JP6868888B2 - 脆性基板スクライバー用粉塵除去装置 - Google Patents

脆性基板スクライバー用粉塵除去装置 Download PDF

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Description

本発明は、脆性を有する各種基板を切断するために使用されるスクライバーに関するものであって、より詳細には、スクライブ時に発生する粉塵を除去することができる脆性基板スクライバー用粉塵除去装置に関する。
ガラス基板を含む様々な脆性基板を必要なサイズに切断するための道具としてスクライビングホイールを備えたスクライバーが使用されている。スクライバーは、スクライビングホイールを基板の表面に圧接させた状態で荷重を加えつつ走行させて、基板の表面にスクライブラインを形成する。スクライブラインが形成された後には、スクライブラインを中心に、基板に曲げ力を印加して切断する分断過程が進行される。
スクライビングホイールは、スクライブヘッドの下端部に支持された状態で基板に対して転がり運動してスクライブラインを形成するが、このとき、大量の粉塵が発生する。粉塵とは例えばガラス粉で、基板から分離された微細な基板の粒子が飛ぶ。
このような粉塵は、スクライブヘッド自体はもちろん、ヘッド周辺を汚染し、作業の精度を低下させる原因となり、さらに、作業者の呼吸器に入り込み、産業災害を引き起こすこともある。
このような問題を解決するために、真空吸着装置を用いて粉塵を吸い取ったり、またはエアを噴射して粉塵を飛ばしたり、またはブラッシングするなどの方法が提案されているが、不規則に飛散しながら発生する粉塵を満足に除去することには限界があった。
例えば、特許文献1には、ノズルベースとカバーと取付部で組立構成されたノズルが開示されているが、このノズルを用いて粉塵を完璧に除去することはできなかった。その理由は、噴出された空気の排出が滑らかではないからである。
前記従来の集塵機において、空気の排出通路は、半トラック状溝と貫通孔であるが、半トラック状溝は、貫通孔の半分だけカバーするため、貫通孔の上部に上がってきた空気と粉塵の一部分は、半トラック状溝に入ることができず、大気中にそのまま排出されてしまう。
韓国登録特許公報第10−1256092号
本発明は、前記問題点を解消しようと創出したものであって、スクライビングホイールの周辺を囲むエアカーテンを形成して粉塵の流失がなく、また、エアカーテンをなす空気の運動エネルギーを用いて粉塵を基板からリフティングさせると同時に排出するので、粉塵除去が迅速で除去効率に優れた脆性基板スクライバー用粉塵除去装置を提供できる。
また、本発明は、エアカーテンを形成する空気の流速を必要に応じて調節することができるので、粉塵パーティクルの重さに合わせて流速を最適調節することにより、基板の種類やスクライブ作業特性に関係なく、完璧な粉塵除去が可能となる。
本発明の脆性基板スクライバー用粉塵除去装置は、スクライビングホイールを下向通過させるヘッド通路を備え、空気を噴出させて前記スクライビングホイールを囲むエアカーテンを形成すると共に、スクライブ時に発生する粉塵を基板からリフティングさせる粉塵リフティング部と、前記粉塵リフティング部に空気を供給する空気供給手段と、前記粉塵リフティング部に供給される空気の流動量を制御して、前記粉塵リフティング部から噴出する空気の流速を調節する流速調節部と、前記粉塵リフティング部の作用によってリフティングされた粉塵を空気と共に前記エアカーテンの内側領域から真空力が印加される出口ポートを通過して外部に排出する排出手段と、を含むことを特徴とする。
また、前記粉塵リフティング部は、基板に対して水平をなすプレートの形態を取り、前記空気供給手段を通じて供給された空気を受け入れるエアチャンバーと、前記エアチャンバー内の空気を基板に向けて吐出する空気噴出部と、を有するベースプレートを含んでいてもよい。
また、前記空気噴出部は、前記ヘッド通路の周辺に形成され、前記エアチャンバー内の空気を前記スクライビングホイール側に偏向するように噴出する多数の噴射孔または噴射スリットを含んでいてもよい。
また、前記エアチャンバーは、前記ヘッド通路を囲むように延びて、上部に開放されるトレンチ型溝であり、前記粉塵リフティング部には、前記ベースプレートの上面に固定されることによって前記エアチャンバーを密閉するとともに、前記空気供給手段を通じて供給された空気を前記エアチャンバーに誘導する多数の給気路を有するカバープレートがさらに備えられていてもよい。
また、前記カバープレートには、リフティングされた粉塵と空気を通過させて前記排出手段に誘導するメイン排出口及び排出誘導路が設けられていてもよい。
