JP6870444B2 - 物体検知装置 - Google Patents

物体検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6870444B2
JP6870444B2 JP2017077635A JP2017077635A JP6870444B2 JP 6870444 B2 JP6870444 B2 JP 6870444B2 JP 2017077635 A JP2017077635 A JP 2017077635A JP 2017077635 A JP2017077635 A JP 2017077635A JP 6870444 B2 JP6870444 B2 JP 6870444B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
pulse signal
unit
wave
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017077635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018179676A (ja
Inventor
陽平 鈴木
陽平 鈴木
岳人 原田
岳人 原田
充保 松浦
充保 松浦
卓也 野村
卓也 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2017077635A priority Critical patent/JP6870444B2/ja
Priority to CN201880024081.5A priority patent/CN110494764B/zh
Priority to PCT/JP2018/014559 priority patent/WO2018190237A1/ja
Priority to DE112018001949.7T priority patent/DE112018001949T8/de
Publication of JP2018179676A publication Critical patent/JP2018179676A/ja
Priority to US16/595,778 priority patent/US11209542B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6870444B2 publication Critical patent/JP6870444B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/02Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves
    • G01S15/06Systems determining the position data of a target
    • G01S15/08Systems for measuring distance only
    • G01S15/10Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves
    • G01S15/102Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves using transmission of pulses having some particular characteristics
    • G01S15/104Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves using transmission of pulses having some particular characteristics wherein the transmitted pulses use a frequency- or phase-modulated carrier wave
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/02Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves
    • G01S15/06Systems determining the position data of a target
    • G01S15/08Systems for measuring distance only
    • G01S15/10Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves
    • G01S15/12Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves wherein the pulse-recurrence frequency is varied to provide a desired time relationship between the transmission of a pulse and the receipt of the echo of a preceding pulse
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/93Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes
    • G01S15/931Sonar systems specially adapted for specific applications for anti-collision purposes of land vehicles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00
    • G01S7/523Details of pulse systems
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/003Bistatic sonar systems; Multistatic sonar systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

本発明は、物体検知装置に関するものである。
従来、超音波を送信する送信部と、超音波を受信する受信部とを有する超音波センサを備え、超音波の送信から反射波の受信までの時間に基づいて物体との距離を算出する物体検知装置が提案されている。このような物体検知装置を車両等に搭載して障害物検知に用いると、周辺の車両が発する超音波信号との混信により物体の検知精度が低下するおそれがある。
これについて特許文献1では、送信波の周波数を掃引し、送信波と同様に周波数が変化するチャープ信号が受信波に含まれるか否かに基づいて、自身が送信した超音波の反射波と他の装置が発生させた超音波とを判別する物体検知装置が提案されている。また、特許文献1では、このような物体検知装置において、2つのチャープ信号を組み合わせて用いる技術が提案されている。
独国特許出願公開第10106142号明細書
共振型マイクロホンを利用した超音波センサでは、マイクロホンの共振周波数付近の狭い周波数帯域でのみ、送信波および受信波の音圧が大きくなり、受信波の周波数を観測することができる。
また、本発明者らは、共振型マイクロホンを備える超音波センサにおいて、超音波の反射波が受信部に到達した直後には受信波の周波数の変化が観測されにくいことを見出した。これは、共振型マイクロホン等の共振を利用した系では、送信部の駆動開始直後の振幅の立ち上がりが遅いためであると考えられる。
そのため、このような超音波センサに特許文献1に記載の方法を適用すると、観測される受信波の周波数の変化幅が狭く、チャープ信号の検出および超音波の判別が困難になる。
