JP6873807B2 - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを積載可能なシート積載装置、及びこれを備える画像形成装置に関する。
画像形成装置等に用いられる給送カセット等のシート積載装置には、積載されたシートの位置を規制するためのシート規制手段として、後端規制板及び側端規制板等の規制部材が配置されているものがある。多くの場合、これらの規制部材は、給送カセット等に規制部材を固定するための固定機構と、固定機構の固定を解除して規制部材を移動可能とするレバー又はつまみ等の操作部とを備える。
特許文献1には、給紙カセットに積載されたシートの後端を規制する後端規制部として、後端規制部を給紙カセットに固定するためのストッパと、ストッパを操作する解除レバーとを備えた構成が記載されている。この解除レバーは、平面視でシートの後端から離れる方向に向かって押圧されることで、ストッパによる後端規制部の固定を解除する。
特開2010−6596号公報
しかしながら、特許文献1に記載の解除レバーは後端規制部の上部に露出した状態で配置されているため、ユーザーがシート束をセットする際に解除レバーに接触した場合等に、意図せず解除レバーが作動して後端規制部が移動してしまうことがあった。後端規制部が移動した結果としてシートの位置ずれが生じると、例えば、画像形成する際の画像の位置ずれ及びシート搬送におけるジャムといった不都合が生じる可能性がある。
そこで、本発明は、シート規制手段が意図せず移動することを低減可能なシート積載装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るシート積載装置は、シートが積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの位置を規制するシート規制手段と、を備え、前記シート規制手段は、前記シート積載手段に支持されたシートの端部に当接してシート位置を規制可能な規制面を有し、前記シート積載手段に対して移動可能な規制部本体と、前記規制部本体に設けられ、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を規制する第1位置と、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を許容する第2位置との間で移動可能であり、前記規制面によって規制されるシートの端部から離間する方向に押圧操作されることで前記第1位置から前記第2位置へ移動する操作部と、前記規制部本体に設けられ、上方から視て前記第1位置にある状態の前記操作部に重なるように配置されたカバー部と、を有し、前記規制部本体には、前記第1位置と前記第2位置との間で移動する前記操作部を収容するための収容空間が形成されており、前記カバー部は、前記収容空間の上部を接続する梁状の部材からなり、前記規制部本体と前記カバー部とによって囲まれた開口部を介して上方から前記操作部の移動を視認可能に構成されている、ことを特徴とする。
本発明の他の一態様に係るシート積載装置は、シートが積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの位置を規制するシート規制手段と、を備え、前記シート規制手段は、前記シート積載手段に支持されたシートの端部に当接してシート位置を規制可能な規制面を有し、前記シート積載手段に対して移動可能な規制部本体と、前記規制部本体に設けられ、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を規制する第1位置と、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を許容する第2位置との間で移動可能であり、前記規制面によって規制されるシートの端部から離間する方向に押圧操作されることで前記第1位置から前記第2位置へ移動する操作部と、前記規制部本体に設けられ、上方から視て前記第1位置にある状態の前記操作部に重なるように配置されたカバー部と、を有し、前記規制部本体には、前記第1位置と前記第2位置との間で移動する前記操作部を収容するための収容空間が形成されており、前記カバー部は、前記収容空間の上部に設けられた透明な透過部を含み、前記透過部を介して上方から前記操作部の移動を視認可能に構成されている、ことを特徴とする。
