JP6867922B2 - レトログラード表示機構を有する時計 - Google Patents

レトログラード表示機構を有する時計 Download PDF

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Description

本発明は、レトログラード表示機構を有する時計に関する。
レトログラード表示機構は、文字板に形成された扇状の指標表示部に対して、その扇の要(扇状の円弧の中心)から突出した指針軸に支持された指針を、扇の一端側から他端側に向けて回転させ、指針が扇の他端側に達すると、指針を瞬間的に逆転(フライバック)させて、一端側に一気に復帰(レトログラード作動)させるものである。
レトログラード表示機構は、レトログラード作動カム(以下、単に作動カムという。)と、この作動カムのカム面に接するカムレバーとを用いて構成されている。カムレバーは、回転中心を挟んで一方の端部側に、作動カムのカム面に接する接触部を有している。
カムレバーは、レトログラード表示を行う表示車と直接又は間接的に係合している。作動カムの動きに応じてカムレバーの姿勢が変化し、カムレバーの姿勢の変化に対応して表示車が動き、カム面の急激な段差を通過するときのカムレバーの急激な姿勢変化により、表示車を瞬間的に逆回転動作させて、レトログラード表示を行っている(例えば、特許文献1参照)。
なお、カムレバーと表示車との係合としては、例えば、カムレバーの、回転中心を挟んだ他端側に、歯(作動レバー歯)を形成して、この作動レバー歯を表示車の歯車(表示車歯車)と噛み合わせればよい。
特許第5850767号公報
ところで、カムレバーの接触部が作動カムのカム面から離れないように、カムレバーには付勢力を作用させる必要がある。この付勢力は、例えば、表示車躍制レバー(ジャンパ)を設けて、表示車ジャンパの歯を、表示車歯車に噛み合わせることで発生させている。具体的には、表示車ジャンパは、その弾性力により、表示車を逆回転方向に付勢する。表示車に付勢されたトルクは、カムレバーの接触部が、作動カムのカム面を押圧する方向に作用する。これによりカムレバーは作動カムのカム面から離れない。
一方、作動カムは、カムレバーの接触部の反力や姿勢変化、入力された衝撃等によって作動カムが逆回転しないように、作動カムにもジャンパ(カムジャンパ)を設ける必要がある。
したがって、表示車を回転させるときに、カムジャンパによる制動力のトルクと表示車ジャンパによる制動力のトルクとを超えるトルクで、作動カムを回転させる必要があり、駆動トルクの低減が求められている。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、レトログラード表示機構を適切に動作させつつ、駆動トルクを低減することができるレトログラード表示機構を有する時計を提供することを目的とする。
本発明は、連続的に回転する原動車と、前記原動車に係合する、レトログラード作動カムが形成された従動車と、前記レトログラード作動カムのカム面に接して、前記カム面における接触位置の変化に応じて姿勢が変化するカムレバーと、前記カムレバーの姿勢に応じてレトログラード作動する表示部と、前記カムレバーを前記カム面に押圧する方向に付勢する躍制部材と、前記原動車の連続的な回転を前記従動車の間欠的な回転に変換する欠歯機構として互いに係合する原動欠歯部材及び従動欠歯部材と、を備え、前記原動車は、前記原動欠歯部材を有し、前記従動車は、前記レトログラード作動カムとは前記従動車の軸方向の異なる位置に、前記従動欠歯部材を有しているレトログラード表示機構を備えた時計である。
本発明に係るレトログラード表示機構を有する時計によれば、レトログラード表示機構を適切に動作させつつ、駆動トルクを低減することができる。
本発明に係るレトログラード表示機構を有する時計の一実施形態であるデイデイト電子時計を示す外観図である。 時計の曜表示部におけるレトログラード表示機構を、文字板を透過して見た斜視図である。 作動カム車を上方から見た平面図である。 作動カム車の作動カムの輪郭形状(カム面)を示す平面図である。 回し車を示す斜視図である。 回し車の原動欠歯部材と作動カム車の従動欠歯部材との係合状態を示す模式図であって、原動欠歯部材の凸状の円弧面と従動欠歯部材の凹面とが接して原動欠歯部材の回転が従動欠歯部材に伝達されない状態を示す。 回し車の原動欠歯部材と作動カム車の従動欠歯部材との係合状態を示す模式図であって、円弧面が凹面から離れ始めて、原動欠歯部材の歯が凹面の側面を押し始めた状態を示す。 回し車の原動欠歯部材と作動カム車の従動欠歯部材との係合状態を示す模式図であって、原動欠歯部材の歯と従動欠歯部材の歯とが噛み合って原動欠歯部材の回転が従動欠歯部材に伝達される状態を示す。 回し車の原動欠歯部材と作動カム車の従動欠歯部材との係合状態を示す模式図であって、原動欠歯部材の歯が従動欠歯部材の歯から離れて円弧面が凹面に接し始めた状態を示す。 原動欠歯部材の円弧面に突出部が形成されているものの円弧面と従動欠歯部材の凹面とが接している部分の拡大図である。 円弧面(突出部)が凹面から離れる状態を示す拡大図である。 原動欠歯部材の円弧面と従動欠歯部材の凹面とが接している部分の拡大図である。 円弧面(突出部無し)が凹面から離れる状態を示す拡大図である。
