JP2021072901A - 滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法 - Google Patents

滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び外科用構成部品を連結する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】滅菌バリアアセンブリと、取付システムと、第1及び第2の外科用構成部品を、位置決めを再現可能に一意的に決定するように、滅菌バリアアセンブリを通して運動学的に一緒に連結する方法を提供する。【解決手段】ロボットアームRは、第1の取付部分24を備えており、エンドエフェクタEEは、第2の取付部分26を備えている。滅菌バリアアセンブリ22は、手術中にロボットアームとエンドエフェクタとの間にバリアをもたらすように、第1及び第2の取付部分間に配置される。バリアは、エンドエフェクタが作動する滅菌領域Sからロボットアームを分離する。手術中、ロボットアームは、非滅菌と見なされ、バリアは、ロボットアームからの汚染物質が滅菌領域内に移動する可能性を低減させることになる。【選択図】図1

Description

[関連出願の相互参照]
本願は、2015年2月20日に出願された米国仮特許出願第62/118,737号
の優先権及びその利得を主張するものであり、その開示内容の全体は参照することによっ
てここに含まれるものとする。
[発明の分野]
本発明は、滅菌バリアアセンブリと、取付システムと、滅菌バリアアセンブリを介して
外科用構成部品を連結する方法とに関する。
手術中に外科用構成部品間にバリアをもたらす外科用ドレープのような滅菌バリアアセ
ンブリが知られている。例えば、ロボットアームと該ロボットアームに取り付けられたエ
ンドエフェクタとの間にバリアをもたらす外科用ドレープが知られている。手術において
、ロボットアームは、滅菌されないものとして取り扱われるが、エンドエフェクタは、滅
菌される。このエンドエフェクタが作動する滅菌領域の汚染を阻止するように、外科用ド
レープは、ロボットアームとエンドエフェクタとの間にバリアをもたらすものとなってい
る。
典型的には、ロボットアームとエンドエフェクタとの間に配置される外科用ドレープは
、孔又は他の開口を有しており、該孔又は他の開口を通して、種々の接続部、例えば、機
械的接続部及び/又は電気的接続部がロボットアームとエンドエフェクタとの間に配置可
能になっている。このような孔は手術中に被覆されている限り許容される。しかしながら
、もしもエンドエフェクタが手術中に機能しなくなって取り換える必要が生じた場合、又
はもしも異なるエンドエフェクタが望まれる場合、該孔を露出させることになるが、この
ことに関しては、標準的な手術室滅菌プロトコルが、異なるエンドエフェクタが設置され
る前に外科用ドレープの取替えを必要とすることを定めている。外科用ドレープの取外し
及び新しい外科用ドレープの設置は、貴重な時間を費やすので、取換えは望ましくない。
他の外科用ドレープは、意図的に穿孔されておらず、代わって、ロボットアームとエン
ドエフェクタとの間で圧縮されるようになっている。圧縮時に、もしも外科用ドレープが
薄いプラスチックから形成されていたのであれば、意図されない鉤裂き又は引裂きが生じ
ることがある。仮に外科用ドレープが損なわれない場合であっても、ロボットアームに対
するエンドエフェクタの位置決めが、外科用ドレープの圧縮の結果として不正確になる。
例えば、外科用ドレープが不均等に圧縮される可能性がある。さらに、従来のドレープ材
料から作製されている厚いドレープの場合、通常のエンドエフェクタ負荷によって撓むこ
とがある。わずかな撓みがエンドエフェクタの工具中心点(TCP)では拡大されて、T
CPの位置決め精度の誤差によって容認し得ないものになる可能性がある。
従って、当技術分野において、これらの欠点の1つ以上に対処することが必要とされて
いる。
一実施形態では、手術中に第1及び第2の外科用構成部品間にバリアをもたらすように
構成される滅菌バリアアセンブリが提供される。アセンブリは、複数の運動学的連結具を
有する保護カバーを備えてる。運動学的連結具は、保護カバーを通して第1及び第2の外
科用構成部品間に運動学的連結をもたらすようになっている。
他の実施形態では、第1及び第2の外科用構成部品を連結するように構成される取付シ
ステムが提供される。システムは、第1の外科用構成部品のための第1の取付部分と、第
2の外科用構成部品のための第2の取付部分とを備えている。また、システムは、複数の
運動学的連結具を有する保護カバーであって、該複数の運動学的連結具が、保護カバーを
通して第1及び第2の取付部分を運動学的に連結するようになっている、保護カバーを備
えている。
さらに他の実施形態では、第1及び第2の外科用構成部品を連結する方法が提供される
。この方法は、複数の運動学的連結具を有する滅菌バリアアセンブリを第1の外科用構成
部品に配置することを含んでいる。この方法は、第2の外科用構成部品を滅菌バリアアセ
ンブリに配置することをさらに含んでいる。この方法は、滅菌バリアアセンブリを通る複
数の運動学的連結具を介して外科用構成部品を運動学的に連結するように、与圧要素を与
圧することをさらに含んでいる。
滅菌バリアアセンブリ、取付システム、及び方法の1つの利点は、滅菌バリアアセンブ
リの健全性を維持しながら位置決めを再現可能に一意的に決定するように、第1の外科用
構成部品を滅菌バリアアセンブリを通して第2の外科用構成部品に運動学的に連結可能と
することにある。
本発明の利点は、以下の詳細な説明を添付の図面と併せて参照することによって本発明
が良好に理解されるのであれば、より容易に高く評価されるであろう。
取付システム及び滅菌バリアアセンブリを備えるロボット外科手術システムの斜視図である。 取付システムの斜視図である。 図2の取付システムの断面斜視図である。 図2の取付システムの他の断面斜視図である。 第1の取付部分の前方斜視図である。 第2の取付部分の前方斜視図である。 滅菌バリアアセンブリの前方斜視図である。 滅菌バリアアセンブリの断面斜視図である。 図2の取付システムの断面斜視図である。 図5の第1の取付部分の断面斜視図である。 図5の第1の取付部分の断面斜視図である。 図6の第2の取付部分の断面斜視図である。 与圧機構の構成要素の斜視図である。 図6の第2の取付部分に関連付けられた留具の斜視図である。 与圧機構のカムシャフトの斜視図である。 滅菌バリアアセンブリを通る第1及び第2の取付部分間の電気接続部を示す断面斜視図である。 代替的な取付システムの斜視図である。 図17の代替的な取付システムの断面斜視図である。 図17の代替的な取付システムの他の断面斜視図である。 第1の取付部分の前方斜視図である。 第2の取付部分の前方斜視図である。 代替的な滅菌バリアアセンブリの前方斜視図である。 代替的な滅菌バリアアセンブリの後方斜視図である。 (ドレープのない)代替的な滅菌バリアアセンブリの断面斜視図である。 (ドレープのない)代替的な滅菌バリアアセンブリの断面斜視図である。 (ドレープのない)代替的な滅菌バリアアセンブリの分解斜視図である。 図26の一部の拡大図である。 図17の代替的な取付システムの断面斜視図である。 負荷部材の斜視図である。 カムシャフトの斜視図である。 第1の取付部分の断面斜視図である。 第2の取付部分の断面斜視図である。 代替的な滅菌バリアアセンブをロボットアーム及びエンドエフェクタに取り付けるステップを示す図である。 他の代替的なバリアアセンブリを示す図である。 図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 図33の代替的なバリアアセンブリのドレープの拡大図である。 図33の代替的なバリアアセンブリを組み込んでいる他の代替的な取付システムの断面図である。 図33の代替的なバリアアセンブリのバックプレートアセンブリの斜視図である。 ロボットアームの第1の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 ロボットアームの第1の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 エンドエフェクタの第2の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 エンドエフェクタの第2の取付部分への接続を示す、図33の代替的なバリアアセンブリの断面図である。 図33の代替的なバリアアセンブリの与圧機構の構成要素の分解図である。 図33の代替的なバリアアセンブリの与圧機構の構成要素の分解図である。 図33の代替的なバリアアセンブリのレバーの部分分解図である。 図33の代替的なバリアアセンブリを与圧するために用いられる図44のレバーを示す図である。 図33の代替的なバリアアセンブリをロボットアームの第1の取付部分から取り外すために用いられるアクチュエータの構成要素の立面図である。 第1の取付部分に取り付けるときに図33の代替的なバリアアセンブリを真っ直ぐに並べるために用いられる全体的位置決め特徴部を示す図である。 第1の取付部分に取り付けるときに図33の代替的なバリアアセンブリを真っ直ぐに並べるために用いられる全体的位置決め特徴部を示す図である。
図1及び図2を参照すると、滅菌バリアアセンブリ22を用いて第1及び第2の外科用
構成部品を運動学的に連結するための取付システム20が示されている。本明細書に記載
されている一実施形態では、第1の外科用構成部品は、ロボットアームRであり、第2の
外科用構成部品は、ロボットアームRに対するエンドエフェクタEEである。取付システ
ム20は、滅菌バリアアセンブリ22を用いてどのような外科用構成部品を運動学的に連
結するために用いられてもよいことを理解されたい。
ロボットアームRは、第1の取付部分24を備えており、エンドエフェクタEEは、第
2の取付部分26を備えている。滅菌バリアアセンブリ22は、手術中にロボットアーム
RとエンドエフェクタEEとの間にバリアをもたらすように、第1及び第2の取付部分2
4,26間に配置される。バリアは、エンドエフェクタEEが作動する滅菌領域Sからロ
ボットアームRを分離する。手術中、ロボットアームRは、非滅菌と見なされ、バリアは
、ロボットアームRからの汚染物質が滅菌領域S内に移動する可能性を低減させることに
なる。
滅菌バリアアセンブリ22を用いることによって、取付部分24,26は、一緒に運動
学的に連結される。運動学的な連結は、取付部分24,26間に剛体接続をもたらし、こ
れによって、取付部分24,26間の位置決めが、再現可能に一意的に決定されることに
なる。この再現可能に一意的に決定される剛体接続の結果、より柔軟な接続と関連付けら
れたときに生じる可能性のあるエンドエフェクタEEの位置決めエラーを低減させること
ができる。
運動学的な連結は、拘束されるべき自由度の数を正確に拘束する。すなわち、運動学的
な連結は、自由度を過度に拘束しない。例えば、一実施形態では、取付部分24,26間
に6つの自由度、例えば、3つの並進及び3つの回転が存在する。従って、運動学的な連
結は、これらの6つの自由度を正確に拘束することになる。
図3及び図4を参照すると、取付部分24,26を運動学的に連結するために、滅菌バ
リアアセンブリ22の複数の(運動学的要素とも呼ばれる)運動学的連結具が用いられて
いる。図示されている実施形態では、運動学的連結具は、球状ボール28である。使用中
、ボール28は、取付部分24,26の第1及び第2の複数の受部30,32,34,3
6,38,40内に着座している。受部30,32,34,36,38,40は、ボール
28を受け入れるように寸法決めされ、かつ形作られている。図示されている実施形態で
は、第1の取付部分24は、第1の本体42と、該第1の本体42に固定された第1のカ
バープレート44とを備えている。第1の複数の受部30,32,34は、第1のカバー
プレート44内に固定されている。第2の取付部分26は、第2の本体46と、該第2の
本体46に固定された第2のカバープレート48とを備えている。第2の複数の受部36
,38,40は、第2のカバープレート48内に固定されている。
図5及び図6を参照すると、第1の複数の受部30,32,34は、(円錐受部とも呼
ばれる)円錐形状の接触面50を有する1つの受部30を含んでいる。他の受部32は、
(V溝受部とも呼ばれる)V字状溝によって与えられる1対の接触面52を有している。
さらに他の受部34は、(平面受部とも呼ばれる)平面を備える接触面54を有している
。第2の複数の受部36,38,40は、円錐形状の接触面56を有する3つの受部(す
なわち、円錐受部)を備えている。図3及び図4に示されているように、3つのボール2
8が、真っ直ぐに並んだ対応する対の受部間、すなわち、受部30,36間、受部32,
38間、及び受部34,40間に捕捉されている。受部30,32,34,36,38,
40の接触面50,52,54,56は、本明細書に記載されている運動学的連結のため
の拘束面として機能することになる。
受部30,32,34,36,38,40は、鋼又は他の適切な剛体材料から形成され
ているとよく、カバープレート44,48に剛体的に接続された別の構成部品であっても
よいし、又はカバープレート44,48と一体であってもよい。受部30,32,34,
36,38,40は、取付部分24,26内に一体化されていてもよく、この場合、受部
30,32,34,36,38,40は、ボール28を固定するための取付部分24,2
6と一体の拘束面から簡単に構成されていてもよく、又は受部30,32,34,36,
38,40は、これら以外の種々の方法によって、多数の構造を介して取付部分24,2
6に取付けられていてもよい。
取付部分24,26が、それらの間に位置決めされた滅菌バリアアセンブリ22と略最
終的な方位で一緒にされたとき、滅菌バリアアセンブリ22のボール28は、受部30,
