JP6860490B2 - 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法 - Google Patents

滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6860490B2
JP6860490B2 JP2017542848A JP2017542848A JP6860490B2 JP 6860490 B2 JP6860490 B2 JP 6860490B2 JP 2017542848 A JP2017542848 A JP 2017542848A JP 2017542848 A JP2017542848 A JP 2017542848A JP 6860490 B2 JP6860490 B2 JP 6860490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interface
kinematic
protective cover
barrier assembly
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017542848A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018512185A5 (ja
JP2018512185A (ja
Inventor
フラット,ジェイムズ・イー
ストーントン,ダグラス・エイ
パストリック,マシュー・ビー
Original Assignee
ストライカー・コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ストライカー・コーポレイション filed Critical ストライカー・コーポレイション
Publication of JP2018512185A publication Critical patent/JP2018512185A/ja
Publication of JP2018512185A5 publication Critical patent/JP2018512185A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6860490B2 publication Critical patent/JP6860490B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B46/00Surgical drapes
    • A61B46/10Surgical drapes specially adapted for instruments, e.g. microscopes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/70Manipulators specially adapted for use in surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/08Accessories or related features not otherwise provided for
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/40Apparatus fixed or close to patients specially adapted for providing an aseptic surgical environment
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B90/00Instruments, implements or accessories specially adapted for surgery or diagnosis and not covered by any of the groups A61B1/00 - A61B50/00, e.g. for luxation treatment or for protecting wound edges
    • A61B90/50Supports for surgical instruments, e.g. articulated arms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00477Coupling

