JP6863640B1 - マスクケース - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の形状・大きさのマスクや耳掛け紐がないマスクに対しても、マスクの耳掛け部を外部に露出させず内側に収納固定してウィルスが付着する危険性をなくし、マスクがマスクケースから脱落することなく確実にマスクを収納できるようにする。【解決手段】第1マスク又は第2マスクを重ねたプラスチックシート10を折り畳んで収納するマスクケースで、プラスチックシート10は、第1面部11、第2面部12、第3面部13、第4面部14を備え、第1横折り線に沿って第3面部を第1面部に折り重ね、第2横折り線に沿って第4面部を第2面部に折り重ねた状態で、第1縦折り線に沿って第1面部を前記第2面部側に折り重ねて固定するスナップボタン18が設けられ、第2面部と第4面部には、第1マスクの一対の耳掛け部を係合固定する長舌片Z1a,Z1bと、第2マスクの一対の耳掛け部を係合固定する短舌片Z2a,Z2bが設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、鼻・口を覆う衛生用具としてのマスクを収納するマスクケースに関するものである。
近年、各種ウィルスの流行等により、鼻・口を覆う衛生用具としてのマスクを着用する人が増加し、マスクを衣服のポケットやバック等に入れて持ち歩く人も多く、マスクを一時的に収納して保管する携帯用のマスクケースも多く使用されている。
そのため、マスクの保管のしやすさや携帯性向上等のため、種々のマスクケースが提案されている。
例えば、特許文献1(特開2011−103940号公報)には、略長方形のシート材からなるケース本体を二つ折りにして、マスクをケース本体で挟んで収納し、マスク耳掛けを掛ける突出部を持ち、本体ケースを二つ折りした際に、本体ケースが開かずにマスクを挟んだ状態を維持させる為の留め具又は係止部を取り付けたマスク収納ケースが開示されている。
しかしながら、特許文献1のマスク収納ケースでは、ケース本体を二つ折りにしてマスクを収納することから、マスクのサイズが大きくなると、二つ折りしたケース本体のサイズも大きくなり、衣服のポケットに入らない場合がある。
また、特許文献1においては、マスク本体の短辺端縁にはマスク耳掛けが掛けられる突出部が長手方向に延設されているが、マスクとその耳掛けには種々の形状・大きさがあり、一対のマスク耳掛け間の長さも一定せず、特許文献1のマスク収納ケースは、特定の形状・大きさのマスクしか収納できないという問題がある。
次に、特許文献2(実用新案登録第3222103号公報)には、マスクを見栄えよく、かつ衛生的に収容するためのマスクケースであって、折り畳まれることにより前記マスクの本体部を挟み込む、抗菌性を有する紙製の保護シートと、 折り畳まれることにより前記マスクの本体部および前記保護シートを挟み込む、前記保護シートよりも厚手の紙製の内側シートと、 折り畳まれることにより前記マスクの本体部および前記保護シートを挟み込んだ前記内側シートを収容する紙製の外側シートとを備えたマスクケースが開示されている。
しかしながら、特許文献2のマスクケースは、保護シートと内側シートと外側シートの3種類のシートからなる3重構造のマスクケースであり、構造が複雑となって高価となるのみならず、マスクの収納や取り出しに手間がかかる。
また、特許文献2のマスクケースは、マスク本体を折り畳まずに収納するものであり、マスク本体より大きなサイズとなり、衣服のポケットに入れることはできない。
さらに、特許文献2においては、内側シートが切り込み加工によって形成された2つの引っ掛け部を有し、この引っ掛け部にマスクの耳掛け紐を引っ掛けることができるが、マスクとその耳掛けには種々の形状・大きさがあり、特許文献1と同様に、内側シートの引っ掛け部には、特定の形状・大きさのマスクの耳掛け紐しか引っ掛けることができない。
その上、特許文献2の引っ掛け部は、切込み加工によって形成されているため、マスクの耳掛け紐を引っ掛けるのに引っ掛け部を持ち上げる必要があり、手間がかかり引っ掛けにくく、特に、紐ではなくシートを打ち抜いて形成された耳掛けに対して引っ掛けにくくなる。
ところで、ここ最近のマスク需要の高まりによってマスクを携帯する人も増え、できるだけコンパクトにマスクを収納できるマスクケースが望まれるようになり、マスクを4つ折りにして収納するマスクケースが市場で販売されている。
例えば、非特許文献1のインターネットショッピングサイトには、4つ折りのマスク収納ケースが記載されている。
図11は、非特許文献1に記載された4つ折りのマスク収納ケースの説明図であり、同図(a)は、展開した状態のマスク収納ケースの正面図、同図(b)は、マスクの正面図、同図(c)は、展開した状態のマスク収納ケースにマスクを重ねた状態の正面図、同図(d)は、同図(c)の状態のものを2つに折った状態の正面図、同図(e)は、同図(d)の状態のものをさらに2つに折った状態の正面図、同図(f)は、折り畳んだマスク収納ケースにマスクの紐を掛けた状態の正面図である。
図11(a)に示すように、マスク収納ケース100は、1枚のポリプロピレン製のシートからなり、4つの面部101、102、103、104を備え、各面部には半円状の切欠き105a、105b、105c、105dが設けられ、上側の面部101、102の間には縦折り線106a、106bが設けられ、左側の面部101、103の間には横折り線107a、107cが設けられ、右側の面部102、104の間には横折り線107b、107dが設けられている。
図11(b)に示すように、マスク収納ケース100に収納されるマスク110は、マスク本体部111と耳掛け紐112、113からなる。
マスク収納ケース100へのマスク110の収納は次のようにして行われる。
まず、図11(c)に示すように、マスク収納ケース100の面部101、102、103、104にマスク本体部111を重ねる。このとき、耳掛け紐112が切欠き105a、105cに掛かる位置に、耳掛け紐113が切欠き105b、105dに掛かる位置にくるようにする。