また、特許文献1では、周波数が増加するチャープ信号と、周波数が減少するチャープ信号とを、掃引終了時の周波数が互いに等しくなるように組み合わせている。このような方法では、1つのチャープ信号における共振周波数付近での掃引幅が狭くなるため、観測される周波数の変化幅が狭くなり、チャープ信号の検出および超音波の判別が困難になる。
本発明は上記点に鑑みて、超音波の判別を容易にすることが可能な物体検知装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、周波数fのパルス信号を生成する信号生成部(4)と、パルス信号を超音波である探査波に変換して送信する送信部(2、3)と、超音波を受信する受信部(2)と、送信部が探査波を送信してから受信部が探査波の反射波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出する距離算出部(12)と、受信部が受信した超音波が探査波の反射波であるか否かを判定する判定部(11)と、を備える物体検知装置であって、受信部が受信した超音波の振幅Aを検出する振幅検出部(8)と、受信部が受信した超音波の周波数fを検出する周波数検出部(7)と、を備え、信号生成部は、パルス信号の生成を開始してから所定の時間が経過した後に、周波数fを掃引し、判定部は、送信部が探査波の送信を開始してから振幅Aが所定の基準値以上となった後の周波数fが周波数fと同じ変化をしている場合に、受信部が受信した超音波が探査波の反射波であると判定し、距離算出部は、判定部によって、受信部が受信した超音波が探査波の反射波であると判定された場合に、送信部が探査波を送信してから受信部が該超音波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出し、パルス信号は、第1パルス信号(SA)と第2パルス信号(SB)とを含み、判定部は、周波数検出部が複数の周波数を検出し、さらに、周波数検出部が検出した複数の周波数の中に、第1パルス信号の周波数と同じ変化をするものと、第2パルス信号の周波数と同じ変化をするものが含まれている場合に、受信部が受信した超音波が探査波の反射波であると判定し、第1パルス信号で周波数が掃引される時間と、第2パルス信号で周波数が掃引される時間とが重なっており、信号生成部は、周波数f を一定としてパルス信号を生成した後、周波数f の掃引を開始する。
このように、パルス信号の生成を開始してから所定の時間が経過し、探査波の振幅が大きくなった後に周波数fの掃引を行うことで、振幅が大きくなった後の周波数fの掃引幅が広くなる。これにより、振幅Aが大きくなった後の受信波の周波数fの変化幅が広くなる。したがって、振幅Aが大きくなり周波数fの変化が観測されやすくなった後の受信波について周波数の判定を行う場合に、チャープ信号の検出および超音波の判別が容易になる。
また、請求項2に記載の発明では、周波数fのパルス信号を生成する信号生成部(4)と、パルス信号を超音波である探査波に変換して送信する送信部(2、3)と、超音波を受信する受信部(2)と、送信部が探査波を送信してから受信部が探査波の反射波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出する距離算出部(12)と、受信部が受信した超音波が探査波の反射波であるか否かを判定する判定部(12)と、を備える物体検知装置であって、受信部が受信した超音波の振幅Aを検出する振幅検出部(8)と、受信部が受信した超音波の周波数fを検出する周波数検出部(7)と、を備え、探査波の振幅をAとしたとき、送信部は、所定の範囲に含まれる周波数でパルス信号が入力され続けたときに振幅Aが所定の基準値At1以上となる特性を有し、信号生成部は、パルス信号の生成を開始してから所定の時間が経過したときに振幅Aが基準値At1以上となるようにパルス信号を生成し、パルス信号の生成を開始してから所定の時間が経過した後、周波数fを所定の範囲の最小値から最大値まで、あるいは、最大値から最小値まで掃引し、判定部は、周波数fが、周波数fと同じ変化をしている場合に、受信部が受信した超音波が探査波の反射波であると判定し、距離算出部は、判定部によって受信部が受信した超音波が探査波の反射波であると判定された場合に、送信部が探査波を送信してから受信部が該超音波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出し、パルス信号は、第1パルス信号(SA)と第2パルス信号(SB)とを含み、判定部は、周波数検出部が複数の周波数を検出し、さらに、周波数検出部が検出した複数の周波数の中に、第1パルス信号の周波数と同じ変化をするものと、第2パルス信号の周波数と同じ変化をするものが含まれている場合に、受信部が受信した超音波が探査波の反射波であると判定し、第1パルス信号で周波数が掃引される時間と、第2パルス信号で周波数が掃引される時間とが重なっており、信号生成部は、周波数f を一定としてパルス信号を生成した後、周波数f の掃引を開始する。
このように、探査波の振幅Aが基準値At1以上となってから、周波数fを所定の範囲の最小値から最大値まで、あるいは、最大値から最小値まで掃引することで、振幅Aが大きくなった後の周波数fの掃引幅が広くなる。これにより、振幅Aが大きくなった後の受信波の周波数fの変化幅が広くなる。したがって、振幅Aが大きくなり周波数fの変化が観測されやすくなった後の受信波について周波数の判定を行う場合に、チャープ信号の検出および超音波の判別が容易になる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態にかかる物体検知装置の全体構成を示す図である。 超音波を送信する動作のフローチャートである。 超音波を受信し、チャープ信号の有無を判定する動作のフローチャートである。 マイクロホンの共振曲線である。 従来の物体検知装置におけるパルス信号の周波数、受信波の周波数、受信波の振幅の時間変化を示すグラフである。 パルス信号の周波数、パルス信号の周波数の変化率、受信波の周波数、受信波の振幅の時間変化を示すグラフである。 従来の物体検知装置における受信波の振幅および周波数の時間変化を示すグラフである。 第1実施形態における受信波の振幅および周波数の時間変化を示すグラフである。 第2実施形態におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第3実施形態におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第3実施形態の第1変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第3実施形態の第2変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第3実施形態の第3変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態の第1変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態の第2変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態の第3変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態の第4変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態の第5変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態の第6変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第4実施形態の第7変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第5実施形態におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 従来の物体検知装置におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 第5実施形態の変形例におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 従来の物体検知装置における受信波の振幅および周波数の時間変化を示すグラフである。 他の実施形態における受信波の振幅および周波数の時間変化を示すグラフである。 他の実施形態におけるパルス信号の周波数の時間変化を示すグラフである。 他の実施形態にかかる物体検知装置の全体構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
