JP6871661B1 - 育毛方法及び冷却用育毛剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、従来の育毛剤を使用した育毛方法よりも優れた育毛効果を奏し、男性型脱毛症、女性型脱毛症等の治療が困難な脱毛症に対してもより有効な育毛方法を提供すること、特に、既存の育毛剤では十分な効果が得られない人に対しても優れた効果を奏する新規育毛方法、それに用いられる育毛剤を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、0℃以下に冷却した育毛剤(冷却育毛剤)を使用することを特徴とする、頭髪の育毛方法(医療行為を除く)である。上記冷却育毛剤は、3日〜14日に1回の間隔で使用すること、常温の育毛剤を併用することが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、新規な育毛方法及び冷却用育毛剤に関する。
近年、高齢化、食生活の変化、社会的ストレスの増大等により、脱毛症になる人々が増加している。この脱毛症には多くの種類があり、主なものとして男性型脱毛症、女性型脱毛症、円形型脱毛症(一過性)が挙げられる。これらのうち一過性の円形型脱毛症は皮膚科での治療により完治することが多いが、男性型脱毛症及び女性型脱毛症は難治性であり治療が困難な脱毛症である。男性型脱毛症は、男性ホルモン、末梢循環障害等が関与する遺伝的要因が強いと考えられている。また、皮脂分泌異常、フケの過剰発生、栄養不良なども影響すると考えられる。一方、女性にみられる女性型脱毛症は、毛包への血流不全、洗髪・ブラッシングなどによる過度のヘアケア等が原因と考えられている。
現代社会において頭髪はファッションの一部であると考えられていることから、育毛剤に対する社会的要求も年々高まっており、治療が困難な男性型脱毛症や女性型脱毛症に対しても、それらを改善すべく様々な育毛剤が開発されている。例えば、ミノキシジル(外用剤)、フィナステリド(内服治療薬)を有効成分として含む育毛剤が知られている。これら以外にも育毛剤は多数知られているが(特許文献1及び2参照)、上市されている育毛剤の中で、男性型脱毛症や女性型脱毛症に対して真に効果的な薬剤は少ない。また、現在知られている育毛剤が、全ての脱毛症、薄毛に効果を示すわけではなく、いずれの育毛剤を使用しても、効果が得られない人が存在しているのが現状である。
特開2012−092079号公報 特開2013−193985号公報
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、従来の育毛剤を使用した育毛方法よりも、優れた育毛効果を奏し、男性型脱毛症、女性型脱毛症等の治療が困難な脱毛症に対してもより有効な育毛方法を提供すること、特に、既存の育毛剤では十分な効果が得られない人に対しても優れた効果を奏する新規育毛方法、それに用いられる育毛剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究した結果、既存の育毛剤を使用することに加えて、適切な頻度で、0℃以下に冷却した育毛剤を使用することで、これまで既存の育毛剤のみでは十分な育毛効果が得られなかった患者に対しても、優れた育毛効果が得られることを見出した。即ち、本発明の要旨は以下のとおりである。
[1]0℃以下に冷却した育毛剤を使用することを特徴とする、頭髪の育毛方法(医療行為を除く)。
[2]上記0℃以下に冷却した育毛剤を3日〜14日に1回の間隔で使用することを特徴とする、[1]に記載の育毛方法。
[3]常温の育毛剤を併用することを特徴とする、[1]又は[2]に記載の育毛方法。
[4]上記0℃以下に冷却した育毛剤を3日〜14日に1回の間隔で使用し、それ以外の日には上記常温の育毛剤を使用することを特徴とする、[3]に記載の育毛方法。
[5]上記育毛剤が、0℃以下に冷却しても凝固が起こらないように、十分な量の有機溶媒又は多価アルコールを含有する、[1]から[4]のいずれかに記載の育毛方法。
[6]0℃以下に冷却しても凝固が起こらないように、十分な量の有機溶媒又は多価アルコールを含有する、0℃以下に冷却して用いられるための冷却用育毛剤。
[7]3日〜14日に1回の間隔で、適量を頭皮に塗布するように用いられる、[6]に記載の冷却用育毛剤。
[8]常温の育毛剤と併用される、[6]又は[7]に記載の冷却用育毛剤。
[9]上記常温の育毛剤は、冷却用育毛剤を使用する日以外の日に使用される、[8]に記載の冷却用育毛剤。