以下、本発明に係るレトログラード表示機構を有する時計の実施形態について、図面を用いて説明する。
<電子時計の構成>
図1は本発明に係るレトログラード表示機構を有する時計の一実施形態であるデイデイト電子時計1(以下、単に時計1という)を示す外観図、図2は時計1の曜表示部20におけるレトログラード表示機構70を、文字板10を透過して見た斜視図である。図1の上方は例えば12時の方向、左方は例えば9時の方向である。
時計1は、図1に示すように、時刻の数字又は文字(以下、数字等という)が表示された文字板10(数字、文字の記載は省略)と、文字板10の数字等を指し示す、中心C0回りに回転する時針16、分針17及び秒針18と、ムーブメント3と、曜表示部20と、日付表示部8と、を備えている。時計1は、これらの他に、動力源となる電池や種々の機能の表示するため小針等を備えているが、本発明とは直接的な関係がないため、説明を省略する。
文字板10の、時針16が表す3時の方向には、小窓11が開けられている。小窓11は、文字板の10の背面側に配置された日車9に表示されたカレンダの日付を表す「1」から「31」までの数字のうちいずれか1つを露出させるものである。日付表示部8は、小窓11と日車9とによって構成されている。
文字板10の、時針16が表す9時の方向には、曜表示部20が形成されている。曜表示部20は、文字板10に形成された扇形の指標部21と、曜針22とを備えている。指標部21は、扇形の円弧部分に、曜日を表す7つの文字21a(「S」(日曜日)、「M」(月曜日)、…、「S」(土曜日))が、図示の時計回りに、等角度間隔で並んで表示されている。曜針22は、指標部21の扇形の要(中心)付近に、文字板10の背面側から文字板10を貫通しておもて面側に突き出した、曜車23の軸(真)に固定されている。曜針22は、この曜車23の軸の中心C5回りの動きにしたがって、曜日を表す7つの文字21aのうち1つを指し示すことで、曜日を表示する。
曜車23は、図2に示したレトログラード表示機構70の一部を構成し、このレトログラード表示機構70により、曜針22が、日曜日を表す下端の「S」の文字21aから、「M」の文字21a、「T」の文字21a、「W」の文字21a、「T」の文字21a、「F」の文字21a、土曜日を表す上端の「S」の文字21a、と順次指し示し、その後、瞬間的に、日曜日を表す下端の「S」の文字21aを指し示す位置に逆回転して戻る(フライバックする)往復動作であるレトログラード動作を行う。なお、図2は、文字板10を透過して見た図であるため、図1における曜車23の時計回り方向の回転は、図2における曜車23の時計回り方向の回転となる。
レトログラード表示機構70はムーブメント3に備えられていて、図2に示すように、回し車30(原動車)と、レトログラード作動カム車40(従動車。以下、作動カム車40という。)と、曜作動レバー50(カムレバー)と、曜車23と、曜車ジャンパ60(躍制部材)と、を備えている。
図3は作動カム車40を上方から見た平面図、図4は作動カム車40のレトログラード作動カム41(以下、作動カム41という。)の輪郭形状(カム面41a)を示す平面図である。作動カム車40は、軸心C2回りに回転する。作動カム車40は、図3に示すように、レトログラード作動カムの一例である作動カム41と、従動欠歯部材44とが、軸心C2を一致させて軸心C2方向の異なる位置に一体化して形成されている。
なお、作動カム41の輪郭面であるカム面41aには、後述する曜作動レバー50の接触部52が接触する。カム面41aは、作動カム車40の回転方向(図4において、例えば時計回り方向)の反対向きの、
(1)角度範囲Aでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は最小の一定長さであり、
(2)角度範囲Cでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Aでの距離よりも長い一定長さであり、
