端部には、負極活物質層22bが形成されていない未形成部22cが一定の長さ設定されている。負極活物質は、例えば、リチウムイオン二次電池では、天然黒鉛のように、充電時にリチウムイオンを吸蔵し、充電時に吸蔵したリチウムイオンを放電時に放出しうる材料である。負極活物質は、一般的に天然黒鉛以外にも種々提案されており、特に限定されない。
第1セパレータシート23および第2セパレータシート24には、例えば、所要の耐熱性を有し、電解質が通過しうる多孔質の樹脂シートが用いられる。セパレータシート23、24についても種々提案されており、特に限定されない。
正極シート21は、未形成部21cがケース本体12内の左端付近にくるように配置される。負極シート22は、未形成部22cがケース本体12内の右端付近にくるように配置される。正極シート21の未形成部21cおよび負極シート22の未形成部22cには、それぞれ1つの集電端子14が溶接されている。
集電端子14は、ガスケット17やインシュレータ18を介在させて、蓋体13に取り付けられている。蓋体13の外部には、外部端子15とボルト端子16とが、インシュレータ18を介在させて配置されている。集電端子14の一部は、蓋体13を貫通しており、蓋体13の外側で、外部端子15およびボルト端子16に電気的に導通している。
なお、ここでは、いわゆる捲回型の電極体が例示されているが、電極体は、捲回型に限定されない。電極体は、例えば、正極シートと負極シートがセパレータシートを介在させて積層された積層型の電極体でもよい。また、集電端子や外部端子の構造などは、種々変更されうる。
電池ケース11は、上述のようにケース本体12および蓋体13から構成されている。ケース本体12は、略直方体の扁平な角型の容器である。この実施形態では、ケース本体12は、上方が開口している。ケース本体12は、例えば、アルミニウムまたはアルミ合金によって形成されている。蓋体13は、ケース本体12の開口部に装着されるプレート状の部材である。この実施形態では、蓋体13は、ケース本体12の開口部に溶接される。蓋体13も、例えば、アルミニウムまたはアルミ合金によって形成されている。この実施形態では、蓋体13には、安全弁13aと、電解液注入口13bと、リリーフ弁30を取り付けるための取付孔13cが設けられている。取付孔13cは、リリーフ弁30が取り付けられることによって、電池ケース11の内圧が高くなったときに開放されるベント孔B1として機能しうる。
ケース本体12には、電極体20と電解液とが収容されている。電極体20は、例えば、絶縁フィルム(図示は省略)などで覆われた状態でケース本体12に収容されている。電池ケース11の内部では、化学反応によってガスが発生しうる。安全弁13aは、電池内部で急激に反応が進んでガスが急激に発生した時に電池ケース11が破裂するのを防止するために、予め定められた内圧で破断するように設計されている。
これに対して、リリーフ弁30は、安全弁13aが作動するよりも低い圧力で電池ケース11を開放する弁である。リリーフ弁30は、充電や放電が繰り返される際に経年的に生じうるガスを放出する。このため、安全弁13aのように一度きりの動作で破断するようなものではなく、電池ケース11の内圧が高くなると開放され、ガスの放出により電池ケース11の内圧が下がると再び閉鎖される。特に、二次電池の高容量化に伴い、電極体20にはより多くの活物質粒子が納められ、より多くガスが発生しうる。他方で、二次電池の高密度化を図るためには、電池ケース11内のデットスペースは少なくなりうる。このため、電池ケース11内でガスが発生すると内圧が高くなりやすい。リリーフ弁30は、かかる高容量化および高密度化に応じて必要になりうる。
取付孔13cは、図2に示されているように、リリーフ弁30を取り付けるための孔である。取付孔13cは、蓋体13の外側面に形成された凹部である座部13c1と、座部13c1の中央部に形成され、蓋体13を貫通した孔部13c2とを有している。座部13c1は、平面視において円形である。座部13c1の底面は平面に形成されている。孔部13c2も平面視において円形であり、座部13c1の径よりも小さい径を有している。即ち、取付孔13cは、2段に構成されている。
蓋体13の取付孔13cには、リリーフ弁30が取り付けられている。リリーフ弁30は、電池ケース11に設けられたガス抜き用の弁である。図2に示すように、リリーフ弁30は、ハウジング31と、弁体35と、弾性手段としての弾性体38と、シール材39と、粘性液体40とを備えている。
