JP6863403B2 - ペレタイザ、及び、これを用いたペレットの製造方法 - Google Patents

ペレタイザ、及び、これを用いたペレットの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ペレタイザ、及び、これを用いたペレットの製造方法に関し、低融点かつ軟質である、従来カッティングが難しいとされていた樹脂について、品質不良となる融着ペレットがなく、安定にペレットを製造することができるペレタイザ、及び、これを用いたペレットの製造方法に関する。
樹脂ペレットを製造するペレタイザは、押出機の先端部に設けられた複数個のノズルを有するダイスに対面して、複数のカッター刃を先端に備えたカッターユニットを設けている。カッター刃はダイス面に接触した状態で回転し、ダイスから押し出される溶融樹脂を切断することによって、ペレットを生産している(例えば、特許文献1〜3)。
図1は一従来例によるペレタイザ装置の概要を示す。該装置は、押出機の押出スクリュー1を内蔵する押出筒2の先端側に、ブレーカプレート3を介して押出ヘッド4が取付けられ、この押出ヘッド4の先端には、多数のノズル孔(ノズル開口部分)5を備えたダイス6および胴部(カッターボックス)7が装着されている。この胴部7にはカッター軸8が押出スクリュー1と同心上に軸支され、このカッター軸8には、ダイス6の先端表面に近接して配設されたカッター刃9が取付体(カッターホルダ)10を介して取付けられている。
胴部7の内周面に冷却水槽11が形成されるとともに、カッター軸8はモータによって高速で回転駆動され、ノズル孔5から押し出された溶融樹脂はカッター刃9によってペレット状に切断されるとともに、カッター刃9の遠心力によって放射方向に飛散し、冷却水槽11で冷却固化され、冷却水とともに排出口12から排出される。
実開平1−101809号公報 実開平6−24913号公報 特開2003−211442号公報 特開2008−246854号公報 特開2008−307711号公報
低融点かつ軟質の特性を持った溶融樹脂は、カッティングが難しいことが知られており、ペレット同士が完全に結晶固化しないうちに冷却水槽内で接触することで、図10に示すような複数個のペレットが融着した異形体ペレットを生成してしまう。
このような異形体ペレットは、需要者側の装置及びプロセス、特に秤量機での添加不良や成型機内での可塑化不良を発生させトラブルを引き起こすことがあるため、融着ペレットは出来るだけ低減することが望まれている。
上記のような問題を解決するためには、従来からいくつかの方法が知られており、例えば、特許文献4には、ペレット同士の互着を防止するため冷却水へシリコーンオイルを添加する方法が提案されている。
しかしながら、シリコーンオイルや界面活性剤のような添加物が、製品であるペレットの表面に残留し、そのまま需要者に供給された場合、用途によってはコンタミとなる可能性がある。
また、ペレット融着を防止するための手段としては、通常、樹脂温度やダイス熱媒温度を低下させる方法等が挙げられる。
さらに、ペレタイザ運転操作上、最も効果がある対処策として冷却水の温度を低下させる方法が挙げられる。
しかし、過度な冷却水温度の低下は、ダイスのノズル目詰まりによる極端な小粒ペレットを発生させ、さらには、目詰まりの無いノズルにおいて局部的な樹脂線速を増大させることにより、大粒ペレットや、図11に示すような樹脂を介して数珠繋ぎのようになった連珠ペレット、つまり融着ペレットとは別の異形体ペレットを発生させてしまうという問題がある。
本発明の目的は、上記のような現状を鑑み、低融点かつ軟質である従来カッティングが難しいとされていた樹脂について、融着ペレットがなく、安定にペレットを製造することができるペレタイザ、及び当該ペレタイザを用いたペレットの製造方法を提供することである。
