JP6865455B2 - 洗掘防止材の敷設方法 - Google Patents

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本発明は、掘防止材の敷設方法に係り、特に、洗掘防止材の移動防止を図った洗掘防止材の敷設方法に関する。
従来、構造物の基礎部分の水底に敷設された洗掘防止マットの沖側の端部に錘を取り付け、洗掘防止マットのめくれ等による移動防止を図ったものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−84804号公報
しかしながら、上記の洗掘防止マットにあっては、大きな波浪があると、それに伴って、大きな揚圧力が洗掘防止マットの端部に取り付けられた錘に作用して、洗掘防止マットの先端が持ち上げられて、洗掘防止マットがめくれ等移動して洗掘防止マットが破損するという問題点が生じた。
本発明は、上記実情を考慮してなされた掘防止材の敷設方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の洗掘防止材の敷設方法は、防波堤等の構造物の基礎部分を保護するために、前記基礎部分の水底に透水性の洗掘防止用マットである洗掘防止材を敷設する洗掘防止材の敷設方法であって、沖側の端部に取り付けられた透水性の錘を有する前記洗掘防止材を前記水底に敷設する敷設工程と、この敷設工程の後、沖側から遠い側の前記洗掘防止材の端部を前記水底に固定する固定工程と、この固定工程の後、前記洗掘防止材の上に前記基礎部分を形成する基礎形成工程と、この基礎形成工程の後、前記基礎部分の上に、前記構造物を形成する構造物形成工程とを備え、前記敷設工程における前記透水性の錘は、前記洗掘防止用マットの上でない前記水底に当接しているものである。
請求項1記載の洗掘防止材の移動防止体によれば、透水性の錘で、錘内を海水が通過するため、波浪による揚圧力が軽減され、洗掘防止材の先端が持ち上げられて、洗掘防止材が移動して、破損することが防止され、洗掘防止材の機能を保持することができる。
請求項1記載の洗掘防止材の敷設方法によれば、沖側の端部に取り付けられた透水性の錘を有する洗掘防止材を前記水底に敷設する敷設工程を有するため、透水性の錘を利用して、洗掘防止材の沖側の端部を所定位置に容易に保持させ、洗掘防止材の敷設工事を容易にすることができる。
図1は、本発明の一実施例の洗掘防止材の移動防止体の概略的断面図である。 図2は、図1の透水性の錘の概略的斜視図である。
本発明の一実施例の掘防止材の敷設方法を図面を参照して説明する。
洗掘防止材の移動防止体は、構造物10の基礎部分11の水底に敷設された洗掘防止材(洗掘防止材は、例えば、洗掘防止用マット)1と、この洗掘防止材1の沖側の端部に取り付けられた透水性の錘2とを備えている。
図2に示す21は、連結部で、透水性の錘2と洗掘防止材1とは、図示しないが、ファスナー、ロープ、穴あきベルト等の連結部材を使用して連結部21を介して接続する。
構造物10は、例えば、突堤、人工リーフ、護岸堤等である。洗掘防止材(洗掘防止材は、例えば、洗掘防止用マット)1は、洗掘防止材1の下の砂等が波浪による洗掘を防止するもので、例えば、アスファルト系、合成繊維、合成樹脂、幌布等で形成され、透水性、不透水性のものがある。
また、透水性の錘2は、例えば、図2に示すように、網篭[網篭は、例えば、2m×2m×0.5mの略直方体形状]内に中詰め石(充填する石の粒径は、例えば、50mm〜150mm、200mm〜3000mm等)、ブロック状のコンクリートに穴を開けたもの等である。
上述した実施例の洗掘防止材1の例として、洗掘防止用マットを示したが、本願発明にあっては、これに限らず、洗掘防止材1として、図示しないが、袋体に中詰め石を充填したもの、網篭に中詰め石を充填したもの等でも良い。
従って、上述した洗掘防止材の移動防止体によれば、透水性の錘2で、錘2内を海水が通過するため、波浪による揚圧力が軽減され、洗掘防止材1の先端が持ち上げられて、洗掘防止材の移動防止体1がめくれ等による移動に起因する破損が防止され、洗掘防止材の移動防止体1の機能を保持することができる。
特に、洗掘防止材の移動防止体1が透水性の洗掘防止用マットであると、洗掘防止材の移動防止体1が不透水性のものに比べ、洗掘防止材の移動防止体1を海水が通過する分、波浪による揚圧力が軽減され、洗掘防止材の移動防止体1が持ち上げられて、洗掘防止材の移動防止体1がめくれ等による移動に起因する破損が防止され、洗掘防止材の移動防止体1の機能を保持することができる。
次に、防波堤等の構造物10の基礎部分11を保護するために、基礎部分10の水底に洗掘防止材(洗掘防止材は、例えば、洗掘防止用マット)1を敷設する洗掘防止材の敷設方法について、説明する。
洗掘防止材1の沖側の端部に取り付けられた透水性の錘2を有する洗掘防止材1を水底に敷設する(敷設工程)。
敷設工程においては、透水性の錘2を有する洗掘防止材1を水底に敷設しても良いが、透水性の錘2を水底に敷設し、その後、洗掘防止材1を敷設し、その後、透水性の錘2と洗掘防止材1とを図示しない連結部材(ファスナー、ロープ、穴あきベルト等)連結して行う。
この敷設工程の後、沖側から遠い側の洗掘防止材1の端部を前記水底に固定する(固定工程)。固定は、例えば、アンカ−3を打ち込んで行う。
この固定工程の後、洗掘防止材1の上に基礎部分11を形成する(基礎形成工程)。基礎部分11は、例えば、石を積み上げたものである。
この基礎形成工程の後、基礎部分11の上に、構造物10を形成する(構造物形成工程)ものである。
その結果、上述した洗掘防止材の敷設方法によれば、沖側の端部に取り付けられた透水性の錘2を有する洗掘防止材1を水底に敷設する敷設工程を有するため、透水性の錘2を利用して、洗掘防止材1の沖側の端部を所定位置に容易に保持させ、洗掘防止材1の敷設工事を容易にすることができる。
1 洗掘防止材(例えば、洗掘防止用マット)
2 透水性の錘
10 構造物
11 基礎部分

Claims (1)

  1. 防波堤等の構造物の基礎部分を保護するために、前記基礎部分の水底に透水性の洗掘防止用マットである洗掘防止材を敷設する洗掘防止材の敷設方法であって、
    沖側の端部に取り付けられた透水性の錘を有する前記洗掘防止材を前記水底に敷設する敷設工程と、
    この敷設工程の後、沖側から遠い側の前記洗掘防止材の端部を前記水底に固定する固定工程と、
    この固定工程の後、前記洗掘防止材の上に前記基礎部分を形成する基礎形成工程と、
    この基礎形成工程の後、前記基礎部分の上に、前記構造物を形成する構造物形成工程とを
    備え、前記敷設工程における前記透水性の錘は、前記洗掘防止用マットの上でない前記水底に当接して
    いることを特徴とする洗掘防止材の敷設方法。
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