JP6631551B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1には、加熱源を有する回転体と、該回転体表面と圧接部を形成する加圧部材とを有し、前記圧接部に記録材を狭持搬送させ、該記録材表面に静電的に付着形成されたトナー像を該記録材上に熱定着させる定着装置が開示されている。また、前記定着装置には、前記回転体表面を前記トナーと同極性に帯電する帯電手段(コロトロン帯電器)が設けられている。そして、前記定着装置は、前記帯電手段を設けることにより静電オフセットの発生を抑制している。
特開2000−305388号公報
ところで、特許文献1の定着装置では、例えば、回転体と加圧部材とでトナー像が形成された媒体を加熱、加圧して、前記トナー像を前記媒体に定着する際に前記媒体から生じる不純物(例えば、トナー、トナーを構成する材料、これらから生じるガス等)が帯電手段に付着する場合がある。その結果、帯電手段による回転体(の軸方向)への放電が不均一になって、長期的に見ると放電状態が不安定となる虞がある。そして、これに伴う定着不良が発生する虞がある。
本発明は、静電オフセットの発生を抑制するために加熱体をトナーと同極性に帯電させる帯電部による放電状態を長期的に安定させることができる定着装置の提供を目的とする。
本発明の第1の定着装置は、筒状とされ、回転しながらトナー像が形成された媒体を加熱する加熱体と、筒状とされ、回転しながら前記加熱体とで媒体を挟んで媒体を加圧する加圧体と、前記加熱体の長手方向に沿って配置され、放電して前記加熱体をトナーと同極性に帯電させるコロトロン型の帯電部であって、放電する放電電極、及び、前記放電電極を支持しつつ前記放電電極を囲い前記放電電極とで電界を形成する囲い壁を有する帯電部と、を備え、前記囲い壁における前記放電電極よりも前記加熱体の回転方向上流側の部分には、前記加熱体の回転に伴い前記帯電部内から移動して前記放電電極と前記加熱体との対向部分を通過する空気を前記帯電部外から流入させるための貫通孔が形成されている。
本発明の第2の定着装置は、さらに、前記放電電極は、前記長手方向に沿って並べられ、前記加熱体に向いている複数の針状電極とされ、前記貫通孔は、前記長手方向に沿う複数個所であって、前記加熱体の回転方向において前記複数の針状電極の先端とオーバーラップする位置に並べられて形成されている。
本発明の第3の定着装置は、さらに、前記囲い壁における前記複数の針状電極よりも前記回転方向下流側の部分には、前記長手方向に沿う複数個所であって、前記加熱体の回転方向において前記複数の針状電極の先端とずれた位置に他の貫通孔が並べられて形成されている。
本発明の第4の定着装置は、さらに、前記放電電極は、ワイヤーとされ、前記貫通孔は、前記加熱体の回転方向において前記ワイヤーの放電部分とオーバーラップする位置に形成されている。
本発明の第5の定着装置は、さらに、前記囲い壁における前記ワイヤーよりも前記回転方向下流側の部分には、前記加熱体の回転方向において前記放電部分とずれた位置に他の貫通孔が形成されている。
本発明の画像形成装置は、媒体にトナー像を形成する形成部と、前記定着装置であって、前記形成部により前記媒体に形成されたトナー像を前記媒体に定着する定着装置と、を備えている。
本発明の定着装置は、静電オフセットの発生を抑制するために加熱体をトナーと同極性に帯電させる帯電部による放電状態を長期的に安定させることができる。また、本発明の画像形成装置は、帯電部による放電状態の不安定に伴う画像形成不良を抑制することができる。
本発明を実施するための形態(以下、本実施形態という。)の画像形成装置を正面側から見た概略図である。 本実施形態の画像形成装置を構成する制御部と、画像形成装置を構成する各構成要素との関係を示すブロック図である。 本実施形態の画像形成装置を構成する定着装置を正面側から見た概略図(横断面図)である。 本実施形態の定着装置を構成する加熱ベルトの部分断面図である。 本実施形態の定着装置のコロナ帯電装置を構成する帯電装置本体の一部の平面図である。 図5AにおけるVB−VB切断線で切断した断面図である。 図5AにおけるVC−VC切断線で切断した断面図である。 本実施形態の定着装置を正面側から見た図(横断面図)であって、定着動作時における、加熱ベルトの帯電分布を示す模式図である。 比較形態の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(横断面図)である。 本実施形態の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(横断面図)である。 