本発明のさらに他の一態様に係るシート積載装置は、装置本体に対して引出可能に装着され、シートが積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの位置を規制するシート規制手段と、を備え、前記シート規制手段は、前記シート積載手段に支持されたシートの端部に当接してシート位置を規制可能な規制面を有し、前記シート積載手段に対して移動可能な規制部本体と、前記規制部本体に設けられ、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を規制する第1位置と、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を許容する第2位置との間で移動可能であり、前記規制面によって規制されるシートの端部から離間する方向に押圧操作されることで前記第1位置から前記第2位置へ移動する操作部と、前記規制部本体に設けられ、上方から視て前記第1位置にある状態の前記操作部に重なるように配置されたカバー部と、を有し、前記規制面は、前記装置本体に対する前記シート積載手段の引出方向に沿った面であり、前記カバー部は、前記規制部本体と共に、前記第1位置と前記第2位置との間で移動する前記操作部を収容するための収容空間であって前記引出方向の下流側に向かって開放された収容空間を形成することで、前記引出方向の下流側から見て前記操作部の移動を視認可能に構成される、ことを特徴とする。
本発明に係る構成によれば、シート規制手段が意図せず移動することを低減することができる。
本開示に係る画像形成装置の構成を示す概略図。 画像形成装置の給送カセットの斜視図。 第1の実施例に係る後端規制板の斜視図(a,b)及び断面図(c,d)。 第1の実施例に係る操作保護部の作用を説明するための概略図(a,b)。 第1の実施例に係る操作保護部の変形例を示す断面図(a,b)及び他の変形例を示す斜視図(c,d)。 第2の実施例に係る後端規制板の斜視図(a,b)及び断面図(c,d)。 第3の実施例に係る後端規制板の斜視図(a,b)及び断面図(c,d)。 比較例の後端規制板の斜視図(a)及び断面図(b,c)。 比較例の後端規制板の位置ずれについて説明するための概略図(a,b)。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る画像形成装置について説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成部102を収容する装置本体101と、シートSを給送可能な給送部103,104とを備え、記録媒体であるシートSに画像を形成する。なお、シートSとは、普通紙の他にも、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものとする。
画像形成装置100の概略について説明する。装置本体101に収容された画像形成部102は、4つの画像形成ユニット113Y,113M,113C,113K及び中間転写ベルト110を含む、中間転写タンデム方式の構成である。画像形成装置100は、装置本体101の上部に、原稿を自動的に給送する自動給送部120及び原稿から画像を読取る原稿読取部130を備え、原稿から読取った画像情報又は外部機器から入力された画像情報に基づいてシートSに画像を形成して出力する。
上記画像形成ユニット113Y〜113Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナー像を形成する。各画像形成ユニットの構成は、収容しているトナーの色が異なる以外は基本的に同様であるため、イエローの画像形成ユニット113Yを例にして画像形成ユニットの構成及びトナー像の形成動作について説明する。
画像形成ユニット113Yに対してトナー像の形成が要求されると、感光ドラム112Yが回転駆動され、帯電装置が感光ドラム112Yの表面を一様に帯電させる。装置本体101の上部に設けられた露光装置111Yは、画像情報に基づくレーザ光を感光ドラム112Yに照射してドラム表面を露光し、感光ドラム112Yに静電潜像を形成する。そして、現像装置から供給されたトナーによって静電潜像が可視化(現像)されることで、感光ドラム112Yの表面にトナー像が形成される。
同様にして、画像形成ユニット113M,113C,113Kにおいても、感光ドラム上に各色のトナー像が形成される。各画像形成ユニット113M〜113Kによって形成されたトナー像は、一次転写ローラ115により、感光ドラム112Y,112M,112C,112Kから中間転写体としての中間転写ベルト110へと互いに重なり合うようにして一次転写される。感光ドラム112Y〜112Kに残留したトナー等の付着物は、各画像形成ユニット113M〜113Kに設けられたクリーニング装置によって除去される。
中間転写ベルト110は、二次転写内ローラ及びテンションローラ等に巻き回されており、感光ドラム112Y〜112Kに連れ回る方向に回転駆動される。中間転写ベルト110に担持されたトナー像は、二次転写内ローラに対向する二次転写ローラ118aと中間転写ベルト110とによって形成される二次転写部T2においてシートSに二次転写される。中間転写ベルト110に残留したトナー等の付着物は、ベルトクリーニング装置によって除去される。トナー像を転写されたシートSは、定着装置114へ受け渡される。定着装置114は、シートSを挟持して搬送するベルト搬送装置及びシートSを加熱する熱源を有し、シートSを搬送しながらトナー像に熱及び圧力を付与する。これにより、トナーが溶融・固着してシートSに定着する。なお、上述の画像形成部102の構成はシートに画像を形成する画像形成手段の一例であり、モノクロ直接転写方式の電子写真ユニットや、インクジェット方式の画像形成部を用いてもよい。