前記のように構成される本発明の脆性基板スクライバー用粉塵除去装置は、スクライビングホイールの周辺を囲むエアカーテンを形成して粉塵の流失がなく、また、エアカーテンをなす空気の運動エネルギーを用いて粉塵を基板からリフティングさせると同時に排出するので、粉塵除去が迅速で除去効率に優れている。
また、本発明の脆性基板スクライバー用粉塵除去装置は、エアカーテンを形成する空気の流速を必要に応じて調節することができるので、粉塵パーティクルの重さに合わせて流速を最適調節することにより、基板の種類やスクライブ作業特性に関係なく、完璧な粉塵除去が可能である。
本発明の一実施例に係る脆性基板スクライバー用粉塵除去装置が適用されたスクライバーの全体的な様態を示した斜視図である。 本発明の一実施例に係る脆性基板スクライバー用粉塵除去装置の作動原理を説明するための側面図である。 図1に示した脆性基板スクライバー用粉塵除去装置の粉塵リフティング部の構造を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る脆性基板スクライバー用粉塵除去装置における空気の流動経路を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る脆性基板スクライバー用粉塵除去装置における空気の流動経路を説明するための図である。 図3に示した粉塵リフティング部の構造を説明するために示した部分切除斜視図である。 図3に示した粉塵リフティング部の構造を説明するために示した部分切除斜視図である。 図3に示した粉塵リフティング部の他の例を示した図である。
以下、本発明に係る一実施例を添付の図面を参照して、より詳細に説明することにする。
図1は、本発明の一実施例に係る脆性基板スクライバー用粉塵除去装置が適用されたスクライバーの全体的な様態を示した斜視図である。図2は、図1に示した脆性基板スクライバー用粉塵除去装置の作動原理を説明するための側面図であり、図3は、図1に示した脆性基板スクライバー用粉塵除去装置の粉塵リフティング部の構造を説明するための図である。
本実施例に係る脆性基板スクライバー用粉塵除去装置は、スクライバー11を構成するヘッド部47の下部に設置され、スクライブ時に発生する粉塵を吸気して外部に排出するものであって、スクライビングホイールを囲むエアカーテンを形成して、特にエアカーテンをなす空気の噴出圧力、すなわち運動エネルギーを調節することができるという特徴を有する。
図示のように、本実施例に係る粉塵除去装置は、一定厚さを有する垂直のフレーム13の下端部に固定される粉塵リフティング部51と、粉塵リフティング部51に空気を供給する空気供給手段と、空気供給手段を通じて供給される空気の流速を調節する流速調節スイッチ17と、粉塵リフティング部51によりリフティングされた粉塵を空気と共に排出する排出手段を含む。
まず、フレーム13は、一定厚さを有する平板の形態を取り、スクライブ装置(不図示)を構成するボディ(不図示)に固定される部材であって、基板Aに対して垂直をなして支持力を提供する。
また、フレーム13の図面上の前面には、2組のヘッド部47が左右に配置されている。ヘッド部47は、同一の構成を有し、同一の動作をするものであって、それぞれの下部に粉塵除去装置を有する。場合によっては、ヘッド部47の適用個数が増えるか減ることもあるのはもちろんである。
併せて、ヘッド部47の上部には、第1のマニホールドブロック15が備えられている。第1のマニホールドブロック15は、その内部に多数の独立した空気通路が形成されている部材であって、フレーム13に固定される。
基本的に、第1のマニホールドブロック15は、1つのヘッド部47と一対一でマッチングされるのが原則であるが、図1では一体型マニホールドブロックが適用されている。
第1のマニホールドブロック15の一側上部には、入口ポート19と流速調節スイッチ17と2つの追加出口ポート31と1つのメイン出口ポート29が備えられており、その下部には、2つの第2の排出ポート43と1つの上部コネクティングポート41と、4つの第1の中間ポート(図5の21)が配置されている。
入口ポート19は、4つの第1の中間ポート21と連通し、追加出口ポート31は、第2の排出ポート43に、メイン出口ポート29は、上部コネクティングポート41と連通する。
したがって、入口ポート19に注入された空気は、第1のマニホールドブロック15の内部で分岐されて4つの第1の中間ポート21に分散された後、給気チューブ23を通じて下部に供給される。
特に、入口ポート19から第1の中間ポート21に移動する空気の流量は、流速調節スイッチ17により調節される。流速調節スイッチ17は、入口ポート19の内部の流動断面積を調節して、粉塵リフティング部51の下部に噴出する空気の速度を加減する役割をする。
