JP6870296B2 - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置と制御装置を備える画像形成装置、定着装置の制御方法、および、定着装置を制御するコンピュータに適用されるプログラムに関する。
定着装置のヒータ制御として、特許文献1には、目標温度を150℃から180℃に上げる場合に、温調制御をPI制御からP制御に切り替えて、目標温度を5℃ずつ上げていき、ヒータ温度が切替温度165℃に到達すると、温調制御をPI制御に切り替え、再び目標温度を5℃ずつ180℃に到達するまで上げていく方法が開示されている。このように、ヒータ温度が目標温度180℃よりも低い切替温度165℃に到達したときに、温調制御をP制御からPI制御に切り替えることで、目標温度が高いときの急激な温度変化によるオーバーシュートを抑制することができる。
特開2006−171480号公報
ところで、従来技術は、目標温度を180℃から150℃に下げる場合にも、温調制御をPI制御からP制御に切り替えて、目標温度を5℃ずつ下げていき、ヒータ温度が切替温度165℃に到達すると、温調制御をPI制御に切り替え、再び目標温度を5℃ずつ150℃に到達するまで下げていく。このように、ヒータ温度が最終的な目標温度150℃に到達する前に、温調制御をPI制御に切り替えると、目標温度とヒータ温度との偏差の積分値がマイナスとなることで、ヒータの温度が150℃に到達しても大きく下がって、アンダーシュートの大きさが大きくなる可能性がある。また、従来技術は、目標温度を段階的に上げたり、下げたりするので、移行時間が長くなり、ヒータの温度が目標温度に安定するまでの時間が長くなるという問題がある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、アンダーシュートの大きさを小さくすることができる画像形成装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、ヒータと、ヒータにより加熱される加熱部材と、ヒータまたは加熱部材の温度に応じた信号を出力する温度センサとを有する定着装置、および、制御装置を備える。
制御装置は、ヒータまたは加熱部材の目標温度が第1の目標温度に設定され、かつ、温度センサが出力した信号から取得した検出温度が第1の目標温度よりも低い場合、検出温度が第1の目標温度よりも低い第1の切替温度以上となる前は、オンオフ制御、または、目標温度と検出温度との偏差を用いた比例制御によりヒータの操作量を設定し、検出温度が第1の切替温度以上となった後は、偏差と偏差の積分値を用いた比例積分制御によりヒータの操作量を設定する。
また、制御装置は、ヒータまたは加熱部材の目標温度が第1の目標温度から第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定された場合、検出温度が第2の目標温度以下の第2の切替温度以下となる前は、オンオフ制御、または、比例制御によりヒータの操作量を設定し、検出温度が第2の切替温度以下となった後は、比例積分制御によりヒータの操作量を設定する。
また、前記した目的を達成するため、本発明の制御方法は、ヒータと、ヒータにより加熱される加熱部材と、ヒータまたは加熱部材の温度に応じた信号を出力する温度センサとを有する定着装置の制御方法である。
この制御方法では、ヒータまたは加熱部材の目標温度が第1の目標温度に設定され、かつ、温度センサが出力した信号から取得した検出温度が第1の目標温度よりも低い場合、検出温度が第1の目標温度よりも低い第1の切替温度以上となる前は、オンオフ制御、または、目標温度と検出温度との偏差を用いた比例制御によりヒータの操作量を設定し、検出温度が第1の切替温度以上となった後は、偏差と偏差の積分値を用いた比例積分制御によりヒータの操作量を設定する処理を実行する。
また、この制御方法では、ヒータまたは加熱部材の目標温度が第1の目標温度から第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定された場合、検出温度が第2の目標温度以下の第2の切替温度以下となる前は、オンオフ制御、または、比例制御によりヒータの操作量を設定し、検出温度が第2の切替温度以下となった後は、比例積分制御によりヒータの操作量を設定する処理を実行する。
また、前記した目的を達成するため、本発明のプログラムは、ヒータと、ヒータにより加熱される加熱部材と、ヒータまたは加熱部材の温度に応じた信号を出力する温度センサとを有する定着装置を制御するコンピュータに、ヒータまたは加熱部材の目標温度が第1の目標温度に設定され、かつ、温度センサが出力した信号から取得した検出温度が第1の目標温度よりも低い場合、検出温度が第1の目標温度よりも低い第1の切替温度以上となる前は、オンオフ制御、または、目標温度と検出温度との偏差を用いた比例制御によりヒータの操作量を設定し、検出温度が第1の切替温度以上となった後は、偏差と偏差の積分値を用いた比例積分制御によりヒータの操作量を設定する処理を実行させる。
また、このプログラムは、コンピュータに、ヒータまたは加熱部材の目標温度が第1の目標温度から第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定された場合、検出温度が第2の目標温度以下の第2の切替温度以下となる前は、オンオフ制御、または、比例制御によりヒータの操作量を設定し、検出温度が第2の切替温度以下となった後は、比例積分制御によりヒータの操作量を設定する処理を実行させる。