画像形成部102による画像形成プロセスに並行して、シート給送部103は画像形成部102へ向けて給送する給送動作を実行する。シート給送部103は、シートSを収納可能なシート収納部としての給送カセット1と、給送カセット1からシートSを給送するシート給送手段としての給送ユニット15とを含んでいる。給送ユニット15は、給送カセット1からシートSを送り出すピックアップローラ15aと、ピックアップローラ15aからシートSを受取って搬送するフィードローラ15bを備える。また、給送ユニット15は、フィードローラ15bに圧接されたリタードローラ15cを有し、フィードローラ15bによって搬送されるシートSを他のシートから分離可能である。なお、給送ユニット15はシート給送手段の一例であり、分離パッド方式やエア給送方式等の他の給送機構に置き換えてもよい。
また、装置本体101の側部には、ユーザーが手動でシートSをセット可能な手差し給送部104が設けられている。手差し給送部104は、装置本体101に対して開閉可能な手差しトレイ104bと、手差しトレイにセットされたシートSを給送する給送ローラ104aとを含む。
シート給送部103及び手差し給送部104から給送されるシートSは、レジストレーション部117へと搬送される。レジストレーション部117は、シートSの斜行補正を行うと共に、画像形成部102におけるトナー像の形成動作の進行に合わせて二次転写部T2へ向けてシートSを送り出す。そして、二次転写部T2及び定着装置114を通過することで画像を形成されたシートSは、排出ローラ対116によって装置本体101の外部に排出され、装置本体101に支持される排出トレイ又は綴じ処理装置等のシート処理装置に受け渡される。また、両面印刷を行う場合は、切替部材によってシートSが反転ユニットに案内され、スイッチバック動作によって表面と裏面とを入替えられた状態で再び画像形成部102に向けて搬送される。そして、シートSの裏面に画像が形成された後、排出ローラ対116によってシートSが排出される。
[給送カセット]
次に、シート積載装置の一例である給送カセット1の基本的構成について、図2を用いて説明する。給送カセット1は、画像形成装置の装置本体に対して引出可能に装着されている。
図2に示すように、給送カセット1は、シートSを収容する空間を形成する箱形状のカセット本体12と、カセット本体12に対して昇降可能な中板11と、を備える。シート収納部としてのカセット本体12は、装置本体に設けられたガイド溝に沿って移動可能であり、正面側の側面に設けられる把持部1cの操作によって装置本体に対して引出及び挿入が可能である。シート収納部に対して昇降可能な昇降板としての中板11は、カセット本体12が装置本体に挿入された状態において、装置本体に搭載されたモータ等の駆動源に駆動連結される。そして、給送カセット1に積載されたシートSを用いて画像形成が行われる場合には、上述の給送ユニットによる給送が可能となる位置まで中板11が上昇する。
給送カセット1には、中板11に支持されたシートSのシート位置を規制する後端規制板2及び側端規制板3F,3Rが配置されている。いずれもシート位置を規制可能なシート規制手段の一例である後端規制板2及び側端規制板3F,3Rは、カセット本体12によって移動可能に支持されている。後端規制板2は、給送ユニットによるシート給送方向に沿った第1方向V1に移動可能であり、シートSの後端Sb、つまりシート給送方向における上流端に当接可能である。また、側端規制板3F,3Rは、シート給送方向に直交する第2方向V2に相対移動可能な一対の規制部材であり、規制面3aにおいてシートSの側端Sa,Saに当接可能である。側端規制板3F,3Rは、ラックアンドピニオン機構等の連動機構により、第2方向V2における中板11の中央位置を中心にして対称的に移動する。
カセット本体12の底部には、後端規制板2を第1方向V1に沿って案内するガイド溝12aと、後述の係合爪に係合することで後端規制板2を位置決め可能なノッチ状のラック部1aが設けられている。また、カセット本体12の底部には、側端規制板3F,3Rを第2方向V2に沿って案内するガイド溝12bと、側端規制板3F,3Rの係合爪に係合することで側端規制板3F,3Rを位置決め可能なラック部1bが設けられている。
後端規制板2及び一方の側端規制板3Fには、それぞれ、ラック部1a,1bに対する係合爪の係合を解除操作可能な操作部として、解除レバー4,5が設けられている。ユーザーは、後端規制板2及び側端規制板3F,3Rを移動させる場合、解除レバー4,5を押圧操作すること後端規制板2及び側端規制板3F,3Rとラック部1a,1bの係合を解除することができる。
[規制板のロック機構]
次に、後端規制板2及び側端規制板3Fをカセット本体に係止するための構成について、後端規制板2を例に図8を用いて説明する。図8(a)は比較用の構成(以下、比較例とする)を備えた後端規制板2Cの斜視図であり、図8(b)、(c)は後端規制板2Cのロック機構の動作を説明するための概略図である。
