JP6007017B2 - 水中基礎および水中基礎の構築方法 - Google Patents

水中基礎および水中基礎の構築方法 Download PDF

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この発明は、例えば、海上の重力式構造物の水中基礎、この水中基礎の構築方法に関するものである。
海上の重力式構造物は、通常、海底に捨て石マウンドを形成し、この捨て石マウンドの上にコンクリート製のケーソンなどを設置することによって作られる。
このような捨て石マウンド上に形成された護岸は、兵庫県南部地震において、海側へ滑り、甚大な被害が発生し、また、東日本大震災において、大津波による潮の流れによって洗掘され、甚大な被害が発生した。
これらの被害は、捨て石マウンドの崩壊が重力式構造物の崩壊に影響しているものと考えられる。
重力式構造物の耐震性や耐津波性を向上させるためには、捨て石マウンドを補強することが重要であり、以下の方法が提案されている。
まず、第1に、例えば、特開2010−261237号公報に開示されているように、捨て石マウンドの中に可塑状ゲルグラウト材を注入し、この可塑状ゲルグラウト材の固化によって捨て石同士を一体化(連結)する方法である。
第2に、例えば、特開2001−220727号公報に開示されているように、連結材で連結した捨て石を敷き詰めて捨て石マウンドを形成してせん断力を増強することにより、捨て石マウンドの変形を抑制する方法である。
第3に、例えば、特開2008−180038号公報に開示されているように、捨て石マウンドの上面周辺から傾斜面に、アスファルト層またはアスファルトマチックを打設することにより、透水性(通水性)を確保しながら、表面の捨て石相互間を擬似的に接着状態にする方法である。
最後に、例えば、特開平8−165652号公報に開示されているように、アスファルトマットまたはアスファルトマチックを流し込んで(打設して)捨て石マウンドを覆うことにより、アスファルトマットまたはアスファルトマチックで表面の捨て石を固着状態にする方法である。
特開2010−261237号公報 特開2001−220727号公報 特開2008−180038号公報 特開平8−165652号公報
上記した特許文献1、特許文献4に記載されている水中基礎は不透水性となり、特許文献2、特許文献3に記載されている水中基礎は、透水性となる。
しかしながら、津波を伴う地震においては、底面(海底面)から上方への強い(大きい)揚圧力が発生するため、特許文献1、特許文献4に記載されている不透水性の水中基礎では、相当強化しなければ、対応することができない。
このため、揚圧力を逃がしながら、簡便に捨て石マウンドを補強する必要がある。
また、津波の引き潮時に、ケーソンと目地との間に強い水流が発生し、水中基礎が破損することを考えると、特許文献2、特許文献3に記載されている水中基礎の傾斜面(傾斜部)を、洗掘に対して補強する必要がある。
この発明は、上記した問題を解消するためになされたもので、揚圧力をスムーズに逃がして通水性または透水性アスファルトマットの破損、流出を防止することができるとともに、捨て石マウンドを補強することのできる水中基礎および水中基礎の構築方法を提供するものである。
請求項1に記載の水中基礎は、捨て石を敷き詰めた捨て石マウンドと、この捨て石マウンドを覆うように敷設され、端部が海底を覆う通水性または透水性アスファルトマットとを有し、前記通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の水中基礎は、捨て石を敷き詰めた第1捨て石マウンドと、この第1捨て石マウンドを覆うように敷設され、端部が海底を覆う第1通水性または透水性アスファルトマットと、この第1通水性または透水性アスファルトマットの上に捨て石を敷き詰めた第2捨て石マウンドと、この第2捨て石マウンドを覆うように敷設された第2通水性または透水性アスファルトマットとを有し、前記第1通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の水中基礎の構築方法は、捨て石を敷き詰めた捨て石マウンドを形成するマウンド形成工程と、この捨て石マウンドを覆うよう、端部が海底を覆う通水性または透水性アスファルトマットを敷設する敷設工程とを有し、前記通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の水中基礎の構築方法は、捨て石を敷き詰めた第1捨て石マウンドを形成する第1マウンド形成工程と、この第1捨て石マウンドを覆うよう、端部が海底を覆う第1通水性または透水性アスファルトマットを敷設する第1敷設工程と、この第1通水性または透水性アスファルトマットの上に捨て石を敷き詰めた第2捨て石マウンドを形成する第2マウンド形成工程と、この第2捨て石マウンドを覆うように第2通水性または透水性アスファルトマットを敷設する第2敷設工程とを有し、前記第1通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられていることを特徴とする。