本発明によると既存の常温の育毛剤を使用することに加えて、適切な頻度で、0℃以下に冷却した育毛剤を併用することで、これまで既存の育毛剤のみでは十分な育毛効果が得られなかった患者においても優れた育毛効果を得ることができる。
女性型脱毛症患者に対する臨床試験の結果を示す図である。 女性型脱毛症患者に対して本発明の育毛方法を適用した際の育毛促進効果を示す図(写真)である。 マウス刈毛モデルにおける毛成長度スコアの指標を示す図(写真)である。 冷却育毛剤の使用頻度による育毛促進効果(育毛抑制効果)の違いを検討した結果を示す図である。 マウス刈毛モデルにおいて本発明の育毛方法を適用した結果を示す図である。 マウス刈毛モデルにおいて本発明の育毛方法を適用した結果を示す図である。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書中で使用される用語は、特に言及しない限り、当該技術分野で通常用いられる意味で解釈される。
<頭髪の育毛方法>
本発明の頭髪の育毛方法は、0℃以下に冷却した育毛剤(以下、「冷却育毛剤」又は「冷却品」ということもある)を使用することを特徴とする育毛方法である。適切な頻度で0℃以下に冷却した育毛剤を使用することで、顕著な育毛促進効果を得ることができる。また、従来の常温(室温)の育毛剤(以下、「常温育毛剤」、「室温育毛剤」又は「室温品」ということもある)の用法・用量に従った使用に加えて、適切な頻度で0℃以下に冷却した育毛剤を併用することで、さらに育毛促進効果を向上させることができる。ここで、育毛とは、発毛させること、毛髪を太く長く成長させること、抜け毛を抑制すること、脱毛の要因となる炎症やフケを抑制すること、及び/又は保湿成分や栄養素により頭皮環境を整えることを意味する。また、育毛剤とは、発毛させる、発毛を促進する、毛髪を太く長く成長させる、抜け毛を抑制する、脱毛の要因となる炎症やフケを抑制する、及び/又は保湿成分や栄養素により頭皮環境を整える薬剤を指す。なお、本発明の方法に医療行為は含まれないものとする。以下、本発明の育毛方法において使用される育毛剤、育毛方法の具体的内容を詳細に説明する。
(育毛剤)
本発明の育毛方法においては、0℃以下に冷却した育毛剤が使用される。また、常温(室温)の育毛剤と0℃以下に冷却した育毛剤が併用される。ここで、上記「0℃以下」とは、一般家庭で使用される冷凍庫内の温度範囲であればよく、通常−40℃〜0℃であり、−30℃〜0℃であることが好ましく、−30℃〜−5℃であることがより好ましく、−30℃〜−10℃であることがさらに好ましく、−30℃〜−20℃であることが特に好ましく、−20℃前後であることが最も好ましい。また、「常温(室温)」とは、通常5℃〜35℃の温度範囲をいうが、本発明における常温(室温)の育毛剤の温度としては、10℃〜30℃であることが好ましく、10℃〜27℃であることがより好ましく、15℃〜25℃であることがさらに好ましい。
本発明の育毛方法において使用される育毛剤は、育毛効果を奏するものであれば特に限定されないが、冷却育毛剤は、0℃以下に冷却しても凝固が起こらないように、十分な量の有機溶媒又は多価アルコールを含有するものであることが好ましい。なお、常温育毛剤は、0℃以下に冷却して使用される育毛剤と同じ育毛剤を常温で使用するものであってもよいし、0℃以下に冷却して使用される育毛剤とは異なる組成の育毛剤であってもよい。
本発明において、育毛剤が含有する上記有機溶媒又は多価アルコールとしては、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール、n−プロピルアルコール、イソブタノール、n−ヘキサノール、メチルアミルアルコール、2−エチルブタノール、n−オクタノール等の炭素数2〜8の一価アルコール;グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の炭素数3〜6の多価アルコール或いはその誘導体;アセトン、メチルアセトン、エチルメチルケトン、イソブチルメチルケトン、メチル−n−プロピルケトン等の炭素数3〜6のケトン;酢酸エチル、酢酸イソプロピル等の炭素数4〜5のエステル;エチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル等の炭素数4〜8のエーテル;n−ブタン、n−ペンタン、n−オクタン等の炭素数4〜8の脂肪族炭化水素;四塩化炭素、トリクロロエチレン等の炭素数1〜2の脂肪族炭化水素のハロゲン化物;トルエン等の炭素数6〜7の脂肪族炭化水素のうち1種或いは2種以上が含まれる無水或いは含水有機溶媒等が挙げられる。これらのうち、0℃以下に冷却しても凝固が起こり難く、育毛剤に使用した場合の安全性の観点から、エタノール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールが好ましい。