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2015年2月20日に出願された米国仮特許出願第62/118,737号の優先権及びその利得を主張するものであり、その開示内容の全体は参照することによってここに含まれるものとする。
[発明の分野]
本発明は、滅菌バリアアセンブリと、取付システムと、滅菌バリアアセンブリを介して外科用構成部品を連結する方法とに関する。
手術中に外科用構成部品間にバリアをもたらす外科用ドレープのような滅菌バリアアセンブリが知られている。例えば、ロボットアームと該ロボットアームに取り付けられたエンドエフェクタとの間にバリアをもたらす外科用ドレープが知られている。手術において、ロボットアームは、滅菌されないものとして取り扱われるが、エンドエフェクタは、滅菌される。このエンドエフェクタが作動する滅菌領域の汚染を阻止するように、外科用ドレープは、ロボットアームとエンドエフェクタとの間にバリアをもたらすものとなっている。
典型的には、ロボットアームとエンドエフェクタとの間に配置される外科用ドレープは、孔又は他の開口を有しており、該孔又は他の開口を通して、種々の接続部、例えば、機械的接続部及び/又は電気的接続部がロボットアームとエンドエフェクタとの間に配置可能になっている。このような孔は手術中に被覆されている限り許容される。しかしながら、もしもエンドエフェクタが手術中に機能しなくなって取り換える必要が生じた場合、又はもしも異なるエンドエフェクタが望まれる場合、該孔を露出させることになるが、このことに関しては、標準的な手術室滅菌プロトコルが、異なるエンドエフェクタが設置される前に外科用ドレープの取替えを必要とすることを定めている。外科用ドレープの取外し及び新しい外科用ドレープの設置は、貴重な時間を費やすので、取換えは望ましくない。
他の外科用ドレープは、意図的に穿孔されておらず、代わって、ロボットアームとエンドエフェクタとの間で圧縮されるようになっている。圧縮時に、もしも外科用ドレープが薄いプラスチックから形成されていたのであれば、意図されない鉤裂き又は引裂きが生じることがある。仮に外科用ドレープが損なわれない場合であっても、ロボットアームに対するエンドエフェクタの位置決めが、外科用ドレープの圧縮の結果として不正確になる。例えば、外科用ドレープが不均等に圧縮される可能性がある。さらに、従来のドレープ材料から作製されている厚いドレープの場合、通常のエンドエフェクタ負荷によって撓むことがある。わずかな撓みがエンドエフェクタの工具中心点(TCP)では拡大されて、TCPの位置決め精度の誤差によって容認し得ないものになる可能性がある。
従って、当技術分野において、これらの欠点の1つ以上に対処することが必要とされている。
一実施形態では、手術中に第1及び第2の外科用構成部品間にバリアをもたらすように構成される滅菌バリアアセンブリが提供される。アセンブリは、複数の運動学的連結具を有する保護カバーを備えてる。運動学的連結具は、保護カバーを通して第1及び第2の外科用構成部品間に運動学的連結をもたらすようになっている。
他の実施形態では、第1及び第2の外科用構成部品を連結するように構成される取付システムが提供される。システムは、第1の外科用構成部品のための第1の取付部分と、第2の外科用構成部品のための第2の取付部分とを備えている。また、システムは、複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、該複数の運動学的連結具が、保護カバーを通して第1及び第2の取付部分を運動学的に連結するようになっている、保護カバーを備えている。
さらに他の実施形態では、第1及び第2の外科用構成部品を連結する方法が提供される。この方法は、複数の運動学的連結具を有する滅菌バリアアセンブリを第1の外科用構成部品に配置することを含んでいる。この方法は、第2の外科用構成部品を滅菌バリアアセンブリに配置することをさらに含んでいる。この方法は、滅菌バリアアセンブリを通る複数の運動学的連結具を介して外科用構成部品を運動学的に連結するように、与圧要素を与圧することをさらに含んでいる。
滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び方法の1つの利点は、滅菌バリアアセンブリの健全性を維持しながら位置決めを再現可能に一意的に決定するように、第1の外科用構成部品を滅菌バリアアセンブリを通して第2の外科用構成部品に運動学的に連結可能とすることにある。
本発明の利点は、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて参照することによって本発明が良好に理解されるのであれば、より容易に高く評価されるであろう。
取付システム及び滅菌バリアアセンブリを備えるロボット外科手術システムの斜視図である。 取付システムの斜視図である。 図2の取付システムの断面斜視図である。 図2の取付システムの他の断面斜視図である。 第1の取付部分の前方斜視図である。 第2の取付部分の前方斜視図である。 滅菌バリアアセンブリの前方斜視図である。 滅菌バリアアセンブリの断面斜視図である。 図2の取付システムの断面斜視図である。 図5の第1の取付部分の断面斜視図である。 図5の第1の取付部分の断面斜視図である。 図6の第2の取付部分の断面斜視図である。 与圧機構の構成要素の斜視図である。 図6の第2の取付部分に関連付けられた留具の斜視図である。 与圧機構のカムシャフトの斜視図である。 滅菌バリアアセンブリを通る第1及び第2の取付部分間の電気接続部を示す断面斜視図である。 代替的な取付システムの斜視図である。 図17の代替的な取付システムの断面斜視図である。 図17の代替的な取付システムの他の断面斜視図である。 第1の取付部分の前方斜視図である。 第2の取付部分の前方斜視図である。 代替的な滅菌バリアアセンブリの前方斜視図である。 代替的な滅菌バリアアセンブリの後方斜視図である。 (ドレープのない)代替的な滅菌バリアアセンブリの断面斜視図である。 (ドレープのない)代替的な滅菌バリアアセンブリの断面斜視図である。 (ドレープのない)代替的な滅菌バリアアセンブリの分解斜視図である。 図26の一部の拡大図である。 図17の代替的な取付システムの断面斜視図である。 負荷部材の斜視図である。 カムシャフトの斜視図である。 第1の取付部分の断面斜視図である。 第2の取付部分の断面斜視図である。 代替的な滅菌バリアアセンブをロボットアーム及びエンドエフェクタに取り付けるステップを示す図である。 他の代替的なバリアアセンブリを示す図である。 図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 図33の代替的なバリアアセンブリのドレープの拡大図である。 図33の代替的なバリアアセンブリを組み込んでいる他の代替的な取付システムの断面図である。 図33の代替的なバリアアセンブリのバックプレートアセンブリの斜視図である。 ロボットアームの第1の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 ロボットアームの第1の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 エンドエフェクタの第2の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 エンドエフェクタの第2の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 図33の代替的なバリアアセンブリの与圧機構の構成要素の分解図である。 図33の代替的なバリアアセンブリの与圧機構の構成要素の分解図である。 図33の代替的なバリアアセンブリのレバーの部分分解図である。 図33の代替的なバリアアセンブリを与圧するために用いられる図44のレバーを示す図である。 図33の代替的なバリアアセンブリをロボットアームの第1の取付部分から取り外すために用いられるアクチュエータの構成要素の立面図である。 第1の取付部分に取り付けるときに図33の代替的なバリアアセンブリを真っ直ぐに並べるために用いられる全体的位置決め特徴部を示す図である。 第1の取付部分に取り付けるときに図33の代替的なバリアアセンブリを真っ直ぐに並べるために用いられる全体的位置決め特徴部を示す図である。
図1及び図2を参照すると、滅菌バリアアセンブリ22を用いて第1及び第2の外科用構成部品を運動学的に連結するための取付システム20が示されている。本明細書に記載されている一実施形態では、第1の外科用構成部品は、ロボットアームRであり、第2の外科用構成部品は、ロボットアームRに対するエンドエフェクタEEである。取付システム20は、滅菌バリアアセンブリ22を用いてどのような外科用構成部品を運動学的に連結するために用いられてもよいことを理解されたい。
ロボットアームRは、第1の取付部分24を備えており、エンドエフェクタEEは、第2の取付部分26を備えている。滅菌バリアアセンブリ22は、手術中にロボットアームRとエンドエフェクタEEとの間にバリアをもたらすように、第1及び第2の取付部分24,26間に配置される。バリアは、エンドエフェクタEEが作動する滅菌領域SからロボットアームRを分離する。手術中、ロボットアームRは、非滅菌と見なされ、バリアは、ロボットアームRからの汚染物質が滅菌領域S内に移動する可能性を低減させることになる。
滅菌バリアアセンブリ22を用いることによって、取付部分24,26は、一緒に運動学的に連結される。運動学的な連結は、取付部分24,26間に剛体接続をもたらし、これによって、取付部分24,26間の位置決めが、再現可能に一意的に決定されることになる。この再現可能に一意的に決定される剛体接続の結果、より柔軟な接続と関連付けられたときに生じる可能性のあるエンドエフェクタEEの位置決めエラーを低減させることができる。
運動学的な連結は、拘束されるべき自由度の数を正確に拘束する。すなわち、運動学的な連結は、自由度を過度に拘束しない。例えば、一実施形態では、取付部分24,26間に6つの自由度、例えば、3つの並進及び3つの回転が存在する。従って、運動学的な連結は、これらの6つの自由度を正確に拘束することになる。
図3及び図4を参照すると、取付部分24,26を運動学的に連結するために、滅菌バリアアセンブリ22の複数の(運動学的要素とも呼ばれる)運動学的連結具が用いられている。図示されている実施形態では、運動学的連結具は、球状ボール28である。使用中、ボール28は、取付部分24,26の第1及び第2の複数の受部30,32,34,36,38,40内に着座している。受部30,32,34,36,38,40は、ボール28を受け入れるように寸法決めされ、かつ形作られている。図示されている実施形態では、第1の取付部分24は、第1の本体42と、該第1の本体42に固定された第1のカバープレート44とを備えている。第1の複数の受部30,32,34は、第1のカバープレート44内に固定されている。第2の取付部分26は、第2の本体46と、該第2の本体46に固定された第2のカバープレート48とを備えている。第2の複数の受部36,38,40は、第2のカバープレート48内に固定されている。
図5及び図6を参照すると、第1の複数の受部30,32,34は、(円錐受部とも呼ばれる)円錐形状の接触面50を有する1つの受部30を含んでいる。他の受部32は、(V溝受部とも呼ばれる)V字状溝によって与えられる1対の接触面52を有している。さらに他の受部34は、(平面受部とも呼ばれる)平面を備える接触面54を有している。第2の複数の受部36,38,40は、円錐形状の接触面56を有する3つの受部(すなわち、円錐受部)を備えている。図3及び図4に示されているように、3つのボール28が、真っ直ぐに並んだ対応する対の受部間、すなわち、受部30,36間、受部32,38間、及び受部34,40間に捕捉されている。受部30,32,34,36,38,40の接触面50,52,54,56は、本明細書に記載されている運動学的連結のための拘束面として機能することになる。
受部30,32,34,36,38,40は、鋼又は他の適切な剛体材料から形成されているとよく、カバープレート44,48に剛体的に接続された別の構成部品であってもよいし、又はカバープレート44,48と一体であってもよい。受部30,32,34,36,38,40は、取付部分24,26内に一体化されていてもよく、この場合、受部30,32,34,36,38,40は、ボール28を固定するための取付部分24,26と一体の拘束面から簡単に構成されていてもよく、又は受部30,32,34,36,38,40は、これら以外の種々の方法によって、多数の構造を介して取付部分24,26に取付けられていてもよい。
取付部分24,26が、それらの間に位置決めされた滅菌バリアアセンブリ22と略最終的な方位で一緒にされたとき、滅菌バリアアセンブリ22のボール28は、受部30,32,34,36,38,40内に自己着座する。第1の取付部分24の円錐受部、V溝受部、及び平面受部は、それぞれ、ボール28と接触する3点、2点、及び1点を介して、3つの自由度、2つの自由度、及び1つの自由度を排除することになる。従って、6つの自由度が正確に拘束されることになる。他の実施形態では、以下にさらに説明するように、第1の取付部分24の第1の複数の受部30,32,34の各々は、ボール28に対する2つの接触点を介して、2つの自由度を排除するようになっていてもよい。これらの場合のいずれにおいても、正確に6つの接触点、例えば、各自由度に対する1つの接触点を介して、6つの自由度が正確に拘束されることになる。
図7及び図8を参照すると、滅菌バリアアセンブリ22は、保護カバー58を備えている。保護カバー58は、インターフェイス60と、該インターフェイス60に取り付けられたドレープ62とを備えている。ドレープ62は、内面及び外面を有している。内面は、手術中、ロボットアームRに隣接して配置される。図示されている実施形態では、ドレープ62は、ロボットアームRを略包囲するように、ロボットアームRに取り付けられる。ドレープ62は、ポリエチレン、ポリウレタン、及びポリカーボネートの少なくとも一種から形成されている。ドレープ62は、超音波溶着、テープ、接着剤等によってインターフェイス60に取り付けられているとよい。ドレープ62は、どのような孔も存在しないように、すなわち、ドレープがインターフェイス60に対して連続的なバリアをもたらすように、インターフェイス60に取り付けられるようになっている。
図示されている実施形態では、インターフェイス60は、成形プラスチック材料から形成されている。インターフェイス60は、ゴム、シリコーン、ウレタン、又は他の適切な材料から形成されているとよい。インターフェイス60は、主壁64を備えている。主壁64は、周辺部と、周辺部において主壁64に接合している周壁66とを有している。周壁66は、主壁64と略直交しているとよいが、好ましくは、第1の取付部分24を受け入れるための空洞68を画定するように、直角から外方にいくらか拡がっている。ドレープ62は、インターフェイス60の周壁66に取り付けられている(図8参照)。ドレープ62は、他の構成部品を良好に示すために、図2〜図4、図9、及び図16に示されていない、
主壁64は、より大きい厚みを有する複数の別々の支持区域70,72,74,76を有している。主壁64は、支持区域70,72,74,76間において約0.050インチから約0.150インチの幅を有しており、支持区域70,72,74,76において約0.150インチから約0.250インチの幅を有している。主壁64は、デュロメータショアA80を有している。
インターフェイス60は、該インターフェイス内に一体化されたボール28を備えている。一実施形態では、ボール28は、支持区域70,72,74の3つにインサート成形されている。前述したように、ボール28は、第1及び第2の取付部分24,26を運動学的に連結するために、第1及び第2の複数の受部30,32,34,36,40内に受け入れられるように配置されている。ボール28は、汚染物質がインターフェイス60を通って移動する可能性を低減させるために、バリアが支持区域70,72,74とボール28との間において保持されるように配置されている。従って、ドレープ62及びインターフェイス60は、ロボットアームRから滅菌分野Sへの汚染物質の移動に対して連続的なバリアをもたらすことになる。
一実施形態では、ボール28は、研磨された耐食性表面を有しており、これによって、一定の負荷時に取付部分24,26の位置決めにおける1μm以下の繰返し性を達成することができる。ボール28は、セラミック、ステンレス鋼、又は他の適切な材料から形成されているとよい。ボール28は、炭化珪素又は炭化タングステンから形成されているとよい。ボール28は、極めて厳格な公差、例えば、1インチの5千万分の1未満の公差で正確に機械加工されているとよい。
インターフェイス60は、複数の電気端子を備えている。図示されている実施形態では、これらの電気端子は、主壁64内にインサート成形されたピン78である。ピン78は、インターフェイス60内への汚染物質の移動の可能性を低減させるためにバリアが主壁64とピン78との間で保持されるように、配置されている。ピン78は、滅菌バリアアセンブリ22を横切って電力/信号を伝達することになる。
インターフェイス60は、与圧要素を備えている。図示されている実施形態では、与圧要素は、細長い負荷バー80である。負荷バー80は、支持区域の1つにインサート成形されているとよい。支持区域への埋設を促進させる丸形状の刻み目が、負荷バー80の両面に形成されており、これによって、負荷バー80は、使用中にインターフェイス60への固定が維持されることになる。負荷バー80は、インターフェイス60内に汚染物質が移動する可能性を低減させるためにバリアが支持区域と負荷バー80との間に保持されるように、配置されている。従って、ドレープ62及びインターフェイス60は、ロボットアームRから滅菌分野Sへの汚染物質の移動に対して連続的なバリアをもたらすことになる。
負荷バー80は、第1及び第2の端を有している。負荷バー80は、ステンレス鋼、ケブラー複合材料、又は他の適切な剛体材料から形成されているとよい。負荷バー80は、各端の近くに開口82を画定している。インサート84が、開口82内に配置されている。インサート84は、円筒状ブッシュの形態にある。インサート84は、ステンレス鋼又は窒化珪素から形成されている。実施形態によっては、インサートを有しない負荷バー80が用いられる場合もある。
図9〜図11を参照すると、いったん取付部分24,26が略最終的方位で一緒にされたならば、与圧機構86が取付部分24,26を適所に締め付けることになる。図示されている実施形態では、負荷バー80は、与圧機構86の一部を構成し、保護カバー58をロボットアームRに保持するための当初の支持部材としても機能する。この負荷バーに、与圧力が加えられる。与圧力は、運動学的な連結及び関連する特性が維持されるように、運動学的な連結を介して加えられる予想負荷よりも大きくなっている。
与圧機構86は、第1の留具88をさらに備えている。第1の留具88は、ラッチ解除位置からラッチ位置に移動するように留具ガイド90内に摺動可能に配置されている。留具ガイド90は、第1の本体42に画定された第1の内部空洞92(図4参照)内に保持されている。留具ガイド90は、第1の留具88が摺動する横長の貫通通路94を画定している。
図11に示されているように、第1のバネ96が、第1の留具88を第1の本体42の側壁98からラッチ位置に横方向に付勢している。第1の留具88を解除するために、(図示されない)第1の解除ボタンが第1の本体42内に摺動可能に配置されていてもよい。第1の解除ボタンは、単に押圧することによって、第1の留具88をラッチ位置からラッチ解除位置に摺動させるようになっているとよい。
負荷バー受入器100が、他の横長通路102を画定している。留具ガイド90及び受入器100の横長通路94,102は、互いに真っ直ぐ並んでおり、これによって、第1の留具88は、ラッチ解除位置からラッチ位置に移動するように、これらの通路94,102内を摺動可能になっている。受入器100は円筒状である。受入器100は、該受入器を通る負荷バー長孔104をさらに画定している。負荷バー長孔104は、負荷バー80の第1の端を受け入れるように、受入器100の横長通路102と直交して配置されている。
使用中、負荷バー80の第1の端は、負荷バー80の開口82の1つが第1の留具88に係合されるまで、負荷バー長孔104内に挿入される(図4及び図9参照)。いったん負荷バー80が第1の留具88に完全に係合されたならば、滅菌バリアアセンブリ22は、さらなる取付けのために、第1の取付部分24に略支持されることになる。従って、負荷バー80及び第1の留具88は、滅菌バリアアセンブリ22のための当初の支持機構として機能する。
図9及び図12〜図15を参照すると、与圧機構86は、第2の留具106をさらに備えている。第2の留具106は、第2の本体46内に摺動可能に配置されている。さらに具体的には、第2の取付部分26は、第2の内部空洞108を画定しており、該第2の内部空洞108内において、第2の留具106は、ラッチ解除位置とラッチ位置との間で摺動可能になっている。
第2のバネ110が、第2の留具106を第2の本体46の側壁112からラッチ位置に横方向に付勢している。第1の解除ボタンと同様、第2の留具106を解除するために、第2の解除ボタン114が第2の本体46内に摺動可能に配置されていてもよい。第2の解除ボタン114を単に押圧することによって、第2の留具106をラッチ位置からラッチ解除位置に摺動させるようになっているとよい。
第2の本体46に固定された第2のカバープレート48は、細長の長孔116(図6参照)を有している。この長孔116は、受入器100内に挿入される第1の端と反対側の負荷バー80の第2の端を受け入れるように、寸法決めされている。
使用中、負荷バー80の第2の端は、負荷バー80の他の開口が第2の留具106に係合されるまで、細長の長孔116内に挿入される。いったん負荷バー80が第2の留具106に完全に係合されたならば、滅菌バリアアセンブリ22及び第2の取付部分26は、さらなる処置のために、第1の取付部分24に略支持されることになる。従って、負荷バー80、第1の留具88,及び第2の留具106は、滅菌バリアアセンブリ22及び第2の取付部分26のための支持機構としても機能する。
図9に示されているように、与圧機構は、負荷バー80に操作可能に連結された張力調整装置118をさらに備えている。張力調節装置118は、張力を負荷バー80に加え、ボール28が第1及び第2の複数の受部30,32,34,36、38,40内に着座するように、第1及び第2の取付部分24,26を与圧力によって一緒に締め付けることになる。
図12及び図13を参照すると、張力調整装置118は、第2の留具106を第1の留具88に対して移動させることによって、張力を負荷バー80に加えるようになっている。第2の留具106は、第2の本体46内においてラッチ解除位置とラッチ位置との間で摺動可能になっているが、第2の本体46内において、枢動シャフト120を中心として枢動可能に支持されている。枢動シャフト120は、第2の本体46内において1対の支持孔122,124内に配置されている。第2の留具106は、枢動シャフト120を受け入れるための枢動孔126(図14参照)を画定している。その結果、第2の留具106は、枢動シャフト120を中心として枢動することができる。
張力調整装置118は、カムシャフト128を備えている。カムシャフト128は、張力付与位置と非張力付与位置との間で回転可能である。カムシャフト128は、第2の本体46内において1対の支持孔130,132内に回転可能に支持されている。カムシャフト128は、ブッシュ138によって支持孔130,132内に回転可能に支持された第1及び第2の円筒状シャフト区域134,136を有している。
カムシャフト128は、第1及び第2のシャフト区域134,135間にカム区域140(図9及び図15参照)を備えている。カム区域140は、第1及び第2のシャフト区域134,136から位置ずれしている。カム区域140は、第2の留具106(図14参照)内に画定されたカム通路142内に配置されている。カム通路142は、矩形状であり、第2の留具106の一端の近くにおいて第2の留具106を貫通しており、枢動孔126は、反対側の端の近くにおいて第2の留具106を貫通している。カムシャフト128が張力付与位置に向かって回転を始めると、カム区域140がカム通路142を画定する内面144に接触する。カムシャフト129のさらなる回転が、内面144に対してカム区域140による付加的なカム作用をもたらし、第2の留具106を枢動シャフト120を中心として枢動させ、これによって、張力が負荷バー80に加えられることになる。
