JP6857543B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータの動力を駆動輪に伝達する動力伝達装置に関する。
近年、エンジンとモータとを搭載したハイブリッド自動車が増加している。ハイブリッド自動車では、エンジンが停止され、モータのみの駆動により走行する場合がある。このような場合に、エンジンがモータの回転に伴って回転してしまうと、モータの出力トルクに損失が発生してしまう。また、モータの回生時において、回転駆動されるモータとともにエンジンが回転してしまうと、モータの回生効率も低下してしまう。
そこで、特許文献1の動力伝達装置では、エンジンとモータとの間にワンウェイクラッチを配置することで、エンジン停止時にモータの回転に伴ってエンジンが回らないようにしている。このような構成により、特許文献1では、モータの出力トルクに損失が発生することを防止するとともに、モータの回生効率が低下してしまうことを防止している。
特開2010−120542号公報
ところで、動力伝達装置のなかには、モータと駆動輪との間に、ギヤ機構(例えば、ハイポイドギヤ機構(以下、HYPギヤ機構という))が設けられているものがある。HYPギヤ機構は、互いに直交する方向の回転軸を有する2つの歯車(ハイポイドピニオンおよびハイポイドギヤ)により構成される。HYPギヤ機構の各歯車は、円錐面上に歯を刻んだ歯車(いわゆる、かさ歯車)の一種であり、歯先が曲線を描いている。
ここで、ハイポイドピニオンおよびハイポイドギヤは、例えば、ハイポイドピニオン(一方)からハイポイドギヤ(他方)へ動力を伝達する際の動力伝達効率が最良となるように歯面形状が形成(設定)される。具体的には、一方から他方へ動力を伝達する際に当接する一方の歯の第1面および他方の歯の第2面の形状が、動力伝達効率が最良となるように形成される。このとき、他方から一方へ動力を伝達する際に当接する他方の歯の(第2面とは反対側の)第3面および一方の歯の(第1面とは反対側の)第4面の形状は、第1面および第2面の形状によって制限を受ける。そのため、第3面および第4面の形状は、他方から一方へ動力を伝達する場合において、動力の伝達効率が最良となるように設定することができない。その結果、第3面と第4面が当接し、他方から一方へ動力を伝達する際の動力の伝達効率は、第1面と第2面が当接し、一方から他方へ動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも低くなってしまう。
従来の動力伝達装置では、エンジンやモータから駆動輪に動力を伝達する際に接触する面(第1面および第2面)の動力の伝達効率が最良となるようにHYPギヤ機構が設定されている。そのため、従来の動力伝達装置は、駆動輪からモータに動力を伝達する際(回生時)に接触する面(第3面および第4面)の動力の伝達効率が、モータから駆動輪に動力を伝達する際(力行時)に接触する面の動力の伝達効率よりも低くなってしまう。それゆえ、モータと駆動輪との間にHYPギヤ機構を有する動力伝達装置は、モータの回生効率が悪化してしまう。
したがって、モータと駆動輪との間にHYPギヤ機構を有する動力伝達装置は、特許文献1のように、エンジンとモータとの間にワンウェイクラッチを配置しても、モータの回生効率の悪化を防止することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、モータの回生効率を向上することが可能な動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の動力伝達装置は、前輪および後輪のいずれか一方の駆動輪とモータジェネレータとの間に設けられ、互いに異なる方向に延在する回転軸に接続される2つの歯車により構成され、前記モータジェネレータと前記一方の駆動輪との間で動力を伝達する第1ギヤ機構と、前記前輪および前記後輪の他方の駆動輪と前記モータジェネレータとの間に設けられ、互いに異なる方向に延在する回転軸に接続される2つの歯車により構成され、前記他方の駆動輪と前記モータジェネレータとの間で動力を伝達する第2ギヤ機構と、前記モータジェネレータと前記第1ギヤ機構との間に設けられ、前記第1ギヤ機構から前記モータジェネレータへの動力の伝達を遮断し、前記モータジェネレータから前記第1ギヤ機構への動力を伝達する動力選択部と、を備え、前記第1ギヤ機構は、前記モータジェネレータから前記一方の駆動輪に動力を伝達する際の動力の伝達効率が、前記一方の駆動輪から前記モータジェネレータに動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも高くなるように設定され、前記第2ギヤ機構は、前記他方の駆動輪から前記モータジェネレータに動力を伝達する際の動力の伝達効率が、前記モータジェネレータから前記他方の駆動輪に動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも高くなるように設定される。
