JP6877233B2 - ボルト位置の検出方法およびシステム - Google Patents

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本発明は、ボルト位置の検出方法およびシステムに関するものである。
従来、ボルトの締付作業や締付後の検査を行うときは、ボルトの中心位置を目視で確認しながら作業を実施している(例えば、特許文献1を参照)。特にボルトの締付後の検査をするときは、ボルトとマーキングとの位置関係をチェックしている。
一方、従来のボルト位置などを検出する技術として、例えば、特許文献2〜4に記載のものが知られている。特許文献2は、撮像方向の異なる複数の画像からボルト位置を判定するものである。特許文献3は、画像濃度の基準値に対する差に応じてボルト位置を判定するものである。特許文献4は、ボルト締付後のナットの外観をカメラで撮影し、取得した画像を2値化処理等してボルト位置を判定するものである。
特開2014−228465号公報 特開平6−127444号公報 特開平8−142947号公報 特開2009−210276号公報
ところで、図5に示すように、締付後の検査はピンテール破断後なので、その外観をカメラで撮影して2値化した画像には、ピンテール破断面1とマーキング2が混在することになる。これらは合成されているため両者を区別してボルト位置3を判定するのが難しく、ボルト位置の検出精度の低下を招くおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ボルト位置を高精度に検出することのできるボルト位置の検出方法およびシステムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るボルト位置の検出方法は、プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出する方法であって、マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影ステップと、撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理ステップと、2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定ステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他のボルト位置の検出方法は、上述した発明において、判定ステップは、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出するステップと、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定するステップと、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出するステップと、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定するステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係るボルト位置の検出システムは、プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出するシステムであって、マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影手段と、撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理手段と、2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他のボルト位置の検出システムは、上述した発明において、判定手段は、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出する手段と、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定する手段と、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出する手段と、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定する手段とを有することを特徴とする。
本発明に係るボルト位置の検出方法によれば、プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出する方法であって、マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影ステップと、撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理ステップと、2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定ステップとを備えるので、2値化処理の際にボルト端部のピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することが可能となり、ボルト位置を従来よりも高精度に検出することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他のボルト位置の検出方法によれば、判定ステップは、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出するステップと、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定するステップと、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出するステップと、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定するステップとを有するので、解析的な手法により、ピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することができるという効果を奏する。
また、本発明に係るボルト位置の検出システムによれば、プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出するシステムであって、マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影手段と、撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理手段と、2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定手段とを備えるので、2値化処理の際にボルト端部のピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することが可能となり、ボルト位置を従来よりも高精度に検出することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他のボルト位置の検出システムによれば、判定手段は、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出する手段と、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定する手段と、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出する手段と、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定する手段とを有するので、解析的な手法により、ピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るボルト位置の検出方法およびシステムの実施の形態を示す概略フローチャート図である。 図2は、2値化の閾値の増加に伴って、検出される画像の面積が変化する様子を示す図である。 図3は、2値化部分の面積と形状による適合度の判定フローチャート図である。 図4は、設定半径を超えた2値化部分の面積の削除に関する説明図である。 図5は、2値化処理によって検出される画像の一例を示す図である。