本発明者は、上記課題を解決すべく種々検討を行った結果、複数のノズルを有するダイス面に対して複数のカッター刃を先端に備えたペレタイザにおいて、ダイスのノズル間隔を下記のように制御することで、融着ペレットが顕著に低減されることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明のペレタイザは、押出筒の先端に装着されたダイス面中のノズルより押出されるポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂を、前記ダイス面の先端表面に近接して配設された回転カッター刃によりペレット状に切断した後、水冷固化するようになっているペレタイザにおいて、
同一のカッター刃の刃面と接する複数のノズルについて、隣り合う当該ノズル間の距離(Lz)が6mm以上となるように間隔を置いて配置されていることを特徴とする。
本発明のペレタイザにおいて、前記カッター刃が接するノズルの開口部分の長さ(Wn)の和(ΣWn)の最大値(ΣWn)maxと、該カッター刃と開口部を含む前記ダイス面とが重なる部分の長さ(Lx)とは、下記の関係式を満たすことが好ましい。
(ΣWn)max/Lx≦0.2
本発明のペレタイザにおいて、前記ダイス上に配置された任意の三つのノズル穴中心点により、外周長が最小となるように構成される三角形について、その外周長(Ly)とノズル穴径(d)とが下記の関係式を満たすことが好ましい。
Ly−3×d≧20.5
本発明のペレタイザにおいて、前記水冷固化において、冷却水槽に注入される冷却水の温度が20℃を超え、45℃以下であることが好ましい。
本発明のペレットの製造方法は、前記ペレタイザを用いて、融点110〜145℃、曲げ弾性率50〜350MPaのポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂からペレットを製造することを特徴とする。
本発明のペレタイザ及びこれを用いたペレットの製造方法によれば、カッター刃が溶融樹脂を切断する際、カッター刃面上に並んだダイスノズル同士の間隔を一定の距離以上となるように制御し、さらには、このようなカッター刃面上に並んだノズルとこれらノズルから吐出される溶融樹脂の切断を考慮すること無く、ダイスノズル間隔が一定の距離以上となるようなノズル配置のダイスを有するペレタイザを使用することにより、低融点かつ軟質を特徴とした、従来カッティングが難しいとされていた樹脂についてカッティング不良がなく、安定にペレットを製造することができる。
本発明は、具体的には融点が110〜145℃以下かつ曲げ弾性率が50〜350MPa以下である樹脂のカッティングを安定的効率的に行うことができる。
従来技術では、上述したような低融点かつ軟質の特徴を持つポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂の造粒に関しては、冷却水の温度を極度に低下させ対応せざるを得ず、この際ダイス目詰まりによる異なる形態の異形ペレットの生成や歩留まりの問題がある。
これに対し、本発明によれば、ダイスノズル間隔に工夫を施すことで、冷却水の極端な温度低下を行わなくても融着ペレットの発生を抑制することができ、融着ペレット発生の抑制とダイス目詰まり抑制を両立しながら安定的に造粒することができる。
また、本発明のペレタイザは、特許文献5に記載されているような高流動樹脂のカッティングにも好適である。
さらに、これら低融点、軟質、高流動といった樹脂特性に相反する樹脂特性を持つ溶融樹脂のカッティングにも適用できる。
そのため、一台のダイスで、冷却水の温度やその他の運転条件を適宜調整することにより、低融点から高融点、軟質から硬質、また低流動性から高流動性までの幅広い特徴を持ったさまざまな樹脂の造粒工程に対応することができ、これらに好適に用いることができる。
さらに、本発明のペレタイザによれば、カッティング不良がなく、安定にペレットが製造できることから、カッターの破損等がほとんどなく、低コスト、且つ効率的にペレットを製造できる。
