JP6865050B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料供給装置に関する。
従来、ガス漏れなどの異常状態を警報する警報器において、特に渇きを感じ難い高齢者等が居室内において熱中症になってしまうことを防止するために熱中症の警告機能を搭載したものが提案されている(例えば特許文献1〜4参照)。この警報器によれば、熱中症になる可能性があるときに警告を行って住居者が居室内において熱中症になってしまう可能性を低減することができる。
特開2015−195017号公報 特開2016−66198号公報 特開2016−81146号公報 特開2016−146094号公報
しかし、特許文献1〜4に記載のように、警報器から警告を行ったとしても、住居者に対して水分摂取を促す効果は決して高いとはいえない。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その発明の目的とするところは、よりユーザに飲料を飲ませるように仕向けることができる飲料供給装置を提供することにある。
本発明に係る飲料供給装置は、飲料を供給ノズルから供給する飲料供給装置であって、周囲温度を検出する温度センサと、周囲湿度を検出する湿度センサと、前記温度センサ及び前記湿度センサからの信号に基づいて、熱中症に関する警告を出力するか否かを判断する判断部と、前記判断部により熱中症に関する警告を出力すると判断された場合に、警告を出力する警告部と、冷水の給水の選択又は冷水以外の給水を選択するための回転ダイヤル、及び前記回転ダイヤルにより選択した冷水の給水又は冷水以外の給水を実行する給水決定ボタンを有する操作部と、を備え、前記警告部は、警告出力後、前記操作部に対する給水の実行の操作を検出するまで、警告を継続し、前記回転ダイヤルは、前記冷水以外の給水の選択がされていて前記給水決定ボタンが規定時間操作されない場合には、冷水の給水の選択の状態に移行するように構成されていることを特徴とする。
この飲料供給装置によれば、飲料供給装置から警告を行うことで、飲料をユーザに提供する装置から熱中症に関する警告を行うこととなり、他の飲料を供給しない機器から熱中症に関する警告を行う場合と比較して、よりユーザに飲料を飲ませるように仕向けることができる。
この飲料供給装置によれば、警告出力後、操作部への操作を検出するまで警告を継続するため、ユーザは警告を停止するために飲料供給装置の設置個所まで行かなければならず、ユーザを飲料供給装置まで誘導して、より一層ユーザに飲料を飲ませるように仕向けることができる。
また、本発明に係る他の飲料供給装置飲料を供給ノズルから供給する飲料供給装置であって、周囲温度を検出する温度センサと、周囲湿度を検出する湿度センサと、前記温度センサ及び前記湿度センサからの信号に基づいて、熱中症に関する警告を出力するか否かを判断する判断部と、前記判断部により熱中症に関する警告を出力すると判断された場合に、警告を出力する警告部と、ユーザからの給水を実行する操作を受け付ける操作部と、を備え、前記警告部は、警告出力後、前記操作部に対する給水の実行の操作を検出するまで、警告を継続し、前記判断部は、所定時間毎に熱中症に関する警告を出力するか否かを判断すると共に、この所定時間中において飲料の供給が検出された場合には前記所定時間を計測するタイマをリセットのうえ再スタートさせることが好ましい。
この飲料供給装置によれば、所定時間毎に熱中症に関する警告を出力するか否かを判断すると共に、この所定時間中において飲料の供給が検出された場合には所定時間を計測するタイマをリセットのうえ再スタートさせる。このため、例えば、ユーザが飲料供給装置1を操作して飲料摂取したと考えられる場合には、再度タイマをリセットのうえ再スタートさせて、飲料摂取後比較的直ぐに警告が行われてしまう事態を防止することができる。
本発明によれば、よりユーザに飲料を飲ませるように仕向けることができる飲料供給装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る飲料供給装置を示す外観斜視図である。 図1に示した操作パネルの正面図である。 本実施形態係る飲料供給装置を示す制御ブロック図である。 温度−湿度テーブルを示す概念図である。 本実施形態に係る飲料供給装置の制御方法を示すフローチャートであって、熱中症警告モードにおける処理を示している。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