図8(a)に示すように、後端規制板2Cは、シートの後端に当接してシート位置を規制する規制面2aが設けられた規制板本体(本体)20と、規制板本体20によって回動可能に支持された解除レバー5とを備える。解除レバー5は、ユーザーが押圧可能な押圧面5aと、水平方向に延びる回動軸5bとを有し、回動軸5bの軸線を中心にして回動可能な回動部材である。
図8(b)に示すように、規制板本体20の内部には、被係合部としてのラック部1aに係合可能な係合部材として、解除レバー5の位置に応じて移動するロック部材7が配置されている。ロック部材7は、カセット本体のラック部1aに係合可能な係合爪7aと、解除レバー5の突起部5cに当接する当接部7bとを有し、解除レバー5によって当接部7bを押圧されることで上方に移動する。また、ロック部材7と規制板本体20との間には付勢手段としてのバネ部材9が縮設されており、ロック部材7は下方に向かって付勢されている。
解除レバー5が操作されていない場合、ロック部材7は、バネ部材9の付勢力によって係合爪7aがラック部1aに係合する下方位置(図8(b))に保持される。このとき、後端規制板2Cはラック部1aに係止され、カセット本体に対する相対移動を規制される。また、解除レバー5は、ロック部材7を介してバネ部材9の付勢力を受けることで、押圧面5aが規制面2aと平行な姿勢となる中立位置に保持される。
図8(c)に示すように、解除レバー5が押圧面5aを押圧操作されることで図中反時計回り方向に回動すると、解除レバー5の突起部5cがロック部材7の当接部7bを押圧し、ロック部材7がバネ部材9の付勢力に抗して上方に移動する。これにより、ロック部材7は係合爪7aがラック部1aから離脱する上方位置へと移動し、カセット本体に対する後端規制板2Cの移動が許容された状態となる。
なお、図8(b)、(c)に示すように、ラック部1aはシート給送方向(図中右側)に向かって傾斜した鋸歯状である。このため、後端規制板2Cをシート給送方向の下流、つまりシートの後端に近づく方向に移動させる場合には、ロック部材7の係合爪7aがラック部1aの傾斜面に沿って上方に退避するため、解除レバー5を操作する必要はない。一方、後端規制板2をシートの後端から離れる方向に移動させる場合には、解除レバー5の押圧面5aを押圧する一動作により、解除レバー5の回動と共に後端規制板2が移動を開始し、解除レバー5から手を放すことで後端規制板2Cがロックされる。即ち、本実施形態の構成では、後端規制板2Cを規制すべきシートの端部(後端)に接近させる場合及び離間させる場合のいずれにおいても、移動させたい方向に規制板本体20又は解除レバー5を押圧する一動作で後端規制板2Cを移動させることができる。
以下、解除レバー5の押圧面5aを押圧して中立位置から回動させていった場合に、係合爪7aとラック部1aとが離脱する位置を解除位置とする。従って、解除レバー5は、少なくとも中立位置と解除位置とを含む範囲に亘って回動可能である。中立位置は第1位置に相当し、解除位置は第2位置に相当する。
[規制板の位置ずれ]
ここで、後端規制板2Cの位置ずれが生じる場合について、図9を用いて説明する。図9(a)に示すように、ユーザーがシートSを中板にセットする場合、通常、予め後端規制板2Cをシートサイズに対応する位置に移動させた状態で、手でシート束を把持して上方から中板に載置する。このとき、ユーザーの手又はシート束等が意図せず解除レバー5に接触すると、図9(b)に示すように、解除レバー5が解除位置まで回動してしまうことがある。これによって後端規制板2Cのロックが解除されると、後端規制板2Cがシート給送方向の上流(図中左方)に向かって移動してしまい、後端規制板2Cがシートサイズに対応する正しい位置からずれてしまうことがある。
後端規制板2Cが位置ずれした状態で給送カセットが挿入され、シートSの給送が行われると、シートSの位置ずれが生じて画像の位置ずれの原因となり、位置ずれが甚だしい場合にはジャム(紙詰まり)を引起こす。また、後端規制板2Cの位置によって画像形成装置の制御部がシートサイズを検知する構成では、シートサイズの誤検知によってジャム等のエラーを発生させる場合があった。このような事情は側端規制板3F,3R(図2参照)についても同様であり、ユーザーの手等が解除レバー4に接触することにより、側端規制板3F,3Rが意図せず移動してしまうことがあった。
なお、ユーザー自身が後端規制板2C又は側端規制板3F,3Rの位置ずれに気づいて位置を修正した場合にはこのような問題が回避されるものの、ユーザーに余分な操作を要求するためユーザービリティの低下につながる。また、解除レバー4,5の遊び、つまり解除レバー4,5が押圧されて回動してもロック部材のロックが解除されない回動範囲を大きめに設定することも考えられるが、このような構成では操作性が低下してしまう。
そこで、以下の実施例においては、上方から下方に向かってシート規制手段に接近する物体からシート規制手段の操作部を保護するためのカバー部を設け、シート規制手段の位置ずれを防いでいる。ただし、上方及び下方とは、シート規制手段によって規制されるシートの厚さ方向を指すものとする。以下、シート規制手段としての後端規制板の具体的構成例について説明する。