また、本発明により、カッティング不良を生じないで安定に製造されたペレットは、ペレット同士が融着した異形ペレットやペレット形状の不揃いが減少するので、外観不良によって商品価値が低下することなく、また、押出あるいは射出成形時のホッパ部での引っかかりや成型機内での可塑化不良等を起こさないという効果がある。
一従来例によるペレタイザ装置の概要を示す側面断面図である。 本発明のペレタイザにおける、ダイス面のノズル開口部分の配置の代表的な一例の模式図であり、図1のノズル開口部分5を備えたダイス6部分を軸方向(以下「X軸」ともいう。)から見たものにあたる。 本発明のペレタイザにおける、ダイス面にカッター軸およびカッター刃等からなるカッターヘッドを被せた代表的な一例の模式図であり、図1のカッター軸8及びカッター刃9部分をX軸方向から見たものにあたる。 図3の(a)部分の拡大図である。 図3の(b)部分の拡大図である。 図5の比較例の一例を示す図である。 図5の比較例の一例を示す図である。 任意の3つのノズル穴中心点で構成される三角形について、その外周長を図示したものである。 カッター刃が複数のノズル開口部分と接する際、ノズル毎に開口部の長さが異なる瞬間があることを示す模式図である。 融着ペレットの一例を示す模式図である。 連珠ペレットの一例を示す模式図である。
以下に本発明のペレタイザ及びこれを用いたペレットの製造方法について、図面に基づいて説明する。
1.ペレタイザ
図2は、本発明のペレタイザにおける、ダイス面のノズル開口部分の配置の代表的な例である。
また、図3は、本発明のペレタイザにおける、ダイス面にカッター軸およびカッター刃等からなるカッターヘッドを被せた代表的な例である。
なお、図4は図3の(a)部分の、図5は、図3の(b)部分の拡大図である。図6〜7は、図5の比較例の一例を示す図である。
図2のダイス面は、図1のノズル開口部分5を備えたダイス6部分を軸方向(以下「X軸」ともいう。)から見たものであり、図3のカッター軸およびカッター刃は、図1のカッター軸8及びカッター刃9部分を同じくX軸方向から見たものにあたる。
本発明のペレタイザの基本的構成は従来公知のものと同様であり、主に、シリンダー、押出スクリュー、ダイス、カッターヘッド、冷却水槽により構成される。
具体的には、一例として、図1に示すように、カッターヘッドは、カッター軸8と直交するように放射状に配置された複数のカッター刃9、カッター刃9をカッター軸8に取り付けるためのカッターホルダ10、カッター刃9を均等に周方向に配分し、位置決めするカッターサポート、カッター軸8からの回転力をカッターホルダに伝達するためのキーを有し、カッター刃9はボルトによって、カッターホルダ10に固定され、カッターホルダ10とカッターサポートは、ボルトによってカッター軸8に固定される。このようにカッターヘッドは、カッター軸8のX軸まわりの回転駆動力とX軸方向の加圧力をカッター刃9に伝達する。
また、冷却水槽11にはペレットの冷却と輸送を担う冷却水循環装置が接続されており、ダイス6の面の多数のノズル開口部分5は、円盤状のダイス6の面の表面(カッティング面)に配置される。ダイス6の内部には、ダイスを加熱するための熱媒通路(図示せず)が設けられており、ダイスは必要に応じて適温に加熱される。
上記のようなペレタイザを用いるペレット製造工程において、スクリュー押出機(単軸押出機、二軸混錬機等)、ギヤーポンプ等の供給装置より、ダイス6の面に加圧された一般的に200℃以上の溶融樹脂が供給され、多数のノズル開口部分5から、連続的にストランド状で冷却水槽11に押し出される。連続的に冷却水槽11に押し出されるストランドは、カッティングを容易にするためにノズル開口部分5の出口で一般的に60℃の冷却水に触れて冷却され、回転する複数枚のカッター刃がカッティング面全幅に接触し、連続的にノズル開口部分5より吐出されるストランドを切断する。
冷却水槽11に注入される冷却水の温度は、特に限定されないが、融着ペレットの発生を抑制し、且つ、ダイス目詰まりを抑制する観点から、20℃を超え、45℃以下であることが好ましい。
