JP6631551B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、本実施形態の画像形成装置10(図1参照)の全体構成及び画像形成動作、本実施形態の要部である定着装置60(図3参照)の構成及び定着動作、本実施形態の効果並びに変形例について、これらの記載順で説明する。
以下、本実施形態の画像形成装置10について図1を参照しながら説明する。画像形成装置10は、給紙カセット20と、トナー像形成部30と、転写装置40と、搬送装置50と、定着装置60と、制御部CUと、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。
次に、本実施形態の画像形成装置10による画像形成動作について図1及び図2を参照しながら説明する。
次に、本実施形態の要部である定着装置60の構成について図3、図4、図5A〜C及び図6(主に図3)を参照しながら詳しく説明する。
加熱ベルト61は、形成部30Aにより媒体Sに形成されたトナー像(を構成するトナー)及び媒体Sを回転しながら加熱する機能を有する。加熱ベルト61は、図3に示されるように、筒状のベルト、すなわち、無端状のベルトとされている。
加圧ローラー62は、形成部30Aにより媒体Sに形成されたトナー像(を構成するトナー)及び媒体Sを、加熱ベルト61とともに挟みながら加圧する機能を有する。加圧ローラー62は、図3に示されるように、装置奥行き方向から見て、加熱ベルト61の右側に配置されている。また、加圧ローラー62が加熱ベルト61とでニップNを形成している状態(図3参照)では、加圧ローラー62は、その左側の部分で加熱ベルトにおける右側の部分を凹ませた状態で加熱ベルト61に接触している。そして、前述のニップNとは、加熱ベルト61と加圧ローラー62とにより形成される、加熱ベルト61と加圧ローラー62との接触部分を意味する。なお、加圧ローラー62は、駆動源(図示省略)により駆動されて回転するようになっている。ここで、図3における矢印Bは、加圧ローラー62の回転方向を示している。
熱源63は、加熱ベルト61が媒体Sを加熱するための熱を、加熱ベルト61に付与する機能を有する。熱源63は、一例として、誘導コイル63Aと、交流電源63Bとを含んで構成されている。誘導コイル63Aは、正面側から見て、加熱ベルト61の左側(加熱ベルト61を挟んで加圧ローラー62が配置されている側と反対側)の外周に対向して配置されている。すなわち、誘導コイル63Aは、正面側から見て、円弧状とされている。そして、誘導コイル63Aは、交流電源63Bから交流電圧が印加されると、加熱ベルト61を電磁誘導により加熱するようになっている。
湾曲部材64は、加圧ローラー62とで加熱ベルト61を挟むことで加熱ベルト61と加圧ローラー62とにニップNを形成させる機能を有する。湾曲部材64は、図3に示されるように、加熱ベルト61を挟んで加圧ローラー62の反対側に配置された状態で、加熱ベルト61の内周に接触している。また、湾曲部材64における加熱ベルト61の内周に接触する部分は、加圧ローラー62に向けて湾曲状に凹んでいる。なお、湾曲部材64は、前述の一対の側板に位置決めされている。
温度センサー66は、加熱ベルト61の温度を検知する機能を有する。温度センサー66は、図3に示されるように、一例として、加熱ベルト61の下側に配置されて、加熱ベルト61の外周に対向している。なお、温度センサー66に検知された温度(温度に関するデータ)は、定められた周期で制御部CUに送信されるようになっている。
コロナ帯電装置68は、放電して加熱ベルト61(の離型層61C)をトナー(の平均帯電量)と同極性、すなわち、正極性に帯電させる機能を有する。コロナ帯電装置68は、図3に示されるように、帯電装置本体70(帯電部の一例)と、電源PSとを含んで構成されている。帯電装置本体70は、電源PSから電圧が印加されることでコロナ放電現象を生じさせて加熱ベルト61を帯電させる、コロトロン型の構成とされている。また、本実施形態の帯電装置本体70は、長尺状とされ、一例として、その長手方向を加熱ベルト61の長手方向(回転の軸方向)に沿わせた状態で、加熱ベルト61の回転方向における、誘導コイル63Aよりも下流側かつ温度センサー66よりも上流側で、加熱ベルト61の外周に対向して配置されている。なお、後述する電源PSの接地端子(図示省略)は、画像形成装置10の本体のフレーム(図示省略)に接続されて接地されている。
次に、本実施形態の定着装置60による定着動作について図2及び図6(主に図6)を参照しつつ説明する。
次に、本実施形態の効果について図面を参照しながら説明する。
