JP6874282B2 - 表示システム、集約装置、サーバ装置及びプログラム - Google Patents

表示システム、集約装置、サーバ装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品の購入を促進する技術に関する。
従来から、週又は月単位での売上金額等を集計し、書籍等の商品の売り上げのランキングを表示する技術が知られている。また、特許文献1には、インターネット等の通信回線を使用した電子商取引によるリアルタイム販売システムにおいて、顧客が使用する端末に、商品データ画面を閲覧している顧客数などの他の顧客の動向に関する情報をリアルタイムで表示する技術が開示されている。
特開2004−280268号公報
実際の店舗では、会計場所に顧客が購入する商品が運ばれて会計処理が行われるため、各顧客は、他の顧客が購入した商品の傾向をリアルタイムで把握することが可能であるが、電子商取引での商品購入では他の顧客の動向をリアルタイムでは把握しにくい。一方、売上のランキングを集計して利用者端末の画面上に表示させた場合、他の顧客のおよその動向を把握させることができるが、即時性に欠け、実店舗のような臨場感を出すことができないという問題がある。そこで、本発明は、電子商取引での商品販売において、商品の購入意欲を好適に掻き立てることが可能な表示システム、集約装置、サーバ装置及びプログラムを提供することを主な課題とする。
本発明の1つの観点では、表示システムは、購入された商品の購入情報に基づき、少なくとも商品ごとの直近の売上数の集計を行う集計手段と、前記売上数が所定個数以上となる商品を、表示対象の商品として決定する決定手段と、前記表示対象の商品に対応する商品画像を、時系列に並べて表示端末に表示させる表示制御手段と、を有し、前記決定手段は、前記購入情報に含まれる販売日時に基づき、前記表示商品の表示順をさらに決定し、 前記表示制御手段は、前記決定手段が決定した表示順に従い、前記商品画像を時系列に並べて前記表示端末に表示させる
上記表示システムは、1又は複数の相互に通信可能な装置から構成され、集計手段と、決定手段と、表示制御手段とを備える。集計手段は、購入された商品の購入情報に基づき、少なくとも商品ごとの直近の売上数の集計を行う。決定手段は、売上数が所定個数以上となる商品を、表示対象の商品として決定する。表示制御手段は、表示対象の商品に対応する商品画像を、時系列に並べて表示端末に表示させる。この態様では、表示システムは、直近に所定個数以上売れた商品を時系列に並べて表示することで、臨場感を持って他の顧客の購入動向を表示端末のユーザに把握させ、商品の購入意欲を好適に掻き立てることができる。さらに、前記決定手段は、前記購入情報に含まれる販売日時に基づき、前記表示商品の表示順をさらに決定し、前記表示制御手段は、前記決定手段が決定した表示順に従い、前記商品画像を時系列に並べて前記表示端末に表示させる。この態様により、表示システムは、他の顧客によって購入された商品を販売日時に従い順次表示端末のユーザに把握させることができる。
上記表示システムの一態様では、前記集計手段は、商品を販売する店舗で販売された商品に対する購入情報と、電子商取引により販売された商品に対する購入情報とに基づき、前記売上数の集計を行う。この態様では、表示システムは、実店舗で販売された商品と電子商取引により販売された商品との両方の販売状況をリアルタイムで表示端末のユーザに把握させることができる。
上記表示システムの他の一態様では、前記集計手段は、販売元及び商品ごとに、前記売上数の集計を行い、前記決定手段は、前記販売元ごとに前記売上数が所定個数以上となる商品を、表示対象の商品として決定する。「販売元」は、会社又はグループ(系列)会社単位であってもよく、会社内での店舗単位であってもよい。この態様により、表示システムは、各販売元での現在の売れ筋商品を好適に表示端末のユーザに把握させることができる。
上記表示システムの他の一態様では、前記決定手段は、前記所定個数を、前記販売元ごとに設定する。この態様により、表示システムは、商品の売上数が多い販売元に対応する商品画像が偏って多く表示されるのを好適に抑制することができる。
上記表示システムの他の一態様では、前記表示制御手段は、前記商品画像を所定時間間隔ごとにスクロールさせて前記表示端末に表示させる。この態様により、表示システムは、最新の売れ筋商品の商品画像を順次表示端末のユーザに視認させることができる。
上記表示システムの他の一態様では、前記表示制御手段は、前記売上数が多いほど、当該売上数に応じて表示させる商品画像を強調して表示する。この態様により、表示システムは、特に売れている商品の商品画像を強調表示して売れ筋商品を好適に表示端末のユーザに認識させることができる。
上記表示システムの他の一態様では、前記表示制御手段は、前記表示端末の利用者の属性情報又は嗜好情報に基づき、前記表示端末に表示させる商品画像を取捨選択する。「属性情報」は、利用者の年齢、住所、国籍等の属性に関する情報であり、「嗜好情報」は、お好みのジャンルや店舗などの利用者の嗜好に関する情報である。この態様により、表示システムは、表示端末のユーザの購買意欲を掻き立てる商品画像を効率的に表示させることができる。
上記表示システムの好適な例では、表示システムは、前記集計手段及び前記決定手段として機能する集約装置と、前記集約装置及び前記表示端末と通信を行い、前記表示制御手段として機能するサーバ装置とを備える。