切断の際に、カッター刃9を保持するカッターヘッドは加圧駆動源によりX軸方向の押し付け力を調整し、カッター軸8を介して軸方向に前後に移動され、カッター刃9をカッティング面に隙間無く押し付けることも可能である。
カッティング面とカッター刃の隙間の有無は、取り扱う樹脂によって適宜選定される。カッティングが難しいポリプロピレン系樹脂の場合は、カッティング面とカッター刃の平行度3/100mm以下の精度を要求されるので、隙間無しの接触カットを採用することが好ましい。
カッター刃をダイス面の切断面に摺動させて樹脂をカットする場合には、それらの摩耗を極力防止してメンテナンスコストを低減するのが肝要であるため、ダイス面については、超硬チップ、チタンカーバイド(TiC)、タングステンカーバイド(WC)等よりなる硬質プレートを貼り付けて切断面を構成したり、その硬質金属を溶射肉盛りまたはHIPによる加圧焼結によって接合したりして、ダイプレートの切断面の耐摩耗性を向上させる方法が公知であり、これらを用いることができる。
また、カッター刃については、カッター刃自体の素材としてチタンカーバイドや工具鋼等の硬質金属を使用したり、ステンレス鋼等の一般鋼よりなる母材にチタンカーバイドよりなる刃先を接合したものや、その母材表面に高硬度のコーティング層を形成することによって、カッター刃の耐摩耗性を向上させる方法が公知であり、これらを用いることができる。
本発明のペレタイザは、カッター刃がダイスノズルから吐出された溶融樹脂を切断する際、同一のカッター刃の刃面と接する複数のノズルについて、隣り合う当該ノズル間の距離(Lz)が6mm以上となるように間隔を置いて配置されていることを特徴とする。
なお、カッター刃と接するノズルの状態は、カッター刃が一回転する際の瞬間瞬間で異なるものであるが、本発明においては、一周する履歴におけるどの状態であっても、Lzが6mm以上を満たすことが好ましい。
隣り合うノズル間の距離(Lz)とは、すなわち、図5に示すように、同一のカッター刃の刃面と接し且つ隣り合うノズルのノズル孔における、一方のノズル孔の外周における他方のノズル孔に最も近い位置から、他方のノズル孔の外周における一方のノズル孔に最も近い位置までの距離をいう。
Lzが6mmより小さいと、融着ペレットが顕著に発生してしまうためカッティング不良となり好ましくない。そのため、融着ペレットを主としたカッティング不良の発生を抑制する効果を高める観点から、Lzは、好ましくは、8mm以上であり、より好ましくは、10mm以上であり、より更に好ましくは、11mm以上である。また、Lzを大きくし過ぎると、ダイス穴数が減少することになる。そのため、生産性の低下を抑制する観点から、Lzは、好ましくは17mm以下、更に好ましくは15mm以下である。
また、Lzを上記範囲とすることでカッティング不良の発生を抑制することができるほか、溶融樹脂切断の際のカッター刃にかかる負荷軽減および負荷均一化により、カッター刃の刃欠けや折損に至ることも無く安定な運転を実施することが可能となる。
本発明のペレタイザは、溶融樹脂切断の際に、カッター刃が接するノズルの開口部分の長さ(Wn)の和(ΣWn)の最大値(ΣWn)maxと、該カッター刃とダイス面とが重なる部分の長さ(Lx)とが、下記の関係式を満たすことを特徴とする。ここで、(ΣWn)maxは、ノズルの開口部分とカッター刃が接する線分の和において、カッター刃がダイス面を1周した時の最大値を意味する。
(ΣWn)max/Lx≦0.2
上記カッター刃が接するノズルの開口部分とは、それぞれ図4においてはW1〜W3で、図6においてはW1〜W8で表される部分を示す。ノズルの開口部分からは溶融樹脂が押出され、押出された樹脂はカッター刃により切断される。
また、カッター刃が接するノズルの開口部分の長さ(Wn)の和(ΣWn)とは、それぞれ図4においてはW1+W2+W3により、図6においてはW1+W2+W3+W4+W5+W6+W7+W8で求められる、長さの和を示す。