まず、第1の実施例に係る後端規制板2について、図3及び図4を用いて説明する。図3(a)、(b)は後端規制板2の斜視図であり、図3(c)、(d)は後端規制板2のロック機構の動作を説明するための模式図である。図4(a)、(b)は本実施例におけるカバー部の作用を説明するための模式図である。
図3(a)、(b)に示すように、後端規制板2は、規制面2aを有しカセット本体に対して移動可能な規制板本体20と、規制板本体20によって回動可能に支持された解除レバー5とを備える。さらに、本実施例では、解除レバー5の上方に、上方から視て操作部に重なるカバー部としての操作保護部10が設けられている。
図3(c)、(d)に示すように、規制板本体20の上部には、解除レバー5を中立位置と解除位置とに移動可能な状態で収容する収容部21が設けられ、操作保護部10は収容部21の上部を接続する梁状の部材である。従って、シート給送方向の下流から視た場合、解除レバー5の押圧面5aは規制面2aと操作保護部10とによって囲まれた空間に配置されている(図3(a)参照)。
押圧面5aの押圧方向V3における操作保護部10の上流側の端部10aは、上方から視て中立位置にある解除レバー5の押圧面5aと重なる位置にあり、規制面2aと面一な平面を構成している。また、操作保護部10は、規制板本体20と共に、収容部21が上方に向かって開放される開口部である窓部23を形成している。
なお、後端規制板2のロック機構の構成及び後端規制板2を移動させる際の操作は上記比較例と同様である。即ち、後端規制板2は、ラック部1aに係合可能な係合爪7aを有するロック部材7を備え、解除レバー5の位置に応じてロック部材7による後端規制板2のロック及びロック解除が切換わる。後端規制板2をシート給送方向の下流(図3(c)の右側)に移動させる場合には、規制板本体20をシート給送方向の下流に向かって押圧すればよい。また、後端規制板2をシート給送方向の上流に移動させる場合には、解除レバー5の押圧面5aを押圧して解除レバー5を解除位置まで回動させた状態で押圧面5aの押圧を継続すればよい。
操作保護部10の作用について、図4(a)、(b)を用いて説明する。ユーザーがシートSをセットする場合に、図4(a)に示すように、ユーザーの手が上方から後端規制板2に接近したとする。このとき、解除レバー5に接触する軌道であったとしても、解除レバー5に接触する前にユーザーの手は操作保護部10に接触する。このため、ユーザーの手等が後端規制板2に接触したとしても、後端規制板2が意図せず移動することを防ぐことができ、ユーザーにセット動作をやり直す等の適切な対応を取らせることができる。
特に、本実施例では、比較例と同様に解除レバー5を所定の押圧方向V3(図3(c)、(d)参照)に押圧する一動作によって後端規制板2をシートの後端から離間する方向に移動させることができる。このような操作性の高い構成において解除レバー5を保護する操作保護部10を配置したため、後端規制板2の操作性の確保と意図しない移動の低減との両立を図ることができる。ただし、解除レバー又はボタン等の操作部を、後端規制板2の規制面2aが配置された側面とは異なる側面に配置すると共に、操作部の上方にカバー部を配置してもよい。
また、本実施例では、操作保護部10により、解除レバー5を収容する収容部21の上方に窓部23が形成される構成としたため、ユーザーは解除レバー5の位置を上方から視認することができる。これにより、例えば解除レバー5の半分以上がシートSによって隠される最大高さまでシート束を積載可能とする構成とした場合であっても、解除レバー5の視認性を確保することができる。従って、ユーザービリティの低下を回避しつつ、後端規制板2の位置ずれを防ぐことができる。
[変形例]
上記実施例1では解除レバー5が回動軸5bを中心にして回動可能な場合について説明したが、図5(a)、(b)に示すように、操作部としてのボタン5Aが平行移動する直線移動式の構成としてもよい。この変形例では、ボタン5Aがシートの後端から離間する押圧方向V3に押圧されることで、中立位置(図5(a))から解除位置(図5(b))にスライドする。これにより、押圧面5aの背面に設けられた傾斜面5dによってロック部材7の当接部7bが持ち上げられ、ロック部材7の係合爪7aがカセット本体のラック部1aから離脱する。また、押圧面5aの押圧が解除されると、バネ部材9の付勢力によってロック部材7が下方に移動し、ボタン5Aが中立位置に復帰する。このような構成において、上方から視て中立位置にあるボタン5Aと重なる位置に操作保護部10を配置することで、後端規制板2の位置ずれを防ぐことができる。
また、他の変形例として、図5(c)、(d)に示すように、カバー部としての操作保護部10tをガラス又は透明プラスチック等の透明(所謂半透明を含む)材料によって構成された透過部としてもよい。この場合、解除レバー5を収容する収容部21の上方は操作保護部10tによって閉塞されるが、ユーザーは操作保護部10tを通して解除レバー5の位置を視認することができる。ただし、操作保護部10tの一部を透明とすることで解除レバー5の位置を視認可能としてもよく、操作保護部10tを含む規制板本体20の全体を透明としてもよい。
