JP6859004B1 - 杭基礎工事に用いる掘削装置 - Google Patents
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Abstract
Description
市街地などの小型杭基礎工事においては、スクリューを使って地盤を掘削してからワイヤーケージを敷いて、コンクリートを注入する方法でコンクリート杭を施工することがある。
この地盤の掘削時には、大きな騒音が生じることがあり、これを減らすために、直径の小さいスクリューで穴を開けた後、徐々に直径が大きいスクリューに変えていき、最終的に、所望の直径の杭穴を完成させることが行われている。
しかし、この方法では、複数の直径のスクリューを用意しなければならず、それにより輸送コストを増加させていた。
この特許文献1の発明によれば、切換え自在の切換え継手手段を設けることで、地中掘削終了後の掘削装置の分解撤去を省力化、合理化し、作業時間を短縮できる。
しかし、この切換え継手手段は、前後に接続部を有する着脱自在の2以上のオーガースクリューからなり、発進坑から到達坑への掘進操作時には、順次オーガースクリューの接続と掘進を繰り返しながら掘削し、掘削終了後は、オーガースクリューを切り離して分解するものであり、本発明が課題とする、徐々に直径が大きいスクリューに変えていき、最終的に、所望の直径の杭穴を完成させるものではない。
なお、本発明の説明において、「内」、「下」、「上」など方位と位置関係を指示する用語は、図面に示される方位や作業中によく置く方位、位置関係に基づくものである。
また、方向または、位置関係は、本発明を説明し、説明を簡略化するためのものであり、参照されるデバイスまたは、要素が特定の方向を有し、特定の方向で構築または、操作されなければならないことを示したり示唆したりするものでは、ない。
さらに、「第1」、「第2」などの用語は、説明を区別するためにのみ使用され、相対的な重要性を示したり、暗示することを意味するものでは、ない。
シャフトとスクリューからなる杭基礎工事の掘削装置であって、
スクリューは、螺旋状の掘削刃である1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片からなり、
シャフトは、第1螺旋片が一体に形成された棒状体からなり、
第2螺旋片は、第1螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第3螺旋片は、第2螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
それぞれの螺旋片の下端には、刃機構が固定された構成において、
第1螺旋片から第3螺旋片までを順次取り付け、掘削する穴の直径を拡大させながら掘削することで掘削時の騒音を低減できる
ことを特徴とする。
シャフトとスクリューからなる杭基礎工事の掘削装置であって、
スクリューは、螺旋状の掘削刃である1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片からなり、
シャフトは、第1螺旋片が一体に形成された棒状体からなり、
第2螺旋片は、第1螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第3螺旋片は、第2螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
それぞれの螺旋片の下端には、刃機構が固定されており、
シャフトには、第1螺旋片を避けて螺旋管のように螺旋状の切り込みが形成された外筒が、外周を螺旋状に覆うように着脱可能に取り付けられ、
シャフト及び外筒のそれぞれには、1以上の位置決め穴が形成され、
位置決め穴に位置決めネジが挿通されることによって、シャフトに外筒が固定されており、
外筒の外周面には、先端にプレート片が取り付けられた駆動ロッドが等間隔に複数設けられ、
駆動ロッドのプレート片によって外筒が第1螺旋片に固定された構成によって、
第1螺旋片から第3螺旋片までを順次取り付け、掘削する穴の直径を拡大させながら掘削することで掘削時の騒音を低減できる
ことを特徴とする。
シャフトとスクリューからなる杭基礎工事の掘削装置であって、
スクリューは、螺旋状の掘削刃である1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片からなり、
シャフトは、第1螺旋片が一体に形成された棒状体からなり、