さらに、カッター刃とダイス面とが重なる部分の長さ(Lx)とは、カッター刃と開口部を含むダイス面とが実際に重なっている部分の長さのことであり、図4においてLxで示される長さを示す。
一般に、ダイス製作の際にノズルの配置を効率的に行うと、1枚のカッター刃がある瞬間に横切るノズルの数やノズル開口部分の長さは、角度によってまちまちである。例えばノズルの数に関しては、図4のように3個のケースもあれば、図6のように8個となるケースもあり得るし、図9のようにノズル毎にノズル開口部分の長さ(Wn)が異なるケースもある。
本発明においては、上記WnとLxとは、カッター刃がダイス面を1周する際、何れの位置にあってもΣWn/Lx≦0.2の関係式を満たすことが必要であり、即ち、(ΣWn)max/Lx≦0.2の関係式を満たすことが必要である。好ましくは、(ΣWn)max/Lx≦0.17の関係式を満たす。更に好ましくは(ΣWn)max/Lx≦0.14である。
具体的に示すと、本発明では、カッター刃の、刃の部分の全長(図4のLx)に対して、ある瞬間に横切るノズルの開口部分の長さの和は、図4であれば(W1+W2+W3)、図6であれば(W1+W2+W3+W4+W5+W6+W7+W8)であるが、その割合が、カッター刃が1周した場合にダイス面の何れの場所においても(ΣWn)max/Lx≦0.2、好ましくは(ΣWn)max/Lx≦0.17、さらに好ましくは(ΣWn)max/Lx≦0.14となるようにすることである。
ΣWn/Lx≦0.2であることにより、融着ペレットを主としたカッティング不良の発生を顕著に抑制することができる。
また、ΣWnの最小値は0であり、これは、カッター刃がノズルの開口部分を横切らないことを意味する。
さらに、(ΣWn)maxの下限も理論的には0であるが、0は即ちノズルが全く開口していないことを意味しており、0に近いほど生産性が低下する傾向にある。そのため、生産性の低下を抑制する観点から、好ましくは、0.09≦(ΣWn)max/Lxである。
本発明のペレタイザは、図8のように、ダイス上に配置された任意の三つのノズル穴中心点により、外周長が最小となるように構成される三角形について、その外周長(Ly)とノズル穴径(d)とが、下記の関係式を満たすことを特徴とする。
Ly−3×d≧20.5
Ly−3×d<20.5であると、融着ペレットの発生を抑制する効果が低くカッティング不良となり好ましくない。そのため、融着ペレットを主としたカッティング不良の発生を抑制する効果を高める観点から、好ましくは、Ly−3×d≧21.0であり、更に好ましくは、Ly−3×d≧21.5である。
また、Ly−3×dの値が大きいことはすなわち、カッター刃が溶融樹脂を切断するか否かに依らず、近接する複数のダイスノズル開口部についてその間隔が大きいことを意味する。したがって、該ノズル間隔が大き過ぎるとダイスノズル穴数が減少することになる。そのため、生産性の低下を抑制する観点から、好ましくは、32≧Ly−3×dであり、さらに好ましくは28≧Ly−3×dである。
本発明において、ノズル穴とは、開口しているノズルの孔(開口部分)のことをいう。
一方、本発明において、ノズル開口部分長さWnとは、カッター刃が一回転する際、その瞬間瞬間におけるカッター刃とあるノズル外周との二つの交点について、その交点間の距離のことをいう。
本発明の好ましい態様においては、ダイスの外径は200mm以上であることが好ましい。また外径が大きいほうが生産性は高まるが、装置があまりにも大きすぎると保守が困難となる他、カッター刃の反りによってダイス面とのアライメントが狂い、カッティング不良を生じ易くなる。そのため、カッティング不良の発生を抑制する観点から、外径は1000mm以下が好ましい。ダイスの面積は20000〜200000mmであることが好ましい。
