JP3205334U - テーブルクロス - Google Patents

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Abstract

【課題】ポケットを備えたテーブルクロスにおいて、ポケットの中身を安全に保管でき、かつ容易に移動させることができるようにする。【解決手段】テーブルクロス1は、本体2と、バンドと、札入れ4と、で構成されている。本体2は、布やビニール等のシート状の材料で、平面視略矩形状に形成されており、被覆部21と、第1垂下部22と、第2垂下部23と、からなる。被覆部21は、設置時に机Dの天板Tの上に載せられる部位である。被覆部21の、第1垂下部22と第2垂下部23とを結ぶ方向の長さは、標準的な長机の奥行きと同程度とする。第1垂下部22は、設置時に天板の一端から垂下する部位である。第2垂下部23は、設置時に天板の他端から垂下する部位であり、札入れ係止部24と、第1収納部25と、第2収納部26と、からなる。【選択図】図1

Description

本考案は、机やテーブルの天板に被せられるテーブルクロスに関する。
従来、机やテーブルの見栄えを良くする、或いは机やテーブルが汚れるのを防止するための手段として、テーブルクロスが用いられてきた。
テーブルクロスの中には、周縁部(机やテーブル等に被せられたときに垂れ下がる部分)にポケットを備えたものも存在していた(例えば、特許文献1)。このようなテーブルクロスを食事の場で用いれば、ハンカチやティッシュペーパー等、食べる際に使用する小物を収納しておくことができるし、イベント等における受付や対面販売で用いれば、必要な道具や、来客から受け取ったお金等の貴重品を保管しておくこともできる。
実用新案登録第3089313号公報
特許文献1に挙げたような、従来のポケット付のテーブルクロスは、ポケットがテーブルクロスの本体に縫い付けられたものであった。このため、このようなテーブルクロスのポケットをお金等の貴重品の保管に用いていると、集めたお金を他の場所へ運ぶ際、或いはお金の管理人が離席する際に、お金を一旦ポケットから取り出し、他の入れ物へ移し替える必要が生じる。このような移し替え作業は手間がかかるだけでなく、貴重品を落として紛失してしまうリスクとなり易い。
一方、携帯できる小型の金庫を机やテーブルの上に置き、そこでお金を保管するという手もあるが、金庫を用意するのに費用がかかるし、机やテーブルの上は不特定多数の人の手が容易に届いてしまうので防犯上問題がある。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、ポケットを備えたテーブルクロスにおいて、ポケットの中身を安全に保管でき、かつ容易に移動させることができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は、机やテーブルの天板に被せられるテーブルクロスであって、前記天板に被せられたときに前記天板の端から垂下する部位の少なくとも一部分が、当該一部分以外の他の部分に対し着脱可能に構成されており、前記一部分にポケットが設けられていることを特徴とする。
なお、上記考案において、前記一部分は、前記机やテーブルに被せた時に外側を向く外面に前記ポケットが設けられ、前記外面の一側部に第1係合部を有するとともに、前記外面の他側部に前記第1係合部と係合可能な第2被係合部を有し、前記他の部分は、前記机やテーブルに被せた時に前記机やテーブルの側を向く内面の、前記一部分が取り付けられたときに前記第1係合部と対向する箇所に、前記第1係合部と係合可能な第1被係合部を有するとともに、前記内面の、前記一部分が取り付けられたときに前記第2被係合部と対向する箇所に、前記第2被係合部と係合可能な第2係合部を有しているものとしてもよい。
また、上記考案において、前記一部分が、前記ポケットの上方であって、前記一部分の中心を前記ポケットの開口の延設方向と直交する方向に通る直線の一側方に第3係合部を有し、前記ポケットの上方であって前記直線の他側方に、前記第3係合部と係合可能な第3被係合部を有するものとしてもよい。