本発明の他の観点では、集約装置は、上記いずれか記載の表示システムの集計手段及び決定手段として機能する。この態様により、集約装置は、直近に所定個数以上売れた商品を時系列に並べて表示端末に表示させる際に、商品ごとの売上数を集計し、商品画像として表示させる商品を好適に決定することができる。
本発明のさらに別の観点では、サーバ装置は、上記いずれか記載の表示システムの表示制御手段として機能する。この態様により、サーバ装置は、直近に所定個数以上売れた商品を時系列に並べて表示し、臨場感を持って他の顧客の購入動向を表示端末のユーザに把握させ、商品の購入意欲を好適に掻き立てることができる。
本発明のさらに別の観点では、プログラムは、上記記載の集約装置又はサーバ装置としてコンピュータを機能させる。コンピュータは、このプログラムを搭載して実行することで、上記記載の集約装置又はサーバ装置として機能し、臨場感を持って他の顧客の購入動向を表示端末のユーザに把握させ、商品の購入意欲を好適に掻き立てることができる。
本発明に係る表示システムによれば、直近に所定個数以上売れた商品を時系列に並べて表示することで、臨場感を持って他の顧客の購入動向を表示端末のユーザに把握させ、商品の購入意欲を好適に掻き立てることができる。
実施形態に係る購入情報集約システムの構成を示す。 集約装置及びECサーバの概略構成図を示す。 集約装置及びECサーバの機能的な構成を示すブロック図である。 購入情報及び売上カウントテーブルのデータ構造を示す 表示用テーブルのデータ構造を示す。 ECサイト画面の表示例を示す。 集約装置による表示用テーブル更新処理のフローチャートである。 直近売筋表示欄の更新処理のフローチャートである。 変形例に係る表示用テーブル及び直近売筋表示欄の第1表示例を示す。 変形例に係る直近売筋表示欄の第2〜4表示例を示す。 フィルタリングを実行した場合の直近売筋表示欄の表示例を示す。 変形例に係る購入情報集約システムの構成を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するのに好適な実施形態について説明する。
[購入情報集約システムの構成]
図1は、本実施形態に係る購入情報集約システム100の構成を示す。購入情報集約システム100は、紙書籍などを販売する実在の店舗(実店舗)での商品の購入情報及び電子商取引(EC:Electronic Commerce)上での商品の購入情報を集約させ、直近に売れている商品を電子商取引に関連した画面(ECサイト画面)上にリアルタイムで表示する。購入情報集約システム100は、主に、実店舗に設けられた複数のPOS端末1と、ECサイト画面を表示する複数の利用者端末2と、通信網3A〜3Cと、販売グループごとに商品の購入情報を管理する店舗サーバ4と、購入情報を集約する集約装置5と、ECサーバ6とを備える。
POS端末1は、各実店舗に設けられ、商品の会計手続が完了した場合に、購入された商品の識別情報(「商品キー」とも呼ぶ。)及び販売日時等を含む購入情報を、通信網3Aを介して店舗サーバ4へ送信する。
利用者端末2は、例えばスマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータなどの通信端末であって、通信網3Cを介してECサーバ6からECサイト画面の表示情報を受信し、ディスプレイにECサイト画面を表示させる。また、利用者端末2は、ECサイト画面でのユーザ入力を受け付けることで、電子商取引に基づく商品の購入を行うためのデータ通信をECサーバ6と行う。
店舗サーバ4は、管理する販売グループ内のPOS端末1から受信した購入情報を記録した購入情報テーブル41を有する。店舗サーバ4は、POS端末1から購入情報を受信するごとに、受信した購入情報を購入情報テーブル41に追加すると共に、集約装置5へ送信する。
集約装置5は、店舗サーバ4及びECサーバ6のそれぞれから商品の購入情報を受信し、直近(例えば24時間以内)に購入された商品の集計を行い、集計結果を売上カウントテーブル54として記憶する。また、集約装置5は、売上カウントテーブル54に基づき、直近に購入された商品を販売日時に基づき時系列で並べて表示するための表示用テーブル55を更新する。売上カウントテーブル54及び表示用テーブル55のデータ構造例については後述する。
ECサーバ6は、電子商取引を行う販売者が管理するウェブサーバであり、利用者端末2からの要求に基づき、ECサイト画面を表示するための表示情報を生成して利用者端末2に送信する。このとき、ECサーバ6は、集約装置5が管理する表示用テーブル55を参照し、直近に売れている商品の商品画像を時系列に並べた欄(「直近売筋表示欄Fd」とも呼ぶ。)をECサイト画面内に設ける。集約装置5及びECサーバ6は、本発明における「表示システム」の一例である。
[集約装置及びECサーバの構成]
図2(A)は、集約装置5の概略構成図である。集約装置5は、記憶部50と、データ通信を行う通信部51と、制御部52とを備える。これらの各要素は、バスラインを介して相互に接続されている。
記憶部50は、制御部52が本実施形態に係る処理を実行するのに必要な情報を記憶する。例えば、記憶部50は、制御部52が実行するプログラムや、上述した売上カウントテーブル54及び表示用テーブル55等を記憶する。通信部51は、制御部52の制御に基づき、店舗サーバ4及びECサーバ6とデータ通信を行う。
制御部52は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、集約装置5内の各構成要素に対して種々の制御を行う。制御部52は、機能的には、売上数カウント部56と、表示対象抽出部57とを備える。そして、制御部52は、本発明における「集計手段」、「決定手段」及びコンピュータが実行するプログラムとして機能する。
