JP6863601B2 - 被災状況推定装置、被災状況推定方法及びプログラム - Google Patents
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Description
続いて、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の第1の実施形態の被災状況推定装置の構成を示す図である。図3を参照すると、ネットワーク200を介して、保守作業者端末300と接続された被災状況推定装置100が示されている。なお、図3の例では、1台の保守作業者端末300のみが示されているが、保守作業者端末300は複数あってもよい。
地震の場合、地震の揺れによる被災があった場所(都道府県名、市区町村名)と、震度(所定の震度以上のみを対象としても良い)が、災害の内容(範囲、程度)となる。また、地震による、津波の発生、その津波の高さと、その津波による被災がある場所(都道府県名称、市区町村名称)も災害の内容(範囲、程度)となりうる。
水害は、台風や集中豪雨の降雨や高潮による水害を想定している。降雨や高潮による被災が有る場所(都道府県名、市区町村名)と、浸水深情報が、災害の内容(範囲、程度)となる。また、網羅的な浸水深の情報が得られない場合、各地の降水量、海抜、地形、潮位等から浸水深を推定してもよい。さらに、台風による風害や竜巻などの風害が想定される場合、これらを入力するようにしてもよい。なお、浸水深とは、津波や洪水などの水害で浸水した際の水面から地面(地上面)までの深さをいう。
停電の場合、停電が発生している場所(都道府県名、市区町村名)の情報が、災害の内容(範囲、程度)となる。
[第1の形態]
(上記第1の視点による被災状況推定装置参照)
[第2の形態]
上記した被災状況推定装置の前記判定部は、前記災害の内容が水害である場合、床上浸水の高さと、前記保守対象装置を設置した高さを考慮した海抜位置に基づいて、前記保守対象装置が水没する可能性を判定する構成を取ることができる。
[第3の形態]
上記した被災状況推定装置の前記記憶部には、前記保守対象装置に防水対策が施されているか否かの情報が保持されており、
前記判定部は、前記保守対象装置に防水対策が施されているか否かにより、前記保守対象装置の水没による影響を判定することができる。
[第4の形態]
上記した被災状況推定装置の前記記憶部には、前記保守対象装置に耐震対策が施されているか否かの情報が保持されており、
前記判定部は、前記災害の内容が地震である場合、前記保守対象装置が設置されている地域の揺れの大きさと、前記保守対象装置を設置した高さに基づいて、前記保守対象装置が破損する可能性を判定する構成を取ることができる。
[第5の形態]
上記した被災状況推定装置の前記記憶部には、前記保守対象装置にディスク装置が備えられているか否かの情報が保持されており、前記判定部は、さらに、前記保守対象装置が設置されている地域における停電の発生有無と、前記保守対象装置にディスク装置が備えられているか否かに基づいて、ディスク装置の故障の可能性を判定する構成を取ることができる。
[第6の形態]
上記した被災状況推定装置の前記記憶部には、前記保守対象装置に無停電電源装置が接続されているか否かの情報が保持されており、前記判定部は、さらに、前記無停電電源装置が接続されているか否かに基づいて、ディスク装置の故障の可能性を判定する構成を取ることができる。
[第7の形態]
上記した被災状況推定装置の前記記憶部には、前記保守対象装置のディスク装置に自動シャットダウン機能が備えられているか否かの情報が保持されており、前記判定部は、さらに、前記保守対象装置のディスク装置に自動シャットダウン機能が備えられているか否かに基づいて、ディスク装置の故障の可能性を判定する構成を取ることができる。
[第8の形態]
上記した被災状況推定装置は、さらに、前記判定結果に基づいた保守作業指示を作成する機能を備え、前記出力部として、所定の端末に対し、保守作業指示を送信する通信部を備えることも好ましい。
[第9の形態]
(上記第2の視点による被災状況推定方法参照)
[第10の形態]
(上記第3の視点によるプログラム参照)
なお、上記第9〜第10の形態は、第1の形態と同様に、第2〜第8の形態に展開することが可能である。
12 判定部
13 出力部