本実施形態の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(斜視図)である。 本実施形態の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(平面図)である。 変形例(第1変形例)の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(横断面図)である。 変形例(第2変形例)の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(横断面図)である。 変形例(第3変形例)の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(平面図)である。 変形例(第4変形例)の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(平面図)である。 変形例(第5変形例)の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(斜視図)である。 変形例(第6変形例)の定着装置において、帯電装置本体の周辺で定着動作時に生じる空気流を説明するための模式図(斜視図)である。
≪概要≫
以下、本実施形態の画像形成装置10(図1参照)の全体構成及び画像形成動作、本実施形態の要部である定着装置60(図3参照)の構成及び定着動作、本実施形態の効果並びに変形例について、これらの記載順で説明する。
本明細書では、図中における矢印Fr及び矢印Rrで示す方向をそれぞれ装置奥行き方向手前側及び奥側、矢印R及び矢印Lで示す方向をそれぞれ装置幅方向右側及び左側、矢印U及び矢印Loで示す方向をそれぞれ装置高さ方向上側及び下側とする。また、本明細書では、画像形成装置10を装置奥行き方向手前側から見た側を画像形成装置10の正面側として説明する。
≪画像形成装置の全体構成≫
以下、本実施形態の画像形成装置10について図1を参照しながら説明する。画像形成装置10は、給紙カセット20と、トナー像形成部30と、転写装置40と、搬送装置50と、定着装置60と、制御部CUと、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。
給紙カセット20は、媒体Sを収容する機能を有する。
トナー像形成部30は、帯電、露光、現像の各工程を行って、後述するベルトTBに保持させるトナー像を形成する機能を有する。トナー像形成部30は、それぞれ異なる色(Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック))のトナー像を形成する単色ユニット31Y、31M、31C、31Kで構成されている。各単色ユニット31Y、31M、31C、31Kは、それぞれ、感光体PCと、帯電装置32と、露光装置34と、現像装置36と、クリーニング装置38と、を備えている。
感光体PCは、ドラム状とされ、露光装置34により形成される潜像を担持しながら駆動源(図示省略)により駆動されて正面側から見て時計回りに回転するようになっている。帯電装置32は、電源(図示省略)から電圧を印加されて、感光体PCを帯電させる機能を有する。現像装置36は、トナー(図示省略)を用いて露光装置34により感光体PCに形成された潜像をトナー像として現像する機能を有する。クリーニング装置38は、感光体PCに残留した残留トナー(ベルトTBへのトナー像の転写後に転写されずに感光体PCに付着したまま残ったトナー)を感光体PCから除去する機能を有する。なお、本実施形態では、トナー像を構成するトナー(図示省略)の平均帯電量は、一例として、正極性とされている。
トナー像形成部30を構成する感光体PC以外の各構成要素は、正面側から見て、感光体PCの周りに、帯電装置32、現像装置36、除電装置(図示省略)、クリーニング装置38の順で時計回りに配置されている。露光装置34は、感光体PCにおける帯電装置32と現像装置36との間で潜像を形成するようになっている。なお、図1では、単色ユニット31Y以外の単色ユニット31M、31C、31Kを構成する各構成要素の符号が省略されている。
転写装置40は、無端状のベルトTBを有し、図1における矢印X方向に周回するベルトTBに、トナー像形成部30により形成されたトナー像を1次転写させて、ベルトTBに保持されたナー像を媒体Sに2次転写させる機能を有する。なお、本実施形態では、トナー像形成部30と転写装置40との組み合わせを、形成部30Aという。そうすると、形成部30Aは、媒体Sにトナー像を形成する機能を有するといえる。
搬送装置50は、給紙カセット20に収容されている媒体Sを搬送経路(図1中の二点差線P)に沿って搬送する機能を有する。なお、図1における矢印Yは、媒体Sの搬送方向を意味する。