図2(B)は、ECサーバ6の概略構成図である。ECサーバ6は、記憶部60と、データ通信を行う通信部61と、制御部62とを備える。これらの各要素は、バスラインを介して相互に接続されている。
記憶部60は、制御部62が本実施形態に係る処理を実行するのに必要な情報を記憶する。例えば、記憶部60は、制御部62が実行するプログラムや、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像(本の場合には書影画像)のデータベースである商品画像DB63等を記憶する。例えば、商品画像DB63には、商品キーごとに対応する商品画像が登録されている。通信部61は、制御部62の制御に基づき、利用者端末2及び集約装置5とデータ通信を行う。
制御部62は、図示しないCPU、ROM及びRAMなどを備え、ECサーバ6内の各構成要素に対して種々の制御を行う。制御部62は、機能的には、後述する表示制御部64と、利用者端末2との電子商取引により購入された商品の購入情報を生成する購入処理部65とを備える。そして、制御部62は、本発明における「表示制御手段」及びコンピュータが実行するプログラムとして機能する。
[直近売筋表示欄の表示制御]
図3は、直近売筋表示欄Fdの表示制御に関する集約装置5及びECサーバ6の機能的な構成を示すブロック図である。
売上数カウント部56は、店舗サーバ4及びECサーバ6から供給される購入情報を、通信部51を介して受信する。そして、売上数カウント部56は、受信した複数の購入情報から、売上カウントテーブル54の更新を行う。
ここで、購入情報及び売上カウントテーブルのデータ構造について図4(A)、(B)を参照して説明する。
図4(A)は、売上数カウント部56が受信した購入情報から構成されるテーブルである。図4(A)に示すように、売上数カウント部56が店舗サーバ4及び購入処理部65から受信する購入情報には、販売グループ、商品キー、及び販売日時に関する情報が含まれる。例えば、店舗サーバ4は、POS端末1から商品キー及び販売日時を含む購入情報を受信した場合に、店舗サーバ4を管理する販売グループ(ここでは「○○書店」、「○×堂」、「□□ストア」のいずれか)の情報を購入情報に付加して売上数カウント部56へ供給する。また、購入処理部65は、購入された商品が電子書籍の場合には、電子商取引により購入された商品の商品キー及び取引日時の情報と、ECサーバ6の電子書籍部門を管理する販売グループ「ネット書店△△電子書籍」の情報とを付した購入情報を、売上数カウント部56へ供給する。一方、購入処理部65は、購入された商品が紙媒体の書籍(紙書籍)の場合には、ECサーバ6の紙書籍部門を管理する販売グループ「ネット書店△△紙書籍」の情報を付した購入情報を売上数カウント部56へ供給する。
図4(B)は、売上カウントテーブル54のデータ構造の一例である。図4(B)に示す売上カウントテーブル54は、「販売グループ」、「商品キー」、「カウント」、及び「最新販売日時」の各項目を有する。項目「カウント」には、所定時間以内に購入された商品の販売グループ及び商品キーの組合せごとの売上数が記録される。項目「最新販売日時」には、所定時間以内に購入された商品の販売グループ及び商品キーの組合せごとの最新の販売日時が記録される。
この場合、売上数カウント部56は、購入情報を受信するごとに、販売グループ及び商品キーが同一となるレコードを図4(B)の売上カウントテーブル54から特定し、当該レコードの項目「カウント」を1だけ加算すると共に、項目「最新販売日時」を購入情報に含まれる販売日時に更新する。なお、売上数カウント部56は、販売グループ及び商品キーが同一となるレコードが売上カウントテーブル54に存在しない場合には、対象の販売グループ及び商品キーに対応するレコードを生成し、項目「カウント」を1に設定して売上カウントテーブル54に追加する。なお、好適には、売上数カウント部56は、最新販売日時が所定時間(例えば24時間)以上前の売上カウントテーブル54のレコードを削除するとよい。これにより、売上数カウント部56は、直近に売れていない購入情報の売上数を項目「カウント」に含めるのを好適に防ぐことができる。
再び図3を参照して表示対象抽出部57について説明する。表示対象抽出部57は、所定の時間間隔ごとに、項目「カウント」が所定の閾値個数(「閾値個数Nth」とも呼ぶ。)以上となるレコードを売上カウントテーブル54から抽出し、当該レコードに対応する販売グループ及び商品キーの組合せを表示用テーブル55に登録する。また、表示対象抽出部57は、抽出したレコードの項目「カウント」を、閾値個数Nthだけ減算する。閾値個数Nthは、本発明における「所定個数」の一例である。
図5(A)は、表示用テーブル55のデータ構造の一例である。図5(A)に示す表示用テーブル55は、「販売グループ」、「商品キー」、及び「表示順」の各項目を有する。ここで、項目「販売グループ」及び項目「商品キー」には、表示対象抽出部57により抽出された項目「カウント」が閾値個数Nth以上となるレコードに対応する販売グループ及び商品キーが登録される。また、項目「表示順」は、対応する商品画像の表示順を示し、図5(A)の例では1番から7番までが割り当てられている。表示順は、表示対象抽出部57が売上カウントテーブル54から抽出したレコードの項目「最新販売日時」に基づく順に定められる。具体的には、項目「最新販売日時」が遅い(最新の)日時であるレコードほど、表示順が遅くなるように設定される。
