JP6869882B2 - 面状発熱体、および、車両用ウインドシールド装置 - Google Patents

面状発熱体、および、車両用ウインドシールド装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、車両におけるウインドシールドに取り付けられる車両用ウインドシールド装置に搭載される面状発熱体、および、車両用ウインドシールド装置に関する。
車両用ウインドシールド装置は、ウインドシールドの車室側に取り付けられて、車両前方の他車両や障害物の有無の検知に用いられる。車両用ウインドシールド装置は、ウインドシールドに固定されるブラケットと、ブラケットに支持されるカメラユニットと、太陽光などの外光がカメラユニットに入射することを抑える遮光フードと、を備える。また、車室の湿度が高い場合や、車外の温度が低い場合には、結露、霜、氷などがウインドシールドに付着するため、車両用ウインドシールド装置は、遮光フードを加熱するための面状発熱体を遮光フードの裏面に備える。面状発熱体が出力する熱は、遮光フードと対向するウインドシールドから、それに付着した結露、霜、氷などを消失させて、カメラユニットによる撮影の結果を鮮明にする(例えば、特許文献1を参照)。
面状発熱体の一例は、加熱される面状の対象領域を均一に昇温するため、対象領域の周縁に位置する第1の線状発熱体と、対象領域の内部に位置する第2の線状発熱体と、を別々に備える(例えば、特許文献2を参照)。また、面状発熱体の他の例は、少ない本数の線状発熱体で広い範囲を加熱するため、対象領域の全体に位置する蛇行状の線状発熱体を備える(例えば、特許文献3を参照)。
特開2017−185896号公報 実用新案登録第1801190号 実用新案登録第3125136号
上述した面状発熱体の一例であれば、対象領域の周縁に位置する第1の線状発熱体と、対象領域の内部に位置する第2の線状発熱体と、を別々に発熱させ、それによって、面状の対象領域での温度の均一化を図ることが可能である。また、上述した面状発熱体の他の例であれば、相互に隣り合う蛇行状の線分同士が、蛇行する方向で重畳し、それによって、面状発熱体での剛性を向上させることが可能である。一方、こうした面状発熱体には、温度の均一化や剛性の向上の他に、面状発熱体の駆動の開始に際して、対象領域の温度を目標温度に早く到達させること、すなわち、面状の対象領域での昇温の応答性を高めることが新たに求められている。
本発明は、昇温の応答性を向上可能とした面状発熱体、および、車両用ウインドシールド装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための面状発熱体は、線状発熱体から構成される面状の発熱部を備えた面状発熱体であって、前記発熱部は、加熱される対象領域の周縁に沿って位置する第1発熱部と、前記第1発熱部に囲まれた領域に位置する第2発熱部と、を備え、前記第2発熱部は、蛇行状を有した複数の線分を備え、1つの方向に向けて蛇行する相互に隣り合う線分同士が、蛇行する方向で重畳しており、前記発熱部において、前記線状発熱体の幅は、相互に隣り合う前記線状発熱体の間の幅よりも大きい。
上記面状発熱体によれば、加熱される対象領域の外縁では、第1発熱部を構成する線状発熱体が連続し、その第1発熱部が発熱する。一方で、第1発熱部に囲まれた領域では、第2発熱部を構成する複数の線分が隙間を空けて蛇行し、その第2発熱部が発熱する。そのため、加熱される対象領域の外縁のように、外側に放熱しやすい部位では、放熱が抑えられ、結果として、加熱される対象領域での温度の均一化が図られる。また、第2発熱部では、相互に隣り合う線分同士が、蛇行する方向で重畳している。そのため、相互に隣り合う線分の間のように、剛性の得られがたい部位では、その剛性の向上が図られる。そして、線状発熱体の幅が線状発熱体の間の幅よりも大きいため、単位面積当たりでの発熱量の増大が可能となる。したがって、加熱される対象領域での昇温の応答性を高めることが可能となる。
上記面状発熱体において、線状発熱体を構成する材料は、ステンレス鋼であってもよい。この面状発熱体であれば、線状発熱体を構成する材料がステンレス鋼であるため、線状発熱体を構成する材料がアルミニウムやニッケルや銅などである構成と比べて、線状発熱体自体の剛性を高めることが可能ともなる。