また、上記考案において、前記天板に載せられる部位の内面側一端部に、帯状をなし、一端部に面ファスナーのフック面およびループ面のうちの一方の面が取り付けられた第1帯部の他端が取り付けられ、前記天板に載せられる部位の内面側他端部に、帯状をなし、一端部に面ファスナーのフック面およびループ面のうちの他方の面が取り付けられた第2帯部の他端が取り付けられているものとしてもよい。
また、上記考案において、前記他の部分の少なくとも一部が、端部が開口した袋状に形成されているものとしてもよい。
本考案によれば、ポケットを備えたテーブルクロスにおいて、ポケットの中身を安全に保管できるだけでなく、容易に移動させることができるようになる。
本考案の実施形態に係るテーブルクロスの広げた状態を表側から示した平面図である。 図1のテーブルクロスから、天板の端から垂下する部位の一部分(札入れ)を取り外して広げた状態を裏側から示した平面図である。 図1のテーブルクロスを長机やテーブルに設置した状態を示す側面図である。 図1のテーブルクロスの片づけ方を示す斜視図である。 図1のテーブルクロスに追加部材(外付けポケット)を取り付けた状態を示す斜視図である。 図1のテーブルクロスにおける札入れを表側から示した平面図である。 図6の札入れを持ち運ぶ際の状態を示す斜視図である。 (a)は札入れにおける一の変形例を示す斜視図であり、(b),(c)は札入れにおける他の変形例を示す斜視図である。 図6の札入れを取り付け可能なエプロンを示す斜視図である。 図9のエプロンに図6の札入れを取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態について詳細に説明する。
(テーブルクロス)
まず、本考案の実施形態に係るテーブルクロス1の構成について説明する。図1は広げた状態のテーブルクロス1の、設置時に外側を向く面(以下外面)を示した平面図、図2は一部構成を取り外して広げた状態のテーブルクロス1の、設置時に長机やテーブル(以下、机D)を向く或いは接する面(以下内面)を示した平面図、図3はこのテーブルクロス1を机Dに設置した状態を示す側面図である。
本実施形態のテーブルクロス1は、図1,2に示したように、本体2と、バンド3と、札入れ4と、で構成されている。
本体2は、布やビニール等のシート状の材料で、平面視略矩形状に形成されており、図1〜3に示したように、被覆部21と、第1垂下部22と、第2垂下部23と、からなる。
被覆部21は、図3に示したように、設置時に机Dの天板Tの上に載せられる部位である。被覆部21の、第1垂下部22と第2垂下部23とを結ぶ方向(以下、奥行き方向)の長さは、標準的な長机の奥行きと同程度(例えば45cm)とするのが好ましい。
第1垂下部22は、設置時に天板Tの一端(図3における右端)から垂下する部位である。第1垂下部22の奥行き方向の幅は、標準的な長机の高さである70cmを超えない程度(例えば55cm)とするのが好ましい。なお、第1垂下部22および被覆部21の、奥行き方向と直交する方向(以下幅方向)の長さに特に制限は無いが、90cm程度、或いは180cm程度とするのが好ましい。
なお、図示は省略したが、第1垂下部22の外面にポケットを設けるようにしてもよい。こうすることで、例えば、客に配布するチラシや冊子を入れておく、或いは客からのメモ等を回収するのに用いる等、客と何らかのやり取りを行うための手段として用いることができる。また、ポケットを透明なビニール等で形成することで、例えば、広告や、イベントのブース番号を示す番号札等、出し入れはしないが、表示しておく必要のあるものを収納しておく手段としても用いることができる。
第2垂下部23は、設置時に天板Tの他端(図3における左端)から垂下する部位であり、図1,2に示したように、札入れ係止部24と、第1収納部25と、第2収納部26と、からなる。