この発明の水中基礎および水中基礎の構築方法によれば、捨て石マウンドが通水性または透水性アスファルトマットで覆われているので、通水性または透水性を確保できることによって揚圧力をスムーズに逃がして通水性または透水性アスファルトマットの破損、流出を防止でき、捨て石マウンドの崩壊を防止することができる。
また、捨て石マウンドの中に通水性または透水性アスファルトマットが入っているので、通水性または透水性アスファルトマットが捨て石を咬み込むことにより、通水性または透水性アスファルトマットと捨て石との間に大きい(高い)摩擦力が働き、捨て石マウンドを補強することができる。
この発明の、水中基礎の構築方法の一実施例の過程を示す縦断面図に相当する説明図である。 この発明の、水中基礎の構築方法の一実施例の過程を示す縦断面図に相当する説明図である。 この発明の、水中基礎の構築方法の一実施例の過程を示す縦断面図に相当する説明図である。 この発明の、水中基礎の構築方法の一実施例の過程を示す縦断面図に相当する説明図である。 通水性アスファルトマットの接続の一例を示す平面図に相当する説明図である。 図5のVI−VI線による断面図に相当する説明図である。 通水性アスファルトマットの接続の他の例を示す平面図に相当する説明図である。 通水性アスファルトマットの一例を示す平面図に相当する説明図である。 図8のIX−IX線による断面図に相当する説明図である。 水中基礎の通水性を示す説明図である。 通水性アスファルトマットの他の例を示す斜視図に相当する説明図である。 通水性アスファルトマットのさらに他の例を示す斜視図に相当する説明図である。 透水性アスファルトマットの例を示す斜視図に相当する説明図である。 図13に示した透水性アスファルトマットの敷設例を示す縦断面図に相当する説明図である。 図13に示した透水性アスファルトマットの他の敷設例を示す縦断面図に相当する説明図である。 各アスファルトマットの端部の形状を示す水中基礎の縦断面図に相当する説明図である。
図1〜図4はこの発明の、水中基礎の構築方法の一実施例の過程を示す縦断面図に相当する説明図、図5は通水性アスファルトマットの接続の一例を示す平面図に相当する説明図、図6は図5のVI−VI線による断面図に相当する説明図、図7は通水性アスファルトマットの接続の他の例を示す平面図に相当する説明図、図8は通水性アスファルトマットの一例を示す平面図に相当する説明図、図9は図8のIX−IX線による断面図に相当する説明図、図10は水中基礎の通水性を示す説明図である。
図8または図9に示すように、通水性アスファルトマット1は、従来のアスファルトマットと同様に、上下のアスファルト層2,3の中間部に補強用のネット部材4を配置し、このネット部材4に添わせて、必要に応じて補強用の鉄筋(またはワイヤ)5や吊り上げ用のワイヤ6を所定の間隔で配置した構成とされている。
上記したネット部材4は、ガラス繊維などを用いてネット状の部材に構成され、網目の部分で上下のアスファルト層2,3が接着されるようになっている。
また、ワイヤ6の先端には、通水性アスファルトマット1の対向する両側に位置するアイ部7が設けられ、このアイ部7によってクレーンなどによって吊り上(下)げられるようになっている。
この通水性アスファルトマット1は、従来のアスファルトマットに捨て石が通過しない程度の孔を設けたものである。
また、通水性アスファルトマット1は、一般の道路の舗装などに使用される通水性アスファルトと同様な材料を用いて作製することも可能である。
この場合、透水性アスファルトマット1自体が、上下、左右の全方位に貫通する孔、または、隙間が連通する状態で形成されることになるため、通水性アスファルトマット1を通して水を流通させることができる。
次に、図1〜図7を参照して、図8および図9に示す通水性アスファルトマット1を使用した水中基礎の構築について説明する。
まず、図1に示すように、海底11に、例えば、φ500〜φ1000位の捨て石12を多段(例えば、2段以上の5m位の高さ)に敷均し敷き詰めて末広がりに積み上げ、側面視台形状の捨て石マウンド(第1捨て石マウンド)13を形成する。
そして、図2に示すように、捨て石マウンド13を覆うように通水性アスファルトマット(第1通水性アスファルトマット)1を敷設し、第1層目の基礎とする。
このとき、通水性アスファルトマット1の端部は、捨て石12の下端まででも、さらに延長して海底11部分まで延ばしてもよい。
通水性アスファルトマット1の端部の延びる長さが長ければ、捨て石法尻部の洗掘防止の効果を付加することができる。
そして、通水性アスファルトマット1の連結は、図5に示すように、端部を重ね合わせる方法と、図7に示すように、ある程度の間隔をおいて隙間を作る方法がある。
このように、捨て石マウンド13を通水性アスファルトマット1で覆う場合、上記〔0035〕に示した2つの方法を採用できるが、通水性アスファルトマット1の長手方向においては、図5に示すように、端部を重ねて長さ方向に延長する。
また、通水性アスファルトマット1の幅方向においても、上記〔0035〕に示した2つの方法を採用できるが、図7に示すように、ある程度の間隔をおいて隙間を作り、ワイヤ(6)またはボルト、ナットを用いて複数枚、例えば、3枚の通水性アスファルトマット1を接続することにより、幅方向に広くすることができる。