第2螺旋片は、第1螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第3螺旋片は、第2螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
それぞれの螺旋片の下端には、刃機構が固定されており、
シャフトには、第1螺旋片を避けて螺旋管のように螺旋状の切り込みが形成された外筒が、外周を螺旋状に覆うように着脱可能に取り付けられ、
シャフト及び外筒のそれぞれには、1以上の位置決め穴が形成され、
位置決め穴に位置決めネジが挿通されることによって、シャフトに外筒が固定されており、
外筒の外周面には、先端にプレート片が取り付けられた駆動ロッドが等間隔に複数設けられ、
駆動ロッドのプレート片によって外筒が第1螺旋片に固定されており、
第1螺旋片には、外周側の縁に沿って差込溝が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片には、内周側の縁に沿って差込板が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片は、差込板が差込溝に嵌合することで第1螺旋片に取り付けられており、
第2螺旋片には、外周側の縁に沿って、第2螺旋溝が形成され、
第2螺旋溝には、第2螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第2螺旋ネジ穴が設けられ、第3螺旋片には、内周側の縁に沿って、第3螺旋溝が形成され、
第3螺旋溝には、第3螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第3螺旋ネジ穴が設けられ、
第2螺旋溝に第3螺旋溝を重ね合わせて取り付けられたのち、第2螺旋ネジ穴と第3螺旋ネジ穴を皿ネジで締結して、第3螺旋片が第2螺旋片に固定された構成によって、
第1螺旋片から第3螺旋片までを順次取り付け、掘削する穴の直径を拡大させながら掘削することで掘削時の騒音を低減できる
ことを特徴とする。
シャフトとスクリューからなる杭基礎工事の掘削装置であって、
スクリューは、螺旋状の掘削刃である1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片からなり、
シャフトは、第1螺旋片が一体に形成された棒状体からなり、
第2螺旋片は、第1螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第3螺旋片は、第2螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片のそれぞれの下端には、接続板と三角刃からなる刃機構が、
第1螺旋片と第2螺旋片、第2螺旋片と第3螺旋片をそれぞれ連結する連結板と共に、
U型プレートによって挟み込まれた状態で固定ネジによって固定されており、
シャフトには、第1螺旋片を避けて螺旋管のように螺旋状の切り込みが形成された外筒が、外周を螺旋状に覆うように着脱可能に取り付けられ、
シャフト及び外筒のそれぞれには、1以上の位置決め穴が形成され、
位置決め穴に位置決めネジが挿通されることによって、シャフトに外筒が固定されており、
外筒の外周面には、先端にプレート片が取り付けられた駆動ロッドが等間隔に複数設けられ、
駆動ロッドのプレート片によって外筒が第1螺旋片に固定されており、
第1螺旋片には、外周側の縁に沿って差込溝が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片には、内周側の縁に沿って差込板が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片は、差込板が差込溝に嵌合することで第1螺旋片に取り付けられており、
第2螺旋片には、外周側の縁に沿って、第2螺旋溝が形成され、
第2螺旋溝には、第2螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第2螺旋ネジ穴が設けられ、第3螺旋片には、内周側の縁に沿って、第3螺旋溝が形成され、
第3螺旋溝には、第3螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第3螺旋ネジ穴が設けられ、
第2螺旋溝に第3螺旋溝を重ね合わせて取り付けられたのち、第2螺旋ネジ穴と第3螺旋ネジ穴を皿ネジで締結して、第3螺旋片が第2螺旋片に固定された構成によって、