次に、図11(d)に示すように、マスク収納ケース100とマスク110を上下方向に2つ折りする。
すなわち、横折り線107a、107cを折って、面部103を面部101に重ね、横折り線107b、107dを折って、面部104を面部102に重ねる。
次に、図11(e)に示すように、上下方向に2つ折りしたマスク収納ケース100とマスク110を左右方向に2つ折りする。
すなわち、縦折り線106a、106bを折って、面部104が面部103に重なり、面部102が面部101に重なるようにする。
最後に、図11(f)に示すように、耳掛け紐112、113を伸ばして4つ折りした面部102(101)に掛け渡し、折り畳んだマスク収納ケース100が開かないようにする。
これにより、使用者は、マスク110を4つ折りして収納したマスク収納ケース100を、衣服のポケット等に入れて持ち運ぶことができる。
しかしながら、図10(f)の4つ折りしたマスク収納ケース100においては、外部に露出した耳掛け紐112、113にウィスルが付着する危険性があり、衛生面で好ましくなく、しかも、耳掛け紐112、113を伸ばして面部102(101)に掛け渡しているため、耳掛け紐112、113の伸びが小さく締め付けが弱いと、耳掛け紐112、113が外れやすく、4つ折りしたマスク収納ケース100が開いてマスク110が脱落しやすいという問題がある。
また、マスクとその耳掛けには種々の形状・大きさがあり、図10(e)の状態で、面部102(101)の外側に突出している耳掛け紐112、113が、面部102(101)より長い場合は、耳掛け紐112、113を伸ばした状態で面部102(101)に掛けられず、4つ折りしたマスク収納ケース100が開くのを防止できず、逆に、面部102(101)の外側に突出している耳掛け紐112、113が短すぎると、面部102(101)に耳掛け紐112、113を掛け渡すことができない。
さらに、耳掛け紐がなく、シートを打ち抜いて耳掛け部が形成されたマスクの場合、耳掛け部を面部102(101)に掛け渡すことができず、このようなマスクはマスク収納ケース100に収納することができない。
特開2011−103940号公報 実用新案登録第3222103号公報
"TopACE マスク収納ケース防水 長方形マスクコンテナー PP製軽量 持ちやすい 収納ケース 折り畳み コンパクト マスク携帯用ファイル マスク置きケース 昼休み 食事用 ポータブルマスクケース(10枚入)",[online],[令和2年8月27日検索],インターネット,<URL:https://www.amazon.co.jp/TopACE-%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E5%8F%8E%E7%B4%8D%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9-%E9%95%B7%E6%96%B9%E5%BD%A2%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%BC-%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E6%90%BA%E5%B8%AF%E7%94%A8%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%EF%BC%8810%E6%9E%9A%E5%85%A5%EF%BC%89/dp/B086L1MDMK/ref=sr_1_54?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9&qid=1598484984&sr=8-54>
本発明が解決しようとする課題は、マスクを折り畳んだ状態で収納したマスクケースにおいて、マスクケースを衣服のポケットに入れて携帯できるようにコンパクトにし、種々の形状・大きさのマスクや耳掛け紐がないマスクに対しても、マスクの耳掛け部を外部に露出させず、内側に収納固定して、ウィルスが付着する危険性をなくし、マスクがマスクケースから脱落することなく確実にマスクを収納することができ、マスクの収納・取り出しが容易に行えるようにすることである。
請求項1の発明は、第1マスク、又は、該第1マスクと形状及び/又はサイズが異なる第2マスクを重ねたシートを折り畳んで前記第1マスク又は前記第2マスクを収納するマスクケースであって、前記シートは、2つ折りした前記第1マスク又は前記第2マスクの一方の面が重なる第1面部と第2面部、2つ折りした前記第1マスク又は前記第2マスクの他方の面が重なる第3面部と第4面部を備え、前記第1面部と前記第2面部の間には第1縦折り線が設けられ、前記第1面部と前記第3面部の間には第1横折り線が設けられ、前記第2面部と前記第4面部の間には第2横折り線が設けられ、前記第1横折り線に沿って前記第3面部を前記第1面部に折り重ね、前記第2横折り線に沿って前記第4面部を前記第2面部に折り重ねた状態で、前記第3面部と前記第4面部が内側になるようにして前記第1縦折り線に沿って前記第1面部を前記第2面部側に折り重ねて固定する止め部が、前記第1面部と前記第2面部に設けられ、前記第2面部と前記第4面部には、前記第1マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第1係合固定部と、前記第2マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第2係合固定部が設けられているマスクケースを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項2の発明は、前記第1係合固定部はU字状の溝穴により形成された長舌片であり、前記第2係合固定部は、前記第2面部と前記第4面部の対向する端縁に設けられた切欠きにより形成された短舌片であるマスクケースを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項3の発明は、前記止め部は、前記第1面部又は前記第2面