図2に示すように、ハウジング31は、ハウジング本体32と、オリフィス板33とを備えている。ハウジング本体32は、電池ケース11の外側に設けられ、ベント孔B1の外側の空間を囲っている。オリフィス板33は、ハウジング本体32の内部をベント孔B1側の第1空間S1と第1空間S1以外の第2空間S2とに仕切っている。また、ハウジング本体32には、後述するが放出孔32a1が形成されている。
この実施形態では、ハウジング本体32は、側周部32aと、底部32bと、筒状部32cと天面部32dとを有している。側周部32aは、筒状の部位であり、内部に空間を有している。底部32bは、側周部32aの下端から連続しており、電池ケース11の取付孔13cの座部13c1に装着される部位である。底部32bの中心には筒状部32cが連続して形成されている。筒状部32cは、側周部32aの内部空間とは連通しており、取付孔13cの孔部13c2に装着される部位である。天面部32dは、側周部32aの上端から連続しており、ハウジング本体32の天面をなしている。天面部32dの中心には、液体注入口32d1が形成されている。もっとも、液体注入口32d1の位置は天面部32dの中心でなくともよい。液体注入口32d1は、ハウジング本体32内に粘性液体40を注入するための貫通孔である。
ハウジング本体32は、筒状部32cが取付孔13cの孔部13c2に嵌り、側周部32aが座部13c1に嵌るように、蓋体13に装着されている。筒状部32cの外径は孔部13c2の径とほぼ同じであり、側周部32aの外径は座部13c1の径とほぼ同じである。このようにハウジング本体32が取付孔13cに取り付けられることにより、電池ケース11の内部と、ハウジング本体32の内部空間とは連通している。筒状部32cの内部空間は、電池ケース11のベント孔B1として機能する。なお、ここで、ベント孔B1は、電池ケース11の内部のガスを排出しうる孔であるとよい。この実施形態では、ベント孔B1は部品としては電池ケース11に装着されるハウジング本体32の一部に設けられている。このようにベント孔B1は、電池ケース11の内部に通じており、電池ケース11の内部のガスを排出しうる孔であるとよく、部品としての電池ケース11に直接的に形成されているか否かは問われない。
ハウジング本体32の内部には、オリフィス板33が設けられている。オリフィス板33は、ハウジング本体32の内部を、ベント孔B1側の第1空間S1と、第1空間S1以外の第2空間S2とに仕切る部材である。この実施形態では、オリフィス板33は、ハウジング本体32の内部においてほぼ水平に配置されており、第2空間S2は、第1空間S1の上方に構成されている。オリフィス板33には、第1空間S1と第2空間S2とを連通させるオリフィス33aが設けられている。オリフィス33aは、上下方向に貫通された貫通孔である。オリフィス板33は、ハウジング本体32の内部を上方の第1空間S1と下方の第2空間S2とに仕切るとともに、両空間をオリフィス33aによって連通させている。この実施形態では、オリフィス33aは、円形の孔である。オリフィス33aの直径は、例えば、0.1〜0.5mmであるとよい。オリフィス33aは、オリフィス板33の中心に設けられている。ただし、オリフィス33aの位置は、オリフィス板33の中心に限定されるわけではない。
弁体35は、第1空間S1に配置されている。弁体35は、ベント孔B1を塞ぐ状態(以下では適宜、この状態を閉状態と称する。)と、ベント孔B1を開く状態(以下では適宜、この状態を開状態と称する。)とを取ることが可能に構成されている。この実施形態では、弁体35が、ハウジング本体32に開口したベント孔B1に押し当てられたときに、ベント孔B1が塞がれた状態になる。弁体35がベント孔B1から押上げられたときにベント孔B1が開かれた状態になる。
図2に示すように、弁体35は、弁本体36と押さえ板37とによって構成されている。弁本体36と押さえ板37とは、例えば、接着剤によって接着されているとよい。両者は、弁本体36を下に、押さえ板37を上にして配置されている。弁本体36は円盤状の部材であり、例えば、弾性を有するゴムで形成されている。弁本体36は、ベント孔B1に押し当てられ、ベント孔B1を塞ぐための部材である。