さらに、以下においては飲料供給装置の一例として飲料水ボトルからの水を供給するウォーターサーバを例に説明するが、本発明は特にウォーターサーバに限らず、水以外の清涼飲料水やコーヒー系飲料などの他の飲料を供給するものであってもよいし、複数種の飲料を供給するものであってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る飲料供給装置を示す外観斜視図である。図1に示す飲料供給装置1は、外観視して略四角柱形状となる筐体10を基本構成とし、この筐体10の前面側に供給ノズル20、操作パネル30、簡易供給スイッチ40、及び容器載置部50が設けられて構成されている。なお、図1に示す飲料供給装置1は、筐体10の上部に飲料水ボトル(図示せず)が載置されるものであるが、これに限らず、筐体10の内部の下部等に飲料水ボトルを収納するタイプのものであってもよい。
供給ノズル20は、飲料水ボトルに貯留される水を供給するものである。この供給ノズル20は、水が吐出される吐出筒21と、吐出筒21の周囲を覆う保護筒22とから構成されている。保護筒22は例えば外周側表面に銀メッキが施されて意匠性が高められている。このような供給ノズル20は、筐体10の前面から奥まるように形成された凹部11に少なくとも一部が収納されて形成されている。さらに、筐体10は凹部11の上側に前側に突出する突出部12が形成されている。この突出部12は面がやや上方に向いた第1傾斜面12aと、面が斜め下方に向いた第2傾斜面12bとを備えており、供給ノズル20は、第2傾斜面12bから鉛直下方に延びるように設けられている。
操作パネル30は、供給ノズル20から水を供給させる操作を行うものであって、突出部12の第1傾斜面12aに形成されている。本実施形態に係る飲料供給装置1は筐体10の内部に冷水タンクと温水タンクとを備えるタイプのものであり、操作パネル30に対しては冷水を供給させる操作と温水を供給させる操作とが可能となっている。さらには、操作パネル30に対しては常温水を供給させる操作についても可能となっている。操作パネル30の詳細については後述する。
簡易供給スイッチ40は、押圧操作によって供給ノズル20から水(例えば冷水)を供給させるためのスイッチである。この簡易供給スイッチ40は、供給ノズル20のやや下方、且つ、凹部11の底壁11a(すなわち供給ノズル20の後方側)に設けられている。このため、飲料容器を持ったユーザは、例えば飲料容器で簡易供給スイッチ40を押圧操作することで、供給ノズル20からの水を飲料容器で受けることができる。
容器載置部50は、供給ノズル20から供給される水を受ける飲料容器が載置されるものであって、供給ノズル20の下側の所定高さ箇所に設けられている。このような容器載置部50はその一部が凹部11内に収まっており、他の部分が筐体10の前方に突出した状態で設置されている。
図2は、図1に示した操作パネル30の正面図である。図2に示すように、操作パネル30は、操作部31と表示部32とを備えている。操作部31は、ユーザからの操作を受け付けるものであり、給水決定ボタン31aと、ロック解除ボタン31bと、回転ダイヤル31cとからなっている。表示部32は、冷水表示部32aと、温水表示部32bと、常温水表示部32cと、省エネ表示部32dと、クリーニング表示部32eと、再加熱表示部32fと、水分補給表示部(警告部)32gとからなっている。
回転ダイヤル31cは、第1傾斜面12aより突出する円筒形状の操作部材であって、第1傾斜面12aと垂直な軸を回転軸とし回転可能となっている。各表示部32a〜32gは、このような回転ダイヤル31cの周囲において円状に並んで配置されている。また、回転ダイヤル31cは、各表示部32a〜32gのいずれか1つを選択するように回転操作可能であり、選択された表示部32a〜32gは例えば点灯するようになっている。
給水決定ボタン31aは、選択されている表示部32a〜32gに基づく給水又は処理の実行を行うための操作部である。このため、例えば冷水表示部32aが選択されているときに給水決定ボタン31aが操作されると、供給ノズル20から冷水を供給させることができる。温水表示部32bや常温水表示部32cが選択されているときも同様に、供給ノズル20から温水や常温水を供給させることができる。
また、省エネ表示部32dが選択されているときに給水決定ボタン31aが操作されると、飲料供給装置1を省エネモードに移行させることができる。省エネモードにおいては、冷水タンク内の冷水温度を高め、温水タンク内の温水温度を低めることで、電力消費を抑えることができる。