第1実施形態について説明する。本実施形態の物体検知装置は、いわゆるクリアランスソナー装置であって、車両の周囲における物体の存在及び物体との距離などを検知するものである。図1に示すように、物体検知装置1は、マイクロホン2と、DA変換部3と、信号生成部4と、制御部5とを備えている。また、物体検知装置1は、AD変換部6と、信号処理部7と、振幅検出部8と、振幅判定部9と、変化率検出部10と、周波数判定部11と、距離算出部12と、報知部13とを備えている。
マイクロホン2は、車両の外表面に面して配置されており、物体を検知するための探査波である超音波を車両の外側に向けて送信するものである。具体的には、マイクロホン2は、互いに対向する2つの電極の間に圧電膜が配置された構成の図示しない圧電素子を備えている。そして、2つの電極はDA変換部3に接続されており、DA変換部3から交流電圧が印加されて圧電膜が変形することにより、マイクロホン2から車両の外側へ超音波が送信される。
また、マイクロホン2は、探査波の反射波を含む超音波を受信し、受信した超音波の音圧に応じた電圧を出力するものであり、受信部に相当する。マイクロホン2が備える圧電素子の2つの電極は、AD変換部6にも接続されており、超音波を受信して圧電膜が変形したときの2つの電極間の電圧がAD変換部6に入力されるようになっている。
DA変換部3は、入力された信号をD/A変換し、これにより生成された電圧を出力するものである。DA変換部3にはパルス信号を生成する信号生成部4が接続されており、DA変換部3は、信号生成部4から入力されたパルス信号をD/A変換し、これにより生成された交流電圧をマイクロホン2に印加する。このように、マイクロホン2およびDA変換部3は、信号生成部4が生成したパルス信号を超音波に変換して送信するものであり、送信部に相当する。
信号生成部4は、制御部5からの送波指示に応じて、パルス信号を生成し、また、生成するパルス信号の周波数を変化させる。制御部5は、定期的に信号生成部4に送波指示を送り、マイクロホン2に探査波を送信させるとともに、定期的にAD変換部6に受波指示を送る。前述したように、AD変換部6には、マイクロホン2が備える圧電素子の2つの電極間の電圧が入力されるようになっており、AD変換部6は、制御部5からの受波指示に応じて、入力された電圧をA/D変換し、これにより生成された信号を出力する。
信号処理部7は、AD変換部6の出力信号に対してFFT(高速フーリエ変換)解析を行い、受信波に含まれる周波数成分を検出するものであり、周波数検出部に相当する。信号処理部7は、FFT解析によって検出された周波数成分を信号に変換して出力する。
振幅検出部8は、信号処理部7の出力信号から受信波の振幅を検出するものである。振幅判定部9は、振幅検出部8が検出した振幅が所定の基準値以上であるか否かを判定するものであり、判定結果に応じた信号を距離算出部12に送信する。
変化率検出部10は、信号処理部7が検出した受信波の周波数に基づいて、受信波の周波数の変化率、すなわち、単位時間あたりの変化量を検出するものである。周波数判定部11は、変化率検出部10が検出した変化率に基づいて、マイクロホン2が受信した超音波が、マイクロホン2が送信した探査波の反射波であるか否かを判定するものである。周波数判定部11は、判定結果に応じた信号を距離算出部12に送信する。
距離算出部12は、マイクロホン2が探査波を送信してから探査波の反射波を受信するまでの時間に基づいて、車外の物体との距離を算出するものである。具体的には、距離算出部12は、マイクロホン2から探査波が送信されてから、振幅判定部9によって受信波の振幅が所定の基準値以上であると判定されるまでの時間に基づいて、物体との距離を算出する。
なお、本実施形態では、距離算出部12は、周波数判定部11によって、マイクロホン2が受信した超音波が、マイクロホン2が送信した探査波の反射波であると判定された場合にのみ、物体との距離を算出する。
距離算出部12は、モニタ、ブザー等で構成された報知部13に接続されており、算出した距離が所定の基準値以下である場合には、近距離に物体があることを示す信号を報知部13に送り、運転者への報知を行う。
制御部5、距離算出部12等は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えた周知のマイクロコンピュータによって構成され、ROMなどに記憶されたプログラムに従って各種演算などの処理を実行する。
物体検知装置1では、制御部5から信号生成部4に送波指示が送られ、信号生成部4が生成したパルス信号がDA変換部3によってD/A変換され、DA変換部3からマイクロホン2に交流電圧が印加されると、マイクロホン2から探査波である超音波が送信される。
そして、探査波が車外の物体で反射し、マイクロホン2が探査波の反射波を受信すると、マイクロホン2が備える圧電素子の2つの電極間の電圧が変化する。この電圧はAD変換部6に入力され、AD変換部6は、制御部5からの受波指示に応じて、入力された電圧をA/D変換し、これにより生成された信号を信号処理部7に出力する。
信号処理部7は、AD変換部6の出力信号をFFT解析し、受信波に含まれる周波数成分を検出する。振幅検出部8は、信号処理部7が検出した周波数成分から受信波の振幅を検出し、振幅判定部9は、振幅検出部8が検出した振幅が所定の基準値以上であるか否かを判定する。
振幅判定部9によって受信波の振幅が所定の基準値以上であると判定されると、距離算出部12は、マイクロホン2が探査波を送信してから経過した時間に基づいて、車外の物体との距離を算出する。そして、算出された距離が所定の基準値以下である場合、距離算出部12は、近距離に物体があることを示す信号を報知部13に送信し、報知部13によって運転者への報知が行われる。
物体検知装置1は、このようにして、近距離の物体を検知し、運転者への報知を行う。しかしながら、マイクロホン2が受信する超音波には、マイクロホン2が送信した探査波の反射波の他に、物体検知装置1以外の装置、例えば、他の車両の物体検知装置が送信した超音波が含まれることがある。したがって、物体の検知機能の精度を向上させるためには、マイクロホン2が受信した超音波が、マイクロホン2が送信した探査波の反射波であるか否かを調べる必要がある。
そこで、本実施形態では、マイクロホン2が送信する探査波に、周波数が時間の経過とともに変化するチャープ信号が含まれるようにする。具体的には、物体検知装置1は、マイクロホン2から探査波を送信する際に、図2に示すステップS101〜S104の処理を行う。
以下、信号生成部4が生成するパルス信号の周波数をfとし、マイクロホン2が送信する探査波の振幅をAとし、マイクロホン2が受信した超音波の周波数をf、振幅をAとする。また、周波数fの変化率をΔfとし、周波数fの変化率をΔfとする。
ステップS101では、制御部5は、信号生成部4に送波指示を送り、信号生成部4に周波数fを一定としてパルス信号を生成させる。本実施形態では、ステップS101において、周波数fを後述する図4に示すfp1とする。
信号生成部4が生成したパルス信号は、DA変換部3によってDA変換され、これにより生成された交流電圧がマイクロホン2に印加される。そして、マイクロホン2は、周波数fの超音波を送信する。
ステップS102では、制御部5は、信号生成部4に送波指示を送ってから経過した時間に基づいて、マイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信したか否かを判定する。具体的には、制御部5が信号生成部4に送波指示を送り、信号生成部4がパルス信号の生成を開始してから経過した時間をtとして、t≧tとなったとき、制御部5はマイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信したと判定する。そして、t≧tでないとき、すなわち、t<tであるとき、制御部5はマイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信していないと判定する。