次に、図3に示すように、通水性アスファルトマット1の(平面状の)上底の上に、捨て石12を多段(例えば、2段以上の5m位の高さ)に敷均し敷き詰めて末広がりに積み上げ、側面視台形状の捨て石マウンド(第2捨て石マウンド)14を形成する。
そして、図4に示すように、捨て石マウンド14を覆うように通水性アスファルトマット(第2通水性アスファルトマット)1を敷設し、第2層目の基礎とする。
このとき、第2通水性アスファルトマット1の端部は、第1通水性アスファルトマット1に接しても、第1通水性アスファルトマット1に接しない長さであってもよい。
第2通水性アスファルトマット1の端部が第1通水性アスファルトマット1に接していれば、第2捨て石マウンド14側の流水によって捨て石12が洗掘される危険性を低減させることができる。
また、第2通水性アスファルトマット1の端部が第1通水性アスファルトマット1に接していなければ、第2捨て石マウンド14内における水平方向の水の移動が速やかになる。
2層目の基礎の通水性アスファルトマット1も、先に説明したようにして長さ方向に延長したり、幅方向に広くすることができる。
以降は、図3、図4に示す工程を繰り返して基礎を多層(多段)に積み上げ、水中基礎とする。
上記のようにして構築した水中基礎は、捨て石マウンド13,14を覆っている通水性アスファルトマット1が、図10に示すように、通水性を有し、捨て石12の間に隙間があるので、水平方向および垂直方向への水の移動が妨げられない。
なお、最上段の通水性アスファルトマット1の上にはケーソンなどが配置されると、ケーソンなどが配置された部分の通水性アスファルトマット1においては、垂直方向への水の移動が制限される。
したがって、海底地盤に発生する揚圧力を水中基礎内に溜めることなく、スムーズに逃がして通水性アスファルトマット1の破損、流出を防止でき、捨て石マウンド13,14の崩壊を防止することができる。
また、捨て石マウンド13,14の中に、強い引っ張る力を持っている通水性アスファルトマット1が入っているので、通水性アスファルトマット1が捨て石12を咬み込むことにより、通水性アスファルトマット1と捨て石12との間に大きい(高い)摩擦力が働くようになる。
この摩擦力により、捨て石マウンド13,14を補強することができる。
また、捨て石マウンド13,14の肩部分を通水性アスファルトマット1で覆っているので、津波引き潮時に発生するケーソンと目地との間の水流に対しても、捨て石マウンド13,14の肩部の捨て石12が脱落し難くなり、捨て石マウンド13,14の崩壊を防止することができる。
なお、特許文献3や特許文献4のアスファルトマチックを使用する場合、捨て石マウンドの捨て石が大きいと、捨て石の平均間隙を大きくなることにより、アスファルトマチックが多量に必要になったり、多量のアスファルトマチックの施工管理が困難になる。
このアスファルトマチックの施工管理が困難になるのを防ぐため、捨て石の表面を目詰め材でカバーしてからアスファルトマチックを打設するなどの補助工法が必要になる。
しかしながら、この発明における通水性アスファルトマット1は、陸上で製作するので、製品管理が確実にでき、必要なアスファルトマチック材料も少なくて済むようになる。
また、特許文献3や特許文献4のアスファルトマチックを使用すると、きっちりとした捨て石マウンドが構築されていない場合や長期にわたって吸い出し力が働く場合は、アスファルトマチック自体が流出してしまうことがある。
しかしながら、この発明における通水性アスファルトマット1は、内部に補強材(ネット部材4、鉄筋5、ワイヤ6)が入っているので、破断しない限り流出することがなく、長期の安定性を確保することができる。
また、通水性アスファルトマット1の海上工事は現場での敷設作業だけなので、現場での工事日数を少なくすることができるとともに、施工コストを安価にすることができる。
図11は通水性アスファルトマットの他の例を示す斜視図に相当する説明図である。
図11に示す通水性アスファルトマット1Aは、一般的なアスファルトマットまたは通水性アスファルトマットの全体に、捨て石が通過しないような大きさ、例えば、φ100〜φ300の孔8を開けたものである。
この通水性アスファルトマット1Aを使用することにより、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な水中基礎を構築することができ、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な効果を得ることができる。
図12は通水性アスファルトマットのさらに他の例を示す斜視図に相当する説明図である。
図12に示す通水性アスファルトマット1Bは、一般的なアスファルトマットまたは通水性アスファルトマットの一部に、捨て石が通過しないような大きさ、例えば、φ100〜φ300の孔8を開けたものである。
この通水性アスファルトマット1Bを使用する場合、孔8の開いた部分を捨て石マウンドの傾斜面(傾斜部)に対応させるとともに、孔8の開いていない部分を捨て石マウンドの上面および傾斜面(傾斜部)の上端部に対応させて敷設することにより、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な水中基礎を構築することができ、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な効果を得ることができる。