押さえ板37は円柱状の部材であり、押さえ板37は、弁本体36を支持するための部材である。この実施形態では、押え板37は、弁本体36とともに、ハウジング本体32の内側面に沿って移動することができる。押さえ板37の側面には、取付溝37aが形成されている。取付溝37aは、シール材39を装着するための溝である。
弾性体38は、弁体35がベント孔B1を塞ぐ第1状態に保つとともに、電池ケース11の内圧を受けて弁体35がベント孔B1を開く第2状態になった後には弁体35を第1状態に復帰させるように構成されている。この実施形態では、弾性体38は、弁体35の押さえ板37とハウジング本体32の天面部32dとの間に圧縮された状態で配置されている。弾性体38は、例えば、コイルスプリングであるとよい。ただし、弾性体38は、例えば、板バネやゴムなどであってもよい。弾性体38の弾性反力によって弁体35はベント孔B1に向けて押されている。この弾性反力によって、弁体35は、ベント孔B1を塞ぐ第1状態に保たれている。電池ケース11の内圧を受けて弁体35がベント孔B1から押上げられると、弁体35が開かれる。かかる弁体35が開かれた第2状態になった後は、弾性体38は弁体35をベント孔B1を塞ぐ第1状態に復帰させるように作用する。
シール材39は、弁体35の外周面とハウジング本体32の内周面との間をシールするように構成されている。シール材39は、オリフィス板33で仕切られたハウジング本体32の第1空間S1を、オリフィス板33側の空間S1aとベント孔B1側の空間S1bとにさらに仕切っている。
この実施形態では、シール材39は弁体35の押さえ板37の側面に装着されたリング状の部材である。シール材39は、例えば、ゴム製のOリングなどである。シール材39は、弁体35の押さえ板37の側面に形成された取付溝37aに装着されている。シール材39は、弁体35がハウジング本体32内に配置された状態では、ハウジング本体32の内側面32a2によって押し潰されている。これによって、ハウジング本体32の第1空間S1は、シール材39によって仕切られたオリフィス板33側の空間S1aと、シール材39によって仕切られたベント孔B1側の空間S1bとに分けられる。ベント孔B1側の空間S1bは、ハウジング本体32においてベント孔B1に通じる側の空間である。
粘性液体40は、第1空間S1のうちのシール材39で仕切られたオリフィス板33側の空間に少なくとも充填されている。この実施形態では、換言すると、弁体35がベント孔B1に押し当てられた状態においてシール材39とオリフィス板33とで仕切られた空間S1aを少なくとも満たすように粘性液体40が充填されているとよい。この実施形態では、粘性液体40は、第1空間S1だけでなくオリフィス33aを通じて第2空間S2の一部にも充填されている。粘性液体40は、例えば、シリコーンオイルなどである。粘性液体40は、ハウジング本体32の天面部32dに形成された液体注入口32d1から充填される。粘性液体40の充填された後、液体注入口32d1は封止されている。なお、液体注入口32d1は、封止されず、例えば、気体を通過させるが液体を通過させないような機能を有する膜で覆われてもよい。
ハウジング本体32の側面には、シール材39で仕切られたベント孔B1側の空間S1bに開口した放出孔32a1が形成されている。
放出孔32a1がハウジング本体32の側面に設けられる位置は、図2に示されているように、弁体35がハウジング本体32に開口したベント孔B1に押し当てられた状態においてシール材39が配置された位置よりも下方である。換言すれば、放出孔32a1は、シール材39の上下移動に関わらず、常に第1空間S1のうちのシール材39によって仕切られたベント孔B1側の空間S1bの側面となる位置に形成されているとよい。つまり、放出孔32a1は、ベント孔B1が開かれたときにベント孔B1に連通しうる空間において、ハウジング本体32の側面に形成されている。
この実施形態に係るリリーフ弁付き電池10の組み立てにおいては、例えば、蓋体13にリリーフ弁30が組み立てられる。