空気の噴出速度が速くなると運動エネルギーが大きくなり、噴出速度が遅くなると運動エネルギーが減少することは当然である。このような噴出空気の速度調節を通じて、粉塵の重さに最適に対応する運動エネルギーの空気を噴出することができるので、粉塵除去効率を最適に維持することができる。
流速調節スイッチ17は、手動式のスイッチであって、スクライブ作業中の粉塵の量と粉塵パーティクルの重さなどの状態を把握して、作業者により適切に操作される。場合によっては、流速調節スイッチ17を自動式として適用することもできることはもちろんである。
また、各追加出口ポート31は、第2の排出ポート43とそれぞれ連通し、メイン出口ポート29は、上部コネクティングポート41と一対一で連結される。メイン出口ポート29と追加出口ポート31には、外部の真空ポンプから真空力が印加される。
第1のマニホールドブロック15の他側部にも入口ポート19と、流速調節スイッチ17と、2つの追加出口ポート31と、メイン出口ポート29と、第2の排出ポート43と、上部コネクティングポート41と、第1の中間ポート21と、が備えられている。このような構成を有するポートは、第1のマニホールドブロック15の一側部に形成されているポートと同一のものであり、それに対する説明は省略することにする。
ヘッド部47の下部には、粉塵リフティング部51が備えられている。粉塵リフティング部51は、給気チューブ23を通じて供給された空気を矢印a方向に噴出する役割をする。特に矢印a方向に噴出する空気のストリームラインは、スクライビングホイール(不図示)側に偏向したものであって、垂直線から所定の傾斜角を有する。垂直線に対するストリームラインの傾斜角は15度以上である。
なお、図面では省略されているが、スクライビングホイールは、一般的な場合と同様に、ヘッド部47の下端部に備えられ、ヘッド通路51dを下向通過した状態で基板Aに接する。
前記のように噴出流が内側に偏向しているので、噴出された空気は、基板Aに衝突した後、内側に集まり、ヘッド通路51dを経て、メイン排出口51f及び排出誘導路51mを通過して外部に排出される。この時、スクライビングホイールの周辺の粉塵も空気と共に排出されることはもちろんである。
粉塵リフティング部51から噴出される空気が、粉塵の外部漏れを防止するエアカーテンの役割をする。
図6及び図7を通じて粉塵リフティング部51の構造を説明すると、以下の通りである。図6及び図7は、粉塵リフティング部51を示した部分切除斜視図である。
図示したように、粉塵リフティング部51は、四角プレートの形態を取り、基板Aに対して水平を維持するベースプレート51aと、ベースプレート51aの上面に密着固定されるカバープレート51eと、カバープレート51eの端部に一体をなす誘導プレート51hを含む。
ベースプレート51aとカバープレート51eは、重なった状態でヘッド通路51dを提供する。ヘッド通路51dは、スクライビングホイールが備えられているヘッド部47の下端部を下向通過させる通路である。
図6において、ヘッド通路51dと誘導プレート51hが二個所に形成されている理由は、図1に示すように、ヘッド部47が二つ適用されているからである。ヘッド部47が一つである場合、ヘッド通路51dと誘導プレート51hは、一つだけ適用される。
ベースプレート51aの上面には、エアチャンバー51bが設けられている。エアチャンバー51bは、上部に開放されたトレンチ型溝であって、ヘッド通路51dの縁部に沿って延長されている。エアチャンバー51bは、両端部が互いに当接する、いわゆる閉回路を構成することもでき、両端部が当接しない開回路タイプで形成することもできる。
エアチャンバー51bの底部には、多数の噴射孔51cが形成されている。噴射孔51cは、垂直線に対して傾斜角θを有するように内側に偏向した吐出孔であって、エアチャンバー51bに収容されている空気を、図2の矢印a方向に噴出する。
図7に示すように、噴射孔51cは、エアチャンバー51bの長手方向に沿ってぎっしりと配置され、また、噴射孔51cを通過した空気は、吐出の瞬間に圧力変化により広がるので、各噴射孔51cを通じて同時に下向噴射される空気は、互いにつながり、四角の壁をなす。すなわち、四角のエアカーテンを形成する。
カバープレート51eは、ベースプレート51aの上面に密着固定されることにより、エアチャンバー51bを密閉する。
また、カバープレート51eの一側には、多数の給気路51gが形成されている。給気路51gは、第2の中間ポート25が嵌められる孔であって、給気チューブ23を通じて供給された空気をエアチャンバー51bに誘導する。
併せて、カバープレート51eには、メイン排出口51fが位置する。メイン排出口51fは、下部コネクティングポート33が嵌められる孔であって、ベースプレート51aの下部に開放されている。メイン排出口51fは、基板Aから浮上した粉塵を上向通過させて、下部コネクティングポート33を通じて上部に排出する通路である。