本発明において、冷却育毛剤の有機溶媒又は多価アルコールの含有量としては、0℃以下に冷却しても凝固が起こらないために十分な量であればよく、有機溶媒又は多価アルコールの種類によって適宜調整され得るが、通常育毛剤の全量に対して10質量%〜100質量%であり、15質量%〜80質量%であることが好ましく、20質量%〜70質量%であることがより好ましく、25質量%〜65質量%であることがさらに好ましく、30質量%〜60質量%であることが特に好ましく、30質量%〜50質量%であることが最も好ましい。
本発明において、常温育毛剤は有機溶媒又は多価アルコールを含有していてもよいし、含有していなくてもよい。常温育毛剤が有機溶媒又は多価アルコールを含有する場合の含有量としては、有機溶媒又は多価アルコールの種類によって適宜調整され得るが、育毛剤の全量に対して通常0.1質量%〜100質量%であり、10質量%〜70質量%であることが好ましく、40質量%〜60質量%であることがより好ましい。
本発明の育毛方法において用いられる育毛剤が含む有効成分は、冷却育毛剤、常温育毛剤共に特に限定されず、育毛効果を奏する有効性成分であればいずれを含んでいてもよく、育毛効果の作用機序も特に限定されない。このような有効成分としては、例えば血行促進成分、抗炎症成分、細胞賦活成分、栄養付与成分、抗菌成分、抗アンドロゲン成分等のホルモン調整成分等が挙げられる。
上記血行促進成分としては、例えば、センブリエキス、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸アミド、塩化カルプロニウム、酢酸ニコチネート、酢酸トコフェロール、ノニル酸バニリルアミド、ジアゾキサイド、セファランチン、ヨウ化ニンニクエキス、スエルチアマリン、トウガラシチンキ、イチョウ抽出エキス、シャクヤクエキス、ミノキシジル等が挙げられる。
上記抗炎症成分としては、例えば、グリチルリチン酸ジカリウム等のグリチルリチン酸塩、β−グリチルレチン酸、トラネキサム酸、グリチルリチン、カンゾウエキス、オウバクエキス、オトギリソウエキス、オウゴンエキス、ボタンピエキス等が挙げられる。
上記細胞賦活成分としては、例えば、t−フラバノン、エチニルエストラジオール、ヒノキチオール、塩酸ピリドキシン、D−パントテニルアルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ビオチン、アラントイン、ペンタデカン酸グリセリド、プラセンタエキス、コレウスエキス、ジンセンエキス、アデノシン、ヒノキチオール等が挙げられる。
上記栄養付与成分としては、例えば、アミノ酸類、ビタミン類、ミネラル類等が挙げられる。
上記抗菌成分としては、例えば、ピロクトンオラミン、イソプロピルメチルフェノール、クロルヘキシジン、サリチル酸、塩化ベンザルコニウム、アクリノール、塩化ベンザルコニウム、クレゾール、グルコン酸及びその誘導体、ポピドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素、トリクロカルバン、トリクロサン、フェノキシエタノール、1,2−ペンタンジオール、塩酸アルキルジアミノグリシン、ミコナゾール、クロタミトン、イクタモール、モクタモール、チモール酸、ジンクピリチオン等が挙げられる。
上記ホルモン調整成分としては、例えば、エチニルエストラジオール、安息香酸エストラジオール、ノコギリヤシエキス等の抗アンドロゲン成分等が挙げられる。
本発明における育毛剤は、冷却育毛剤、常温育毛剤共に、上述の成分以外に、水(精製水)、粘度調整剤(増粘剤)、湿潤剤、界面活性剤(可溶化剤、乳化剤、分散剤等)、pH調整剤、防腐剤、香料、着色料、酸化防止剤、清涼剤等の公知又は市販の育毛剤等に含まれる成分が、本発明の効果を妨げない範囲内で含有されていてもよい。
上記粘度調整剤(増粘剤)としては、例えば、増粘多糖類(グアーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、キサンタンガム、デキストラン等)、セルロース系増粘剤(メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等)、アルギン酸、その塩、及びその誘導体(アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等)、ビニル系増粘剤(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム等)、ベントナイト、デキストリン脂肪酸エステル、ペクチン等が挙げられる。