なお、上記実施例1及びその変形例では、操作保護部10,10tが上方から視て中立位置にある押圧面5aに重なる構成として、後端規制板2の位置ずれを確実に防止することを図っている。しかしながら、解除レバーが押圧された場合に実際に後端規制板のロックが解除されるまでの遊びの大きさにより、操作保護部が操作部をカバーする範囲を適宜変更してもよい。
例えば、解除レバーの押圧方向V3における操作保護部の上流側の端部10a(図3(c)、(d)参照)が、操作部が解除位置にある場合の押圧面の位置より押圧方向において上流側となる配置とすると好適である。この配置により、解除レバーに物体が接触したとしても、解除レバーが解除位置に到る前に物体が操作保護部に当接すると考えられるため、後端規制板の位置ずれを防ぐことができる。なお、上記実施例1のように解除レバーが回動部材である場合、押圧面の位置は主に押圧力を受ける位置、つまり押圧面の中心位置として考えるものとする。また、操作保護部が規制板本体の規制面と面一となる構成に限らず、操作保護部の一部が中立位置にある解除レバーの押圧面に比べて押圧方向の上流に突出する配置としてもよい。
次に、第2の実施例に係る後端規制板2について、図6を用いて説明する。本実施例に係る後端規制板は、操作保護部10Aが移動可能な部材である点で上記実施例1と異なっている。その他、実施例1と共通する要素には実施例1と同じ符号を付して説明を省略する。図6(a)、(b)は後端規制板2の斜視図であり、図6(c)、(d)は後端規制板2のロック機構の動作を説明するための模式図である。
図6(a)、(b)に示すように、後端規制板2は、本体である規制板本体20と、操作部としての解除レバー5と、カバー部としての操作保護部10Aとを有する。操作保護部10Aは、上方から視て中立位置にある解除レバー5の押圧面5aと重なるように配置される。また、操作保護部10Aは、規制板本体20と共に、解除レバー5が収容される収容部21を上方に向かって開放する窓部23を形成している。
ここで、本実施例に係る操作保護部10A、図6(c)、(d)に示すように、規制板本体20によって揺動可能に支持された部材であり、上部に設けられた揺動軸10bを中心にして、解除レバー5の押圧方向V3に沿って揺動可能である。揺動軸10bは、操作保護部10Aが揺動したとしても操作保護部10Aの一部が解除位置にある解除レバー5の押圧面5aの上方に留まるように、できるだけ解除レバー5の押圧方向V3における上流側に配置される。
このような構成により、実施例1と同様に、シートSがセットされる場合等において、ユーザーが意図せず後端規制板2に接触したとしても後端規制板2が位置ずれすることを防ぐことができる。また、本実施例に係る操作保護部10Aは揺動可能な部材であり、例えばユーザーが解除レバー5の押圧面5aを押圧する場合に押圧方向V3に沿って揺動することができる(図6(d)参照)。このため、操作保護部10Aと解除レバー5とをできるだけ接近させてコンパクトな構成としつつ、解除レバー5の操作性を確保することができる。
次に、第3の実施例に係る後端規制板2について、図7を用いて説明する。本実施例に係る後端規制板2は、解除レバー5の回動軸の方向及び操作保護部10Bが形成する開口部の形状が上記実施例1と異なっている。その他、実施例1と共通する要素には実施例1と同じ符号を付して説明を省略する。図7(a)、(b)は後端規制板2の斜視図であり、図7(c)、(d)は後端規制板2のロック機構の動作を説明するための模式図である。
図7(a)、(b)に示すように、後端規制板2は、本体である規制板本体20と、操作部としての解除レバー5Bと、カバー部としての操作保護部10Bとを有する。解除レバー5Bは、実施例1と異なり、上下方向に延びる回動軸5eを中心にして回動可能な回動部材である。回動軸5eは、上方から視てシートSの後端Sbに沿った方向における解除レバー5Bの一方の端部に設けられ、解除レバー5Bは他方の端部がシートSの後端Sbに対し接近及び離間する方向に回動可能である。
図7(c)に示すように、解除レバー5Bの押圧面5aとは反対側には、ロック部材7の当接部7bに当接する傾斜面5fが設けられている。解除レバー5Bが押圧されていない状態では、ロック部材7と規制板本体20との間に設けられたバネ部材9の付勢力によってロック部材7は係合爪7aがラック部1aと係合する位置に保持される。このとき、当接部7bによって傾斜面5fが押圧されることにより、解除レバー5Bは中立位置に保持される。図7(d)に示すように、押圧面5aが押圧されて解除レバー5Bが押圧方向V3に回動すると、傾斜面5fに沿って当接部7bが押上げられる。そして、解除レバー5Bが解除位置に到達すると、ロック部材7の係合爪7aはラック部1aから離脱する。
本実施例に係るカバー部としての操作保護部10Bは、規制板本体20と一体に設けられ、解除レバー5Bが収容される収容部21の上面を構成している。操作保護部10Bは、解除レバー5Bの上方を覆う板状であり、上方から視て中立位置にある解除レバー5Bの押圧面5aと重なる位置まで延びている。収容部21は、解除レバー5Bの回動軸5eとは反対側、つまり画像形成装置の正面側に向かって開放された切欠き形状であり、操作保護部10Bは、切欠き形状が後端規制板2の側面に開口する開口部24を形成している。