32,34,36,38,40内に自己着座する。第1の取付部分24の円錐受部、V溝
受部、及び平面受部は、それぞれ、ボール28と接触する3点、2点、及び1点を介して
、3つの自由度、2つの自由度、及び1つの自由度を排除することになる。従って、6つ
の自由度が正確に拘束されることになる。他の実施形態では、以下にさらに説明するよう
に、第1の取付部分24の第1の複数の受部30,32,34の各々は、ボール28に対
する2つの接触点を介して、2つの自由度を排除するようになっていてもよい。これらの
場合のいずれにおいても、正確に6つの接触点、例えば、各自由度に対する1つの接触点
を介して、6つの自由度が正確に拘束されることになる。
図7及び図8を参照すると、滅菌バリアアセンブリ22は、保護カバー58を備えてい
る。保護カバー58は、インターフェイス60と、該インターフェイス60に取り付けら
れたドレープ62とを備えている。ドレープ62は、内面及び外面を有している。内面は
、手術中、ロボットアームRに隣接して配置される。図示されている実施形態では、ドレ
ープ62は、ロボットアームRを略包囲するように、ロボットアームRに取り付けられる
。ドレープ62は、ポリエチレン、ポリウレタン、及びポリカーボネートの少なくとも一
種から形成されている。ドレープ62は、超音波溶着、テープ、接着剤等によってインタ
ーフェイス60に取り付けられているとよい。ドレープ62は、どのような孔も存在しな
いように、すなわち、ドレープがインターフェイス60に対して連続的なバリアをもたら
すように、インターフェイス60に取り付けられるようになっている。
図示されている実施形態では、インターフェイス60は、成形プラスチック材料から形
成されている。インターフェイス60は、ゴム、シリコーン、ウレタン、又は他の適切な
材料から形成されているとよい。インターフェイス60は、主壁64を備えている。主壁
64は、周辺部と、周辺部において主壁64に接合している周壁66とを有している。周
壁66は、主壁64と略直交しているとよいが、好ましくは、第1の取付部分24を受け
入れるための空洞68を画定するように、直角から外方にいくらか拡がっている。ドレー
プ62は、インターフェイス60の周壁66に取り付けられている(図8参照)。ドレー
プ62は、他の構成部品を良好に示すために、図2〜図4、図9、及び図16に示されて
いない、
主壁64は、より大きい厚みを有する複数の別々の支持区域70,72,74,76を
有している。主壁64は、支持区域70,72,74,76間において約0.050イン
チから約0.150インチの幅を有しており、支持区域70,72,74,76において
約0.150インチから約0.250インチの幅を有している。主壁64は、デュロメー
タショアA80を有している。
インターフェイス60は、該インターフェイス内に一体化されたボール28を備えてい
る。一実施形態では、ボール28は、支持区域70,72,74の3つにインサート成形
されている。前述したように、ボール28は、第1及び第2の取付部分24,26を運動
学的に連結するために、第1及び第2の複数の受部30,32,34,36,40内に受
け入れられるように配置されている。ボール28は、汚染物質がインターフェイス60を
通って移動する可能性を低減させるために、バリアが支持区域70,72,74とボール
28との間において保持されるように配置されている。従って、ドレープ62及びインタ
ーフェイス60は、ロボットアームRから滅菌分野Sへの汚染物質の移動に対して連続的
なバリアをもたらすことになる。
一実施形態では、ボール28は、研磨された耐食性表面を有しており、これによって、
一定の負荷時に取付部分24,26の位置決めにおける1μm以下の繰返し性を達成する
ことができる。ボール28は、セラミック、ステンレス鋼、又は他の適切な材料から形成
されているとよい。ボール28は、炭化珪素又は炭化タングステンから形成されていると
よい。ボール28は、極めて厳格な公差、例えば、1インチの5千万分の1未満の公差で
正確に機械加工されているとよい。
インターフェイス60は、複数の電気端子を備えている。図示されている実施形態では
、これらの電気端子は、主壁64内にインサート成形されたピン78である。ピン78は
、インターフェイス60内への汚染物質の移動の可能性を低減させるためにバリアが主壁
64とピン78との間で保持されるように、配置されている。ピン78は、滅菌バリアア
センブリ22を横切って電力/信号を伝達することになる。
インターフェイス60は、与圧要素を備えている。図示されている実施形態では、与圧
要素は、細長い負荷バー80である。負荷バー80は、支持区域の1つにインサート成形
されているとよい。支持区域への埋設を促進させる丸形状の刻み目が、負荷バー80の両
面に形成されており、これによって、負荷バー80は、使用中にインターフェイス60へ
の固定が維持されることになる。負荷バー80は、インターフェイス60内に汚染物質が
移動する可能性を低減させるためにバリアが支持区域と負荷バー80との間に保持される
ように、配置されている。従って、ドレープ62及びインターフェイス60は、ロボット
アームRから滅菌分野Sへの汚染物質の移動に対して連続的なバリアをもたらすことにな
る。
負荷バー80は、第1及び第2の端を有している。負荷バー80は、ステンレス鋼、ケ
ブラー複合材料、又は他の適切な剛体材料から形成されているとよい。負荷バー80は、
各端の近くに開口82を画定している。インサート84が、開口82内に配置されている
。インサート84は、円筒状ブッシュの形態にある。インサート84は、ステンレス鋼又
は窒化珪素から形成されている。実施形態によっては、インサートを有しない負荷バー8
0が用いられる場合もある。
図9〜図11を参照すると、いったん取付部分24,26が略最終的方位で一緒にされ
たならば、与圧機構86が取付部分24,26を適所に締め付けることになる。図示され
ている実施形態では、負荷バー80は、与圧機構86の一部を構成し、保護カバー58を
ロボットアームRに保持するための当初の支持部材としても機能する。この負荷バーに、
与圧力が加えられる。与圧力は、運動学的な連結及び関連する特性が維持されるように、
運動学的な連結を介して加えられる予想負荷よりも大きくなっている。
与圧機構86は、第1の留具88をさらに備えている。第1の留具88は、ラッチ解除
位置からラッチ位置に移動するように留具ガイド90内に摺動可能に配置されている。留
具ガイド90は、第1の本体42に画定された第1の内部空洞92(図4参照)内に保持
されている。留具ガイド90は、第1の留具88が摺動する横長の貫通通路94を画定し
ている。
図11に示されているように、第1のバネ96が、第1の留具88を第1の本体42の
側壁98からラッチ位置に横方向に付勢している。第1の留具88を解除するために、(
図示されない)第1の解除ボタンが第1の本体42内に摺動可能に配置されていてもよい
。第1の解除ボタンは、単に押圧することによって、第1の留具88をラッチ位置からラ
ッチ解除位置に摺動させるようになっているとよい。
負荷バー受入器100が、他の横長通路102を画定している。留具ガイド90及び受
入器100の横長通路94,102は、互いに真っ直ぐ並んでおり、これによって、第1
の留具88は、ラッチ解除位置からラッチ位置に移動するように、これらの通路94,1
02内を摺動可能になっている。受入器100は円筒状である。受入器100は、該受入
器を通る負荷バー長孔104をさらに画定している。負荷バー長孔104は、負荷バー8
0の第1の端を受け入れるように、受入器100の横長通路102と直交して配置されて
いる。
使用中、負荷バー80の第1の端は、負荷バー80の開口82の1つが第1の留具88
に係合されるまで、負荷バー長孔104内に挿入される(図4及び図9参照)。いったん
負荷バー80が第1の留具88に完全に係合されたならば、滅菌バリアアセンブリ22は
、さらなる取付けのために、第1の取付部分24に略支持されることになる。従って、負
荷バー80及び第1の留具88は、滅菌バリアアセンブリ22のための当初の支持機構と
して機能する。
図9及び図12〜図15を参照すると、与圧機構86は、第2の留具106をさらに備
えている。第2の留具106は、第2の本体46内に摺動可能に配置されている。さらに
具体的には、第2の取付部分26は、第2の内部空洞108を画定しており、該第2の内
部空洞108内において、第2の留具106は、ラッチ解除位置とラッチ位置との間で摺
動可能になっている。
第2のバネ110が、第2の留具106を第2の本体46の側壁112からラッチ位置
に横方向に付勢している。第1の解除ボタンと同様、第2の留具106を解除するために
、第2の解除ボタン114が第2の本体46内に摺動可能に配置されていてもよい。第2
の解除ボタン114を単に押圧することによって、第2の留具106をラッチ位置からラ
ッチ解除位置に摺動させるようになっているとよい。
第2の本体46に固定された第2のカバープレート48は、細長の長孔116(図6参
照)を有している。この長孔116は、受入器100内に挿入される第1の端と反対側の
負荷バー80の第2の端を受け入れるように、寸法決めされている。
使用中、負荷バー80の第2の端は、負荷バー80の他の開口が第2の留具106に係
合されるまで、細長の長孔116内に挿入される。いったん負荷バー80が第2の留具1
06に完全に係合されたならば、滅菌バリアアセンブリ22及び第2の取付部分26は、
さらなる処置のために、第1の取付部分24に略支持されることになる。従って、負荷バ
ー80、第1の留具88,及び第2の留具106は、滅菌バリアアセンブリ22及び第2
の取付部分26のための支持機構としても機能する。
図9に示されているように、与圧機構は、負荷バー80に操作可能に連結された張力調
整装置118をさらに備えている。張力調節装置118は、張力を負荷バー80に加え、
ボール28が第1及び第2の複数の受部30,32,34,36、38,40内に着座す
るように、第1及び第2の取付部分24,26を与圧力によって一緒に締め付けることに
なる。
図12及び図13を参照すると、張力調整装置118は、第2の留具106を第1の留
具88に対して移動させることによって、張力を負荷バー80に加えるようになっている
。第2の留具106は、第2の本体46内においてラッチ解除位置とラッチ位置との間で
摺動可能になっているが、第2の本体46内において、枢動シャフト120を中心として
枢動可能に支持されている。枢動シャフト120は、第2の本体46内において1対の支
持孔122,124内に配置されている。第2の留具106は、枢動シャフト120を受
け入れるための枢動孔126(図14参照)を画定している。その結果、第2の留具10
6は、枢動シャフト120を中心として枢動することができる。
張力調整装置118は、カムシャフト128を備えている。カムシャフト128は、張
力付与位置と非張力付与位置との間で回転可能である。カムシャフト128は、第2の本
体46内において1対の支持孔130,132内に回転可能に支持されている。カムシャ
フト128は、ブッシュ138によって支持孔130,132内に回転可能に支持された
第1及び第2の円筒状シャフト区域134,136を有している。
カムシャフト128は、第1及び第2のシャフト区域134,135間にカム区域14
0(図9及び図15参照)を備えている。カム区域140は、第1及び第2のシャフト区
域134,136から位置ずれしている。カム区域140は、第2の留具106(図14
参照)内に画定されたカム通路142内に配置されている。カム通路142は、矩形状で
あり、第2の留具106の一端の近くにおいて第2の留具106を貫通しており、枢動孔
126は、反対側の端の近くにおいて第2の留具106を貫通している。カムシャフト1
28が張力付与位置に向かって回転を始めると、カム区域140がカム通路142を画定
する内面144に接触する。カムシャフト129のさらなる回転が、内面144に対して
カム区域140による付加的なカム作用をもたらし、第2の留具106を枢動シャフト1
20を中心として枢動させ、これによって、張力が負荷バー80に加えられることになる
張力調整装置118は、レバー取付部148を介してカムシャフト128に回転可能に
固定されたレバー146も備えている。レバー取付部148は、レバー146の作動がカ
ムシャフト128の回転をもたらすように、レバー146内の(図示されない)空洞の形
状に一致する幾何学的形状を有している。カムシャフト128は、非張力付与位置と張力
付与位置との間で移動するために少なくとも90°回転するようになっている。勿論、そ
れらの間の他の位置において、所望の与圧力を加えるのに適切な張力が負荷バー80に加
えられるようになっていてもよい。
カムシャフト128が所望の位置、例えば、張力付与位置に配置されたとき、レバー1
46が係止される。張力付与位置において、与張力が負荷バー80に加えられる。与圧力
を加えた後にレバー146を係止することによって、ロボットアームR及びエンドエフェ
クタEEの使用中、運動学的連結を維持するための与圧力が連続的に加えられることにな
る。与圧機構86は、バリアに孔を開けることなく、与圧力を滅菌バリアアセンブリ22
を横切って伝達することになる。
張力調整装置118が与圧を負荷バー80に加えると、皿バネ150が、与圧力と等し
い圧縮力を負荷バー80を加える。皿バネ150は、2つのバネシム152間に配置され
ている。皿バネ150は、留具ガイド90、受入器100、及び第1の留具88を第1の
本体42の後壁154に向かって付勢するものである。皿バネ150は、負荷バー80が
第1の留具88に係留されていることによって、負荷バー80を付勢することになる。
ボール28が第1及び第2の複数の受部30,32,34,36,38,40内におい
て真っ直ぐに並び、与圧力が加えられたとき、インターフェイス60のいくらかの伸張及