上記湿潤剤としては、例えば、カミツレエキス、ハマメリスエキス、チャエキス、アロエエキス等の植物抽出エキス;グリセリン、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、イソプレングリコール、ジグリセリン、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジオール等の多価アルコール;トレハロース、キシリトール、ソルビトール等の糖類;ヒアルロン酸ナトリウム、ヘパリン類似物質、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ケラチン、キチン、キトサン等の高分子化合物;セラミド、コレステロール、リン脂質等の脂質、プロリン、グリシン等のアミノ酸類等が挙げられる。
上記界面活性剤としては、例えば、アルキルカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等のアニオン界面活性剤;アルキルアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤;カルボン酸型両性界面活性剤(アミノ型、ベタイン型)、硫酸エステル型両性界面活性剤、スルホン酸型両性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤等の両性界面活性剤;エーテル型非イオン界面活性剤、エーテルエステル型非イオン界面活性剤、エステル型非イオン界面活性剤、ブロックポリマー型非イオン界面活性剤、含窒素型非イオン界面活性剤等の非イオン界面活性剤;天然界面活性剤、タンパク質加水分解物の誘導体、高分子界面活性剤、チタン・ケイ素を含む界面活性剤、フッ化炭素系界面活性剤等が挙げられる。
上記pH調整剤としては、例えば、無機酸(塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、ホウ酸等)、有機酸(乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、コハク酸ナトリウム、シュウ酸、グルコン酸、フマル酸、プロピオン酸、酢酸、アスパラギン酸、イプシロン−アミノカプロン酸、グルタミン酸、アミノエチルスルホン酸等)、グルコノラクトン、酢酸アンモニウム、無機塩基(炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等)、有機塩基(モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、リジン等)等が挙げられる。
上記防腐剤としては、例えば、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオキシ安息香酸メチル、フェノキシエタノール、BHT等が挙げられる。
上記香料としては、合成香料(酢酸ヘキシル、酢酸イソアミル、2−メチルペンタン酸エチル、トランス−2−ヘキセン−1−オール、アルファ−ダマスコン、シス−3−ヘキセン−1−オール、リナロール、酢酸エチル、2−メチル酢酸エチル、ノナナール、ネラール、酢酸ネリル、ゲラニアール、酢酸ゲラニル、シトロネロール、ネロール、ゲラニオール、プロピオン酸エチル、ヘキサナール、ヘキサン酸エチル、ローズオキサイド、ヘキサノール、酢酸3−ヘキセニル、アントラニル酸メチル、マロン酸ジエチル、デカン酸エチル、オクタナール、デカナール、2−メチルペンタン酸エチル、酢酸2−(tert−ブチル)シクロヘキシル、酢酸ジメチルフェネチルカービニル酢酸ヘキシル及びリモネン等)、精油・天然香料(ラベンダー油、オレンジスイート油、ティートリー油等)、又は各種調合香料等が挙げられる。
上記着色料としては、タール系色素、アスタキサンチン、アントラキノン類、アントシアニジン、β−カロチン、カテナール、カプサンチン、カルコン、カルサミン、クエルセチン、クロシン、クロロフィル、クルクミン、コチニール、シコニン等のナフトキノン類、ビキシン、フラボン類、ベタシアニジン、ヘナ、ヘモグロビン、リコピン、リボフラビン、ルチン等の天然色素等が挙げられる。