クリーニング表示部32eが選択されているときに給水決定ボタン31aが操作されると、飲料供給装置1をクリーニングモードに移行させることができる。クリーニングモードにおいては、冷水タンク内の冷水を一時的に温水とすることで、冷水タンク内の殺菌を行うことができる。
再加熱表示部32fが選択されているときに給水決定ボタン31aが操作されると、温水タンク内の温水の加熱を行うこととなる。これにより、例えば通常は80℃程度の温水タンク内の温水を90℃以上に昇温させることができる。
水分補給表示部32gが選択されているときに給水決定ボタン31aが操作されると、飲料供給装置1を熱中症警告モードに移行させることができる。熱中症警告モードにおいては、飲料供給装置1が熱中症の可能性を判断して警告を行い、ユーザに水分摂取を促すことができる。
なお、回転ダイヤル31cが冷水表示部32a以外の表示部32b〜32gを選択中において給水決定ボタン31aが規定時間操作されない場合、飲料供給装置1は、回転ダイヤル31cによる選択対象を冷水表示部32aに移行するように構成してもよい。
ロック解除ボタン31bは、いわゆるチャイルドロック状態を解除するための操作部である。チャイルドロック状態とは、温水表示部32bが選択されているときに給水決定ボタン31aが操作されても温水の供給を禁止する状態である。このロック解除ボタン31bが特定時間(例えば3秒)連続して長押しされることにより、チャイルドロック状態が解除される。なお、チャイルドロック状態は、温水の供給禁止に限らず、冷水や常温水の供給禁止に適用してもよい。さらに、チャイルドロック状態は、他の表示部32d〜32gの選択中において給水決定ボタン31aが操作された場合のモード移行等を禁止するようにしてもよいし、簡易供給スイッチ40による水の供給を禁止するようにしてもよい。
図3は、本実施形態係る飲料供給装置1を示す制御ブロック図である。図3に示すように、飲料供給装置1は、温度センサ60と、湿度センサ70と、判断部81及びタイマ82を有する制御部80と、電磁弁90と、スピーカ(警告部)100とを備えている。
温度センサ60は、周囲温度を検出するものであり、例えば温度変化に応じて抵抗値を変化させるサーミスタによって構成されている。この温度センサ60は、タンク内の冷水や温水温度を検出するセンサとは別に設けられるものである。また、温度センサ60は、筐体10の内部において冷水タンクや温水タンクからの温度の影響を受け難いように、これらタンク及びタンクの冷却及び昇温手段(図示せず)から離間されて配置されており、具体的には操作パネル30の裏面側に設けられている。
湿度センサ70は、周囲湿度を検出するものであり、例えば吸湿性の高分子に吸着させた水分量に応じて抵抗値や静電容量を変化させる高分子抵抗式や高分子容量式のセンサによって構成されている。この湿度センサ70についてもタンクからの影響を受け難いように、これらから離間されて配置されており、具体的には操作パネル30の裏面側に設けられている。
電磁弁90は、水の供給を制御するものであって、電磁弁90が解放されることにより、供給ノズル20から水が供給されることとなる。なお、この電磁弁90は、例えば冷水タンクからの冷水の供給用電磁弁と、温水タンクからの温水の供給用電磁弁と、飲料水ボトルからの常温水の供給用電磁弁とから構成されている。
スピーカ100は、音声を出力するものであり、操作状態や後述の熱中症に関する警告を音声出力するものである。
制御部80は、飲料供給装置1の全体制御を行うものであり、例えば操作パネル30や簡易供給スイッチ40からの操作信号に応じた制御を実行するものである。すなわち、制御部80は、電磁弁90の制御や、モード移行等の制御を行うと共に、各モードにおいて冷却及び昇温手段を制御する。
制御部80が有する判断部81は、温度センサ60及び湿度センサ70からの信号に基づいて、熱中症に関する警告を出力するか否かを判断するものである。ここで、熱中症の警告を発するか否かの判断については、例えば日本生気象学会からWBGT(Wet−bulb globe temperature、湿球黒球温度)を熱中症発症の危険度の指針に利用することができる。WBGTは、気温、湿度および輻射熱を取り入れた指標であり、日射がない屋内では、WBGT(℃)=0.7×湿球温度(℃)+0.3×黒球温度(℃)で定義される。ここで、湿球温度や黒球温度は専用の計測器が必要となるが、温度−湿度テーブルを用いることにより、WBGTを簡易的に推定することが可能である。
図4は、温度−湿度テーブルを示す概念図である。例えば判断部81は、温度センサ60及び湿度センサ70からの信号に基づいて温度と相対湿度とを特定し、これを図4に示す温度−湿度テーブルに当て嵌めて簡易的にWBGTを推定する。また、判断部81は、推定されてWBGTの値が30以上である場合に、熱中症に関する警告を出力すると判断する。
