JP6616959B2 - 洗掘防止材の敷設方法 - Google Patents

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本発明は、杭基礎周辺の洗掘防止材の敷設方法および杭打設用のテンプレートに関する。
洋上風力発電設備の構築時には、海洋の地盤に杭基礎を打設する。しかし、杭基礎の周辺では、海域に発生する波(波浪、うねり)、長周期波(高潮、津波など)、および流れ(海流、潮流)によって地盤の洗掘現象が発生し、杭基礎の安定性低下、固有周期の変化による杭基礎の疲労特性の変化の原因になる。また地盤に埋設した送電・通信用のケーブルの露出、フリースパン化等が生じ、結果としてケーブルの破損につながる恐れがある。
地盤の洗掘を抑制するため、アスファルトマット等の洗掘防止材を地盤上に敷設するケースがある。杭基礎の場合、洗掘防止材は杭基礎の打設とは別工程で敷設される。一方、特許文献1にはケーソン等の据付に用いる工事用マットを鋼製枠に取付けた状態で沈設することが記載されている。また特許文献2、3に示すように、洗掘防止用のマット等を下部周縁に予め取付けた沈設構造物を沈設する例も知られている。
特開昭59-161506号公報 特開平06-276882号公報 特公平07-65303号公報
洗掘防止材を杭基礎の打設とは別工程で敷設する場合、工期が延び、洗掘防止材の設置精度も低くなりがちである。またダイバー作業の負担が大きく作業の安全性においても課題があり、これらの面から合理化が求められている。特許文献1の例も工事用マットの敷設とケーソン据付が別工程となり同様の問題がある。特許文献2、3の例では、沈設構造物を沈設すれば手間を掛けずに洗掘防止用のマット等の敷設ができるが、杭基礎を打設する場合には適用できない。
本発明は、杭基礎周辺に洗掘防止材を好適に敷設可能な洗掘防止材の敷設方法等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、水底の地盤に打設する杭基礎周辺の洗掘防止材の敷設方法であって、マット状の洗掘防止材を下面に取付けた杭打設用のテンプレートを水底に沈設する工程と、前記テンプレートにより杭基礎を位置決めして水底の地盤に杭基礎を打設する工程と、前記洗掘防止材を前記テンプレートから離脱させ、前記テンプレートを引き上げる工程と、を有することを特徴とする洗掘防止材の敷設方法である。
本発明では、杭打設用のテンプレートにマット状の洗掘防止材を予め取付けておき、このテンプレートを用いて杭基礎の打設を行うことで、杭基礎の打設と洗掘防止材の敷設作業を同時に行うことができる。結果、工期が短縮でき、洗掘防止材の設置精度も向上する。またダイバー作業等も軽減できるので作業の安全性の面でも好ましい。
前記洗掘防止材が、前記テンプレートに設けた孔に通した取付材によって前記テンプレートに取付けられることが望ましい。前記取付材は、例えば、回転させることにより前記洗掘防止材に設けたキー孔と嵌合可能なロックキーである。
テンプレートの孔に通した取付材により、洗掘防止材をテンプレートの下面に好適に取付けることができる。また回転により洗掘防止材のキー孔と嵌合可能なロックキーを用いる場合、洗掘防止材の取付けが容易にでき、また嵌合の解除により洗掘防止材の離脱が可能になる。
前記ロックキーを前記孔から取外し、前記孔に挿入した押さえ材により前記洗掘防止材を押えつつ、前記テンプレートを引き上げることが望ましい。また、前記テンプレートと前記洗掘防止材との間に剥離層が設けられることが望ましい。
これにより、テンプレートから洗掘防止材を好適に離脱できる。
前記洗掘防止材は、下面にアンカーを備えることが望ましい。また、杭基礎の打設に伴って、前記洗掘防止材の前記杭基礎側の端部が水底の地盤に折込まれることが望ましい。
これにより、洗掘防止材を水底の地盤に好適に固定できる。
本発明により、杭基礎周辺に洗掘防止材を好適に敷設可能な洗掘防止材の敷設方法等を提供することができる。
アスファルトマット2の敷設方法を示す図 テンプレート1、アスファルトマット2を示す図 アスファルトマット2の取付けを示す図 ロックキー4を示す図 ロックキー4の回転を示す図 杭基礎200の打設を示す図 テンプレート1の引き上げを説明する図 アスファルトマット2aを示す図 テンプレート1aを示す図 テンプレート1b、1cを示す図
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.アスファルトマット2の敷設方法の概略)