誘導プレート51hは、カバープレート51eの一側に垂直に立てられた部分であって、第2のマニホールドブロック27と結合する。第2のマニホールドブロック27は、その内部に空気の流路が形成されている部材であって、第1の排出ポート37と第2の中間ポート25を二つずつ有する。
第1の排出ポート37は、基板Aからリフティングされた粉塵と空気の一部を排出チューブ39に誘導する役割をする。また、第2の中間ポート25は、給気チューブ23を通じて供給された空気を第2のマニホールドブロック27の内部に導入するポートである。結局、第2のマニホールドブロック27には、排出通路と供給通路がともに備えられているのである。
図7に示すように、第2のマニホールドブロック27の内部には、二つの給気路51kと、四つの排出誘導路51mが形成されている。
排出誘導路51mは、垂直に延長された通路であって、その下端部がヘッド通路51dの内側に位置する。粉塵リフティング部51の下部からリフティングされた粉塵と空気が排出誘導路51mの内部に吸引されることができることを意味する。
排出誘導路51mは、第2のマニホールドブロック27の内部に形成されている内部流路(不図示)を通じて二つの第1の排出ポート37と連結される。第1の排出ポート37を通じて真空圧力を加えると、ベースプレート51aの下部からリフティングされた粉塵が排出誘導路51mを通じて吸引された後、第2のマニホールドブロック27を経て、第1の排出ポート37の上部に抜け出る。
また、給気路51kの下端部は、エアチャンバー51bに連通する。したがって、第2の中間ポート25を通じて注入された空気は、第2のマニホールドブロック27の内部の給気路51kを経由してエアチャンバー51bに到達することになる。
図8は、粉塵リフティング部の他の例を示す図である。
図面を参照すると、ベースプレート51aの底面に噴射スリット51pが形成されていることが分かる。噴射スリット51pは、エアチャンバー51bに連通する通路であって、エアチャンバー51bに注入される空気を、図2の矢印a方向に噴出する通路である。噴射スリット51pの役割は、噴射孔51cの役割と同一である。
図4及び図5は、本発明の一実施例に係る脆性基板スクライバー用粉塵除去装置での空気の流動経路を説明するために一部を示した図である。
図面を参照すると、下部コネクティングポート33に垂直チューブ35が固定されていることが分かる。垂直チューブ35は、粉塵リフティング部51の上部に延長されたパイプであって、その上端部は連結チューブ45を通じて上部コネクティングポート41と連結される。
したがって、例えば、メイン出口ポート29を通じて空気を吸引すると、ベースプレート51aの下部の空気が、下部コネクティングポート33と、垂直チューブ35と、連結チューブ45と、第1のマニホールドブロック15を順番に通過して上部に排出される。
また、第1の排出ポート37と第2の排出ポート43は、排出チューブ39を通じて互いに連通する。したがって、各追加出口ポート31を通じて真空力を加えると、ベースプレート51aの下部の空気が、排出誘導路51mと、第2のマニホールドブロック27と、排出チューブ39と、第1のマニホールドブロック15を通過して排出されることになる。
一方、第1のマニホールドブロック15の下部に位置している第1の中間ポート21は、給気チューブ23を通じて、それぞれの第2の中間ポート25に連結される。したがって、入口ポート19に注入された空気は、四つの第1の中間ポート21を通過して給気チューブ23を経て、エアチャンバー51bに到達した後、下向噴出することができる。
前記構成を有する本実施例に係る粉塵除去装置の作動は、次のように行われる。
まず、フレーム13の位置を調節して、用意された基板Aの上面にスクライビングホイールを位置させる。この状態で、入口ポート19を通じて空気を注入すると共に、メイン出口ポート29と追加出口ポート31に真空圧を印加して粉塵リフティング部51の下部にエアカーテンを形成する。
前記のように、エアカーテンは、ベースプレート51aの下部に噴出する空気により形成されたものであって、スクライビングホイールを囲む四角壁の形態を取る。
エアカーテンが安定化されると、基板Aに対してスクライビングホイールを走行させてスクライブラインを形成する。スクライブラインの形成中に発生する粉塵は、エアカーテンをなす空気の流動エネルギーを受けて、基板Aからリフティングされて、空気と共にメイン排出口51f及び排出誘導路51mを通じて排出処理される。特に、エアカーテンのストリームラインが内側方向に偏向しているので、発生する粉塵がエアカーテンの外側に漏れる虞がない。