このような発明によれば、目標温度が第1の目標温度から低い第2の目標温度に設定された場合で、検出温度が第2の目標温度以下の第2の切替温度以下となった後に、比例積分制御によりヒータの操作量を設定することで、偏差の積分値がマイナスとなるのを抑えることができる。これにより、検出温度が第2の切替温度以下となった後のアンダーシュートの大きさを小さくすることができる。
本発明によれば、アンダーシュートの大きさを小さくすることができる。
発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 定着装置を制御するための構成を示す図である。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 制御装置の動作に伴う目標温度、検出温度、目標温度と検出温度との偏差の積分値、および、フラグの変化を示すタイムチャートである。 第2の切替温度と第2の目標温度が等しい場合における目標温度、検出温度、および、偏差の積分値の変化を示すタイムチャートである。 第2の切替温度が第2の目標温度よりも低い場合における目標温度、検出温度、および、偏差の積分値の変化を示すタイムチャートである。
以下、発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、方向は、画像形成装置を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1は、本体筐体2と、給紙部3と、露光装置4と、プロセスカートリッジ5と、定着装置8と、制御装置100とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、圧板32と、給紙機構33とを主に有している。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、圧板32により上に寄せられ、給紙機構33によりプロセスカートリッジ5の感光体ドラム61と転写ローラ63との間に向けて供給される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しない光源装置やポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを有している。露光装置4では、光源装置から出射される画像データに基づく光ビーム(二点鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2の前側に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる前側開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。プロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像カートリッジ7とを有している。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に有している。現像カートリッジ7は、ドラムユニット6に対して着脱自在に構成され、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容する収容部74と、アジテータ75とを主に有している。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からの光ビームにより露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、収容部74内のトナーは、アジテータ75により攪拌されながら、供給ローラ72に供給され、供給ローラ72から現像ローラ71に供給される。そして、現像ローラ71の回転に伴って、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが通過することで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置8は、プロセスカートリッジ5の後方に配置され、加熱部材の一例としての加熱ローラ81と、加圧ローラ82と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ83と、温度センサの一例としてのサーミスタ84とを主に有している。
加熱ローラ81は、金属からなる円筒状の部材であり、内側にハロゲンランプ83が配置されてハロゲンランプ83により加熱されるように構成されている。
加圧ローラ82は、芯金の周囲に弾性層が設けられた部材であり、加熱ローラ81に接触して押圧された状態で配置されている。
定着装置8では、用紙S上に転写されたトナー像を、用紙Sが加熱ローラ81と加圧ローラ82との間を通過する間に熱定着させている。トナー像が熱定着された用紙Sは、搬送ローラ23,24により排紙トレイ22上に排出される。
制御装置100は、定着装置8など、レーザプリンタ1の各部を制御する装置であり、単一または複数の電気回路で構成されている。具体的に、制御装置100は、図2に示すように、CPU110、ROM120、RAM130、入出力回路140などを備えている。