まず、図1を参照して本発明の実施形態に係るアスファルトマット2の敷設方法の概略を説明する。本実施形態では、マット状の洗掘防止材であるアスファルトマット2を、洋上風力発電設備の杭基礎200の周辺に敷設する例を説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態では、杭打設用のテンプレート1の下面にアスファルトマット2を取付けた状態で、このテンプレート1を水底に沈設し、水底の地盤100上に配置する。
次に、図1(b)に示すように、テンプレート1により杭基礎200を位置決めして水底の地盤100に杭基礎200を打設する。杭基礎200の打設は水上の杭打船300から行われ、水底の地盤100に杭基礎200の下部が埋入される。
その後、図1(c)に示すようにアスファルトマット2をテンプレート1から離脱させ、テンプレート1を上方へ引き上げる。
(2.テンプレート1とアスファルトマット2)
図2(a)はテンプレート1の概略を示す図である。テンプレート1は、底盤11に支持材12を設け、この支持材12によって底盤11上の筒体13を支持したものである。
筒体13は杭の位置決め用のものであり、杭基礎200の打設時(図1(b)参照)に杭基礎200を通して配置する。また、テンプレート1の引き上げ時(図1(c)参照)には、支持材12を外側へと回転させて筒体13を二分して開くことが可能である。
底盤11において筒体13に対応する位置には杭基礎200を通すための開口111が設けられる。さらに、底盤11にはアスファルトマット2の取付けの際に用いられる取付機構として孔112が設けられる。
また、本実施形態では底盤11の下面に剥離層3が設けられる。剥離層3には例えば路盤紙が用いられる。剥離層3は、底盤11の開口111や孔112の位置を避けて設けられる。
図2(b)はアスファルトマット2を示す図である。アスファルトマット2は水底の地盤100の洗掘を防止するものであり、内部にはワイヤ等の芯材21、22が縦横に格子状に設けられる。また、底盤11の開口111、孔112に対応する位置ではそれぞれ孔20、キー孔23が設けられる。芯材21、22は孔20の周辺を避けて設けられる。アスファルトマット2の側方にはアスファルトマット2の持ち運び用のループ部24が露出している。ループ部24は芯材22から連続するようにして設けられる。
キー孔23は、例えば筒状の金物をアスファルトマット2に埋込むなどして形成される。図2(c)はキー孔23を上から見たものである。本実施形態では、キー孔23が、長孔231の下方に円形平面の孔232(以下、円孔という)が連続した構成となっている。円孔232の幅すなわち直径は長孔231の幅より大きい。
なお、テンプレート1の底盤11やアスファルトマット2の平面形状は特に問わないが、例えばアスファルトマット2の平面形状は円形であり、底盤11の平面形状はこれに近似した八角形などの多角形状とする。
(3.アスファルトマット2の取付け)
本実施形態では、地上や船上にてテンプレート1へのアスファルトマット2の取付けが行われる。この際、図3(a)に示すようにテンプレート1の底盤11の下面に剥離層3を挟んでアスファルトマット2を配置する。
アスファルトマット2の取付けには図4(a)に示すロックキー4を取付材として用いる。図4(a)はロックキー4を側方から見た図である。図4(a)に示すように、ロックキー4は、ハンドル41に軸44を取付け、軸44の先端に直方体状の嵌合キー42を設けたものである。軸44の途中には押さえ板43が取付けられる。
ロックキー4は、ハンドル41を回転させると嵌合キー42の長軸方向が水平面内で回転するようになっており、図4(a)の例では嵌合キー42の長軸方向が横方向であるが、ハンドル41を回転させることで図4(b)に示すように嵌合キー42の長軸方向を90°回転できる。
アスファルトマット2の取付時には、ロックキー4をテンプレート1の底盤11の孔112に通し、嵌合キー42の長軸方向を図5(a)に示すようにアスファルトマット2のキー孔23の長孔231の長軸方向に合わせ、嵌合キー42をキー孔23の円孔232まで挿入する。図3(a)はこの状態を示した図であり、ロックキー4の押さえ板43が底盤11の上面に沿って配置される。
その後、ロックキー4のハンドル41(図4(a)参照)を回し、図5(b)に示すように円孔232内で嵌合キー42の長軸方向を回転(例えば90°回転)させると、図3(b)に示すようにロックキー4がアスファルトマット2のキー孔23に嵌合し、アスファルトマット2がテンプレート1の底盤11の下面に仮固定される。
(4.杭基礎200の打設)
前記したように、本実施形態ではアスファルトマット2を下面に取付けたテンプレート1を水底に沈設し、このテンプレート1によって杭基礎200を位置決めして杭基礎200の打設を行う。
図6(a)に示すように、杭基礎200は、テンプレート1の筒体13に通すことで位置決めされる。アスファルトマット2の孔20の幅は、底盤11の開口111の幅や杭基礎200の幅よりも小さく、孔20の内周面が杭基礎200の外周面よりもやや内側に位置するようになっている。