上記酸化防止剤としては、トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロール等のトコフェロール誘導体、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、没食子酸プロピル等の没食子酸誘導体、ビタミンC(アスコルビン酸)およびその誘導体、エリソルビン酸およびその誘導体等が挙げられる。
上記清涼剤としては、L−メントール、メントール誘導体等が挙げられる。
本発明において、冷却育毛剤は、0℃以下で、液体、流動性ゲルの状態であることが好ましく、頭皮に塗布した際に、塗布した箇所に一定時間とどまることで冷却効果の持続力を向上させることができるという観点から、特に流動性ゲルの状態であることがより好ましい。0℃以下で流動性ゲルの状態となるようにするためには、上記粘度調整剤(増粘剤)を配合させることが有効である。このような目的で使用する粘度調整剤(増粘剤)としては、キサンタンガム、グアーガム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、中でもヒドロキシプロピルメチルセルロースがより好ましい。育毛剤を0℃以下で流動性ゲルの状態となるようにするための粘度調整剤(増粘剤)の含有量としては、育毛剤の全量に対して0.01質量%〜3.0質量%であることが好ましく、0.1質量%〜1.0質量%であることがより好ましく、0.2質量%〜0.6質量%であることがさらに好ましい。
本発明において、常温育毛剤は、常温(室温)で液体であることが好ましく、取り扱い性に優れる観点から、特にとろみのある液体であることがより好ましい。常温(室温)でとろみのある液体の状態となるようにするためには、上記粘度調整剤(増粘剤)を配合させることが有効である。このような粘度調整剤(増粘剤)としては、キサンタンガム、グアーガム、カルボキシビニルポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、中でもヒドロキシプロピルメチルセルロースがより好ましい。育毛剤を常温(室温)でとろみのある液体となるようにするための粘度調整剤(増粘剤)の含有量としては、育毛剤の全量に対して0.01質量%〜3.0質量%であることが好ましく、0.1質量%〜1.0質量%であることがより好ましく、0.2質量%〜0.6質量%であることがさらに好ましい。
(育毛方法)
従来の育毛剤を用いた育毛方法においては、常温保存又は冷蔵保存(一般家庭の冷蔵庫内の温度;4℃〜10℃)の育毛剤を使用し、用法・用量にしたがって、適量を頭皮に塗布する。一方、本発明の育毛方法においては、冷凍庫内で、0℃以下(−40℃〜0℃であり、−30℃〜0℃であることが好ましく、−30℃〜−5℃であることがより好ましく、−30℃〜−10℃であることがさらに好ましく、−30℃〜−20℃であることが特に好ましく、−20℃前後であることが最も好ましい)に冷却された育毛剤を使用することを特徴とする。
0℃以下に冷却した育毛剤(冷却育毛剤)は、3日〜14日に1回の間隔で使用することが好ましく、4日〜10日に1回の間隔で使用することがより好ましく、5日〜8日に1回の間隔で使用することがさらに好ましく、7日に1回の間隔で使用することが特に好ましい。冷却育毛剤をこのような頻度で使用することで、優れた育毛効果が得られる。冷却育毛剤の使用頻度を高くし、例えば毎日や、一日おきとすると、優れた育毛効果が得られない。
本発明の育毛方法においては、常温育毛剤と冷却育毛剤を併用することで、さらに育毛効果を向上させることができる。すなわち、常温育毛剤を、その育毛剤の用法・用量にしたがって使用しながら、並行して上記の頻度で冷却育毛剤を使用することで、育毛効果を向上させることができる。常温育毛剤を継続使用しても効果が殆ど得られなかったような深刻な脱毛症の患者に対しても、冷却育毛剤と併用することで、顕著な育毛効果を得ることができる。この場合も、冷却育毛剤の使用頻度を高くし、例えば毎日や、一日おきとすると、冷却育毛剤の効果が得られ難く、常温育毛剤のみを使用した場合と変わらない効果となる。
本発明の育毛方法において、好ましい用法としては、例えば、以下のような用法が挙げられる。即ち、常温育毛剤をその育毛剤の用法・用量にしたがって使用する。例えば、毎日、1〜2回/日、適量を頭皮に塗布しマッサージする。並行して冷却育毛剤を3日〜14日に1回の間隔で、好ましくは4日〜10日に1回の間隔で、より好ましくは5日〜8日に1回の間隔で、さらに好ましくは7日に1回の間隔で、1〜2回/日、適量を頭皮に塗布しマッサージする。1日2回の場合は、例えば、朝と晩に塗布する。なお、冷却育毛剤を使用する日は、常温育毛剤を用法どおり使用してもよいし、使用しなくてもよい。