(3)角度範囲Eでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Cでの距離よりも長い一定長さであり、
(4)角度範囲Gでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Eでの距離よりも長い一定長さであり、
(5)角度範囲Iでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Gでの距離よりも長い一定長さであり、
(6)角度範囲Kでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Iでの距離よりも長い一定長さであり、
(7)角度範囲Mでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Kでの距離よりも長い最長の一定長さに形成されている。
なお、角度範囲Mでは、上記(7)の最長の長さの部分に加えて、軸心C2からカム面41aまでの距離が角度範囲Aと同じ最小の一定長さに形成されている部分も形成されていて、最小の一定長さに形成されている部分では角度範囲Mと角度範囲Aとが一体となっている。
また、カム面41aは、作動カム車40の回転方向の反対向きの、
(8)角度範囲Aと角度範囲Cとの間の角度範囲Bでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Aでの距離から角度範囲Cでの距離まで徐々に増大し、
(9)角度範囲Cと角度範囲Eとの間の角度範囲Dでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Cでの距離から角度範囲Eでの距離まで徐々に増大し、
(10)角度範囲Eと角度範囲Gとの間の角度範囲Fでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Eでの距離から角度範囲Gでの距離まで徐々に増大し、
(11)角度範囲Gと角度範囲Iとの間の角度範囲Hでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Gでの距離から角度範囲Iでの距離まで徐々に増大し、
(12)角度範囲Iと角度範囲Kとの間の角度範囲Jでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Iでの距離から角度範囲Kでの距離まで徐々に増大し、
(13)角度範囲Kと角度範囲Mとの間の角度範囲Lでは、軸心C2からカム面41aまでの距離は、角度範囲Kでの距離から角度範囲Mでの距離まで徐々に増大する。
従動欠歯部材44は、作動カム41よりも大きく形成されている。従動欠歯部材44は、後述する回し車30の原動欠歯部材34と係合と係合し、原動欠歯部材34と従動欠歯部材44とによって欠歯機構を構成している。欠歯機構は、原動欠歯部材34の連続的な回転を従動欠歯部材44の間欠的な回転に変換するとともに、間欠的な回転における回転していない期間については、回転しない停止状態を維持する動作を行う機構である。
従動欠歯部材44は、4つの歯43aを有する歯部43と、軸心C2からの半径方向の内側に凹んだ凹面42とを有している。凹面42は、軸心C2回りの周方向に等角度間隔で7つ形成されている。歯部43は、隣り合う2つの凹面42,42の間に形成されていて、歯部43も周方向に等角度間隔で7つ形成されている。曜針22に指示される曜日の各文字21aに対して、歯部43が1つと凹面42が1つの割合で設けられている。これらの歯部43と凹面42については詳しくは後述する。
図5は回し車30を示す斜視図である。ムーブメント3には、図示を省略したステップモータ及び駆動輪列が備えられている。そして、ステップモータの連続的な回転が駆動輪列を介して、回し車30の歯車(図示省略)に伝えられ、回し車30は連続的に、例えば図示の反時計回りに回転する。
回し車30は、図5に示すように、作動カム車40の従動欠歯部材44と係合する原動欠歯部材34を備えている。原動欠歯部材34は、従動欠歯部材44とともに欠歯機構を構成し、原動欠歯部材34の連続的な反時計回りの回転に対して、従動欠歯部材44を時計回りに間欠的に回転させる。
原動欠歯部材34は、外周部が、凸状の円弧の面である円弧面32と、5つの歯33aで形成された歯部33とで構成されている。円弧面32と歯部33とは、それぞれ周方向の2か所に交互に形成されている。2つの円弧面32,32は、回転中心となる軸心C1を挟んで対向する(180[度]の等角度間隔の)配置であり、2つの歯部33,33も軸心C1を挟んで対向する(180[度]の等角度間隔の)配置である。各歯部33は、円弧面32よりも軸心C1からの半径方向の寸法が大きく形成されていて、円弧面32よりも半径方向の外側に突出している。