ROM120には、レーザプリンタ1の各部を制御するためのプログラムや各種設定情報などのデータが記憶されている。RAM130は、CPU110が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。CPU110は、サーミスタ84などの各種センサから出力された信号や、ROM120などから読み出したプログラムやデータなどに基づいて各種演算処理を行う。
制御装置100は、CPU110の演算結果に基づいてレーザプリンタ1の各部に制御信号を出力することで、各部の制御を実行する。言い換えると、レーザプリンタ1の各部は、制御装置100から出力された制御信号に応じて動作するように構成されている。
サーミスタ84は、加熱ローラ81の温度に応じた信号を制御装置100に出力するセンサであり、加熱ローラ81の表面との間に所定の間隔をあけた状態で加熱ローラ81の表面に対向して配置されている。制御装置100は、サーミスタ84から出力された信号から、加熱ローラ81の表面温度の検出値(検出温度T)を取得する。
制御装置100は、定着装置8を制御する場合、ハロゲンランプ83の操作量Uを設定し、設定した操作量Uをヒータ駆動部10に出力する。ヒータ駆動部10は、制御装置100が設定した操作量Uから決定されるデューティ比に基づいてハロゲンランプ83への電力供給を制御する電源回路である。
制御装置100は、ハロゲンランプ83の操作量Uを設定する場合、加熱ローラ81の目標温度TTを設定し、サーミスタ84が出力した信号から取得した検出温度Tが、設定した目標温度TTに追従するようにハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
具体的には、制御装置100は、目標温度TTが第1の目標温度TT1に設定され、かつ、検出温度Tが第1の目標温度TT1よりも低い場合において、検出温度Tが第1の切替温度TS1以上となる前は、目標温度TT(TT1)と検出温度Tとの偏差TT−T(以下、「ΔT」ともいう。)を用いた比例制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
詳しくは、制御装置100は、偏差ΔTに比例して操作量Uを変化させる比例動作を実行し、かつ、偏差ΔTの積分値Iに比例して操作量Uを変化させる積分動作を実行しない制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを算出する。言い換えると、制御装置100は、いわゆるP制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
本実施形態では、制御装置100は、予め設定した比例ゲインKを用いて、以下の式(1)によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
U=K(TT−T) ・・・(1)
第1の切替温度TS1は、第1の目標温度TT1よりも低い温度として設定されている。第1の切替温度TS1は、第1の目標温度TT1に対応させて、実験やシミュレーションなどにより予め設定されている。詳しくは、第1の切替温度TS1は、目標温度TTが高い第1の目標温度TT1に設定されているときの加熱ローラ81の急激な温度上昇によるオーバーシュートの大きさが大きくなりすぎないような値に設定されている。
また、制御装置100は、目標温度TTが第1の目標温度TT1に設定され、かつ、検出温度Tが第1の目標温度TT1よりも低い場合において、検出温度Tが第1の切替温度TS1以上となった後は、偏差ΔTと当該偏差ΔTの積分値Iを用いた比例積分制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
詳しくは、制御装置100は、比例動作と積分動作の両方を実行する制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを算出する。言い換えると、制御装置100は、いわゆるPI制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
本実施形態では、制御装置100は、比例ゲインKと予め設定した積分ゲインKを用いて、以下の式(2),(3)によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
U=K(TT−T)+KI ・・・(2)
n=In-1+Ts(TTn−Tn) ・・・(3)
ここで、各変数の後に付したnは、変数が今回値であることを示し、n−1は、前回値であることを示している。また、Tsは、サンプリングの時間間隔である。
また、制御装置100は、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定された場合において、検出温度Tが第2の切替温度TS2以下となる前は、目標温度TT(TT2)と検出温度Tとの偏差ΔTを用いた比例制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
詳しくは、制御装置100は、比例動作を実行し、かつ、積分動作を実行しない制御(P制御)によりハロゲンランプ83の操作量Uを算出する。本実施形態では、制御装置100は、上記の式(1)によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