定着装置60は、転写装置40により媒体Sに2次転写されたトナー像、すなわち、形成部30Aにより媒体Sに形成されたトナー像を媒体Sに定着する機能を有する。定着装置60について、後述する。
制御部CUは、画像形成装置10を構成する各構成要素を制御する機能を有する(図2参照)。制御部CUの機能については、後述する画像形成動作及び定着動作の説明の中で説明する。
<画像形成動作>
次に、本実施形態の画像形成装置10による画像形成動作について図1及び図2を参照しながら説明する。
外部装置(図2参照)から画像データを受け取った制御部CUは、画像形成装置10の各構成要素を作動させる。
トナー像形成部30が作動されると、各単色ユニット31Y、31M、31C、31Kでは、帯電装置32が感光体PCを帯電し、露光装置34が感光体PCを露光し(感光体PCに潜像を形成し)、現像装置36が感光体PCの潜像をトナー像として現像する。その結果、各感光体PCにトナー像が形成される。
次いで、転写装置40及び搬送装置50が作動されると、トナー像形成部30により形成されたトナー像がベルトTBに1次転写される。また、ベルトTBに1次転写されたトナー像が2次転写位置(図1中の符号Zの位置参照)に到達するタイミングに合わせて給紙カセット20に収容されている媒体Sが搬送装置50により2次転写位置に搬送され、ベルトTBのトナー像が媒体Sに2次転写される。トナー像が2次転写された媒体Sは、搬送装置50により定着装置60に向けて搬送される。
次いで、定着装置60が作動され、トナー像が2次転写された(形成部30Aにより媒体Sにトナー像が形成された)媒体Sが定着装置60に搬送されると、媒体Sのトナー像が媒体Sに定着される(媒体Sに画像が形成される)。
そして、トナー像が定着された媒体Sは、搬送装置50により画像形成装置10の外に排出されて、画像形成動作が終了する。
≪要部(定着装置)の構成≫
次に、本実施形態の要部である定着装置60の構成について図3、図4、図5A〜C及び図6(主に図3)を参照しながら詳しく説明する。
定着装置60は、図3に示されるように、加熱ベルト61(加熱体の一例)と、加圧ローラー62(加圧体の一例)と、熱源63と、湾曲部材64と、温度センサー66と、コロナ帯電装置68と、ハウジング(図示省略)と、一対の側板(図示省略)と、を含んで構成されている。加熱ベルト61、加圧ローラー62及び熱源63を構成する後述する誘導コイル63Aは、それぞれ長尺とされており、互いにそれらの長手方向を装置奥行き方向に沿わせた状態で、一対の側板に位置決めされている。そして、定着装置60は、長尺とされており、その長手方向を装置奥行き方向に沿わせた状態で、画像形成装置10の本体に取り付けられている。なお、定着装置60を構成するハウジング以外の構成要素は、ハウジング内に収容されている。
<加熱ベルト>
加熱ベルト61は、形成部30Aにより媒体Sに形成されたトナー像(を構成するトナー)及び媒体Sを回転しながら加熱する機能を有する。加熱ベルト61は、図3に示されるように、筒状のベルト、すなわち、無端状のベルトとされている。
加熱ベルト61は、後述する熱源63により熱を付与されつつ、加圧ローラー62により従動されて回転するようになっている。ここで、図3における矢印Aは加熱ベルト61の回転方向を示している。そして、加熱ベルト61は、搬送装置50により搬送されるトナー像が形成された媒体Sを、後述するニップNにおいて加圧ローラー62とで挟んで加圧するようになっている。その結果、加熱ベルト61は、回転しながらトナー像が形成された媒体Sに接触して、媒体Sを加熱し、加圧ローラー62とで媒体Sを加圧して、媒体Sにトナー像を定着させるようになっている。
ここで、加熱ベルト61は、一例として、以下のような層構成とされている。すなわち、加熱ベルト61は、図4に示されるように、発熱層61Aと、弾性層61Bと、離型層61Cとで構成される3層構造とされている。発熱層61Aは、一例として金属製の層とされ、その内側の面が加熱ベルト61の内周面を構成している。そして、後述する熱源63の誘導コイル63Aに電磁誘導されて発熱する機能を有している。弾性層61Bは、発熱層61Aの外周面を全周に亘って被覆している。弾性層61Bは、一例として、弾性を有する絶縁性のPFA(フッ素系樹脂)で形成されている。そして、弾性層61Bは、加熱ベルト61を弾性変形させ易くする機能を有している。離型層61Cは、一例として、フッ素系樹脂で形成された絶縁性の層とされ、弾性層61Bの外周面を全周に亘って被覆している。そして、離型層61Cは、定着動作時にトナーが接触した場合にトナーが付着し難くする機能を有している。なお、本実施形態の加熱ベルト61(の離型層61C)は、媒体Sとの接触により負極性に帯電され易い性質(帯電列の関係)を有する。そのため、本実施形態のように、平均帯電量が正極性とされるトナーを用いると、加熱ベルト61には、媒体Sに形成されたトナーが付着してオフセットを発生し易い。なお、発熱層61Aは、画像形成装置10の本体のフレーム(図示省略)に接続されることで接地されている。