び/又は屈曲がボール28間に生じ、これによって、特に第2の複数の受部36,38,
40が(3つの接触点においてボール28の各々に係合する)円錐形状を有しているとき
、ボール28が受部30,32,34,38,40内に適切に着座する。この伸張及び/
又は屈曲は、バリア性を損なうことなく、生じる。従って、ボール28は、与圧時に受部
30,32,34,36,38,40内に移動することができる。インターフェイス60
のこれらの特性は、製造公差を考慮している。換言すれば、インターフェイス60は、ボ
ール28との接触又は封止、例えば、成形中に生じたボール28との接触又は封止を損な
うことなく、伸張及び/又は屈曲することができる。
いったん着座したならば、ボール28の位置は、第1及び第2の複数の受部30,32
,34,36,38,40に対して固定される。その結果、第1及び第2の取付部分24
,26は、滅菌バリアアセンブリ22に孔を開けることなく、運動学的に一緒に連結され
ることなる。運動学的な連結によって、エンドエフェクタEEをロボットアームRから容
易に取り外し、同一位置においてロボットアームRに再接合させることが可能になる。ま
た、運動学的な連結によって、エンドエフェクタEEを、同様の取付部分を有する別のエ
ンドエフェクタがロボットアームRに運動学的に連結可能となるように、ロボットアーム
Rから、容易に取り外すことが可能になる。
図16は、滅菌バリアアセンブリ22を通して施された電力接続部及び/又は他の信号
接続部を示している。これらの接続部は、ピン78を用いている。これらのピン78は、
第1及び第2の取付部分24,26に取り付けられた電気コネクタを電気的に相互接続す
るものである。
図5、図6、及び図16に示されている実施形態では、第1の取付部分24は、第1の
電気コネクタベース156を備えている。第1の電気コネクタベース156は、第1の本
体42内に画定された連通空洞158内に固定されている。第1のカバープレート44は
、連通空洞158内に開口160を画定している。電線を第1の電気コネクタベース15
6から引き出す電線路162も、第1の本体42内に画定されている。複数のポゴピンコ
ネクタ164、例えば、バネ懸架式電気コネクタが、第1の電気コネクタベース156に
よって移動可能に支持されている。
第2の取付部分26は、第2の電気コネクタベース166を備えている。第2の電気コ
ネクタベース166は、第2のカバープレート48の開口168内に固定されている。複
数の受電端子170が、第2の電気コネクタベース166によって支持されている。第1
及び第2の取付部分24,26が運動学的に一緒に連結され、かつ与圧されたとき、受電
端子170は、インターフェイス60のピン78を受け入れることになる。同様に、ポゴ
ピンコネクタ164もインターフェイス60のピン78に接触し、これによって、電力又
は他の電気信号が、ピン78を通って流れることになる。従って、電力、通信信号、又は
他の信号は、ロボットアームRからエンドエフェクタEEに及びその逆に流れることがで
きる。
図17〜図32を参照すると、滅菌バリアアセンブリ222を用いて第1及び第2の外
科用構成部品(例えば、ロボットアームR及びエンドエフェクタEE)を運動学的に連結
するための代替的な取付システム220が示されている。
この実施形態では、ロボットアームRは、第1の取付部分224を備えており、エンド
エフェクタEEは、第2の取付部分226を備えている。滅菌バリアアセンブリ222は
、手術中、ロボットアームRとエンドエフェクタEEとの間にバリアをもたらすために、
第1及び第2の取付部分224,226間に配置される。
図18及び図19を参照すると、第1及び第2の取付部分224,226を運動学的に
連結するために、複数の運動学的連結具が用いられている。この実施形態では、運動学的
連結具は、球状ボール228である。ボール228は、第1及び第2の複数の受部230
,232,234,236,238,240内に着座している。受部230,232,2
34,236,238,240は、ボール228を受け入れるように寸法決めされ、かつ
形付けられている。第1の取付部分224は、第1の本体242及び第1の本体242に
固定された第1のカバープレート248を備えている。第1の複数の受部230,232
,234は、第1の本体242内に固定されている。第2の取付部分226は、第2の本
体246を備えている。第2の複数の受部236,238,240は、第2の本体246
内に固定されている。
図20を参照すると、第1の複数の受部230,232,234は、(円錐受部とも呼
ばれる)円錐形状の接触面250を有する1つの受部230を備えている。他の受部23
2は、(V溝受部とも呼ばれる)V字状溝によって与えられる1対の接触面252を有し
ている。さらに他の受部234は、(平面受部とも呼ばれる)平面を備える接触面254
を有している。V溝受部の接触面252又は平面受部の接触面254は、略平坦であても
よいし、又はボール228に対して単一の接点しかもたらさない凹みを有する凹面状であ
ってもよい。いくつかの態様では、V溝受部の接触面252は、ゴシックアーチの形態に
ある。
第2の複数の受部236,238,240は、円錐形状の接触面256を有する3つの
受部(すなわち、円錐受部)を備えている。3つのボール228は、図20及び図21に
示されているように、真っ直ぐに並んだ1対の対応する受部間、すなわち、受部230,
236間、受部232,238間、及び受部234,240間に捕捉されることになる。
受部230,232,234,236,238,240は、鋼又は他の適切な剛体材料
から形成されているとよく、本体242,246に剛体的に接続された別の構成部品であ
ってもよいし、又は本体242,246に一体化されていてもよい。受部230,232
,234,236,238,240は、取付部分224,226に一体化されていてもよ
いし、又は種々の方法によって取付部分224,226に取り付けられていてもよい。
取付部分224,226が、それらの間に位置決めされた滅菌バリアアセンブリ222
と略最終的な方位で一緒にされたとき、滅菌バリアアセンブリ222のボール228は、
受部230,232,234,236,238,240内に自己着座する。第1の取付部
分224の円錐受部、V溝受部、及び平面受部は、それぞれ、3つの自由度、2つの自由
度、及び1つの自由度を排除することになる。従って、6つの自由度が正確に拘束される
ことになる。他の実施形態では、以下にさらに説明するように、第1の取付部分224の
第1の複数の受部230,232,234の各々は、ボール228に対する2つの接触点
を介して、2つの自由度を排除するようになっていてもよい。これらの場合のいずれにお
いても、正確に6つの接触点、例えば、各自由度に対する1つの接触点を介して、6つの
自由度が正確に拘束されることになる。
図22〜図26を参照すると、滅菌バリアアセンブリ222は、保護カバー258を備
えている。保護カバー258は、インターフェイス260及びインターフェイス260に
取り付けられたドレープ262を備えている。ドレープ262は、内面及び外面を有して
いる。内面は、手術中、ロボットアームRに隣接して配置される。この実施形態では、ド
レープ262は、ロボットアームRを略包囲するように、ロボットアームRに取り付けら
れる。ドレープ262は、ポリエチレン、ポリウレタン、及びポリカーボネートの少なく
とも一種から形成されている。ドレープ262は、超音波溶接、テープ、接着剤等によっ
て、インターフェイス260に取り付けられるとよい。ドレープ262は、どのような孔
も存在しないように又はどのような孔も封止されるように、すなわち、ドレープがインタ
ーフェイス260に連続的なバリアを形成するように、インターフェイス260に取付け
られるようになっている。ドレープ62は、他の構成部品を良好に示すために、図17〜
図19及び図24〜図27に示されていない。
図25及び図26を参照すると、図示されている実施形態において、インターフェイス
260は、アルミニウム又はステンレス鋼のような剛体材料から形成されたラッチブラケ
ット263を備えている。ラッチブラケット263は、周辺を有する主壁264(図26
参照)及び主壁264から延在する内壁266を備えている。内壁266は、主壁264
と略直交しているとよい。ラッチブラケット263は、主壁264から内壁266と反対
の方向に延在する1対のラッチ265(図23参照)を備えている。ラッチ265は、ラ
ッチフックの形態にあるとよい。ラッチ265は、以下に説明するように、第1の取付部
分224の第1の留具288に相互作用し、かつ係合するようになっている。
インターフェイス260は、周辺リップ271を有するカバー269をさらに備えてい
る。カバー269は、射出成形プラスチックから形成されているとよい。周囲リップ27
1は、カバー269がラッチブラケット263に固定されるように、主壁264にスナッ
プ嵌合されている。固定されたとき、カバー269は、ラッチブラケット263の内壁2
66を包囲する外壁273を構成することになる。カバー269は、壁275も備えてい
る。壁275は、外壁273の基部から周囲リップ271に延在している。スナップ嵌合
による接続に加えて、壁275とラッチブラケット263の主壁264との間の接着によ
って、カバー269がラッチブラケット263に固定されるとよい。バリア性をさらに高
めるために、(図示されない)シールが、主壁264の縁と周辺リップ271の内縁との
間に配置されてもよい。
周辺リップ271は、取付溝277を画定しており、該取付溝内において、ドレープ2
62がインターフェイス260に取り付けられるようになっている。取付溝277は、例
えば、ドレープ262の弾性バンド、ドレープ262のためのテープ、ドレープ262の
スナップリング等を受け入れるようになっているとよい。
インターフェイス260は、該インターフェイス内に一体化されたボール228を備え
ている。この実施形態では、ボール228は、ラッチブラケット263の主壁264に画
定されたボール開口内に配置されている。ボール開口は、ボール228の各々の一部が主
壁264の両側に突出するように、寸法決めされている。主壁264は、ボール開口の各
々内にストッパ279を備えている。図示されている実施形態では、ストッパ279は、
主壁264の半径方向内向きテーパ面である。このテーパ面は、ボール228が主壁26
4を完全に通過しないように、ボール228の直径よりもいくらか小さい直径を有する開
口を画定している(図18参照)。
組立中、ボール228が主壁264のボール開口内に落下する。ストッパ279によっ
て、該ボール228は、ボール開口を完全に通過せず、該ボール228の一部が主壁26
4を超えて突出する。次いで、ボール228をボール開口内の適所に保持するために、カ
バー269がラッチブラケット263にスナップ嵌合される。カバー269の壁275は
、複数の補助的なボール開口267を画定している。補助的なボール開口267は、ボー
ル228の直径よりもいくらか小さく寸法決めされており、主壁264のボール開口と真
っ直ぐに並んでいる。その結果、ボール228は、壁275と主壁264との間に配置さ
れながら壁275を超えて突出することができる。
主壁264は、ボール開口をさらに画定する複数の皿孔284を有している。皿孔28
4は、ボール228の各々よりもいくらか大きい直径を有し、ボール228がボール開口
内に着座可能となるように、寸法決めされている。また、皿孔284は、主壁264に対
してボール228の周辺を密封するためにO−リングのようなシール281が皿孔284
内に配置されるように、寸法決めされている。図示されているように、2つのシール28
1が、皿孔284の各々内に配置されている(図18も参照)。シール281は、シール
281を覆って配置される壁275によって、適所に保持されている。壁275は、バリ
ア性をさらに高めるために、シール281の各対の1つに係合している。
シール281は、ボール228がボール開口内においていくらか横方向に移動すること
ができるように、例えば、ボール開口内においてボール228の横方向移動が拘束されな
いように、弾性的である。その結果、ボール228間の距離が調整可能、例えば、増減可
能であり、これによって、特に第2の複数の受部236,238,240の各々が互いに
対して剛体的に固定される円錐形状を有するとき、ボール228が受部230,232,
234,236,238,240内に適切に着座することになる。ボール228を横方向
に調整させる能力によって、ボール228は、円錐受部内にきちんと嵌合し、これによっ
て、ボール228に対する3点の接触点をもたらすことができる。
前述のように、ボール228は、第1及び第2の取付部分224,226を運動学的に
連結するために、第1及び第2の複数の受部230,232,234,236,238,
240内に受け入れられるように配置されている。ボール228は、インターフェイス2
60を通って汚染物質が移動する可能性を低減させるためにバリアが主壁264とボール
228との間で保持されるように、配置されている。従って、ドレープ262及びインタ
ーフェイス260は、ロボットアームRから滅菌分野Sへの汚染物質の移動に対して連続
的なバリアをもたらすことができる。
この実施形態では、ボール228は、研磨された耐食表面を有しており、これによって
、一定の負荷時に取付部分224,226の位置決めにおける1μm以下の繰返し性を達
成することができる。ボール228は、セラミック、ステンレス鋼、又は他の適切な材料
から形成されているとよい。ボール228は,炭化珪素又は炭化タングステンから形成さ
れているとよい。ボール228は、極めて厳格な公差、例えば、1インチの5千万分の1
未満の公差で正確に機械加工されているとよい。
インターフェイス260は、図24に示されているように、カバー269に埋設された
複数の電気端子を備えている。この実施形態では、電気端子は、インターフェイス260