図6,7,8,9は、回し車30の原動欠歯部材34と作動カム車40の従動欠歯部材44との係合状態を示す模式図である。ここで、図6は原動欠歯部材34の凸状の円弧面32と従動欠歯部材44の凹面42とが接して原動欠歯部材34の回転が従動欠歯部材44に伝達されない状態を示し、図7は円弧面32が凹面42から離れ始めて、原動欠歯部材34の歯33aが凹面42の側面を押し始めた状態を示し、図8は歯33aと従動欠歯部材44の歯43aとが噛み合って原動欠歯部材34の回転が従動欠歯部材44に伝達される状態を示し、図9は歯33aが歯43aから離れて円弧面32が凹面42に接し始めた状態を示す。
作動カム車40の従動欠歯部材44は、回し車30の原動欠歯部材34と軸方向の同じ位置に配置されていて、原動欠歯部材34と係合する。従動欠歯部材44の各凹面42は、円弧面32と2か所で接し、その接した2か所の間の空間に、円弧面32の凸部が突入した状態となる。
円弧面32は、軸心C1からの半径が一定であるため、図5,6に示すように、凹面42に接した状態でも軸心C1回りに回転可能であるが、凹面42は、その突入した円弧面32の凸部を乗り越えて回転中心(軸心C2)回りに回転することはできない。したがって、原動欠歯部材34の回転は従動欠歯部材44に伝達されないだけでなく、原動欠歯部材34は従動欠歯部材44を停止した状態に維持する。
原動欠歯部材34が反時計回りに回転して、図7に示すように、円弧面32が従動欠歯部材44の凹面42から離脱すると、従動欠歯部材44の拘束が解除され、軸心C2回りの時計回り方向への回転が可能となる。そして、円弧面32よりも突出した歯部33が凹面42の側面に当たると、歯部33の歯33aに押されて従動欠歯部材44が軸心C2回りに回転する。さらに原動欠歯部材34が回転すると、原動欠歯部材34の歯部33(歯33a)が従動欠歯部材44の歯部43(歯43a)と噛み合い、この噛み合いによって、原動欠歯部材34の回転が従動欠歯部材44に伝達されて、従動欠歯部材44は原動欠歯部材34の回転に従って回転する。
原動欠歯部材34の回転が進み、歯部33が歯部43から離れると、従動欠歯部材44の回転は停止し、原動欠歯部材34の円弧面32が従動欠歯部材44の凹面42に接した図8の状態となって、原動欠歯部材34は回転を続ける一方、従動欠歯部材44は停止した状態で維持される。このように、原動欠歯部材34と従動欠歯部材44とによって構成された欠歯機構は、原動欠歯部材34の連続的な回転を従動欠歯部材44の間欠的な回転に変換する。
作動カム車40は、作動カム41と従動欠歯部材44とが一体に形成されているため、従動欠歯部材44の間欠的な回転は、作動カム41の間欠的な回転となる。従動欠歯部材44の凹面42は、周方向に等間隔に7つ形成されているため、作動カム41は1回転の間に7回停止する。
曜作動レバー50は、図2に示すように、中心C3を回転中心として揺動する。曜作動レバー50は、一方の端部に、作動カム41のカム面41aに接する接触部52が形成され、他方の端部に、中心C3回りの周方向に沿った歯51が形成されている。歯51は、曜車23の歯車24と噛み合っている。図2における作動カム41の時計回り方向への回転により、曜作動レバー50の接触部52が接しているカム面41aは、上記(1)→(8)→(2)→(9)→(3)→(10)→(4)→(11)→(5)→(12)→(6)→(13)→(7)、というように、軸心C2からの距離が長くなっていく。
したがって、接触部52が接しているカム面41aが(1)→(8)→…→(7)の期間では、図2において、曜作動レバー50は停止と中心C3回りに反時計回りの回動とを繰り返す。このとき、カム面41aに接している曜作動レバー50は、停止と中心C3回りに時計回りの回動とを繰り返す。
なお、曜作動レバー50の接触部52が接しているカム面41aが上記(1)のとき、曜車23に固定された曜針22は、図1に示した指標部21の日曜日を表す「S」の文字21aを指示するように対応している。
同様に、接触部52が接しているカム面41aが上記(2)のとき曜針22は「M」の文字21aを指示し、接触部52が接しているカム面41aが上記(3)のとき曜針22は「T」(火曜日)の文字21aを指示し、接触部52が接しているカム面41aが上記(4)のとき曜針22は「W」の文字21aを指示し、接触部52が接しているカム面41aが上記(5)のとき曜針22は「T」(木曜日)の文字21aを指示し、接触部52が接しているカム面41aが上記(6)のとき曜針22は「F」の文字21aを指示し、接触部52が接しているカム面41aが上記(7)のとき曜針22は「S」(土曜日)の文字21aを指示するように対応している。