張力調整装置118は、レバー取付部148を介してカムシャフト128に回転可能に固定されたレバー146も備えている。レバー取付部148は、レバー146の作動がカムシャフト128の回転をもたらすように、レバー146内の(図示されない)空洞の形状に一致する幾何学的形状を有している。カムシャフト128は、非張力付与位置と張力付与位置との間で移動するために少なくとも90°回転するようになっている。勿論、それらの間の他の位置において、所望の与圧力を加えるのに適切な張力が負荷バー80に加えられるようになっていてもよい。
カムシャフト128が所望の位置、例えば、張力付与位置に配置されたとき、レバー146が係止される。張力付与位置において、与張力が負荷バー80に加えられる。与圧力を加えた後にレバー146を係止することによって、ロボットアームR及びエンドエフェクタEEの使用中、運動学的連結を維持するための与圧力が連続的に加えられることになる。与圧機構86は、バリアに孔を開けることなく、与圧力を滅菌バリアアセンブリ22を横切って伝達することになる。
張力調整装置118が与圧を負荷バー80に加えると、皿バネ150が、与圧力と等しい圧縮力を負荷バー80を加える。皿バネ150は、2つのバネシム152間に配置されている。皿バネ150は、留具ガイド90、受入器100、及び第1の留具88を第1の本体42の後壁154に向かって付勢するものである。皿バネ150は、負荷バー80が第1の留具88に係留されていることによって、負荷バー80を付勢することになる。
ボール28が第1及び第2の複数の受部30,32,34,36,38,40内において真っ直ぐに並び、与圧力が加えられたとき、インターフェイス60のいくらかの伸張及び/又は屈曲がボール28間に生じ、これによって、特に第2の複数の受部36,38,40が(3つの接触点においてボール28の各々に係合する)円錐形状を有しているとき、ボール28が受部30,32,34,38,40内に適切に着座する。この伸張及び/又は屈曲は、バリア性を損なうことなく、生じる。従って、ボール28は、与圧時に受部30,32,34,36,38,40内に移動することができる。インターフェイス60のこれらの特性は、製造公差を考慮している。換言すれば、インターフェイス60は、ボール28との接触又は封止、例えば、成形中に生じたボール28との接触又は封止を損なうことなく、伸張及び/又は屈曲することができる。
いったん着座したならば、ボール28の位置は、第1及び第2の複数の受部30,32,34,36,38,40に対して固定される。その結果、第1及び第2の取付部分24,26は、滅菌バリアアセンブリ22に孔を開けることなく、運動学的に一緒に連結されることなる。運動学的な連結によって、エンドエフェクタEEをロボットアームRから容易に取り外し、同一位置においてロボットアームRに再接合させることが可能になる。また、運動学的な連結によって、エンドエフェクタEEを、同様の取付部分を有する別のエンドエフェクタがロボットアームRに運動学的に連結可能となるように、ロボットアームRから、容易に取り外すことが可能になる。
図16は、滅菌バリアアセンブリ22を通して施された電力接続部及び/又は他の信号接続部を示している。これらの接続部は、ピン78を用いている。これらのピン78は、第1及び第2の取付部分24,26に取り付けられた電気コネクタを電気的に相互接続するものである。
図5、図6、及び図16に示されている実施形態では、第1の取付部分24は、第1の電気コネクタベース156を備えている。第1の電気コネクタベース156は、第1の本体42内に画定された連通空洞158内に固定されている。第1のカバープレート44は、連通空洞158内に開口160を画定している。電線を第1の電気コネクタベース156から引き出す電線路162も、第1の本体42内に画定されている。複数のポゴピンコネクタ164、例えば、バネ懸架式電気コネクタが、第1の電気コネクタベース156によって移動可能に支持されている。
第2の取付部分26は、第2の電気コネクタベース166を備えている。第2の電気コネクタベース166は、第2のカバープレート48の開口168内に固定されている。複数の受電端子170が、第2の電気コネクタベース166によって支持されている。第1及び第2の取付部分24,26が運動学的に一緒に連結され、かつ与圧されたとき、受電端子170は、インターフェイス60のピン78を受け入れることになる。同様に、ポゴピンコネクタ164もインターフェイス60のピン78に接触し、これによって、電力又は他の電気信号が、ピン78を通って流れることになる。従って、電力、通信信号、又は他の信号は、ロボットアームRからエンドエフェクタEEに及びその逆に流れることができる。
図17〜図32を参照すると、滅菌バリアアセンブリ222を用いて第1及び第2の外科用構成部品(例えば、ロボットアームR及びエンドエフェクタEE)を運動学的に連結するための代替的な取付システム220が示されている。
この実施形態では、ロボットアームRは、第1の取付部分224を備えており、エンドエフェクタEEは、第2の取付部分226を備えている。滅菌バリアアセンブリ222は、手術中、ロボットアームRとエンドエフェクタEEとの間にバリアをもたらすために、第1及び第2の取付部分224,226間に配置される。
図18及び図19を参照すると、第1及び第2の取付部分224,226を運動学的に連結するために、複数の運動学的連結具が用いられている。この実施形態では、運動学的連結具は、球状ボール228である。ボール228は、第1及び第2の複数の受部230,232,234,236,238,240内に着座している。受部230,232,234,236,238,240は、ボール228を受け入れるように寸法決めされ、かつ形付けられている。第1の取付部分224は、第1の本体242及び第1の本体242に固定された第1のカバープレート248を備えている。第1の複数の受部230,232,234は、第1の本体242内に固定されている。第2の取付部分226は、第2の本体246を備えている。第2の複数の受部236,238,240は、第2の本体246内に固定されている。
図20を参照すると、第1の複数の受部230,232,234は、(円錐受部とも呼ばれる)円錐形状の接触面250を有する1つの受部230を備えている。他の受部232は、(V溝受部とも呼ばれる)V字状溝によって与えられる1対の接触面252を有している。さらに他の受部234は、(平面受部とも呼ばれる)平面を備える接触面254を有している。V溝受部の接触面252又は平面受部の接触面254は、略平坦であてもよいし、又はボール228に対して単一の接点しかもたらさない凹みを有する凹面状であってもよい。いくつかの態様では、V溝受部の接触面252は、ゴシックアーチの形態にある。
第2の複数の受部236,238,240は、円錐形状の接触面256を有する3つの受部(すなわち、円錐受部)を備えている。3つのボール228は、図20及び図21に示されているように、真っ直ぐに並んだ1対の対応する受部間、すなわち、受部230,236間、受部232,238間、及び受部234,240間に捕捉されることになる。
受部230,232,234,236,238,240は、鋼又は他の適切な剛体材料から形成されているとよく、本体242,246に剛体的に接続された別の構成部品であってもよいし、又は本体242,246に一体化されていてもよい。受部230,232,234,236,238,240は、取付部分224,226に一体化されていてもよいし、又は種々の方法によって取付部分224,226に取り付けられていてもよい。
取付部分224,226が、それらの間に位置決めされた滅菌バリアアセンブリ222と略最終的な方位で一緒にされたとき、滅菌バリアアセンブリ222のボール228は、受部230,232,234,236,238,240内に自己着座する。第1の取付部分224の円錐受部、V溝受部、及び平面受部は、それぞれ、3つの自由度、2つの自由度、及び1つの自由度を排除することになる。従って、6つの自由度が正確に拘束されることになる。他の実施形態では、以下にさらに説明するように、第1の取付部分224の第1の複数の受部230,232,234の各々は、ボール228に対する2つの接触点を介して、2つの自由度を排除するようになっていてもよい。これらの場合のいずれにおいても、正確に6つの接触点、例えば、各自由度に対する1つの接触点を介して、6つの自由度が正確に拘束されることになる。
図22〜図26を参照すると、滅菌バリアアセンブリ222は、保護カバー258を備えている。保護カバー258は、インターフェイス260及びインターフェイス260に取り付けられたドレープ262を備えている。ドレープ262は、内面及び外面を有している。内面は、手術中、ロボットアームRに隣接して配置される。この実施形態では、ドレープ262は、ロボットアームRを略包囲するように、ロボットアームRに取り付けられる。ドレープ262は、ポリエチレン、ポリウレタン、及びポリカーボネートの少なくとも一種から形成されている。ドレープ262は、超音波溶接、テープ、接着剤等によって、インターフェイス260に取り付けられるとよい。ドレープ262は、どのような孔も存在しないように又はどのような孔も封止されるように、すなわち、ドレープがインターフェイス260に連続的なバリアを形成するように、インターフェイス260に取付けられるようになっている。ドレープ62は、他の構成部品を良好に示すために、図17〜図19及び図24〜図27に示されていない。
図25及び図26を参照すると、図示されている実施形態において、インターフェイス260は、アルミニウム又はステンレス鋼のような剛体材料から形成されたラッチブラケット263を備えている。ラッチブラケット263は、周辺を有する主壁264(図26参照)及び主壁264から延在する内壁266を備えている。内壁266は、主壁264と略直交しているとよい。ラッチブラケット263は、主壁264から内壁266と反対の方向に延在する1対のラッチ265(図23参照)を備えている。ラッチ265は、ラッチフックの形態にあるとよい。ラッチ265は、以下に説明するように、第1の取付部分224の第1の留具288に相互作用し、かつ係合するようになっている。
インターフェイス260は、周辺リップ271を有するカバー269をさらに備えている。カバー269は、射出成形プラスチックから形成されているとよい。周囲リップ271は、カバー269がラッチブラケット263に固定されるように、主壁264にスナップ嵌合されている。固定されたとき、カバー269は、ラッチブラケット263の内壁266を包囲する外壁273を構成することになる。カバー269は、壁275も備えている。壁275は、外壁273の基部から周囲リップ271に延在している。スナップ嵌合による接続に加えて、壁275とラッチブラケット263の主壁264との間の接着によって、カバー269がラッチブラケット263に固定されるとよい。バリア性をさらに高めるために、(図示されない)シールが、主壁264の縁と周辺リップ271の内縁との間に配置されてもよい。
周辺リップ271は、取付溝277を画定しており、該取付溝内において、ドレープ262がインターフェイス260に取り付けられるようになっている。取付溝277は、例えば、ドレープ262の弾性バンド、ドレープ262のためのテープ、ドレープ262のスナップリング等を受け入れるようになっているとよい。
インターフェイス260は、該インターフェイス内に一体化されたボール228を備えている。この実施形態では、ボール228は、ラッチブラケット263の主壁264に画定されたボール開口内に配置されている。ボール開口は、ボール228の各々の一部が主壁264の両側に突出するように、寸法決めされている。主壁264は、ボール開口の各々内にストッパ279を備えている。図示されている実施形態では、ストッパ279は、主壁264の半径方向内向きテーパ面である。このテーパ面は、ボール228が主壁264を完全に通過しないように、ボール228の直径よりもいくらか小さい直径を有する開口を画定している(図18参照)。
組立中、ボール228が主壁264のボール開口内に落下する。ストッパ279によって、該ボール228は、ボール開口を完全に通過せず、該ボール228の一部が主壁264を超えて突出する。次いで、ボール228をボール開口内の適所に保持するために、カバー269がラッチブラケット263にスナップ嵌合される。カバー269の壁275は、複数の補助的なボール開口267を画定している。補助的なボール開口267は、ボール228の直径よりもいくらか小さく寸法決めされており、主壁264のボール開口と真っ直ぐに並んでいる。その結果、ボール228は、壁275と主壁264との間に配置されながら壁275を超えて突出することができる。
主壁264は、ボール開口をさらに画定する複数の皿孔284を有している。皿孔284は、ボール228の各々よりもいくらか大きい直径を有し、ボール228がボール開口内に着座可能となるように、寸法決めされている。また、皿孔284は、主壁264に対してボール228の周辺を密封するためにO−リングのようなシール281が皿孔284内に配置されるように、寸法決めされている。図示されているように、2つのシール281が、皿孔284の各々内に配置されている(図18も参照)。シール281は、シール281を覆って配置される壁275によって、適所に保持されている。壁275は、バリア性をさらに高めるために、シール281の各対の1つに係合している。
シール281は、ボール228がボール開口内においていくらか横方向に移動することができるように、例えば、ボール開口内においてボール228の横方向移動が拘束されないように、弾性的である。その結果、ボール228間の距離が調整可能、例えば、増減可能であり、これによって、特に第2の複数の受部236,238,240の各々が互いに対して剛体的に固定される円錐形状を有するとき、ボール228が受部230,232,234,236,238,240内に適切に着座することになる。ボール228を横方向に調整させる能力によって、ボール228は、円錐受部内にきちんと嵌合し、これによって、ボール228に対する3点の接触点をもたらすことができる。
前述のように、ボール228は、第1及び第2の取付部分224,226を運動学的に連結するために、第1及び第2の複数の受部230,232,234,236,238,240内に受け入れられるように配置されている。ボール228は、インターフェイス260を通って汚染物質が移動する可能性を低減させるためにバリアが主壁264とボール228との間で保持されるように、配置されている。従って、ドレープ262及びインターフェイス260は、ロボットアームRから滅菌分野Sへの汚染物質の移動に対して連続的なバリアをもたらすことができる。
この実施形態では、ボール228は、研磨された耐食表面を有しており、これによって、一定の負荷時に取付部分224,226の位置決めにおける1μm以下の繰返し性を達成することができる。ボール228は、セラミック、ステンレス鋼、又は他の適切な材料から形成されているとよい。ボール228は,炭化珪素又は炭化タングステンから形成されているとよい。ボール228は、極めて厳格な公差、例えば、1インチの5千万分の1未満の公差で正確に機械加工されているとよい。
インターフェイス260は、図24に示されているように、カバー269に埋設された複数の電気端子を備えている。この実施形態では、電気端子は、インターフェイス260のカバー269内にインサート成形されているとよいピン278である。ピン278は、カバー269のコネクタ部分274内に配置されている。コネクタ部分274は、ラッチブラケット263の開口276を部分的に貫通している。コネクタ部分274は、汚染物質がインターフェイス260を通って移動する可能性を低減させるために、開口276内に圧入されているとよい。コネクタ部分274及び主壁264に対して開口276を密封するために、(図示されない)周辺シールが開口276内に設けられていてもよく、これによって、汚染物質がインターフェイス260を通って移動する可能性をさらに低減させることができる。ピン278は、滅菌バリアアセンブル222を横切って電力/電気信号を伝達することになる。
図18〜図20を参照すると、第1の取付部分224は、第1の留具288を備えている。この実施形態では、第1の留具288は、摺動留具プレートである。第1の留具288は、1対の離間した開口289を画定している(図20)。第1の留具288は、第1の本体242内に摺動可能に配置されている。第1の本体242は、前壁285を備えている。カバープレート293が、留具ガイド凹部287を画定するように、前壁285に取り付けられている。第1の留具288は、留具ガイド凹部287内において摺動するようになっている。
1つ又は複数の圧縮バネ291が、第1の留具288の上縁が留具ガイド凹部287を画定する前壁285の下向き縁に接触するように、第1の留具288を上方に付勢している。圧縮バネ291は、第1の留具288の下縁と留具ガイド凹部287を画定する前壁285の反対側の上向き縁との間で作用する。
前壁285は、ラッチ開口295も画定しており、該ラッチ開口295を通して、ラッチ265が第1の留具288に係合可能になっている。通常状態では、開口289は、図20に示されているように、部分的ではあるが、ラッチ開口295と真っ直ぐに並んでいる。さらに、開口289の十分に大きな部分が、ラッチ265を第1の留具288に係合させるために、ラッチ開口295を通して露出している。
ラッチ265の各々はヘッド297を有している。ヘッド297は、開口289の露出部分内に嵌合するように寸法決めされた前面に向かってテーパが付されている。各ヘッド297の前面が開口289の露出部分内に移動し、かつ該露出部分を通過すると、ヘッド297のテーパ面が圧縮バネ291の付勢に対して第1の留具288を下方に押し下げ、最終的に、ヘッド297が開口289内に完全に移動する。いったんヘッド297が開口289内に完全に入ったならば、第1の留具288は、圧縮バネ291の付勢によって上方に摺動し、ヘッド297の各々に画定されたラッチ凹部299内に進入する。これによって、ラッチブラケット263、従って、滅菌バリアアセンブリ222の全体が、第1の本体242上に保持されることになる。
このラッチ/留具機構によって、インターフェイス260は、第1の本体242との間にどのような傾動も必要とすることなく、第1の本体242に係合することができる。換言すれば、インターフェイス260は、インターフェイス260の並進又は直線移動のみによって、第1の本体242に押圧係合することができる。これは、第1の本体242及び第2の本体246上の対応する電気コネクタ251,257へのピン278の係合をさらに容易にする。ラッチ265及び第1の留具288が逆になっていてもよいこと、又はラッチ265及び第1の留具288が留具265及び第1のラッチ288と呼ばれてもよいことを理解されたい。
アクチュエータ301を用いて、ラッチブラケット263を第1の本体から取り外すようになっている。アクチュエータ301は、第1の留具288に固定されている。この実施形態では、アクチュエータ301は、U字状に形作られている。このアクチュエータ301を下方に押圧し、第1の留具288を圧縮バネ291の付勢に対して下方に移動させ、これによって、ラッチ265のヘッド297を開口289及びラッチ開口295を通して引き出すようになっている。
図19を参照すると、インターフェイス260が第1の本体242によって支持されたならば、第2の本体246をインターフェイス260に係合させることができる。ラッチフック283が、第2の本体246に固定された第2の留具306に容易に係合するように配置されている(ラッチフック283及び第2の留具306は、留具フック283及び第2のラッチ306と呼ばれてもよい)。ラッチフック283は、ラッチブラケット263によって枢動可能に支持されている。(図26において部番が付されていない)トーションバネがラッチフック283を第2の留具306に係合させるように付勢している。
第2の留具306は、第2の本体246に固定されたD字状ロッドであり、ラッチフック283に係合するように形作られている。第2の本体246を単にインターフェイス260に押し込むことによって、ラッチフック283が第2の留具306に係合することになる。さらに具体的には、第2の本体246がインターフェイス260上に押し込まれると、第2の留具306は、ラッチフック283のテーパ面を押圧し、これによって、ラッチフック283をトーションバネの付勢に対して上方に枢動させるように付勢し、最終的に、図19に示されているように、ラッチフック283の凹部が第2の留具306と真っ直ぐに並び、このとき、トーションバネがラッチフック283を第2の留具306に被さるように付勢する。ここで、取付システム220は、与圧されかつ使用される準備が整えられたことになる。この状態では、取付システム220は、与圧前にエンドエフェクタEEをロボットアームR上に支持する支持機構として機能している。
図25〜図27を参照すると、いったん取付部分224,226が略最終的な方位で一緒にされたならば、与圧機構286が取付部分224,226を一緒に適所に締め付けることになる。与圧要素が、インターフェイス260内に配置されている。この実施形態では、与圧要素は、細長の負荷部材280である。負荷部材280は、インターフェイス260内に移動可能に支持されている。負荷部材280は、第1及び第2の端を有している。負荷部材280は、ステンレス鋼、ケブラー複合材料、又は他の適切な剛体材料から形成されているとよい。負荷部材280は、一端の近くに開口282を画定し、他端に隣接してラッチフック283を画定している。
与圧力が荷部材280に加えられる。この与圧力は、運動学的な連結及び附随する特性が維持されるように、運動学的連結を介して加えられる予想負荷よりも大きくなっている。
負荷部材280は、ラッチブラケット263によって移動可能に支持されている。具体的には、負荷部材280は、ラッチブラケット263に対して無負荷位置から負荷位置に移動することができる。無負荷位置では、ラッチフック283は、第2の留具306に係合するように配置されている。負荷位置では、負荷部材280は、取付システム220に負荷を加えるために、ラッチブラケット263に向かって付勢される。
与圧機構286は、張力調整装置318(図26)と張力調整装置318に連結されたバネカップ305とをさらに備えている。張力調整装置318は、互いに同心の1対の内側及び外側チューブ307,308内に取り付けられたカムシャフト328を備えている。チューブ207,309は、中空かつ円筒状である。チューブ307,309は、バネカップ305に対して並進しないように固定されており、これによって、チューブ307,309が並進すると、バネカップ305も並進する。
バネカップ305は、外側チューブ309を受け入れるように寸法決めされた第1のカップ開口311(図25)を画定している。第1のカップ開口311の反対側において、バネカップ305は、外側チューブ309を受け入れるように寸法決めされたバネカップ皿孔315(図25)を画定している。外側チューブ309は、第1のカップ開口311及びバネカップ皿孔315内に圧入されているとよい。従って、外側チューブ309は、バネカップ305に対して回転することができず、又は回転可能であるが、バネカップ305に対して並進しないように固定されていることになる。外側チューブ309は、負荷部材280の開口282を貫通している。
ラッチフック283は、バネカップ305の中心開口を超えて突出している。また、ラッチフック283は、第2の本体246の第2の留具306に達するように、外壁273の頂部の中心開口を超えて突出している。バネカップ305は、外壁273の頂部の中心開口を貫通することができないように、寸法決めされている。バネカップ305及び外壁273は、以下にさらに説明するように、ラッチフック283が解除された無負荷状態において互いに干渉しないように構成された面取り面を有している。