第1螺旋片から第3螺旋片までを順次取り付け、掘削する穴の直径を拡大させながら掘削することで掘削時の騒音を低減できる
ことを特徴とする。
1)本発明の掘削装置のスクリューは、第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片から構成されており、全て着脱可能である。これは、掘削時の騒音を低減するために採用した構成であり、まず直径が小さいスクリュー(第1螺旋片)で掘削し、その後、第1螺旋片に第2螺旋片を、第2螺旋片に第3螺旋片を取り付けることによって、スクリューの直径(掘削する穴の径)を増大させて、最終的に、第3螺旋片を取り付けた状態のスクリューの直径の穴を掘削でき、徐々に大きい穴になるように掘削することで、掘削時の騒音を最小限に留めることができる。
2)本発明の掘削装置のスクリューである第1螺旋片は、シャフトに取り付けられた外筒に固定されるが、第2螺旋片、第3螺旋片は、シャフトや外筒には固定されておらず、螺旋構造をしたスクリューに過ぎない。そのため、従来であれば、例えば、第1螺旋片のみ、第2螺旋片まで、第3螺旋片までのそれぞれの直径の掘削装置を必要とする現場には、それぞれの直径ほどのスクリューを有するシャフト一体型の3本の掘削装置を運搬しなければならないが、本発明は、第2螺旋片、第3螺旋片に取り付ける2本分のシャフトと、さらに、第1螺旋片、第1・2螺旋片の3つのスクリューの重量分を減らすことができる結果、輸送コストを低減できる。
3)本発明の掘削装置は、第2螺旋片は、螺旋の直径が小さく、剛性が大きいが、第3螺旋片は、螺旋の直径が大きく、剛性が比較的小さい。そこで、この事情に応じて、それぞれの取付方法を変えているが、これにより取付効率を向上させ、掘削作業の信頼性を確保することができる。
スクリュー5は、1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片8、第2螺旋片10、第3螺旋片9からなる。
シャフト4は、螺旋状の掘削刃である第1螺旋片8が外周面に一体に形成された棒状体からなる。
第2螺旋片10は、螺旋状の掘削刃である第1螺旋片8の外周側に着脱自在に取り付けられる螺旋状の掘削刃である。
第3螺旋片9は、第2螺旋片10の外周側に着脱自在に取り付けられる螺旋状の掘削刃である。
油圧モータ2は、接続装置1を介して駆動部品に接続され、連結部品3を介して、シャフト4の揺動及び回転を制御する。
これにより、掘削する穴の直径を徐々に拡大することができる。
また、必ずしも第1から第3までの螺旋片を全て取り付ける必要はなく、所望の直径の穴を掘削するために必要な任意の螺旋片を選択することができる。
シャフト4には、螺旋状の掘削刃である第1螺旋片8が一体形成されている。
そのため、外筒7は、螺旋管のように、第1螺旋片8を避けるように螺旋状の切り込みが形成されており、シャフト4の棒状体部分のみを覆うように、取り付けられている。
そのため、外筒7をシャフト4に取り付けると、この切り込みから、第1螺旋片8が延出した状態になる。
この外筒7によって、シャフト4は、掘削した土砂との摩擦による破損から守られる。
駆動ロッド12の先端には、図10に示すように、プレート片13が取り付けられている。
プレート片13には、プレート片切欠溝14が形成されている。
プレート片切欠溝14は、掘削した土砂を、第1螺旋片8の掘削時の旋回によって外周側に排出することに役立つ。
このように、外筒7は、プレート片13が第1螺旋片8に嵌合した状態で、シャフト4と一体的に取り付けられる。
第1位置決め穴11は、1本のみ形成することもできるし、図3のように、貫通孔の軸が干渉しないように2本形成することもできる。
図4に示すように、シャフト4には、第2位置決め穴16が形成されている。
図4には表されていないが、シャフト4には、第2位置決め穴16を2組形成することもできる。
外筒7に形成されている第1位置決め穴11と、スクリュー4に形成されている第2位置決め穴16の位置を合わせて、そこに位置決めネジ6を挿通することで、外筒7がスクリュー4に固定させる。
第1位置決め穴11と第2位置決め穴16が2組ずつ形成されているときは、位置決めネジ6は2本挿通させることができ、これにより、外筒7は、より強固にスクリュー4に固定できる。
螺旋片切欠溝18は、掘削した土砂を、第1螺旋片8の掘削時の旋回によって外周側に排出することに役立つ。