具体的には、以下のような用法が挙げられる。即ち、常温育毛剤を毎日、1〜2回/日、適量を頭皮に塗布しマッサージする。週に1日は、まず、冷凍庫に保存している冷却育毛剤を取り出し、適量を直ちに頭皮に塗布し、数分間静置させる。その後、常温育毛剤をいつもどおりに頭皮に塗布し、頭皮マッサージにより馴染ませる。なお、冷却育毛剤を使用する頻度は、3日〜14日に1回の間隔内で適宜変更し得る。
別の具体例としては、常温育毛剤を毎日、1〜2回/日、適量を頭皮に塗布しマッサージする。週に1日は、常温育毛剤は使用せず、冷却育毛剤のみを使用する。その際、冷凍庫に保存している冷却育毛剤を取り出し、適量を直ちに頭皮に塗布し、数分間静置させる。その後、頭皮マッサージにより馴染ませる。なお、冷却育毛剤を使用する頻度は、3日〜14日に1回の間隔内で適宜変更し得る。
<冷却用育毛剤>
本発明は、0℃以下に冷却しても凝固が起こらないように、十分な量の有機溶媒又は多価アルコールを含有する、0℃以下に冷却して用いられるための冷却用育毛剤も含む。この冷却用育毛剤は、上述の本発明の育毛方法において0℃以下に冷却して冷却育毛剤として使用されるものである。したがって、本発明の冷却用育毛剤は、0℃以下に冷却したものを、好ましくは3日〜14日に1回の間隔で、より好ましくは4日〜10日に1回の間隔で、さらに好ましくは5日〜8日に1回の間隔で、特に好ましくは7日に1回の間隔で、適量を頭皮に塗布するように用いられる。さらに、本発明の冷却用育毛剤は、0℃以下に冷却し、常温の育毛剤と併用される。即ち、本発明の冷却用育毛剤は、常温育毛剤と併用するための冷却用育毛剤ということができる。なお、「冷却用育毛剤」は、製造過程、在庫保管時、発送時、販売時は常温(室温)とすることができる。
本発明の冷却用育毛剤の組成については、上述の頭髪の育毛方法の説明中の「育毛剤」の項における冷却育毛剤の説明をそのまま適用できる。また、冷却用育毛剤と使用方法については、上述の頭髪の育毛方法の説明中の「育毛方法」の項における冷却育毛剤についての説明をそのまま適用できる。
以下、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるものではない。
[試験1:女性型脱毛症患者に対する臨床試験]
既存の育毛剤(有効成分として認可されているグリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症剤)、センブリエキス(血流促進剤)、D−パントテニルアルコール(細胞賦活剤・栄養付与)、エチニルエストラジオール(女性ホルモン剤)を配合し、さらに毛周期変換作用を有する桑白皮エキス、外毛根鞘増殖作用を有する桐葉エキスを配合したもの:育毛剤1の室温保存品)の6か月以上の継続使用によって、効果が見込めないと皮膚科専門医が判断した患者9名を被験者とし、以下の試験を実施した。
(1)試験スケジュール:
毎週月曜日〜土曜日(6日間):育毛剤1(室温にて保管;室温品)のみを使用
毎週日曜日(1日間) :育毛剤1(家庭用冷凍庫にて保管;冷却品)のみを使用
なお、育毛剤の試験品としては、育毛剤有効成分として認可されている抗炎症剤、血流促進剤、細胞賦活剤、女性ホルモン剤を配合し、さらに毛周期変換作用を有する桑白皮エキス、外毛根鞘増殖作用を有する桐葉エキス、エタノールを40%以上配合している既存品(育毛剤1)を室温保存したもの(室温品)、又は家庭用冷凍庫にて−30℃〜−20℃で保存したもの(冷却品)をそれぞれ使用した。
(2)使用方法:
使用頻度は1〜2回/日とし、脱毛部周辺に試験品を塗布し、指でもみこんだ。
(3)試験期間:
3か月以上
(4)評価方法:
頭頂部を中心とした育毛効果を、皮膚科専門医が目視にて評価した。使用前写真と比較し、下記の評価基準で判定した。
(評価基準)
・著明改善:脱毛部面積が大きく縮小し、明らかな変化がみられた。
・中度改善:脱毛部面積が縮小した。
・軽度改善:脱毛部面積がやや縮小した。
・変化なし:変化がみられなかった。
・軽度悪化:脱毛部面積がやや拡大した。
・中度悪化:脱毛部面積が拡大した。
・著明悪化:脱毛部面積が大きく拡大し、明らかな変化がみられた。
結果を図1に示す。育毛剤の通常使用(室温品)に加え、冷却品を週に1回の頻度で使用することで、被験者全体の45%で著明改善、11%で中度改善、11%で軽度改善が見られ、合計すると全体の67%の被験者で改善効果が見られた。試験前と3か月使用後を比較した著明改善の被験者の例を図2の写真に示す。