札入れ係止部24は、第2垂下部23の中央部をなす。札入れ係止部24は、図1,2に示したように、幅方向に沿って帯状に延設されている。札入れ係止部24における内面の幅方向一端部(図2における左端部)には、スナップボタンSの凹部Sa(第1被係合部)が取り付けられている。一方、札入れ係止部24の内面の幅方向他端部(図2における右端部)には、スナップボタンSの凸部Sb(第2係合部)が、札入れ係止部24の中心を奥行き方向に通る直線Lに関して一端部側の凹部Saと線対称の関係となるように取り付けられている。また、凹部Saと凸部Sbの間であって直線Lよりも一端側には、帯状の面ファスナーFのフック面Fa(第2係合部)が幅方向に沿って延設されている。一方、凹部Saと凸部Sbの間であって直線Lよりも他端側には、面ファスナーFのループ面Fb(第1被係合部)が直線Lに関して一端側のフック面Faと線対称の関係となるように取り付けられている。なお、凹部Sa、凸部Sb、フック面Faおよびループ面Fbの札入れ係止部24への取り付け方は、ホットボンドを用いた貼り付け、打具(ハンドプレス等を用いて布地に取り付けるもの)を用いた固定等、任意である。
第1収納部25は、第2垂下部23の幅方向一側部(図1における左側部)をなす。第1収納部25の外面には、図1に示したように、ポケット25aが設けられている。ポケット25aのサイズは、500ml入りのペットボトルが2本収納できる程度(例えば幅20cm、深さ15cm)とするのが好ましい。第1収納部25は、生地が2枚重ねになっており、両生地の下端部および札入れ係止部24から離れた側の端部が縫い合わされることで、両生地の間が札入れ係止部24側に向かって開くポケット25bとなっている。ポケット25bのサイズは、うちわやB5サイズの書籍やノートが収納できる程度とするのが好ましい。
第1収納部25を構成する外側の生地の内面であって、ポケット25bの下端寄りの開口近傍には、スナップボタンSの凹部Saが取り付けられている。一方、第1収納部25を構成する内側の生地の外面であって、凹部Saと対向する箇所には、スナップボタンSの凸部Sb(図2参照)が取り付けられている。この凹部Saと凸部Sbとを係合させると、ポケット25bの開口が狭められる。このため、側方に開いていることで、他のポケットよりも中身が落ちやすいポケット25bの中身を落ちにくくすることができる。
また、第1収納部25の外面側上端部には、Dカン等の係止具25cが取り付けられている。この係止具25cに、紐の付いた小物の紐を通しておけば、小物の盗難防止に役立つ。
また、第1収納部25の内面側上端部には、図2に示したように、布ループ25dが取り付けられている。この布ループ25dに任意の金具(カラビナやS字フック等)を取り付ければ、第1収納部25の内面側にも荷物をぶら下げることができる。
なお、テーブルクロス1を使用していないときには、図4(a)に示したように、第1収納部25が手前に来るように、かつ第1収納部25以外の部分(札入れ4は取り付けてあっても外してあっても良い)が第1収納部25の輪郭より大きくならないように折り畳み、図4(b)に示したように、ポケット25bを第1収納部25以外の部分を覆っていきながら裏返していく。すると、図4(c)に示したように、第1収納部25以外の部分が第1収納部25に収納された状態となる。このようにすることで、広がりにくくなるので、テーブルクロス1の保管や持ち運びが容易になる。
第2収納部26は、第2垂下部23の幅方向他側部(図1における右側部)をなす。第2収納部26の外面には、図1に示したように、複数のポケット26a、26bが設けられている。なお、図1には、2つのポケット26a、26bが幅方向に並ぶように配置されたものを示したが、数や配置は適宜変更してもよい。複数のポケットのうち一のポケット26aの幅は、はさみやマジックを収納できる程度(例えば6cm)とし、他のポケット26bの幅は、電卓やスマートフォンを収納できる程度(例えば12cm)とするのが好ましい。
また、第2収納部26の外面側上端部には、ナスカン等の係止具26cが取り付けられている。この係止具26cには、例えば、図5に示したような、追加部材としての外付けポケット5を掛けてぶら下げることができる。このようにすれば、より多くの物を収納することができるようになる。
また、第2収納部26の内面側上端部には、図2に示したように、布ループ26dが取り付けられている。この布ループ26dに任意の金具(カラビナやS字フック等)を取り付ければ、第1収納部26の内面側にも荷物をぶら下げることができる。