加熱ベルト61の両端の部分にはフランジ(図示省略)が嵌め込まれており、加熱ベルト61は各フランジに接着されて固定されている。そして、各フランジは、それぞれに嵌め込まれたシャフト(図示省略)を介して一対の側板に回転可能に支持されている。
<加圧ローラー>
加圧ローラー62は、形成部30Aにより媒体Sに形成されたトナー像(を構成するトナー)及び媒体Sを、加熱ベルト61とともに挟みながら加圧する機能を有する。加圧ローラー62は、図3に示されるように、装置奥行き方向から見て、加熱ベルト61の右側に配置されている。また、加圧ローラー62が加熱ベルト61とでニップNを形成している状態(図3参照)では、加圧ローラー62は、その左側の部分で加熱ベルトにおける右側の部分を凹ませた状態で加熱ベルト61に接触している。そして、前述のニップNとは、加熱ベルト61と加圧ローラー62とにより形成される、加熱ベルト61と加圧ローラー62との接触部分を意味する。なお、加圧ローラー62は、駆動源(図示省略)により駆動されて回転するようになっている。ここで、図3における矢印Bは、加圧ローラー62の回転方向を示している。
<熱源>
熱源63は、加熱ベルト61が媒体Sを加熱するための熱を、加熱ベルト61に付与する機能を有する。熱源63は、一例として、誘導コイル63Aと、交流電源63Bとを含んで構成されている。誘導コイル63Aは、正面側から見て、加熱ベルト61の左側(加熱ベルト61を挟んで加圧ローラー62が配置されている側と反対側)の外周に対向して配置されている。すなわち、誘導コイル63Aは、正面側から見て、円弧状とされている。そして、誘導コイル63Aは、交流電源63Bから交流電圧が印加されると、加熱ベルト61を電磁誘導により加熱するようになっている。
<湾曲部材>
湾曲部材64は、加圧ローラー62とで加熱ベルト61を挟むことで加熱ベルト61と加圧ローラー62とにニップNを形成させる機能を有する。湾曲部材64は、図3に示されるように、加熱ベルト61を挟んで加圧ローラー62の反対側に配置された状態で、加熱ベルト61の内周に接触している。また、湾曲部材64における加熱ベルト61の内周に接触する部分は、加圧ローラー62に向けて湾曲状に凹んでいる。なお、湾曲部材64は、前述の一対の側板に位置決めされている。
<温度センサー>
温度センサー66は、加熱ベルト61の温度を検知する機能を有する。温度センサー66は、図3に示されるように、一例として、加熱ベルト61の下側に配置されて、加熱ベルト61の外周に対向している。なお、温度センサー66に検知された温度(温度に関するデータ)は、定められた周期で制御部CUに送信されるようになっている。
<コロナ帯電装置>
コロナ帯電装置68は、放電して加熱ベルト61(の離型層61C)をトナー(の平均帯電量)と同極性、すなわち、正極性に帯電させる機能を有する。コロナ帯電装置68は、図3に示されるように、帯電装置本体70(帯電部の一例)と、電源PSとを含んで構成されている。帯電装置本体70は、電源PSから電圧が印加されることでコロナ放電現象を生じさせて加熱ベルト61を帯電させる、コロトロン型の構成とされている。また、本実施形態の帯電装置本体70は、長尺状とされ、一例として、その長手方向を加熱ベルト61の長手方向(回転の軸方向)に沿わせた状態で、加熱ベルト61の回転方向における、誘導コイル63Aよりも下流側かつ温度センサー66よりも上流側で、加熱ベルト61の外周に対向して配置されている。なお、後述する電源PSの接地端子(図示省略)は、画像形成装置10の本体のフレーム(図示省略)に接続されて接地されている。
帯電装置本体70は、図3及び図5A〜Cに示されるように、放電電極72と、囲い壁74とを含んで構成されている。放電電極72は、図5A及びBに示されるように、一例として、長尺状の金属板とされ、その短手方向の一端側が長手方向に亘って等間隔に形勢されている鋸歯形状とされている。別の見方をすると、放電電極72は、自身の長手方向、すなわち、加熱ベルト61の長手方向に沿って並べられ、加熱ベルト61に向いている複数の針状電極とされている。囲い壁74は、図5A及びCに示されるように、一例として、放電電極72の厚み方向両側に対を成し放電電極72の長手方向に沿って配置されている長尺状の部材とされている。