本実施形態では、t≧tとなるまでに信号生成部4が生成するパルス信号のパルス数が1以上10以下となるようにtを定める。
制御部5は、ステップS102でマイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信したと判定すると、ステップS103に進み、マイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信していないと判定すると、ステップS101に進む。
ステップS103では、制御部5は、信号生成部4に送波指示を送り、生成するパルス信号の周波数fを掃引する。本実施形態では、制御部5は、周波数fを時間の経過とともに増加させる。これにより、マイクロホン2は、時間の経過とともに周波数が増加する超音波を送信する。さらに、本実施形態では、周波数fを後述する図4に示すfp1からfp2まで掃引する。
ステップS104では、制御部5は、信号生成部4にステップS103の送波指示を送ってから経過した時間に基づいて、マイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信したか否かを判定する。具体的には、t≧tとなったとき、制御部5はマイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信したと判定する。そして、t≧tでないとき、すなわち、t<tであるとき、制御部5はマイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信していないと判定する。
制御部5は、ステップS104でマイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信したと判定すると、超音波の送信の処理を終了し、マイクロホン2が所定の周期分の超音波を送信していないと判定すると、ステップS103に進む。
このように、信号生成部4は、パルス信号の生成を開始してから所定の時間が経過するまでの間、周波数fを一定としてパルス信号を生成し、所定の時間が経過した後に周波数fを掃引する。これにより、マイクロホン2が送信する超音波は、送信が開始されてから所定の時間が経過するまでの間は周波数が一定とされ、所定の時間が経過した後は周波数が掃引される。そして、物体検知装置1は、図3に示すステップS201〜S210の処理を行うことにより、受信した超音波がマイクロホン2から送信された探査波の反射波であるか否かを判定する。
ステップS201では、制御部5は、AD変換部6に受波指示を送り、マイクロホン2から出力される電圧をA/D変換させる。信号処理部7は、A/D変換によって生成された信号をFFT解析して、受信波に含まれる周波数成分を検出する。そして、振幅検出部8は、信号処理部7が検出した周波数成分から受信波の振幅Aを検出する。
ステップS202では、振幅判定部9は、振幅検出部8が検出した振幅Aが所定の基準値Ar1以上であるか否かを判定する。基準値Ar1は、周波数fの変化を良好に観測することができる振幅Aの下限とされる。
振幅判定部9によって受信波の振幅Aが基準値Ar1以上であると判定されると、物体検知装置1はステップS203に進み、受信波の振幅Aが基準値Ar1以上でないと判定されると、物体検知装置1はステップS201に進む。
ステップS203では、制御部5はAD変換部6に受波指示を送り、マイクロホン2から出力される電圧を所定時間にわたって取得させる。信号処理部7は、A/D変換によって生成された信号をFFT解析して、受信波に含まれる周波数を検出する。そして、変化率検出部10は、信号処理部7が検出した周波数を用いて受信波の周波数の変化率Δfを検出する。
なお、物体検知装置1は、ステップS203において信号処理部7が検出した周波数成分のうち、ある程度振幅が大きいものについて変化率の検出およびステップS204以降の処理を行う。振幅が大きい周波数成分が複数存在する場合には、そのような複数の周波数成分それぞれについて、変化率の検出およびステップS204以降の処理を行う。
ステップS204では、周波数判定部11は、0<ΔfかつΔf≒Δfであるか否かを判定する。具体的には、所定の値αを用いて、0<ΔfかつΔf−α≦Δf≦Δf+αであるか否かが判定される。
周波数判定部11によって0<ΔfかつΔf≒Δfであると判定されると、物体検知装置1はステップS205に進み、周波数が時間の経過とともに増加する上りチャープが受信波に含まれると判定し、受信波の判定処理を終了する。本実施形態では、ステップS205によって、マイクロホン2が受信した超音波にマイクロホン2が送信した探査波の反射波が含まれると判定される。このように、周波数判定部11は、受信波の周波数fが周波数fと同じ変化をしている場合に、マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれると判定する。
一方、周波数判定部11によって、0<Δfでないか、または、Δf≒Δfでないと判定されると、物体検知装置1は、ステップS206に進む。ステップS206では、周波数判定部11は、Δf<0かつΔf≒Δfであるか否かを判定する。具体的には、所定の値βを用いて、Δf<0かつΔf−β≦Δf≦Δf+βであるか否かが判定される。
周波数判定部11によってΔf<0かつΔf≒Δfであると判定されると、物体検知装置1はステップS207に進み、周波数が減少する下りチャープが受信波に含まれると判定し、受信波の判定処理を終了する。一方、周波数判定部11によって、Δf<0でないか、または、Δf≒Δfでないと判定されると、物体検知装置1は、ステップS208に進む。
ステップS208では、周波数判定部11は、Δf≒0であるか否か、具体的には、−|Δf|+β<Δf<|Δf|−αであるか否かを判定する。周波数判定部11によってΔf≒0であると判定されると、物体検知装置1はステップS209に進み、受信波にチャープ信号が含まれていないと判定し、受信波の判定処理を終了する。一方、周波数判定部11によってΔf≒0でないと判定されると、物体検知装置1はステップS210に進み、受信波にチャープ信号が含まれるか否かの判定が不可能であるとし、受信波の判定処理を終了する。
このように、本実施形態では、探査波の送信を開始してから所定の時間経過した後に周波数fを掃引する。そして、受信波の振幅Aが基準値Ar1以上となった後の変化率Δfが変化率Δfとほぼ等しい場合に、マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれていると判定する。距離算出部12は、周波数判定部11によって、マイクロホン2から送信された探査波の反射波が受信波に含まれていると判定された場合に、マイクロホン2が探査波を送信してから超音波を受信するまでの時間に基づいて、車外の物体との距離を算出する。
本実施形態の効果について説明する。信号生成部4が発生させるパルス信号の周波数fと、周波数fの交流電圧をマイクロホン2に印加し続けたときにマイクロホン2から送信される超音波の振幅Aとの関係は、例えば図4の実線で示すようになる。
すなわち、振幅Aはf=fp0で極大値をとり、周波数fがfp0から離れるにつれて振幅Aが小さくなる。そして、fp0を含む所定の周波数の範囲では、振幅Aが所定の値以上となる。
例えば、周波数fの変化を良好に観測できる受信波の振幅Aの下限をAr1とし、A=Ar1となるときの探査波の振幅AをAt1とする。そして、A=At1となる周波数fのうち、fp0より小さいものをfp1とし、fp0より大きいものをfp2とすると、周波数fをfp1以上fp2以下とすることにより、Ar1≦Aとなり、周波数fの変化を良好に観測することができる。