のカバー269内にインサート成形されているとよいピン278である。ピン278は、
カバー269のコネクタ部分274内に配置されている。コネクタ部分274は、ラッチ
ブラケット263の開口276を部分的に貫通している。コネクタ部分274は、汚染物
質がインターフェイス260を通って移動する可能性を低減させるために、開口276内
に圧入されているとよい。コネクタ部分274及び主壁264に対して開口276を密封
するために、(図示されない)周辺シールが開口276内に設けられていてもよく、これ
によって、汚染物質がインターフェイス260を通って移動する可能性をさらに低減させ
ることができる。ピン278は、滅菌バリアアセンブル222を横切って電力/電気信号
を伝達することになる。
図18〜図20を参照すると、第1の取付部分224は、第1の留具288を備えてい
る。この実施形態では、第1の留具288は、摺動留具プレートである。第1の留具28
8は、1対の離間した開口289を画定している(図20)。第1の留具288は、第1
の本体242内に摺動可能に配置されている。第1の本体242は、前壁285を備えて
いる。カバープレート293が、留具ガイド凹部287を画定するように、前壁285に
取り付けられている。第1の留具288は、留具ガイド凹部287内において摺動するよ
うになっている。
1つ又は複数の圧縮バネ291が、第1の留具288の上縁が留具ガイド凹部287を
画定する前壁285の下向き縁に接触するように、第1の留具288を上方に付勢してい
る。圧縮バネ291は、第1の留具288の下縁と留具ガイド凹部287を画定する前壁
285の反対側の上向き縁との間で作用する。
前壁285は、ラッチ開口295も画定しており、該ラッチ開口295を通して、ラッ
チ265が第1の留具288に係合可能になっている。通常状態では、開口289は、図
20に示されているように、部分的ではあるが、ラッチ開口295と真っ直ぐに並んでい
る。さらに、開口289の十分に大きな部分が、ラッチ265を第1の留具288に係合
させるために、ラッチ開口295を通して露出している。
ラッチ265の各々はヘッド297を有している。ヘッド297は、開口289の露出
部分内に嵌合するように寸法決めされた前面に向かってテーパが付されている。各ヘッド
297の前面が開口289の露出部分内に移動し、かつ該露出部分を通過すると、ヘッド
297のテーパ面が圧縮バネ291の付勢に対して第1の留具288を下方に押し下げ、
最終的に、ヘッド297が開口289内に完全に移動する。いったんヘッド297が開口
289内に完全に入ったならば、第1の留具288は、圧縮バネ291の付勢によって上
方に摺動し、ヘッド297の各々に画定されたラッチ凹部299内に進入する。これによ
って、ラッチブラケット263、従って、滅菌バリアアセンブリ222の全体が、第1の
本体242上に保持されることになる。
このラッチ/留具機構によって、インターフェイス260は、第1の本体242との間
にどのような傾動も必要とすることなく、第1の本体242に係合することができる。換
言すれば、インターフェイス260は、インターフェイス260の並進又は直線移動のみ
によって、第1の本体242に押圧係合することができる。これは、第1の本体242及
び第2の本体246上の対応する電気コネクタ251,257へのピン278の係合をさ
らに容易にする。ラッチ265及び第1の留具288が逆になっていてもよいこと、又は
ラッチ265及び第1の留具288が留具265及び第1のラッチ288と呼ばれてもよ
いことを理解されたい。
アクチュエータ301を用いて、ラッチブラケット263を第1の本体から取り外すよ
うになっている。アクチュエータ301は、第1の留具288に固定されている。この実
施形態では、アクチュエータ301は、U字状に形作られている。このアクチュエータ3
01を下方に押圧し、第1の留具288を圧縮バネ291の付勢に対して下方に移動させ
、これによって、ラッチ265のヘッド297を開口289及びラッチ開口295を通し
て引き出すようになっている。
図19を参照すると、インターフェイス260が第1の本体242によって支持された
ならば、第2の本体246をインターフェイス260に係合させることができる。ラッチ
フック283が、第2の本体246に固定された第2の留具306に容易に係合するよう
に配置されている(ラッチフック283及び第2の留具306は、留具フック283及び
第2のラッチ306と呼ばれてもよい)。ラッチフック283は、ラッチブラケット26
3によって枢動可能に支持されている。(図26において部番が付されていない)トーシ
ョンバネがラッチフック283を第2の留具306に係合させるように付勢している。
第2の留具306は、第2の本体246に固定されたD字状ロッドであり、ラッチフッ
ク283に係合するように形作られている。第2の本体246を単にインターフェイス2
60に押し込むことによって、ラッチフック283が第2の留具306に係合することに
なる。さらに具体的には、第2の本体246がインターフェイス260上に押し込まれる
と、第2の留具306は、ラッチフック283のテーパ面を押圧し、これによって、ラッ
チフック283をトーションバネの付勢に対して上方に枢動させるように付勢し、最終的
に、図19に示されているように、ラッチフック283の凹部が第2の留具306と真っ
直ぐに並び、このとき、トーションバネがラッチフック283を第2の留具306に被さ
るように付勢する。ここで、取付システム220は、与圧されかつ使用される準備が整え
られたことになる。この状態では、取付システム220は、与圧前にエンドエフェクタE
EをロボットアームR上に支持する支持機構として機能している。
図25〜図27を参照すると、いったん取付部分224,226が略最終的な方位で一
緒にされたならば、与圧機構286が取付部分224,226を一緒に適所に締め付ける
ことになる。与圧要素が、インターフェイス260内に配置されている。この実施形態で
は、与圧要素は、細長の負荷部材280である。負荷部材280は、インターフェイス2
60内に移動可能に支持されている。負荷部材280は、第1及び第2の端を有している
。負荷部材280は、ステンレス鋼、ケブラー複合材料、又は他の適切な剛体材料から形
成されているとよい。負荷部材280は、一端の近くに開口282を画定し、他端に隣接
してラッチフック283を画定している。
与圧力が荷部材280に加えられる。この与圧力は、運動学的な連結及び附随する特性
が維持されるように、運動学的連結を介して加えられる予想負荷よりも大きくなっている
負荷部材280は、ラッチブラケット263によって移動可能に支持されている。具体
的には、負荷部材280は、ラッチブラケット263に対して無負荷位置から負荷位置に
移動することができる。無負荷位置では、ラッチフック283は、第2の留具306に係
合するように配置されている。負荷位置では、負荷部材280は、取付システム220に
負荷を加えるために、ラッチブラケット263に向かって付勢される。
与圧機構286は、張力調整装置318(図26)と張力調整装置318に連結された
バネカップ305とをさらに備えている。張力調整装置318は、互いに同心の1対の内
側及び外側チューブ307,308内に取り付けられたカムシャフト328を備えている
。チューブ207,309は、中空かつ円筒状である。チューブ307,309は、バネ
カップ305に対して並進しないように固定されており、これによって、チューブ307
,309が並進すると、バネカップ305も並進する。
バネカップ305は、外側チューブ309を受け入れるように寸法決めされた第1のカ
ップ開口311(図25)を画定している。第1のカップ開口311の反対側において、
バネカップ305は、外側チューブ309を受け入れるように寸法決めされたバネカップ
皿孔315(図25)を画定している。外側チューブ309は、第1のカップ開口311
及びバネカップ皿孔315内に圧入されているとよい。従って、外側チューブ309は、
バネカップ305に対して回転することができず、又は回転可能であるが、バネカップ3
05に対して並進しないように固定されていることになる。外側チューブ309は、負荷
部材280の開口282を貫通している。
ラッチフック283は、バネカップ305の中心開口を超えて突出している。また、ラ
ッチフック283は、第2の本体246の第2の留具306に達するように、外壁273
の頂部の中心開口を超えて突出している。バネカップ305は、外壁273の頂部の中心
開口を貫通することができないように、寸法決めされている。バネカップ305及び外壁
273は、以下にさらに説明するように、ラッチフック283が解除された無負荷状態に
おいて互いに干渉しないように構成された面取り面を有している。
カムシャフト328は、ラッチブラケット263の内壁266によって回転可能に支持
されている。内壁266は、1対の貫通孔301(図26)を画定している。1対のブッ
シュ338が貫通孔301内に圧入されており、カムシャフト328の外側円筒区域33
4を回転可能に支持している。その結果、カムシャフト328は、張力付与位置と非張力
付与位置との間でラッチブラケット263に対して回転することができる。カムシャフト
328は、中央円筒区域336によって分離された1対のカム区域340を備えている。
カム区域340は、内側チューブ307の内径よりもいくらか小さい外径を有している。
カムシャフト328の円筒区域336は、カム区域340よりも小さい直径を有し、これ
によって、カムシャフト328が回転したときにカム作用をもたらすことになる。
内側及び外側チューブ307,308は、各々、貫通孔301間において内壁266の
互いに向き合う区域の長さよりも短い長さを有している。その結果、内側及び外側チュー
ブ307,309は、内壁266に対して並進することができる。カムシャフト328が
回転されると、内側及び外側チューブ307,309が、カムシャフト328のカム作用
によって、主壁264に向う方に及び主壁264から離れる方に移動することになる。こ
の運動によって、いったんラッチフック283が第2の留具306に係合されたならば、
負荷部材280に負荷を加えるのに必要な与圧がもたらされることになる。
張力調整装置318は、カムシャフト328に回転可能に固定されたレバー346も備
えている。レバー346は、カムシャフト328のD字状部分を受け入れるためにD字状
孔を有するボス348を備えており、これによって、レバー346が回転すると、カムシ
ャフト328が回転する。レバー346をカムシャフト328に固定するために、(部番
が付されていない)固定具が、カムシャフト328のネジ付き端に係合するようになって
いる、カムシャフト328は、無負荷位置と負荷位置との間で移動するために、少なくと
も90°回転する。勿論、それら間の他の位置において、所望の与圧力を加えるのに適切
な張力が負荷バー280に加えられるようになっていてもよい。
レバー346は、カムシャフト328が所望の位置、例えば、負荷位置に配置されたと
きに係止されるとよい。負荷位置では、与張力が負荷部材280に加えられる。与圧力を
加えた後、レバー346を係止することによって、与圧力がロボットアームR及びエンド
エフェクタEEの使用中に連続的に加えられ、運動学的連結を維持する。与圧機構286
は、バリアに孔を開けることなく、与圧力を滅菌バリアアセンブリ222を横切って伝達
することになる。
張力調整機構318は、円錐皿バネ350、例えば、ベルビルバネを介して与圧力を負
荷部材280を加えるようになっている。皿バネ350は、与圧力と等しい力を負荷部材
280に加える。皿バネ350は、負荷部材280のバネカップ305と肩317との間
に作用する。具体的には、レバー346が回転すると、カムシャフト328が回転し、カ
ム区域340が内側及び外側チューブ307,309、従って、バネカップ305を(こ
こでは、第2の留具306に係合している)ラッチフック283から離れる方に移動させ
る。また、内側及び外側チューブ307,309は、このような移動に適合するために細
長くなっている開口282内の移動によって、負荷部材280に対しても移動することで
きる。負荷部材280に対するバネカップ305の移動が皿バネ350を圧縮し、与圧力
を肩317を介して負荷部材280に加えることになる。
ボール228が第1及び第2の複数の受部230,232,234,236,238、
240と真っ直ぐに並んでいるので、いったん与圧力が加えられたならば、ボール228
は、受部230,232,234,236,238,240内に着座することになる。い
ったん着座したならば、ボール228の位置は、固定され、第1及び第2の複数の受部2
30,232,234,236,238,240の位置も、互いに対して固定される。そ
の結果、第1及び第2の取付部分224,226は、滅菌バリアアセンブリ222に孔を
開けることなく、運動学的に互いに連結されることになる。
ラッチフック283の解除は、ラッチフック283を第2の留具306から上方に付勢
することによって容易に行なうことができる。これは、無負荷位置にあるとき、レバー3
46をさらに反時計方向に回転させることによって達成される。この運動によって、カム
シャフト328をバネカップ305内に画定された第2のカップ開口313と相互作用さ
せ、バネカップ305及びラッチフック283を摺動させ、これによって、ラッチフック
283を第2の留具306から取り外すことができる。
第2のカップ開口313は、外側チューブ309よりも小さいが、カムシャフト328
の偏心部分325を収容するのに十分大きくなっている。第2のカップ開口313は、図
26Aに示されているように偏心形状を有しており、無負荷位置において偏心部分325
が図26Aに実線で示されている位置に配置されるように寸法決めされている。この位置
から偏心部分325がレバー346を介して反時計方向にさらに回転すると、偏心部分3