以下に、本発明に係るボルト位置の検出方法およびシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(ボルト位置の検出方法)
まず、本発明に係るボルト位置の検出方法の実施の形態について説明する。
本発明に係るボルト位置の検出方法は、プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して高精度に検出する方法である。
[全体の処理フロー]
図1は、本発明の全体的な概略フローチャートである。この図に示すように、まず、マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影し、ボルト中心を含む画像を取得する(ステップS11:撮影ステップ)。
次に、2値化の閾値を初期化するとともに、適合回数を初期化する(ステップS12)。ここで、適合回数は、後述のステップS14、S16で使用するパラメータである。また、2値化の閾値が例えば1から100までの100段階の値の場合には、閾値の初期値を1としてもよい。図2に、2値化の閾値の変化に応じて検出部分が変化している様子を示す。マーキングを含めたボルト端部周辺がプレート等の背景から分離して検出されている。図2(1)は2値化の閾値を初期化、(2)、(3)は2値化の閾値を増加、(4)は2値化の閾値が最大の場合である。この図2には、図4や図5と同じような2値化検出部分の形状が含まれる。
次に、初期値の閾値を用いて、取得した画像に対する2値化処理を行い、この2値化処理によって検出される画像の面積と形状が、所定の最適な範囲にあるか否かの判定を行う(ステップS13:画像処理ステップ、判定ステップ)。最適な範囲にあるか否かの判定は、図3に示すように、あらかじめ設定した所定の適合度合格条件を満たすか否かによって判定するが(ステップS26、S27)、その具体的な処理内容は後述する。
この判定の結果、適合度合格条件を満たすと判定された場合には(ステップS13でYes)、適合回数を1増やして(ステップS14)、処理をステップS15に進める。一方、適合度合格条件を満たさないと判定された場合には(ステップS13でNo)、ステップS14を飛ばして処理をステップS15に進める。
ステップS15においては、2値化の閾値が最大か否かについて判定を行う。この結果、2値化の閾値が最大でない場合には(ステップS15でNo)、2値化の閾値を増加させて(ステップS18)、ステップS13に戻り処理を続ける。
一方、2値化の閾値が最大である場合には(ステップS15でYes)、適合回数が所定の基準回数以上か否かについて判定を行う(ステップS16)。この結果、基準回数以上である場合には(ステップS16でYes)、重心位置をボルト中心位置と判定して(ステップS17)、処理を終了する。すなわち、後述のステップS26(図3を参照)の適合度合格条件を満たした回数が基準回数以上(例えば10回以上)の場合に、重心位置をボルト中心位置と判定する。逆に、基準回数以上でない場合には(ステップS16でNo)、ステップS17を飛ばして処理を終了する。
[2値化部分の面積と形状による適合度の判定フロー]
次に、上記のステップS13(画像処理ステップ、判定ステップ)の具体的な判定内容について説明する。
図3は、上記のステップS13における判定フローチャートである。図4は、2値化により検出された想定ボルト位置Pの周りの画像部分を示している。これらの図に示すように、まず、2値化により検出した画像部分Sの全体の面積を算出する(ステップS21)。次に、図3に示すように、算出した画像部分Sの面積が、あらかじめ設定した面積A以下であるか否かを判定する(ステップS22)。この結果、A以下であると判定された場合には(ステップS22でYes)、以降のステップS23〜S27の処理を飛ばして、処理を終了する。一方、A以下でないと判定された場合には(ステップS22でNo)、処理をステップS23に進める。
図3および図4に示すように、ステップS23では、画像部分Sの重心位置Gを算出する処理を行う。次に、算出した重心位置Gを中心とする半径Rの円を設定する。そして、重心位置Gから、2値化により検出した画像部分の外周線までの距離が半径R以上であるか否かを判定する(ステップS24)。この半径Rは、例えば想定しているボルト半径の1.3倍〜1.7倍程度の値に設定することが望ましい。この結果、半径R以上であると判定された場合には(ステップS24でYes)、この半径Rを超えた画像部分Tの面積を削除して、削除した後の面積を画像部分Sの全体の面積として更新し(ステップS25)、処理をステップS26に進める。更新後の面積は、円の内側部分にある画像の面積となる。一方、半径R以上でないと判定された場合には(ステップS24でNo)、ステップS25を飛ばして処理をステップS26に進める。なお、図4の例では、2値化により検出した画像部分の外周線C1のうち、重心位置Gからの距離が半径R以上となるのは外周線C2であり、この外周線C2と円とで囲まれた右側の画像部分Tの面積が削除されることになる。
ステップS25で削除した2値化の画像部分Tはマーキングした部分であることが多く、残った2値化の画像部分は想定ボルト位置Pとより一致してくる。ステップS23〜S25の処理を複数回繰り返すことにより、残った2値化部分は想定ボルト位置Pとさらに一致してボルト中心位置の検出精度が上がる。
ステップS26では、2値化により検出した画像部分の面積Xが、あらかじめ設定した面積Aと面積Bの間にあるか否かを判定する。より具体的には、A<X<Bの関係(適合度合格条件)を満たすか否かを判定する。この結果、関係を満たす場合には(ステップS26でYes)、適合度合格と判定して(ステップS27)、処理を終了する。処理を終了した後は、図1のステップS14に進める。一方、関係を満たさない場合には(ステップS26でNo)、ステップS23に戻って処理を進める。
なお、上記のAとしては、例えば想定ボルト面積の0.5〜0.9の範囲の値、Bは1.5〜2.5の範囲の値とすることが望ましい。
このように、本実施の形態では、重心位置Gから所定の距離(半径R)以上離れた画像部分Tの面積を画像部分S全体の面積から除外する処理を、2値化の閾値を変化させながら繰り返す。そして、除外処理後の面積が適合度合格条件(所定の要件)を満たす場合に、その重心位置Gをボルトの中心位置と判定する。
このため、本実施の形態によれば、2値化処理の際に、解析的な手法を用いてボルト端部のピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することが可能となり、ボルト中心位置を従来よりも高精度に検出することができる。