また、ノズルの直径は、溶融樹脂や製造されるペレットサイズにもよるが、2.0mm〜4.0mm、より好ましくは2.2〜3.0mmである。ノズルの個数は300個以上が好ましく、また5000個以下が好ましい。開口部分の面積は600〜20000mmであることが好ましい。
「ノズル開口部分の面積/ダイス面積」で求められるノズル開口率は、2.5〜12%、好ましくは3.0〜10%である。ノズル開口率を2.5%以上にすることにより、押し出し量の減少を抑制し、生産性の低下を抑制することができる。一方、ノズル開口率を12%以下にすることにより、ダイス温度のコントロール性の低下を抑制することができる。
ノズル開口部分は、溶融樹脂の押出を調節するため、テーパー孔とすることもできる。
ダイスの大きさにもよるが、カッター刃の数は、10〜50個である。
また、カッターの材質は、SUS440C等のマルテンサイト系ステンレス、チタンカーバイド(TiC)等が好適に用いられる。
本発明のペレタイザを、既存のペレタイザのノズル開口部分をピンで埋めることによって実現した一例を図面に基づいて説明する。
図6において、例えば、カッター刃の刃面と接する複数のノズルについて、隣り合う当該ノズル間の距離Lzが全て4.6mmの場合、「隣り合うノズル間の距離Lzが6mm以上」の関係を満たさない。また、カッター刃が接するノズルの開口部分の長さWnが2.4mm、該カッター刃とダイス面とが重なる部分の長さLxが72mmである場合は、ノズル開口部分は8個であるので、Wnの和ΣWnは19.2mm、ΣWn/Lxは0.27となり、「ΣWn/Lx≦0.2」の関係も満たさない。
このため、図6においては、本発明のペレタイザの要件を満たすようにノズル孔(ノズル開口部分)の配置を考慮するか、あるいはすでに存在するものについては条件に適合するようにノズル孔をいくつか塞ぐ変更を実施すればよい。ここでは、ノズル孔を一つおきに塞ぐ変更を実施すればよく、好適にノズル孔を塞いだ例を図5に示す。どのノズル孔を塞ぐかは、適宜に決めることができるが、図7に示すような塞ぎ方では、いくつかの箇所で隣り合うノズル間の距離Lzが6mmより小さくなってしまい好ましくない。
なお、図7においては、ノズル開口部分は5個であるので、Wnの和ΣWnは12.0mm、ΣWn/Lxは0.17となり、「ΣWn/Lx≦0.2」の関係は満たすが、「隣り合うノズル間の距離Lzが6mm以上」の関係は満たさないため、本発明のペレタイザの要件は満足しておらず、融着ペレットの発生抑制効果は乏しいと推測される。
2.ペレットの製造方法
本発明の1つは、上記のペレタイザを用いて低融点かつ軟質の溶融樹脂からペレットを製造することを特徴とするペレットの製造方法である。本発明のペレットの製造方法によれば、上述したように、低融点かつ軟質である、従来カッティングが難しいとされていた樹脂、具体的には融点110〜145℃、曲げ弾性率が50〜350MPaである樹脂を用いてペレットを製造することができる。
本発明の製造方法に用いる樹脂は熱可塑性樹脂であり、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル、ABS樹脂、またはこれらの共重合体を材料とすることができる。特に、従来安定的効率的にペレット化することが難しかった低融点且つ軟質のペレットを安定的効率的に製造することができる。
したがって、本発明のペレットの製造方法は、発明の効果が顕著に発揮される、融点110〜145℃、曲げ弾性率50〜350MPaであるポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂を材料とすることが好ましい。
前記の樹脂を用いて、本発明のペレタイザを使用することにより、安定的効率的に原料樹脂のペレットを製造することができる。
切断された樹脂(ペレット)は、一般的に、顆粒状の樹脂である。顆粒状の樹脂の寸法は、好ましくは、径を0.1mm〜3mm(中でも、0.5mm〜2mm、さらには1mm〜2mm)にし、長さ(押出方向の長さ)を0.5mm〜3mm(中でも1mm〜2mm)の大きさとされ、冷却水槽に放出される。