上記面状発熱体において、断熱性を有した弾性シートをさらに備え、前記線状発熱体は、前記弾性シートに貼り付けられてもよい。この面状発熱体によれば、例えば、線状発熱体と、弾性シートとの間に、温度ヒューズなどを介在させる際には、温度ヒューズの形状に追従するように、弾性シートを変形させて、線状発熱体の変形を抑えることが可能ともなる。また、例えば、面状発熱体が遮光フードの裏面などに組み付けられる際には、ブラケットの形状に追従するように、弾性シートを変形させて、ブラケットに面状発熱体を組み付けることが可能ともなる。結果として、面状発熱体の組み付け性を向上させることが可能ともなる。
上記面状発熱体において、前記線状発熱体の両端部が、前記線状発熱体に電流を供給するための端部であり、前記第1発熱部が、前記両端部を備え、各端部は、前記周縁の一部で隙間を空けて並んでもよい。この面状発熱体によれば、線状発熱体の両端部が、第1発熱部に位置する。すなわち、線状発熱体は、加熱される対象領域の周縁における一部から、当該領域内に引き回されて、当該一部から引き出される。そして、発熱部に電流を供給するための両端部を一か所に集約することが可能ともなる。それゆえに、発熱部と、発熱部に電流を供給するための回路との接続に要する構成を、簡素化することが可能ともなる。
上記面状発熱体において、相互に隣り合う前記線状発熱体の間の幅は、0.4mm以上0.6mm以下であり、前記線状発熱体の幅は、相互に隣り合う前記線状発熱体の間の幅の1.4倍以上1.6倍以下であってもよい。この面状発熱体によれば、発熱部を製造する際に、金属箔のエッチングや、金属箔の打ち抜きによって、安定した寸法精度を得ることが可能ともなる。
上記課題を解決するための車両用ウインドシールド装置は、車両のウインドシールドに取り付けられるブラケットと、前記ブラケットに収容されたカメラユニットと、前記ブラケットに収容された遮光フードと、前記遮光フードを加熱するための面状発熱体と、を備え、前記面状発熱体が、上述した面状発熱体である。この車両用ウインドシールド装置によれば、加熱される対象領域に対して昇温の応答性を高めることが可能であるから、車両用ウインドシールド装置の駆動の応答性を高めることが可能ともなる。
車両用ウインドシールド装置の一実施形態における構成を示す斜視図。 図1のA−A線断面図であり、面状発熱体の位置を示す図。 面状発熱体の一実施形態における層構成を示す分解斜視図。 発熱部と温度ヒューズとの接続を示す回路図。 発熱部を構成する線状発熱体の構造を示す平面図。
以下、面状発熱体、および、車両用ウインドシールド装置の一実施形態を説明する。まず、図1、2を参照して、車両用ウインドシールド装置の一例を説明し、次いで、図3〜図5を参照して、面状発熱体の一例を説明する。
[車両用ウインドシールド装置]
図1が示すように、車両用ウインドシールド装置は、ブラケット11、カメラフレーム12、遮光フード13、および、カメラユニット14を備える。
ブラケット11は、椀状を有した樹脂部材であり、カメラフレーム12、遮光フード13、および、カメラユニット14を収容する。ブラケット11は、ウインドシールドWG(図2参照)における車室側の面と、ブラケット11の周縁11Eとを対向させて、車両のウインドシールドWGに取り付けられる。
カメラフレーム12は、板状を有した樹脂部材である。カメラフレーム12は、ウインドシールドWGに沿って広がり、カメラフレーム12と、ブラケット11との間に、カメラユニット14を配置させる。カメラフレーム12は、カメラユニット14の受光部14Sを、ウインドシールドWGに向けて露出させる。カメラフレーム12は、カメラユニット14を支持し、その状態で、ブラケット11に嵌着される。
遮光フード13は、ウインドシールドWGから見て、台形状を有した板状の黒色樹脂部材である。遮光フード13は、カメラユニット14の受光部14Sが受光する光の範囲を定める。遮光フード13は、ウインドシールドWGと対向する表面に、遮光シート13Sを備える。遮光シート13Sは、台形状を有した黒色シートであり、例えば、遮光フード13の表面に貼り付けられた不織布である。遮光シート13Sは、太陽光や街灯などの外光を散乱させ、それによって、カメラユニット14の受光部14Sに外光が入射することを抑える。遮光シート13Sは、加熱される対象領域とほぼ等しい形状を有する。