バンド3は、図2に示したように、本体2の内面側に設けられている。図2には、バンド3を、被覆部21の中央部および幅方向両端部に計3本配置した例を示したが、本数や配置は被覆部21のサイズに応じて適宜してもよい。
各バンド3は、一対の帯部31,32からなる。帯部31は、平ゴム31aと布テープ31bを繋ぎ合わせたものとなっており、平ゴム31a側の端部が、被覆部21と第1垂下部22との境目の中央部および両端部に縫い付けられている。布テープ31bには、面ファスナーFのフック面Faが縫い付けられている。帯部32は、帯部31と同様に、平ゴム32aと布テープ32bを繋ぎ合わせたものとなっている。そして、平ゴム32a側の端部が、被覆部21と第2垂下部23との境目における中央部および両端部に縫い付けられている。布テープ32bには、面ファスナーFのループ面Fbが縫い付けられている。
このように構成された各バンド3を、2本の帯部31,32に分割された状態とし、それぞれを天板Tの下に通し、図3に示したように、帯部31のフック面Faと帯部32のループ面Fbとを貼り合わせる。このようにすることで、テーブルクロス1が机Dに支持され、テーブルクロス1が風で飛ばされてしまうのを防ぐことができる。
また、本実施形態では、帯部31,32を繋ぐ手段として面ファスナーFを用いているので、フック面Faとループ面Fbをある程度ずらして貼り合わせても帯部31,32を繋ぐことができる。このため、天板の奥行きが、被覆部21の奥行き方向の長さと異なる場合であっても、フック面Faとループ面Fbの貼り合わせ方を調節することで設置が可能となる。
また、帯部31,32の一部は、平ゴム31a,32aとなっている。このため、平ゴム31a,32aがある程度伸ばされた状態で帯部31,32を繋ぎ合わせれば、設置時に平ゴム31a,32aの張力によって被覆部21が弛みなく張られ、天板Tとの間の摩擦力が高まることになるので、第1垂下部22と第2垂下部23の重量差が大きくなってもテーブルクロス1が天板T上からすべり落ちてしまうのを防ぐことができる。
なお、帯部31,32は、全体が布でできたもの、或いは全体が平ゴムでできたものとしてもよい。また、帯部31と帯部32を繋ぐのに、例えば、スナップボタンや他の金具を用いる、或いは帯部同士を結ぶ等、面ファスナーF以外の手段を用いてもよい。
札入れ4は、テーブルクロス1における天板Tの端から垂下する部位の一部分であり、図1に示したように、幅方向の長さが、本体2の札入れ係止部24の長さと等しい矩形に形成されている。
札入れ4の外面には、図6に示したように、複数のポケット41,42が設けられている。図6には、奥行き方向および幅方向並ぶに4つのポケット41,42を有したものを示したが、ポケットの数は任意である。また、ポケット41,42の配置は特に制限されるものではないが、図6に示したように、幅方向に隣り合うポケット41,42の境目を、札入れ4の中心を奥行き方向に通る直線Lに重ねる等、各ポケット41,42が直線Lを跨がないように配置するのが好ましい。各ポケット41,42の幅および深さは、一万円札(最も大型の紙幣)Mを折らずに収納できる程度とするのが好ましい。なお、上段のポケット41と下段のポケット42とで、例えば、上段のポケット41の深さを10cm、下段のポケット42の深さを12cmにする等、サイズに差を付けるようにしても良い。
札入れ4の外面の上他端部(図6における左上端部)には、スナップボタンSの凹部Sa(第2被係合部兼第3被係合部)が取り付けられている。一方、札入れ4の外面の上一端部(図6における右上端部)には、スナップボタンSの凸部Sb(第1係合部兼第3係合部)が、直線Lに関して凹部Saと線対称の関係となるように取り付けられている。凹部Saと凸部Sbとの距離は、札入れ係止部24における凹部Saと凸部Sbとの距離と等しくなっている。また、凹部Saと凸部Sbの間(ポケット41,42の上方)であって直線Lよりも凹部Sa側には、面ファスナーFのフック面Fa(第1係合部兼第3係合部)が幅方向に沿って延設されている。一方、凹部Saと凸部Sbの間であって直線Lよりも凸部Sb側には、面ファスナーFのループ面Fb(第2被係合部兼第3被係合部)が直線Lに関してフック面Faと線対称の関係となるように取り付けられている。ポケット41,42の開口は、図1,6に示したように幅方向に延びているので、フック面Faとループ面Fbは、ポケット41,42の開口に沿って延設されていることになる。