リリーフ弁30のハウジング31は、適当な部分毎に分けて成型したいくつかの部品を接合することによって形成することができる。例えば、ハウジング本体32の側周部32a、底部32b、および筒状部32cからなる下部部品と、天面部32dを含む上部部品と、オリフィス板33とをそれぞれ成型する。ここで、下部部品および上部部品は、例えば、アルミニウムの絞り加工などによって形成されうる。オリフィス板33は、プレス加工されうる。そして、弁体35や弾性体38を組付けつつ、ハウジング本体32の各部品を溶接して組み合わせるとよい。上記したハウジング本体32の構成部品や接合方法は1つの例に過ぎず、構成部品の数、その境界位置、接合方法等は限定されない。そして、組立てられたリリーフ弁30を蓋体13に取り付けてもよい。あるいは、蓋体13にリリーフ弁30の各部品を組付けつつ、蓋体13およびハウジング本体32の各部品を溶接して組み合わせるとよい。
例えば、上記のようにして蓋体13とリリーフ弁30とのアッセンブリが作製された後、蓋体13に集電端子14、外部端子15、ボルト端子16、ガスケット17、およびインシュレータ18が組付けられる。それらは、集電端子14をかしめることによって蓋体13に固定される。集電端子14には、電極体20が溶接される。リリーフ弁30と電極体20とが組付けられた蓋体13は、ケース本体12の開口部に装着され、全周溶接によってケース本体12に接合される。この後、電解液注入口13bから電池ケース11の内部に電解液が注入され、電解液注入口13bは封止される。ただし、上記したリリーフ弁付き電池10の組み立て方法は1つの好適な例に過ぎず、他の組み立て方法によってもよい。
リリーフ弁30の弁体35は、例えば、図2に示されているように、弾性体38の弾性反力によってベント孔B1に押し当てられ、ベント孔B1を塞いでいる。電池ケース11内でガスが発生すると、電池ケース11の内圧が高くなる。電池ケース11の内圧によって弁体35が受ける力が弾性体38の弾性反力よりも高くなると、弁体35がベント孔B1から持ち上がる。弁体35が持ち上がると、電池ケース11の内部とハウジング本体32の内部とが連通し、電池ケース11内のガスがハウジング31内に抜ける。ハウジング31内に抜けたガスは、さらに放出孔32a1からハウジング31の外に放出される。また、弁体35がベント孔B1から持ち上げられると、ハウジング本体32の第1空間S1においてシール材39で仕切られたオリフィス板33側の空間に充填された粘性液体40の一部がオリフィス33aを通じて第2空間S2に移動する。
弁体35がベント孔B1から持ち上げられることによって電池ケース11が開放されると、電池ケース11の内圧は下がる。電池ケース11の内圧が下がると、弾性体38の弾性反力によって弁体35は押し下げられる。弁体35が押し下げられると、シール材39で仕切られたオリフィス板33側の空間S1aの容積が増加する。この容積増加分だけ粘性液体40が第2空間S2から第1空間S1に引き込まれる。このとき粘性液体40はオリフィス33aを通過するため抵抗が発生する。この抵抗によって弁体35がベント孔B1を塞ぐ第1状態に戻るのが遅くなり、ベント孔B1が開放された状態からベント孔B1が塞がれるまでの時間が一定時間確保される。この弁体35の降下に要する時間の間にも、電池ケース11内のガスは、ベント孔B1を経由して放出孔32a1から放出され続け、電池ケース11の内圧は低下し続ける。このため、弁体35が閉まったときの電池ケース11内の圧力は、弁体35が開き始めたときの圧力よりも格段に低くなる。このように、このリリーフ弁30では、弁体35が開き始めるときの圧力と、弁体35が閉まったときの圧力との差が大きくなる。
図3は、電池ケース11内の圧力の変化とリリーフ弁30の動作を表したグラフである。図3の横軸は、時間を表している。図3の縦軸は、電池ケース11内の圧力を表している。また、図3のP1はリリーフ弁30が開く圧力(開放時圧力P1)を示し、P2はリリーフ弁30が開放後に再び閉まるときの圧力(閉鎖時圧力P2)を示している。
図3に示されているように、電池ケース11内の圧力が上昇し、時間T1において開放時圧力P1に達すると、リリーフ弁30は開放され、電池ケース11内の圧力は低下し始める。この圧力の低下は、リリーフ弁30が閉鎖される時間T2まで継続する。この間に電池ケース11内の圧力は閉鎖時圧力P2まで低下している。時間T2においてリリーフ弁30が閉じられたことで電池ケース11内の圧力は再び上昇を開始するが、電池ケース11内の圧力が再び開放時圧力P1に達する時間T3までは、弾性体38によって弁体35が下方に押し下げられる力は、電池ケース11の内圧によって弁体35が上方に持ち上げられる力を上回っている。このため、時間T2から時間T3までの間は、リリーフ弁30は閉まっている。これにより、リリーフ弁30のシール性がより確実に確保される。