図13は透水性アスファルトマットの例を示す斜視図に相当する説明図、図14は図13に示した透水性アスファルトマットの敷設例を示す縦断面図に相当する説明図、図15は図13に示した透水性アスファルトマットの他の敷設例を示す縦断面図に相当する説明図である。
図13に示す透水性アスファルトマット1Cは、一般的な透水性アスファルトマットである。
この透水性アスファルトマット1Cを使用する場合、図14に示すように、捨て石マウンド13,14の上底に間隔をおいて、透水性アスファルトマット1C同士をワイヤなどの接続(連結)手段で接続(連結)して敷設することにより、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な水中基礎を構築することができ、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な効果を得ることができる。
また、透水性アスファルトマット1Cを使用する場合、図15に示すように、捨て石マウンド13,14を覆うように敷設することにより、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な水中基礎を構築することができ、通水性アスファルトマット1を用いた水中基礎と同様な効果を得ることができる。
上記した実施例では、アスファルトマットを使用した例を示したが、芯の入ったゴムマットを使用しても、同等の効果を得ることができる。
また、アスファルトマットの端を、捨て石が流出しない程度に海底などから浮かせても、同様な効果を得ることができる。
また、アスファルトマットを一様な厚さにした例を示したが、図16に示すように、通水性または透水性アスファルトマット1〜1Cの海底11に接する端部に、丸く肥大化させた肥大化部を設けると、通水性または透水性アスファルトマット1〜1Cの傾斜面(斜面部)を流れる水流の向きが上向きに変更させられることにより、揚圧力に対向できるとともに、通水性または透水性アスファルトマット1〜1Cを捨て石マウンド13,14側へ押圧し、めくれを防止することができる。
また、通水性または透水性アスファルトマット1〜1Cの端部の位置は、第1通水性または透水性アスファルトマット1〜1Cの端部が海底11面を覆うのが望ましく、上側の通水性または透水性アスファルトマット1〜1Cの端部が下側の通水性または透水性アスファルトマット1〜1Cに接するのが望ましい。
また、洗掘防止対策として、捨て石マウンド法尻部に、洗掘防止用の蛇篭や洗掘防止マットを連結してもよい。
1 通水性アスファルトマット
1A,1B 通水性アスファルトマット
1C 透水性アスファルトマット
2,3 アスファルト層
4 ネット部材
5 鉄筋(またはワイヤ)
6 ワイヤ
7 アイ部
8 孔
11 海底
12 捨て石
13 捨て石マウンド(第1捨て石マウンド)
14 捨て石マウンド(第2捨て石マウンド)

Claims (4)

  1. 捨て石を敷き詰めた捨て石マウンドと、
    この捨て石マウンドを覆うように敷設され、端部が海底を覆う通水性または透水性アスファルトマットとを有し、
    前記通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられている、
    ことを特徴とする水中基礎。
  2. 捨て石を敷き詰めた第1捨て石マウンドと、
    この第1捨て石マウンドを覆うように敷設され、端部が海底を覆う第1通水性または透水性アスファルトマットと、
    この第1通水性または透水性アスファルトマットの上に捨て石を敷き詰めた第2捨て石マウンドと、
    この第2捨て石マウンドを覆うように敷設された第2通水性または透水性アスファルトマットとを有し、
    前記第1通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられている、
    ことを特徴とする水中基礎。
  3. 捨て石を敷き詰めた捨て石マウンドを形成するマウンド形成工程と、
    この捨て石マウンドを覆うよう、端部が海底を覆う通水性または透水性アスファルトマットを敷設する敷設工程とを有し、
    前記通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられている、
    ことを特徴とする水中基礎の構築方法。
  4. 捨て石を敷き詰めた第1捨て石マウンドを形成する第1マウンド形成工程と、
    この第1捨て石マウンドを覆うよう、端部が海底を覆う第1通水性または透水性アスファルトマットを敷設する第1敷設工程と、
    この第1通水性または透水性アスファルトマットの上に捨て石を敷き詰めた第2捨て石マウンドを形成する第2マウンド形成工程と、
    この第2捨て石マウンドを覆うように第2通水性または透水性アスファルトマットを敷設する第2敷設工程とを有し、
    前記第1通水性または透水性アスファルトマットの前記海底を覆う端部には、肥大化部が設けられている、
    ことを特徴とする水中基礎の構築方法。
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