このように構成された札入れ4の凹部Sa、凸部Sbを、札入れ係止部24の凸部Sb,凹部Saと係合させるとともに、ループ面Fb、フック面Faを札入れ係止部24のフック面Fa、ループ面Fbと貼り合わせることにより、札入れ4が本体2に取り付けられる。そして、テーブルクロス1が机Dに設置されると、札入れ4は、第2垂下部23とともに天板Tの他端から垂下する。受付や対面販売では、来客が第1垂下部22の側に立ち、接客する者が第2垂下部23の側に立つ或いは座ることになる。この場合、接客する者からはポケット41、42に手が届きやすいが、来客側からは届きにくいので、ポケット41,42に収納したお金などの貴重品を安全かつ容易に保管することができる。また、札入れ4は、スナップボタンS,Sと、面ファスナーF,Fの2種類の係止手段によって係止されるので、何れか1種類の係止手段で係止される場合よりも外れにくくなっているが、何れか一方の係止手段のみを用いたものとしてもよい。
また、本体2に取り付けられた札入れ4を引っ張ると、凹部Sa、凸部Sbが札入れ係止部24の凸部Sb、凹部Saから外れるとともに、ループ面Fb、フック面Faが札入れ係止部24のフック面Fa、ループ面Fbから剥がれ、札入れ4が本体2から取り外される。すなわち、ポケット41,42の中身を、ポケット41,42から取り出すことなく持ち運び可能な状態となる。このため、持ち運びの際の移し替えの手間を軽減できるとともに、ポケットから取り出すことによる中身の紛失リスクを低減することもできる。
また、本体2から取り外した札入れ4を、図7に示したように、直線Lで外面が向かい合うように折り曲げると、札入れ4が内面を外側にして半分の大きさに折り畳まれる。本実施形態では、幅方向に隣り合うポケット41,42の境目を直線L上に位置させているので、ポケット41,42の中身を折り曲げることなく持ち運ぶことができる。また、面ファスナーFのフック面Faとループ面Fbは、直線Lに関して線対称、すなわち、両者が直線Lを跨がないように配置されているので、折り畳む際の邪魔にならない。また、折り畳んだ時に、向かい合う凹部Saと凸部Sbが係合するとともに、向かい合うフック面Faとループ面Fbが貼り合わされる。フック面Faとループ面Fbは、ポケット41,42の開口に沿って延設されているので、フック面Faとループ面Fbが貼り合わされることで、札入れ4の上端がほぼ全体的に閉塞される。このため、ポケット41,42の中身が外に出にくくなり、ポケット41,42の中身を安全に運ぶことができるようになる。
(変形例1)
なお、札入れの仕様は、上述したものに限られるものではない。例えば、上記実施形態では、札入れ4に奥行き方向および幅方向に並ぶ4つのポケット41,42を備えたものとしたが、図8(a)に示したように、一部のポケット42Aの開口をファスナー42aで閉塞できるようにした札入れ4Aを代わりに用いても良い。このようにすれば、ポケットの中身をより安全に持ち運ぶことが可能になる。なお、図8(a)には下段の2つのポケット42Aにファスナー42aを設ける例を示したが、上段のポケット41に設けるようにしても良い。
(変形例2)
また、図8(b)に示したように、上記実施形態の札入れ4の外面に、一対の側部43aと、底部43bと,前部43cと、で構成された大型のポケット43を設けた札入れ4Bを用いてもよい。このようにすれば、上記実施形態よりも多くの物を収納することができるし、かさ張る物も収納できるようになる。
また、札入れ4の外面と前部43cの内面に紐43d,43eの一端をそれぞれ取り付けておき、図8(c)に示したように、両紐43d,43eを所望の長さとなるように結ぶことで、ポケット43の開き具合を調節することができる。
(エプロン)
次に、本実施形態に係るエプロン6の構成について説明する。図9(a)はエプロン6の斜視図である。