部に第2縦折り線を介して連設された突出面部と、該突出面部が重ね合わされる前記第1面部又は前記第2面部に取り付けられるスナップボタンにより形成されるマスクケースを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項4の発明は、前記第1面部には前記第1横折り線と対向する側に第3横折り線を介して第1カバー面部が連設され、前記第2面部には前記第2横折り線と対向する側に第4横折り線を介して第2カバー面部が連設されているマスクケースを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項5の発明は、ポリウレタン素材からなる第1ウレタンマスク及び第2ウレタンマスクを重ねたシートを折り畳んで前記第1ウレタンマスク及び前記第2ウレタンマスクを収納するマスクケースであって、前記シートは、4つ折りした前記第1ウレタンマスク及び前記第2ウレタンマスクの一方の面が重なる第1面部と第2面部、4つ折りした前記第1ウレタンマスク及び前記第2ウレタンマスクの他方の面が重なる第3面部と第4面部を備え、前記第1面部と前記第2面部の間には第1縦折り線が設けられ、前記第1面部と前記第3面部の間には第1横折り線が設けられ、前記第2面部と前記第4面部の間には第2横折り線が設けられ、前記第1横折り線に沿って前記第3面部を前記第1面部に折り重ね、前記第2横折り線に沿って前記第4面部を前記第2面部に折り重ねた状態で、前記第3面部と前記第4面部が内側になるようにして前記第1縦折り線に沿って前記第1面部を前記第2面部側に折り重ねて固定する止め部が、前記第1面部と前記第2面部に設けられ、前記第3面部には、前記第1ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第1引掛け部が設けられ、前記第4面部には、前記第2ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第2引掛け部が設けられているマスクケースを提供して、上記課題を解決するものである。
請求項1に記載の発明のマスクケースにおいては、第1横折り線に沿って第3面部を第1面部に折り重ね、第2横折り線に沿って第4面部を第2面部に折り重ねた状態で、第3面部と第4面部が内側になるようにして第1縦折り線に沿って記第1面部を第2面部側に折り重ねて止め部で固定するため、マスクケースを衣服のポケットに入れて携帯できるようにコンパクトにでき、第2面部と第4面部には、第1マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第1係合固定部と、第2マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第2係合固定部が設けられているため、種々の形状・大きさのマスクに対しても、マスクの耳掛け部を外部に露出させず、内側に収納固定して、ウィルスが付着する危険性をなくし、マスクがマスクケースから脱落することなく確実にマスクを収納することができ、マスクの収納・取り出しに容易に行えるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明のマスクケースにおいては、さらに、第1マスクに設けられた一対の耳掛け部を容易かつ確実に第1係合固定部に係合固定でき、第2マスクに設けられた一対の耳掛け部を容易かつ確実に第2係合固定部に係合固定できるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明のマスクケースにおいては、さらに、容易かつ確実に、第1面部を第2面部側に折り重ねて固定できるという効果を奏する。
請求項4に記載の発明のマスクケースにおいては、さらに、マスクケースの上部からウィルスが侵入してマスに付着するのを防止できるという効果を奏する。
請求項5に記載の発明のマスクケースにおいては、第1横折り線に沿って第3面部を第1面部に折り重ね、第2横折り線に沿って第4面部を第2面部に折り重ねた状態で、第3面部と第4面部が内側になるようにして第1縦折り線に沿って記第1面部を第2面部側に折り重ねて止め部で固定するため、マスクケースを衣服のポケットに入れて携帯できるようにコンパクトにでき、第3面部には第1ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第1引掛け部が設けられ、第4面部には第2ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第2引掛け部が設けられているため、耳掛け紐がないマスクに対しても、マスクの耳掛け部を外部に露出させず、内側に収納固定して、ウィルスが付着する危険性をなくし、マスクがマスクケースから脱落することなく確実に2個のマスクを収納することができ、マスクの収納・取り出しが容易に行えるという効果を奏する。
本発明のマスクケースの斜視図である。 図1に示すマスクケースの展開図、A−A断面図、B−B断面図である。 プラスチックシート10にカバー面部を設けたものの展開図である。 マスクケース1に収納されるマスクの斜視図である。 第1マスク20を上下方向に2つ折りした状態の正面図、展開したプラスチックシート10に2つ折りした第1マスク20を重ねた状態の正面図である。 第3面部13を第1面部11に折り重ね、第4面部14を第2面部12に折り重ねた状態の正面図、第1マスク20の耳掛け部22、23を長舌片Z1a、Z1bに係合固定した状態の平面図、第3面部13と第4面部14が内側になるように第1面部11を第2面部12に折り重ねた状態の平面図である。 第2マスク30を上下方向に2つ折りした状態の正面図、展開したプラスチックシート10に2つ折りした第2マスク30を重ねた状態の正面図である。 第3面部13を第1面部11に折り重ね、第4面部14を第2面部12に折り重ねた状態の正面図、第2マスク30の耳掛け部32、33を短舌片Z2a、Z2bに係合固定した状態の平面図、第3面部13と第4面部14が内側になるように第1面部11を第2面部12に折り重ねた状態の平面図である。 