図5(A)の例では、表示対象抽出部57は、閾値個数Nthが「5」である場合に、項目「カウント」が5以上である図4(B)の売上カウントテーブル54の1番目〜7番目のレコードを抽出し、対応するレコードを図5の表示用テーブル55に追加している。このとき、表示対象抽出部57は、項目「最新販売日時」が最も古い「□□ストア」及び「商品C」の組合せの表示順を1番とし、項目「最新販売日時」が最も新しい「ネット書店△△電子書籍」及び「商品A」の組合せの表示順を7番としている。その後、表示対象抽出部57は、図4(B)の売上カウントテーブル54の1番目〜7番目のレコードの項目「カウント」を閾値個数Nth「5」だけ減算する。
なお、表示対象抽出部57は、項目「カウント」が閾値個数Nthの2倍以上である場合には、当該項目「カウント」が閾値個数Nth未満になるまで、同一の販売グループ及び商品キーの組合せに対する表示用テーブル55へのレコードの追加処理を繰り返し行う。よって、この態様では、急激に売上数が伸びている販売グループ及び商品キーの組合せについては、その売上数に応じて表示用テーブル55に複数個のレコードが追加される。その結果、直近の売上数が多い商品ほど、直近売筋表示欄Fdに商品画像が表示される頻度が高くなる。
再び図3を参照して表示制御部62について説明する。
表示制御部62は、表示順が高い順に、直近売筋表示欄Fdに商品画像を表示可能な個数分だけ表示用テーブル55のレコードを抽出し、当該レコードの商品キーに対応する商品画像を商品画像DB63から抽出して直近売筋表示欄Fd内に表示させる。このとき、表示制御部62は、商品画像DB63から抽出した各商品画像を、表示用テーブル55に登録された表示順に並べて直近売筋表示欄Fd内に表示させる。さらに、表示制御部62は、所定時間間隔(「時間間隔Ts」とも呼ぶ。)ごとに、直近売筋表示欄Fdの商品画像を、商品画像が並ぶ方向にスクロールさせることで、ユーザに視認させる商品画像を販売日時に基づく時系列により遷移させる。
図5(B)は、図5(A)の状態から時間間隔Ts経過後の表示用テーブル55のデータ構造を示す。図5(B)の例では、図5(A)において表示順が1番であった販売グループ「□□ストア」の商品キー「商品C」のレコードが削除されると共に、他のレコードの表示順が1つだけ繰り上がっている。このように、表示制御部62は、時間間隔Tsごとに、表示順が1番の表示用テーブル55のレコードを削除すると共に、他のレコードの表示順を1つ繰り上げることで、直近売筋表示欄Fdに表示する商品画像を販売日時に基づく時系列により遷移させる。なお、図5(B)の表示用テーブル55には、上述した表示対象抽出部57により、閾値個数Nth以上売り上げられた商品に対応するレコードが7番以降の表示順となるレコードとして順次追加される。
図6(A)は、直近売筋表示欄Fdが設けられたECサイト画面の表示例を示す。図6(A)に示すECサイト画面は、利用者端末2がECサーバ6から受信した表示情報に基づきディスプレイに表示したものであって、主に、直近売筋表示欄Fdと、ログインを実行するためのユーザID等の入力画面を表示するためのログインボタン66と、フリーワードを入力して商品を検索するための検索バー67とを有する。
この場合、ECサーバ6の表示制御部62は、図5(A)の表示用テーブル55を参照し、表示順が1番から5番に設定されているレコードに対応する5つの商品画像71〜75を商品画像DB63から抽出し、左から順に並べて表示している。図6(A)の例では、各商品画像71〜75の上には対応する販売グループ、各商品画像71〜75の下にはタイトルなどの商品の識別情報(ここではタイトルに相当する商品キー)をそれぞれ表示させている。そして、表示制御部62は、時間間隔Tsが経過するごとに、直近売筋表示欄Fd内の商品画像を矢印70が示すスクロール方向に商品画像1つ分の距離だけ遷移させる。
図6(B)は、図6(A)の状態から時間間隔Tsだけ経過した場合のECサイト画面の表示例を示す。図6(B)の例では、表示制御部62は、表示用テーブル55を図5(A)から図5(B)に更新し、図6(A)において左から2番目に表示した商品画像72を左から1番目に表示させ、商品画像73〜75についても同様に図6(A)の状態から1つ分だけ左方向にシフトさせている。また、この場合、表示制御部62は、図6(A)において最も左に存在した商品画像71を非表示にすると共に、表示用テーブル55において商品画像75の次の表示順に相当する販売グループ「ネット書店△△電子書籍」及び商品キー「商品B」に対応する商品画像76を、図6(A)において商品画像75が存在した位置に表示させている。
このように、表示制御部62は、最新の実店舗の購入情報及び電子商取引の購入情報に基づき、最新の売れ筋商品の商品画像を時系列に並べ、かつ、直近売筋表示欄Fd上でスクロールさせて順次表示する。これにより、実店舗での会計場所での臨場感を再現し、ECサイト画面を閲覧する利用者端末2のユーザの購買意欲を掻き立てることができる。
[処理フロー]
(1)集約装置による表示用テーブル更新処理
図7は、集約装置5による表示用テーブル55の更新処理の手順を示すフローチャートである。
まず、店舗サーバ4は、POS端末1から商品キー及び販売日時等を含む購入情報を受信したか否か判定する(ステップS101)。そして、店舗サーバ4は、POS端末1から購入情報を受信した場合(ステップS101;Yes)、購入情報テーブル41を更新し、POS端末1から受信した購入情報を集約装置5に送信する(ステップS102)。
一方、ECサーバ6は、ECサイト画面を表示させている利用者端末2から商品購入の要求があるか否か判定する(ステップS103)。そして、ECサーバ6は、商品購入の要求があった場合(ステップS103;Yes)、商品購入に必要な決算処理等を実行すると共に、商品キー及び販売日時等を含む購入情報を集約装置5へ送信する(ステップS104)。