本実施形態のエプロン6は、ポケット部61と、一対の側部62と、帯63と、係止部材64と、で構成されている。
ポケット部61は、エプロン6の中央部をなしている。このポケット部61の水平方向の長さは、札入れ4の幅方向の長さよりもやや大きくなっている。ポケット部61の、身に着ける者から見て離れた側の布地の中央上部には面ファスナーFのフック面Faが取り付けられており、その下にはスナップボタンSの凹部Saが取り付けられている。また、この布地の両上端部には、スナップボタンSの凹部Saがそれぞれ取り付けられている。ポケット部61の、身に着ける者から見て手前側の布地であって、離れた側の布地に取り付けられたフック面Fa、凹部Sa,Saと対向する箇所には、面ファスナーFのループ面Fb、スナップボタンS,Sの凸部Sb、Sbがそれぞれ取り付けられている。これらを貼り合わせる、或いは係合させることにより、ポケット部61の開き具合を調節することができる。
ポケット部61の上両端部には、一対の係止部61aがそれぞれ設けられている。両係止部61aの中心同士の距離は、札入れ4に設けられたスナップボタンSの凹部Saと凸部Sbの距離と等しくなるよう配置されている。また、係止部61aは、係止部材64を縦方向に通すことができるように構成されている。
側部62は、ポケット部61の両側に設けられている。側部のポケット部61寄りの側端部(例えば幅10cm程度の部分)は、ポケット部61の両側端部と、ポケット部61の内面側で重なっている。すなわち、ポケット部61と側部62との間はスリット6aになっている。こうすることで身に着けた時の見栄えを損なうことなく、ポケット部61と側部62がつながっている場合よりも身動きがとり易くなる。両側部62の上部には、ベルトループ62aがそれぞれ設けられている。
帯63は、ポケット部61および両側部62の上端に縫い付けられている。
係止部材64は、細い帯状の部材で、図9(b)に示したように、一方の面にスナップボタンS,Sの凹部Sa,Saと凸部Sb,Sbが2つずつ交互に並ぶように取り付けられている。この係止部材64を中心で折り曲げると、各凹部Sa,Saが各凸部Sb,Sbと対向することになる。図9(a)に示した係止部材64は、各係止部61aに通され、各凹部Sa,Saと各凸部Sb,Sbが係合した状態となっている。
この係止部材64の凹部Saを札入れ4の凸部Sbに係合させ、一端側の係止部61aに通し、係止部材64を折り曲げて凹部Saと凸部Sbを係合させる。そして、もう一つの係止部材64の凸部Sbを札入れ4の凹部Saに係合させ、他端側の係止部61aに通し、係止部材64を折り曲げて凹部Saと凸部Sbを係合させる。こうすることで、札入れ4がエプロン6に取り付けられる。このとき、札入れ4は、ポケット部61の前に出しておくこともできるし、図10に示したように、ポケット部61の中に収納しておくこともできる。札入れ4をこのようなエプロン6に取り付け、このエプロン6を腰に巻いて移動することで、札入れ4をより安全に持ち運ぶことができる。また、移動しながら販売等を行う際にも便利である。また、係止部材64はポケット部61から取り外し可能になっているので、札入れ4を裏返した状態でエプロン6に取り付け、ポケット部61に収納することもできる。こうすれば、札入れ4のポケット41,42が外から見えない状態となるので、ポケットの中身をより安全に持ち運ぶことができる。
以上、本考案を実施形態に基づいて具体的に説明してきたが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更してもよい。
例えば、上記実施形態では、テーブルクロス1の平面視形状を略矩形としたが、正方形、円形、楕円形、多角形等、設置する机Dの天板の平面形状に合わせて任意の形状に形成すればよい。
また、上記実施形態では、ポケットの寸法の目安を示したが、収納する道具の違いに応じて適宜変更してもよい。
また、スナップボタンの凹部と凸部の配置は逆にしてもよい。
また、面ファスナーのフック面とループ面の配置を逆にしてもよいし、両者の区別がない面ファスナーを用いてもよい。
