JP6872121B2 - 定着装置の製造方法 - Google Patents
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Description
また、本発明の請求項1の定着装置の製造方法によれば、板部材が反っていた場合であっても、反りを矯正することができる。
本発明の第1実施形態に係る定着装置の製造方法、及び定着装置の製造装置の一例を図1〜図12に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは、後述する画像形成装置10の装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
画像形成装置10には、図12に示されるように、記録媒体としてのシート部材Pが収容される収容部14と、収容部14に収容されたシート部材Pを搬送する搬送部16とが備えられている。さらに、画像形成装置10には、収容部14から搬送部16によって搬送されるシート部材Pに画像形成を行う画像形成部20と、各部を制御する制御部12とが備えられている。
収容部14には、画像形成装置10の装置本体10Aから装置奥行方向の手前側に引き出し可能な収容部材26が備えられており、この収容部材26にシート部材Pが積載されている。さらに、収容部14には、収容部材26に積載されたシート部材Pを、搬送部16を構成する搬送経路28に送り出す送出ロール30が備えられている。
搬送部16には、シート部材Pが搬送される搬送経路28に沿って、シート部材Pを搬送する複数の搬送ロール(符号省略)が備えられている。
画像形成部20には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの画像形成ユニット18Y、18M、18C、18Kが備えられている。なお、以後の説明では、Y、M、C、Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略して記載することがある。
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
次に、本実施形態に係る定着装置の製造方法によって製造される定着装置50について説明し、その後、定着装置の製造装置200、及び定着装置の製造方法について説明する。
定着装置50は、電磁誘導加熱方式を採用しており、図8に示されるように、筐体62と、筐体62の内部に配置されている加熱装置64、及び加圧装置66とを備えている。さらに、定着装置50は、加熱されたシート部材Pを加熱装置64から剥離させる剥離板100を備えている。剥離板100は、板部材の一例である。
加熱装置64は、装置奥行方向から見て、シート部材Pの搬送経路28に対して、装置幅方向の一方側(図中右側)に配置されている。そして、加熱装置64は、定着ベルト70と、定着ベルト70を支持する支持部材72と、電磁誘導機構74とを備えている。
加圧装置66は、加圧部材68を備えており、加圧部材68は、装置奥行方向に延びる円柱状のシャフト68Aと、シャフト68Aが内部に挿入される円筒状のロール部材68Bと、ロール部材68Bの外周面を覆う表面層68Cとを有している。
筐体62は、加熱装置64、及び加圧部材68を収容する収容空間62Aを有している。さらに、筐体62は、下方側から上方側へ搬送されるシート部材Pを収容空間62Aに受け入れる受入口62Bと、搬送されるシート部材Pを収容空間62Aから排出する排出口62Cとを有している。
剥離板100は、樹脂材料で一体的に形成されており、図8、図9に示されるように、筐体62の排出口62Cを臨むように配置されている。そして、剥離板100は、装置奥行方向に延びており、フランジ90に装置幅方向の他方側(図中左側)から重なっている板状の本体部102と、本体部102の下端に基端104Aが連結されている剥離部104とを有している。この剥離部104の先端104Bは、搬送経路28側で、かつ、定着ベルト70の外周面70A側に延びている。
定着装置の製造装置200は、剥離板100を除く各部材を筐体62に組み付けるために用いる図示せぬ組立装置と、定着ベルト70と、剥離部104の先端104Bとの隙Lを調整する調整装置210とを備えている。
測定装置220は、図4、図5に示されるように、定着ベルト70の回転軸方向(以下「ベルト軸方向」、図中矢印M方向)に並んでいる測定部材222A、測定部材222B、及び測定部材222Cを備えている。測定部材222Aは、剥離板100の一端部における剥離部104の先端104Bと定着ベルト70の外周面70Aとの距離を測定するようになっている。また、測定部材222Cは、剥離板100の他端部における剥離部104の先端104Bと定着ベルト70の外周面70Aとの距離を測定するようになっている。さらに、測定部材222Bは、剥離板100のベルト軸方向の中央部における剥離部104の先端104Bと外周面70Aとの距離を測定するようになっている。測定部材222Aが第一測定部材の一例であって、測定部材222Bが第二測定部材の一例であって、測定部材222Cが第三測定部材の一例である。
移動装置250は、図2(A)(B)、図5に示されるように、ベルト軸方向に並んでいる移動部材252A、移動部材252B、及び移動部材252Cを備えている。移動部材252Aは、剥離板100の一端部を筐体62に対して移動させる部材であって、移動部材252Cは、剥離板100の他端部を筐体62に対して移動させる部材である。さらに、移動部材252Bは、剥離板100の中央部を筐体62に対して移動させる部材である。移動部材252Aが第一移動部材の一例であって、移動部材252Bが第二移動部材の一例であって、移動部材252Cが第三移動部材の一例である。
制御部270には、距離L1の実測値J1に対する規格K1、距離L2の実測値J2に対する規格K2、距離L3の実測値J3に対する規格K3が入力されている。なお、規格とは、予め決められた基準値に対して公差をもった幅のある値である。
次に、定着装置の製造装置200を用いて定着装置50を製造する定着装置の製造方法について、図1に示すフロー図を用いて説明する。なお、定着装置50が、測定装置220の治具に載せられていない状態では、測定部材222A、222B、222C、及びモータ260A、260B、260Cは、非稼働状態となっている。
以上説明したように、本実施形態に係る定着装置の製造装置200、及び定着装置の製造方法では、先ず、剥離板100の両端部の実測値J1、J3を規格K1、K3内に入れる。そして、その後、剥離板100の中央部の実測値J2を規格K2内に入れるようにモータ260Bを制御する。
本発明の第2実施形態に係る定着装置の製造方法、及び定着装置の製造装置の一例を図13に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
62 筐体
70 定着ベルト(加熱部材の一例)
100 剥離板(板部材の一例)
200 定着装置の製造装置
222A 測定部材(第一測定部材の一例)
222B 測定部材(第二測定部材の一例)
222C 測定部材(第三測定部材の一例)
252A 移動部材(第一移動部材の一例)
252B 移動部材(第二移動部材の一例)
252C 移動部材(第三移動部材の一例)
270 制御部
Claims (1)
- 筐体に回転可能に支持された円柱状の加熱部材と、該加熱部材の軸方向に延びる樹脂製の板部材であって、該加熱部材の軸方向に間隔を空けて配置された複数のネジにより該筐体に仮止めされた状態の該板部材の両端部との距離の実測値が予め定められた該両端部の規格内に入るように、該板部材の両端部に形成された挿入孔に挿入されたピンを、該加熱部材の軸方向及び該ネジの軸方向とは交差する交差方向に移動させた後、該加熱部材と該板部材の該両端部及び中央部の距離を測定する工程と、
該板部材の中央部に形成された挿入孔に挿入されたピンだけに移動力を付与して、予め定められた該両端部及び該中央部の規格内に、該実測値が入るように、該板部材を該交差方向に移動させる移動工程と、
該移動工程の後、全ての該ネジをさらに捻じ込むことで、該筐体に仮止めされた状態の該板部材を該筐体に取り付ける工程と、
を有する定着装置の製造方法。
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