なお、曜作動レバー50の接触部52が接しているカム面41aが上記(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7)のときは、作動カム41がわずかに回転しても、軸心C2からカム面41aまでの距離がそれぞれ一定であるため、曜作動レバー50は回動せず、曜針22は回動しない。つまり、上記(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7)は、曜針22が回動しない不感帯(不作動領域)を形成し、曜針22は指示している文字21aの指示を維持する。
一方、上記(8),(9),(10),(11),(12),(13)及び(13)から(1)へ移動する範囲は、曜針22が回動する作動領域を形成し、曜針22が指示する文字21aを順次代える。
ここで、曜作動レバー50の接触部52が接しているカム面41aが上記(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7)のとき、従動欠歯部材44の凹面42が原動欠歯部材34の円弧面32に接した状態となるように、対応関係が設定されている。
また、曜作動レバー50の接触部52が接しているカム面41aが上記(8)のとき、作動カム41の時計回り方向への回転にしたがって、曜車23に固定された曜針22は、「S」(日曜日)の文字21aから「M」の文字21aを指示するように回動する。
同様に、接触部52が接しているカム面41aが上記(9)のとき作動カム41の時計回り方向への回転にしたがって曜針22は「M」の文字21aから「T」(火曜日)の文字21aを指示するように回動し、接触部52が接しているカム面41aが上記(10)のとき作動カム41の時計回り方向への回転にしたがって曜針22は「T」(火曜日)の文字21aから「W」の文字21aを指示するように回動し、接触部52が接しているカム面41aが上記(11)のとき作動カム41の時計回り方向への回転にしたがって曜針22は「W」の文字21aから「T」(木曜日)の文字21aを指示するように回動し、接触部52が接しているカム面41aが上記(12)のとき作動カム41の時計回り方向への回転にしたがって曜針22は「T」(木曜日)の文字21aから「F」の文字21aを指示するように回動し、接触部52が接しているカム面41aが上記(13)のとき作動カム41の時計回り方向への回転にしたがって曜針22は「F」の文字21aから「S」(土曜日)の文字21aを指示するように回動する。
また、接触部52が接しているカム面41aが上記(13)から(1)に移動する期間では、図2において、曜作動レバー50は中心C3回りに時計回り大きく回動する。このとき、曜車23に固定された曜針22は、「S」(土曜日)の文字21aから「S」(日曜日)の文字21aを指示するように反時計回りに瞬間的に回動(フライバック)する。
ここで、曜作動レバー50の接触部52が接しているカム面41aが上記(8),(9),(10),(11),(12),(13)のとき、及び(13)から(1)に移動する期間では、従動欠歯部材44の歯部43が原動欠歯部材34の歯部33に噛み合った状態となるように、対応関係が設定されている。
曜車ジャンパ60は、樹脂や金属等の弾性部材で形成されている。曜車ジャンパ60は、図2に示すように、略U字状に形成されている。曜車ジャンパ60は、そのU字の弧状湾曲部付近から偏った位置に形成された中心C4において回転可能に支持されている。曜車ジャンパ60は、U字の、弧状湾曲部から2つの先端にそれぞれ延びた部分のうち、中心C4が形成された側の先端部に、中心C4回りの周方向に沿った歯が形成された噛合部61が形成されている。噛合部61の歯は、曜車23の歯車24と噛み合う。曜車ジャンパ60は、U字の、弧状湾曲部から2つの先端にそれぞれ延びた部分のうち、中心C4が形成されていない他方に延びた側の先端部に、ムーブメント3の地板等に半径方向の外側から接した押圧部62が形成されている。
曜車ジャンパ60は、押圧部62が地板等に接した状態で弾性変形し、その弾性変形で発生した弾性力により、噛合部61が、曜車23に対して曜車23を反時計回り方向に回動させるトルクを歯車24に作用させている。この弾性力によって歯車24に作用させたトルクは、歯車24を介して、曜作動レバー50を時計回り方向に回転させるトルクを曜作動レバー50に作用させ、接触部52がカム面41aから離れるのを防止又は抑制する。
<作用>