また、上記実施形態では、札入れ4を第2垂下部23の中央部に取り付けるようにしたが、端部(第1,第2収納部25,26のある箇所)に取り付けるようにしてもよいし、第2垂下部23全体を着脱可能に構成してもよい。
また、第2垂下部23の何処かに、ハトメ穴を形成するようにしても良い。そうすれば、カラビナを通したりS字フックを掛けたりすることで、そこに袋等をぶら下げることができるようになる。
また、上記実施形態では、両帯部31,32に平ゴムを用いたが、一方だけに用いてもよい。
1 テーブルクロス
2 本体
21 被覆部
22,23 垂下部
24 札入れ係止部(他の部分)
25,26 収納部
25a,25b,26a,26b ポケット
25c,26c 係止具
25d,26d 布ループ
3 バンド
31,32 帯部
31a,32a 平ゴム
31b,32b 布テープ
4 札入れ(一部分)
41,41A,42,43 ポケット
42a ファスナー
43a 側部
43b 底部
43c 前部
43d,43e 紐
5 外付けポケット
6 エプロン
6a スリット
61 ポケット部
61a 係止部
62 側部
63 帯
64 係止部材
〜F 面ファスナー
a〜Fa フック面
b〜Fb ループ面
〜S スナップボタン
a〜Sa 凹部
b〜Sb 凸部
D 机やテーブル
T 天板

Claims (7)

  1. 机やテーブルの天板に被せられるテーブルクロスであって、
    前記天板に被せられたときに前記天板の端から垂下する部位の少なくとも一部分が、当該一部分以外の他の部分に対し着脱可能に構成されており、
    前記一部分にポケットが設けられていることを特徴とするテーブルクロス。
  2. 前記一部分は、
    前記机やテーブルに被せた時に外側を向く外面に前記ポケットが設けられ、
    前記外面の一側部に第1係合部を有するとともに、前記外面の他側部に前記第1係合部と係合可能な第2被係合部を有し、
    前記他の部分は、
    前記机やテーブルに被せた時に前記机やテーブルの側を向く内面の、前記一部分が取り付けられたときに前記第1係合部と対向する箇所に、前記第1係合部と係合可能な第1被係合部を有するとともに、前記内面の、前記一部分が取り付けられたときに前記第2被係合部と対向する箇所に、前記第2被係合部と係合可能な第2係合部を有していることを特徴とする請求項1に記載のテーブルクロス。
  3. 前記一部分は、
    前記ポケットの上方であって、前記一部分の中心を前記ポケットの開口の延設方向と直交する方向に通る直線の一側方に第3係合部を有し、
    前記ポケットの上方であって前記直線の他側方に、前記第3係合部と係合可能な第3被係合部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のテーブルクロス。
  4. 前記第3係合部は、帯状の面ファスナーを構成するフック面およびループ面のうち一方の面が、ポケットの開口に沿って延設されたものであり、
    前記第3被係合部は、前記面ファスナーを構成するフック面およびループ面のうち他方の面が、前記直線に関して前記一方の面と線対称の関係となるように設けられたものであることを特徴とする請求項3に記載のテーブルクロス。
  5. 前記天板に載せられる部位の内面側一端部に、帯状をなし、一端部に面ファスナーのフック面およびループ面のうちの一方の面が取り付けられた第1帯部の他端が取り付けられ、
    前記天板に載せられる部位の内面側他端部に、帯状をなし、一端部に面ファスナーのフック面およびループ面のうちの他方の面が取り付けられた第2帯部の他端が取り付けられていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のテーブルクロス。
  6. 前記第1帯部および/または前記第2帯部の少なくとも一部は、弾性部材からなることを特徴とする請求項5に記載のテーブルクロス。
  7. 前記他の部分の少なくとも一部は、端部が開口した袋状に形成されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載のテーブルクロス。
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