第2の目標温度TT2は、第1の目標温度TT1よりも低い温度として設定されている。また、第2の切替温度TS2は、第2の目標温度TT2以下の温度として設定されている。本実施形態では、第2の目標温度TT2と第2の切替温度TS2は、等しい温度に設定されている。
第1の目標温度TT1、第1の切替温度TS1、第2の目標温度TT2、第2の切替温度TS2は、以下の式(4)を満たすような値に設定されている。
TT1−TS1>TT2−TS2 ・・・(4)
また、制御装置100は、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定されたときに、さらに言えば、目標温度TTが更新されたときに、これまで演算した偏差ΔTの積分値Iを所定値にリセットする。本実施形態では、所定値は、0である。
また、制御装置100は、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定された場合において、検出温度Tが第2の切替温度TS2(第2の目標温度TT2)以下となった後は、偏差ΔTと当該偏差ΔTの積分値Iを用いた比例積分制御によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
詳しくは、制御装置100は、比例動作と積分動作の両方を実行する制御(PI制御)によりハロゲンランプ83の操作量Uを算出する。本実施形態では、制御装置100は、上記の式(2),(3)によりハロゲンランプ83の操作量Uを設定する。
制御装置100は、目標温度TTが更新されて偏差ΔTの積分値Iを0としたとき、フラグFIを0とする。制御装置100は、フラグFIが1の場合、偏差ΔTの積分値Iを演算し、フラグFIが0の場合、積分値Iの演算を停止する。制御装置100は、目標温度TTが第1の目標温度TT1に設定され、かつ、検出温度Tが第1の目標温度TT1よりも低い場合で検出温度Tが第1の切替温度TS1以上となったとき、および、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定された場合で検出温度Tが第2の切替温度TS2以下となったときに、積分動作を実行するため、フラグFIを1とする。なお、フラグFIの初期値は0である。
次に、制御装置100の動作(定着装置8の制御方法)について、図3のフローチャートおよび図4のタイムチャートを参照しながら説明する。
図3および図4に示すように、時刻t0において、目標温度TTが第1の目標温度TT1に設定されて、目標温度TTnが目標温度TTn-1と異なる場合(S1,Yes)、制御装置100は、積分値Inをリセットして0にするとともに、フラグFIを0にし、さらに、このときの検出温度Tn、すなわち、第1の目標温度TT1が設定されたときの検出温度Tを更新時温度T0に設定して記憶する(S2)。
ステップS2の後、制御装置100は、目標温度TTnが更新時温度T0よりも高いか否かを判定する(S4)。時刻t0で目標温度TTが第1の目標温度TT1に設定されたとき、目標温度TTnは、更新時温度T0よりも高いので(S4,Yes)、制御装置100は、検出温度Tnが第1の切替温度TS1以上であるか否かを判定する(S5)。
時刻t0では、検出温度Tnが第1の切替温度TS1よりも低いので(S5,No)、制御装置100は、ステップS9に進み、ハロゲンランプ83の操作量Unを設定する。このとき、積分値Inは0であるため、制御装置100は、P制御(式(1))によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定し、ヒータ駆動部10に出力する。
その後、時刻t0から時刻t1までの間は、目標温度TTが更新されず、目標温度TTnが目標温度TTn-1と同じであるので(S1,No)、制御装置100は、ステップS3に進み、フラグFIが0であるか否かを判定する。時刻t0から時刻t1までの間は、フラグFIが0であるので(S3,Yes)、制御装置100は、ステップS4を経てステップS5に進む。そして、検出温度Tnが第1の切替温度TS1よりも低いので(S5,No)、制御装置100は、ステップS9に進んでP制御によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定し、ヒータ駆動部10に出力する。
時刻t1において、ステップS5で検出温度Tnが第1の切替温度TS1以上となると(S5,Yes)、制御装置100は、フラグFIを1にし(S7)、目標温度TTnと検出温度Tnとの偏差ΔTの積分値Inを演算する(S8)。そして、時刻t1では、積分値Inが0でないため、制御装置100は、PI制御(式(2))によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定し、ヒータ駆動部10に出力する(S9)。
その後、時刻t1から時刻t2までの間は、目標温度TTが更新されないので(S1,No)、制御装置100は、ステップS3に進む。時刻t1から時刻t2までの間は、フラグFIが1であるので(S3,No)、制御装置100は、ステップS8に進んで積分値Inを演算し、PI制御によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定してヒータ駆動部10に出力する(S9)。