前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との間に設けられる前記第2ギヤ機構を含む複数のギヤ機構の数は、前記モータジェネレータと前記一方の駆動輪との間に設けられる前記第1ギヤ機構を含む複数のギヤ機構の数よりも少なくてもよい。
前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との間に設けられたクラッチと、前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との連結、および、前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との連結の解除を切り替えるように、前記クラッチを制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記モータジェネレータの回生時に、前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪とを連結するように前記クラッチを制御してもよい。
前記動力選択部は、ワンウェイクラッチであってもよい。
本発明によれば、モータの回生効率を向上することが可能な動力伝達装置を提供することができる。
本実施形態における車両の動力伝達装置の構成を示す図である。 車両の制御系の構成を示す図である。 TCUの軸継手接続制御処理を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本実施形態における車両1の動力伝達装置2の構成を示す図である。図1に示すように、車両1は、所謂ハイブリッド自動車である。車両1は、エンジン10、第1モータジェネレータ12、第2モータジェネレータ14が設けられている。また、車両1は、エンジン10、第1モータジェネレータ12、および、第2モータジェネレータ14のうち少なくとも1つの動力を前輪34および後輪47の一方または双方の駆動輪に伝達する動力伝達装置2が設けられている。
エンジン10は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンが適用され、不図示の燃料タンクから供給される燃料(ガソリン、ディーゼル等)を燃焼させることで動力を得、得られたトルク(動力)を、クランクシャフト10aに接続されたダンパ16に出力する。
第1モータジェネレータ12は、主に発電機として機能し、発電することにより得られた電力をバッテリ74(図2参照)に供給することで、バッテリ74を充電する。
第2モータジェネレータ14は、主に電動機として機能し、バッテリ74から供給される電力により駆動する。また、第2モータジェネレータ14は、発電機としても機能する場合があり、この場合には発電することにより得られた電力をバッテリ74に供給することで、バッテリ74を充電する。
ダンパ16は、エンジン10から伝達されたトルクの変動を抑制し、変動を抑制したトルクを回転軸16a、ギヤ機構18および入力軸20を介して動力分割機構22に伝達する。ギヤ機構18は、第1ギヤ18aおよび第2ギヤ18bにより構成されている。第1ギヤ18aは、ダンパ16の回転軸16aに嵌合されており、回転軸16aと一体的に回転する。第2ギヤ18bは、入力軸20に嵌合されるとともに第1ギヤ18aに噛み合わされており、第1ギヤ18aの回転に伴って入力軸20と一体的に回転する。
動力分割機構22は、サンギヤ22a、プラネタリギヤ22b、リングギヤ22c、キャリア22dにより構成される遊星歯車である。サンギヤ22aは、第1モータジェネレータ12の回転軸12aに嵌合されており、回転軸12aと一体的に回転する。プラネタリギヤ22bは、サンギヤ22aとリングギヤ22cとの間に複数配置されており、サンギヤ22aおよびリングギヤ22cとそれぞれ噛み合わされている。リングギヤ22cは、サンギヤ22aと同軸上で、かつ、サンギヤ22aの径方向外側に配置され、インプットリダクションシャフト24に嵌合されており、インプットリダクションシャフト24と一体的に回転する。キャリア22dは、サンギヤ22aと同軸上に回転自在に支持されており、プラネタリギヤ22bを回転自在に支持する。したがって、プラネタリギヤ22bは、プラネタリギヤ22bの中心軸周りに自転可能であるとともに、キャリア22dの中心軸周りに公転可能である。
動力分割機構22は、エンジン10から出力された動力が、ダンパ16を介して動力分割機構22のキャリア22dに伝達される。そして、第1モータジェネレータ12が発電機として機能する場合、動力分割機構22では、キャリア22dが回転することで公転するプラネタリギヤ22bの回転によって、サンギヤ22aおよびリングギヤ22cがトルクを伝達しつつ独立した回転数で回転する。これにより、動力分割機構22は、エンジン10から伝達されたトルクを分割し、サンギヤ22aを介して第1モータジェネレータ12に伝達するとともに、リングギヤ22cを介してインプットリダクションシャフト24に伝達する。
