JP6864542B2 - 屋根構造及びそれに用いられる捨て板 - Google Patents
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Description
本実施形態の屋根構造は、本発明を住宅家屋に適用したものであって、屋根下地1は、垂木上に固定された野地板で構成されている。
図4に示すように、各屋根材2の複数の固着具用孔25には、複数の固着具4がそれぞれ挿通されている。本実施形態の固着具4は釘である。複数の固着具用孔25にそれぞれ挿通された複数の固着具4は、屋根下地1に打入されている。これにより、屋根材2は屋根下地1に固定されている。屋根材2に挿通された複数の固着具4は、棟側に隣接する屋根材2によって覆われている。
各屋根材2の棟側部分の軒方向中央部の上には、捨て板3が設けられている。捨て板3は、軒方向に隣接した屋根材2の突付け部分20の裏側に位置し、この突付け部分20から浸入した雨水を受け、この雨水を軒側に向かって流す。
図1に示す複数の屋根材2は例えば以下に示すように施工される。まず、最も軒側に設けられる複数の屋根材2を屋根下地1上に軒方向に並べて載置する。次にこのように載置された屋根材2の複数の固着具用孔25に複数の固着具4をそれぞれ表側から挿入し、これら複数の固着具4を屋根下地1に打入して、各屋根材2を屋根下地1に固定する。
次に変形例について説明する。図8及び図9に示す変形例の捨て板3は、各堰部31〜33が水受け板部30とは別体の部材で構成されている。図8及び図9に示す変形例では、各堰部31〜33がシーリング材で構成されており、平板状の水受け板部30の表面における棟側端部及び軒方向の両端部にそれぞれ貼り付けられている。
以上説明した実施形態及び変形例の屋根構造は、適宜設計変更可能である。例えば屋根材2や捨て板3の材質は適宜変更可能である。また、屋根材2の形状は限定されず、例えば矩形板状であってもよい。また、屋根材2のマーク26は省略可能である。この場合、捨て板3には開口37は形成されない。また、屋根材2を屋根下地1に固定する固着具4は釘に限られず、例えばねじであってもよい。
上述した実施形態及び変形例の屋根構造は、複数の屋根材2が千鳥状に重ね葺きされ、軒棟方向に並ぶ3つの屋根材2のうち中央の屋根材2の一部と棟側の屋根材2の軒側端部と軒側の屋根材2の棟側端部とが重なり合った屋根構造であって、以下に示す特徴を有する。軒方向に隣接した前記中央の屋根材2の突付け部分20の裏側に捨て板3が設けられる。捨て板3は、突付け部分20の裏側に配置され、軒側端部が前記屋根材の重なり部分に位置する水受け板部30と、水受け板部30の棟側端部から裏側に突出し、裏側の中央の屋根材2の棟側縁に引掛けられる引掛け部34とを備える。水受け板部30の棟側端部及び軒方向の両端部の各々に堰部31〜33が設けられる。以下、この特徴を有する屋根構造を第1の態様の屋根構造という。
20 突付け部分
26 マーク
3 捨て板
30 水受け板部
31 堰部(第1堰部)
32 堰部(第2堰部)
33 堰部(第3堰部)
34 引掛け部
37 開口
Claims (5)
- 複数の屋根材が千鳥状に重ね葺きされ、軒棟方向に並ぶ3つの屋根材のうち中央の屋根材の一部と棟側の屋根材の軒側端部と軒側の屋根材の棟側端部とが重なり合った屋根構造であって、
軒方向に隣接した前記中央の屋根材の突付け部分の裏側に捨て板が設けられており、
前記捨て板は、
前記突付け部分の裏側に配置され、軒側端部が前記屋根材の重なり部分に位置する水受け板部と、
前記水受け板部の棟側端部から裏側に突出し、前記軒側の屋根材の棟側縁に引掛けられる引掛け部とを備え、
前記水受け板部の棟側端部及び軒方向の両端部の各々に堰部が設けられたことを特徴とする屋根構造。 - 前記水受け板部の裏側の屋根材の棟側端部にマークが設けられており、前記水受け板部の棟側端部に前記マークの視認が可能な開口が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
- 前記水受け板部の軒方向の両端部の各々に設けられた前記堰部は、前記水受け板部の表側に突出した断面略逆L字状の折曲部分で構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の屋根構造。
- 前記水受け板部の棟側端部に設けられた前記堰部は、前記水受け板部の表側に突出した断面略逆L字状の折曲部分で構成されており、当該堰部が前記水受け板部の軒方向の両端部の各々に設けられた前記堰部に繋がっていること特徴とする請求項3に記載の屋根構造。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の屋根構造に用いられる捨て板。
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JP2017088894A JP6864542B2 (ja) | 2017-04-27 | 2017-04-27 | 屋根構造及びそれに用いられる捨て板 |
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JP2018184814A JP2018184814A (ja) | 2018-11-22 |
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