車室の湿度が高い場合や、車外の温度が低い場合には、結露、霜、氷などがウインドシールドWGに付着する。車両前方の他車両による反射光や、車両前方の障害物による反射光は、結露、霜、氷などによって散乱される。車両前方の他車両や、車両前方の障害物を高い精度で検知するため、車両用ウインドシールド装置は、遮光フード13を加熱するための面状発熱体20(図2参照)を、遮光フード13の裏面に備える。遮光フード13の裏面は、例えば、ウインドシールドWGに向けて緩やかに突き出る曲面状を有する。遮光フード13の裏面は、面状発熱体20によって加熱される対象である。
カメラユニット14は、カメラユニット14の受光部14Sを、遮光シート13SよりもウインドシールドWGの側に向ける(図2参照)。カメラユニット14は、カメラユニット14の前方に位置する物体による反射光を、ウインドシールドWGを通して受光する。受光部14Sが受光する光の範囲は、受光部14Sが備えるレンズの画角、および、上述した遮光フード13の形状によって定められる。
[面状発熱体]
図3が示すように、面状発熱体20は、表側絶縁シート21、発熱部22、裏側絶縁シート23、保護回路24、固定テープ25、第1弾性シート26、および、第2弾性シート27を備える。なお、以下では、面状発熱体20における層構成を説明する便宜上、面状発熱体20において、面状発熱体20に対する遮光フード13の側(ウインドシールドWGの側)を表側と称し、表側とは反対側を裏側と称する。
表側絶縁シート21は、面状発熱体20の使用温度において、絶縁性、耐熱性、および、耐衝撃性を有する。面状発熱体20の使用温度は、例えば、−50℃以上140℃以下である。表側絶縁シート21は、発熱部22と、発熱部22の表側に位置する他の導体との電気的な接続を絶縁し、発熱部22の電気的な特性を保護する。また、表側絶縁シート21は、面状発熱体20の表側から発熱部22に伝わる衝撃を軽減し、発熱部22の機械的な特性を保護する。
表側絶縁シート21は、例えば、厚さが0.1mmのポリイミドシートである。表側絶縁シート21の裏面(図3における紙面手前側の面)は、粘着剤を備える。表側絶縁シート21の裏面は、発熱部22と、裏側絶縁シート23とを接着される。表側絶縁シート21の裏面が備える粘着剤は、絶縁性、および、耐熱性を有した、例えば、シリコーン系粘着剤である。
発熱部22は、1本の線状発熱体から構成される。発熱部22を構成する線状発熱体は、表側絶縁シート21の裏面に追従する。発熱部22の最外縁は、平面視において、加熱される対象領域の外形を定める。対象領域は、発熱部22の広がる平面において、発熱部22の位置する領域である。対象領域は、例えば、15cmである。
発熱部22を構成する線状発熱体は、例えば、帯状を有し、厚さが0.03mmのSUS304から構成される。線状発熱体の一端である第1端部22Aは、熱収縮チューブ24Aを通して、一方のリード線24Cに接続されている。線状発熱体の他端である第2端部22Bは、熱収縮チューブ24Bに収容されて、保護回路24に接続されている。発熱部22は、リード線24Cを通じて電流を供給されて、定格量の熱を発熱する。発熱部22が発熱する定格量の熱は、例えば、0.5W/cmである。
裏側絶縁シート23は、面状発熱体20の使用温度において、絶縁性、および、耐熱性を有したシートである。裏側絶縁シート23は、発熱部22と他の導体との電気的な接続を絶縁して、発熱部の電気的な特性を保護する。裏側絶縁シートは、表側絶縁シートよりも薄く、例えば、厚さが0.03mmのポリイミドシートである。
保護回路24は、面状発熱体20に流れる電流を、所定の範囲内に抑制する。保護回路24は、温度ヒューズから構成される。温度ヒューズの一端部は、熱収縮チューブ24Bに収容されて、発熱部22の第2端部22Bに接続されている。温度ヒューズの他端部は、他方のリード線24Cに接続されている。
各リード線24Cは、発熱部22、および、保護回路24を、外部の回路に接続する。各熱収縮チューブ24A,24Bは、各熱収縮チューブ24A,24Bに通される発熱部22やリード線24Cの接続を、熱収縮チューブ24A,24Bの収縮によって締結する。固定テープ25は、裏側絶縁シート23に保護回路24を固定する。固定テープ25は、絶縁性、および、耐熱性を有した、例えばポリイミドテープである。