冷却品を併用することにより、育毛剤の通常使用(室温品)を6か月以上継続しても改善効果がみられなかった被験者に対し、全体の67%で改善効果が認められるという、驚くべき効果が得られた。したがって、冷却品と室温品を併用する本発明の育毛方法は、女性型脱毛症に対して優れた育毛効果を奏することが分かった。特に育毛剤の通常使用(室温品)に加え、冷却品を週に1回程度の頻度で使用することで顕著な効果が得られることが示された。
[試験2:マウス刈毛モデルを使用した本発明の育毛方法の詳細検討]
上記試験1で使用した育毛剤1以外の育毛剤でも試験1と同様の効果が得られるか否かを確認する目的、及び最も育毛効果が得られる、冷却品の使用頻度を見出す目的で、マウス刈毛モデルを用いた試験を行った。
(1)試験方法
8週齢C3Hマウス(日本SLC社)背部を剃毛し、除毛クリームで処置した。翌日より、以下の各試験液を連日塗布し(100μL/匹)、塗布開始7日目より3日おきに、以下を指標に毛成長度をスコア化して評価した(0.0〜5.0点)。各スコアに当たる発毛状態を図3にも示した。各条件による発毛の経時変化を図4(育毛剤1)、図5(育毛剤2)に示した。また試験品の塗布開始後19日目の毛成長スコア比を図6に示した。
(評価基準)
・0点:除毛直後と同じ状態(発毛が全くみられない)
・1点:正常状態の20%程度の発毛
・2点:正常状態の40%程度の発毛
・3点:正常状態の60%程度の発毛
・4点:正常状態の80%程度の発毛
・5点:正常状態の100%程度の発毛
(2)被験物質(試験液)
下記の表に示す試験液を使用した。
Figure 0006871661
上記表1中、育毛剤1は試験1で使用した育毛剤と同じもの、育毛剤2は、ピロクトンオラミン(抗菌成分)、ニコチン酸アミド(栄養付与成分)、t−フラバノン(細胞賦活成分)が配合された育毛剤である。室温品はそれぞれの育毛剤を室温保存したもの、冷却品はそれぞれの育毛剤を冷凍庫にて−30℃〜−20℃に冷却保存したものである。
図4に示すとおり、育毛剤の通常の使用方法(室温品のみ)と比較して、週に1回の頻度で冷却品を併用した場合には顕著な毛成長促進効果が得られたのに対して、冷却品を2日に1回の頻度で併用した場合、及び毎日冷却品を使用した場合には、反対に毛成長が抑制された。また、図5に示すとおり、育毛剤1とは成分、ならびに育毛に対する作用機序が異なる育毛剤2についても、室温品の使用に加え、週1回の頻度で冷却品を併用することで、育毛効果を顕著に促進した。育毛剤1及び育毛剤2は、育毛剤に広く用いられる既存の育毛作用機序を網羅した組合せとなっており、育毛剤の使用において冷却品を併用することで得られる促進効果は、いずれの育毛剤においても広く期待できる。
本発明によると、既存の育毛剤を室温で使用しながら、適切な頻度で、0℃以下に冷却した育毛剤を併用するだけで、十分な育毛効果が得られなかった患者においても優れた育毛効果が期待できる。

Claims (9)

  1. 0℃以下に冷却した液体の育毛剤を塗布することを特徴とする、頭髪の育毛方法(医療行為を除く)。
  2. 上記0℃以下に冷却した液体の育毛剤を3日〜14日に1回の間隔で塗布することを特徴とする、請求項1に記載の育毛方法。
  3. 常温の育毛剤を併用することを特徴とする、請求項1又は2に記載の育毛方法。
  4. 上記0℃以下に冷却した液体の育毛剤を3日〜14日に1回の間隔で塗布し、それ以外の日には上記常温の育毛剤を使用することを特徴とする、請求項3に記載の育毛方法。
  5. 上記育毛剤が、0℃以下に冷却しても凝固が起こらないように、十分な量の有機溶媒又は多価アルコールを含有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の育毛方法。
  6. 0℃以下に冷却しても凝固が起こらないように、十分な量の有機溶媒又は多価アルコールを含有する、0℃以下に冷却して、請求項1に記載の育毛方法において用いられるための冷却用育毛剤。
  7. 3日〜14日に1回の間隔で、適量を頭皮に塗布するように用いられる、請求項6に記載の冷却用育毛剤。
  8. 常温の育毛剤と併用される、請求項6又は7に記載の冷却用育毛剤。
  9. 上記常温の育毛剤は、冷却用育毛剤を使用する日以外の日に使用される、請求項8に記載の冷却用育毛剤。
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