再度図3を参照する。タイマ82は、所定時間の計測を行うものである。判断部81は、タイマ82により計測される時間が所定時間に達すると上記の判断を行う。すなわち、判断部81は、所定時間毎に、熱中症に関する警告を出力するか否かを判断することとなる。
ここで、制御部80は、判断部81により熱中症に関する警告を出力すると判断された場合に、水分補給表示部32gを点滅させたり点灯させたりして熱中症に関する警告を行う。また、制御部80は、判断部81により熱中症に関する警告を出力すると判断された場合に、スピーカ100から「ピピ!気温が高くなっています。水分を補給してください。」などの音声を出力して熱中症に関する警告を行う。
特に、本実施形態では水を供給させる操作を行うことができる操作パネル30の水分補給表示部32gから警告を行うため、ガス漏れ警報器等とは異なり、警告を確認したユーザに水の供給操作を行うように促し易く、より一層ユーザに水を飲ませるように仕向けることができるからである。
ここで、上記警告は操作部31に対する操作を検出するまで継続することが好ましい。これにより、ユーザは警告を停止するために飲料供給装置1の設置個所まで行かなければならず、ユーザを飲料供給装置1まで誘導して、より一層ユーザに水を飲ませるように仕向けることができるからである。なお、ここでの操作は、警告停止操作(例えば熱中症警告モードに移行させる操作と同じ操作)であってもよいし、水の供給操作(簡易供給スイッチ40による操作を含んでもよいし含まなくともよい)であってもよい。さらには、回転ダイヤル31cを回すだけなど、特に意味を有しない操作であってもよい。
加えて、判断部81は、所定時間毎に熱中症に関する警告を出力するか否かを判断するが、この所定時間中において水の供給が検出された場合(水の供給操作が行われた場合)には所定時間を計測するタイマ82をリセットのうえ再スタートさせる。これにより、例えば、ユーザが飲料供給装置1を操作して水分摂取したと考えられる場合に、再度タイマ82をリセットのうえ再スタートさせて、水分摂取後比較的直ぐに警告が行われてしまう事態を防止することができるからである。なお、ここでの水の供給は簡易供給スイッチ40によるものであってもよい。
次に、本実施形態に係る飲料供給装置1の制御方法を説明する。図5は、本実施形態に係る飲料供給装置1の制御方法を示すフローチャートであって、熱中症警告モードにおける処理を示している。なお、図5に示す処理は、熱中症警告モードに移行することにより開始し、熱中症警告モードから抜ける操作(例えば熱中症警告モードに移行させる操作と同じ操作)が行われることにより終了する。
まず、図5に示すように、熱中症警告モードにおいて判断部81は、タイマ82をスタートさせる(S1)。次に、判断部81は、タイマ82をスタートさせてから所定時間経過したかを判断する(S2)。
所定時間経過していないと判断した場合(S2:NO)、判断部81は水の供給操作があったかを判断する(S3)。水の供給操作がなかったと判断した場合(S3:NO)、処理はステップS2に移行する。一方、水の供給操作があったと判断した場合(S3:YES)、判断部81はタイマ82をリセットさせる(S4)。そして、処理はステップS1に移行する。処理がステップS1に移行することから、タイマ82はリセットのうえ再スタートさせられることとなる。
ところで、所定時間経過したと判断した場合(S2:YES)、判断部81は、温度センサ60及び湿度センサ70からの信号を入力する(S5)。次いで、判断部81は、ステップS5にて入力した信号と、図4に示した温度−湿度テーブルとに基づいて、熱中症に関する警告をするかを判断する(S6)。
警告しないと判断した場合(S6:NO)、処理はステップS4に移行する。一方、警告すると判断した場合(S6:YES)、制御部80は、水分補給表示部32gを点灯させて警告を行うと共にスピーカ100から音声出力させて警告を行う(S7)。
次いで、制御部80は、警告停止操作があったかを判断する(S8)。警告停止操作がなかったと判断した場合(S8:NO)、処理はステップS7に移行する。一方、警告停止操作があったと判断した場合(S8:YES)、制御部80は、警告を停止させる(S9)。そして、処理はステップS4に移行する。
なお、ステップS8における警告の停止操作は、水の供給操作であってもよいし、他の操作であってもよい。