ただし、探査波の振幅Aが図4の実線で示す大きさに到達するのは、マイクロホン2に交流電圧を所定の時間印加し続けた後である。すなわち、At1≦Aとなるのは、マイクロホン2およびDA変換部3で構成される送信部に、周波数fがfp1以上fp2以下とされたパルス信号が入力され続けたときである。
そのため、図5に示すように、マイクロホン2への交流電圧の印加開始と同時に周波数fの掃引を開始すると、図4の一点鎖線で示すように、周波数fをある程度掃引した後に振幅AがAt1に到達する。これにより、図5に示すように、探査波の反射波がマイクロホン2に到達してからある程度の時間が経過した後に振幅AがAr1に到達する。
したがって、図5に示すように、振幅AがAr1に到達し、周波数fの変化を良好に観測できるようになった後の周波数fの変化幅が、周波数fの掃引幅よりも狭くなる。よって、チャープ信号を検出および超音波の判別が困難になる。
なお、図5、および、後述する図6のグラフにおいて、Tは探査波が送信されてからマイクロホン2が探査波の反射波を受信するまでの時間である。また、fr1、fr2は、f=fp1、f=fp2のときの受信波の周波数である。また、図5の周波数fのグラフにおいて、t<t+Tのときとt+T<tのときに周波数fが周波数fとは異なる変化をしているが、これは、振幅Aが小さいときには検出される周波数fが安定しないためである。
一方、本実施形態では、マイクロホン2への交流電圧の印加を開始してから所定の時間が経過した後に、周波数fをfp1からfp2まで掃引している。このとき、信号生成部4がt=tでA≧At1となるようにパルス信号を生成することで、図6で示すように、振幅AがAr1に到達してからの周波数fの変化幅が、周波数fの掃引幅とほぼ等しくなり、チャープ信号の特徴量が大きくなる。
図7、図8は、図5に示す方法と、本実施形態の方法で周波数fを掃引したときの実験結果のグラフである。これらのグラフからも、本実施形態では周波数fの変化幅が図5に示す方法に比べて広くなることがわかる。なお、図7、図8、および、後述する図25、26において、実線は周波数fを示し、一点鎖線は振幅Aを示す。
このように、本実施形態では、観測されるチャープ信号の特徴量が大きくなるため、チャープ信号の検出および超音波の判別が容易になる。
なお、t=tとなるまでに振幅Aを十分に大きくするために、掃引開始前の周波数fをfp0に近い値とすることが好ましい。具体的には、例えば、掃引開始前の周波数fをfp1以上fp2以下とすることが好ましい。
また、交流電圧の印加開始直後から周波数fを掃引する場合、周波数fを急峻に変化させると、周波数fの変化幅がさらに狭くなる。これに対して、本実施形態では、t≧tとなってから周波数fの掃引を開始し、振幅AがAr1に到達してから周波数fが掃引されるようにしているため、周波数fを急峻に変化させたときの周波数fの変化幅の減少を抑制することができる。したがって、チャープ信号の長さを短縮し、物体の検知に要する時間を短縮することができる。
また、本実施形態では、掃引を開始するまでの周波数fを一定としている。これにより、掃引を開始する前の信号と掃引を開始した後の信号との区別がつきやすくなり、チャープ信号の検出がさらに容易になる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態に対してチャープ信号の数を変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、2つのチャープ信号を合成してパルス信号を生成する。具体的には、信号生成部4は、図9の実線で示す信号SAと、一点鎖線で示す信号SBとが合成されたパルス信号を生成する。信号SA、信号SBは、それぞれ、第1パルス信号、第2パルス信号に相当する。信号SA、信号SBの周波数をf、fとし、周波数f、fの変化率をΔf、Δfとする。
信号生成部4は、周波数fを一定として信号SAを生成した後、周波数fの掃引を開始する。また、信号生成部4は、周波数fを一定として信号SBを生成した後、周波数fの掃引を開始する。
信号SAの生成開始時から掃引開始時までの周波数をfAsとし、掃引終了時の周波数をfAeとすると、本実施形態では、fAs=fp1、fAe=fp2とされている。また、信号SBの生成開始時から掃引開始時までの周波数をfBsとし、掃引終了時の周波数をfBeとすると、本実施形態では、fAs<fBs<fBe<fAeとされている。
周波数判定部11は、信号処理部7が複数の周波数を検出し、さらに、この複数の周波数の中に、周波数fと同じ変化をするものと、周波数fと同じ変化をするものが含まれている場合に、マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれていると判定する。
具体的には、マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれていると、ステップS203において信号SA、信号SBそれぞれに対応する周波数成分が検出される。そして、信号SAに対応する周波数についてステップS204が行われると、Δf≒Δfとなり、物体検知装置1はステップS205に進み、受信波に信号SAが含まれていると判定する。また、信号SBに対応する周波数についてステップS204が行われると、Δf≒Δfとなり、物体検知装置1はステップS205に進み、受信波に信号SBが含まれていると判定する。このように、2つの周波数についてステップS205が行われることにより、物体検知装置1は、マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれていると判定する。
このように、2つのチャープ信号を組み合わせて用いることにより、チャープ信号の検出精度が向上し、超音波の判別精度が向上する。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第2実施形態に対して一方のチャープ信号を下りチャープに変更したものであり、その他については第2実施形態と同様であるため、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態では、変化率Δfが負の値とされている。すなわち、ステップS103において信号SBの周波数fが減少し、fBe<fBsとされている。また、fAs=fBe、fBs=fAeとされている。
本実施形態では、ステップS204においてΔf≒Δfであるか否かが判定され、Δf≒Δfと判定されると物体検知装置1はステップS205に進む。また、ステップS206においてΔf≒Δfであるか否かが判定され、Δf≒Δfであると判定されると物体検知装置1はステップS207に進む。
マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれていれば、信号SAに対応する周波数について、ステップS204においてΔf≒Δfと判定される。そして、物体検知装置1はステップS205に進み、受信波に信号SAが含まれていると判定する。また、信号SBに対応する周波数について、ステップS204においてΔf≒Δfでないと判定されて、物体検知装置1はステップS206に進む。そして、ステップS206においてΔf≒Δfであると判定されて、物体検知装置1はステップS207に進み、受信波に信号SBが含まれていると判定する。このように、1つの周波数についてステップS205が行われ、他の1つの周波数についてステップS207が行われることにより、物体検知装置1は、マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれていると判定する。
このように、上りチャープと下りチャープを組み合わせて用いた本実施形態においても、第2実施形態と同様に、チャープ信号の検出精度が向上する。
また、本実施形態では、上りチャープと下りチャープを組み合わせて用いることにより、各チャープ信号で周波数の変化幅を大きくすることができる。すなわち、信号SA、信号SBの周波数の掃引幅を共にfp2−fp1とすることができる。これにより、チャープ信号の検出精度がさらに向上する。