このように、この実施形態に係るリリーフ弁付き電池10によれば、弁体35が閉状態から開状態に移動されると、ハウジング本体32内部に充填された粘性液体40の一部が、オリフィス板33によって仕切られた第1空間S1から第2空間S2に移動する。そして、弁体35が開状態から閉状態に戻る際には、粘性液体40が第2空間S2から第1空間S1に移動する。このとき粘性液体40は、オリフィス板33に設けられたオリフィス33aを通過する。オリフィス33aを通過する際の粘性液体40に作用する抵抗により、弁体35が閉状態に戻る速度が遅くなり、弁体35が開状態から閉状態に戻るまでの時間が確保される。その間に電池ケース11内のガスが放出され、電池ケース11内のガスの圧力は、開放時圧力P1よりも低い閉鎖時圧力P2にまで低下する。このため、電池ケース11内の圧力が再び開放時圧力P1に達するまでの間、リリーフ弁30は電池ケース11の内部と外部の間を確実にシールする。
図4は、他の形態に係るリリーフ弁付き電池10Aのリリーフ弁30付近を示す断面図である。リリーフ弁30では、弁体を押圧する弾性手段として、弾性体38の代わりに弾性手段としてのダイヤフラム32eを備えている。具体的には、図4に示された形態では、その余の構成については、概ね図2に示されたリリーフ弁30と同様であり、適宜に図2が参照されうる。また、電池の全体構成については、図1が適宜に参照されうる。
図4に示された形態では、ハウジング本体32には、弾性体38(図2参照)が内装されていない。また、天面部32d(図2参照)に相当する部位にダイヤフラム32eが設けられている。ダイヤフラム32eは、例えば、所要の耐圧性を備えたアルミニウムの薄いプレート状の部位でありうる。この実施形態では、第2空間S2は、オリフィス板33とダイヤフラム32eとで囲まれている。ハウジング本体32には、ハウジング本体32の第1空間S1のうちのシール材39で仕切られたオリフィス板33側の空間S1aまたはハウジング本体32の第2空間S2に通じるように、液体注入口32a3が形成されているとよい。図4に示された例では、液体注入口32a3は、シール材39で仕切られたオリフィス板33側の空間S1aにおいてハウジング本体32の側面に形成されている。
この実施形態では、ハウジング本体32の第1空間S1のうちのシール材39で仕切られたオリフィス板33側の空間S1aおよびハウジング本体32の第2空間S2に粘性液体40が充填されている。また、粘性液体40は、予め定められた充填圧を印加してハウジング本体32内に充填されているとよい。なお、粘性液体40が充填される空間には、空気が残留していても良い。弁体35は粘性液体40から圧力を受け、下方に押し付けられている。また、ダイヤフラム32eは、このとき粘性液体40の圧力を受けており、粘性液体40を介して間接的に弁体35をベント孔B1に押し付けている。
なお、この実施形態では、粘性液体40は、例えば、ダイヤフラム32eを含むリリーフ弁30に係る各部材が全て組付けられた後に、ハウジング本体32に形成された液体注入口32a3から注入される。液体注入口32a3は、粘性液体40が注入された後に封止される。しかしながら、このようなリリーフ弁30の製作方法は1つの好適な例に過ぎず、他の製作方法によってもよい。
ここで、ガスの発生により弁体35をベント孔B1から押上げようとする力が粘性液体40によって弁体35がベント孔B1を塞ぐ状態で維持される力を上回ると、弁体35が押上げられる。それに伴い、粘性液体40が弁体35に押されてオリフィス33aを通ってハウジング本体32の第1空間S1から第2空間S2に移動しようとする。また粘性液体40の圧力が高くなる。弁体35がベント孔B1から押上げられるとリリーフ弁30が開かれた状態となり、電池ケース11内部の圧力が開放される。このとき、電池ケース11内のガスが、放出孔32a1から外部に放出される。第2空間S2は、粘性液体40の内圧を受けたダイヤフラム32eの変形により容積が変化する。なお、粘性液体40の内圧は、このときに変形したダイヤフラム32eの弾性反力に相当する分だけ上昇する。