この第2螺旋片10の差込板25は、第2螺旋片10が第1螺旋片8に取り付けられる際に、第1螺旋片8の凹溝19に形成された差込溝17に嵌合する。
これにより、第2螺旋片10が第1螺旋片8の外周側に取り付けられる。
また、第1螺旋片8の外側に、第2螺旋片10が取り付けられたときも、プレート片13の位置は、図10に示すとおり、凹溝19内の左側である。
そのため、第2螺旋片10を取り外すときは、外筒7を螺旋方向に回転させ、駆動ロッド12の先端に取り付けられたプレート片13を、凹溝19内の右側にスライドさせる。
また、プレート片13が、凹溝19内の右側にスライドすることで、プレート片13のプレート片切欠溝14と、第1螺旋片8に形成された螺旋片切欠溝18の位置が重なり、上下方向に貫通する空間ができる。
そこで、第2螺旋片10の差込板25を、差込溝17の上方向に持ち上げ、プレート片13を越えて、プレート片切欠溝14と螺旋片切欠溝18が重なって生じた隙間を通過させるようにして、第1螺旋片8の下方向に移動させ、第2螺旋片10を第1螺旋片8から外すことができる。
この凹溝19とプレート片13に、それぞれ第2傾斜面20と第1傾斜面15が形成されていることで、プレート片13を、凹溝19内の右側にスライドさせ、第1傾斜面15が凹溝19の第2傾斜面20に近接した時に、凹溝19とプレート片13の間に土砂が挟まらないようにすることができ、プレート片13のスライドが妨げられることがない。
また、図6に示すように、第2螺旋片10の下端部には、第2刃機構28が取り付けられている。
さらに、図7に示すように、第3螺旋片9の下端部には、第3刃機構31が取り付けられている。
そのため、第1螺旋片8、第2螺旋片10、第3螺旋片9を全て取り付けると、図8のように、全ての螺旋片の下端部には、第1から第3までの刃機構21、28、31が取り付けられた状態になる。
つまり、第1から第3の刃機構21、28、31は、それぞれ、接続板23と、2つの三角刃24からなる。
接続板23は、第1螺旋片8、第2螺旋片10、第3螺旋片9の各下端部の下面側に取り付けられ、2つの三角刃24は、接続板23の下面側に取り付けられる。
三角刃24により、掘削効率を向上させることができる。
これにより、第1螺旋片8、第2螺旋片10、第3螺旋片9に取り付けられた各刃機構21、28、31を固定し、各刃機構21、28、31と各螺旋片8、10、9の安定性を高めることができる。
このようにして、掘削する穴の直径を徐々に拡大し、最終的に任意の掘削穴を完成させる。
そのため、必ずしも第1から第3までの螺旋片を全て取り付ける必要はなく、所望の直径の穴を掘削するために必要な任意の螺旋片を選択することができる。
外筒7を、螺旋状の切り込みに第1螺旋片8が通るように、シャフト4の周りを螺旋方向に回転させながら、シャフト4に取り付ける。
外筒7をシャフト4に取り付けると、螺旋状の切り込みから、第1螺旋片8が延出した状態になる。
外筒7に形成されている第1位置決め穴11と、スクリュー4に形成されている第2位置決め穴16の位置を合わせて、位置決めネジ6を挿通させて、外筒7をスクリュー4に固定する。
駆動ロッド12の先端に取り付けられたプレート片13を、第1螺旋片8に形成された凹溝19内に嵌まるように収める。
第2螺旋片10の差込板25が、第1螺旋片8に形成された差込溝17に差し込まれるように位置を合わせ、第1螺旋片8の外周に第2螺旋片10を取り付ける。
外筒7の駆動ロッド12の先端に取り付けられたプレート片13が、第1螺旋片8に形成された凹溝19内に嵌まるように収め、かつ、プレート片13が差込溝17の上方を塞ぐ位置になるように、外筒7を螺旋方向に回転させる。
重ねあわされた各接続板23と第1連結板32を、それぞれU型プレート33によって挟み込み、U型プレート33の上から固定ネジ34によって固定する。
第3螺旋片9に形成された第3螺旋溝30の下面側と、第2螺旋片10に形成された第2螺旋溝26の上面側とが重なるように、第3螺旋片9を螺旋方向に回転させながらに徐々に、第2螺旋片10の外周に沿ってスライドさせる。
第3螺旋片9が、完全に第2螺旋片10の全体と重なったら、第2螺旋片10に形成された第2螺旋溝26上の第2螺旋ネジ穴27と、第3螺旋片9に形成された第3螺旋溝30上の第3螺旋ネジ穴29の各ネジ穴とが重ね合わされていることを確認して、皿ネジ36によって固定する。
重ねあわされた各接続板23と第2連結板35を(第2刃機構28の天面には、第1連結板32の上に第2連結板35が載置された状態で)、それぞれU型プレート33によって挟み込み、U型プレート33の上から固定ネジ34によって固定する。