例えば、囲い壁74に貫通孔82、84が形成されていること以外は本実施形態と同様の構成の定着装置(図7参照)の場合(以下、比較形態の場合)、トナー像が形成された媒体SがニップNを通過する際に媒体Sから生じる不純物(図示省略)が加熱ベルト61の回転による空気流AF1(図7参照)により帯電装置本体70まで移動する。そして、帯電装置本体70まで空気流AF1により移動した不純物は、空気流AF1とともに帯電装置本体70内に入り込んで、放電電極72に付着する場合がある。その結果、コロナ帯電装置68による加熱ベルト61(の軸方向)への放電が不純物の付着に伴い不均一になって、長期的に見ると放電状態が不安定となる虞がある。また、これに伴う定着不良が発生する虞がある。
また、本実施形態では、貫通孔82は、図5A及び図8C等に示されるように、囲い壁74の上流側部分80における、放電電極72の長手方向に沿う複数個所であって、加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置に並べられて形成されている。そのため、本実施形態の定着装置60は、貫通孔82が加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置とずれた位置に並べられて形成されている場合に比べて、貫通孔82から帯電装置本体70内に入り込んだ空気流AF2が先端72Aを通過し易い。
また、本実施形態では、図5A、図8B、図8C等に示されるように、囲い壁74の下流側部分90には、加熱ベルト61の回転方向における放電電極72の先端72Aとオーバーラップする位置とずれた位置に貫通孔92が並べられて形成されている。別言すると、貫通孔92は、加熱ベルト61の回転方向において、貫通孔82とずれている(オーバーラップしていない)。そのため、貫通孔82から帯電装置本体70内に流れ込む空気流AF2は、貫通孔92から帯電装置本体70内に流れ込む空気流AF3に影響を受けて、放電電極72の先端72Aを通過し易くなる(図8B及びC参照)。
30A 形成部
60 定着装置
61 加熱ベルト(加熱体の一例)
62 加圧ローラー(加圧体の一例)
70 帯電装置本体(帯電部の一例)
72 放電電極
72A 先端
72B ワイヤー
72C 放電点(放電部分の一例)
72D 放電部分
74 囲い壁
80 上流側部分(囲い壁における上流側の部分)
82 貫通孔
90 下流側部分(囲い壁における下流側の部分)
92 貫通孔(他の貫通孔の一例)
S 媒体
Claims (2)
- 筒状とされ、回転しながらトナー像が形成された媒体を加熱する加熱体と、
筒状とされ、回転しながら前記加熱体とで媒体を挟んで媒体を加圧する加圧体と、
前記加熱体の長手方向に沿って配置され、放電して前記加熱体をトナーと同極性に帯電させるコロトロン型の帯電部であって、放電する放電電極、及び、前記放電電極を支持しつつ前記放電電極を囲い前記放電電極とで電界を形成する囲い壁を有する帯電部と、
を備え、
前記囲い壁における前記放電電極よりも前記加熱体の回転方向上流側の部分には、前記加熱体の回転に伴い前記帯電部内から移動して前記放電電極と前記加熱体との対向部分を通過する空気を前記帯電部外から流入させるための貫通孔が形成され、
前記放電電極は、前記長手方向に沿って並べられ、前記加熱体に向いている複数の針状電極とされ、
前記貫通孔は、前記長手方向に沿う複数個所であって、前記加熱体の回転方向において前記複数の針状電極の先端とオーバーラップする位置に並べられて形成され、
前記囲い壁における前記複数の針状電極よりも前記回転方向下流側の部分には、前記長手方向に沿う複数個所であって、前記加熱体の回転方向において前記複数の針状電極の先端とずれた位置に他の貫通孔が並べられて形成されている、
定着装置。 - 媒体にトナー像を形成する形成部と、
請求項1に記載の定着装置であって、前記形成部により前記媒体に形成されたトナー像を前記媒体に定着する定着装置と、
を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2017018609A JP6631551B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017018609A JP6631551B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 定着装置及び画像形成装置 |
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JP2018124507A JP2018124507A (ja) | 2018-08-09 |
JP6631551B2 true JP6631551B2 (ja) | 2020-01-15 |
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JP2017018609A Active JP6631551B2 (ja) | 2017-02-03 | 2017-02-03 | 定着装置及び画像形成装置 |
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2017
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