集約装置5は、店舗サーバ4やECサーバ6から受信した購入情報に基づき、売上カウントテーブル54を更新する(ステップS105)。具体的には、集約装置5は、受信した購入情報の各々について、購入情報が示す販売グループ及び商品キーの組合せに対応する売上カウントテーブル54のレコードの項目「カウント」を1だけ増やすと共に、項目「最新販売日時」を当該購入情報が示す販売日時に更新する。
次に、集約装置5は、表示用テーブル55の更新タイミングであるか否か判定する(ステップS106)。例えば、集約装置5は、所定時間間隔(例えば5分)ごとに表示用テーブル55の更新を行う場合、前回の表示用テーブル55の更新から上述の所定時間間隔が経過したか否か判定する。そして、集約装置5は、表示用テーブル55の更新タイミングであると判断した場合(ステップS106;Yes)、売上カウントテーブル54において閾値個数Nth以上カウントされた販売グループ及び商品キーの組合せのレコードを表示用テーブル55に追加する(ステップS107)。この場合、集約装置5は、表示用テーブル55に追加した販売グループ及び商品キーの組合せに対応する売上カウントテーブル54の項目「カウント」を閾値個数Nthだけ減算する。
一方、集約装置5は、表示用テーブル55の更新タイミングでないと判断した場合(ステップS106;No)、引き続き店舗サーバ4やECサーバ6から購入情報を受信し、売上カウントテーブル54の更新処理を行う。
(2)直近売筋表示欄の更新処理
図8は、ECサーバ6が実行する直近売筋表示欄Fdの更新処理の手順を示すフローチャートである。ECサーバ6は、図8のフローチャートの処理を、繰り返し実行する。
まず、ECサーバ6は、表示用テーブル55を参照し、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像を商品画像DB63から抽出する(ステップS201)。具体的には、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fdに表示可能な商品画像の個数分の表示用テーブル55のレコードを表示順が高い順に抽出し、当該レコードに対応する商品画像を商品画像DB63から抽出する。
次に、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fd内の商品画像をスクロールするタイミングであるか否か判定する(ステップS202)。具体的には、ECサーバ6は、前回スクロールを行ってから時間間隔Tsだけ経過したか否か判定する。そして、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fd内の商品画像をスクロールするタイミングであると判断した場合(ステップS202;Yes)、表示用テーブル55を更新し、直近売筋表示欄Fd内の商品画像をスクロールさせる(ステップS203)。これにより、ECサーバ6は、販売グループごとの最新の売れ筋商品の商品画像を、利用者端末2のユーザに順次視認させることができる。
[表示システムの作用効果]
実施形態の購入情報集約システム100によれば、集約装置5は、店舗サーバ4から受信する実店舗の購入情報及びECサーバ6から受信する電子商取引の購入情報に基づき、全ての販売グループの商品ごとの売上数を集計する。そして、ECサーバ6は、販売グループごとに閾値個数Nth売れた商品に対応する商品画像を、時系列に並べてスクロールさせながらECサイト画面の直近売筋表示欄Fdに表示する。これにより、実店舗の会計場所での臨場感を再現し、ECサイト画面を閲覧する利用者端末2のユーザの購買意欲を掻き立てることができる。
[変形例]
次に、実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
集約装置5は、閾値個数Nthを販売グループごとに設定してもよい。
第1の例では、集約装置5は、商品の販売数が多い販売グループほど、閾値個数Nthを高く設定する。この場合、例えば、閾値個数Nthは、販売グループごとの過去の商品売上数の集計結果等に基づき販売グループごとに予め設定され、集約装置5は、予め設定された販売グループごとの閾値個数Nthを記憶しておく。これにより、集約装置5は、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像が特定の販売グループに偏るのを好適に抑制することができる。
他の例では、集約装置5は、実施例の「ネット書店△△電子書籍」及び「ネット書店△△紙書籍」などの電子商取引に関連する販売グループの閾値個数Nthを実店舗に関する販売グループの閾値個数Nthよりも小さく設定する。これにより、集約装置5は、電子商取引に関連する販売グループに対応する商品画像が直近売筋表示欄Fd内に表示される頻度を高くし、利用者端末2によりECサイト画面を閲覧しているユーザに好適に電子商取引による商品購入を促進させることができる。
(変形例2)
図6に示す直近売筋表示欄Fdの表示例では、ECサーバ6は、閾値個数Nth分の売上数ごとに1つの商品画像を直近売筋表示欄Fd内に表示させた。これに代えて、ECサーバ6は、集計した売上数に応じて、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像の表示態様を変化させてもよい。