第1弾性シート26は、面状発熱体20の使用温度において、断熱性、防水性、グリップ性などを有する。第1弾性シート26は、例えば、発泡樹脂シート、あるいは、ゴムシートである。第1弾性シート26は、第2弾性シート27よりも高い衝撃吸収性を備え、例えば、難燃性を兼ね備えた、厚さが2mmのウレタンシートである。第1弾性シート26は、裏側絶縁シート23と、第2弾性シート27とに密着し、また、固定テープ25と、第2弾性シート27とに密着する。
第2弾性シート27は、面状発熱体20の使用温度において、断熱性や耐衝撃性などを有する。第2弾性シート27は、例えば、発泡樹脂シート、あるいは、ゴムシートである。第2弾性シート27は、第1弾性シート26よりも高い非透湿性を備える。第2弾性シート27は、例えば、防塵性を兼ね備えた、厚さが1mmのポリオレフィン発泡シートである。
図4が示すように、発熱部22と、保護回路24とは、1つの直列回路を構成する。直列回路の入力端子と、出力端子とは、別々のリード線24Cを介して、外部コネクター28に接続されている。外部コネクター28における一方の端子は、接地電位に接続され、外部コネクターにおける他方の端子は、イグニッション電源に接続されている。
[発熱部22]
図5が示すように、発熱部22は、第1発熱部221と、第2発熱部222とを備える。第1発熱部221と、第2発熱部222とは、相互に共通する1本の線状発熱体から構成されている。すなわち、発熱部22を構成する1本の線状発熱体において、それの一部分は、第1発熱部221であり、残部は、第2発熱部222である。
第1発熱部221は、加熱される対象領域の周縁に沿って、2周にわたり巻き回されている。第1発熱部221は、対象領域の周縁に追従した台形状を有する。第1発熱部221は、外周部221Aと、内周部221Bとを備える。
外周部221Aは、内周部221Bの外側に位置し、かつ、第1発熱部221の最外周に位置する。外周部221Aは、表側絶縁シート21と対向する方向から見て、表側絶縁シート21の縁よりも、表側絶縁シート21の内側に位置する。外周部221Aの外縁と、表側絶縁シート21の縁との距離WSは、例えば、1mmである。外周部221Aの外形、および、内周部221Bの外形は、ほぼ相似の関係を有する。外周部221Aと、内周部221Bとの間の距離は、第1発熱部221の全周にわたり、ほぼ一定である。
線状発熱体の両端部22A,22Bは、線状発熱体に電流を供給するための端部である。第1発熱部221は、これら両端部22A,22Bを備える。各端部22A,22Bは、加熱される対象領域の周縁のなかの一部(図中左側辺の中間部)で、隙間を空けて並ぶ。第1端部22Aは、外周部221Aに接続された端部である。第2端部22Bは、内周部221Bに接続された端部である。すなわち、第1発熱部221は、1本の線状発熱体における両端部分によって構成され、第2発熱部222は、1本の線状発熱体における中間部分によって構成されている。
第2発熱部222は、第1発熱部221で囲まれた領域のほぼ全体にわたり引き回されている。第2発熱部222は、蛇行状を有する複数の線分から構成されている。第2発熱部222は、例えば、左右方向に並ぶ2つの線分を備える。第2発熱部222を構成する各線分は、左右方向に延び、かつ、上下方向に並ぶ複数の直線状部222Lを備える。また、第2発熱部222を構成する各線分は、上下方向で隣り合う直線状部222Lの端同士を接続する折り返し部222Eを備える。
第2発熱部222において、相互に隣り合う蛇行状の線分同士は、蛇行する方向(上下方向)で重畳する。言い換えれば、右側の線分での折り返し部222Eと、左側の線分での折り返し部222Eとは、第2発熱部222における左右方向の中央で、上下方向に1つずつ交互に並ぶ。
発熱部22において、線状発熱体の幅WLは、相互に隣り合う線状発熱体の間の幅WPよりも大きい。線状発熱体の幅WLは、例えば、0.4mm以上0.6mm以下である。線状発熱体間の幅WPは、例えば、幅WLの1.4倍以上1.6倍以下である。なお、線状発熱体の幅WLは、線状発熱体の延在方向と直交する方向での線状発熱体の長さである。線状発熱体間の幅WPは、相互に平行な線状発熱体間での間隙の距離であり、線状発熱体の延在方向と直交する方向での間隙の長さである。これら幅WL,WPは、第1発熱部221と、第2発熱部222との間で共通する。
[作用]