図6(b)は杭基礎200の打設について示す図である。図6(a)で説明したようにアスファルトマット2の孔20の内周面は杭基礎200の外周面より内側にあり、且つ前記したように孔20の周辺には芯材21、22が設けられないので、杭基礎200を地盤100に打設するとアスファルトマット2の杭基礎200側の端部が地盤100内に折込まれる。これによりアスファルトマット2が地盤100に固定される。この折込箇所は、テンプレート1の引き上げ後、特開2011-137365号公報に記載されたような透水性の袋体の内部に砕石等の塊状物を詰めたフィルタユニットで保護したり、杭基礎200に結び付けて固定したりすることが可能である。
(5.テンプレート1の引き上げ)
本実施形態では、杭基礎200の打設後、アスファルトマット2をテンプレート1から離脱させ、テンプレート1を引き上げる手順となる。この際、まずロックキー4のハンドル41を先程とは逆に回転させ、アスファルトマット2のキー孔23への嵌合を解除し、ロックキー4を抜き取ってテンプレート1の底盤11の孔112から取り外す。
そして、図7(a)に示すように、押さえ材であるダボピン5をテンプレート1の底盤11の孔112に挿入する。これによりアスファルトマット2を水底へと押さえつつ、図7(b)に示すようにテンプレート1を引き上げると、アスファルトマット2がテンプレート1から離脱する。テンプレート1はそのまま船上まで引き上げられる。アスファルトマット2は杭基礎200の周辺で水底の地盤100に敷設された状態であり、以上のようにして杭基礎200の打設とアスファルトマット2の敷設を同時に行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、杭打設用のテンプレート1にアスファルトマット2を予め取付けておき、このテンプレート1を用いて杭基礎200の打設を行うことで、杭基礎200の打設とアスファルトマット2の敷設作業を同時に行うことができる。結果、工期が短縮でき、アスファルトマット2の設置精度も向上する。またダイバー作業等も軽減できるので作業の安全性の面でも好ましい。
また、テンプレート1の底盤11に設けた孔112に通したロックキー4を回転させ、アスファルトマット2のキー孔23に嵌合させることで、アスファルトマット2をテンプレート1の底盤11の下面に好適に取付けることができる。ロックキー4を逆回転させることにより、アスファルトマット2のキー孔23への嵌合が解除されるので、アスファルトマット2の離脱が可能になる。
ロックキー4の嵌合を解除して底盤11の孔112から取り外し、代わりに孔112に挿入したダボピン5によりアスファルトマット2を押えつつ、テンプレート1を引き上げることで、アスファルトマット2をテンプレート1から好適に離脱できる。またテンプレート1とアスファルトマット2との間に剥離層3が設けられるので、テンプレート1とアスファルトマット2が縁切りされ離脱が容易である。
さらに、杭基礎200の打設に伴って、アスファルトマット2の杭基礎200側の端部が水底の地盤100に折込まれるので、アスファルトマット2を水底の地盤100に好適に固定できる。
しかしながら、本発明はこれに限らない。例えば、本実施形態では洗掘防止材としてアスファルトマット2の例を説明したが、洗掘防止材はマット状のものであればよく、例えばゴムマットなども使用可能である。さらに、図8のアスファルトマット2aに示すように、マット下面にアンカー25を設けてもよい。テンプレート1の沈設時にアンカー25が地盤100に埋入されるので、アスファルトマット2aが水底の地盤100にしっかりと固定される。さらに、テンプレート1の沈設前に、テンプレート1の沈設箇所の地盤100上に砕石等を予め配置しておくことも可能である。
また、剥離層3としては、路盤紙の他、ビニールシートなども用いることができる。あるいは、砂や礫などをアスファルトマット2上にまいて剥離層3としてもよい。さらに、テンプレート1の引き上げ時には、ダボピン5の代わりにその他の押さえ材を用いてアスファルトマット2を押えておくこともできる。あるいは、底盤11に網目状等の透水孔(不図示)を設けておき、水圧によりアスファルトマット2が押えられるようにしてもよい。
加えて、アスファルトマット2のキー孔23は、アスファルトマット2の敷設後にも各種の用途に用いることができ、例えば洋上風力発電設備に引き込む送電・通信用のケーブルやケーブルの保護管を固定するための固定具を、ロックキー4と同様の機構にて取付けるために用いることも可能である。