第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクを左右方向に2つ折りした状態の正面図、左右方向に2つ折りした第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクを上下方向に2つ折りした状態の正面図、展開したプラスチックシート10に4つ折りした第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクを重ねた状態の正面図である。 第3面部13を第1面部11に折り重ね第4面部14を第2面部12に折り重ねた状態の正面図、第1ウレタンマスクの耳掛け部を長舌片Z1aに係合固定し、第2ウレタンマスクの耳掛け部をZ1bに係合固定した状態の平面図、第3面部13と第4面部14が内側になるように第1面部11を第2面部12に折り重ねた状態の平面図である。 非特許文献1に記載された4つ折りのマスク収納ケースの説明図である。
[マスクケースの構成]
図1は、本発明のマスクケースの斜視図、図2(a)は、図1に示すマスクケースの展開図、図2(b)は、図2(a)のA−A断面図、図2(c)は、図2(a)のB−B断面図である。
図中、1はマスクケース、10はプラスチックシート、11は第1面部、12は第2面部、13は第3面部、13aは端縁、13b、13c、13dは切欠き、14は第4面部、14aは端縁、14b、14c、14dは切欠き、15a、15bは側面部、16a、16bは底面部、17は突出面部、18はスナップボタン、18aはスナップボタン凸部、18bはスナップボタン凹部、MA1、MA2は溝穴、Z1a、Z1bは長舌片、Z2a、Z2bは短舌片、T1a、T1bは第1縦折り線、T2a、T2bは第2縦折り線、Y1a、Y1bは第1横折り線、Y2a、Y2bは第2横折り線である。
図1に示すように、マスクケース1は、正面側の第1面部11、背面側の第2面部12、側面部15a、15b等からなる扁平な直方体形状のケースであり、プラスチックシート10を折り重ねて組み立てられ、内部にマスクを収納する。
プラスチックシート10は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエステル(PET)、ナイロン(NY)等のプラスチックからなり、厚さ0.05〜0.5mmの1枚の連続するシートである。
図2(a)に示すように、プラスチックシート10は、上側に第1面部11と第2面部12を備え、下側に第3面部13と第4面部14を備えている。
第1面部11と第2面部12の間には、平行で同じ長さの第1縦折り線T1a、T1bが間隔を空けて設けられ、これにより第1面部11の右端が第1縦折り線T1aとなり、第2面部12の左端が第1縦折り線T1bとなり、縦折り線T1aと縦折り線T1bの間に側面部15aが形成されている。
また、第2面部12の右側には、第2縦折り線T2a、T2bが設けられ、これを介して五角形状の突出面部17が連設されている。
すなわち、第2面部12の右端が第2縦折り線T2aとなり、間隔を空けて平行で同じ長さの第2縦折り線T2bが設けられ、第2縦折り線T2aと第2縦折り線T2bの間に側面部15bが形成され、側面部15bの右側に突出面部17が連設されていることとなる。
第3面部13は、第1面部11の下側に設けられているが、両面部の間には平行で同じ長さの第1横折り線Y1a、Y1bが間隔を空けて設けられ、これにより第1面部11の下端が第1横折り線Y1aとなり、第3面部13の上端が第1横折り線Y1bとなり、第1横折り線Y1aと第1横折り線Y1bの間に底面部16aが形成されている。
同様に、第4面部14は、第2面部12の下側に設けられているが、両面部の間には平行で同じ長さの第2横折り線Y2a、Y2bが間隔を空けて設けられ、これにより第2面部12の下端が第2横折り線Y2aとなり、第4面部14の上端が第2横折り線Y2bとなり、第2横折り線Y2aと第2横折り線Y2bの間に底面部16bが形成されている。
そして、第3面部13においては、中央部にU字状の溝穴MA1が設けられて長い舌状の片となる長舌片Z1aが形成され、右側の端縁13aに半円状の切欠き13b、13cが設けられて短い舌状の片となる短舌片Z2aが形成され、左側の端縁には縦長の台形状の切欠き13dが設けられている。
同様に、第4面部14においては、中央部にU字状の溝穴MA2が設けられて長舌片Z1bが形成され、左側の端縁14aに半円状の切欠き14b、14cが設けられて4短舌片Z2bが形成され、右側の端縁には縦長の台形状の切欠き14dが設けられている。
この場合、第3面部13と第4面部14は、間隔を空けて各溝穴、切欠きが線対象となるように配置され、長舌片Z1a、Z1bは、第1マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第1係合固定部となると共に、長舌片Z1aは、第1ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第1引掛け部となり、長舌片Z1bは、第2ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第2引掛け部となり、短舌片Z2a、Z2bは、第2マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第2係合固定部となる。
スナップボタン18は、プラスチック製のスナップボタン凸部18aとスナップボタン凹部18bから構成され、いわゆるホックと形成する。
スナップボタン凸部18aは、円板と凸部材(ゲンコ)でプラスチックシート10の突出面部17を挟み込んで、この凸部材がプラスチックシート10の正面側に位置するようにして取り付けられ、スナップボタン凹部18bは、円板と凹部材(バネ)でプラスチックシート10の第1面部11を挟み込んで、この凹部材がプラスチックシート10の背面側に位置するようにして取り付けられる。