このような構成により、実施例1,2と同様に、シートSがセットされる場合等において、ユーザーが意図せず後端規制板2に接触したとしても後端規制板2が位置ずれすることを防ぐことができる。また、本実施例では、操作保護部10Bが画像形成装置の正面側に開放された開口部24を形成する構成としたため、ユーザーは開口部24を通して解除レバー5Bの位置を視認することができ、ユーザービリティ向上に寄与する。さらに、解除レバー5Bが開口部24とは反対側に設けられ上下方向に延びる回動軸5eを中心として回動する構成としたため、正面側からの解除レバー5Bの操作を一層容易にしている。
なお、本実施例は、操作部の上方の少なくとも一部をカバー部によって覆う構成において、押圧面が露出する方向以外の方向、つまり規制面に沿ったいずれかの方向から視て操作部の位置を視認可能とする構成の一例である。従って、上記実施例1の変形例のように、透明な部材を介して解除レバー5Bの位置を視認可能とする構成としてもよい。また、上方又は水平方向に限らず、斜め方向から解除レバー5Bを視認できるようにしてもよい。
[他の実施形態]
以上の実施例1〜3は後端規制板を例にして説明したが、上述の側端規制板3Fにおける解除レバー4等、操作部を有するシート規制手段ならば同様の構成を適用可能である。例えば、手差し給送部104(図1参照)に配置される規制板に実施例1〜3において説明した構成を適用してもよい。そのようなシート規制手段を備えた手差しトレイ104bはシート積載装置の他の例である。なお、操作部を有する複数のシート規制手段が配置される場合、ユーザーの接触が生じやすい位置にあるシート規制手段にカバー部を配置すると好適である。例えば、上記側端規制板3Fは、給送カセットが引出される画像形成装置の正面側に配置されているため、解除レバー4の上方にカバー部を設けることが考えられる。
1,104b…シート積載装置(給送カセット、手差しトレイ)/1a,1b…被係合部(ラック部)/2,3F,3R…シート規制手段(後端規制板、側端規制板)/2a,3a…規制面/5,5A…操作部(解除レバー)/5a…押圧面/7…係合部材(ロック部材)/9…付勢手段(バネ部材)/10,10A,10B…カバー部(操作保護部)/11,12…シート積載手段、シート収納部、昇降板(カセット本体、中板)/15…シート給送手段(給送ユニット)/20…本体(規制板本体)/21…収容部/23,24…開口部(窓、切欠き)/100…画像形成装置/10t…カバー部、透過部(操作保護部)/V3…押圧方向/Sb…シートの端部(後端)

Claims (11)

  1. シートが積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの位置を規制するシート規制手段と、を備え、
    前記シート規制手段は、
    前記シート積載手段に支持されたシートの端部に当接してシート位置を規制可能な規制面を有し、前記シート積載手段に対して移動可能な規制部本体と、
    前記規制部本体に設けられ、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を規制する第1位置と、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を許容する第2位置との間で移動可能であり、前記規制面によって規制されるシートの端部から離間する方向に押圧操作されることで前記第1位置から前記第2位置へ移動する操作部と、
    前記規制部本体に設けられ、上方から視て前記第1位置にある状態の前記操作部に重なるように配置されたカバー部と、を有し、
    前記規制部本体には、前記第1位置と前記第2位置との間で移動する前記操作部を収容するための収容空間が形成されており、
    前記カバー部は、前記収容空間の上部を接続する梁状の部材からなり、前記規制部本体と前記カバー部とによって囲まれた開口部を介して上方から前記操作部の移動を視認可能に構成されている
    ことを特徴とするシート積載装置。
  2. シートが積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの位置を規制するシート規制手段と、を備え、
    前記シート規制手段は、
    前記シート積載手段に支持されたシートの端部に当接してシート位置を規制可能な規制面を有し、前記シート積載手段に対して移動可能な規制部本体と、
    前記規制部本体に設けられ、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を規制する第1位置と、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を許容する第2位置との間で移動可能であり、前記規制面によって規制されるシートの端部から離間する方向に押圧操作されることで前記第1位置から前記第2位置へ移動する操作部と、