発熱部22に電流が供給されるとき、加熱される対象領域の外縁では、外縁に沿って連続する第1発熱部221が発熱する。一方で、第1発熱部221に囲まれた領域では、上下方向に隙間を空けて蛇行する第2発熱部222が発熱する。そのため、加熱される対象領域の外縁のように、外側に放熱しやすい部位では、放熱が抑えられる。結果として、加熱される対象領域での温度の均一化が図られる。この際、線状発熱体の幅WLが、線状発熱体間の幅WPよりも大きいため、単位面積当たりでの発熱量を高められ、それによって、加熱される対象領域での昇温の応答性を高めることが可能となる。
上記実施形態によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)面状発熱体20による加熱に際して、ウインドシールドWGと対向する遮光フード13、すなわち、加熱される対象領域での温度の均一化が図られる。
(2)面状発熱体20による加熱の開始に際して、加熱される対象領域での昇温の応答性を高めることが可能となる。そして、面状発熱体20を備えた車両用ウインドシールド装置では、車両用ウインドシールド装置の駆動の応答性を高めることが可能ともなる。結果として、車両用ウインドシールド装置による検知などの機能を、車両の運転開始時から発揮することが可能ともなる。
(3)第2発熱部222では、左右一対の蛇行する線分同士が、蛇行する上下方向で相互に重畳する。そのため、相互に隣り合う線分間での剛性の低下が抑えられる。結果として、面状発熱体20を製造する際に、また、面状発熱体20を車両用ウインドシールド装置に搭載する際に、発熱部22の変形を抑えることが可能であるから、これらの生産性を向上させることも可能である。
(4)発熱部22を構成する材料が、ステンレス鋼である構成においては、材料がアルミニウムやニッケルや銅などである構成と比べて、線状発熱体自体の剛性を高めることが可能ともなる。
(5)発熱部22と第1弾性シート26との間に、これらと異なる保護回路24が介在する構成では、保護回路24の形状に追従して、第1弾性シート26が変形する。結果として、発熱部22での過度な変形を抑えることが可能ともなる。
(6)また、面状発熱体20がブラケット11やカメラフレーム12に組み付けられる際に、ブラケット11やカメラフレーム12の形状に、第1弾性シート26や第2弾性シート27の形状を追従させることが可能ともなる。それゆえに、面状発熱体20の組み付け性を向上させることが可能ともなる。
(7)線状発熱体の両端部22A,22Bが、第1発熱部221に位置する。すなわち、線状発熱体は、加熱される対象領域の周縁における一部から、当該領域内に引き回されて、当該一部から引き出される。そして、発熱部22に電流を供給するための両端部22A,22Bを一か所に集約することが可能ともなる。それゆえに、発熱部22と、発熱部22に電流を供給するための回路との接続に要する構成を、簡素化することが可能ともなる。
(8)線状発熱体間の幅WPが、0.4mm以上0.6mm以下であり、線状発熱体の幅WLが、幅WPの1.4倍以上1.6倍以下である構成であれば、線状発熱体を製造する際に、金属箔のエッチングや、金属箔の打ち抜きによって、安定した寸法精度を得ることが可能ともなる。
上述した実施形態は、以下のように適宜変更して実施できる。
[第1発熱部221]
・第1発熱部221は、加熱される対象領域の外縁に沿って、1周にわたり巻き回される構造体であってもよく、あるいは、3周以上にわたり巻き回される構造体であってもよい。第1発熱部221の周回数は、加熱される対象領域の形状や、加熱される対象領域の大きさに応じて、適宜変更される。
・第1発熱部221での幅WLと、第2発熱部222での幅WLとは、相互に異なる大きさに変更することも可能である。また、第1発熱部221での幅WPと、第2発熱部222での幅WPとは、これもまた、相互に異なる大きさに変更することも可能である。この際、幅WLの最小値は、幅WPの最大値よりも大きい。こうした幅WL,WPを有する構成であっても、上記(1)から(8)に準じた効果を得ることは可能である。なお、対象領域での温度の均一化を図るうえでは、第1発熱部221での幅WLと、第2発熱部222での幅WLとが、相互に等しく、第1発熱部221での幅WPと、第2発熱部222での幅WPとが、相互に等しいことが好ましい。
・加熱される対象領域の周縁は、遮光フード13の裏面のように、台形状に限らず、円形状、楕円形状、多角形状などの各種の二次元形状に、変更することも可能である。この際、加熱される対象領域の周縁に沿って第1発熱部221が位置する構成であればよい。