そして、第1横折り線Y1a、Y1bに沿って第3面部13を第1面部11に折り重ね、第2横折り線Y2a、Y2bに沿って第4面部14を第2面部12に折り重ね、この状態で、第3面部13と第4面部14が内側になるように、第1縦折り線T1a、T1bに沿って第1面部11を第2面部12に折り重ね、さらに、第2縦折り線T2a、T2bに沿って突出面部17を第1面部11に折り重ね、スナップボタン凸部18aをスナップボタン凹部18bにはめ込み、図1に示すような直方体形状のマスクケース1が組み立てられる。
この場合、各第1縦折り線T1a、T1b、第2縦折り線T2a、T2b、第1横折り線Y1a、Y1bは、第2横折り線Y2a、Y2bは、プラスチックシート10の正面側に設けられた浅い線状の溝により形成されている。
図3は、プラスチックシート10にカバー面部を設けたものの展開図であり、同図(a)は三角形状のカバー面部を設けたものの展開図、同図(b)は、長方形状のカバー面部を設けたものの展開図である。
図中、10’、10”はプラスチックシート、13e、13f、14e、14fは切欠き、19a1、19a1’は第1カバー面部、19b1、19b1’は第2カバー面部、19a2、19b2は上面部、Y3a、Y3bは第3横折り線、Y4a、Y4bは第4横折り線であり、図2(a)のプラスチックシート10と同一の部分については同一の符号を付す。
図3(a)に示すように、プラスチックシート10’においては、第1面部11の第1横折り線Y1a、Y1bと対向する側に、第3横折り線Y3a、Y3bにより上面部19a2が形成され、第3横折り線Y3a、Y3b(上面部19a2)を介して三角形状の第1カバー面部19a1が連設され、第2面部12の第2横折り線Y2a、Y2bと対向する側に、第4横折り線Y4a、Y4bにより上面部19b2が形成され、第4横折り線Y4a、Y4b(上面部19b2)を介して三角形状の第2カバー面部19b1が連設されている。
図3(b)に示すように、プラスチックシート10”においては、三角形状の第1カバー面部19a1、19a1’に代えて長方形状の第2カバー面部19a1’、19b1’が、第3横折り線Y3a、Y3b(上面部19a2)、第4横折り線Y4a、Y4b(上面部19b2)を介して第1面部11、第2面部12に連設されている。
また、プラスチックシート10’、10”の第3面部13においては、プラスチックシート10と異なり、切欠き13dに加えてさらに半円状の切欠き13e、13fが設けられ、プラスチックシート10’、10”の第4面部14においては、切欠き14d加えてさらに半円状の切欠き14e、14fが設けられている。
なお、第3横折り線Y3a、Y3b、第4横折り線Y4a、Y4bは、第1横折り線Y1a、Y1b等と同様に、プラスチックシート10’、10”の正面側に設けられた浅い線状の溝により形成されている。
ここで、本発明における第1係合固定部、第1引掛け部、第2引掛け部の形状は、U字状の溝穴MA1、MA2により形成される長舌片Z1a、Z1bに限定されるものではなく、コの字状、台形状、半円状、円弧状、くの字状、V字状等の溝穴から形成されるコの字状、台形状、半円状、円弧状、くの字状、V字状等であってもよく、溝穴と第1係合固定部等の形状が異なっていてもよい。
本発明における第2係合固定部の形状も、半円状の切欠き13b、13cにより形成される短舌片Z2a、Z2bに限定されるものではなく、コの字状、台形状、くの字状、V字状等の切欠きから形成される形状のものであってもよく、切欠きから形成されない凸形状であってもよい。
また、本発明における第1縦折り線、第2縦折り線、第1横折り線、第2横折り線、第3横折り線、第4横折り線は、1本の浅い線状の溝等により形成されているものであってもよい。
さらに、本発明における止め部は、突出面部17の先端部を第1面部11に設けた切込みに差し込むものや、フック状に起毛された側とループ状に密集して起毛された側とを押し付けて貼り付ける面ファスナー等であってもよい。
[マスク]
図4は、マスクケース1に収納されるマスクの斜視図であり、同図(a)は、第1マスクを表し、同図(b)は、第2マスクを表し、同図(c)は、ウレタンマスクを表している。
図中、20は第1マスク、21はマスク本体、22、23は耳掛け部、30は第2マスク、31はマスク本体、32、33は耳掛け部、40はウレタンマスク、41a、41bはマスク本体、42、43は耳掛け部、42h、43hは耳掛け穴、44はつなぎ部である。
第1マスク20は、図4(a)に示すように、マスク本体21がガーゼや不織布等からなる平面的な長方形状であり、一対の耳掛け部22、23が耳掛け紐である普通サイズの平型マスクである。
第2マスク30は、図4(b)に示すように、第1マスク20と同様、マスク本体31がガーゼや不織布等からなる平面的な長方形状であり、一対の耳掛け部32、33は耳掛け紐であるが、マスク本体31が第1マスク20のマスク本体21より大きく、耳掛け部32、33も耳掛け部22、23より長い大サイズの平型マスクである。
この場合、本発明における第1マスク・第2マスクは、第1マスク20・第2マスク30のような平型マスクに限定されるものではなく、布素材等からなり顔のラインに沿った形の立体型マスクや不織布等からなり上下に開く形のプリーツ型マスクであってもよい。
すなわち、第1マスクと第2マスクは、耳掛け部も含めて全体の形状、サイズの少なくとも一方が異なり、マスク本体を広げて耳掛け部を伸ばした状態で、長手方向中央か耳掛け部先端までの長さが異なっていればよい。
ウレタンマスク40は、図4(c)に示すように、ポリウレタン素材のシートからなり、左側のマスク本体41aと右側のマスク本体41bをつなぎ部44が湾曲するようにつなぎ合わせた立体型マスクであり、耳掛け部に耳掛け紐を使用せず、マスク本体41a、41bに耳掛け穴42h、43hを設けて一対の耳掛け部42、43が形成されている。
[マスクケース1へのマスクの収納方法]
次に、マスクケース1へ第1マスク20、第2マスク30、ウレタンマスク40等を収納する方法について説明する。