図9(A)は、本変形例に係る表示用テーブル55のデータ構造の一例である。図9(A)に示す表示用テーブル55には、項目「売上数」が設けられている。集約装置5は、図7のステップS107で売上カウントテーブル54の項目「カウント」が閾値個数Nth以上となった商品のレコードを表示用テーブル55に追加する場合、項目「カウント」に登録された数を表示用テーブル55の項目「売上数」に記録し、参照した売上カウントテーブル54の項目「カウント」を0に設定する。そして、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fd内に商品画像を表示させる場合、表示用テーブル55の項目「売上数」を勘案して対応する商品画像の表示態様を決定する。
図9(B)は、本変形例に係る直近売筋表示欄Fdの第1表示例である。図9(B)の例では、ECサーバ6は、図9(A)の表示用テーブル55の項目「売上数」に応じ、商品画像81〜85の大きさを変化させている。具体的には、ECサーバ6は、項目「売上数」が所定個数(ここでは20)以上のレコードに対応する商品画像83、84を、項目「売上数」が20未満のレコードに対応する他の商品画像81、82、85よりも大きく表示している。この例によれば、ECサーバ6は、直近に特に売上数が多い商品及び販売グループの組合せに対応する商品画像を強調して表示することができる。
図10(A)は、本変形例に係る直近売筋表示欄Fdの第2表示例である。図10(A)の例では、ECサーバ6は、表示用テーブル55の項目「売上数」に登録された売上冊数の表示を重ねた商品画像81a〜85aを表示している。このように、ECサーバ6は、商品画像に対応付けて売上冊数を明示することで、各商品画像に対応する商品及び販売グループの組合せごとの直近の売上数を好適に利用者端末2のユーザに視認させることができる。さらに、第2表示例では、ECサーバ6は、項目「売上数」が所定個数(ここでは20)以上のレコードに対応する商品画像83a、84aを、枠の色を変える等の縁取り効果により強調表示している。これにより、ECサーバ6は、売上数が多い商品及び販売グループの組合せに対応する商品画像を優先的にユーザに視認させることができる。
図10(B)は、本変形例に係る直近売筋表示欄Fdの第3表示例である。図10(B)の例では、ECサーバ6は、表示用テーブル55の項目「売上数」に登録された売上冊数が多いほど積み重なる数を多くした商品画像81b〜85bを表示している。図10(C)は、本変形例に係る直近売筋表示欄Fdの第4表示例である。図10(C)の例では、ECサーバ6は、項目「売上数」に登録された売上冊数が所定個数(ここでは20)以上となる商品及び販売グループの組合せに対応する商品画像83c、84cに対し、「売れています」の文字を付している。図10(B)、(C)に示す第3及び第4表示例によっても、売上数が多い商品及び販売グループの組合せに対応する商品画像を、好適に強調して表示することができる。
なお、ECサーバ6は、上述した第1〜第4表示例以外の表示態様により、商品の売上数に応じて直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像の表示態様を変化させてもよい。例えば、ECサーバ6は、所定個数以上の売上数に対応する商品画像を点滅させることで強調してもよい。これらの態様により、ECサーバ6は、直近の売れ筋の商品を好適にユーザに視認させて販売を促進することができる。
(変形例3)
ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像を所定の基準に基づき取捨選択するフィルタリング機能を有してもよい。
例えば、ECサーバ6は、商品キーごとに直近売筋表示欄Fdに商品画像を表示可能か否かを規定したテーブル等を予め記憶しておく。そして、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fdに商品画像を並べて表示する際に、上述のテーブル等を参照し、商品画像が表示不可であると設定された商品キーに対応する商品画像を、表示対象から除外する。商品画像が表示不可であると設定される商品の例は、例えばアダルト向け商品などが該当する。
他の例では、ECサーバ6は、ECサイト画面の閲覧者のユーザ情報に基づき、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像を取捨選択する。この場合、例えば、ECサーバ6は、ECサイト画面の閲覧者を識別するためのユーザIDごとに、ユーザが予め登録した年齢、住所などの属性情報、及び、お気に入りのジャンル、出版社、店舗等の嗜好情報をユーザ情報として記憶しておき、ユーザIDを指定してログインが行われた場合に、ユーザIDに紐付けて記憶したユーザ情報に基づき直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像を取捨選択する。
図11(A)、(B)は、ユーザID「ABC」の利用者端末2のユーザがログイン実行後のECサイト画面を示す。
図11(A)の表示例では、ECサーバ6は、ユーザID「ABC」に関連付けられた年齢情報及びお好みのジャンルの情報に基づき、ユーザと同一年代(ここでは30代)の者によって購入されたコミックの商品画像86〜90を、時系列により直近売筋表示欄Fdに表示させている。この場合、例えば、店舗サーバ4及びECサーバ6が集約装置5へ送信する購入情報には、購入者のユーザIDが付されており、集約装置5は、当該ユーザIDに対応するユーザ情報を参照することで、購入者が属する年代ごとに売上カウントテーブル54及び表示用テーブル55を生成する。そして、ECサーバ6は、ECサイト画面でログインが行われた場合には、ログインに用いられたユーザIDに対応するユーザ情報に含まれる年齢情報に基づき、参照すべき表示用テーブル55を決定する。そして、ECサーバ6は、表示用テーブル55の各レコードのうち、コミックに該当する商品キーのレコードのみを抽出し、直近売筋表示欄Fd内に対応する商品画像を表示させる。このようにすることで、ECサーバ6は、閲覧者の年代及びジャンルの嗜好に合致した商品の商品画像を直近売筋表示欄Fdに表示させ、閲覧者の購入意欲を効果的に掻き立てることができる。