[第2発熱部222]
・第2発熱部222は、3つ以上の線分から構成され、各線分が蛇行状を有する構成に変更することも可能である。
・第1発熱部221と、第2発熱部222とは、別体であって、各別の線状発熱体から構成することも可能である。また、第1発熱部221において、外周部221Aと、内周部221Bとは、別体であって、各別の線状発熱体から構成することも可能である。さらに、第2発熱部222において、各線分は、別体であって、各別の線状発熱体から構成することも可能である。なお、発熱部に電流を供給する回路の簡素化が図られる観点から、第1発熱部221と、第2発熱部222とは、一体であって、共通する1本の線状発熱体から構成されることが好ましい。また、外周部221Aと、内周部221Bとは、一体であって、共通する1本の線状発熱体から構成されることが好ましい。
WG…ウインドシールド、WL,WP…幅、11…ブラケット、11E…周縁、13…遮光フード、20…面状発熱体、221…第1発熱部、222…第2発熱部、222E…折り返し部、222L…直線状部。

Claims (6)

  1. 1本の線状発熱体から構成される面状の発熱部を備えた面状発熱体であって、
    前記発熱部は、
    加熱される対象領域の周縁に沿って位置する第1発熱部と、
    前記第1発熱部に囲まれた領域に位置する第2発熱部と、を備え、
    前記第2発熱部は、
    蛇行状を有した複数の線分を備え、1つの方向に向けて蛇行する相互に隣り合う線分同士が、蛇行する方向で重畳しており、
    前記第1発熱部の両端部である第1の端部と第2の端部とは、前記周縁で隣り合い、
    前記第2発熱部の両端部である第3の端部と第4の端部とは、前記周縁で隣り合い、
    前記第1発熱部は、外周部と内周部とを備え、
    前記外周部は、前記第1の端部から前記第3の端部まで前記周縁全体に沿って延び、
    前記内周部は、前記第2の端部から前記第4の端部まで前記周縁全体に沿って延び、
    前記発熱部において、
    前記線状発熱体の幅は、相互に隣り合う前記線状発熱体の間の幅よりも大きい
    面状発熱体。
  2. 前記線状発熱体を構成する材料は、ステンレス鋼である
    請求項1に記載の面状発熱体。
  3. 断熱性を有した弾性シートをさらに備え、
    前記線状発熱体は、前記弾性シートに貼り付けられている
    請求項1または2に記載の面状発熱体。
  4. 相互に隣り合う前記線状発熱体の間の幅は、0.4mm以上0.6mm以下であり、
    前記線状発熱体の幅は、相互に隣り合う前記線状発熱体の間の幅の1.4倍以上1.6倍以下である
    請求項1からのいずれか1項に記載の面状発熱体。
  5. 車両のウインドシールドに取り付けられるブラケットと、
    前記ブラケットに収容されたカメラユニットと、
    前記ブラケットに収容された遮光フードと、
    前記遮光フードを加熱するための面状発熱体と、を備え、
    前記面状発熱体は、請求項1からのいずれか1項に記載の面状発熱体である
    車両用ウインドシールド装置。
  6. 車両のウインドシールドに取り付けられるブラケットと、
    前記ブラケットに収容されたカメラユニットと、
    前記ブラケットに収容された遮光フードと、
    前記遮光フードを加熱するための面状発熱体と、を備え、
    前記面状発熱体は
    1本の線状発熱体から構成される面状の発熱部を備えた面状発熱体であって、
    前記発熱部は、
    加熱される対象領域の周縁に沿って位置する第1発熱部と、
    前記第1発熱部に囲まれた領域に位置する第2発熱部と、を備え、
    前記第2発熱部は、
    蛇行状を有した複数の線分を備え、1つの方向に向けて蛇行する相互に隣り合う線分同士が、蛇行する方向で重畳しており、
    前記発熱部において、
    前記線状発熱体の幅は、相互に隣り合う前記線状発熱体の間の幅よりも大きく、
    前記第2発熱部は、前記カメラユニットの受光部に近い位置ほど、前記蛇行状を有した前記線分による折り返し部の個数が前記対象領域における単位面積あたりに多くなるように構成されている
    車両用ウインドシールド装置。
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