このように構成された時計1の動作について、以下に説明する。まず、例えば、曜作動レバー50の接触部52が上記(4)のカム面41aに接した状態で、かつ、原動欠歯部材34の円弧面32が従動欠歯部材44の凹面42に係合して(2か所で接して)いるとき、曜針22は、図1に示す「W」の文字21aを指示して停止している。この状態では、円弧面32が凹面42に係合しているため、作動カム車40は回転せず、曜作動レバー50も動かず、曜針22は「W」の文字21aを指示した状態を維持する。
ここで、仮に、原動欠歯部材34の円弧面32と従動欠歯部材44の凹面42との間に多少の遊びがあって、その遊びに応じて作動カム車40がわずかな角度範囲で回動した場合であっても、作動カム41のカム面41aは、上記(4)の範囲で、曜作動レバー50に対して不感帯を形成しているため、曜作動レバー50は動かず、したがって、曜針22は「W」の文字21aを指示した状態を維持する。
この状態で、曜車ジャンパ60は、曜車23の歯車24を介して、曜作動レバー50を時計回り方向に回転させるトルクを曜作動レバー50に作用させているため、接触部52がカム面41aから離れることはない。また、曜作動レバー50のトルクに応じた荷重が、接触部52からカム面41aに作用し、作動カム車40は、カム面41aに作用するこの荷重によって回転するトルクを受けるが、原動欠歯部材34の円弧面32と従動欠歯部材44の凹面42との係合により、作動カム車40が停止した状態を維持する。
この状態から、時計1に備えられたプッシュボタンが押される等して、カレンダの曜日を変更する操作が入力されると、その入力を、ムーブメント3に備えられた制御ICが受け付ける。制御ICは、受け付けた操作の入力に対応して、曜針22を図1の時計回り方向に回動させるために、ステップモータを駆動する指令を出力する。ステップモータは、駆動する指令に応じてステップモータのロータを所定の回転数だけ回転させる。この所定の回転数は、プッシュボタン等が押されている時間に対応して制御ICにより設定されている。
なお、カレンダの曜日は、例えば日付の変わる24時の付近になったとの計時に基づいて、制御ICからの指令により変更される場合も当然にある。この場合は、プッシュボタン等の外部操作は入力されないが、制御ICは、所定の時刻になったことを検出して、曜針22を時計回り方向に回転させるために、ステップモータを駆動する指令を出力する。ステップモータは、駆動する指令に応じてロータを所定の回転数だけ回転させる。この所定の回転数は、曜針22を、文字21aの1つ分回動させる角度に相当する。
ロータが回転すると、ロータに噛み合った駆動輪列を回転させ、回し車30が、その中心C1回りに反時計回り方向に連続的に回転する。そして、図6に示すように、回し車30の原動欠歯部材34の円弧面32が従動欠歯部材44の凹面42から外れ始め、円弧面32よりも突出した歯33aが凹面42の側面を押し始める。これにより、従動欠歯部材44を含む作動カム車40が中心C2回りに時計回り方向に回転し始める。
さらにロータが回転すると、図7に示すように、原動欠歯部材34の歯33aと従動欠歯部材44の歯43aとが噛み合って、作動カム車40は回し車30にしたがって回転する。
作動カム車40が回転し、曜作動レバー50の接触部52がカム面41aと上記(11)に示した範囲での接触となると、作動カム車40の回転にしたがって、曜作動レバー50の接触部52は、軸心C2から遠ざかる方向に変位する。これにより、曜作動レバー50は、曜車ジャンパ60による付勢力(弾性力)に抗して、中心C3回りに回動し、曜作動レバー50の歯51に噛み合った曜車23は、中心C5回りに時計回り方向に回動する。曜車23の回動により、曜針22は「W」の文字21aを指し示している状態から次の「T」(木曜日)の文字21aに移動し始める。
ロータの回転により、図9に示すように、歯33aが歯43aから離れていき、やがて、図5に示した状態と同様に、凹面42に円弧面32が係合すると、従動欠歯部材44の回転は止まり、作動カム車40の回転は停止する。このとき、曜作動レバー50の接触部52はカム面41aと上記(5)に示した範囲での接触となって停止し、曜針22は「T」(木曜日)の文字21aを指し示した状態で停止する。
以上の動作を繰り返して、曜針22は、「S」(土曜日)の文字21aを指し示す状態となり、さらに、曜作動レバー50の接触部52がカム面41aと上記(13)から(1)に移動するときは、曜作動レバー50が、中心C3回りの時計回り方向に瞬間的に回動し、曜針22は、「S」(土曜日)の文字21aを指し示す状態から「S」(日曜日)の文字21aを指し示す状態に瞬間的に移動(フライバック)する。