時刻t2において、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定されると、目標温度TTnが目標温度TTn-1と異なるので(S1,Yes)、制御装置100は、これまで演算した積分値Inを0にするとともに、フラグFIを0にし、さらに、このときの検出温度Tn、すなわち、目標温度TTが第2の目標温度TT2に変更されたときの検出温度Tを新たな更新時温度T0に設定して記憶する(S2)。
ステップS2の後、制御装置100は、ステップS4に進む。時刻t2で目標温度TTが第2の目標温度TT2に変更されたとき、目標温度TTnは、更新時温度T0以下であるので(S4,No)、制御装置100は、検出温度Tnが第2の切替温度TS2以下であるか否かを判定する(S6)。
時刻t2では、検出温度Tnが第2の切替温度TS2よりも高いので(S6,No)、制御装置100は、ステップS9に進み、ハロゲンランプ83の操作量Unを設定する。このとき、積分値Inは0であるため、制御装置100は、P制御によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定し、ヒータ駆動部10に出力する。なお、検出温度Tnが目標温度TTより高い区間では、比例項(K(TT−T))がマイナスとなるため、操作量Unもマイナスとなる。操作量Unがマイナスとなる場合、ヒータ駆動部10は、操作量Unが0となる場合と同じ制御、すなわち、デューティ比を0%としてハロゲンランプ83への電力供給を制御する。具体的には、ハロゲンランプ83をオフとする。
その後、時刻t2から時刻t3までの間は、目標温度TTが更新されないので(S1,No)、制御装置100は、ステップS3に進み、フラグFIが0であるので(S3,Yes)、ステップS4を経てステップS6に進む。時刻t2から時刻t3までの間は、検出温度Tnが第2の切替温度TS2よりも高いので(S6,No)、ステップS9に進んでP制御によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定し、ヒータ駆動部10に出力する。
時刻t3において、ステップS6で検出温度Tnが第2の切替温度TS2以下となると(S6,Yes)、制御装置100は、フラグFIを1にし(S7)、積分値Inを演算する(S8)。そして、時刻t3では、積分値Inが0でないため、制御装置100は、PI制御によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定し、ヒータ駆動部10に出力する(S9)。
図4の時刻t3よりも後は、目標温度TTが更新されないので(S1,No)、制御装置100は、ステップS3に進み、フラグFIが1であるので(S3,No)、ステップS8に進んで積分値Inを演算し、PI制御によりハロゲンランプ83の操作量Unを設定してヒータ駆動部10に出力する(S9)。
以上説明した本実施形態によれば、図5に示すように、目標温度TTが第1の目標温度TT1から低い第2の目標温度TT2に設定された場合で、検出温度Tが第2の切替温度TS2以下となった後に、PI制御を開始してハロゲンランプ83の操作量Uを設定することで、第2の切替温度TS2より高い温度でPI制御を開始するよりも、偏差ΔTの積分値Iがマイナスとなるのを抑えることができる。これにより、検出温度Tが第2の切替温度TS2以下となった後のアンダーシュートの大きさを小さくすることができる。
また、第1の目標温度をTT1、第1の切替温度をTS1、第2の目標温度をTT2、第2の切替温度をTS2として、式TT1−TS1>TT2−TS2を満たす、言い換えると、第1の目標温度TT1と第1の切替温度TS1との差よりも、第2の目標温度TT2と第2の切替温度TS2との差が小さいので、第2の目標温度TT2と検出温度Tとの偏差ΔTが小さい状況で、PI制御を開始してハロゲンランプ83の操作量Uを設定することができる。これにより、検出温度Tが第2の目標温度TT2に安定するまでの時間を短くすることができる。
また、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定されたときに、偏差ΔTの積分値Iを所定値、具体的には、0とするので、検出温度Tが第2の切替温度TS2以下となってPI制御が開始されたときに、偏差ΔTの積分値Iの大きさが過大となるのを抑えることが可能となる。これにより、検出温度Tが第2の目標温度TT2に安定するまでの時間をより短くすることができる。
以上に発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、第2の目標温度TT2と第2の切替温度TS2が等しい温度であったが、これに限定されず、第2の切替温度TS2は、第2の目標温度TT2よりも低い温度であってもよい。この場合には、図6に示すように、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定された場合において、検出温度Tが第2の目標温度TT2よりも低くなって、第2の切替温度TS2以下となった後に、PI制御が開始される。
ここで、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定された後もP制御(比例制御)をそのまま続けた場合において、検出温度Tが第2の目標温度TT2を下回る1回目のアンダーシュートのときの最低温度をTminとすると、第2の目標温度TT2よりも低い第2の切替温度TS2は、最低温度Tminよりも高い温度に設定されることとなる。