25が、バネカップ305に係合し、バネカップの枢動をもたらすことになる。さらに具
体的には、(図26Aに示されているように)第2のカップ開口313の寸法を考慮する
と、偏心部分325がさらに反時計方向に回転しないように拘束されているので、レバー
346のさらなる反時計方向運動がバネカップ305を外壁273に対して枢動させ、こ
れによって、ラッチフック283を第2の留具306から上方に移動させる。負荷位置で
は、偏心部分325は、図26Aにおいて点線によって示されている位置に配置されるこ
とになる。
図19は、滅菌バリアアセンブリ222を通して施された電力接続部及び/又は他の信
号接続部を示している。これらの接続部は、インターフェイス内に埋設されたピン278
を用いている。これらのピン278は、第1及び第2の取付部分224,226に取り付
けられた電気コネクタ251,257を電気的に相互接続することになる。
この実施形態では、第1の取付部分224は第1の電気コネクタ251を備えている。
第1の電気コネクタ251は、第1の本体242に対してフロート配置させることができ
る。第2の取付部分226は第2の電気コネクタ257を備えている。また、第2の電気
コネクタ257は、第2の本体246に対してフロート配置されている。第1及び第2の
取付部分224,226が運動学的に互い連結され、かつ与圧されたとき、電気コネクタ
251,257は、電力信号又は他の電気信号がピン278を通って流れることができる
ように、ピン278を受け入れるようになっている。従って、電力信号、通信信号、又は
他の信号がロボットアームRからエンドエフェクタEEに及びその逆に伝達可能になる。
図32は、最初、滅菌バリアアセンブリ222を(ロボットアームRに固定された)第
1の取付部分224に取り付けるステップと、次いで、(エンドエフェクタEE内に一体
化された点線で示されている)第2の取付部分226を滅菌バリアアセンブリ222に取
り付けるステップと、次いで、レバー346を下方に枢動させ、取付システム220に負
荷を加え、第1の取付部分224と第2の取付部分226との間の位置決めを維持するの
を必要な与圧力を加えるステップとを示している。
図33〜図47を参照すると、滅菌バリアアセンブリ422を用いて第1及び第2の外
科用構成部品(例えば、ロボットアームR及びエンドエフェクタEE)を運動学的に連結
するための他の代替的な取付システムが示されている。
図33〜図36を参照すると、先行する実施形態と同様、エンドエフェクタEEをロボ
ットアームRに運動学的に連結するために、複数の運動学的連結具が用いられている。こ
の実施形態では、運動学的連結具は、球状ボール428である。ボール428は、第1及
び第2の複数の受部432,438(1対の受部が図36に示されている)内に着座する
ようになっている。受部432,438は、前述したように、ボール428を受け入れる
ように寸法決めされ、かつ形作られている。第1の複数の受部432は、ロボットアーム
Rの第1の取付部分424に固定され、第2の複数の受部438は、エンドエフェクタE
Eの第2の取付部分426に固定されている。
第1の複数の受部432は、3つの受部(1つのみが図36に示されている)を含んで
いる。第1の複数の受部432の各々は、(V溝受部とも呼ばれる)V字状溝又はゴシッ
クアーチによって与えられる1対の接触面452を有している。第2の複数の受部438
は、3つの受部(1つのみが図36に示されている)を含んでいる。第2の複数の受部の
各々は、円錐形状の接触面456を有している(すなわち、円錐受部である)。3つのボ
ール428は、真っ直ぐに並ぶ対応する1対の受部432,438間に捕捉されている。
ロボットアームRとエンドエフェクタEEの取付部分424,426とがそれらの間に
位置決めされた滅菌バリアアセンブリ422と略最終的な方位で一緒にされたとき、滅菌
バリアアセンブリ422のボール428は、受部432,438内に自己着座し、これに
よって、先行する実施形態に記載されているように、6つの自由度が正確に拘束されるこ
とになる。
滅菌バリアアセンブリ422は保護カバー458を備えている。保護カバー458は、
インターフェイス460及び該インターフェイス460に取り付けられたドレープ462
を備えている。ドレープ462は、内面及び外面を有している。内面は、手術中にロボッ
トアームRに隣接して配置される。ドレープ462は、ポリエチレン、ポリウレタン、ポ
リカーボネート、又は他の適切な材料の少なくとも一種から形成されている。ドレープ4
62は、超音波溶接、テープ、接着剤等によってインターフェイス460に直接取り付け
られているとよい。
図示されている実施形態では、ドレープ462は、インターフェイス460に係合する
リング468を備えている。リング468は、開口を画定している。図示されている実施
形態では、リング468は、スナップリングである。ドレープ462のたるんだ部分が、
開口を包囲するように、超音波溶接、テープ、接着剤等によってスナップリング468に
取り付けられるようになっている。(たるんだ部分が取り付けられている)スナップリン
グ468は、ロボットアームRをドレープによって包囲するとき、インターフェイス46
0がロボットアームRの第1の取付部分424に取り付けられる前に、インターフェイス
460に最初にスナップ嵌合される。インターフェイス460は、スナップリング468
の開口内に嵌合される。いったんスナップリング468がインターフェイス460にスナ
ップ嵌合されたならば、インターフェイス460が、ロボットアームRの第1の取付部分
424に取り付けられる。ドレープ462は、どのような孔も存在しないか又はどのよう
な孔も封止されるように、すなわち、ドレープ462がスナップリング468又は他の同
様の取付機構によってインターフェイス450に対して連続的なバリアを形成するように
、インターフェイス460に取り付けられる。ドレープ462は、いくつかの図面におい
て、他の構成部品を良好に示すために示されていない。
図36及び図37を参照すると、図示されている実施形態では、インターフェイス46
0は、カバー469に固定されたバックプレートアセンブリ459を備えている。バック
プレートアセンブリ459は、2つの別々の構成要素、すなわち、カバー469に固定具
によって取り付けられたバックリングプレート461、及びバックリングプレート461
とカバー469との間に捕捉されたバックカバープレート467から形成されている。
図38及び図39を参照すると、インターフェイス460はラッチアセンブリ463を
さらに備えている。ラッチアセンブリ463は、互いに離間した内壁466を有するラッ
チブラケット464を備えている。1対のラッチ465が、互いに離間した内壁466に
よってラッチブラケット464内に画定された移動通路内に保持されている。
バックカバープレート467は、(固定具を介して)、ラッチブラケット464に固定
され、かつラッチブラケット464から離間し、ラッチ465に対する移動通路をさらに
画定している。ラッチ465の各々は移動通路に捕捉されている。1対の付勢部材B、例
えば、バネがラッチ465を互いに向かって付勢している。付勢部材Bは、内壁466と
ラッチ465との間で作用するようになっている。この実施形態では、ラッチ465は、
以下に説明するように、第1の取付部分424の第1の留具488に係合する円弧状凹部
(図46参照)を有するラッチプレートの形態にある。
カバー469は、周辺リップ471を有している。カバー469は、射出成形プラスチ
ック又は金属から形成されているとよい。周辺リップ471は、バックプレートアセンブ
リ459の周りに固定されている。カバー469は、外壁473及び壁475を備えてい
る。壁475は、外壁473の基部から周辺リップ471に延在している。バリア性をさ
らに高めるために、(図示されない)シールが、カバー469とバックプレートアセンブ
リ459との間に配置されているとよい。
インターフェイス460は、該インターフェイス内に一体化されたボール428を備え
ている。この実施形態では、ボール428は、カバー469及びバックリングプレート4
61内に画定されたボール開口内に配置されている。ボール開口は、ボール428の各々
の一部がバックリングプレート461及びカバー469の壁475から突出し、受部43
2,438に係合するように、寸法決めされている。X字状断面のシールが、ボール42
8をボール開口内に保持し、ボール開口内におけるボール428の横方向移動を可能にし
ながら、ボール428の周りに滅菌バリアをもたらすようになっている。
前述したように、ボール428は、取付部分424,426を運動学的に連結するため
に、受部432,438内に受け入れられるように配置されている。ボール428は、汚
染物質がインターフェイス460を通って移動する可能性を低減させるようにバリアがバ
ックリングプレート461とボール428との間で保持されるように、配置されている。
従って、ドレープ462及びインターフェイス460は、ロボットアームRから滅菌分野
Sへの汚染物資の移動に対して連続的なバリアをもたらすことになる。
この実施形態では、ボール428は、研磨された耐食表面を有しており、これによって
、一定の負荷時に取付部分424,426の位置決めにおける1μm以下の繰返し性を達
成することができる。ボール428は、セラミック、ステンレス鋼、又は他の適切な材料
から成形されているとよい。ボール428は,炭化珪素又は炭化タングステンから形成さ
れているとよい。ボール428は、極めて厳格な公差、例えば、1インチの5千万分の1
未満の公差で正確に機械加工されているとよい。
第1の取付部分424は、第1の留具488を備えている。この実施形態では、第1の
留具488は、留具ポストである。留具ポストは、ヘッド497とヘッド497の近位側
に位置する溝498とを有している。ラッチ465が、第1の留具488の溝498内に
係合するようになっている。バックカバープレート467は、ラッチ開口495を画定し
ており、該ラッチ開口495を通して、ヘッド497がラッチ465に係合することがで
きる。ヘッド497には、ラッチ465に係合するためのテーパが付されている。さらに
具体的には、ヘッド497には、ラッチ465をそれらの通常の位置から拡げるようにテ
ーパが付されている(図38参照)。ヘッド497がラッチ465間に移動すると、ヘッ
ド497のテーパ面が付勢部材Bの付勢に対してラッチ465を拡げ、最終的にヘッド4
97がラッチ465を通り越すことになる。いったんヘッド497がラッチ465を超え
たならば、ラッチ465は、溝498内に摺動し、これによって、滅菌バリアアセンブリ
422を第1の取付部分424に保持することになる。第1の対のラッチ465に対する
第1の留具488の漸進的な係合が、図38及び図39に示されている。
このラッチ/留具機構によって、インターフェイス460は、第1の取付部分424と
の間にどのような傾動も必要とすることなく、第1の取付部分424に係合することがで
きる。換言すれば、インターフェイス460は、インターフェイス460の長手方向移動
又は直線移動のみによって、第1の取付部分424に押圧係合することができる。
図40及び図41を参照すると、インターフェイス460が第1の本体442によって
支持された状態で、該インターフェイス460にエンドエフェクタEEを係合させること
ができる。第1の留具488と同様、第2の留具483は、第2の取付部分426に固定
された第2の対のラッチ506に容易に係合するように、配置されている。第2の留具4
83及び第2の対のラッチ506の操作及び機能は、第1の留具488及び第1の対のラ
ッチ465の操作及び機能と同様なので詳細に説明しないが、図40及び図41に漸進的
に示されている。エンドエフェクタEEに取り付けられた第2の取付部分426を単にイ
ンターフェイス460に押し込むことによって、最終的に、図41に示されているように
、第2の留具483が第2の対のラッチ506に係合することになる。ここで、取付シス
テムは、与圧されかつ使用される準備が整えられたことになる。この状態では、取付シス
テムは、与圧前にエンドエフェクタEEをロボットアームR上に支持する支持機構として
機能している。
図36及び図42〜図45を参照すると、いったん取付部分424,426が略最終方
位で一緒にされたならば、与圧機構486が取付部分424,426を一緒に適所に締め
付けることになる。与圧要素が、インターフェイス460内に配置されている。この実施
形態では、与圧要素は、細長の負荷部材480である。負荷部材480は、インターフェ
イス460内に移動可能に支持されている。負荷部材480は、第1及び第2の端を有し
ている。負荷部材480は、ステンレス鋼、ケブラー複合材料、又は他の適切な剛体材料
から形成されているとよい。負荷部材480は、一端の近くにフランジ482を備えてお
り、他端に隣接して第2の留具483を備えている。
与圧力が負荷部材480に加えられる。この与圧力は、運動学的な連結及び付随する特
性が維持されるように、運動学的連結を介して加えられる予想負荷よりも大きくなってい
る。
負荷部材480は、カバー469とバックプレートアセンブリ459との間に移動可能
に捕捉されている。具体的には、負荷部材480は、カバー469及びバックプレートア
センブリ459に対して無負荷位置と負荷位置との間で移動することができる。無負荷位
置では、第2の留具483が第2の対のラッチ506に係合することができる。負荷位置
では、負荷部材480が、バックプレートアセンブリ459に向かって付勢され、取付シ
ステムに負荷を加えるようになっている。
ガイドブロック455が、カバープレート453及びラッチブラケット464を相互接
続している。さらに具体的に、ガイドブロック455は、孔を画定しており、固定具が該
孔を貫通し、ラッチブラケット464に係合している。ガイドブロック455は、カバー