なお、本実施形態ではfAs=fBe、fBs=fAeとされているが、fAs≠fBe、fBs≠fAeとされていてもよい。例えば、図11に示すように、fAs>fBe、fBs<fAeとされていてもよい。また、fAs<fBeとされていてもよいし、fBs>fAeとされていてもよい。
また、信号SAと信号SBとで、掃引開始までの時間が異なっていてもよい。例えば、図12に示すように、信号SAにおいて信号SBよりも早く掃引が開始されてもよい。すなわち、t=tA1、t=tB1で信号SA、信号SBの掃引が開始され、t=tA2、t=tB2で信号SA、信号SBの掃引が終了するとき、tA1<tB1とされてもよい。また、tA2<tB2とされてもよい。
また、図13に示すように、fAs=fBsとされていてもよい。この場合に、図12に示す変形例と同様に、信号SAと信号SBとで掃引開始までの時間が異なっていてもよい。また、信号SAと信号SBとで掃引開始から終了までの時間が異なっていてもよい。
(第4実施形態)
第4実施形態について説明する。第4実施形態は、第1実施形態に対して掃引開始前の周波数fを変更したものであり、その他については第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
第1実施形態では、掃引開始前の周波数fを一定としていたが、掃引開始前に周波数fを変化させてもよい。例えば、図14に示すように、0≦t<tのときには周波数fを時間の経過とともに増加させ、t≦t<tのときには周波数fを一定としてもよい。
0≦t<tのときに周波数fを変化させる本実施形態においても、第1実施形態と同様に、チャープ信号の検出が容易になる。また、0≦t<tのときに周波数fを変化させていても、t≦t<tのときの周波数fを一定とすることで、第1実施形態と同様に、チャープ信号の検出がさらに容易になる。
なお、本実施形態では、t=0のときの周波数fをfp1よりも小さい値とし、t=tでf=fp1となるように周波数fを増加させているが、t=0のときの周波数fをfp1よりも大きい値とし、t=tでf=fp1となるように周波数fを減少させてもよい。
また、本実施形態では、第1実施形態に対して掃引開始前の周波数fを変更したが、図15に示すように、第2実施形態の信号SA、信号SBの掃引開始前の周波数を本実施形態と同様に変化させてもよい。
すなわち、t=0、t≦t≦t、t=tのときの信号SAの周波数fをfA1、fA2、fA3とし、t=0、t≦t≦t、t=tのときの信号SBの周波数fをfB1、fB2、fB3として、fA1<fA2<fA3、fB1<fB2<fB3としてもよい。図15に示す変形例においても、第2実施形態と同様に、チャープ信号の検出精度が向上する。
また、図16に示すように、第3施形態の信号SA、信号SBの掃引開始前の周波数を本実施形態と同様に変化させてもよい。すなわち、fB3<fB2<fB1としてもよい。このような変形例においても、第3実施形態と同様に、チャープ信号の検出精度が向上する。
また、図16に示す変形例では、fA1=fB3、fB1=fA3とされているが、fA1≠fB3、fB1≠fA3とされていてもよい。例えば、図17に示すように、fA1<fB3とされていてもよく、図18に示すように、fB1<fA3とされていてもよい。
また、図19に示すように、fA1<fB3かつfA3<fB1とされていてもよい。また、図20に示すように、fA1<fB3かつfB1<fA3とされていてもよい。
また、図16に示す変形例では、信号SAと信号SBとで信号生成開始から掃引開始までの時間が同じとされているが、図21に示すように、信号SAと信号SBとで信号生成開始から掃引開始までの時間が異なっていてもよい。また、図16に示す変形例では、信号SAと信号SBとで掃引開始から掃引終了までの時間が同じとされているが、図21に示すように、信号SAと信号SBとで掃引開始から掃引終了までの時間が異なっていてもよい。
(第5実施形態)
第5実施形態について説明する。第5実施形態は、第3実施形態に対して周波数fの掃引開始のタイミングを変更したものであり、その他については第3実施形態と同様であるため、第3実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、マイクロホン2が探査波を送信する間、信号SAと信号SBの周波数が掃引される。具体的には、図22に示すように、t=0とされており、t=0のときから、すなわち、パルス信号の生成開始時から、信号SA、信号SBの周波数が共に掃引される。本実施形態では、fBe<fAs、fBs<fAeとされている。
このようにt=0のときからパルス信号の周波数を掃引し、fAs<fAe、fBs>fBe、fAs<fBsとし、さらにfBe<fAeとする本実施形態では、図23に示すようにfAe=fBeとする場合に比べて、信号SA、信号SBそれぞれの掃引幅を広くすることができる。したがって、チャープ信号の検出および超音波の判別が容易になる。
なお、本実施形態ではfBe<fAs、fBs<fAeとされているが、図24に示すように、fBe>fAs、fBs>fAeとされていてもよい。また、fAs=fBe、fAe=fBsとされていてもよい。
(他の実施形態)
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
例えば、上記第1実施形態では、ステップS103においてパルス信号の周波数fを増加させたが、周波数fを減少させてもよい。例えば、0≦t<tのときf=fp2とし、t=tのときf=fp1となるようにしてもよい。この場合、ステップS207によって、マイクロホン2が送信した探査波の反射波が受信波に含まれていると判定される。周波数fを減少させた場合にも、図25、図26に示すように、従来の方法に比べて周波数fの変化幅を広くすることができる。また、周波数が減少するチャープ信号を上記第2実施形態のように組み合わせて用いてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、掃引開始の前後で周波数fを連続的に変化させたが、掃引開始の前後で周波数fを不連続に変化させてもよい。例えば、図27に示すように、掃引開始前の周波数fをfp1よりも大きい値で一定とし、掃引開始時の周波数fをfp1としてもよい。
また、上記第4実施形態では、チャープ信号の検出をさらに容易にするためにt≦t<tのときの周波数fを一定としたが、掃引開始までに振幅Aを十分に大きくすることができれば、掃引開始の直前まで周波数fを変化させてもよい。
また、図28に示すように、マイクロホン2を2つ配置し、一方のマイクロホン2およびDA変換部3を送信部とし、他方のマイクロホン2を受信部としてもよい。また、上記第1、第4実施形態では、掃引開始から掃引終了までの周波数fの変化率Δfを一定としたが、変化率Δfが一定でなくてもよい。また、上記第2〜第5実施形態では、信号SA、信号SBそれぞれについて、掃引開始から掃引終了までの周波数の変化率を一定としたが、周波数の変化率が一定でなくてもよい。
2 マイクロホン
3 DA変換部
4 信号生成部
7 信号処理部
8 振幅検出部
10 変化率検出部
11 周波数判定部
12 距離算出部

Claims (15)

  1. 周波数fのパルス信号を生成する信号生成部(4)と、
    前記パルス信号を超音波である探査波に変換して送信する送信部(2、3)と、
    超音波を受信する受信部(2)と、
    前記送信部が前記探査波を送信してから前記受信部が前記探査波の反射波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出する距離算出部(12)と、
    前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であるか否かを判定する判定部(11)と、を備える物体検知装置であって、
    前記受信部が受信した超音波の振幅Aを検出する振幅検出部(8)と、
    前記受信部が受信した超音波の周波数fを検出する周波数検出部(7)と、を備え、
    前記信号生成部は、前記パルス信号の生成を開始してから所定の時間が経過した後に、前記周波数fを掃引し、