以上のように構成された本実施形態の時計1によれば、回し車30の原動欠歯部材34と作動カム車40の従動欠歯部材44とからなる欠歯機構により、ステップモータの連続的な回転すなわち回し車30の連続的な回転動作を、作動カム車40の間欠的な回転動作に変換することができる。
欠歯機構は、原動欠歯部材34の円弧面32が従動欠歯部材44の凹面42と接する2か所の間に形成された凹状の空間に、円弧面32の凸となる部分が突入するため、従動欠歯部材44が停止している状態では、従動欠歯部材44を停止した状態に確実に保持する。したがって、曜車ジャンパ60の弾性力によって、曜作動レバー50から作動カム車40に作動カム車40を回転させるトルクが作用しても、このトルクによって作動カム車40が回転するのを防止又は抑制するための、作動カム車40に係合させるカムジャンパ(躍制部材)を別途設ける必要がない。
したがって、本実施形態の時計1は、作動カム車40に係合するカムジャンパを設けないことにより、作動カム車40に係合するカムジャンパを設けた時計に比べて、回し車30を駆動するステップモータのトルクを低減することができる。この結果、駆動輪列を低減速比化することができる。
また、本実施形態の時計1は、カムジャンパを設けないことにより、カムジャンパを設けたものよりも構成部品の数を少なくすることができる。したがって、時計1のムーブメント3の内部において、カムジャンパを設けたものに比べて部品の配置スペースが増えるため、部品の配置の制約を緩和することもできる。
また、本実施形態の時計1は、カムジャンパを設けない構成により、駆動輪列の歯車の径を縮小することもできる。
しかも、曜作動レバー50からトルクを受けている作動カム車40は、欠歯機構によって確実に停止した状態を維持するため、作動カム車40が逆回転するのも防止するジャンパを設けなくても、レトログラード表示機構70を適切に作動させることができる。
また、本実施形態の時計1は、作動カム車40が従動欠歯部材44を有し、回し車30が原動欠歯部材34を有して、これら原動欠歯部材34と従動欠歯部材44とにより、作動カム車40を間欠的に回転させる欠歯機構を構成したことにより、作動カム車40と回し車30の他に、別途、欠歯機構を設ける必要がない。したがって、レトログラード表示機構を有する時計の構成部品の数を少なくすることができる。
また、本実施形態の時計1は、原動欠歯部材34の歯部43に5つの歯33aが形成され、この5つの歯33aに噛み合う4つの歯43aが従動欠歯部材44の歯部43に形成されているため、作動カム車40を1/7回転させて曜針22を曜日の文字21aの1つ分送るために、5つの歯33aにその駆動のトルクを分散することができる。したがって、1つの歯33aだけで、作動カム車40を1/7回転させるものに比べて、回し車30の1回転中の負荷変動を低減することができる。よって、回し車30を駆動するステップモータのトルクを低減することができる。
また、本実施形態の時計1は、カム面41aが、軸心C2回りの回転角度に対応して軸心C2からの半径が増大して形成された複数の作動領域(角度範囲B,D,F,H,J,L)と、隣り合う2つの作動領域の間に形成された、軸心C2回りの回転角度に拘わらず軸心C2からの半径が一定の不作動領域(角度範囲A,C,E,G,I,K,M)とを有している。不作動領域では曜作動レバー50は回動しないため、本実施形態の時計1は、原動欠歯部材34の円弧面32と従動欠歯部材44の凹面42との間に多少のがたつきがあって作動カム車40が多少回転しても、不作動領域に接した曜作動レバー50を作動させずに曜針22が不用意(意図せず)に動くのを防止することができる。
図10は原動欠歯部材34の円弧面32に突出部35が形成されているものの円弧面32と従動欠歯部材44の凹面42とが接している部分の拡大図、図11は円弧面32(突出部35有り)が凹面42から離れる状態を示す拡大図、図12は原動欠歯部材34の円弧面32(突出部無し)と従動欠歯部材44の凹面42とが接している部分の拡大図、図13は円弧面32(突出部無し)が凹面42から離れる状態を示す拡大図である。
本実施形態の時計1は、従動欠歯部材44の凹面42に係合する原動欠歯部材34の円弧面32が、完全な真円の円弧面であるが、円弧面32は、図10に示すように、円弧面32の一部に、円弧面32の円弧よりも軸心C1からの半径方向の外方に突出した突出部35が形成されているのが好ましい。この突出部35は、凹面42に円弧面32が2か所で接触している状態で、その2か所の接触部分の間に形成されていて、円弧面32からの突出長さは、凹面42に突き当たらない長さであることが必要である。