なお、前記実施形態のように、第2の目標温度TT2と第2の切替温度TS2を等しい温度に設定することで、第2の切替温度TS2を第2の目標温度TT2よりも低い温度に設定する場合よりも、第2の目標温度TT2と検出温度Tとの偏差ΔTが小さい状況で、PI制御を開始することができる。その結果、図5に示すように、TT2=TS2の場合のPI制御が開始されてから検出温度Tが第2の目標温度TT2に到達するまでの時間t5は、TT2>TS2の場合のPI制御が開始されてから検出温度Tが第2の目標温度TT2に到達するまでの時間t6よりも短くなる。
検出温度Tが第2の目標温度TT2に到達した後は、検出温度Tは、第2の目標温度TT2に安定していくことになるので、第2の目標温度TT2と第2の切替温度TS2を等しい温度に設定することで、検出温度Tが第2の目標温度TT2に安定するまでの時間を短くすることができる。
また、前記実施形態では、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定されたときに、偏差ΔTの積分値Iを所定値としての0にリセットしたが、これに限定されない。例えば、所定値は、0以外の値であってもよい。また、目標温度が更新されたときに、目標温度と検出温度との偏差の積分値を所定値にリセットせずに、そのときの積分値をそのまま保持し、次の比例積分制御が開始されたときに、保持していた積分値を用いてハロゲンランプの操作量を設定するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、本発明における「比例制御」として、いわゆるP制御を例示したが、これに限定されず、例えば、比例動作と、目標温度と検出温度との偏差の微分値に比例して操作量を変化させる微分動作を実行する制御、いわゆるPD制御であってもよい。また、前記実施形態では、本発明における「比例積分制御」として、いわゆるPI制御を例示したが、これに限定されず、例えば、比例動作、積分動作および微分動作を実行する制御、いわゆるPID制御であってもよい。
また、目標温度TTが第1の目標温度TT1に設定され、かつ、検出温度Tが第1の目標温度TT1よりも低い場合の加熱ローラ81の温度上昇時に、検出温度Tが第1の切替温度TS1以上となる前は、比例制御の代わりに、オンオフ制御によりハロゲンランプ83の操作量を設定し、例えば、デューティ比を100%に固定してハロゲンランプ83への電力供給を制御するようにしてもよい。
また、目標温度TTが第1の目標温度TT1から第2の目標温度TT2に設定された場合の加熱ローラ81の温度下降時に、検出温度Tが第2の切替温度TS2以下となる前は、比例制御の代わりに、オンオフ制御によりハロゲンランプ83の操作量を設定し、例えば、ハロゲンランプ83の操作量を0としてハロゲンランプ83への電力供給を制御する、具体的には、ハロゲンランプ83をオフとするようにしてもよい。
また、前記実施形態では、温度センサとしてのサーミスタ84が、加熱ローラ81の温度に応じた信号を出力するものであったが、これに限定されない。例えば、温度センサは、加圧ローラに対向して配置され、加熱ローラから熱が伝達される加圧ローラの温度に応じた信号を出力することで、加圧ローラを介して加熱ローラの温度を間接的に検出するものであってもよい。また、温度センサは、サーミスタ以外の温度センサであってもよい。また、温度センサは、非接触式の温度センサであってもよいし、接触式の温度センサであってもよい。
また、温度センサは、ヒータの温度に応じた信号を出力するものであれば、ヒータに直接対向して配置されていてもよい。すなわち、温度センサは、制御装置による制御の対象であるヒータの温度を直接検出するものであってもよい。温度センサがヒータの温度を直接検出するものである場合、ヒータの操作量を設定する際には、ヒータ自体の目標温度を設定し、温度センサの検出温度が、設定した目標温度に追従するようにヒータの操作量を設定する。
また、前記実施形態では、加熱部材として加熱ローラ81を例示したが、これに限定されず、例えば、加熱部材は、ベルト定着方式の定着装置に設けられる無端状の定着ベルトなどであってもよい。また、前記実施形態では、定着装置8が加圧ローラ82、すなわち、ローラ状の加圧部材を有する構成であったが、これに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などを有する構成であってもよい。
また、前記実施形態では、ヒータとして、輻射熱を利用するハロゲンランプ83を例示したが、これに限定されず、例えば、抵抗体の発熱を利用するセラミックヒータやカーボンヒータなどであってもよい。また、ヒータは、加熱部材を誘導加熱するIHヒータなどであってもよい。また、ヒータは、加熱部材の内側ではなく、加熱部材の外側に配置されていてもよい。
また、前記実施形態では、画像形成装置として、用紙Sにモノクロの画像を形成するレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、用紙にカラーの画像を形成可能に構成されたプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 レーザプリンタ
8 定着装置
81 加熱ローラ
83 ハロゲンランプ
84 サーミスタ
100 制御装置

Claims (6)