リリーフ弁30の開放によって電池ケース11内部の圧力が下がって、弁体35を持ち上げようとする力が粘性液体40から受ける力を下回ると、弁体35は粘性液体40によって押されて押し下げられる。このとき弁体35が下降することで第1空間S1のオリフィス板33側の空間S1aの容積が増加する。その増加分だけ粘性液体40が、オリフィス33aを通過して第2空間S2から第1空間S1に移動する。粘性液体40の移動とともにダイヤフラム32eの変形量も少なくなっていき、粘性液体40の内圧も充填時の圧力に近づいていく。ただし、この粘性液体40の移動には、オリフィス33aを通過するときに抵抗が生じるので、粘性液体40の戻りが遅くなる。このため、弁体35がベント孔B1に押し付けられる際の速度が遅くなり、弁体35が開状態から閉状態に戻るまでの時間が確保される。その間に電池ケース11内のガスが放出され、電池ケース11内のガスの圧力は、開放時圧力P1よりも低い閉鎖時圧力P2にまで低下する(図3参照)。このため、電池ケース11内の圧力が再び開放時圧力P1に達するまでの間、リリーフ弁30は電池ケース11の内部と外部の間を確実にシールする。
このように、ハウジング31に設けられたオリフィス板33、弾性手段としてのダイヤフラム32eおよび粘性液体40は、ベント孔B1を塞ぐ第1状態に弁体35を保つとともに、電池ケース11内の圧力を受けてベント孔B1が開かれた後には、ベント孔B1を塞ぐ第1状態に弁体35を復帰させる機能を奏する。
以上、いくつかの実施形態に係るリリーフ弁付き電池について説明したが、特に言及されない限りにおいて、ここで挙げられた実施形態は本発明を限定しない。
以上、ここで提案されるリリーフ弁付き電池について、種々説明した。特に言及されない限りにおいて、ここで挙げられたリリーフ弁付き電池の実施形態などは、本発明を限定しない。
10、10A リリーフ弁付き電池
11 電池ケース
12 ケース本体
13 蓋体
13a 安全弁
13b 電解液注入口
13c 取付孔
13c1 座部
13c2 孔部
14 集電端子
15 外部端子
16 ボルト端子
17 ガスケット
18 インシュレータ
20 電極体
21 正極シート
22 負極シート
23 第1セパレータシート
24 第2セパレータシート
30 リリーフ弁
31 ハウジング
32 ハウジング本体
32a 側周部
32a1 放出孔
32a2 内側面
32a3 液体注入口
32b 底部
32c 筒状部
32d 天面部
32d1 液体注入口
32e ダイヤフラム
33 オリフィス板
33a オリフィス
35 弁体
36 弁本体
37 押さえ板
37a 取付溝
38 弾性体
39 シール材
40 粘性液体
B1 ベント孔
S1 オリフィス板33で仕切られたベント孔B1側の第1空間
S1a シール材39によって仕切られたオリフィス板33側の空間
S1b シール材39によって仕切られたベント孔B1側の空間
S2 オリフィス板33で仕切られたベント孔B1側以外の第2空間

Claims (1)

  1. 電極体と、
    前記電極体を収容した電池ケースと、
    前記電池ケースに設けられたリリーフ弁と
    を備え、
    前記電池ケースは、ベント孔を有し、
    前記リリーフ弁は、ハウジングと、弁体と、弾性手段と、シール材と、粘性液体とを備え、
    前記ハウジングは、
    前記電池ケースの外側に設けられ、前記ベント孔の外側の空間を囲うハウジング本体と、
    前記ハウジング本体の内部を前記ベント孔側の第1空間と前記第1空間以外の第2空間とに仕切るオリフィス板と、
    を備え、
    前記弁体は、
    前記第1空間に配置され、かつ、前記ベント孔を塞ぐ第1状態と前記ベント孔を開く第2状態とを取ることが可能に構成されており、
    前記弾性手段は、
    前記弁体を前記第1状態に保つとともに、前記電池ケースの内圧を受けて前記弁体が前記第2状態になった後には前記弁体を前記第1状態に復帰させるように構成されており、
    前記シール材は、
    前記弁体の外周面と前記ハウジング本体の内周面との間をシールするように構成され、前記オリフィス板側の空間と前記ベント孔側の空間とに前記第1空間をさらに仕切っており、
    前記粘性液体は、
    前記第1空間のうちの前記シール材で仕切られた前記オリフィス板側の空間に少なくとも充填されており、
    前記ハウジング本体の側面には、前記シール材で仕切られた前記ベント孔側の空間に開口した放出孔が形成されている、
    リリーフ弁付き電池。
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