カムシャフト328は、ラッチブラケット263の内壁266によって回転可能に支持されている。内壁266は、1対の貫通孔301(図26)を画定している。1対のブッシュ338が貫通孔301内に圧入されており、カムシャフト328の外側円筒区域334を回転可能に支持している。その結果、カムシャフト328は、張力付与位置と非張力付与位置との間でラッチブラケット263に対して回転することができる。カムシャフト328は、中央円筒区域336によって分離された1対のカム区域340を備えている。カム区域340は、内側チューブ307の内径よりもいくらか小さい外径を有している。カムシャフト328の円筒区域336は、カム区域340よりも小さい直径を有し、これによって、カムシャフト328が回転したときにカム作用をもたらすことになる。
内側及び外側チューブ307,308は、各々、貫通孔301間において内壁266の互いに向き合う区域の長さよりも短い長さを有している。その結果、内側及び外側チューブ307,309は、内壁266に対して並進することができる。カムシャフト328が回転されると、内側及び外側チューブ307,309が、カムシャフト328のカム作用によって、主壁264に向う方に及び主壁264から離れる方に移動することになる。この運動によって、いったんラッチフック283が第2の留具306に係合されたならば、負荷部材280に負荷を加えるのに必要な与圧がもたらされることになる。
張力調整装置318は、カムシャフト328に回転可能に固定されたレバー346も備えている。レバー346は、カムシャフト328のD字状部分を受け入れるためにD字状孔を有するボス348を備えており、これによって、レバー346が回転すると、カムシャフト328が回転する。レバー346をカムシャフト328に固定するために、(部番が付されていない)固定具が、カムシャフト328のネジ付き端に係合するようになっている、カムシャフト328は、無負荷位置と負荷位置との間で移動するために、少なくとも90°回転する。勿論、それら間の他の位置において、所望の与圧力を加えるのに適切な張力が負荷バー280に加えられるようになっていてもよい。
レバー346は、カムシャフト328が所望の位置、例えば、負荷位置に配置されたときに係止されるとよい。負荷位置では、与張力が負荷部材280に加えられる。与圧力を加えた後、レバー346を係止することによって、与圧力がロボットアームR及びエンドエフェクタEEの使用中に連続的に加えられ、運動学的連結を維持する。与圧機構286は、バリアに孔を開けることなく、与圧力を滅菌バリアアセンブリ222を横切って伝達することになる。
張力調整機構318は、円錐皿バネ350、例えば、ベルビルバネを介して与圧力を負荷部材280を加えるようになっている。皿バネ350は、与圧力と等しい力を負荷部材280に加える。皿バネ350は、負荷部材280のバネカップ305と肩317との間に作用する。具体的には、レバー346が回転すると、カムシャフト328が回転し、カム区域340が内側及び外側チューブ307,309、従って、バネカップ305を(ここでは、第2の留具306に係合している)ラッチフック283から離れる方に移動させる。また、内側及び外側チューブ307,309は、このような移動に適合するために細長くなっている開口282内の移動によって、負荷部材280に対しても移動することできる。負荷部材280に対するバネカップ305の移動が皿バネ350を圧縮し、与圧力を肩317を介して負荷部材280に加えることになる。
ボール228が第1及び第2の複数の受部230,232,234,236,238、240と真っ直ぐに並んでいるので、いったん与圧力が加えられたならば、ボール228は、受部230,232,234,236,238,240内に着座することになる。いったん着座したならば、ボール228の位置は、固定され、第1及び第2の複数の受部230,232,234,236,238,240の位置も、互いに対して固定される。その結果、第1及び第2の取付部分224,226は、滅菌バリアアセンブリ222に孔を開けることなく、運動学的に互いに連結されることになる。
ラッチフック283の解除は、ラッチフック283を第2の留具306から上方に付勢することによって容易に行なうことができる。これは、無負荷位置にあるとき、レバー346をさらに反時計方向に回転させることによって達成される。この運動によって、カムシャフト328をバネカップ305内に画定された第2のカップ開口313と相互作用させ、バネカップ305及びラッチフック283を摺動させ、これによって、ラッチフック283を第2の留具306から取り外すことができる。
第2のカップ開口313は、外側チューブ309よりも小さいが、カムシャフト328の偏心部分325を収容するのに十分大きくなっている。第2のカップ開口313は、図26Aに示されているように偏心形状を有しており、無負荷位置において偏心部分325が図26Aに実線で示されている位置に配置されるように寸法決めされている。この位置から偏心部分325がレバー346を介して反時計方向にさらに回転すると、偏心部分325が、バネカップ305に係合し、バネカップの枢動をもたらすことになる。さらに具体的には、(図26Aに示されているように)第2のカップ開口313の寸法を考慮すると、偏心部分325がさらに反時計方向に回転しないように拘束されているので、レバー346のさらなる反時計方向運動がバネカップ305を外壁273に対して枢動させ、これによって、ラッチフック283を第2の留具306から上方に移動させる。負荷位置では、偏心部分325は、図26Aにおいて点線によって示されている位置に配置されることになる。
図19は、滅菌バリアアセンブリ222を通して施された電力接続部及び/又は他の信号接続部を示している。これらの接続部は、インターフェイス内に埋設されたピン278を用いている。これらのピン278は、第1及び第2の取付部分224,226に取り付けられた電気コネクタ251,257を電気的に相互接続することになる。
この実施形態では、第1の取付部分224は第1の電気コネクタ251を備えている。第1の電気コネクタ251は、第1の本体242に対してフロート配置させることができる。第2の取付部分226は第2の電気コネクタ257を備えている。また、第2の電気コネクタ257は、第2の本体246に対してフロート配置されている。第1及び第2の取付部分224,226が運動学的に互い連結され、かつ与圧されたとき、電気コネクタ251,257は、電力信号又は他の電気信号がピン278を通って流れることができるように、ピン278を受け入れるようになっている。従って、電力信号、通信信号、又は他の信号がロボットアームRからエンドエフェクタEEに及びその逆に伝達可能になる。
図32は、最初、滅菌バリアアセンブリ222を(ロボットアームRに固定された)第1の取付部分224に取り付けるステップと、次いで、(エンドエフェクタEE内に一体化された点線で示されている)第2の取付部分226を滅菌バリアアセンブリ222に取り付けるステップと、次いで、レバー346を下方に枢動させ、取付システム220に負荷を加え、第1の取付部分224と第2の取付部分226との間の位置決めを維持するのを必要な与圧力を加えるステップとを示している。
図33〜図47を参照すると、滅菌バリアアセンブリ422を用いて第1及び第2の外科用構成部品(例えば、ロボットアームR及びエンドエフェクタEE)を運動学的に連結するための他の代替的な取付システムが示されている。
図33〜図36を参照すると、先行する実施形態と同様、エンドエフェクタEEをロボットアームRに運動学的に連結するために、複数の運動学的連結具が用いられている。この実施形態では、運動学的連結具は、球状ボール428である。ボール428は、第1及び第2の複数の受部432,438(1対の受部が図36に示されている)内に着座するようになっている。受部432,438は、前述したように、ボール428を受け入れるように寸法決めされ、かつ形作られている。第1の複数の受部432は、ロボットアームRの第1の取付部分424に固定され、第2の複数の受部438は、エンドエフェクタEEの第2の取付部分426に固定されている。
第1の複数の受部432は、3つの受部(1つのみが図36に示されている)を含んでいる。第1の複数の受部432の各々は、(V溝受部とも呼ばれる)V字状溝又はゴシックアーチによって与えられる1対の接触面452を有している。第2の複数の受部438は、3つの受部(1つのみが図36に示されている)を含んでいる。第2の複数の受部の各々は、円錐形状の接触面456を有している(すなわち、円錐受部である)。3つのボール428は、真っ直ぐに並ぶ対応する1対の受部432,438間に捕捉されている。
ロボットアームRとエンドエフェクタEEの取付部分424,426とがそれらの間に位置決めされた滅菌バリアアセンブリ422と略最終的な方位で一緒にされたとき、滅菌バリアアセンブリ422のボール428は、受部432,438内に自己着座し、これによって、先行する実施形態に記載されているように、6つの自由度が正確に拘束されることになる。
滅菌バリアアセンブリ422は保護カバー458を備えている。保護カバー458は、インターフェイス460及び該インターフェイス460に取り付けられたドレープ462を備えている。ドレープ462は、内面及び外面を有している。内面は、手術中にロボットアームRに隣接して配置される。ドレープ462は、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリカーボネート、又は他の適切な材料の少なくとも一種から形成されている。ドレープ462は、超音波溶接、テープ、接着剤等によってインターフェイス460に直接取り付けられているとよい。
図示されている実施形態では、ドレープ462は、インターフェイス460に係合するリング468を備えている。リング468は、開口を画定している。図示されている実施形態では、リング468は、スナップリングである。ドレープ462のたるんだ部分が、開口を包囲するように、超音波溶接、テープ、接着剤等によってスナップリング468に取り付けられるようになっている。(たるんだ部分が取り付けられている)スナップリング468は、ロボットアームRをドレープによって包囲するとき、インターフェイス460がロボットアームRの第1の取付部分424に取り付けられる前に、インターフェイス460に最初にスナップ嵌合される。インターフェイス460は、スナップリング468の開口内に嵌合される。いったんスナップリング468がインターフェイス460にスナップ嵌合されたならば、インターフェイス460が、ロボットアームRの第1の取付部分424に取り付けられる。ドレープ462は、どのような孔も存在しないか又はどのような孔も封止されるように、すなわち、ドレープ462がスナップリング468又は他の同様の取付機構によってインターフェイス450に対して連続的なバリアを形成するように、インターフェイス460に取り付けられる。ドレープ462は、いくつかの図面において、他の構成部品を良好に示すために示されていない。
図36及び図37を参照すると、図示されている実施形態では、インターフェイス460は、カバー469に固定されたバックプレートアセンブリ459を備えている。バックプレートアセンブリ459は、2つの別々の構成要素、すなわち、カバー469に固定具によって取り付けられたバックリングプレート461、及びバックリングプレート461とカバー469との間に捕捉されたバックカバープレート467から形成されている。
図38及び図39を参照すると、インターフェイス460はラッチアセンブリ463をさらに備えている。ラッチアセンブリ463は、互いに離間した内壁466を有するラッチブラケット464を備えている。1対のラッチ465が、互いに離間した内壁466によってラッチブラケット464内に画定された移動通路内に保持されている。
バックカバープレート467は、(固定具を介して)、ラッチブラケット464に固定され、かつラッチブラケット464から離間し、ラッチ465に対する移動通路をさらに画定している。ラッチ465の各々は移動通路に捕捉されている。1対の付勢部材B、例えば、バネがラッチ465を互いに向かって付勢している。付勢部材Bは、内壁466とラッチ465との間で作用するようになっている。この実施形態では、ラッチ465は、以下に説明するように、第1の取付部分424の第1の留具488に係合する円弧状凹部(図46参照)を有するラッチプレートの形態にある。
カバー469は、周辺リップ471を有している。カバー469は、射出成形プラスチック又は金属から形成されているとよい。周辺リップ471は、バックプレートアセンブリ459の周りに固定されている。カバー469は、外壁473及び壁475を備えている。壁475は、外壁473の基部から周辺リップ471に延在している。バリア性をさらに高めるために、(図示されない)シールが、カバー469とバックプレートアセンブリ459との間に配置されているとよい。
インターフェイス460は、該インターフェイス内に一体化されたボール428を備えている。この実施形態では、ボール428は、カバー469及びバックリングプレート461内に画定されたボール開口内に配置されている。ボール開口は、ボール428の各々の一部がバックリングプレート461及びカバー469の壁475から突出し、受部432,438に係合するように、寸法決めされている。X字状断面のシールが、ボール428をボール開口内に保持し、ボール開口内におけるボール428の横方向移動を可能にしながら、ボール428の周りに滅菌バリアをもたらすようになっている。
前述したように、ボール428は、取付部分424,426を運動学的に連結するために、受部432,438内に受け入れられるように配置されている。ボール428は、汚染物質がインターフェイス460を通って移動する可能性を低減させるようにバリアがバックリングプレート461とボール428との間で保持されるように、配置されている。従って、ドレープ462及びインターフェイス460は、ロボットアームRから滅菌分野Sへの汚染物資の移動に対して連続的なバリアをもたらすことになる。
この実施形態では、ボール428は、研磨された耐食表面を有しており、これによって、一定の負荷時に取付部分424,426の位置決めにおける1μm以下の繰返し性を達成することができる。ボール428は、セラミック、ステンレス鋼、又は他の適切な材料から成形されているとよい。ボール428は,炭化珪素又は炭化タングステンから形成されているとよい。ボール428は、極めて厳格な公差、例えば、1インチの5千万分の1未満の公差で正確に機械加工されているとよい。
第1の取付部分424は、第1の留具488を備えている。この実施形態では、第1の留具488は、留具ポストである。留具ポストは、ヘッド497とヘッド497の近位側に位置する溝498とを有している。ラッチ465が、第1の留具488の溝498内に係合するようになっている。バックカバープレート467は、ラッチ開口495を画定しており、該ラッチ開口495を通して、ヘッド497がラッチ465に係合することができる。ヘッド497には、ラッチ465に係合するためのテーパが付されている。さらに具体的には、ヘッド497には、ラッチ465をそれらの通常の位置から拡げるようにテーパが付されている(図38参照)。ヘッド497がラッチ465間に移動すると、ヘッド497のテーパ面が付勢部材Bの付勢に対してラッチ465を拡げ、最終的にヘッド497がラッチ465を通り越すことになる。いったんヘッド497がラッチ465を超えたならば、ラッチ465は、溝498内に摺動し、これによって、滅菌バリアアセンブリ422を第1の取付部分424に保持することになる。第1の対のラッチ465に対する第1の留具488の漸進的な係合が、図38及び図39に示されている。
このラッチ/留具機構によって、インターフェイス460は、第1の取付部分424との間にどのような傾動も必要とすることなく、第1の取付部分424に係合することができる。換言すれば、インターフェイス460は、インターフェイス460の長手方向移動又は直線移動のみによって、第1の取付部分424に押圧係合することができる。
図40及び図41を参照すると、インターフェイス460が第1の本体442によって支持された状態で、該インターフェイス460にエンドエフェクタEEを係合させることができる。第1の留具488と同様、第2の留具483は、第2の取付部分426に固定された第2の対のラッチ506に容易に係合するように、配置されている。第2の留具483及び第2の対のラッチ506の操作及び機能は、第1の留具488及び第1の対のラッチ465の操作及び機能と同様なので詳細に説明しないが、図40及び図41に漸進的に示されている。エンドエフェクタEEに取り付けられた第2の取付部分426を単にインターフェイス460に押し込むことによって、最終的に、図41に示されているように、第2の留具483が第2の対のラッチ506に係合することになる。ここで、取付システムは、与圧されかつ使用される準備が整えられたことになる。この状態では、取付システムは、与圧前にエンドエフェクタEEをロボットアームR上に支持する支持機構として機能している。
図36及び図42〜図45を参照すると、いったん取付部分424,426が略最終方位で一緒にされたならば、与圧機構486が取付部分424,426を一緒に適所に締め付けることになる。与圧要素が、インターフェイス460内に配置されている。この実施形態では、与圧要素は、細長の負荷部材480である。負荷部材480は、インターフェイス460内に移動可能に支持されている。負荷部材480は、第1及び第2の端を有している。負荷部材480は、ステンレス鋼、ケブラー複合材料、又は他の適切な剛体材料から形成されているとよい。負荷部材480は、一端の近くにフランジ482を備えており、他端に隣接して第2の留具483を備えている。
与圧力が負荷部材480に加えられる。この与圧力は、運動学的な連結及び付随する特性が維持されるように、運動学的連結を介して加えられる予想負荷よりも大きくなっている。
負荷部材480は、カバー469とバックプレートアセンブリ459との間に移動可能に捕捉されている。具体的には、負荷部材480は、カバー469及びバックプレートアセンブリ459に対して無負荷位置と負荷位置との間で移動することができる。無負荷位置では、第2の留具483が第2の対のラッチ506に係合することができる。負荷位置では、負荷部材480が、バックプレートアセンブリ459に向かって付勢され、取付システムに負荷を加えるようになっている。
ガイドブロック455が、カバープレート453及びラッチブラケット464を相互接続している。さらに具体的に、ガイドブロック455は、孔を画定しており、固定具が該孔を貫通し、ラッチブラケット464に係合している。ガイドブロック455は、カバープレート453をラッチブラケット464から離間させるように配置されている。その結果、内側空間がインターフェイス460内に設けられ、該内部空間内において負荷部材480が与圧中に移動可能になっている。
与圧機構486は、バネプレート505と、負荷部材480のフランジ482とバネプレート505との間に配置されたベルビルバネのような円錐状皿バネ550と、をさらに備えている。バネプレート505は、負荷部材480を受け入れるように寸法決めされた第1の開口511(図42参照)を画定している。皿バネ550は、負荷部材480を受け入れるように寸法決めされた第2の開口513を画定している。スナップリングが、バネプレート505及び皿バネ550を負荷部材480を固定している。
与圧機構486は張力調整装置も備えている。張力調整装置は、作動時に、負荷部材480をバックプレートアセンブリ459に向かって付勢し、取付システムに負荷を加えるように、構成されている。張力調整装置は、カバー469に対して回転可能に支持されたカムシャフト528を備えている(図44参照)。張力調整装置は、1対の(持上げ装置とも呼ばれる)張力調整部材551も備えている。張力調整部材551は、カバープレート453とバネプレート505との間に配置されている。カバープレート453は、固定具を介してラッチブラケット464に固定されている。
カムシャフト528は、ガイドブロック455によって回転可能に支持されている。その結果、カムシャフト528は、張力付与位置及び非張力付与位置との間で回転することができる。カムシャフト528は、中央円筒区域536によって分離された1対のカム区域540を備えている。カムシャフト528の円筒区域536は、カム区域540よりも小さい直径を有している。カムシャフト540は、カムシャフト528が回転したときにカム作用を生じることになる。
図45に示されているように、(図示されている実施形態では2つの)張力調整部材551は、カムシャフト528に係合された第1の端及びバネプレート505に係合する第2の端を有している。第2の端は、バネプレート505の溝559内に着座する丸形状の係合区域557を有している。カムシャフト528が枢軸P1を中心として回転すると、張力調整部材551は、カバープレート453に当接しながら、枢軸P2を中心として枢動する。この作用によって、第2の端がバネプレート505内に枢動し、バネプレート505をカバープレート453から離れる方に付勢する。ラッチブラケット464に対するカバープレート453の剛性接続及びバックカバープレート467に対するラッチブラケット464の剛体接続に起因して、負荷部材480は、第1の留具488に向かって移動し、(従って、第2の留具483を第1の留具488の方に引き出し)、これによって、エンドエフェクタEEをロボットアームRに適切に固定するのに必要な与圧をもたらすことになる。
図44及び図45に示されているように、張力調整装置は、カムシャフト528に回転可能に固定されたレバー546も備えている。レバー546は、種々の係合形式、例えば、カムシャフト528のD字状部分を受け入れるD字状孔、レバー546の回転と共にカムシャフト528が回転するような幾何学的特徴部を有する連結具等を介して、カムシャフト528に回転可能に固定されているとよい。図示されている実施形態では、(部番が付されていない)固定具が、連結具を介してレバー546をカムシャフト528に固定している。カムシャフト528は、非負荷位置と負荷位置との間で移動するように少なくとも90°回転するようになっている。勿論、それら間の他の位置において、所望の与圧力を加えるのに適切な張力が負荷バー480に加えられるようになっていてもよい。
カムシャフト528が所望の位置、例えば、張力付与位置に配置されたとき、レバー546が係止されるとよい。張力付与位置では、与張力が負荷部材480に加えられる。与圧力を加えた後にレバー546を係止することによって、ロボットアームR及びエンドエフェクタEEの使用中、運動学的な連結を維持する与圧力が連続的に加えられることになる。与圧機構486は、バリアに孔を開けることなく、与圧力を滅菌バリアアセンブリ422を横切って伝達することになる。
張力調整装置は、皿バネ550を通して与圧力を負荷部材480に加えるようになっている。皿バネ550は、与圧力と等しい力を負荷部材480に加える。皿バネ550は、バネプレート505と負荷部材480のフランジ528との間で作用する。具体的には、レバー546が回転すると、カムシャフト528が回転し、カム区域540が枢軸P2を中心として張力調整部材551を枢動させ、従って、バネプレート505が、(第2の対のラッチ506に係合している)第2の留具483から長手方向において離れる方に移動する。バネプレート505のこの移動が皿バネ550を圧縮し、与圧力をフランジ482を介して負荷部材480に加えることになる。
ボール428が与圧前に受部432,438とすでに略真っ直ぐに並んでいるので、いったん与圧力が加えられたならば、ボール428が受部432,438内に着座する。いったん着座したならば、ボール428の位置が固定され、受部432,438の位置も互いに対して固定される。その結果、取付部分424,426は、滅菌バリアアセンブリ422に孔を開けることなく、運動学的に互いに連結されることになる。
アクチュエータ、例えば、図46に示されているプッシュボタンアクチュエータ501を用いて、ラッチ465,506を手動によって分離し、留具488,483をラッチ解除し、これによって、エンドエフェクタEEをインターフェイス460から取り外し、インターフェイス460をロボットアームRから取り外すようになっていてもよい。以下、アクチュエータ501を用いて、第1の対のラッチ465を分離し、第1の留具488をラッチ解除する手順のみを図示し、詳細に説明する。