図11(B)の表示例では、ECサーバ6は、ユーザID「ABC」に関連付けられたお気に入り店舗(ここでは「○×堂」)の情報に基づき、お気に入り店舗で売れている商品に対応する商品画像91〜95を時系列により直近売筋表示欄Fdに表示させている。この場合、例えば、ECサーバ6は、表示用テーブル55を参照し、ログインされたユーザIDに関連付けられたお気に入り店舗を販売グループとする表示用テーブル55のレコードを抽出し、抽出したレコードに対応する商品画像を直近売筋表示欄Fdに並べて表示させる。この態様によっても、ECサーバ6は、閲覧者のお気に入り店舗で売れている商品をリアルタイムに閲覧者に把握させて商品の購入意欲を好適に促進させることができる。
なお、図11(A)、(B)の例に代えて、又はこれに加えて、ECサーバ6は、予め登録されたユーザ情報に含まれる住所、お気に入りの出版社、ブランド、著者、最近利用した店舗、又は過去の購入履歴などの種々の情報に基づき、直近売筋表示欄Fdに商品画像を表示させる商品を取捨選択してもよい。例えば、ECサーバ6は、過去の購入履歴を勘案する場合、過去に購入された商品の続刊その他の関連商品の商品キーに対応する表示用テーブル55のレコードを抽出し、当該レコードに対応する商品画像を直近売筋表示欄Fdに並べて表示する。
好適には、ECサーバ6は、ECサイト画面等において、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像を取捨選択する際に考慮すべき項目を選択する選択欄を設けるとよい。この場合、ECサーバ6は、選択欄でのユーザ入力に基づき選択された項目に対応するユーザ情報を勘案し、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像を取捨選択する。これにより、ECサーバ6は、ユーザの購入意欲を刺激する商品画像を効率的に直近売筋表示欄Fd内で視認させることができる。なお、この場合、ECサーバ6は、上述の選択欄において、割引された商品(所謂セール品)の表示の有無を選択させ、セール品を表示する旨のユーザ入力があった場合には、セール品の商品画像のみを直近売筋表示欄Fdに表示させてもよい。
また、予め登録されたユーザ情報を利用する代わりに、ECサーバ6は、ECサイト画面でログイン中のユーザの現在位置情報が示す位置に最も近い店舗での直近の売れ筋商品の商品画像を図11(B)と同様に表示させてもよい。この場合、ECサーバ6は、利用者端末2に内蔵されたGPS受信機等により生成した現在位置情報を利用者端末2から受信し、当該現在位置情報に基づき閲覧者が最も近い店舗を特定する。この態様により、ECサーバ6は、閲覧者が今から立寄りやすい店舗の売れ筋商品を好適に閲覧者に把握させて購入意欲を掻き立てることができる。
(変形例4)
図8のフローチャートのステップS203では、ECサーバ6は、商品画像をスクロールさせるごとに表示用テーブル55の表示順が1番のレコードを削除した。これに代えて、ECサーバ6は、表示用テーブル55の表示順が1番のレコードを削除することなく最後尾の表示順にして残してもよい。
この場合、ECサーバ6は、表示用テーブル55に登録された販売グループ及び商品キーの組合せに対応する商品画像を循環させて繰り返し表示する。この場合、集約装置5は、表示用テーブル55に所定時間(例えば1時間)以上存在するレコードを自動削除してもよく、表示用テーブル55のレコード数が所定個数を超えた場合に、超過分だけ古いレコードから順に削除してもよい。これにより、ECサーバ6は、売上数が比較的少なく、表示用テーブル55に追加されるレコードが少ない時間帯においても、直近売筋表示欄Fd内で商品画像を好適に循環させて表示させることができる。
(変形例5)
ECサーバ6は、時間間隔Tsを表示用テーブル55のレコード数に応じて変化させてもよい。
好適には、ECサーバ6は、表示用テーブル55のレコード数が多いほど時間間隔Tsを短くする。例えば、ECサーバ6は、2段階の時間間隔Tsを設け、表示用テーブル55のレコード数が所定個数以上の場合に短い方の時間間隔Tsを用い、表示用テーブル55のレコード数が所定個数未満の場合に長い方の時間間隔Tsを用いる。これにより、ECサーバ6は、表示用テーブル55のレコード数を好適に調整することができる。したがって、ECサーバ6は、表示用テーブル55にレコードが追加されてから当該レコードに対応する商品画像が直近売筋表示欄Fdに表示されるまでの時間が長くなったり、売上数が少ない時間帯に、表示用テーブル55のレコード数が過小になって直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像が無くなったりするのを好適に防止することができる。
(変形例6)
図5及び図6の例では、ECサーバ6は、時間間隔Tsだけ経過する度に、商品画像1個分だけ直近売筋表示欄Fd内の商品画像を遷移させた。これに代えて、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fd内の商品画像を、時間間隔Tsだけ経過する度に、商品画像2個分以上遷移させてもよい。