プレート453をラッチブラケット464から離間させるように配置されている。その結
果、内側空間がインターフェイス460内に設けられ、該内部空間内において負荷部材4
80が与圧中に移動可能になっている。
与圧機構486は、バネプレート505と、負荷部材480のフランジ482とバネプ
レート505との間に配置されたベルビルバネのような円錐状皿バネ550と、をさらに
備えている。バネプレート505は、負荷部材480を受け入れるように寸法決めされた
第1の開口511(図42参照)を画定している。皿バネ550は、負荷部材480を受
け入れるように寸法決めされた第2の開口513を画定している。スナップリングが、バ
ネプレート505及び皿バネ550を負荷部材480を固定している。
与圧機構486は張力調整装置も備えている。張力調整装置は、作動時に、負荷部材4
80をバックプレートアセンブリ459に向かって付勢し、取付システムに負荷を加える
ように、構成されている。張力調整装置は、カバー469に対して回転可能に支持された
カムシャフト528を備えている(図44参照)。張力調整装置は、1対の(持上げ装置
とも呼ばれる)張力調整部材551も備えている。張力調整部材551は、カバープレー
ト453とバネプレート505との間に配置されている。カバープレート453は、固定
具を介してラッチブラケット464に固定されている。
カムシャフト528は、ガイドブロック455によって回転可能に支持されている。そ
の結果、カムシャフト528は、張力付与位置及び非張力付与位置との間で回転すること
ができる。カムシャフト528は、中央円筒区域536によって分離された1対のカム区
域540を備えている。カムシャフト528の円筒区域536は、カム区域540よりも
小さい直径を有している。カムシャフト540は、カムシャフト528が回転したときに
カム作用を生じることになる。
図45に示されているように、(図示されている実施形態では2つの)張力調整部材5
51は、カムシャフト528に係合された第1の端及びバネプレート505に係合する第
2の端を有している。第2の端は、バネプレート505の溝559内に着座する丸形状の
係合区域557を有している。カムシャフト528が枢軸P1を中心として回転すると、
張力調整部材551は、カバープレート453に当接しながら、枢軸P2を中心として枢
動する。この作用によって、第2の端がバネプレート505内に枢動し、バネプレート5
05をカバープレート453から離れる方に付勢する。ラッチブラケット464に対する
カバープレート453の剛性接続及びバックカバープレート467に対するラッチブラケ
ット464の剛体接続に起因して、負荷部材480は、第1の留具488に向かって移動
し、(従って、第2の留具483を第1の留具488の方に引き出し)、これによって、
エンドエフェクタEEをロボットアームRに適切に固定するのに必要な与圧をもたらすこ
とになる。
図44及び図45に示されているように、張力調整装置は、カムシャフト528に回転
可能に固定されたレバー546も備えている。レバー546は、種々の係合形式、例えば
、カムシャフト528のD字状部分を受け入れるD字状孔、レバー546の回転と共にカ
ムシャフト528が回転するような幾何学的特徴部を有する連結具等を介して、カムシャ
フト528に回転可能に固定されているとよい。図示されている実施形態では、(部番が
付されていない)固定具が、連結具を介してレバー546をカムシャフト528に固定し
ている。カムシャフト528は、非負荷位置と負荷位置との間で移動するように少なくと
も90°回転するようになっている。勿論、それら間の他の位置において、所望の与圧力
を加えるのに適切な張力が負荷バー480に加えられるようになっていてもよい。
カムシャフト528が所望の位置、例えば、張力付与位置に配置されたとき、レバー5
46が係止されるとよい。張力付与位置では、与張力が負荷部材480に加えられる。与
圧力を加えた後にレバー546を係止することによって、ロボットアームR及びエンドエ
フェクタEEの使用中、運動学的な連結を維持する与圧力が連続的に加えられることにな
る。与圧機構486は、バリアに孔を開けることなく、与圧力を滅菌バリアアセンブリ4
22を横切って伝達することになる。
張力調整装置は、皿バネ550を通して与圧力を負荷部材480に加えるようになって
いる。皿バネ550は、与圧力と等しい力を負荷部材480に加える。皿バネ550は、
バネプレート505と負荷部材480のフランジ528との間で作用する。具体的には、
レバー546が回転すると、カムシャフト528が回転し、カム区域540が枢軸P2を
中心として張力調整部材551を枢動させ、従って、バネプレート505が、(第2の対
のラッチ506に係合している)第2の留具483から長手方向において離れる方に移動
する。バネプレート505のこの移動が皿バネ550を圧縮し、与圧力をフランジ482
を介して負荷部材480に加えることになる。
ボール428が与圧前に受部432,438とすでに略真っ直ぐに並んでいるので、い
ったん与圧力が加えられたならば、ボール428が受部432,438内に着座する。い
ったん着座したならば、ボール428の位置が固定され、受部432,438の位置も互
いに対して固定される。その結果、取付部分424,426は、滅菌バリアアセンブリ4
22に孔を開けることなく、運動学的に互いに連結されることになる。
アクチュエータ、例えば、図46に示されているプッシュボタンアクチュエータ501
を用いて、ラッチ465,506を手動によって分離し、留具488,483をラッチ解
除し、これによって、エンドエフェクタEEをインターフェイス460から取り外し、イ
ンターフェイス460をロボットアームRから取り外すようになっていてもよい。以下、
アクチュエータ501を用いて、第1の対のラッチ465を分離し、第1の留具488を
ラッチ解除する手順のみを図示し、詳細に説明する。
図示されている実施形態では、アクチュエータ501は、解除フレーム561に固定さ
れたプッシュボタン560を有している。解除フレーム561は、第1の対のラッチ46
5の各々に固定されたピン563に係合する傾斜した係合面562を有するように配置さ
れている。ピン563は、ラッチ465から解除フレーム561の開口564内に延在し
ている。開口564は、傾斜した係合面562によって部分的に画定されている。ピン5
63は、ラッチブラケット464(図46参照)の両側に延在しており、これによって、
ラッチ465は、ラッチブラケット464に沿って移動するように、ピン563を介して
案内されることになる。
通常の非作動状態では、付勢部材Bによって互いに付勢されたラッチ465によって、
ピン563は、開口564の一端に着座し、かつ拘束されている。プッシュボタン560
を押圧することによって、アクチュエータ501を作動させ、矢印A1によって示されて
いるように、解除フレーム561をラッチ465を超えて横方向に移動させることができ
る。解除フレーム561は、ラッチブラケット464のスライドポケット内に捕捉されて
いるので、この横方向移動を余儀なく行なうことになる。解除フレーム561のこの横方
向移動及び同様の横方向移動に対するラッチ465のピン563による拘束に起因して、
傾斜面562は、ラッチ465の各々のピン563を互いに離れる方に付勢し、これらに
よって、矢印A2によって示された方向においてラッチ465を付勢部材Bの付勢に対し
て分離させることになる。その結果、ラッチ465は、(図46に示されていない)第1
の留具488から離脱され、インターフェイス460を第1の取付部分424から取り外
すことが可能になる。
図38〜図41は、滅菌バリアアセンブリ422を通して施された電力接続部及び/又
は他の信号接続部を示している。この実施形態では、インターフェイス460は、カバー
469の中心に配置されたキャリア600に埋設された複数の電気端子を備えている。こ
の実施形態では、電気端子は、インターフェイス460のキャリア600内にインサート
成形されているとよいピン478である。ピン478は、電力/信号を滅菌バリアアセン
ブリ422を横切って伝達させる。これらのピン478は、取付部分424,426に取
り付けられた電気コネクタ451,457を電気的に相互接続する。
この実施形態では、第1の取付部分424は、第1の電気コネクタ451を備えている
。第2の取付部分426は、第2の電気コネクタ457を備えている。取付部分424,
426が互いに連結され、かつ与圧されたとき、電気コネクタ451,457は、ピン4
78を受け入れ、これによって、電力及び他の電気信号がピン478を通って流れること
になる。従って、電力、通信信号、又は他の信号は、ロボットアームRからエンドエフェ
クタEEに及びその逆に流れることができる。電気コネクタ451,457は、キー/チ
ャンネル式インターフェイスを介してキャリア600にキー結合されていてもよいし、又
はどのような適切な特徴部によって適切に位置付けされていてもよい。
図示されている実施形態では、キャリア600は、フランジ602(図43参照)と、
ピン478を支持するためにフランジ602から延在する円筒体604と、を備えている
。円筒体604は、負荷部材480の円筒通路内に嵌合するように寸法決めされている。
波バネ606が、キャリア600のフランジ602と負荷部材480のフランジ482と
の間に配置されている。波バネ606は、(負荷部材480の円筒通路内における円筒体
604との間の摩擦係合に起因して生じる可能性がある)負荷部材480の無負荷位置へ
の移動、具体的には、キャリア600の移動を阻止することによって、電気コネクタ45
1,457に対するキャリア600の位置を維持するのを助長することになる。また、波
バネ606は、負荷部材480をその無負荷位置に戻してエンドエフェクタEEに係合さ
せるのにも役立つことになる。さらに、波バネ606を用いることによって、張力調整部
材551をカバープレート453の溝内及びバネプレート505の溝559内に保持する
ことができる。
図47A及び図47Bを参照すると、インターフェイス460のバックリングプレート
461は、インターフェイス460を第1の取付部分424に真っ直ぐに並べるための全
体的な位置合せ特徴部をさらに備えている。 具体的には、第1の取付部分424は、
該位置合せ特徴部を受け入れるための対応する嵌合特徴部を画定している。図示されてい
る実施形態では、位置合せ特徴部は、ポスト700,702を備えている。ポスト700
,702は、バックリングプレート461の後面から後方に延在し、第1の取付部分42
4の開口704,706に係合するようになっている。ポスト700,702は、第1の
対のポスト700と、第1の対のポスト700の反対側においてバックリングプレート4
61に配置された第2の対のポスト702と、を含んでいる。第1の対のポスト700は
、面内において真っ直ぐに並んでおり、第2の対のポスト702は、互いに傾斜しており
、例えば、互いに位置ずれしている。また、第2の対のポスト702は、第1の対のポス
ト700よりも幅が広くなっている。
開口704,706は、第1の対のポスト700を受け入れるように寸法決めされ、か
つ形作られた第1の対の開口704と、第2の対のポスト702を受け入れるように寸法
決めされ、かつ形作られた第2の対の開口706と、を含んでいる。これらの開口704
,706は、例えば、全体的な位置決めを容易にするために、わずかな公差でそれぞれの
ポスト700,702を受け入れるように寸法決めされ、かつ離間している。さらに、第
2の対のポスト702は、第1の対の開口704内に嵌合することができないように寸法
決めされており、第1の対のポスト700は、第2の対の開口706内に嵌合することが
できないように寸法決めされている。ポスト700,702及び開口704,706の離
間/配置に起因して、インターフェイス460は、1つの方位においてのみ第1の取付部
分424に全体的に嵌合可能である。また、この全体的な位置決めは、第1の留具488
をラッチ465に完全に係合する前に、前述の電気接続部を真っ直ぐに並べるのにも役立
つことになる。
ボール28,228,428がセラミックのような電気絶縁材料から作製されている場
合、滅菌バリアアセンブリ22,222,422を電気的安全要件を順守する必要がある
電気絶縁物として用いることができる。
もしボール28,228,428が導体材料から作製されていたならば、これらのボー
ルは、3つの電気接点又は3つの電気端子をもたらすことができる。このような場合、も
し運動学的連結の接続特徴部が電気絶縁材料から作製されていたならば、滅菌バリアアセ
ンブリ22,222,422を電気絶縁物として用いることができる。
ボール28,228,428の1つ又は複数が、データを伝達するためにボール内に画
定された光学的に透明な部分を有していてもよい。光学的に透明部分は、バリア性を保持
するために透明なプラスチック材料又は他の材料によって充填された貫通孔から構成され
ているとよい。
運動学的連結具は、他の実施形態では、球状及び/又は円筒状セグメントを有していて
もよい。
第1の取付部分24,224,424は、ロボットアームRのリンケージL1に剛体的
に接続された別部分であってもよい。第2の取付部分26,226,426は、エンドエ
フェクタEEのハンドピースHに剛体的に接続された別部分であってもよい。他の実施形
態では、第1の取付部分24,224,424は、ロボットアームRの1つ又は複数のリ
ンケージに一体化されていてもよく、第2の取付部分26,226,426は、エンドエ
フェクタEEのハンドピースに一体化されていてもよい。取付部分24,224,424
,26,226,426は、焼入鋼、ステンレス鋼、又は他の適切な剛体材料から形成さ
れているとよい。
ロボットアームRは、1つ又は複数の自由度、例えば、5自由度又は6自由度でエンド
エフェクタEEを移動させるようになっているとよい。エンドエフェクタEEの例として