こうして得られたペレットは融着ペレットを含まず、均一形状であるため、その後の射出成形等にもトラブルを起こさない等の効果も生ずる。
製造されたペレットは冷却水循環装置で輸送及び冷却され、最終的に冷却水と分離乾燥されて袋詰めして製品となる。
本発明を以下に実施例を示して具体的に説明するが、本発明はその要旨を逸脱しない限りこれら実施例によって制約を受けるものではない。なお、装置および融着ペレットの測定法は以下のとおりである。
1.使用したペレタイザ
以下の機器仕様のペレタイザを使用した。
ダイスの外径:445mm
ダイスの内径:315mm
カッター全長 L:128mm
カッター刃部分長さ Lx:72mm
ダイスノズル径 d:2.4mm
2.使用した樹脂
メタロセン触媒を用いて気相法プロセスで製造した、示差走査熱量測定法による融解ピーク温度が132℃、曲げ試験(ISO 178)による曲げ弾性率が280MPaのポリプロピレン系樹脂であるランダムブロックコポリマーを使用した。
3.融着ペレット発生率
ペレタイザ下流のサンプル弁から採取したペレット中に含まれる、2個以上のペレットが融着した融着ペレットの重量分率とした。
以下の表1に、実施例1〜2及び比較例1〜2における、ダイスノズルのアレンジ条件、ペレット冷却水温度、融着ペレットの発生率、およびダイスノズルの目詰まり状況を記した。
Figure 0006863403
(実施例1)
上記のペレタイザにおいて、溶融樹脂を切断するときにカッター刃と接する、隣り合うノズル間距離Lzを6mm以上、すなわち11.6mmとし、カッター刃部分長さLxに対するノズル開口部分長さ合計ΣWnの割合を0.20以下、すなわち(ΣWn)max/Lx=0.13とし、外周長が最小となるように任意の三つのノズル穴で構成される三角形について、その外周長Lyとノズル穴径dとがLy−3×d≧20.5の関係になるように、すなわちLy−3×d=21.9とし、冷却水温度を25℃に設定してペレット製造を行った。
その結果、融着ペレットの発生率は0.45%となり、後述する実施例2よりもさらに低減された。また、融着ペレットが低減できているため、後述する実施例2と同様にペレット冷却水の温度をことさら低くしなくても良くなり、冷却水温度を25℃と高くした効果により、ダイスノズルの目詰まりも大幅に改善され、小粒ペレット生成やペレット形状の不揃いが軽減できた。
(実施例2)
上記のペレタイザにおいて、Lzを10.6mmとし、(ΣWn)max/Lx=0.13とし、Ly−3×d=20.1とし、冷却水温度を25℃に設定してペレット製造を行った。
その結果、融着ペレットの発生率は1.20%に低減された。また、融着ペレットが低減できているため、ペレット冷却水の温度をことさら低くしなくても良くなり、冷却水温度を25℃と高くした効果により、ダイスノズルの目詰まりも大幅に改善され、小粒ペレットの生成やペレット形状の不揃いが軽減できた。
(比較例1)
上記ペレタイザにおいて、改善前のダイスを用いて、Lzを6mm未満、すなわち4.1mmとし、(ΣWn)max/Lx=0.23とし、Ly−3×d=20.1とし、冷却水温度を20℃に設定してペレット製造を行った。
その結果、融着ペレット発生率は2.00%と高く、また融着ペレットを低減するためにペレット冷却水温度を20℃と低く設定しているため、ダイスノズルの目詰まりが顕著であり、正規品ペレットのサイズよりも小さい小粒ペレットが顕著に多く発生し、ペレット形状の不揃いも認められた。
(比較例2)
上記のペレタイザにおいて、Lzを4.1mmとし、(ΣWn)max/Lx=0.13とし、Ly−3×d=20.1とし、冷却水温度を20℃に設定してペレット製造を行った。
その結果、融着ペレット発生率は1.90%とまだ高く、また比較例1と同様に融着ペレットを低減するためにペレット冷却水温度を20℃と低く設定しているため、ダイスノズルの目詰まりが顕著であり、正規品ペレットのサイズよりも小さい小粒ペレットが顕著に多く発生し、ペレット形状の不揃いも認められた。