図示されている実施形態では、アクチュエータ501は、解除フレーム561に固定されたプッシュボタン560を有している。解除フレーム561は、第1の対のラッチ465の各々に固定されたピン563に係合する傾斜した係合面562を有するように配置されている。ピン563は、ラッチ465から解除フレーム561の開口564内に延在している。開口564は、傾斜した係合面562によって部分的に画定されている。ピン563は、ラッチブラケット464(図46参照)の両側に延在しており、これによって、ラッチ465は、ラッチブラケット464に沿って移動するように、ピン563を介して案内されることになる。
通常の非作動状態では、付勢部材Bによって互いに付勢されたラッチ465によって、ピン563は、開口564の一端に着座し、かつ拘束されている。プッシュボタン560を押圧することによって、アクチュエータ501を作動させ、矢印A1によって示されているように、解除フレーム561をラッチ465を超えて横方向に移動させることができる。解除フレーム561は、ラッチブラケット464のスライドポケット内に捕捉されているので、この横方向移動を余儀なく行なうことになる。解除フレーム561のこの横方向移動及び同様の横方向移動に対するラッチ465のピン563による拘束に起因して、傾斜面562は、ラッチ465の各々のピン563を互いに離れる方に付勢し、これらによって、矢印A2によって示された方向においてラッチ465を付勢部材Bの付勢に対して分離させることになる。その結果、ラッチ465は、(図46に示されていない)第1の留具488から離脱され、インターフェイス460を第1の取付部分424から取り外すことが可能になる。
図38〜図41は、滅菌バリアアセンブリ422を通して施された電力接続部及び/又は他の信号接続部を示している。この実施形態では、インターフェイス460は、カバー469の中心に配置されたキャリア600に埋設された複数の電気端子を備えている。この実施形態では、電気端子は、インターフェイス460のキャリア600内にインサート成形されているとよいピン478である。ピン478は、電力/信号を滅菌バリアアセンブリ422を横切って伝達させる。これらのピン478は、取付部分424,426に取り付けられた電気コネクタ451,457を電気的に相互接続する。
この実施形態では、第1の取付部分424は、第1の電気コネクタ451を備えている。第2の取付部分426は、第2の電気コネクタ457を備えている。取付部分424,426が互いに連結され、かつ与圧されたとき、電気コネクタ451,457は、ピン478を受け入れ、これによって、電力及び他の電気信号がピン478を通って流れることになる。従って、電力、通信信号、又は他の信号は、ロボットアームRからエンドエフェクタEEに及びその逆に流れることができる。電気コネクタ451,457は、キー/チャンネル式インターフェイスを介してキャリア600にキー結合されていてもよいし、又はどのような適切な特徴部によって適切に位置付けされていてもよい。
図示されている実施形態では、キャリア600は、フランジ602(図43参照)と、ピン478を支持するためにフランジ602から延在する円筒体604と、を備えている。円筒体604は、負荷部材480の円筒通路内に嵌合するように寸法決めされている。波バネ606が、キャリア600のフランジ602と負荷部材480のフランジ482との間に配置されている。波バネ606は、(負荷部材480の円筒通路内における円筒体604との間の摩擦係合に起因して生じる可能性がある)負荷部材480の無負荷位置への移動、具体的には、キャリア600の移動を阻止することによって、電気コネクタ451,457に対するキャリア600の位置を維持するのを助長することになる。また、波バネ606は、負荷部材480をその無負荷位置に戻してエンドエフェクタEEに係合させるのにも役立つことになる。さらに、波バネ606を用いることによって、張力調整部材551をカバープレート453の溝内及びバネプレート505の溝559内に保持することができる。
図47A及び図47Bを参照すると、インターフェイス460のバックリングプレート461は、インターフェイス460を第1の取付部分424に真っ直ぐに並べるための全体的な位置合せ特徴部をさらに備えている。 具体的には、第1の取付部分424は、該位置合せ特徴部を受け入れるための対応する嵌合特徴部を画定している。図示されている実施形態では、位置合せ特徴部は、ポスト700,702を備えている。ポスト700,702は、バックリングプレート461の後面から後方に延在し、第1の取付部分424の開口704,706に係合するようになっている。ポスト700,702は、第1の対のポスト700と、第1の対のポスト700の反対側においてバックリングプレート461に配置された第2の対のポスト702と、を含んでいる。第1の対のポスト700は、面内において真っ直ぐに並んでおり、第2の対のポスト702は、互いに傾斜しており、例えば、互いに位置ずれしている。また、第2の対のポスト702は、第1の対のポスト700よりも幅が広くなっている。
開口704,706は、第1の対のポスト700を受け入れるように寸法決めされ、かつ形作られた第1の対の開口704と、第2の対のポスト702を受け入れるように寸法決めされ、かつ形作られた第2の対の開口706と、を含んでいる。これらの開口704,706は、例えば、全体的な位置決めを容易にするために、わずかな公差でそれぞれのポスト700,702を受け入れるように寸法決めされ、かつ離間している。さらに、第2の対のポスト702は、第1の対の開口704内に嵌合することができないように寸法決めされており、第1の対のポスト700は、第2の対の開口706内に嵌合することができないように寸法決めされている。ポスト700,702及び開口704,706の離間/配置に起因して、インターフェイス460は、1つの方位においてのみ第1の取付部分424に全体的に嵌合可能である。また、この全体的な位置決めは、第1の留具488をラッチ465に完全に係合する前に、前述の電気接続部を真っ直ぐに並べるのにも役立つことになる。
ボール28,228,428がセラミックのような電気絶縁材料から作製されている場合、滅菌バリアアセンブリ22,222,422を電気的安全要件を順守する必要がある電気絶縁物として用いることができる。
もしボール28,228,428が導体材料から作製されていたならば、これらのボールは、3つの電気接点又は3つの電気端子をもたらすことができる。このような場合、もし運動学的連結の接続特徴部が電気絶縁材料から作製されていたならば、滅菌バリアアセンブリ22,222,422を電気絶縁物として用いることができる。
ボール28,228,428の1つ又は複数が、データを伝達するためにボール内に画定された光学的に透明な部分を有していてもよい。光学的に透明部分は、バリア性を保持するために透明なプラスチック材料又は他の材料によって充填された貫通孔から構成されているとよい。
運動学的連結具は、他の実施形態では、球状及び/又は円筒状セグメントを有していてもよい。
第1の取付部分24,224,424は、ロボットアームRのリンケージL1に剛体的に接続された別部分であってもよい。第2の取付部分26,226,426は、エンドエフェクタEEのハンドピースHに剛体的に接続された別部分であってもよい。他の実施形態では、第1の取付部分24,224,424は、ロボットアームRの1つ又は複数のリンケージに一体化されていてもよく、第2の取付部分26,226,426は、エンドエフェクタEEのハンドピースに一体化されていてもよい。取付部分24,224,424,26,226,426は、焼入鋼、ステンレス鋼、又は他の適切な剛体材料から形成されているとよい。
ロボットアームRは、1つ又は複数の自由度、例えば、5自由度又は6自由度でエンドエフェクタEEを移動させるようになっているとよい。エンドエフェクタEEの例として、組織をミリング加工するための外科用工具、例えば、移植片を受け入れるための孔をミリング加工するためのミリングバーが挙げられる。
第1及び第2の取付部分24,224,424,26,226,426を装備することができるロボットアーム及びエンドエフェクタの例は、2013年8月2日に「外科用器具を多重モードで制御することができる外科用マニピュレータ」の標題で出願された米国特許出願第13/958,070号に記載されている。この文献は、参照することによってここに含まれるものとする。
第1の複数の受部は、3つのV溝受部を含んでいてもよい。すなわち、3つのボール28,228,428が、各ボール28,228,428が2つの接触点においてV溝の2つの表面に接触するように、3つのV溝受部の3つのV字状溝内に自己芯出しされるようになっていてもよい。その結果、ボール28,228,428は、6つの自自由度を拘束するように全部で6つの接触点で3つのV溝受部と接触することになる。すなわち、各V字状溝は、2つの自由度を拘束し、これによって、第1及び第2の取付部分間に全部で6つの自由度を確定的に配向することになる。次いで、第1及び第2の取付部分は、この位置において、前述したように与圧機構に締め付けられることになる。
第1の複数の受部及び第2の複数の受部は、各々、3つのV溝状又はゴシックアーチ状受部を含み、これによって、第1の複数の受部と運動学的連結具との接触面間及び第2の複数の受部と運動学的連結部との接触面間に、正確に6つの接触点が形成されるようになっていてもよい。
円錐受部は、周方向において互いに均等に離間して円錐角に近い角度で配置された平面を有する3つのブロックに置き換えることによって、簡素化されてもよい。この実施形態では、ボール28,228,428は、円錐内に着座するのと全く同じように3つの平面内に着座するが、接触は、3つの平面に対する3つの接触点において生じることになる。
第1の複数の受部及び/又は第2の複数の受部の1つ又は複数は、受部内のボールに磁気的に係合する磁石から構成されていてもよい。例えば、第1の複数の受部は、第2の取付部分が第1の取付部分に締め付けられるまで、ボールを第1の取付部分に保持する磁石から構成されていてもよい。同様に、運動学的連結のために一体化されている受部の接触面を有する第1の取付部分は、第2の取付部分が第1の取付部分に係合するまで、ボールを第1の取付部分の接触面に保持する磁石から構成されていてもよい。
滅菌バリアアセンブリ22,222,422は、廃棄可能であってもよい。他の実施形態では、インターフェイス60,260,460は、独立した領域滅菌可能アセンブリを備えていてもよく、再使用可能になっていてもよい。この態様では、ドレープ62,262,462のみが廃棄可能である。この場合、インターフェイス60,260,460又は特徴部を封止する接着テープ、弾性シール、スナップリング、又はドレープ62,262,462の機械的クランプ領域は、インターフェイス60,260,460上に設けられ、ドレープ62,262,462に対して封止//クランプされるようになっているとよい。ボール28,228,428を炭化珪素のようなセラミックから形成することによって、ボール28,228,428の再使用に関連する摩耗の問題を最小限に抑えることができる。
保護カバー58,258,458は、インターフェイス60,260,460と併用しないドレープ62,262,462を備えていてもよい。この場合、ボール28,228,428は、ドレープ62,262,462の開口内に配置され、ドレープ62,262,462がボール28,288,488に封止されるとよい。換言すれば、ボール28,288,428は、ドレープ62,262,462内に直接一体化されることになる。この場合、ロボットアームRは、第1の複数の受部30,32,34,230,232,234,432をそれらが略水平面内にあるように位置決めするように、構成されているとよく、これによって、ボール28,228,428は、第1の複数の受部30,32,34,230,232,234,432内に配置され、滅菌バリアアセンブリが完全に設置されるまで重力によって保持されることになる。
例えば、負荷バー80を受入器100の負荷バー長孔104に挿入した後、滅菌バリアアセンブリを最初に第1の取付部分に取り付けるとき、滅菌バリアアセンブリをさらに支持するために、追加的な弾性ストラップ又はバンジーコードがインターフェイスに取り付けられ、ポスト又は他の特徴部を第1の取付部分に取外し可能に係合させるように構成されていてもよい。
以上の説明においていくつかの実施形態が検討されている。しかし、ここで検討された実施形態は、本発明を特定の形態に包括又は制限することを意図するものではない。用いられている専門用語は、制限するというよりもむしろ説明のための用語であることが意図されている。上記の示唆を考慮すれば、多くの修正及び変更が可能であり、本発明は、具体的に記載されている以外の態様によって実施されてもよい。
[実施形態例]
[実施形態例1]
第1及び第2の外科用構成部品間にバリアをもたらすように構成される滅菌バリアアセンブリであって、
複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束するように、前記保護カバーを通して前記外科用構成部品間に運動学的連結をもたらす構成である、保護カバー
を備える滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例2]
前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレープとを備えており、
前記インターフェイスは、該インターフェイス内に一体化された前記複数の運動学的連結具を備えている、実施形態例1に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例3]
前記複数の運動学的連結具は複数のボールとしてさらに規定されている、実施形態例1又は2に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例4]
前記複数のボールは、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、実施形態例3に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例5]
前記ボールはセラミックから構成されている、実施形態例3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例6]
前記ボールは炭化珪素又は炭化タングステンの少なくとも一種から構成されている、実施形態例3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例7]
前記ボールは鋼から構成されている、実施形態例3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例8]
前記複数のボールの1つ以上が、データを伝達するように構成された光学的に透明な部分を有している、実施形態例3〜7のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例9]
前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されている、実施形態例1〜8のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例10]
前記インターフェイスは、前記外科用構成部品間の前記運動学的連結具を与圧するように構成される与圧要素を備えている、実施形態例2〜9のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例11]
前記インターフェイスは複数の電気端子を備えている、実施形態例2〜10のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例12]
前記ドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定するリングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、実施形態例2〜11のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例13]
前記保護カバーは、前記第1の外科用構成部品への設置中に前記保護カバーを前記第1の外科用構成部品上に支持するように構成される支持部材を備えている、実施形態例2〜12のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例14]
前記インターフェイスは、前記第1の外科用構成部品に係合するように構成される第1のラッチ又は第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の外科用構成部品に係合するように構成される第2のラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、実施形態例2〜13のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例15]
第1及び第2の外科用構成部品を連結するように構成される取付システムであって、
前記第1の外科用構成部品に関連付けられた第1の取付部分と、
前記第2の外科用構成部品に関連付けられた第2の取付部分と、
複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、前記取付部分に係合され、かつ前記外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束するように前記保護カバーを通して前記取付部分間に運動学的連結をもたらす構成である、保護カバーと
を備える取付システム。
[実施形態例16]
前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレープとを備えており、
前記インターフェイスは前記複数の運動学的連結具を備えている、実施形態例15に記載の取付システム。
[実施形態例17]
前記複数の運動学的連結具は複数のボールとしてさらに規定されている、実施形態例15又は16に記載の取付システム。
[実施形態例18]
前記複数のボールは、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、実施形態例17に記載の取付システム。
[実施形態例19]
前記ボールはセラミックから構成されている、実施形態例17又は18に記載の取付システム。
[実施形態例20]
前記ボールは炭化珪素又は炭化タングステンの少なくとも一種から構成されている、実施形態例17又は18に記載の取付システム。
[実施形態例21]
前記ボールは鋼から構成されている、実施形態例17又は18に記載の取付システム。
[実施形態例22]
前記複数のボールの1つ以上が、データを伝達するように構成される光学的に透明な部分を有している、実施形態例17〜21のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例23]
前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されている、実施形態例15〜22のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例24]
前記インターフェイスは複数の電気端子を備えている、実施形態例16〜23のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例25]
前記ドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定するリングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、実施形態例16〜24のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例26]
前記第1の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第1の複数の接触面を備えており、
前記第2の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第2の複数の接触面を備えており、
前記接触面は、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するために前記複数の運動学的連結具と協働するように形作られている、実施形態例16〜25のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例27]
前記第1の取付部分は、前記第1の複数の接触面を有する第1の複数の受部を備えており、
前記第2の取付部分は、前記第2の複数の接触面を有する第2の複数の受部を備えている、実施形態例26に記載の取付システム。
[実施形態例28]
前記第1の複数の接触面は、前記複数の運動学的連結具に対して6つのみの接触点をもたらすように構成されている、実施形態例26又は27に記載の取付システム。
[実施形態例29]
前記第2の複数の接触面の各々は円錐形状を有している、実施形態例26〜28のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例30]
与圧要素を有する与圧機構を備え、
前記与圧機構は、前記保護カバーを通して前記取付部分を一緒に締め付けるように構成されている、実施形態例15〜29のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例31]
前記与圧機構は、前記第1の取付部分に関連付けられた第1の留具又は第1のラッチの1つと、前記第2の取付部分に関連付けられた第2の留具又は第2のラッチの1つとを備えている、実施形態例30に記載の取付システム。
[実施形態例32]
前記与圧要素は負荷部材から構成されている、実施形態例30又は31に記載の取付システム。
[実施形態例33]
前記与圧機構は、前記与圧要素に張力を付与して前記取付部分を一緒に締め付けるように前記与圧要素に操作可能に連結された張力調整装置を備えている、実施形態例30〜32のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例34]
前記張力調整装置は、カムシャフト及び前記カムシャフトに回転可能に固定されたレバーを備えており、
前記カムシャフトは、張力付与位置と非張力付与位置との間で回転可能になっている、実施形態例33に記載の取付システム。
[実施形態例35]
前記第1及び第2の外科用構成部品を連結するときに前記保護カバーを前記第1の取付部分上に支持するように構成される支持機構を備える、実施形態例15〜34のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例36]
前記保護カバーは、前記第1の取付部分に係合するように構成される第1のラッチ又は第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の取付部分に係合するように構成される第2のラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、実施形態例15〜35のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例37]
前記第1の取付部分は、ロボットアームに関連付けられており、
前記第2の取付部分は、エンドエフェクタに関連付けられている、実施形態例15〜36のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例38]
第1及び第2の外科用構成部品を連結する方法であって、
実施形態例1〜14のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリを前記第1の外科用構成部品に配置するステップと、
前記第2の外科用構成部品を前記滅菌バリアアセンブリに配置するステップと、
前記滅菌バリアアセンブリを通して前記外科用構成部品を一緒に運動学的に連結するように、与圧要素を与圧するステップと
を含む方法。