図5、図6は、第1マスク20をマスクケース1に収納する方法を説明する説明図であり、図5(a)は、第1マスク20を上下方向に2つ折りした状態の正面図、図5(b)は、展開したプラスチックシート10に2つ折りした第1マスク20を重ねた状態の正面図、図6(a)は、第1横折り線Y1a、Y1bに沿って第3面部13を第1面部11に折り重ね、第2横折り線Y2a、Y2bに沿って第4面部14を第2面部12に折り重ねた状態の正面図、図6(b)は、第1マスク20の耳掛け部22、23を長舌片Z1a、Z1bに係合固定した状態の平面図、図6(c)は、第3面部13と第4面部14が内側になるように、第1縦折り線T1a、T1bに沿って第1面部11を第2面部12に折り重ねた状態の平面図である。
以下、第1マスク20をマスクケース1に収納する方法を説明する。
まず、図5(a)に示すように、第1マスク20のマスク本体21を上下方向に2つ折りし、耳掛け部22、23を左右方向に伸ばした状態にする。
次いで、図5(b)に示すように、2つ折りした第1マスク20のマスク本体21を、展開した状態のプラスチックシート10の第1面部11と第2面部12に重ねる。
次いで、図6(a)に示すように、第1横折り線Y1a、Y1bに沿って第3面部13を第1面部11に折り重ね、すなわち、第1面部11と底面部16aと第3面部13が断面コの字状になるように折って、第1面部11と第3面部13の間にマスク本体21の左側部分を挟み込み、同様にして、第2横折り線Y2a、Y2bに沿って第4面部14を第2面部12に折り重ね、すなわち、第2面部12と底面部16bと第4面部14が断面コの字状になるように折って、第2面部12と第4面部14の間にマスク本体21の右側部分を挟み込む。
このとき、第1マスク20の耳掛け部22の先端部分が第3面部13の切欠き13dから外側にはみ出し、第1マスク20の耳掛け部23の先端部分が第4面部14の切欠き14dから外側にはみ出すようにする。
そして、図6(b)に示すように、左側の耳掛け部22を伸ばして切欠き13dで折り返し(プラスチックシート10’、10”の場合は、切欠き13e、13fで折り返してもよい)、長舌片Z1aに引っ掛けて係合固定し、右側の耳掛け部23を伸ばして切欠き14dで折り返し(プラスチックシート10’、10”の場合は、切欠き14e、14fで折り返してもよい)、長舌片Z1bに引っ掛けて係合固定する。 この状態で、図6(c)に示すように、第3面部13と第4面部14が内側になるように、第1縦折り線T1a、T1bに沿って第1面部11を第2面部12に折り重ね、すなわち、第1面部11と底面部15aと第2面部12が断面コの字状になるように折って、第1面部11と第2面部12の間に、第3面部13、第4面部14及び第1マスクを挟み込む。
最後に、第2縦折り線T2a、T2bに沿って突出面部17を第1面部11に折り重ね、スナップボタン凸部18をスナップボタン凹部19にはめ込み、第1面部11と第2面部12を固定する(図1参照)
これにより、第1マスク20の耳掛け部22、23が長舌片Z1a、Z1bに係合固定された状態で、第3面部と第4面部14を介して4つ折りされた第1マスク20が、第1面部11と第2面部12の間に挟み込まれて固定され、マスクケース1に収納される。
なお、プラスチックシート10’、10”の場合は、図6(b)の状態において、さらに、第3横折り線Y3a、Y3bに沿って第1カバー面部19a1、19a1’を第3面部13に折り重ね、第4横折り線Y4a、Y4bに沿って第2カバー面部19a1’、19b1’を第4面部14に折り重ねる。
これにより、第1面部11と第3面部13に挟まれた第1マスク20の上方が上面部19a2で覆われ、第2面部12と第4面部14に挟まれた第1マスク20の上方が上面部19b2で覆われ、第1マスク20にウィルスが付着するのが防止される。
図7、図8は、第2マスク30をマスクケース1に収納する方法を説明する説明図であり、図7(a)は、第2マスク30を上下方向に2つ折りした状態の正面図、図7(b)は、展開したプラスチックシート10に2つ折りした第2マスク30を重ねた状態の正面図、図8(a)は、第1横折り線Y1a、Y1bに沿って第3面部13を第1面部11に折り重ね、第2横折り線Y2a、Y2bに沿って第4面部14を第2面部12に折り重ねた状態の正面図、図8(b)は、第2マスク30の耳掛け部32、33を短舌片Z2a、Z2bに係合固定した状態の平面図、図8(c)は、第3面部13と第4面部14が内側になるように、第1縦折り線T1a、T1bに沿って第1面部11を第2面部12に折り重ねた状態の平面図である。
第2マスク30をマスクケース1に収納する方法は、耳掛け部32、33を短舌片Z2a、Z2bに係合固定する点を除いて、第1マスク20をマスクケース1に収納する方法と同じである。
すなわち、図7(a)、(b)、図8(a)に示すように、第2マスク30を上下方向に2つ折りし、プラスチックシート10の第1面部11と第2面部12に重ね、第1横折り線Y1a、Y1bに沿って第3面部13を第1面部11に折り重ね、第2横折り線Y2a、Y2bに沿って第4面部14を第2面部12に折り重ねるまでは、第1マスク20をマスクケース1に収納する場合と同じである。
そして、第2マスク30の場合、図8(b)に示すように、左側の耳掛け部32を伸ばして切欠き13dで折り返し(プラスチックシート10’、10”の場合は、切欠き13e、13fで折り返してもよい)、短舌片Z2aに引っ掛けて係合固定し、右側の耳掛け部33を伸ばして切欠き14dで折り返し(プラスチックシート10’、10”の場合は、切欠き14e、14fで折り返してもよい)、短舌片Z2bに引っ掛けて係合固定する。
このように第2マスク30の場合、耳掛け部32、33を長舌片Z1a、Z1bではなく、短舌片Z2a、Z2bに係合固定する点で、第1マスク20の場合と異なっている。
この後は、第1マスク20の場合と同様に、図8(c)に示すように、第3面部13と第4面部14が内側になるように、第1縦折り線T1a、T1bに沿って第1面部11を第2面部12に折り重ね、第2縦折り線T2a、T2bに沿って突出面部17を第1面部11に折り重ね、スナップボタン凸部18をスナップボタン凹部19にはめ込み、第1面部11と第2面部12を固定する。