、組織をミリング加工するための外科用工具、例えば、移植片を受け入れるための孔をミ
リング加工するためのミリングバーが挙げられる。
第1及び第2の取付部分24,224,424,26,226,426を装備すること
ができるロボットアーム及びエンドエフェクタの例は、2013年8月2日に「外科用器
具を多重モードで制御することができる外科用マニピュレータ」の標題で出願された米国
特許出願第13/958,070号に記載されている。この文献は、参照することによっ
てここに含まれるものとする。
第1の複数の受部は、3つのV溝受部を含んでいてもよい。すなわち、3つのボール2
8,228,428が、各ボール28,228,428が2つの接触点においてV溝の2
つの表面に接触するように、3つのV溝受部の3つのV字状溝内に自己芯出しされるよう
になっていてもよい。その結果、ボール28,228,428は、6つの自自由度を拘束
するように全部で6つの接触点で3つのV溝受部と接触することになる。すなわち、各V
字状溝は、2つの自由度を拘束し、これによって、第1及び第2の取付部分間に全部で6
つの自由度を確定的に配向することになる。次いで、第1及び第2の取付部分は、この位
置において、前述したように与圧機構に締め付けられることになる。
第1の複数の受部及び第2の複数の受部は、各々、3つのV溝状又はゴシックアーチ状
受部を含み、これによって、第1の複数の受部と運動学的連結具との接触面間及び第2の
複数の受部と運動学的連結部との接触面間に、正確に6つの接触点が形成されるようにな
っていてもよい。
円錐受部は、周方向において互いに均等に離間して円錐角に近い角度で配置された平面
を有する3つのブロックに置き換えることによって、簡素化されてもよい。この実施形態
では、ボール28,228,428は、円錐内に着座するのと全く同じように3つの平面
内に着座するが、接触は、3つの平面に対する3つの接触点において生じることになる。
第1の複数の受部及び/又は第2の複数の受部の1つ又は複数は、受部内のボールに磁
気的に係合する磁石から構成されていてもよい。例えば、第1の複数の受部は、第2の取
付部分が第1の取付部分に締め付けられるまで、ボールを第1の取付部分に保持する磁石
から構成されていてもよい。同様に、運動学的連結のために一体化されている受部の接触
面を有する第1の取付部分は、第2の取付部分が第1の取付部分に係合するまで、ボール
を第1の取付部分の接触面に保持する磁石から構成されていてもよい。
滅菌バリアアセンブリ22,222,422は、廃棄可能であってもよい。他の実施形
態では、インターフェイス60,260,460は、独立した領域滅菌可能アセンブリを
備えていてもよく、再使用可能になっていてもよい。この態様では、ドレープ62,26
2,462のみが廃棄可能である。この場合、インターフェイス60,260,460又
は特徴部を封止する接着テープ、弾性シール、スナップリング、又はドレープ62,26
2,462の機械的クランプ領域は、インターフェイス60,260,460上に設けら
れ、ドレープ62,262,462に対して封止//クランプされるようになっていると
よい。ボール28,228,428を炭化珪素のようなセラミックから形成することによ
って、ボール28,228,428の再使用に関連する摩耗の問題を最小限に抑えること
ができる。
保護カバー58,258,458は、インターフェイス60,260,460と併用し
ないドレープ62,262,462を備えていてもよい。この場合、ボール28,228
,428は、ドレープ62,262,462の開口内に配置され、ドレープ62,262
,462がボール28,288,488に封止されるとよい。換言すれば、ボール28,
288,428は、ドレープ62,262,462内に直接一体化されることになる。こ
の場合、ロボットアームRは、第1の複数の受部30,32,34,230,232,2
34,432をそれらが略水平面内にあるように位置決めするように、構成されていると
よく、これによって、ボール28,228,428は、第1の複数の受部30,32,3
4,230,232,234,432内に配置され、滅菌バリアアセンブリが完全に設置
されるまで重力によって保持されることになる。
例えば、負荷バー80を受入器100の負荷バー長孔104に挿入した後、滅菌バリア
アセンブリを最初に第1の取付部分に取り付けるとき、滅菌バリアアセンブリをさらに支
持するために、追加的な弾性ストラップ又はバンジーコードがインターフェイスに取り付
けられ、ポスト又は他の特徴部を第1の取付部分に取外し可能に係合させるように構成さ
れていてもよい。
以上の説明においていくつかの実施形態が検討されている。しかし、ここで検討された
実施形態は、本発明を特定の形態に包括又は制限することを意図するものではない。用い
られている専門用語は、制限するというよりもむしろ説明のための用語であることが意図
されている。上記の示唆を考慮すれば、多くの修正及び変更が可能であり、本発明は、具
体的に記載されている以外の態様によって実施されてもよい。
以上の説明においていくつかの実施形態が検討されている。しかし、ここで検討された実施形態は、本発明を特定の形態に包括又は制限することを意図するものではない。用いられている専門用語は、制限するというよりもむしろ説明のための用語であることが意図されている。上記の示唆を考慮すれば、多くの修正及び変更が可能であり、本発明は、具体的に記載されている以外の態様によって実施されてもよい。
[実施形態例]
[実施形態例1]
第1及び第2の外科用構成部品間にバリアをもたらすように構成される滅菌バリアアセンブリであって、
複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、前記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束するように、前記保護カバーを通して前記外科用構成部品間に運動学的連結をもたらす構成である、保護カバー
を備える滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例2]
前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレープとを備えており、
前記インターフェイスは、該インターフェイス内に一体化された前記複数の運動学的連結具を備えている、実施形態例1に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例3]
前記複数の運動学的連結具は複数のボールとしてさらに規定されている、実施形態例1又は2に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例4]
前記複数のボールは、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、実施形態例3に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例5]
前記ボールはセラミックから構成されている、実施形態例3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例6]
前記ボールは炭化珪素又は炭化タングステンの少なくとも一種から構成されている、実施形態例3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例7]
前記ボールは鋼から構成されている、実施形態例3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例8]
前記複数のボールの1つ以上が、データを伝達するように構成された光学的に透明な部分を有している、実施形態例3〜7のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例9]
前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されている、実施形態例1〜8のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例10]
前記インターフェイスは、前記外科用構成部品間の前記運動学的連結具を与圧するように構成される与圧要素を備えている、実施形態例2〜9のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例11]
前記インターフェイスは複数の電気端子を備えている、実施形態例2〜10のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例12]
前記ドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定するリングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、実施形態例2〜11のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例13]
前記保護カバーは、前記第1の外科用構成部品への設置中に前記保護カバーを前記第1の外科用構成部品上に支持するように構成される支持部材を備えている、実施形態例2〜12のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例14]
前記インターフェイスは、前記第1の外科用構成部品に係合するように構成される第1のラッチ又は第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の外科用構成部品に係合するように構成される第2のラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、実施形態例2〜13のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
[実施形態例15]
第1及び第2の外科用構成部品を連結するように構成される取付システムであって、
前記第1の外科用構成部品に関連付けられた第1の取付部分と、
前記第2の外科用構成部品に関連付けられた第2の取付部分と、
複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、前記取付部分に係合され、かつ前記外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束するように前記保護カバーを通して前記取付部分間に運動学的連結をもたらす構成である、保護カバーと
を備える取付システム。
[実施形態例16]
前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレープとを備えており、
前記インターフェイスは前記複数の運動学的連結具を備えている、実施形態例15に記載の取付システム。
[実施形態例17]
前記複数の運動学的連結具は複数のボールとしてさらに規定されている、実施形態例15又は16に記載の取付システム。
[実施形態例18]
前記複数のボールは、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、実施形態例17に記載の取付システム。
[実施形態例19]
前記ボールはセラミックから構成されている、実施形態例17又は18に記載の取付システム。
[実施形態例20]
前記ボールは炭化珪素又は炭化タングステンの少なくとも一種から構成されている、実施形態例17又は18に記載の取付システム。
[実施形態例21]
前記ボールは鋼から構成されている、実施形態例17又は18に記載の取付システム。
[実施形態例22]
前記複数のボールの1つ以上が、データを伝達するように構成される光学的に透明な部分を有している、実施形態例17〜21のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例23]
前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されている、実施形態例15〜22のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例24]
前記インターフェイスは複数の電気端子を備えている、実施形態例16〜23のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例25]
前記ドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定するリングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、実施形態例16〜24のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例26]
前記第1の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第1の複数の接触面を備えており、
前記第2の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第2の複数の接触面を備えており、
前記接触面は、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するために前記複数の運動学的連結具と協働するように形作られている、実施形態例16〜25のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例27]
前記第1の取付部分は、前記第1の複数の接触面を有する第1の複数の受部を備えており、
前記第2の取付部分は、前記第2の複数の接触面を有する第2の複数の受部を備えている、実施形態例26に記載の取付システム。
[実施形態例28]
前記第1の複数の接触面は、前記複数の運動学的連結具に対して6つのみの接触点をもたらすように構成されている、実施形態例26又は27に記載の取付システム。