また、上記の一連の処理はコンピュータを用いれば短時間で処理可能である。したがって、ボルト周囲の画像を撮影してから短時間で複数のボルト中心位置を高精度に検出することができる。また、ボルト位置検出に関する専門知識がなくても本実施の形態を適用すれば、画像を撮像するだけでボルト位置の検出を容易に行える。
(ボルト位置の検出システム)
次に、本発明に係るボルト位置の検出システムの実施の形態について説明する。
本実施の形態に係るボルト位置の検出システムは、上記のボルト位置の検出方法をシステムとして具現化したものである。より具体的には、本実施の形態に係るボルト位置の検出システムは、図示しないカメラなどの撮影手段と、コンピュータプログラム、データベース、メモリなどのハードウェアを用いて構成される画像処理手段と、判定手段とを備える。これら撮影手段による撮影、画像処理手段による画像処理、判定手段による判定処理は、それぞれ上記のボルト位置の検出方法における撮影ステップ、画像処理ステップ、判定ステップの処理に相当する。
したがって、上記のように構成したボルト位置の検出システムによれば、上記のボルト位置の検出方法と同様、2値化処理の際に、解析的な手法を用いてボルト端部のピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することが可能となり、ボルト中心位置を従来よりも高精度に検出することができる。
以上説明したように、本発明に係るボルト位置の検出方法によれば、プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出する方法であって、マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影ステップと、撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理ステップと、2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定ステップとを備えるので、2値化処理の際にボルト端部のピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することが可能となり、ボルト位置を従来よりも高精度に検出することができる。
また、本発明に係る他のボルト位置の検出方法によれば、判定ステップは、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出するステップと、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定するステップと、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出するステップと、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定するステップとを有するので、解析的な手法により、ピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することができる。
また、本発明に係るボルト位置の検出システムによれば、プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出するシステムであって、マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影手段と、撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理手段と、2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定手段とを備えるので、2値化処理の際にボルト端部のピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することが可能となり、ボルト位置を従来よりも高精度に検出することができる。
また、本発明に係る他のボルト位置の検出システムによれば、判定手段は、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出する手段と、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定する手段と、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出する手段と、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定する手段とを有するので、解析的な手法により、ピンテール破断面とマーキングの位置を適切に区別することができる。
以上のように、本発明に係るボルト位置の検出方法およびシステムは、高力ボルトなどのボルトの締付後の締付状態の検査に有用であり、特に、締付後のボルトの中心位置を高精度に検出するのに適している。
C1,C2 外周線
G 重心位置
P 想定ボルト位置
R 半径
S 画像部分
T 除外する画像部分

Claims (4)

  1. プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出する方法であって、
    マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影ステップと、
    撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理ステップと、
    2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定ステップとを備えることを特徴とするボルト位置の検出方法。
  2. 判定ステップは、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出するステップと、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定するステップと、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出するステップと、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定するステップとを有することを特徴とする請求項1に記載のボルト位置の検出方法。
  3. プレートにナットを介して締付けたボルトの位置を、締付け前のプレートに施されたマーキングと区別して検出するシステムであって、
    マーキングを含むボルトの端部の周囲を撮影する撮影手段と、
    撮影して取得した画像を2値化処理する画像処理手段と、
    2値化処理の際に、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出し、算出した重心位置から所定の距離以上離れた部分の画像の面積を画像全体の面積から除外する処理を2値化の閾値を変化させながら繰り返し、除外処理後の面積が所定の要件を満たす場合に、その重心位置をボルトの中心位置と判定する判定手段とを備えることを特徴とするボルト位置の検出システム。
  4. 判定手段は、2値化処理された画像全体の面積および重心位置を算出する手段と、算出した重心位置を中心とする所定の半径の円を設定する手段と、重心位置から円の半径を超えた部分の画像の面積を、算出した画像全体の面積から除外して円の内側部分の画像の面積を算出する手段と、算出した円の内側部分の画像の面積が所定の範囲にあるか否かを判定する手段とを有することを特徴とする請求項3に記載のボルト位置の検出システム。
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