Claims (27)

  1. 第1及び第2の外科用構成部品間にバリアをもたらすように構成される滅菌バリアアセンブリであって、
    複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、保護カバーを通して前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動学的連結をもたらし、かつ前記第1及び第2の外科用構成部品間における前記運動学的連結を、前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束するようにもたらす構成である、保護カバー
    を備え、
    前記複数の運動学的連結具が複数のボールとしてそれぞれ規定され、
    前記第1及び第2の外科用構成部品のそれぞれが、前記複数の運動学的連結具と全部で6つの接触点にて接触可能となるべく前記複数の運動学的連結具を受けるように形成される複数の受部を備え、
    滅菌バリアアセンブリが、前記第1及び第2の外科用構成部品間における前記複数の運動学連結具を与圧する与圧要素を備えている、滅菌バリアアセンブリ。
  2. 前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレープとを備えており、
    前記インターフェイスは、該インターフェイス内に一体化された前記複数の運動学的連結具を備えている、請求項1に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  3. 前記複数のボールは、前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、請求項1又は2に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  4. 前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されている、請求項1〜のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  5. 前記保護カバーのインターフェイスは、前記与圧要素を備えている、請求項2〜のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  6. 前記保護カバーのインターフェイスは複数の電気端子を備えている、請求項2〜のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  7. 前記保護カバーのインターフェイスに取り付けられたドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定するリングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、請求項2〜6のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  8. 前記保護カバーは、前記第1の外科用構成部品への設置中に前記保護カバーを前記第1の外科用構成部品上に支持するように構成される支持部材を備えている、請求項2〜のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  9. 前記保護カバーのインターフェイスは、前記第1の外科用構成部品に係合するように構成される第1のラッチ又は第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の外科用構成部品に係合するように構成される第2のラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、請求項2〜のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  10. 第1及び第2の外科用構成部品を連結するように構成される取付システムであって、
    前記第1の外科用構成部品に関連付けられた第1の取付部分と、
    前記第2の外科用構成部品に関連付けられた第2の取付部分と、
    複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、前記1及び第2の取付部分に係合され、保護カバーを通して前記第1及び第2の取付部分間に運動学的連結をもたらし、かつ前記第1及び第2の取付部分間における前記運動学的連結を、前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束するようにもたらす構成である、保護カバーと
    を備え
    前記複数の運動学的連結具が複数のボールとしてそれぞれ規定され、
    前記第1及び第2の取付部分のそれぞれが、前記複数の運動学的連結具と全部で6つの接触点にて接触可能となるべく前記複数の運動学的連結具を受けるように形成される複数の受部を備え、
    取付システムが、前記第1及び第2の取付部分間における前記複数の運動学連結具を与圧する与圧要素を備えている、取付システム。
  11. 前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレープとを備えており、
    前記インターフェイスは前記複数の運動学的連結具を備えている、請求項10に記載の取付システム。
  12. 前記複数のボールは、前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、請求項10又は11に記載の取付システム。
  13. 前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されている、請求項1012のいずれか一項に記載の取付システム。
  14. 前記保護カバーのインターフェイスは複数の電気端子を備えている、請求項1013のいずれか一項に記載の取付システム。
  15. 前記保護カバーのインターフェイスに取り付けられたドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定するリングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、請求項1014のいずれか一項に記載の取付システム。
  16. 前記第1の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第1の複数の接触面を備えており、
    前記第2の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第2の複数の接触面を備えており、
    前記接触面は、前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するために前記複数の運動学的連結具と協働するように形作られている、請求項1015のいずれか一項に記載の取付システム。
  17. 前記第1の取付部分における複数の受部は、前記第1の複数の接触面をそれぞれ設けた第1の複数の受部をとなっており
    前記第2の取付部分における複数の受部は、前記第2の複数の接触面をそれぞれ設けた第2の複数の受部となっている、請求項18に記載の取付システム。
  18. 前記第1の複数の接触面は、前記複数の運動学的連結具に対して6つのみの接触点をもたらすように構成されている、請求項16又は17に記載の取付システム。
  19. 前記第2の複数の接触面の各々は円錐形状を有している、請求項1618のいずれか一項に記載の取付システム。
  20. 前記与圧要素を有する与圧機構を備え、
    前記与圧機構は、前記保護カバーを通して前記取付部分を一緒に締め付けるように構成されている、請求項1020のいずれか一項に記載の取付システム。
  21. 前記与圧機構は、前記第1の取付部分に関連付けられた第1の留具又は第1のラッチの1つと、前記第2の取付部分に関連付けられた第2の留具又は第2のラッチの1つとを備えている、請求項20に記載の取付システム。
  22. 前記与圧要素は負荷部材から構成されている、請求項20又は21に記載の取付システム。
  23. 前記与圧機構は、前記与圧要素に張力を付与して前記取付部分を一緒に締め付けるように前記与圧要素に操作可能に連結された張力調整装置を備えている、請求項2022のいずれか一項に記載の取付システム。
  24. 前記第1及び第2の外科用構成部品を連結するときに前記保護カバーを前記第1の取付部分上に支持するように構成される支持機構を備える、請求項1023のいずれか一項に記載の取付システム。
  25. 前記保護カバーは、前記第1の取付部分に係合するように構成される第1のラッチ又は第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の取付部分に係合するように構成される第2のラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、請求項1024のいずれか一項に記載の取付システム。
  26. 前記第1の取付部分は、ロボットアームに関連付けられており、
    前記第2の取付部分は、エンドエフェクタに関連付けられている、請求項1025のいずれか一項に記載の取付システム。
  27. 第1及び第2の外科用構成部品を連結する方法であって、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリを前記第1の外科用構成部品に配置するステップと、
    前記第2の外科用構成部品を前記滅菌バリアアセンブリに配置するステップと、
    前記滅菌バリアアセンブリを通して前記外科用構成部品を一緒に運動学的に連結するように、前記与圧要素を与圧するステップと
    を含む方法。
JP2017542848A 2015-02-20 2016-02-19 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法 Active JP6860490B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562118737P 2015-02-20 2015-02-20
US62/118,737 2015-02-20
PCT/US2016/018691 WO2016134266A1 (en) 2015-02-20 2016-02-19 Sterile barrier assembly, mounting system, and method for coupling surgical components