以上のように、第2マスク30は、マスク本体31を広げて耳掛け部32、33を伸ばした状態で、長手方向中央か耳掛け部32、33先端までの長さが、第1マスク20と異なっているが、耳掛け部32、33を長舌片Z1a、Z1bではなく、短舌片Z2a、Z2bに係合固定することにより、4つ折りされた第2マスク30を第1面部11と第2面部12の間に挟み込んで固定し、マスクケース1に収納することができる。
なお、プラスチックシート10’、10”の場合は、図8(b)の状態において、さらに、第3横折り線Y3a、Y3bに沿って第1カバー面部19a1、19a1’を第3面部11に折り重ね、第4横折り線Y4a、Y4bに沿って第2カバー面部19a1’、19b1’を第4面部14に折り重ねる。
これにより、第1面部11と第3面部13に挟まれた第2マスク30の上方が上面部19a2で覆われ、第2面部12と第4面部14に挟まれた第2マスク30の上方が上面部19b2で覆われ、第2マスク30にウィルスが付着するのが防止される。
図9、図10は、第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクをマスクケース1に収納する方法を説明する説明図であり、図9(a)は、第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクを左右方向に2つ折りした状態の正面図、図9(b)は、左右方向に2つ折りした第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクを上下方向に2つ折りした状態の正面図、図9(c)は、展開したプラスチックシート10に4つ折りした第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクを重ねた状態の正面図、図10(a)は、第1横折り線Y1a、Y1bに沿って第3面部13を第1面部11に折り重ね、第2横折り線Y2a、Y2bに沿って第4面部14を第2面部12に折り重ねた状態の正面図、図10(b)は、第1ウレタンマスクの耳掛け部を長舌片Z1aに係合固定し、第2ウレタンマスクの耳掛け部を長舌片Z1bに係合固定した状態の平面図、図10(c)は、第3面部13と第4面部14が内側になるように、第1縦折り線T1a、T1bに沿って第1面部11を第2面部12に折り重ねた状態の平面図である。
この場合、第1ウレタンマスクは、図4(c)に示すウレタンマスク40と同じ構成のものであり、同一の符号を付し、第2ウレタンマスクも図4(c)に示すウレタンマスク40と同じ構造であるが、第2ウレタンマスクを50、マスク本体を51a、51b、耳掛け部を52、53、耳掛け穴を52h、53hと、第2ウレタンマスクに第1ウレタンマスクとは異なる符号を付し、第1ウレタンマスクと第2ウレタンマスクを区別する。
以下、第1ウレタンマスク40と第2ウレタンマスク50をマスクケース1に収納する方法を説明する。
まず、図9(a)に示すように、第1ウレタンマスク40を左右方向に2つ折りしてマスク本体41a、42bを重ね、第1ウレタンマスク40と左右を逆にした第2ウレタンマスク50を左右方向に2つ折りしてマスク本体51b、51aを重ねた状態にする。
この状態で、図9(b)に示すように、第1ウレタンマスク40を上下方向に2つ折りし、第2ウレタンマスク50も上下方向に2つ折りする。
これにより、第1ウレタンマスク40と第2ウレタンマスク50は4つ折りした状態となる。
次いで、図9(c)に示すように、4つ折りした第1ウレタンマスク40のマスク本体41a(41b)を、展開した状態のプラスチックシート10の第1面部11に重ね、4つ折りした第2ウレタンマスク50のマスク本体51a(51b)を、展開した状態のプラスチックシート10の第2面部12に重ねる。
次いで、図10(a)に示すように、第1横折り線Y1a、Y1bに沿って第3面部13を第1面部11に折り重ね、すなわち、第1面部11と底面部16aと第3面部13が断面コの字状になるように折って、第1面部11と第3面部13の間に第1ウレタンマスク40のマスク本体41a(41b)を挟み込み、同様にして、第2横折り線Y2a、Y2bに沿って第4面部14を第2面部12に折り重ね、すなわち、第2面部12と底面部16bと第4面部14が断面コの字状になるように折って、第2面部12と第4面部14の間に第2ウレタンマスク50のマスク本体51a(51b)を挟み込む。
このとき、第1ウレタンマスク40の耳掛け部42、43が第3面部13の切欠き13dから外側にはみ出し、第2ウレタンマスク50の耳掛け部52、53が第4面部14の切欠き14dから外側にはみ出すようにする。
そして、図10(b)に示すように、第1ウレタンマスク40の耳掛け部42、43を切欠き13dで折り返して長舌片Z1aに引っ掛けて係合固定し、第2ウレタンマスク50の耳掛け部52、53を切欠き14dで折り返して長舌片Z1bに引っ掛けて係合固定する。
この状態で、図10(c)に示すように、第3面部13と第4面部14が内側になるように、第1縦折り線T1a、T1bに沿って第1面部11を第2面部12に折り重ね、すなわち、第1面部11と底面部15aと第2面部12が断面コの字状になるように折って、第1面部11と第2面部12の間に、第3面部13、第4面部14及び第1ウレタンマスク40と第2ウレタンマスク50を挟み込む。
最後に、第2縦折り線T2a、T2bに沿って突出面部17を第1面部11に折り重ね、スナップボタン凸部18をスナップボタン凹部19にはめ込み、第1面部11と第2面部12を固定する(図1参照)
これにより、第1ウレタンマスク40の耳掛け部42、43が長舌片Z1aに係合固定され、第2ウレタンマスク50の耳掛け部52、53が長舌片Z1bに係合固定された状態で、第3面部と第4面部14を介して4つ折りされた第1ウレタンマスク40と第2ウレタンマスク50が、第1面部11と第2面部12の間に挟み込まれて固定され、2個のウレタンマスクがマスクケース1に収納される。
この場合、第1ウレタンマスク40と第2ウレタンマスク50は、形状やサイズが異なるものであってもよい。