10、100 被災状況推定装置
101、301 通信部
102、302 制御部
103、303 入力部
104、304 出力部
105、305 記憶部
106 被災判定プログラム
107 保守対象装置データベース
108 装置情報データベース
109 データ保存領域
200 ネットワーク
300 保守作業者端末
9000 コンピュータ
9010 CPU
9020 通信インタフェース
9030 メモリ
9040 補助記憶装置
Claims (9)
- 保守対象装置が設置されている建物の海抜情報と、前記建物における当該保守対象装置を設置した高さとを含む保守対象装置情報を保持する記憶部と、
災害発生時に、災害発生エリアと、災害の内容とに基づいて、前記保守対象装置が水没する可能性を判定する判定部と、
所定の出力装置に、前記判定結果を出力する出力部と、
を備え、
前記判定部は、前記災害の内容が水害である場合、災害発生エリアの浸水深と、前記保守対象装置を設置した高さを考慮した海抜位置に基づいて、前記保守対象装置が水没する可能性を判定する被災状況推定装置。 - 前記記憶部には、前記保守対象装置に防水対策が施されているか否かの情報が保持されており、
前記判定部は、前記保守対象装置に防水対策が施されているか否かにより前記保守対象装置の水没による影響を判定する請求項1の被災状況推定装置。 - 前記記憶部には、前記保守対象装置に耐震対策が施されているか否かの情報が保持されており、
前記判定部は、前記災害の内容が地震である場合、前記保守対象装置が設置されている地域の揺れの大きさと、前記保守対象装置を設置した高さに基づいて、前記保守対象装置が破損する可能性を判定する請求項1又は2の被災状況推定装置。 - 前記記憶部には、前記保守対象装置にディスク装置が備えられているか否かの情報が保持されており、
前記判定部は、さらに、前記保守対象装置が設置されている地域における停電の発生有無と、前記保守対象装置にディスク装置が備えられているか否かに基づいて、ディスク装置の故障の可能性を判定する請求項1から3いずれか一の被災状況推定装置。 - 前記記憶部には、前記保守対象装置に無停電電源装置が接続されているか否かの情報が保持されており、
前記判定部は、さらに、前記無停電電源装置が接続されているか否かに基づいて、ディスク装置の故障の可能性を判定する請求項4の被災状況推定装置。 - 前記記憶部には、前記保守対象装置のディスク装置に自動シャットダウン機能が備えられているか否かの情報が保持されており、
前記判定部は、さらに、前記保守対象装置のディスク装置に自動シャットダウン機能が備えられているか否かに基づいて、ディスク装置の故障の可能性を判定する請求項4又は5の被災状況推定装置。 - さらに、前記判定結果を含む保守作業指示を作成する機能を備え、
前記出力部として、所定の端末に対し、保守作業指示を送信する通信部を備える請求項1から6いずれか一の被災状況推定装置。 - 保守対象装置が設置されている建物の海抜情報と、前記建物における当該保守対象装置を設置した高さとを含む保守対象装置情報を保持する記憶部を備える被災状況推定装置が、
災害発生時に、災害発生エリアと、災害の内容とに基づいて、前記保守対象装置が水没する可能性を判定するステップと、
所定の出力装置に、前記判定結果を出力するステップと、
を含み、
前記災害の内容が水害である場合、災害発生エリアの浸水深と、前記保守対象装置を設置した高さを考慮した海抜位置に基づいて、前記保守対象装置が水没する可能性を判定する被災状況推定方法。 - 保守対象装置が設置されている建物の海抜情報と、前記建物における当該保守対象装置を設置した高さとを含む保守対象装置情報を保持する記憶部を備える被災状況推定装置に搭載されたコンピュータに、
災害発生時に、災害発生エリアと、災害の内容とに基づいて、前記保守対象装置が水没する可能性を判定する処理と、
所定の出力装置に、前記判定結果を出力する処理と、
を実行させ、
前記保守対象装置が水没する可能性を判定する処理において、前記災害の内容が水害である場合、災害発生エリアの浸水深と、前記保守対象装置を設置した高さを考慮した海抜位置に基づいて、前記保守対象装置が水没する可能性を判定させるプログラム。
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