このようにして、本実施形態に係る飲料供給装置1によれば、飲料供給装置1から警告を行うことで、水をユーザに提供する装置から熱中症に関する警告を行うこととなり、他の飲料を供給しない機器から熱中症に関する警告を行う場合と比較して、よりユーザに飲料を飲ませるように仕向けることができる。
また、水を供給させる操作を行う操作パネル30の水分補給表示部32gから警告を行うため、より一層ユーザに飲料を飲ませるように仕向けることができる。
また、警告出力後、操作部31への操作を検出するまで警告を継続するため、ユーザは警告を停止するために飲料供給装置1の設置個所まで行かなければならず、ユーザを飲料供給装置1まで誘導して、より一層ユーザに飲料を飲ませるように仕向けることができる。
また、所定時間毎に熱中症に関する警告を出力するか否かを判断すると共に、この所定時間中において水の供給が検出された場合には所定時間を計測するタイマ82をリセットのうえ再スタートさせる。このため、例えば、ユーザが飲料供給装置1を操作して飲料摂取したと考えられる場合には、再度タイマ82をリセットのうえ再スタートさせて、水分摂取後比較的直ぐに警告が行われてしまう事態を防止することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせてもよい。
例えば、本実施形態において飲料供給装置1は筐体10の前面に凹部11が形成されているが、これに限らず、凹部11が形成されていなくともよい。
さらに、本実施形態において判断部81は、温度−湿度テーブルを用いて熱中症に関する警告を行うか否かを判断しているが、これに限らず、他の周知や公知の手法によって警告を行うか否かを判断してもよい。
1 :飲料供給装置
10 :筐体
11 :凹部
11a :底壁
12 :突出部
12a :第1傾斜面
12b :第2傾斜面
20 :供給ノズル
21 :吐出筒
22 :保護筒
30 :操作パネル
31 :操作部
31a :給水決定ボタン
31b :ロック解除ボタン
31c :回転ダイヤル
32 :表示部
32a :冷水表示部
32b :温水表示部
32c :常温水表示部
32d :省エネ表示部
32e :クリーニング表示部
32f :再加熱表示部
32g :水分補給表示部(警告部)
40 :簡易供給スイッチ
50 :容器載置部
60 :温度センサ
70 :湿度センサ
80 :制御部
81 :判断部
82 :タイマ
90 :電磁弁
100 :スピーカ(警告部)

Claims (2)

  1. 飲料を供給ノズルから供給する飲料供給装置であって、
    周囲温度を検出する温度センサと、
    周囲湿度を検出する湿度センサと、
    前記温度センサ及び前記湿度センサからの信号に基づいて、熱中症に関する警告を出力するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により熱中症に関する警告を出力すると判断された場合に、警告を出力する警告部と、
    冷水の給水の選択又は冷水以外の給水を選択するための回転ダイヤル、及び前記回転ダイヤルにより選択した冷水の給水又は冷水以外の給水を実行する給水決定ボタンを有する操作部と、
    を備え、
    前記警告部は、警告出力後、前記操作部に対する給水の実行の操作を検出するまで、警告を継続し、
    前記回転ダイヤルは、前記冷水以外の給水の選択がされていて前記給水決定ボタンが規定時間操作されない場合には、冷水の給水の選択の状態に移行するように構成されていることを特徴とする飲料供給装置。
  2. 飲料を供給ノズルから供給する飲料供給装置であって、
    周囲温度を検出する温度センサと、
    周囲湿度を検出する湿度センサと、
    前記温度センサ及び前記湿度センサからの信号に基づいて、熱中症に関する警告を出力するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により熱中症に関する警告を出力すると判断された場合に、警告を出力する警告部と、
    ユーザからの給水を実行する操作を受け付ける操作部と、
    を備え、
    前記警告部は、警告出力後、前記操作部に対する給水の実行の操作を検出するまで、警告を継続し、
    前記判断部は、所定時間毎に熱中症に関する警告を出力するか否かを判断すると共に、この所定時間中において飲料の供給が検出された場合には前記所定時間を計測するタイマをリセットのうえ再スタートさせる
    ことを特徴とする飲料供給装置。
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