囲い壁74は、一例として、一対のシールド74Aと、一対の絶縁部材74Bとで構成されている。一対のシールド74Aは、電源PSの接地端子(図示省略)が接続され、電源PSの出力端子(図示省略)に接続されて、トナー(の平均帯電量)と同極性の電圧が印加される放電電極72との間で電界を形成する機能を有する。これに対して、一対の絶縁部材74Bは、それぞれ、一方のシールド74Aと放電電極72との間及び他方のシールド74Aと放電電極72との間に配置され、各シールド74Aに固定されつつ、放電電極72を挟んで放電電極72を支持する機能を有する。なお、上記のとおりであるから、囲い壁74は、放電電極72を囲うように配置されているといえる。また、一対の絶縁部材74Bは、その名称の如く、絶縁性を有している。
ここで、囲い壁74について別の見方をすると、囲い壁74を、放電電極72よりも加熱ベルト61の回転方向上流側の部分と、下流側の部分とに分けることができる。以下の説明では、囲い壁74のうち放電電極72よりも加熱ベルト61の回転方向上流側の部分を上流側部分80、下流側の部分を下流側部分90とする。
そして、上流側部分80(を構成する絶縁部材74B)には、図5Aに示されるように、自身の長手方向、すなわち、加熱ベルト61の長手方向に沿って等間隔(一例として、放電電極72の一端側端部の歯先の並ぶ間隔と同じ間隔)で、貫通孔82が形成されている。ここで、貫通孔82は、図3及び図5Cに示されるように、放電電極72の短手方向(長手方向及び厚み方向に直交する方向)に沿って絶縁部材74Bを貫通している。そのため、帯電装置本体70は、貫通孔82により帯電装置本体70の外と内とが繋がっている。また、貫通孔82は、図5Aに示されるように、加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72A(図5A、図5B等参照)とオーバーラップする位置に並べられて形成されている。そして、貫通孔82は、加熱ベルト61の回転に伴い帯電装置本体70内から移動して放電電極72と加熱ベルト61との対向部分を通過する空気を帯電装置本体70外から流すために形成されている。
また、下流側部分90(を構成する絶縁部材74B)には、図5Aに示されるように、自身の長手方向、すなわち、加熱ベルト61の長手方向に沿って等間隔(一例として、放電電極72の一端側端部の歯先の並ぶ間隔と同じ間隔)で、貫通孔92(他の貫通孔の一例)が形成されている。ここで、貫通孔92は、図3及び図5Cに示されるように、放電電極72の短手方向に沿って絶縁部材74Bを貫通している。そのため、帯電装置本体70は、貫通孔92により帯電装置本体70の外と内とが繋がっている。また、貫通孔92は、図5Aに示されるように、加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置とずれた位置に並べられて形成されている。そして、貫通孔92は、加熱ベルト61の回転に伴い帯電装置本体70内から移動して放電電極72と加熱ベルト61との対向部分を通過する空気を帯電装置本体70外から流すために形成されている。
なお、貫通孔82と、貫通孔92とは、図5Aに示されるように、放電電極72を挟んで、放電電極72の長手方向に沿って千鳥状に並ぶように形成されている。
≪定着動作≫
次に、本実施形態の定着装置60による定着動作について図2及び図6(主に図6)を参照しつつ説明する。
まず、外部装置(図示省略)から画像データを受け取った制御部CUは、定着装置60に定着動作を行うためのリモート信号を送信する(図2参照)。そして、制御部CUは、加圧ローラー62の駆動源(図示省略)を駆動させることにより加圧ローラー62を回転させる。これに伴い、加熱ベルト61が加圧ローラー62に従動して回転される。また、制御部CUは、熱源63の交流電源63Bを作動させて、誘導コイル63Aに電力を供給させる。これに伴い、誘導コイル63Aは、電磁誘導により加熱ベルト61(の発熱層61A)に熱を付与することで加熱ベルト61は加熱される。この場合、加熱ベルト61の温度は、温度センサー66により定められた周期で検知される。温度センサー66により検知された温度(温度に関するデータ)は、定められた周期で制御部CUに送信される(図2参照)。そして、制御部CUは、温度センサー66により検知される温度が定められた温度になるように、交流電源63Bが誘導コイル63Aに供給する電力を交流電源63Bに調整させる。
次いで、制御部CUは、コロナ帯電装置68を作動させる。具体的には、制御部CUは、電源PSから放電電極72に定められた正極性の直流電圧を印加させる。これに伴い、放電電極72と一対のシールド74Aとの間には、当該正極性の直流電圧、帯電装置本体70の構造、加熱ベルト61との離間距離等に起因した電界が形成される。その結果、コロナ帯電装置68(又は帯電装置本体70)は、放電電極72と一対のシールド74Aとの間に上記電界が形成されている状態で、放電電極72を放電させて加熱ベルト61を正極性、すなわち、トナー(の平均帯電量)の極性と同極性に帯電させる(図6参照)。