  1. ヒータと、前記ヒータにより加熱される加熱部材と、前記ヒータまたは前記加熱部材の温度に応じた信号を出力する温度センサとを有する定着装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が第1の目標温度に設定され、かつ、前記温度センサが出力した信号から取得した検出温度が前記第1の目標温度よりも低い場合、前記検出温度が前記第1の目標温度よりも低い第1の切替温度以上となる前は、オンオフ制御、または、目標温度と検出温度との偏差を用いた比例制御により前記ヒータの操作量を設定し、前記検出温度が前記第1の切替温度以上となった後は、前記偏差と前記偏差の積分値を用いた比例積分制御により前記ヒータの操作量を設定し、
    前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が前記第1の目標温度から前記第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定された場合、前記検出温度が前記第2の目標温度以下の第2の切替温度以下となる前は、前記オンオフ制御、または、前記比例制御により前記ヒータの操作量を設定し、前記検出温度が前記第2の切替温度以下となった後は、前記比例積分制御により前記ヒータの操作量を設定し、
    前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が前記第1の目標温度から前記第2の目標温度に設定されたときに、前記積分値を所定値とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の目標温度をTT1、前記第1の切替温度をTS1、前記第2の目標温度をTT2、前記第2の切替温度をTS2として、以下の式
    TT1−TS1>TT2−TS2
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の目標温度と前記第2の切替温度は、等しいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定値は、0であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. ヒータと、前記ヒータにより加熱される加熱部材と、前記ヒータまたは前記加熱部材の温度に応じた信号を出力する温度センサとを有する定着装置の制御方法であって、
    前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が第1の目標温度に設定され、かつ、前記温度センサが出力した信号から取得した検出温度が前記第1の目標温度よりも低い場合、前記検出温度が前記第1の目標温度よりも低い第1の切替温度以上となる前は、オンオフ制御、または、目標温度と検出温度との偏差を用いた比例制御により前記ヒータの操作量を設定し、前記検出温度が前記第1の切替温度以上となった後は、前記偏差と前記偏差の積分値を用いた比例積分制御により前記ヒータの操作量を設定し、
    前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が前記第1の目標温度から前記第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定された場合、前記検出温度が前記第2の目標温度以下の第2の切替温度以下となる前は、前記オンオフ制御、または、前記比例制御により前記ヒータの操作量を設定し、前記検出温度が前記第2の切替温度以下となった後は、前記比例積分制御により前記ヒータの操作量を設定する処理であって、前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が前記第1の目標温度から前記第2の目標温度に設定されたときに、前記積分値を所定値とする処理を実行することを特徴とする制御方法。
  6. ヒータと、前記ヒータにより加熱される加熱部材と、前記ヒータまたは前記加熱部材の温度に応じた信号を出力する温度センサとを有する定着装置を制御するコンピュータに、
    前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が第1の目標温度に設定され、かつ、前記温度センサが出力した信号から取得した検出温度が前記第1の目標温度よりも低い場合、前記検出温度が前記第1の目標温度よりも低い第1の切替温度以上となる前は、オンオフ制御、または、目標温度と検出温度との偏差を用いた比例制御により前記ヒータの操作量を設定し、前記検出温度が前記第1の切替温度以上となった後は、前記偏差と前記偏差の積分値を用いた比例積分制御により前記ヒータの操作量を設定し、
    前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が前記第1の目標温度から前記第1の目標温度よりも低い第2の目標温度に設定された場合、前記検出温度が前記第2の目標温度以下の第2の切替温度以下となる前は、前記オンオフ制御、または、前記比例制御により前記ヒータの操作量を設定し、前記検出温度が前記第2の切替温度以下となった後は、前記比例積分制御により前記ヒータの操作量を設定する処理であって、前記ヒータまたは前記加熱部材の目標温度が前記第1の目標温度から前記第2の目標温度に設定されたときに、前記積分値を所定値とする処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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