    前記判定部は、前記送信部が前記探査波の送信を開始してから前記振幅Aが所定の基準値以上となった後の前記周波数fが前記周波数fと同じ変化をしている場合に、前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であると判定し、
    前記距離算出部は、前記判定部によって、前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であると判定された場合に、前記送信部が前記探査波を送信してから前記受信部が該超音波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出し、
    前記パルス信号は、第1パルス信号(SA)と第2パルス信号(SB)とを含み、
    前記判定部は、前記周波数検出部が複数の周波数を検出し、さらに、前記周波数検出部が検出した複数の周波数の中に、前記第1パルス信号の周波数と同じ変化をするものと、前記第2パルス信号の周波数と同じ変化をするものが含まれている場合に、前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であると判定し、
    前記第1パルス信号で周波数が掃引される時間と、前記第2パルス信号で周波数が掃引される時間とが重なっており、
    前記信号生成部は、前記周波数f を一定として前記パルス信号を生成した後、前記周波数f の掃引を開始する物体検知装置。
  2. 周波数fのパルス信号を生成する信号生成部(4)と、
    前記パルス信号を超音波である探査波に変換して送信する送信部(2、3)と、
    超音波を受信する受信部(2)と、
    前記送信部が前記探査波を送信してから前記受信部が前記探査波の反射波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出する距離算出部(12)と、
    前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であるか否かを判定する判定部(12)と、を備える物体検知装置であって、
    前記受信部が受信した超音波の振幅Aを検出する振幅検出部(8)と、
    前記受信部が受信した超音波の周波数fを検出する周波数検出部(7)と、を備え、
    前記探査波の振幅をAとしたとき、
    前記送信部は、所定の範囲に含まれる周波数で前記パルス信号が入力され続けたときに前記振幅Aが所定の基準値At1以上となる特性を有し、
    前記信号生成部は、前記パルス信号の生成を開始してから所定の時間が経過したときに前記振幅Aが前記基準値At1以上となるように前記パルス信号を生成し、前記パルス信号の生成を開始してから前記所定の時間が経過した後、前記周波数fを前記所定の範囲の最小値から最大値まで、あるいは、最大値から最小値まで掃引し、
    前記判定部は、前記周波数fが、前記周波数fと同じ変化をしている場合に、前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であると判定し、
    前記距離算出部は、前記判定部によって前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であると判定された場合に、前記送信部が前記探査波を送信してから前記受信部が該超音波を受信するまでの時間に基づいて物体との距離を算出し、
    前記パルス信号は、第1パルス信号(SA)と第2パルス信号(SB)とを含み、
    前記判定部は、前記周波数検出部が複数の周波数を検出し、さらに、前記周波数検出部が検出した複数の周波数の中に、前記第1パルス信号の周波数と同じ変化をするものと、前記第2パルス信号の周波数と同じ変化をするものが含まれている場合に、前記受信部が受信した超音波が前記探査波の反射波であると判定し、
    前記第1パルス信号で周波数が掃引される時間と、前記第2パルス信号で周波数が掃引される時間とが重なっており、
    前記信号生成部は、前記周波数f を一定として前記パルス信号を生成した後、前記周波数f の掃引を開始する物体検知装置。
  3. 掃引開始前の前記周波数fは、前記所定の範囲の最小値以上かつ最大値以下とされている請求項2に記載の物体検知装置。
  4. 前記信号生成部は、前記周波数fを掃引開始時の前記周波数fと同じ値で一定として前記パルス信号を生成した後、前記周波数fの掃引を開始する請求項1ないし3のいずれか1つに記載の物体検知装置。
  5. 掃引開始から掃引終了までの前記周波数fの単位時間当たりの変化量は一定とされている請求項1ないしのいずれか1つに記載の物体検知装置。
  6. 前記信号生成部は、周波数を一定として前記第1パルス信号を生成した後、前記第1パルス信号の周波数の掃引を開始し、周波数を一定として前記第2パルス信号を生成した後、前記第2パルス信号の周波数の掃引を開始する請求項1ないしのいずれか1つに記載の物体検知装置。
  7. 前記第1パルス信号の信号生成開始時から掃引開始時までの周波数をfAsとし、
    前記第1パルス信号の掃引終了時の周波数をfAeとし、
    前記第2パルス信号の信号生成開始時から掃引開始時までの周波数をfBsとし、
    前記第2パルス信号の掃引終了時の周波数をfBeとしたとき、
    As=fBe<fBs=fAeである請求項に記載の物体検知装置。
  8. 前記第1パルス信号は、掃引開始時の周波数が掃引終了時の周波数よりも低く、
    前記第2パルス信号は、掃引開始時の周波数が掃引終了時の周波数よりも高い請求項1ないしのいずれか1つに記載の物体検知装置。
  9. 前記第1パルス信号の信号生成開始時の周波数をfA1とし、
    前記第1パルス信号の掃引開始時の周波数をfA2とし、
    前記第1パルス信号の掃引終了時の周波数をfA3とし、
    前記第2パルス信号の信号生成開始時の周波数をfB1とし、
    前記第2パルス信号の掃引開始時の周波数をfB2とし、
    前記第2パルス信号の掃引終了時の周波数をfB3としたとき、
    A1<fA2かつfB2<fB1かつfA1≦fB3かつfA3≦fB1である請求項に記載の物体検知装置。
  10. A1=fB3またはfA3=fB1である請求項に記載の物体検知装置。
  11. 前記第1パルス信号と前記第2パルス信号とで、掃引開始から終了までの時間が異なる請求項1ないし10のいずれか1つに記載の物体検知装置。
  12. 前記第1パルス信号と前記第2パルス信号とで、信号生成開始から掃引開始までの時間が同じである請求項1ないし11のいずれか1つに記載の物体検知装置。
  13. 前記第1パルス信号と前記第2パルス信号とで、信号生成開始から掃引開始までの時間が異なる請求項1ないし11のいずれか1つに記載の物体検知装置。
  14. 前記第1パルス信号と前記第2パルス信号は、それぞれ、掃引開始から掃引終了までの周波数の単位時間当たりの変化量が一定とされている請求項1ないし13のいずれか1つに記載の物体検知装置。
  15. 前記パルス信号の生成開始から前記周波数fの掃引開始までに前記信号生成部が生成するパルス信号のパルス数は、1以上10以下である請求項1ないし14のいずれか1つに記載の物体検知装置。
JP2017077635A 2017-04-10 2017-04-10 物体検知装置 Active JP6870444B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017077635A JP6870444B2 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 物体検知装置
CN201880024081.5A CN110494764B (zh) 2017-04-10 2018-04-05 物体检知装置
PCT/JP2018/014559 WO2018190237A1 (ja) 2017-04-10 2018-04-05 物体検知装置
DE112018001949.7T DE112018001949T8 (de) 2017-04-10 2018-04-05 Objekterfassungsvorrichtung