そして、形成部30Aによりトナー像が形成されたすべての媒体SがニップNを通過すると、制御部CUは、加圧ローラー62の駆動源、熱源63の交流電源63B、コロナ帯電装置68の電源PS及び温度センサー66を停止させて、定着動作を終了する。
なお、図6は、定着動作時において、加圧ローラー62に従動して回転している加熱ベルト61の各部の帯電分布を示している。符号MPが指す部分(白い部分)は加熱ベルト61における負極性に帯電している部分、符号PPが指す部分(黒い部分)は加熱ベルト61における正極性に帯電している部分、符号MPPが指す部分(灰色の部分)は加熱ベルト61における正極性に帯電している部分が負極性に帯電している部分を示している。図6に示される帯電分布のように、加熱ベルト61におけるニップNを通過した部分は媒体Sとの接触等により元の状態よりも正極性側に帯電されるが、その後、当該部分が加熱ベルト61の回転に伴い帯電装置本体70に対向する位置まで移動すると、当該部分には放電電極72が放電する正極性のイオン(図6中の符号e)が付着する。その結果、加熱ベルト61には符号PPの部分、正極性に帯電している部分が形成される。
≪効果≫
次に、本実施形態の効果について図面を参照しながら説明する。
<第1の効果>
例えば、囲い壁74に貫通孔82、84が形成されていること以外は本実施形態と同様の構成の定着装置(図7参照)の場合(以下、比較形態の場合)、トナー像が形成された媒体SがニップNを通過する際に媒体Sから生じる不純物(図示省略)が加熱ベルト61の回転による空気流AF1(図7参照)により帯電装置本体70まで移動する。そして、帯電装置本体70まで空気流AF1により移動した不純物は、空気流AF1とともに帯電装置本体70内に入り込んで、放電電極72に付着する場合がある。その結果、コロナ帯電装置68による加熱ベルト61(の軸方向)への放電が不純物の付着に伴い不均一になって、長期的に見ると放電状態が不安定となる虞がある。また、これに伴う定着不良が発生する虞がある。
本実施形態の場合も、上記比較形態の場合と同様に、トナー像が形成された媒体SがニップNを通過する際に媒体Sから生じる不純物は、加熱ベルト61の回転による空気流AF1(図8A参照)により帯電装置本体70まで移動する。
しかしながら、本実施形態の定着装置60は、図8Aに示されるように、囲い壁74における上流側部分80に貫通孔82が形成されている。そのため、本実施形態の場合、空気流AF1が帯電装置本体70と加熱ベルト61との対向部分を流れることに伴い、帯電装置本体70内には、貫通孔82を介して帯電装置本体70の外側から内側に空気が流れ込み(空気流AF2が流れ)、放電電極72の先端72A、すなわち、帯電装置本体70と加熱ベルト61との対向部分を通過する(図8A〜C参照)。その結果、本実施形態の場合、上記比較形態の場合に比べて、ニップNで媒体Sから生じて帯電装置本体70まで空気流AF1により移動した不純物が空気流AF1とともに帯電装置本体70内に入り込み難い。これに伴い、本実施形態の場合、上記比較形態の場合に比べて、ニップNで媒体Sから生じて帯電装置本体70まで空気流AF1により移動した不純物の放電電極72での付着量が少ない。
したがって、本実施形態の定着装置60は、上記比較形態の定着装置に比べて、静電オフセットの発生を抑制するために加熱ベルト61をトナーと同極性に帯電させる帯電装置本体70による放電状態(放電電極72の長手方向に亘る放電の均一性)を長期的に安定させることができる。また、本実施形態の画像形成装置10は、コロナ帯電装置68による放電状態の不安定に伴う画像形成不良を抑制することができる。
<第2の効果>
また、本実施形態では、貫通孔82は、図5A及び図8C等に示されるように、囲い壁74の上流側部分80における、放電電極72の長手方向に沿う複数個所であって、加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置に並べられて形成されている。そのため、本実施形態の定着装置60は、貫通孔82が加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置とずれた位置に並べられて形成されている場合に比べて、貫通孔82から帯電装置本体70内に入り込んだ空気流AF2が先端72Aを通過し易い。