第2刃機構28と第3刃機構31を固定する第2連結板35、U型プレート片33、固定ネジ34を外して、第3螺旋片9から第3刃機構31を取り外す。
第2螺旋片10と第3螺旋片9を固定している皿ネジ36を外す。
第3螺旋片9を、下方向に移動させるように螺旋方向に回転させながら、第2螺旋片10から取り外す。
第3螺旋片9を取り外した後、第2刃機構28の天面の接続板23と、この上に載置された第1連結板32をU型プレート片33によって挟み込み、U型プレート33の上から固定ネジ34によって固定することで、第1螺旋片8に第2螺旋片10を取り付けた状態で、掘削装置を使用できる。
第1刃機構21と第2刃機構28を固定する第1連結板32、U型プレート片33、固定ネジ34を外して、第2螺旋片10から第2刃機構28を取り外す。
外筒7を少しだけ螺旋方向に回転させ、駆動ロッド12の先端に取り付けられたプレート片13を、凹溝19内の右側にスライドさせる。
そして、第2螺旋片10の差込板25を、一旦、差込溝17から上方向に持ち上げ、プレート片13を越えて、プレート片切欠溝14と螺旋片切欠溝18が重なって生じた隙間を通過させるようにして、第2螺旋片10を第1螺旋片8から外す。
第2螺旋片10を取り外した後、第1刃機構21の天面の接続板23をU型プレート片33によって挟み込み、U型プレート33の上から固定ネジ34によって固定すれば、第1螺旋片8のみの状態で、掘削装置を使用できる。
位置決めネジ6を、第2位置決め穴16と第1位置決め穴11から外す。
外筒7の駆動ロッド12の先端に取り付けられたプレート片13を、第1螺旋片8に形成された凹溝19内から外す。
外筒7を、シャフト4の周りを螺旋方向に回転させながら、シャフト4から外す。
第1螺旋片8のみの状態で使用することもできる。
最後にシャフト4と第1螺旋片8を油圧モータ2から外す。
2 油圧モータ
3 連結部品
4 シャフト
5 スクリュー
6 位置決めネジ
7 外筒
8 第1螺旋片
9 第3螺旋片
10 第2螺旋片
11 第1位置決め穴
12 駆動ロッド
13 プレート片
14 プレート片切欠溝
15 第1斜面
16 第2位置決め穴
17 差込溝
18 螺旋片切欠溝
19 凹溝
20 第2傾斜面
21 第1刃機構
23 接続板
24 三角刃
25 差込板
26 第2螺旋溝
27 第2螺旋ネジ穴
28 第2刃機構
29 第3螺旋ネジ穴
30 第3螺旋溝
31 第3刃機構
32 第1連結板
33 U型プレート片
34 固定ネジ
35 第2連結板
36 皿ネジ
37 第3斜面
Claims (3)
- シャフトとスクリューからなる杭基礎工事の掘削装置であって、
スクリューは、螺旋状の掘削刃である1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片からなり、
シャフトは、第1螺旋片が一体に形成された棒状体からなり、
第2螺旋片は、第1螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第3螺旋片は、第2螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
それぞれの螺旋片の下端には、刃機構が固定されており、
シャフトには、第1螺旋片を避けて螺旋管のように螺旋状の切り込みが形成された外筒が、外周を螺旋状に覆うように着脱可能に取り付けられ、
シャフト及び外筒のそれぞれには、1以上の位置決め穴が形成され、
位置決め穴に位置決めネジが挿通されることによって、シャフトに外筒が固定されており、
外筒の外周面には、先端にプレート片が取り付けられた駆動ロッドが等間隔に複数設けられ、
駆動ロッドのプレート片によって外筒が第1螺旋片に固定された構成によって、
第1螺旋片から第3螺旋片までを順次取り付け、掘削する穴の直径を拡大させながら掘削することで掘削時の騒音を低減できる
ことを特徴とする杭基礎工事の掘削装置。
- シャフトとスクリューからなる杭基礎工事の掘削装置であって、
スクリューは、螺旋状の掘削刃である1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片からなり、
シャフトは、第1螺旋片が一体に形成された棒状体からなり、
第2螺旋片は、第1螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第3螺旋片は、第2螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