なお、プラスチックシート10’、10”の場合は、図10(b)の状態において、さらに、第3横折り線Y3a、Y3bに沿って第1カバー面部19a1、19a1’を第3面部11に折り重ね、第4横折り線Y4a、Y4bに沿って第2カバー面部19a1’、19b1’を第4面部14に折り重ねる。
これにより、第1面部11と第3面部13に挟まれた第1ウレタンマスク40の上方が上面部19a2で覆われ、第2面部12と第4面部14に挟まれた第2ウレタンマスク50の上方が上面部19b2で覆われ、第1ウレタンマスク40と第2ウレタンマスク50にウィルスが付着するのが防止される。
本発明のマスクケースは、マスクケースを衣服のポケットに入れて携帯できるようにコンパクトにし、マスクの耳掛け部を外部に露出させず、内側に収納固定して、ウィルスが付着する危険性をなくし、マスクがマスクケースから脱落することなく確実にマスクを収納することができ、種々の形状・大きさのマスクや耳掛け紐がないマスクに利用することができる。
1 マスクケース
10、10’、10” プラスチックシート
11 第1面部
12 第2面部
13 第3面部
13a 端縁
13b、13c、13d、13e、13f 切欠き
14 第4面部
14a 端縁
14b、14c、14d、14e、14f 切欠き
15a、15b 側面部
16a、16b 底面部
17 突出面部
18 スナップボタン
18a スナップボタン凸部
18b スナップボタン凹部
19a1、19a1’ 第1カバー面部
19b1、19b1’ 第2カバー面部
19a2、19b2 上面部
MA1、MA2 溝穴
Z1a、Z1b 長舌片
Z2a、Z2b 短舌片
T1a、T1b 第1縦折り線
T2a、T2b 第2縦折り線
Y1a、Y1b 第1横折り線
Y2a、Y2b 第2横折り線
Y3a、Y3b 第3横折り線
Y4a、Y4b 第4横折り線
20は第1マスク
21はマスク本体
22、23は耳掛け部
30は第2マスク
31はマスク本体
32、33は耳掛け部
40 (第1)ウレタンマスク
41a、41b マスク本体
42、43 耳掛け部
42h、43h 耳掛け穴
44 つなぎ部
50 第2ウレタンマスク
51a、51b マスク本体
52、53 耳掛け部
52h、53h 耳掛け穴

Claims (5)

  1. 第1マスク、又は、該第1マスクと形状及び/又はサイズが異なる第2マスクを重ねたシートを折り畳んで前記第1マスク又は前記第2マスクを収納するマスクケースであって、
    前記シートは、2つ折りした前記第1マスク又は前記第2マスクの一方の面が重なる第1面部と第2面部、2つ折りした前記第1マスク又は前記第2マスクの他方の面が重なる第3面部と第4面部を備え、
    前記第1面部と前記第2面部の間には第1縦折り線が設けられ、
    前記第1面部と前記第3面部の間には第1横折り線が設けられ、
    前記第2面部と前記第4面部の間には第2横折り線が設けられ、
    前記第1横折り線に沿って前記第3面部を前記第1面部に折り重ね、前記第2横折り線に沿って前記第4面部を前記第2面部に折り重ねた状態で、前記第3面部と前記第4面部が内側になるようにして前記第1縦折り線に沿って前記第1面部を前記第2面部側に折り重ねて固定する止め部が、前記第1面部と前記第2面部に設けられ、
    前記第2面部と前記第4面部には、前記第1マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第1係合固定部と、前記第2マスクに設けられた一対の耳掛け部を係合固定する第2係合固定部が設けられていることを特徴とするマスクケース。
  2. 前記第1係合固定部はU字状の溝穴により形成された長舌片であり、前記第2係合固定部は、前記第2面部と前記第4面部の対向する端縁に設けられた切欠きにより形成された短舌片であることを特徴とする請求項1記載のマスクケース。
  3. 前記止め部は、前記第1面部又は前記第2面部に第2縦折り線を介して連設された突出面部と、該突出面部が重ね合わされる前記第1面部又は前記第2面部に取り付けられるスナップボタンにより形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマスクケース。
  4. 前記第1面部には前記第1横折り線と対向する側に第3横折り線を介して第1カバー面部が連設され、前記第2面部には前記第2横折り線と対向する側に第4横折り線を介して第2カバー面部が連設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載したマスクケース
  5. ポリウレタン素材からなる第1ウレタンマスク及び第2ウレタンマスクを重ねたシートを折り畳んで前記第1ウレタンマスク及び前記第2ウレタンマスクを収納するマスクケースであって、
    前記シートは、4つ折りした前記第1ウレタンマスク及び前記第2ウレタンマスクの一方の面が重なる第1面部と第2面部、4つ折りした前記第1ウレタンマスク及び前記第2ウレタンマスクの他方の面が重なる第3面部と第4面部を備え、
    前記第1面部と前記第2面部の間には第1縦折り線が設けられ、
    前記第1面部と前記第3面部の間には第1横折り線が設けられ、
    前記第2面部と前記第4面部の間には第2横折り線が設けられ、
    前記第1横折り線に沿って前記第3面部を前記第1面部に折り重ね、前記第2横折り線に沿って前記第4面部を前記第2面部に折り重ねた状態で、前記第3面部と前記第4面部が内側になるようにして前記第1縦折り線に沿って前記第1面部を前記第2面部側に折り重ねて固定する止め部が、前記第1面部と前記第2面部に設けられ、
    前記第3面部には、前記第1ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第1引掛け部が設けられ、前記第4面部には、前記第2ウレタンマスクに設けられた耳掛け部を引っ掛ける第2引掛け部が設けられていることを特徴とするマスクケース。
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