したがって、本実施形態の定着装置60は、貫通孔82が加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置とずれた位置に並べられて形成されている場合に比べて、帯電装置本体70による放電状態を長期的に安定させることができる。
<第3の効果>
また、本実施形態では、図5A、図8B、図8C等に示されるように、囲い壁74の下流側部分90には、加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置とずれた位置に貫通孔92が並べられて形成されている。別言すると、貫通孔92は、加熱ベルト61の回転方向において、貫通孔82とずれている(オーバーラップしていない)。そのため、貫通孔82から帯電装置本体70内に流れ込む空気流AF2は、貫通孔92から帯電装置本体70内に流れ込む空気流AF3に影響を受けて、放電電極72の先端72Aを通過し易くなる(図8B及びC参照)。
したがって、本実施形態の定着装置60は、囲い壁74に貫通孔92が形成されていない場合に比べて、帯電装置本体70による放電状態を長期的に安定させることができる。
以上のとおり、本発明について前述の実施形態を一例として説明したが、本発明の技術的範囲は前述の実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の技術的範囲には、下記のような形態も含まれる。
例えば、本実施形態では、制御部CUは定着装置60の構成要素ではないとした。しかしながら、制御部CUにおける定着装置60を制御する部分を、定着装置60の一部として捉えてもよい。
また、本実施形態では、加熱体の一例を加熱ベルト61、加圧体の一例を加圧ローラー62として説明した。しかしながら、回転しながら媒体Sを加熱する機能を有すれば、加熱体の一例は加熱ベルト61でなくてもよい。例えば、加熱体の一例は、ローラー(加熱ローラー)でもよい。また、回転しながら加熱体とでニップNを形成しニップNを通過する媒体Sを加熱体とで加圧する機能を有すれば、加圧体の一例は加圧ローラー62でなくてもよい。例えば、加圧体の一例は、無端状のベルト(加圧ベルト)であってもよい。
また、本実施形態では、加熱ベルト61は、その外周面に対向して配置されている熱源63の誘導コイル63Aにより熱を付与されるとして説明した。しかしながら、加熱ベルト61に熱を付与することができれば、熱源63の本体部分は、加熱ベルト61の内部に配置されていてもよい。この場合、本体部分は、棒状のフィラメント式ランプその他の熱源の本体部分あってもよい。
また、本実施形態では、囲い壁74の下流側部分90に貫通孔92が形成されているとして説明した(図5A及びC、図8B及びC等参照)。しかしながら、囲い壁74の上流側部分80に貫通孔82が形成されていれば、図9Aの第1変形例(帯電部の他の一例としての帯電装置本体70A)に示されるように、下流側部分90に形成されている貫通孔92はなくてもよい。本変形例の場合であっても、本実施形態における第1及び第2の効果を奏するといえる。
また、本実施形態では、囲い壁74の上流側部分80に貫通孔82は、複数形成され、かつ、放電電極72の長手方向に沿って並べられているとして説明した(図5A、図8B及びC等参照)。しかしながら、囲い壁74の上流側部分80に貫通孔82が形成されていれば、図9Bの第2変形例(帯電部の他の一例としての帯電装置本体70B)に示されるように、上流側部分80に形成されている貫通孔82は複数(の貫通孔82B)でなくてもよい(単数であってもよい)。本変形例の場合であっても、本実施形態における第1の効果を奏するといえる。
また、本実施形態では、囲い壁74の上流側部分80に貫通孔82は複数形成され、かつ、各貫通孔82は加熱ベルト61の回転方向において放電電極72の先端72Aにオーバーラップする位置に形成されているとして説明した(図5A、図8B及びC等参照)。しかしながら、囲い壁74の上流側部分80に複数又は単数の貫通孔82が形成されていれば、図9Cの第3変形例(帯電部の他の一例としての帯電装置本体70C)に示されるように、加熱ベルト61の回転方向において各貫通孔82が放電電極72の先端72Aとオーバーラップしていなくてもよい。本変形例の場合であっても、本実施形態における第1の効果を奏するといえる。
また、本実施形態では、貫通孔82が囲い壁74の絶縁部材74Bに形成されているとして説明した(図5A及びC、図8B及びC等参照)。しかしながら、図9Dの第4変形例(帯電部の他の一例としての帯電装置本体70D)に示されるように、貫通孔82は上流側部分80におけるシールド74Aに貫通孔82Dとして形成されていてもよい。本変形例の場合であっても、本実施形態における第1〜第3の効果を奏するといえる。