この場合、例えば、ECサーバ6は、変形例5の時間間隔Tsと同様に、表示用テーブル55のレコード数が多いほど、時間間隔Tsだけ経過する度に商品画像を遷移させる幅を長くする。この例によっても、変形例5と同様、表示用テーブル55のレコード数を好適に調整することができる。
(変形例7)
図6に示す直近売筋表示欄Fdのレイアウトは一例であり、本発明が適用可能な直近売筋表示欄Fdのレイアウトはこれに限定されない。例えば、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fdを縦長に設定し、商品画像を並べる方向及びスクロール方向を縦方向に設定してもよい。
(変形例8)
購入情報集約システム100が取り扱う商品は、書籍に限らなくともよい。例えば、購入情報集約システム100は、書籍に加え、又はこれに代えて、音楽や映画の再生用メディア、その他種々の商品を取引対象としてもよい。
(変形例9)
図1に示す購入情報集約システム100の構成は一例であり、本発明が適用可能な構成は、図1に示す構成に限定されない。
図12は、変形例に係る購入情報集約システム100Aの概略構成を示す。図12の構成例では、購入情報集約システム100AのECサーバ6Aは、図1の集約装置5及びECサーバ6の両方として機能し、売上カウントテーブル54及び表示用テーブル55を保持する。そして、ECサーバ6Aは、図7のステップS105〜S107を実行して売上カウントテーブル54及び表示用テーブル55の更新処理を行う。
この態様によっても、購入情報集約システム100Aは、実施形態と同様に、直近売筋表示欄Fdの表示処理を好適に実行することができる。
(変形例10)
図4(B)に示す売上カウントテーブル54では、販売グループごとに売上数のカウントが計算されていた。これに代えて、売上カウントテーブル54では、店舗ごとに売上数のカウントが計算されてもよい。
この場合、店舗サーバ4から集約装置5に送信される購入情報には店舗の識別情報が含まれ、集約装置5は、店舗サーバ4から受信する購入情報については、各販売グループの店舗及び商品キーの組合せごとに売上カウントテーブル54のレコードを生成して項目「カウント」を計算し、表示用テーブル55の更新処理を行う。この態様では、ECサーバ6は、直近売筋表示欄Fdに表示させる商品画像を店舗ごとに表示し、店舗ごとの売れ筋を好適に利用者端末2のユーザに把握させることができる。
1…POS端末
2…利用者端末
3A〜3C…通信網
4…店舗サーバ
5…集約装置
6、6A…ECサーバ
100、100A…表示システム

Claims (9)

  1. 購入された商品の購入情報に基づき、少なくとも商品ごとの直近の売上数の集計を行う集計手段と、
    前記売上数が所定個数以上となる商品を、表示対象の商品として決定する決定手段と、
    前記表示対象の商品に対応する商品画像を、時系列に並べて表示端末に表示させる表示制御手段と、
    を有し、
    前記決定手段は、前記購入情報に含まれる販売日時に基づき、前記表示商品の表示順をさらに決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段が決定した表示順に従い、前記商品画像を時系列に並べて前記表示端末に表示させる
    ことを特徴とする表示システム。
  2. 前記集計手段は、商品を販売する店舗で販売された商品に対する購入情報と、電子商取引により販売された商品に対する購入情報とに基づき、前記売上数の集計を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記商品画像を所定時間間隔ごとにスクロールさせて前記表示端末に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の表示システム。
  4. 前記表示制御手段は、前記売上数が多いほど、当該売上数に応じて表示させる商品画像を強調して表示することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の表示システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記表示端末の利用者の属性情報又は嗜好情報に基づき、前記表示端末に表示させる商品画像を取捨選択することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の表示システム。
  6. 前記集計手段及び前記決定手段として機能する集約装置と、前記集約装置及び前記表示端末と通信を行い、前記表示制御手段として機能するサーバ装置とを備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の表示システム。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示システムの集計手段及び決定手段として機能することを特徴とする集約装置。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の表示システムの表示制御手段として機能することを特徴とするサーバ装置。
  9. 請求項に記載の集約装置又は請求項に記載のサーバ装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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