それぞれの螺旋片の下端には、刃機構が固定されており、
シャフトには、第1螺旋片を避けて螺旋管のように螺旋状の切り込みが形成された外筒が、外周を螺旋状に覆うように着脱可能に取り付けられ、
シャフト及び外筒のそれぞれには、1以上の位置決め穴が形成され、
位置決め穴に位置決めネジが挿通されることによって、シャフトに外筒が固定されており、
外筒の外周面には、先端にプレート片が取り付けられた駆動ロッドが等間隔に複数設けられ、
駆動ロッドのプレート片によって外筒が第1螺旋片に固定されており、
第1螺旋片には、外周側の縁に沿って差込溝が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片には、内周側の縁に沿って差込板が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片は、差込板が差込溝に嵌合することで第1螺旋片に取り付けられており、
第2螺旋片には、外周側の縁に沿って、第2螺旋溝が形成され、
第2螺旋溝には、第2螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第2螺旋ネジ穴が設けられ、第3螺旋片には、内周側の縁に沿って、第3螺旋溝が形成され、
第3螺旋溝には、第3螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第3螺旋ネジ穴が設けられ、
第2螺旋溝に第3螺旋溝を重ね合わせて取り付けられたのち、第2螺旋ネジ穴と第3螺旋ネジ穴を皿ネジで締結して、第3螺旋片が第2螺旋片に固定された構成によって、
第1螺旋片から第3螺旋片までを順次取り付け、掘削する穴の直径を拡大させながら掘削することで掘削時の騒音を低減できる
ことを特徴とする杭基礎工事の掘削装置。
- シャフトとスクリューからなる杭基礎工事の掘削装置であって、
スクリューは、螺旋状の掘削刃である1つの常螺旋面を構成する第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片からなり、
シャフトは、第1螺旋片が一体に形成された棒状体からなり、
第2螺旋片は、第1螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第3螺旋片は、第2螺旋片の外周側に着脱自在に取り付けられ、
第1螺旋片、第2螺旋片、第3螺旋片のそれぞれの下端には、接続板と三角刃からなる刃機構が、
第1螺旋片と第2螺旋片、第2螺旋片と第3螺旋片をそれぞれ連結する連結板と共に、
U型プレートによって挟み込まれた状態で固定ネジによって固定されており、
シャフトには、第1螺旋片を避けて螺旋管のように螺旋状の切り込みが形成された外筒が、外周を螺旋状に覆うように着脱可能に取り付けられ、
シャフト及び外筒のそれぞれには、1以上の位置決め穴が形成され、
位置決め穴に位置決めネジが挿通されることによって、シャフトに外筒が固定されており、
外筒の外周面には、先端にプレート片が取り付けられた駆動ロッドが等間隔に複数設けられ、
駆動ロッドのプレート片によって外筒が第1螺旋片に固定されており、
第1螺旋片には、外周側の縁に沿って差込溝が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片には、内周側の縁に沿って差込板が等間隔に複数形成され、
第2螺旋片は、差込板が差込溝に嵌合することで第1螺旋片に取り付けられており、
第2螺旋片には、外周側の縁に沿って、第2螺旋溝が形成され、
第2螺旋溝には、第2螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第2螺旋ネジ穴が設けられ、
第3螺旋片には、内周側の縁に沿って、第3螺旋溝が形成され、
第3螺旋溝には、第3螺旋片の螺旋方向に沿って等間隔に複数の第3螺旋ネジ穴が設けられ、
第2螺旋溝に第3螺旋溝を重ね合わせて取り付けられたのち、第2螺旋ネジ穴と第3螺旋ネジ穴を皿ネジで締結して、第3螺旋片が第2螺旋片に固定された構成によって、
第1螺旋片から第3螺旋片までを順次取り付け、掘削する穴の直径を拡大させながら掘削することで掘削時の騒音を低減できる
ことを特徴とする杭基礎工事の掘削装置。
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