[実施形態例29]
前記第2の複数の接触面の各々は円錐形状を有している、実施形態例26〜28のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例30]
与圧要素を有する与圧機構を備え、
前記与圧機構は、前記保護カバーを通して前記取付部分を一緒に締め付けるように構成されている、実施形態例15〜29のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例31]
前記与圧機構は、前記第1の取付部分に関連付けられた第1の留具又は第1のラッチの1つと、前記第2の取付部分に関連付けられた第2の留具又は第2のラッチの1つとを備えている、実施形態例30に記載の取付システム。
[実施形態例32]
前記与圧要素は負荷部材から構成されている、実施形態例30又は31に記載の取付システム。
[実施形態例33]
前記与圧機構は、前記与圧要素に張力を付与して前記取付部分を一緒に締め付けるように前記与圧要素に操作可能に連結された張力調整装置を備えている、実施形態例30〜32のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例34]
前記張力調整装置は、カムシャフト及び前記カムシャフトに回転可能に固定されたレバーを備えており、
前記カムシャフトは、張力付与位置と非張力付与位置との間で回転可能になっている、実施形態例33に記載の取付システム。
[実施形態例35]
前記第1及び第2の外科用構成部品を連結するときに前記保護カバーを前記第1の取付部分上に支持するように構成される支持機構を備える、実施形態例15〜34のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例36]
前記保護カバーは、前記第1の取付部分に係合するように構成される第1のラッチ又は第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の取付部分に係合するように構成される第2のラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、実施形態例15〜35のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例37]
前記第1の取付部分は、ロボットアームに関連付けられており、
前記第2の取付部分は、エンドエフェクタに関連付けられている、実施形態例15〜36のいずれか一項に記載の取付システム。
[実施形態例38]
第1及び第2の外科用構成部品を連結する方法であって、
実施形態例1〜14のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリを前記第1の外科用構成部品に配置するステップと、
前記第2の外科用構成部品を前記滅菌バリアアセンブリに配置するステップと、
前記滅菌バリアアセンブリを通して前記外科用構成部品を一緒に運動学的に連結するように、与圧要素を与圧するステップと
を含む方法。

Claims (38)

  1. 第1及び第2の外科用構成部品間にバリアをもたらすように構成される滅菌バリアアセ
    ンブリであって、
    複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、前
    記第1及び第2の外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束するように、前記
    保護カバーを通して前記外科用構成部品間に運動学的連結をもたらす構成である、保護カ
    バー
    を備える滅菌バリアアセンブリ。
  2. 前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレ
    ープとを備えており、
    前記インターフェイスは、該インターフェイス内に一体化された前記複数の運動学的連
    結具を備えている、請求項1に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  3. 前記複数の運動学的連結具は複数のボールとしてさらに規定されている、請求項1又は
    2に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  4. 前記複数のボールは、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束す
    るように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、請求項3に記載の滅菌バ
    リアアセンブリ。
  5. 前記ボールはセラミックから構成されている、請求項3又は4に記載の滅菌バリアアセ
    ンブリ。
  6. 前記ボールは炭化珪素又は炭化タングステンの少なくとも一種から構成されている、請
    求項3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  7. 前記ボールは鋼から構成されている、請求項3又は4に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  8. 前記複数のボールの1つ以上が、データを伝達するように構成された光学的に透明な部
    分を有している、請求項3〜7のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  9. 前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されて
    いる、請求項1〜8のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  10. 前記インターフェイスは、前記外科用構成部品間の前記運動学的連結具を与圧するよう
    に構成される与圧要素を備えている、請求項2〜9のいずれか一項に記載の滅菌バリアア
    センブリ。
  11. 前記インターフェイスは複数の電気端子を備えている、請求項2〜10のいずれか一項
    に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  12. 前記ドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定する
    リングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、請求項2〜11の
    いずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  13. 前記保護カバーは、前記第1の外科用構成部品への設置中に前記保護カバーを前記第1
    の外科用構成部品上に支持するように構成される支持部材を備えている、請求項2〜12
    のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  14. 前記インターフェイスは、前記第1の外科用構成部品に係合するように構成される第1
    のラッチ又は第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の外科用構成部品に係合するよう
    に構成される第2のラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、請求項2〜
    13のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリ。
  15. 第1及び第2の外科用構成部品を連結するように構成される取付システムであって、
    前記第1の外科用構成部品に関連付けられた第1の取付部分と、
    前記第2の外科用構成部品に関連付けられた第2の取付部分と、
    複数の運動学的連結具を有する保護カバーであって、前記複数の運動学的連結具が、前
    記取付部分に係合され、かつ前記外科用構成部品間における運動の6つの自由度を拘束す
    るように前記保護カバーを通して前記取付部分間に運動学的連結をもたらす構成である、
    保護カバーと
    を備える取付システム。
  16. 前記保護カバーは、インターフェイスと、前記インターフェイスに取り付けられたドレ
    ープとを備えており、
    前記インターフェイスは前記複数の運動学的連結具を備えている、請求項15に記載の
    取付システム。
  17. 前記複数の運動学的連結具は複数のボールとしてさらに規定されている、請求項15又
    は16に記載の取付システム。
  18. 前記複数のボールは、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束す
    るように構成された3つのボールとしてさらに規定されている、請求項17に記載の取付
    システム。
  19. 前記ボールはセラミックから構成されている、請求項17又は18に記載の取付システ
    ム。
  20. 前記ボールは炭化珪素又は炭化タングステンの少なくとも一種から構成されている、請
    求項17又は18に記載の取付システム。
  21. 前記ボールは鋼から構成されている、請求項17又は18に記載の取付システム。
  22. 前記複数のボールの1つ以上が、データを伝達するように構成される光学的に透明な部
    分を有している、請求項17〜21のいずれか一項に記載の取付システム。
  23. 前記複数の運動学的連結具の各々は、互いに対して横方向に移動するように配置されて
    いる、請求項15〜22のいずれか一項に記載の取付システム。
  24. 前記インターフェイスは複数の電気端子を備えている、請求項16〜23のいずれか一
    項に記載の取付システム。
  25. 前記ドレープは、前記インターフェイスを受け入れるように構成される開口を画定する
    リングと、前記リングに取り付けられたたるんだ部分とを備えている、請求項16〜24
    のいずれか一項に記載の取付システム。
  26. 前記第1の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第1の
    複数の接触面を備えており、
    前記第2の取付部分は、前記複数の運動学的連結具に係合するように構成される第2の
    複数の接触面を備えており、
    前記接触面は、前記外科用構成部品間における運動の前記6つの自由度を拘束するため
    に前記複数の運動学的連結具と協働するように形作られている、請求項16〜25のいず
    れか一項に記載の取付システム。
  27. 前記第1の取付部分は、前記第1の複数の接触面を有する第1の複数の受部を備えてお
    り、
    前記第2の取付部分は、前記第2の複数の接触面を有する第2の複数の受部を備えてい
    る、請求項26に記載の取付システム。
  28. 前記第1の複数の接触面は、前記複数の運動学的連結具に対して6つのみの接触点をも
    たらすように構成されている、請求項26又は27に記載の取付システム。
  29. 前記第2の複数の接触面の各々は円錐形状を有している、請求項26〜28のいずれか
    一項に記載の取付システム。
  30. 与圧要素を有する与圧機構を備え、
    前記与圧機構は、前記保護カバーを通して前記取付部分を一緒に締め付けるように構成
    されている、請求項15〜29のいずれか一項に記載の取付システム。
  31. 前記与圧機構は、前記第1の取付部分に関連付けられた第1の留具又は第1のラッチの
    1つと、前記第2の取付部分に関連付けられた第2の留具又は第2のラッチの1つとを備
    えている、請求項30に記載の取付システム。
  32. 前記与圧要素は負荷部材から構成されている、請求項30又は31に記載の取付システ
    ム。
  33. 前記与圧機構は、前記与圧要素に張力を付与して前記取付部分を一緒に締め付けるよう
    に前記与圧要素に操作可能に連結された張力調整装置を備えている、請求項30〜32の
    いずれか一項に記載の取付システム。
  34. 前記張力調整装置は、カムシャフト及び前記カムシャフトに回転可能に固定されたレバ
    ーを備えており、
    前記カムシャフトは、張力付与位置と非張力付与位置との間で回転可能になっている、
    請求項33に記載の取付システム。
  35. 前記第1及び第2の外科用構成部品を連結するときに前記保護カバーを前記第1の取付
    部分上に支持するように構成される支持機構を備える、請求項15〜34のいずれか一項
    に記載の取付システム。
  36. 前記保護カバーは、前記第1の取付部分に係合するように構成される第1のラッチ又は
    第1の留具の少なくとも1つと、前記第2の取付部分に係合するように構成される第2の
    ラッチ又は第2の留具の少なくとも1つとを備えている、請求項15〜35のいずれか一
    項に記載の取付システム。
  37. 前記第1の取付部分は、ロボットアームに関連付けられており、
    前記第2の取付部分は、エンドエフェクタに関連付けられている、請求項15〜36の
    いずれか一項に記載の取付システム。
  38. 第1及び第2の外科用構成部品を連結する方法であって、
    請求項1〜14のいずれか一項に記載の滅菌バリアアセンブリを前記第1の外科用構成
    部品に配置するステップと、
    前記第2の外科用構成部品を前記滅菌バリアアセンブリに配置するステップと、
    前記滅菌バリアアセンブリを通して前記外科用構成部品を一緒に運動学的に連結するよ
    うに、与圧要素を与圧するステップと
    を含む方法。
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