(評価)
実施例および比較例の結果を対比すると、本発明を満足しない条件、特に比較例2に示す条件である、「カッター刃部分長さLxに対するノズル開口部分長さ合計ΣWnの割合を0.20以下」にしただけでは融着ペレットの抑制はできず、安定的効率的にペレットを製造することができなかった。
一方、実施例1〜2に示す条件である、「カッター刃部分長さLxに対するノズル開口部分長さ合計ΣWnの割合を0.20以下」にすることに加え、「カッター刃がダイスノズルから吐出された溶融樹脂を切断する際、カッター刃と接する、隣り合うノズル間距離Lzを6mm以上」の要件を満たすことにより、融着ペレットを低減することができた。 さらに、実施例1に示す条件である、「外周長が最小となるように任意の三つのノズル穴で構成される三角形について、その外周長(Ly)とノズル穴径(d)とがLy−3×d≧20.5」の要件を満たすことにより、融着ペレットを顕著に低減することができた。
そして、実施例の結果から、融点110〜145℃、曲げ弾性率50〜350MPaのポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂のカッティングであれば、ダイスの目詰まり無く安定的効率的に行うことができると推定される。
したがって、本発明によれば、上記したような低融点かつ軟質樹脂を用いて安定的効率的にペレットを製造できることがわかった。
1 押出スクリュー
2 押出筒
3 ブレーカプレート
4 押出ヘッド
5 ノズル開口部分(ノズル孔)
6 ダイス
7 胴部(カッターボックス)
8 カッター軸
9 カッター刃
10 取付体(カッターホルダー)
11 冷却水槽
12 排出口

Claims (5)

  1. 押出筒の先端に装着されたダイス面中のノズルより冷却水槽に押出されるポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂を、前記ダイス面の先端表面に近接して配設された回転カッター刃により前記冷却水槽でペレット状に切断されるとともに、水冷固化するようになっているペレタイザにおいて、
    同一のカッター刃の刃面と接する複数のノズルについて、隣り合う当該ノズル間の距離(Lz)が10mm以上となるように間隔を置いて配置され、かつ前記ダイス上に配置された任意の三つのノズル穴中心点により、外周長が最小となるように構成される三角形について、その外周長(Ly)とノズル穴径(d)とが下記の関係式を満たし、
    前記外周長(Ly)の単位がmmであり、前記ノズル穴径(d)の単位がmmであることを特徴とするペレタイザ。
    28(mm)≧Ly−3×d≧20.5(mm)
  2. 前記カッター刃が接するノズルの開口部分の長さ(Wn)の和(ΣWn)の最大値(ΣWn)maxと、当該カッター刃と当該開口部分を含む前記ダイス面とが重なる部分の長さ(Lx)とは、下記の関係式を満たすことを特徴とする請求項1に記載のペレタイザ。
    (ΣWn)max/Lx≦0.2
  3. 前記水冷固化において、前記冷却水槽に注入される冷却水の温度が20℃を超え、45℃以下である、請求項1又は2に記載のペレタイザ。
  4. 前記ノズル穴径(d)が2.0mm〜4.0mmである、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のペレタイザ。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のペレタイザを用いて、融点110〜145℃、曲げ弾性率50〜350MPaのポリエチレン系樹脂又はポリプロピレン系樹脂からペレットを製造することを特徴とするペレットの製造方法。
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