US16/595,778 US11209542B2 (en) 2017-04-10 2019-10-08 Object detection device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017077635A JP6870444B2 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 物体検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018179676A JP2018179676A (ja) 2018-11-15
JP6870444B2 true JP6870444B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=63793477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017077635A Active JP6870444B2 (ja) 2017-04-10 2017-04-10 物体検知装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11209542B2 (ja)
JP (1) JP6870444B2 (ja)
CN (1) CN110494764B (ja)
DE (1) DE112018001949T8 (ja)
WO (1) WO2018190237A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6888506B2 (ja) 2017-09-28 2021-06-16 株式会社Soken 物体検知装置
JP7024591B2 (ja) * 2018-05-11 2022-02-24 株式会社Soken 物体検知装置
JP7127465B2 (ja) 2018-10-03 2022-08-30 株式会社Soken 物体検知装置
WO2020095433A1 (ja) * 2018-11-09 2020-05-14 三菱電機株式会社 障害物検知装置
JP7230485B2 (ja) * 2018-12-18 2023-03-01 株式会社Soken 物体検知装置
CN109901172A (zh) * 2019-03-28 2019-06-18 如皋忠广电子技术有限公司 基于频率调节的超声波测距方法、装置及电子设备
CN109901173A (zh) * 2019-03-28 2019-06-18 如皋忠广电子技术有限公司 基于占空比调节的超声波测距方法、装置及电子设备
US11899143B2 (en) 2021-07-12 2024-02-13 Robert Bosch Gmbh Ultrasound sensor array for parking assist systems

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1147052A (en) * 1980-02-04 1983-05-24 Herbert H. Webb Dual mode sonar system
JPH07181258A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Aisin Seiki Co Ltd 車載用超音波計測装置
US5965847A (en) 1996-11-12 1999-10-12 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Shield connector
DE10106142A1 (de) 2001-02-10 2002-08-14 Valeo Schalter & Sensoren Gmbh Verfahren zum Betrieb eines Ultraschall-Multisensor-Arrays
JP4533551B2 (ja) * 2001-03-16 2010-09-01 パナソニック株式会社 超音波式車両感知器とその計測方法
JP3810430B2 (ja) * 2004-04-28 2006-08-16 松下電器産業株式会社 超音波測距装置
JP2007017293A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Nissan Motor Co Ltd 定在波測距装置
JP2011232054A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 距離測定装置
JP6146228B2 (ja) * 2013-09-17 2017-06-14 株式会社Soken 物体検知装置及び物体検知システム
JP2015184235A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 日本電気株式会社 探信装置、測定方法及びプログラム
JP2017077635A (ja) 2015-10-19 2017-04-27 日本電気株式会社 処理装置、方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018179676A (ja) 2018-11-15
DE112018001949T8 (de) 2020-01-30
DE112018001949T5 (de) 2019-12-19
CN110494764A (zh) 2019-11-22
US20200049816A1 (en) 2020-02-13
WO2018190237A1 (ja) 2018-10-18
CN110494764B (zh) 2023-04-04
US11209542B2 (en) 2021-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6870444B2 (ja) 物体検知装置
JP6888506B2 (ja) 物体検知装置
CN107807361B (zh) 用于驱动超声波传感器的设备和方法
JP7009896B2 (ja) 物体検知装置
JP6686961B2 (ja) 物体検知装置
JP2017096771A (ja) 物体検出装置、及び物体検出方法
JP7243171B2 (ja) 物体検知装置
CN103995483A (zh) 一种超声波换能器的控制方法、装置以及系统
US20190317202A1 (en) Ultrasonic sensor
WO2019216178A1 (ja) 物体検知装置
JP6044817B2 (ja) 車両用障害物検知装置
JP6131088B2 (ja) 液面位置検出装置及び液面位置検出方法
JP2015010888A (ja) 超音波センサ装置
US11754709B2 (en) Object detection device
JP2019095306A (ja) 物体検知装置
JP5247604B2 (ja) 超音波式ガスメータ、及びその水入り検出方法
KR102030449B1 (ko) 초음파 센서 및 그 제어 방법
US9285261B2 (en) Acoustic flexural order level sensor
JP7000981B2 (ja) 物体検知装置
KR101306480B1 (ko) 두께감시방법 및 장치
US20230204765A1 (en) Object detection device
KR101094011B1 (ko) 초음파 가진방법 및 이를 이용한 초음파 가진장치
JP2023176726A (ja) 物体検知装置
JP2015172508A (ja) 液面位置検出装置
JP2021105553A (ja) Fmcwレーダ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6870444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250