また、テンプレートの構成も図2(a)等で説明したものに限らない。図9は別のテンプレート1aの例である。図9(a)はテンプレート1aの概略構成を示す図であり、図9(b)はテンプレート1aの井桁構造15を上から見た図である。なお図9(a)は図9(b)の線a−aによる断面に対応している。
図に示すように、テンプレート1aは、底盤11上に、筒体13(図2(a)等参照)の代わりに井桁構造15を設けたものである。井桁構造15は、H形鋼15a、15bを井桁状に組み合わせ、四隅に設けた鉛直方向のH形鋼15cによって底盤11上に支持したものである。H形鋼の代わりにその他の構造材を用いてもよい。またH形鋼15cと底盤11の間には斜め方向の支持材16も取り付けられる。この例では、図9(b)の点線で示すように杭基礎200を井桁構造15の内側に通して位置決めできる。また、テンプレート1aの引き上げ時には、例えばH形鋼15aやH形鋼15bなど、井桁構造15の一部の構造材を取り外して引き上げ易くするといったことも可能である。
さらに、本実施形態ではテンプレート1の底盤11の孔112にロックキー4を通し、これによりアスファルトマット2の取付けを行ったが、取付機構はこれに限らない。取付機構としては、例えばアスファルトマット2の外周部を底盤11の下面との間でクリップ状に挟んで保持する機構や、アスファルトマット2のループ部24(図2(b)参照)に引掛けてアスファルトマット2を保持する機構をテンプレート1に設けてもよい。これらの場合も、アスファルトマット2の保持を解除すれば、アスファルトマット2を離脱させることができる。
その他、図10(a)のテンプレート1bに示すように、底盤11の側部にアスファルトマット2の取付部113を設けるとともに、アスファルトマット2の平面をテンプレート1bの底盤11よりも大きいものとし、取付部113とアスファルトマット2のループ部24をワイヤ50により接続してアスファルトマット2の端部をたくしあげるように取り付けることも可能である。これによりアスファルトマット2のカバー領域をテンプレート1bの周囲に広げ、広範囲の洗掘を防止することが可能になる。
また広範囲の洗掘を防止するための方法としては、図10(b)のテンプレート1cに示すように、底盤11の上部を側方に突出させ、この突出部114から底盤11の側面近傍に前記したフィルタユニット60を洗掘防止材としてぶら下げておく方法もある。このフィルタユニット60は、テンプレート1cの離脱時に底盤11の突出部114から切り離してアスファルトマット2の側方に配置することができ、これによっても広範囲の洗掘を防止することが可能になる。
また、本実施形態では、杭基礎200を洋上風力発電設備の杭基礎としているが、本発明はこれに限らず、各種の構造物の杭基礎の打設時に同様の手法にて適用することが可能である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a、1b、1c;テンプレート
2、2a;アスファルトマット
3;剥離層
4;ロックキー
5;ダボピン
11;底盤
12;支持材
13;筒体
20、112;孔
21、22;芯材
23;キー孔
25;アンカー
100;地盤
111;開口
200;杭基礎

Claims (6)

  1. 水底の地盤に打設する杭基礎周辺の洗掘防止材の敷設方法であって、
    マット状の洗掘防止材を下面に取付けた杭打設用のテンプレートを水底に沈設する工程と、
    前記テンプレートにより杭基礎を位置決めして水底の地盤に杭基礎を打設する工程と、
    前記洗掘防止材を前記テンプレートから離脱させ、前記テンプレートを引き上げる工程と、
    を有することを特徴とする洗掘防止材の敷設方法。
  2. 前記洗掘防止材が、前記テンプレートに設けた孔に通した取付材によって前記テンプレートに取付けられることを特徴とする請求項1記載の洗掘防止材の敷設方法。
  3. 前記取付材は、回転させることにより前記洗掘防止材に設けたキー孔と嵌合可能なロックキーであることを特徴とする請求項2記載の洗掘防止材の敷設方法。
  4. 前記ロックキーを前記孔から取外し、前記孔に挿入した押さえ材により前記洗掘防止材を押えつつ、前記テンプレートを引き上げることを特徴とする請求項3に記載の洗掘防止材の敷設方法。
  5. 前記テンプレートと前記洗掘防止材との間に剥離層が設けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の洗掘防止材の敷設方法。
  6. 前記洗掘防止材は、下面にアンカーを備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の洗掘防止材の敷設方法。
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