また、突出部35は、凹面42が円弧面32に接触する2か所の部分のうち、原動欠歯部材34の回転方向の上流側(後ろ側)における1つの接触部分が、円弧面から離れた後に、原動欠歯部材34の回転方向の下流側(前側)における1つの接触部分が乗り上げるタイミングに対応した位置に形成されていることが好ましい。
円弧面32にこのような突出部35が形成された欠歯機構によると、図10に示すように、原動欠歯部材34の円弧面32と従動欠歯部材44の凹面42とが係合している状態から、原動欠歯部材34が回転し、図11に示すように、突出部35が凹面42から離れる際に、突出部35が、円弧面32と接触していた凹面42の端部を、回転方向の前方に押す。回転方向の前方に押された従動欠歯部材44は、中心C2回りに少し回転する。
この少しの回転により、その後に凹面42の側面に歯33aが当たって凹面42を回転方向に押すときの、原動欠歯部材34の軸心C1からの、歯33aがと凹面42と接触する点(接触点)Pまでの長さをr1とする。
一方、円弧面32に突出部35が形成されていない、図12に示すものでは、原動欠歯部材34の回転によって、図13に示すように、円弧面32が凹面42から離れるときも、従動欠歯部材44は回転しない。この場合、その後に凹面42の側面に歯33aが当たって凹面42を回転方向に押すときの、原動欠歯部材34の軸心C1からの、歯33aがと凹面42と接触する点(接触点)Qまでの長さをr2とすると、軸心C1から接触点Pまでの長さr1は、軸心C1から接触点Qまでの長さr2よりも短い。
つまり、円弧面32に突出部35を形成したものでは、原動欠歯部材34が従動欠歯部材44の回転させるときの接触点を、原動欠歯部材34の軸心C1に近づけることができる。これにより、回し車30を駆動するステップモータのトルクを低減することができる。
本実施形態の時計1は、レトログラード表示機構70が、曜針22をレトログラード動作させるものであるが、本発明に係るレトログラード表示機構を有する時計は、曜針をレトログラード動作させるものに限定されず、曜針以外の日針(日付を示す複数の数字が並んで表示されていて、その数字のいずれかを指し示す指針)や日車、月針(月(1〜12月)を示す複数の文字が並んで表示されていて、その文字のいずれかを指し示す指針)や月車、都市表示針(都市名を示す文字が周方向に複数並んで表示されていて、その文字のいずれかを指し示す指針)や都市表示車、ムーンフェイズなど、種々の情報を表示する表示針や表示車を有するレトログラード表示機構を有する時計においても同様に適用可能である。
1 デイデイト電子時計
20 曜表示部
23 曜車
30 回し車
34 原動欠歯部材
40 作動カム車
41 作動カム
41a カム面
44 従動欠歯部材
50 曜作動レバー
60 曜車ジャンパ
70 レトログラード表示機構

Claims (4)

  1. 連続的に回転する原動車と、
    前記原動車に係合する、レトログラード作動カムが形成された従動車と、
    前記レトログラード作動カムのカム面に接して、前記カム面における接触位置の変化に応じて姿勢が変化するカムレバーと、
    前記カムレバーの姿勢に応じてレトログラード作動する表示部と、
    前記カムレバーを前記カム面に押圧する方向に付勢する躍制部材と、
    前記原動車の連続的な回転を前記従動車の間欠的な回転に変換する欠歯機構として互いに係合する原動欠歯部材及び従動欠歯部材と、を備え、
    前記原動車は、前記原動欠歯部材を有し、
    前記従動車は、前記レトログラード作動カムとは前記従動車の軸心方向の異なる位置に、前記従動欠歯部材を有しているレトログラード表示機構を備えた時計。
  2. 前記原動欠歯部材は、前記従動欠歯部材に噛み合って前記従動欠歯部材を回転させる歯部を有し、
    前記歯部は、前記原動欠歯部材の前記歯部以外の部分よりも、半径方向に突出している請求項1に記載のレトログラード表示機構を備えた時計。
  3. 前記従動欠歯部材は、凹面と、前記凹面よりも半径方向の内側に形成された歯部とを有し、
    前記原動欠歯部材は、外側に凸となる円弧面と、前記円弧面よりも半径方向の外方に突出した歯部とを有し、
    前記円弧面は、前記円弧面の円弧よりも半径方向の外方に突出した突出部を有している請求項1又は2に記載のレトログラード表示機構を備えた時計。
  4. 前記カム面は、回転中心回りの回転角度に対応して前記回転中心からの半径が増大して形成された複数の作動領域と、隣り合う2つの前記作動領域の間に形成された、前記回転中心回りの回転角度に拘わらず前記回転中心からの半径が一定の不作動領域とを有する請求項1から3のうちいずれか1項に記載のレトログラード表示機構を備えた時計。
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