また、本実施形態では、放電電極72は、一端側が鋸歯形状(針状)であるとして説明した(図5A及びB等参照)。また、本実施形態では、前述のとおり、電源PSから放電電極72に正極性の電圧が印加されるようになっていると説明した。しかしながら、例えば、図9Eの第5変形例(帯電部の他の一例としての帯電装置本体70E)に示されるように、平均帯電量が負極性のトナーを用いる場合で、かつ、鋸歯状の放電電極72に換えてワイヤー72B(放電電極の他の一例)を用いる場合、電源PSからワイヤー72Bに負極性の電圧を印加するようにしてもよい。この場合、ワイヤー72Bには印加電圧の大きさ等に起因してワイヤー72Bの長さ方向に沿って定められた間隔で放電点72C(放電部分の一例)ができる。そこで、本変形例の場合、各貫通孔82を、加熱ベルト61の回転方向において、各放電点72Cの位置にオーバーラップするように形成してもよい。さらに、各貫通孔92を、加熱ベルト61の回転方向において、各放電点72Cの位置にオーバーラップしないように形成してもよい。本変形例の場合であっても、本実施形態における第1〜第3の効果を奏するといえる。
また、第5変形例(図9E参照)では、ワイヤー72Bを放電電極として用いてワイヤー72Bに負極性の電圧を印加するとして説明した。しかしながら、例えば、図9Fの第6変形例(帯電部の他の一例としての帯電装置本体70F)に示されるように、平均帯電量が正極性のトナーを用いる場合で、かつ、鋸歯状の放電電極72に換えてワイヤー72B(放電電極の他の一例)を用いる場合、電源PSからワイヤー72Bに正極性の電圧を印加するようにしてもよい。この場合、ワイヤー72Bは、ワイヤー72Bの長さ方向の一端側から他端側に亘る範囲(すなわち全範囲)は放電する。すなわち、正極性の電圧が印加されているワイヤー72Bの全範囲は、放電部分(図中のグレー部分を指す符号72D)といえる。そこで、本変形例の場合、貫通孔82Bを、加熱ベルト61の回転方向において、放電部分72Dの位置にオーバーラップするように(すなわち、ワイヤー72Bの長さ方向に亘る一端から他端までの全範囲に)、形成してもよい。本変形例の場合であっても、本実施形態における第1及び第2の効果を奏するといえる。
なお、以上のとおり、本発明の一例として、本実施形態、その変形例である第1〜第5変形例等について説明したが、これらの形態のうちの1つの形態の一部の構成に他の形態の構成を組み合わせてもよい。例えば、第1変形例の放電電極72に換えて第5変形例のワイヤー72Bとしてもよい。
10 画像形成装置
30A 形成部
60 定着装置
61 加熱ベルト(加熱体の一例)
62 加圧ローラー(加圧体の一例)
70 帯電装置本体(帯電部の一例)
72 放電電極
72A 先端
72B ワイヤー
72C 放電点(放電部分の一例)
72D 放電部分
74 囲い壁
80 上流側部分(囲い壁における上流側の部分)
82 貫通孔
90 下流側部分(囲い壁における下流側の部分)
92 貫通孔(他の貫通孔の一例)
S 媒体

Claims (2)

  1. 筒状とされ、回転しながらトナー像が形成された媒体を加熱する加熱体と、
    筒状とされ、回転しながら前記加熱体とで媒体を挟んで媒体を加圧する加圧体と、
    前記加熱体の長手方向に沿って配置され、放電して前記加熱体をトナーと同極性に帯電させるコロトロン型の帯電部であって、放電する放電電極、及び、前記放電電極を支持しつつ前記放電電極を囲い前記放電電極とで電界を形成する囲い壁を有する帯電部と、
    を備え、
    前記囲い壁における前記放電電極よりも前記加熱体の回転方向上流側の部分には、前記加熱体の回転に伴い前記帯電部内から移動して前記放電電極と前記加熱体との対向部分を通過する空気を前記帯電部外から流入させるための貫通孔が形成され、
    前記放電電極は、前記長手方向に沿って並べられ、前記加熱体に向いている複数の針状電極とされ、
    前記貫通孔は、前記長手方向に沿う複数個所であって、前記加熱体の回転方向において前記複数の針状電極の先端とオーバーラップする位置に並べられて形成され、
    前記囲い壁における前記複数の針状電極よりも前記回転方向下流側の部分には、前記長手方向に沿う複数個所であって、前記加熱体の回転方向において前記複数の針状電極の先端とずれた位置に他の貫通孔が並べられて形成されている、
    着装置。
  2. 媒体にトナー像を形成する形成部と、
    請求項1に記載の定着装置であって、前記形成部により前記媒体に形成されたトナー像を前記媒体に定着する定着装置と、
    を備えた画像形成装置。
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