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021004331A Division JP2021072901A (ja) 2015-02-20 2021-01-14 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018512185A JP2018512185A (ja) 2018-05-17
JP2018512185A5 JP2018512185A5 (ja) 2019-03-28
JP6860490B2 true JP6860490B2 (ja) 2021-04-14

Family

ID=55650674

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017542848A Active JP6860490B2 (ja) 2015-02-20 2016-02-19 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法
JP2021004331A Pending JP2021072901A (ja) 2015-02-20 2021-01-14 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法
JP2022201987A Pending JP2023040026A (ja) 2015-02-20 2022-12-19 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021004331A Pending JP2021072901A (ja) 2015-02-20 2021-01-14 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法
JP2022201987A Pending JP2023040026A (ja) 2015-02-20 2022-12-19 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法

Country Status (7)

Country Link
US (3) US10357324B2 (ja)
EP (2) EP3258875B1 (ja)
JP (3) JP6860490B2 (ja)
KR (3) KR102466680B1 (ja)
CN (2) CN107249496B (ja)
AU (3) AU2016219862B2 (ja)
WO (1) WO2016134266A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021072901A (ja) * 2015-02-20 2021-05-13 ストライカー・コーポレイション 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11786324B2 (en) * 2012-06-21 2023-10-17 Globus Medical, Inc. Surgical robotic automation with tracking markers
US11589771B2 (en) * 2012-06-21 2023-02-28 Globus Medical Inc. Method for recording probe movement and determining an extent of matter removed
US10179414B2 (en) * 2013-06-18 2019-01-15 Rj Hanlon Company, Inc. Protective ring for automated equipment axis pivot points
WO2016097861A1 (en) * 2014-12-19 2016-06-23 Distalmotion Sa Sterile interface for articulated surgical instruments
WO2017037532A1 (en) 2015-08-28 2017-03-09 Distalmotion Sa Surgical instrument with increased actuation force
US11272992B2 (en) 2016-06-03 2022-03-15 Covidien Lp Robotic surgical assemblies and instrument drive units thereof
WO2018013309A1 (en) * 2016-07-14 2018-01-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Telescoping medical device assembly and sterile drape
GB2554070B (en) * 2016-09-14 2021-11-10 Cmr Surgical Ltd Packaging insert
CN110139621B (zh) 2016-11-04 2022-05-13 奥尔索夫特Ulc公司 机器人与外科手术区之间的无菌边界
US11312023B2 (en) 2016-12-13 2022-04-26 Think Surgical, Inc. Quick release coupler
US11745359B2 (en) 2016-12-13 2023-09-05 Think Surgical, Inc. Quick release coupler
EP3496647B1 (en) * 2017-04-19 2020-07-01 Brainlab AG Sterility-preserving robotic frontend-system
US11607243B2 (en) * 2017-06-13 2023-03-21 Conmed Corporation Soft tissue cutting instrument with retractable blade or hook
JP2020523067A (ja) * 2017-06-16 2020-08-06 ザクト ロボティクス リミテッド ドレープアダプタ
WO2019003420A1 (ja) * 2017-06-30 2019-01-03 オリンパス株式会社 医療機器ホルダ
US11076883B2 (en) 2017-08-21 2021-08-03 Verb Surgical Inc. Cannula attachment devices and methods for a surgical robotic system
US11096754B2 (en) 2017-10-04 2021-08-24 Mako Surgical Corp. Sterile drape assembly for surgical robot
US10731687B2 (en) * 2017-11-22 2020-08-04 Medos International Sarl Instrument coupling interfaces and related methods
EP4115840A1 (en) * 2018-01-09 2023-01-11 Covidien LP Sterile interface module for robotic surgical assemblies
CN110025337A (zh) * 2018-01-12 2019-07-19 杭州术创机器人有限公司 一种将无菌适配器组件固定到致动器组件的锁定机构
GB2570520B8 (en) * 2018-01-30 2023-05-24 Cmr Surgical Ltd Interfacing a surgical robotic arm and instrument
FR3083605B1 (fr) 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083600B1 (fr) 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083602B1 (fr) 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083603B1 (fr) 2018-07-06 2020-11-20 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
FR3083601B1 (fr) 2018-07-06 2020-09-18 Hexagon Metrology Sas Bras de mesure avec extremite multifonction
JP7095447B2 (ja) * 2018-07-18 2022-07-05 株式会社デンソーウェーブ ロボット用の保護ジャケット
JP6902003B2 (ja) * 2018-08-28 2021-07-14 株式会社メディカロイド 滅菌ドレープおよび手術器具の取付方法
JP7289965B2 (ja) * 2018-08-28 2023-06-12 株式会社メディカロイド 滅菌ドレープおよび手術器具の取付方法
JP7289964B2 (ja) * 2018-08-28 2023-06-12 株式会社メディカロイド 滅菌ドレープおよび手術器具の取付方法
CN113316431A (zh) * 2018-12-04 2021-08-27 马科外科公司 用于联接外科部件的具有无菌屏障组件的安装系统
JP2022514459A (ja) * 2018-12-13 2022-02-14 シンク サージカル,インク. ニッケル・マトリックスにおける微細粒状タングステンカーバイドから形成された外科用物品
CN109567947A (zh) * 2018-12-29 2019-04-05 易度河北机器人科技有限公司 一种介入手术机器人从端装置及其控制方法
JP2022529147A (ja) 2019-04-12 2022-06-17 マコ サージカル コーポレーション 手術器具の切断ガイドを操作するためのロボットシステム及び方法
CN114449972A (zh) * 2019-10-02 2022-05-06 阿布特斯医疗公司 用于动力工具的一次性无菌罩盖系统、组件和方法
US11644053B2 (en) 2019-11-26 2023-05-09 Medos International Sarl Instrument coupling interfaces and related methods
CN111329592B (zh) * 2020-03-17 2021-06-22 上海奥朋医疗科技有限公司 血管介入手术中旋夹手的无菌隔绝方法及系统
US11806098B2 (en) * 2020-04-08 2023-11-07 DePuy Synthes Products, Inc. Surgical robotic systems including a sterile connector and related methods
CN113520611B (zh) * 2020-04-13 2023-08-25 上海微创医疗机器人(集团)股份有限公司 无菌隔离机构、持镜臂及持镜机器人
WO2021222701A1 (en) * 2020-04-30 2021-11-04 Smith & Nephew, Inc. Kinematic coupling
DE102020116769A1 (de) 2020-06-25 2021-12-30 Aesculap Ag Elektro-mechanische Steriltrennung
AU2021212045A1 (en) 2020-08-05 2022-02-24 Mako Surgical Corp. Robotic surgical system including a coupler for connecting a tool to a manipulator and methods of using the coupler
US11793597B2 (en) 2020-09-30 2023-10-24 Verb Surgical Inc. Attachment mechanism for docking cannulas to surgical robotic arms
US11793500B2 (en) 2020-09-30 2023-10-24 Verb Surgical Inc. Adjustable force and ball bearing attachment mechanism for docking cannulas to surgical robotic arms
US11832909B2 (en) 2021-03-31 2023-12-05 Moon Surgical Sas Co-manipulation surgical system having actuatable setup joints
US11812938B2 (en) 2021-03-31 2023-11-14 Moon Surgical Sas Co-manipulation surgical system having a coupling mechanism removeably attachable to surgical instruments
CA3212211A1 (en) 2021-03-31 2022-10-06 David Paul Noonan Co-manipulation surgical system for use with surgical instruments for performing laparoscopic surgery
US11844583B2 (en) 2021-03-31 2023-12-19 Moon Surgical Sas Co-manipulation surgical system having an instrument centering mode for automatic scope movements
US11819302B2 (en) 2021-03-31 2023-11-21 Moon Surgical Sas Co-manipulation surgical system having user guided stage control
US11975445B2 (en) * 2021-08-06 2024-05-07 DePuy Synthes Products, Inc. System for connecting end effectors to robot arms that operate under sterile conditions
CN117881358A (zh) * 2022-03-24 2024-04-12 瑞德医疗机器股份有限公司 对手术辅助装置的包覆罩的安装构造以及包覆罩
CN116370082B (zh) * 2022-07-01 2024-03-12 北京和华瑞博医疗科技有限公司 机械臂系统及外科手术系统
DE102022211977B3 (de) 2022-11-11 2024-05-16 Hiwin Technologies Corp. Operationsinstrument-klemmvorrichtung und schnelllöse- und antriebsgerät derselben
DE102022131663A1 (de) * 2022-11-30 2024-06-06 Karl Storz Se & Co. Kg Schnittstelle für ein elektrochirurgisches Instrument sowie Operationssystem
US11986165B1 (en) 2023-01-09 2024-05-21 Moon Surgical Sas Co-manipulation surgical system for use with surgical instruments for performing laparoscopic surgery while estimating hold force
US11832910B1 (en) 2023-01-09 2023-12-05 Moon Surgical Sas Co-manipulation surgical system having adaptive gravity compensation
US11844585B1 (en) 2023-02-10 2023-12-19 Distalmotion Sa Surgical robotics systems and devices having a sterile restart, and methods thereof