    前記規制部本体に設けられ、上方から視て前記第1位置にある状態の前記操作部に重なるように配置されたカバー部と、を有し、
    前記規制部本体には、前記第1位置と前記第2位置との間で移動する前記操作部を収容するための収容空間が形成されており、
    前記カバー部は、前記収容空間の上部に設けられた透明な透過部を含み、前記透過部を介して上方から前記操作部の移動を視認可能に構成されている、
    ことを特徴とするシート積載装置。
  3. 装置本体に対して引出可能に装着され、シートが積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの位置を規制するシート規制手段と、を備え、
    前記シート規制手段は、
    前記シート積載手段に支持されたシートの端部に当接してシート位置を規制可能な規制面を有し、前記シート積載手段に対して移動可能な規制部本体と、
    前記規制部本体に設けられ、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を規制する第1位置と、前記シート規制手段の前記シート積載手段に対する移動を許容する第2位置との間で移動可能であり、前記規制面によって規制されるシートの端部から離間する方向に押圧操作されることで前記第1位置から前記第2位置へ移動する操作部と、
    前記規制部本体に設けられ、上方から視て前記第1位置にある状態の前記操作部に重なるように配置されたカバー部と、を有し、
    前記規制面は、前記装置本体に対する前記シート積載手段の引出方向に沿った面であり、
    前記カバー部は、前記規制部本体と共に、前記第1位置と前記第2位置との間で移動する前記操作部を収容するための収容空間であって前記引出方向の下流側に向かって開放された収容空間を形成することで、前記引出方向の下流側から見て前記操作部の移動を視認可能に構成される、
    ことを特徴とするシート積載装置。
  4. 前記操作部は、前記第1位置から前記第2位置へ向かう押圧方向に押圧可能な押圧面を有し、
    前記カバー部の前記押圧方向における上流側の端部は、前記押圧方向において、少なくとも前記操作部が前記第2位置にある場合の前記押圧面の中心位置より上流に位置する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  5. 前記カバー部は、上方から視て前記第1位置にある前記操作部の前記押圧面と重なるように配置される、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート積載装置。
  6. 前記シート規制手段は、
    前記操作部を前記第1位置へ向けて付勢する付勢手段と、
    前記シート積載手段に設けられた被係合部に係合可能であり、前記操作部が前記第1位置にある場合、前記被係合部に係合して前記規制部本体の移動を規制し、前記操作部が前記第2位置にある場合、前記被係合部から離脱して前記規制部本体の移動を許容する係合部材と、
    を有し、前記操作部が前記規制面によって規制されるシートの端部から離間する方向に押圧された場合、前記係合部材が前記被係合部から離脱した状態で前記操作部が押圧されている方向に移動する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  7. 前記操作部は、水平方向に延びる軸線を中心にして前記規制部本体に回動可能に支持される
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート積載装置。
  8. 前記操作部は、前記引出方向における上流側の端部を中心にして前記規制部本体に回動可能に支持される、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート積載装置。
  9. 前記カバー部は、前記規制部本体に揺動可能に支持され、
    前記カバー部の揺動軸は、上方から視て前記第1位置にある状態の前記操作部に重なる位置にある、
    ことを特徴とする、請求項1に記載のシート積載装置。
  10. 前記シート積載手段は、シートを収納可能なシート収納部と、前記シート収納部に配置され、前記シート収納部に収納されるシートを支持し、前記シート収納部に対して昇降可能な昇降板と、を有し、
    前記シート規制手段は、前記昇降板に支持されたシートの位置を規制する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート積載装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート積載装置と、
    前記シート積載装置に支持されたシートを給送するシート給送手段と、
    前記シート給送手段から給送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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