また、スクライブ中に、発生する粉塵の量が多くなるか、または粉塵パーティクルの重さが重くなる場合には、流速調節スイッチ17を操作して、矢印a方向に噴出される空気の流速を増加させる。噴出空気の流速が速くなるということは、空気の運動エネルギーが大きくなることを意味するので、増大した負荷を効果的に処理することができるようになる。
参考までに、スクライブ過程時に発生する粉塵は、微細なパーティクルの形態を取り、パーティクルのサイズは、基板に対するスクライビングホイールの加圧及び走行条件と基板の物性により変わってくる。パーティクルのサイズが大きくなると重さが増加し、サイズが小さくなると軽くなるので、結局、リフティングする粉塵の総重さは、作業条件により異なってくる。粉塵を基板からリフティングさせるために必要な運動エネルギーの量が変わってくる。
発生する粉塵の発生量が小さい場合には、流速調節スイッチ17を操作して粉塵リフティング部51から噴出する空気の流速を減少させて、エネルギーの消耗を減らす。
以上、本発明を具体的な実施例を通じて詳細に説明したが、本発明は、前記実施例に限らず、本発明の技術的な思想の範囲内で通常の知識を有する者により様々な変形が可能である。
11 スクライバー
13 フレーム
15 第1のマニホールドブロック
17 流速調節スイッチ
19 入口ポート
21 第1の中間ポート
23 給気チューブ
25 第2の中間ポート
27 第2のマニホールドブロック
29 メイン出口ポート
31 追加出口ポート
33 下部コネクティングポート
35 垂直チューブ
37 第1の排出ポート
39 排出チューブ
41 上部コネクティングポート
43 第2の排出ポート
45 連結チューブ
47 ヘッド部
51 粉塵リフティング部
51a ベースプレート
51b エアチャンバー
51c 噴射孔
51d ヘッド通路
51e カバープレート
51f メイン排出口
51g 給気路
51h 誘導プレート
51k 給気路
51m 排出誘導路
51p 噴射スリット

Claims (5)

  1. スクライビングホイールを下向通過させるヘッド通路(51d)を備え、空気を噴出させて前記スクライビングホイールを囲むエアカーテンを形成すると共に、スクライブ時に発生する粉塵を基板(A)からリフティングさせる粉塵リフティング部(51)と、
    前記粉塵リフティング部(51)に空気を供給する空気供給手段と、
    前記粉塵リフティング部(51)に供給される空気の流動量を制御して、前記粉塵リフティング部(51)から噴出する空気の流速を調節する流速調節部と、
    前記粉塵リフティング部(51)の作用によってリフティングされた粉塵を空気と共に前記エアカーテンの内側領域から真空力が印加される出口ポートを通過して外部に排出する排出手段と、
    を含むことを特徴とする脆性基板スクライバー用粉塵除去装置。
  2. 前記粉塵リフティング部(51)は、
    基板(A)に対して水平をなすプレートの形態を取り、
    前記空気供給手段を通じて供給された空気を受け入れるエアチャンバー(51b)と、前記エアチャンバー(51b)内の空気を基板(A)に向けて吐出する空気噴出部と、を有するベースプレート(51a)を含むことを特徴とする請求項1に記載の脆性基板スクライバー用粉塵除去装置。
  3. 前記空気噴出部は、
    前記ヘッド通路(51d)の周辺に形成され、前記エアチャンバー(51b)内の空気を前記スクライビングホイール側に偏向するように噴出する多数の噴射孔(51c)または噴射スリット(51p)を含むことを特徴とする請求項2に記載の脆性基板スクライバー用粉塵除去装置。
  4. 前記エアチャンバー(51b)は、前記ヘッド通路(51d)を囲むように延びて、上部に開放されるトレンチ型溝であり、
    前記粉塵リフティング部(51)には、
    前記ベースプレート(51a)の上面に固定されることによって前記エアチャンバー(51b)を密閉するとともに、前記空気供給手段を通じて供給された空気を前記エアチャンバー(51b)に誘導する多数の給気路(51g、51k)を有するカバープレート(51e)がさらに備えられることを特徴とする請求項2又は3に記載の脆性基板スクライバー用粉塵除去装置。
  5. 前記カバープレート(51e)には、
    リフティングされた粉塵と空気を通過させて前記排出手段に誘導するメイン排出口(51f)及び排出誘導路(51m)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の脆性基板スクライバー用粉塵除去装置。
JP2016245043A 2016-05-16 2016-12-19 脆性基板スクライバー用粉塵除去装置 Active JP6868888B2 (ja)

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