Family Cites Families (268)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3483494A (en) 1965-09-03 1969-12-09 Surgitool Inc Magnetic surgical drape
US3482567A (en) 1967-04-12 1969-12-09 American Hospital Supply Corp Disposable surgical drape construction
US3796477A (en) 1972-09-25 1974-03-12 Xomox Corp Lens housing and lens cover for objective lens ring of an operating microscope
US4409738A (en) 1981-10-09 1983-10-18 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Arrangement for adjustably mounting an optical direction indicator
US4522196A (en) 1982-06-11 1985-06-11 Cunningham Frank W Reusable, sterile covering for a surgical camera
US4770497A (en) 1986-03-31 1988-09-13 Rockwell International Corporation Kinematic mount for heavy optics
ES8800028A1 (es) 1986-06-25 1987-11-01 Fuchelman Sa Placa dispersiva de electrobisturi de tipo contorno
US5122904A (en) 1989-10-23 1992-06-16 Olympus Optical Co., Ltd. Operating microscope with drape and suction means for removing air from the drape
US5491904A (en) 1990-02-23 1996-02-20 Mcmurtry; David R. Touch probe
US5080108A (en) 1990-04-06 1992-01-14 Roth Robert A Surgical drape
JP2505624B2 (ja) 1990-06-28 1996-06-12 ビー・エル・オートテック株式会社 ロボットア―ムカップリング装置用マスタプレ―ト及びツ―ルプレ―ト並びにそれらを組み合わせたロボットア―ムカップリング装置
FI93607C (fi) 1991-05-24 1995-05-10 John Koivukangas Leikkaustoimenpidelaite
US5441042A (en) 1991-08-05 1995-08-15 Putman; John M. Endoscope instrument holder
US5184601A (en) 1991-08-05 1993-02-09 Putman John M Endoscope stabilizer
US5274500A (en) 1992-07-23 1993-12-28 Kansas City Medical, Inc. Video camera drape with lens
US5762458A (en) 1996-02-20 1998-06-09 Computer Motion, Inc. Method and apparatus for performing minimally invasive cardiac procedures
DE59404533D1 (de) 1993-09-13 1997-12-11 Binzel Alexander Gmbh Co Kg Werkzeughalter, insbesondere für roboterschweiss- oder -schneidbrenner
US5457962A (en) 1993-09-23 1995-10-17 O.R. Solutions, Inc. Sterile drape for use in making surgical slush
US5467223A (en) 1993-12-16 1995-11-14 Xomed-Treace Inc. Drape adapter
US5591119A (en) 1994-12-07 1997-01-07 Adair; Edwin L. Sterile surgical coupler and drape
US5433221A (en) 1994-10-05 1995-07-18 Adair; Edwin L. Windowed self-centering drape for surgical camera
US5574561A (en) 1994-12-22 1996-11-12 The Whitaker Corporation Kinematic mounting of optical and optoelectronic elements on silicon waferboard
US5524643A (en) 1995-05-02 1996-06-11 O.R. Solutions, Inc. Method and apparatus for detection of liquid and leaks in surgical drapes used with surgical equipment
US5785643A (en) 1995-07-26 1998-07-28 Jim Lynn Laparoscopic scope manipulator
US6065898A (en) 1995-08-07 2000-05-23 The Regents Of The University Of California Three tooth kinematic coupling
CH691569A5 (de) 1995-10-12 2001-08-31 Zeiss Carl Medizinisches Therapie- und/oder Diagnosegerät mit sterilisierbarem Positionserfassungsaufsetzteil.
US5642956A (en) 1996-01-25 1997-07-01 Regents Of The University Of California Adjustable link for kinematic mounting systems
US6699177B1 (en) 1996-02-20 2004-03-02 Computer Motion, Inc. Method and apparatus for performing minimally invasive surgical procedures
AU754882B2 (en) 1996-02-20 2002-11-28 Computer Motion, Inc. A method and apparatus for performing minimally invasive cardiac procedures
US6436107B1 (en) 1996-02-20 2002-08-20 Computer Motion, Inc. Method and apparatus for performing minimally invasive surgical procedures
US5855583A (en) 1996-02-20 1999-01-05 Computer Motion, Inc. Method and apparatus for performing minimally invasive cardiac procedures
US6063095A (en) 1996-02-20 2000-05-16 Computer Motion, Inc. Method and apparatus for performing minimally invasive surgical procedures
US5800483A (en) 1996-03-21 1998-09-01 Microtek Medical, Inc. System and method for sterile surgical-thermal drape with active air circulation
US5769554A (en) 1996-08-08 1998-06-23 Aesop, Inc. Kinematic coupling method and system for aligning sand mold cores and the like and other soft objects and surfaces
US5944329A (en) 1996-09-06 1999-08-31 The Regents Of The University Of California Reversible micromachining locator
US8182469B2 (en) * 1997-11-21 2012-05-22 Intuitive Surgical Operations, Inc. Surgical accessory clamp and method
US7727244B2 (en) 1997-11-21 2010-06-01 Intuitive Surgical Operation, Inc. Sterile surgical drape
US8529582B2 (en) 1996-12-12 2013-09-10 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument interface of a robotic surgical system
US6132368A (en) 1996-12-12 2000-10-17 Intuitive Surgical, Inc. Multi-component telepresence system and method
US6331181B1 (en) 1998-12-08 2001-12-18 Intuitive Surgical, Inc. Surgical robotic tools, data architecture, and use
US7699855B2 (en) 1996-12-12 2010-04-20 Intuitive Surgical Operations, Inc. Sterile surgical adaptor
US8206406B2 (en) 1996-12-12 2012-06-26 Intuitive Surgical Operations, Inc. Disposable sterile surgical adaptor
US7666191B2 (en) 1996-12-12 2010-02-23 Intuitive Surgical, Inc. Robotic surgical system with sterile surgical adaptor
AUPO478397A0 (en) 1997-01-31 1997-02-20 Fairmont Medical Products Pty Ltd Endoscopic drape
US5876328A (en) 1997-04-23 1999-03-02 Endolap, Inc. Surgical camera drape assembly and method
US5816252A (en) 1997-04-29 1998-10-06 O.R. Solutions, Inc. Surgical drape leak detection method and apparatus
US5857467A (en) 1997-06-20 1999-01-12 O.R. Solutions, Inc. Reinforced surgical drapes for use with thermal treatment systems
US5853363A (en) 1997-07-28 1998-12-29 Deka Medical, Inc. Surgical microscope operating drape and methods of operation and manufacture thereof
AU9036098A (en) 1997-08-28 1999-03-16 Microdexterity Systems Parallel mechanism
DE29718726U1 (de) 1997-10-10 1999-02-18 KUKA Schweissanlagen GmbH, 86165 Augsburg Wechselkupplung
US5960794A (en) 1997-11-05 1999-10-05 Shaw; Timothy A. Surgical drape
US6228089B1 (en) 1997-12-19 2001-05-08 Depuy International Limited Device for positioning and guiding a surgical instrument during orthopaedic interventions
US6116966A (en) 1998-04-17 2000-09-12 Ati Industrial Automation, Inc. High power electrical contacts for robotic tool changer
US6050981A (en) 1998-05-11 2000-04-18 Merit Medical Systems, Inc. Wound irrigation system with flexible shield
US6072569A (en) 1998-06-09 2000-06-06 Eastman Kodak Company Apparatus and a method for measurement of wedge in optical components
US6720988B1 (en) 1998-12-08 2004-04-13 Intuitive Surgical, Inc. Stereo imaging system and method for use in telerobotic systems
US6102044A (en) 1999-10-08 2000-08-15 Medical Concepts Development, Inc. Electrode carrying surgical drape and method
DE19950440A1 (de) 1999-10-19 2001-11-22 World Of Medicine Lemke Gmbh Fixiervorrichtung für wenigstens ein, im Sterilbereich bei Operationen einsetzbares Bedienelement, bspw. ein Operationsinstrument
DE19954497C1 (de) 1999-11-11 2001-04-19 Norbert Lemke Vorrichtung zum Ansteuern eines elektrischen Gerätes für den Einsatz im Sterilbereich bei medizinischen Operationen
US6325351B1 (en) 2000-01-05 2001-12-04 The Regents Of The University Of California Highly damped kinematic coupling for precision instruments
US6371121B1 (en) 2000-05-17 2002-04-16 O.R. Solutions, Inc. Remote controlled thermal treatment system and method for controlling the system remotely to thermally treat sterile surgical liquid
US6860271B2 (en) 2000-05-17 2005-03-01 O.R. Solutions, Inc. Thermal treatment system and method for controlling the system to thermally treat sterile surgical liquid
US6431530B1 (en) 2000-05-23 2002-08-13 Bell Helicopter Textron, Inc. Vertical liquid inertia vibration isolator
WO2001097866A2 (en) 2000-06-22 2001-12-27 Visualization Technology, Inc. Windowed medical drape
US20100241137A1 (en) 2000-07-20 2010-09-23 Mark Doyle Hand-actuated articulating surgical tool
DK1309277T3 (da) 2000-07-20 2008-10-06 Kinetic Surgical Llc Håndaktiveret leddelt kirurgisk værktöj
US6357445B1 (en) 2000-09-11 2002-03-19 Timothy A. Shaw Surgical drape for colonoscopy
DE10047698A1 (de) 2000-09-25 2002-04-11 Zeiss Carl Medizinisches Therapie- und/oder Diagnosegerät mit einer Positionserfassungseinrichtung
US6491612B1 (en) 2000-10-23 2002-12-10 Ati Industrial Automation, Inc. Stud welding tool changer
US6533594B1 (en) 2000-11-16 2003-03-18 Ati Industrial Automation Apparatus and method for transferring secondary current across a robotic tool changer
US20020137358A1 (en) 2001-02-08 2002-09-26 Mike Binnard Multiple point support assembly for a stage
DE10132117C1 (de) 2001-07-03 2002-11-07 Binzel Alex Schweisstech Werkzeughalter zur Kupplung eines Werkzeuges, insbesondere eines Schweißbrenners oder Schneidbrenners, an einem Handlinggerät, insbesondere einem Industrieroboter
EP1295568A1 (en) 2001-09-20 2003-03-26 Carl Zeiss Instrument having a drape
US7418966B2 (en) 2001-10-22 2008-09-02 O. R. Solutions, Inc. Surgical drape and method of detecting fluid and leaks in thermal treatment system basins
US7347210B2 (en) 2001-10-22 2008-03-25 O.R. Solutions, Inc. Surgical drape with conductor and method of detecting fluid and leaks in thermal treatment system Basins
US6810881B2 (en) 2001-10-22 2004-11-02 O.R. Solutions, Inc. Medical solution thermal treatment system and method of controlling system operation in accordance with detection of solution and leaks in surgical drape containers
US7959860B2 (en) 2001-10-22 2011-06-14 Faries Jr Durward I System and method of detecting fluid and leaks in thermal treatment system basins
US6746172B2 (en) 2001-11-08 2004-06-08 Massachusetts Institute Of Technology Apparatus and method for accurate, precise, and adjustable kinematic coupling
US6661955B1 (en) 2002-02-04 2003-12-09 Siwave, Inc. Kinematic and non-kinematic passive alignment assemblies and methods of making the same
US6843252B2 (en) 2002-04-23 2005-01-18 Samuel W. Harrison Surgical drape
JP4073249B2 (ja) 2002-05-17 2008-04-09 オリンパス株式会社 手術システム
US7252453B1 (en) 2002-05-29 2007-08-07 Ati Industrial Automation, Inc. Robot arm coupling apparatus
US6863071B2 (en) 2002-07-03 2005-03-08 Medical Concepts Development, Inc. Refractive surgical drape
US7331967B2 (en) 2002-09-09 2008-02-19 Hansen Medical, Inc. Surgical instrument coupling mechanism
US6729589B2 (en) 2002-10-07 2004-05-04 Gizmonics, Inc. Kinematic mount
US6840895B2 (en) 2003-03-12 2005-01-11 Ati Industrial Automation, Inc. Tool side robotic safety interlock
US7137763B2 (en) 2003-07-25 2006-11-21 Ati Industrial Automation, Inc. Pneumatically driven deburring tool having an articulated air joint
US7027893B2 (en) 2003-08-25 2006-04-11 Ati Industrial Automation, Inc. Robotic tool coupler rapid-connect bus
US7350373B1 (en) 2003-12-23 2008-04-01 O.R. Solutions, Inc. Surgical disk drape and method of dislodging surgical slush within thermal treatment system basins
US6945814B2 (en) 2003-12-30 2005-09-20 Ati Industrial Automation, Inc. Multi-position electrical connector for robotic tool changer
US8021326B2 (en) 2004-03-05 2011-09-20 Hansen Medical, Inc. Instrument driver for robotic catheter system
US7850642B2 (en) 2004-03-05 2010-12-14 Hansen Medical, Inc. Methods using a robotic catheter system
US8052636B2 (en) 2004-03-05 2011-11-08 Hansen Medical, Inc. Robotic catheter system and methods
JP4755638B2 (ja) 2004-03-05 2011-08-24 ハンセン メディカル,インク. ロボットガイドカテーテルシステム
KR20070015494A (ko) 2004-04-27 2007-02-05 졸탄 에이. 케메니 동적 운동 마운트
DE602004030164D1 (de) 2004-05-18 2010-12-30 Bl Autotec Ltd Masterplatte und werkzeugplatte für roboterarmkoppelvorrichtung und roboterarmkoppelvorrichtung
US8005537B2 (en) 2004-07-19 2011-08-23 Hansen Medical, Inc. Robotically controlled intravascular tissue injection system
US20060016061A1 (en) 2004-07-22 2006-01-26 Gad Shelef Kinematic mounting system
US9072535B2 (en) * 2011-05-27 2015-07-07 Ethicon Endo-Surgery, Inc. Surgical stapling instruments with rotatable staple deployment arrangements
US20060191540A1 (en) 2004-09-30 2006-08-31 Lamprich Lonnie J Disposable medical or surgical procedure drape and attached instruments
US8375808B2 (en) 2005-12-30 2013-02-19 Intuitive Surgical Operations, Inc. Force sensing for surgical instruments
US8945095B2 (en) 2005-03-30 2015-02-03 Intuitive Surgical Operations, Inc. Force and torque sensing for surgical instruments
US7173779B2 (en) 2005-04-19 2007-02-06 Gizmonies, Inc. Kinematic mount having connectors with beveled edges
US20060232837A1 (en) 2005-04-19 2006-10-19 Gad Shelef Reduced error kinematic mount
US7789874B2 (en) 2005-05-03 2010-09-07 Hansen Medical, Inc. Support assembly for robotic catheter system
WO2006119495A2 (en) 2005-05-03 2006-11-09 Hansen Medical, Inc. Robotic catheter system
WO2007005555A2 (en) 2005-06-30 2007-01-11 Intuitive Surgical Indicator for tool state communication in multi-arm telesurgery
US8273076B2 (en) 2005-06-30 2012-09-25 Intuitive Surgical Operations, Inc. Indicator for tool state and communication in multi-arm robotic telesurgery
WO2007005976A1 (en) 2005-07-01 2007-01-11 Hansen Medical, Inc. Robotic catheter system
US8148666B2 (en) 2005-09-01 2012-04-03 Patented Medical Solutions, Llc Method and apparatus for protecting sterile drapes in surgical thermal treatment systems
US8190238B2 (en) 2005-12-09 2012-05-29 Hansen Medical, Inc. Robotic catheter system and methods
US8182470B2 (en) 2005-12-20 2012-05-22 Intuitive Surgical Operations, Inc. Telescoping insertion axis of a robotic surgical system
KR101337278B1 (ko) 2005-12-20 2013-12-09 인튜어티브 서지컬 인코포레이티드 로봇 수술 시스템의 기구 인터페이스
US7955322B2 (en) 2005-12-20 2011-06-07 Intuitive Surgical Operations, Inc. Wireless communication in a robotic surgical system
US11432895B2 (en) 2005-12-20 2022-09-06 Intuitive Surgical Operations, Inc. Wireless communication in a robotic surgical system
US8672922B2 (en) 2005-12-20 2014-03-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Wireless communication in a robotic surgical system
US7422107B2 (en) 2006-01-25 2008-09-09 Entegris, Inc. Kinematic coupling with textured contact surfaces
US10893912B2 (en) 2006-02-16 2021-01-19 Globus Medical Inc. Surgical tool systems and methods
US8005570B2 (en) 2006-03-14 2011-08-23 Ati Industrial Automation Robotic tool changer
US8601667B2 (en) 2006-04-04 2013-12-10 Ati Industrial Automation, Inc. Rotating coupling for robotic tool changer with actuation mechanism
US8132816B2 (en) 2006-04-04 2012-03-13 Ati Industrial Automation, Inc. Electrically Actuated Robotic Tool Changer
US8500132B2 (en) 2006-04-04 2013-08-06 Ati Industrial Automation, Inc. Rotating coupling for robotic tool changer with one-way clutch and dual-button handle mechanism
US8209840B2 (en) 2006-04-04 2012-07-03 Ati Industrial Automation, Inc. Rotating coupling for robotic tool changer
US20070282311A1 (en) 2006-06-01 2007-12-06 Scott Christopher P Multi-joint fixture system
US8074657B2 (en) 2006-06-01 2011-12-13 Surgical Concept Designs, LLC. Surgical drape system
US8784435B2 (en) * 2006-06-13 2014-07-22 Intuitive Surgical Operations, Inc. Surgical system entry guide
US20080119339A1 (en) 2006-11-16 2008-05-22 Oliver Michael J Quick change end of arm tool attachment
US20080182738A1 (en) 2007-01-31 2008-07-31 Terry Grunke Robotic end-of-arm tool quick-change device
US20080218770A1 (en) 2007-02-02 2008-09-11 Hansen Medical, Inc. Robotic surgical instrument and methods using bragg fiber sensors
GB2447239A (en) 2007-02-28 2008-09-10 Selex Sensors & Airborne Sys Kinematic mounting apparatus
JP4126074B1 (ja) 2007-03-13 2008-07-30 株式会社スター精機 ロボットアームカップリング装置
JP4734277B2 (ja) 2007-03-29 2011-07-27 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 手術用観察システム。
US20080236598A1 (en) 2007-03-30 2008-10-02 Fred Gobel Drape for open tracheal suctioning
WO2009027848A2 (en) * 2007-04-16 2009-03-05 The Governors Of The University Of Calgary Devices for interfacing between manipulators and surgical tools
WO2009001432A1 (ja) 2007-06-25 2008-12-31 Olympus Medical Systems Corp. 医療機器用ドレープ、内視鏡用ドレープ、および、医療装置
US20090088772A1 (en) 2007-09-27 2009-04-02 Blumenkranz Stephen J Fiber optic in-situ chemical analysis in a robotic surgical system
DE102007055205A1 (de) 2007-11-19 2009-05-20 Kuka Roboter Gmbh Verfahren zum Ermitteln eines Aufstellortes und zum Aufstellen einer Erfassungsvorrichtung eines Navigationssystems
DE102008005901B4 (de) 2008-01-24 2018-08-09 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Sterilbarriere für einen chirurgischen Roboter mit Drehmomentsensoren
KR100945088B1 (ko) * 2008-02-11 2010-03-05 한양대학교 산학협력단 수술도구 위치 설정용 5자유도 매니퓰레이터
US7886743B2 (en) 2008-03-31 2011-02-15 Intuitive Surgical Operations, Inc. Sterile drape interface for robotic surgical instrument
US9895813B2 (en) 2008-03-31 2018-02-20 Intuitive Surgical Operations, Inc. Force and torque sensing in a surgical robot setup arm
US20090306499A1 (en) 2008-06-09 2009-12-10 Mako Surgical Corp. Self-detecting kinematic clamp assembly
CN102014759B (zh) 2008-06-11 2012-12-26 韩商未来股份有限公司 用于手术机器人臂的仪器
US20100009825A1 (en) 2008-07-10 2010-01-14 Ati Industrial Automation, Inc. Compliant Service Transfer Module for Robotic Tool Changer
US8054184B2 (en) 2008-07-31 2011-11-08 Intuitive Surgical Operations, Inc. Identification of surgical instrument attached to surgical robot
US10039610B2 (en) 2008-08-08 2018-08-07 Medline Industries, Inc. Zip strip draping system and methods of manufacturing same
DE102008041260A1 (de) 2008-08-14 2010-02-25 Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt e.V. Verfahren zum Betreiben eines medizinischen Roboters, medizinischer Roboter und medizinischer Arbeitsplatz
WO2010027790A2 (en) 2008-08-26 2010-03-11 Advanced Machine Technologies, Llc Apparatus for forming a kinematic coupling and related methods
US20120301067A1 (en) 2008-08-26 2012-11-29 Morgan Christopher J Apparatus and methods for forming kinematic coupling components
US8533930B2 (en) 2008-09-05 2013-09-17 Ati Industrial Automation, Inc. Manual robotic tool changer having rapid coupling mechanism
US8857821B2 (en) 2008-09-05 2014-10-14 Ati Industrial Automation, Inc. Manual robotic tool changer with rotating piston
US9724830B2 (en) 2008-09-05 2017-08-08 Ati Industrial Automation, Inc. Manual robotic tool changer with rolling members
US9259274B2 (en) 2008-09-30 2016-02-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Passive preload and capstan drive for surgical instruments
US9339342B2 (en) 2008-09-30 2016-05-17 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument interface
US8720448B2 (en) 2008-11-07 2014-05-13 Hansen Medical, Inc. Sterile interface apparatus
ES2668835T3 (es) 2008-12-23 2018-05-22 Mako Surgical Corp. Transmisión con mecanismo de conexión para variar fuerza de tensión
US20100170520A1 (en) 2009-01-06 2010-07-08 Annett Leland W Angiography surgical drape
US8602031B2 (en) 2009-01-12 2013-12-10 Hansen Medical, Inc. Modular interfaces and drive actuation through barrier
US9254572B2 (en) 2009-02-04 2016-02-09 Ati Industrial Automation, Inc. Power control of a robotic tool changer
US8747288B2 (en) 2009-02-04 2014-06-10 Ati Industrial Automation, Inc. Power control of a robotic tool changer
US20100268249A1 (en) 2009-04-17 2010-10-21 Microdexterity Systems, Inc. Surgical system with medical manipulator and sterile barrier
US20100268250A1 (en) 2009-04-17 2010-10-21 Microdexterity Systems, Inc. Surgical system with medical manipulator and sterile barrier
KR101030427B1 (ko) * 2009-04-28 2011-04-20 국립암센터 최소 침습 수술을 위한 내시경 조정 장치
US8992113B2 (en) 2009-06-08 2015-03-31 Re2, Inc. Robust manual connector for robotic arm end effector
US10076844B2 (en) 2009-08-10 2018-09-18 Re2, Inc. Automated tool change assembly for robotic arm
WO2011037394A2 (ko) * 2009-09-23 2011-03-31 주식회사 이턴 멸균 어댑터, 휠의 체결 구조 및 수술용 인스트루먼트의 체결 구조
US10213267B2 (en) 2009-10-19 2019-02-26 Tenet Medical Engineering, Inc. Surgical drape with control mechanism
CN102038479B (zh) 2009-10-23 2012-05-23 姜克让 内窥镜一次性防护套
US9194531B2 (en) 2010-02-22 2015-11-24 Ben Shelef Kinematic mount
WO2011162753A1 (en) * 2010-06-23 2011-12-29 Mako Sugical Corp. Inertially tracked objects
GB201014127D0 (en) 2010-08-25 2010-10-06 P3 Medical Ltd Drape
US8776800B2 (en) 2010-09-30 2014-07-15 Carefusion 2200, Inc. Sterile drape having multiple drape interface mechanisms
US20120065472A1 (en) 2010-09-11 2012-03-15 Mark Doyle Protective sheath
US9314306B2 (en) 2010-09-17 2016-04-19 Hansen Medical, Inc. Systems and methods for manipulating an elongate member
US20120083799A1 (en) 2010-09-30 2012-04-05 How-Lun Chen Interface mechanism between a detachable shaft and a sterilizing drape
US8640706B2 (en) 2010-09-30 2014-02-04 Carefusion 2200, Inc. Interface mechanism between a drape and a handle
US20120083825A1 (en) 2010-09-30 2012-04-05 Carefusion 2200, Inc. Detachable shaft
WO2012078620A2 (en) 2010-12-06 2012-06-14 Mayo Foundation For Medical Education And Research Portal for medical instruments
US9119655B2 (en) 2012-08-03 2015-09-01 Stryker Corporation Surgical manipulator capable of controlling a surgical instrument in multiple modes
US9259277B2 (en) 2011-05-13 2016-02-16 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument actuation interface
US8277505B1 (en) 2011-06-10 2012-10-02 Doty Keith L Devices for providing up to six-degrees of motion having kinematically-linked components and methods of use
US20130035537A1 (en) 2011-08-05 2013-02-07 Wallace Daniel T Robotic systems and methods for treating tissue
US10188475B2 (en) 2011-10-13 2019-01-29 Medline Industries, Inc. Drape for equipment having cylindrical or other non-planar contours
WO2013075205A1 (en) 2011-11-25 2013-05-30 Titan Medical Inc. Apparatus and method for mounting a trocar
WO2013075204A1 (en) 2011-11-25 2013-05-30 Titan Medical Inc. Apparatus and systems for driving a robotic instrument
CA2796525A1 (en) * 2011-12-23 2013-06-23 Covidien Lp Apparatus for endoscopic procedures
US9931167B2 (en) 2012-02-15 2018-04-03 Intuitive Surgical Operations, Inc. Minimally invasive surgical instrument to provide needle-based therapy
KR101691711B1 (ko) 2012-04-27 2016-12-30 쿠카 레보라토리즈 게엠베하 외과용 로봇 시스템
DE102012008535A1 (de) * 2012-04-27 2013-10-31 Kuka Laboratories Gmbh Chirurgierobotersystem
CN104363854B (zh) * 2012-04-27 2017-10-31 库卡实验仪器有限公司 机器人手术系统和手术器械
US20130317519A1 (en) 2012-05-25 2013-11-28 Hansen Medical, Inc. Low friction instrument driver interface for robotic systems
US9452019B2 (en) * 2012-06-01 2016-09-27 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument carriage assembly for surgical system
US20190000569A1 (en) 2012-06-21 2019-01-03 Globus Medical, Inc. Controlling a surgical robot to avoid robotic arm collision
US20190029765A1 (en) 2012-06-21 2019-01-31 Globus Medical, Inc. Surgical robotic systems providing transfer of registration and related methods and computer program products
US10646280B2 (en) 2012-06-21 2020-05-12 Globus Medical, Inc. System and method for surgical tool insertion using multiaxis force and moment feedback
US11896446B2 (en) 2012-06-21 2024-02-13 Globus Medical, Inc Surgical robotic automation with tracking markers
US11253327B2 (en) 2012-06-21 2022-02-22 Globus Medical, Inc. Systems and methods for automatically changing an end-effector on a surgical robot
US11399900B2 (en) 2012-06-21 2022-08-02 Globus Medical, Inc. Robotic systems providing co-registration using natural fiducials and related methods
US11864745B2 (en) 2012-06-21 2024-01-09 Globus Medical, Inc. Surgical robotic system with retractor
US10758315B2 (en) 2012-06-21 2020-09-01 Globus Medical Inc. Method and system for improving 2D-3D registration convergence
US11864839B2 (en) 2012-06-21 2024-01-09 Globus Medical Inc. Methods of adjusting a virtual implant and related surgical navigation systems
US20170172669A1 (en) 2012-06-21 2017-06-22 Globus Medical, Inc. System and method for a surveillance marker in robotic-assisted surgery
US20180325610A1 (en) 2012-06-21 2018-11-15 Globus Medical, Inc. Methods for indicating and confirming a point of interest using surgical navigation systems
US11589771B2 (en) 2012-06-21 2023-02-28 Globus Medical Inc. Method for recording probe movement and determining an extent of matter removed
US11298196B2 (en) 2012-06-21 2022-04-12 Globus Medical Inc. Surgical robotic automation with tracking markers and controlled tool advancement
US10231791B2 (en) 2012-06-21 2019-03-19 Globus Medical, Inc. Infrared signal based position recognition system for use with a robot-assisted surgery
US11857149B2 (en) 2012-06-21 2024-01-02 Globus Medical, Inc. Surgical robotic systems with target trajectory deviation monitoring and related methods
US12004905B2 (en) 2012-06-21 2024-06-11 Globus Medical, Inc. Medical imaging systems using robotic actuators and related methods
US11317971B2 (en) 2012-06-21 2022-05-03 Globus Medical, Inc. Systems and methods related to robotic guidance in surgery
US10136954B2 (en) 2012-06-21 2018-11-27 Globus Medical, Inc. Surgical tool systems and method
US10624710B2 (en) 2012-06-21 2020-04-21 Globus Medical, Inc. System and method for measuring depth of instrumentation
US10799298B2 (en) 2012-06-21 2020-10-13 Globus Medical Inc. Robotic fluoroscopic navigation
US10842461B2 (en) 2012-06-21 2020-11-24 Globus Medical, Inc. Systems and methods of checking registrations for surgical systems
US8794993B2 (en) 2012-08-10 2014-08-05 Ati Industrial Automation, Inc. Utility coupler with failsafe features
US8910637B2 (en) 2012-12-12 2014-12-16 Marilyn Winer Sterile drape for robotic surgical equipment
EP2981398A4 (en) 2013-04-04 2016-11-16 Ben Shelef IMPROVED KINEMATIC HOLDER
ITMI20130516A1 (it) 2013-04-05 2014-10-06 Sofar Spa Sistema chirurgico con teli sterili
US10046465B2 (en) 2013-06-06 2018-08-14 Seiko Epson Corporation Attaching and detaching device and robot
KR102384055B1 (ko) 2013-08-15 2022-04-07 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 예압형 수술 기구 인터페이스
EP3033030B1 (en) 2013-08-15 2020-07-22 Intuitive Surgical Operations, Inc. Robotic instrument driven element
CN105611894B (zh) 2013-08-15 2019-02-15 直观外科手术操作公司 器械无菌适配器驱动特征
KR102312950B1 (ko) 2013-08-15 2021-10-15 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 가변형 기구 예압 기구 컨트롤러
CN105636544B (zh) 2013-08-15 2019-01-18 直观外科手术操作公司 通向器械无菌适配器的致动器接口
US10307213B2 (en) 2013-08-15 2019-06-04 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument sterile adapter drive interface
US10610312B2 (en) 2013-10-07 2020-04-07 SS Innovations China Co., LTD Modular interface for a robotic system
US9980785B2 (en) 2013-10-24 2018-05-29 Auris Health, Inc. Instrument device manipulator with surgical tool de-articulation
WO2015110542A1 (en) 2014-01-22 2015-07-30 KB Medical SA Sterile drape and adapter for covering a robotic surgical arm and preventing contamination of a sterile field
US10543051B2 (en) 2014-03-17 2020-01-28 Intuitive Surgical Operations, Inc. Method for engaging surgical instrument with teleoperated actuator
CN106659537B (zh) 2014-04-24 2019-06-11 Kb医疗公司 结合机器人手术系统使用的手术器械固持器
JP5888822B2 (ja) 2014-06-24 2016-03-22 大学共同利用機関法人自然科学研究機構 キネマティック支持機構
US9731392B2 (en) 2014-08-05 2017-08-15 Ati Industrial Automation, Inc. Robotic tool changer alignment modules
KR101949057B1 (ko) 2014-08-20 2019-02-15 에이티아이 인더스트리얼 오토메이션, 인크. 공구 스탠드 디커플링 전원을 갖는 로봇식 공구 교환기
US10661449B2 (en) 2014-08-20 2020-05-26 Ati Industrial Automation, Inc. Safe robotic tool changer
AU2015337755B2 (en) 2014-10-29 2019-07-25 Intellijoint Surgical Inc. Systems, methods and devices for anatomical registration and surgical localization
DE102014117408A1 (de) 2014-11-27 2016-06-02 avateramedical GmBH Vorrichtung zur robotergestützten Chirurgie
DE102014117407A1 (de) 2014-11-27 2016-06-02 avateramedical GmBH Vorrichtung zur robotergestützten Chirurgie
US9981391B2 (en) 2015-02-16 2018-05-29 Norgren Automation Solutions, Llc Quick disconnect apparatus for modular tooling
JP6467040B2 (ja) 2015-02-16 2019-02-06 ノルグレン オートメーション ソーリューションズ エルエルシーNorgren Automation Solutions,Llc. モジュラー工作機械器具受容器
EP3258875B1 (en) 2015-02-20 2023-02-22 Stryker Corporation Sterile barrier assembly, mounting system, and method for coupling surgical components
CN107735044B (zh) 2015-05-11 2021-02-05 柯惠Lp公司 耦合器械驱动单元和机器人手术器械
CA2992948A1 (en) 2015-07-17 2017-01-26 Deka Products Limited Partnership Robotic surgery system, method, and apparatus
US10058394B2 (en) 2015-07-31 2018-08-28 Globus Medical, Inc. Robot arm and methods of use
EP3269323B1 (de) 2015-08-12 2019-03-20 medineering GmbH Medizinischer haltearm mit ringförmigen led-anzeigemitteln
JP6938507B2 (ja) 2015-09-09 2021-09-22 オーリス ヘルス インコーポレイテッド 手術支援ロボットシステム用の器械装置マニピュレータ
US10772688B2 (en) 2015-10-30 2020-09-15 Covidien Lp Input handles for robotic surgical systems having visual feedback
ITUB20155846A1 (it) 2015-11-24 2017-05-24 Gimatic S R L Dispositivo cambia utensile
GB201521805D0 (en) 2015-12-10 2016-01-27 Cambridge Medical Robotics Ltd Guiding engagement of a robot arm and surgical instrument
US20180000047A1 (en) 2016-04-21 2018-01-04 The Kong Company, Llc Cat toy with pronged mounting base
CN114983575A (zh) 2016-07-14 2022-09-02 直观外科手术操作公司 包括具有机械封锁的无菌适配器的外科手术设备
WO2018013187A1 (en) 2016-07-14 2018-01-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Instrument release
WO2018013304A1 (en) 2016-07-14 2018-01-18 Intuitive Surgical Operations, Inc. Controller controlled instrument preload mechanism
US11020190B2 (en) 2016-07-14 2021-06-01 Intuitive Surgical Operations, Inc. Automated instrument preload engage/disengage mechanism
GB2552540B (en) 2016-07-29 2021-11-24 Cmr Surgical Ltd Interface structure
US10548673B2 (en) 2016-08-16 2020-02-04 Ethicon Llc Surgical tool with a display
DE102016118123A1 (de) 2016-09-26 2018-03-29 Medineering Gmbh Medizinischer Haltearm zur Einbindung in ein OP-Navigationssystem
KR102546565B1 (ko) 2016-10-14 2023-06-23 인튜어티브 서지컬 오퍼레이션즈 인코포레이티드 수술 기기용 프리로드 장력을 가하는 시스템 및 관련 방법
US11312023B2 (en) 2016-12-13 2022-04-26 Think Surgical, Inc. Quick release coupler
EP3518787A4 (en) 2016-12-20 2020-10-28 Verb Surgical Inc. STERILE ADAPTER CONTROL SYSTEM AND COMMUNICATION INTERFACE FOR USE IN A ROBOTIC SURGICAL SYSTEM
EP3363401A1 (en) 2017-02-16 2018-08-22 Microsure B.V. Robotic manipulator interface for hinged surgical tools
US11078945B2 (en) 2017-03-26 2021-08-03 Verb Surgical Inc. Coupler to attach robotic arm to surgical table
US10335957B2 (en) 2017-04-25 2019-07-02 Ati Industrial Automation, Inc. Magnetically activated tool changer
US10404010B2 (en) 2017-05-01 2019-09-03 Ati Industrial Automation, Inc. Modular pin and socket electrical connector assembly
US10047908B1 (en) 2017-06-20 2018-08-14 Ati Industrial Automation, Inc. Deformable pin locking mechanism for robotic tool changer
EP3658005A4 (en) 2017-07-27 2021-06-23 Intuitive Surgical Operations, Inc. LIGHT INDICATORS ON A MEDICAL DEVICE
US11096754B2 (en) 2017-10-04 2021-08-24 Mako Surgical Corp. Sterile drape assembly for surgical robot
US10731687B2 (en) 2017-11-22 2020-08-04 Medos International Sarl Instrument coupling interfaces and related methods
GB2570520B8 (en) 2018-01-30 2023-05-24 Cmr Surgical Ltd Interfacing a surgical robotic arm and instrument
CN110859671B (zh) 2018-08-28 2023-03-14 美好罗伯特有限公司 适配器以及经由适配器将手术器具安装于机械臂的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021072901A (ja) * 2015-02-20 2021-05-13 ストライカー・コーポレイション 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR102602379B1 (ko) 2023-11-16
CN113893039A (zh) 2022-01-07
US20160242861A1 (en) 2016-08-25
US11504203B2 (en) 2022-11-22
US10357324B2 (en) 2019-07-23
EP3258875B1 (en) 2023-02-22
KR102466680B1 (ko) 2022-11-14
AU2021203414B2 (en) 2023-08-17
KR20170120093A (ko) 2017-10-30
JP2021072901A (ja) 2021-05-13
EP3258875A1 (en) 2017-12-27
AU2021203414A1 (en) 2021-06-24
KR20220156095A (ko) 2022-11-24
CN107249496A (zh) 2017-10-13
KR20230162122A (ko) 2023-11-28
JP2023040026A (ja) 2023-03-22
EP4205689A1 (en) 2023-07-05
AU2016219862B2 (en) 2021-02-25
WO2016134266A1 (en) 2016-08-25
AU2023263565A1 (en) 2023-11-30
US20230100361A1 (en) 2023-03-30
JP2018512185A (ja) 2018-05-17
US20190290379A1 (en) 2019-09-26
CN107249496B (zh) 2021-11-09
AU2016219862A1 (en) 2017-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6860490B2 (ja) 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法
US9675383B2 (en) Articulation apparatus for external fixation device
EP2183490B1 (en) Rail clamp
EP1988865B1 (en) Cornea contact system
US9851782B2 (en) Operation support device and attachment and detachment method thereof
EP2739235A1 (en) Operation support device and assembly method thereof
US20120109225A1 (en) Orthopedic implant inserter with removable jaws
US20150265140A1 (en) Instrument holder for mounting a medical instrument on a joint arm
CN117897117A (zh) 保持用装配器具
CN117897115A (zh) 保持用装配器具
PL195183B1 (pl) Przyrząd do zespalania odłamów kostnych

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210114

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210114

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210121

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6860490

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250