インプットリダクションシャフト24は、ギヤ機構26を介してトルクをリダクションシャフト30に伝達する。ギヤ機構26は、第1ギヤ26a、第2ギヤ26bおよび第3ギヤ26cにより構成されている。第1ギヤ26aは、インプットリダクションシャフト24に嵌合されており、インプットリダクションシャフト24と一体的に回転する。第2ギヤ26bは、第1ギヤ26aおよび第3ギヤ26cに噛み合わされており、第1ギヤ26aの回転に伴って第3ギヤ26cとともに回転する。
第3ギヤ26cは、リダクションシャフト30に嵌合されており、リダクションシャフト30と一体的に回転する。第3ギヤ26cは、リダクションシャフト30を介してトルクをフロントディファレンシャル32に伝達する。フロントディファレンシャル32は、フロントドライブシャフト33を介してトルクを前輪34(一方の駆動輪)に伝達する。
また、リダクションシャフト30には、トランスファードライブギヤ28が接続されている。トランスファードライブギヤ28は、第1トランスファードライブギヤ28aおよび第2トランスファードライブギヤ28bにより構成される。リダクションシャフト30には、第1トランスファードライブギヤ28aが嵌合されている。したがって、第1トランスファードライブギヤ28aは、リダクションシャフト30と一体的に回転する。第1トランスファードライブギヤ28aは、第2トランスファードライブギヤ28bに噛み合わされている。第2トランスファードライブギヤ28bは、ワンウェイクラッチ(動力選択部)35を介して遊星歯車36と接続されている。ワンウェイクラッチ35の機能については、後段で詳細に説明する。
このように、リダクションシャフト30には、第1トランスファードライブギヤ28a、第2トランスファードライブギヤ28b、ワンウェイクラッチ35、および、遊星歯車36を介して第2モータジェネレータ14が接続されている。
遊星歯車36は、サンギヤ36a、プラネタリギヤ36b、リングギヤ36c、キャリア36dにより構成される。サンギヤ36aは、第2モータジェネレータ14の回転軸14aに嵌合されており、回転軸14aと一体的に回転する。プラネタリギヤ36bは、サンギヤ36aとリングギヤ36cとの間に複数配置されており、サンギヤ36aおよびリングギヤ36cとそれぞれ噛み合わされている。リングギヤ36cは、サンギヤ36aと同軸上で、かつ、サンギヤ36aの径方向外側に配置され、ケーシングに固定されている。キャリア36dは、サンギヤ36aと同軸上に回転自在に支持されており、プラネタリギヤ36bを回転自在に支持する。したがって、プラネタリギヤ36bは、プラネタリギヤ36bの中心軸周りに自転可能であるとともに、キャリア36dの中心軸周りに公転可能である。また、キャリア36dには、ワンウェイクラッチ35を介して第2トランスファードライブギヤ28bが嵌合される。
また、キャリア36dには、リダクションシャフト40が接続される。リダクションシャフト40には、トランスファークラッチ(軸継手)42、プロペラシャフト44、リヤディファレンシャル45およびリヤドライブシャフト46を介して後輪47(他方の駆動輪)が接続される。リダクションシャフト40は、トランスファークラッチ42が接続状態にある場合、トランスファークラッチ42、プロペラシャフト44、リヤディファレンシャル45およびリヤドライブシャフト46を介して後輪47にトルクを伝達する。ここで、トランスファークラッチ42は、接続状態または接続解除状態に切り替え可能に構成される。なお、トランスファークラッチ42は、接続解除状態にある場合、リダクションシャフト40とプロペラシャフト44との間の動力の伝達を遮断する。
したがって、遊星歯車36は、第2モータジェネレータ14が電動機として機能する場合には、第2モータジェネレータ14から入力されたトルクを、サンギヤ36a、プラネタリギヤ36b、キャリア36dおよびワンウェイクラッチ35を順に介してトランスファードライブギヤ28に伝達する。
一方で、遊星歯車36は、第2モータジェネレータ14が発電機として機能する場合には、後述するように後輪47から入力されたトルクを、キャリア36d、プラネタリギヤ36bおよびサンギヤ36aを順に介して第2モータジェネレータ14に伝達する。
図2は、車両1の制御系の構成を説明する図である。図2に示すように、車両1は、制御部60として、HEVCU(Hybrid and Electric Vehicles Control Units)62、ECU(Engine Control Unit)64、MCU(Motor Control Unit)66、および、TCU(Transmission Control Unit)68が設けられる。また、車両1は、インバータ70、72およびバッテリ74が設けられ、インバータ70が第1モータジェネレータ12およびバッテリ74と接続され、インバータ72が第2モータジェネレータ14およびバッテリ74と接続される。
HEVCU62は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を含むマイクロコンピュータでなり、車両1の各部を統括制御する。
HEVCU62は、アクセルペダルの踏込み量、ブレーキペダルの踏込み量、シフトレバーのシフト位置、車速センサから入力される車速等に基づいて、エンジン10、第1モータジェネレータ12、第2モータジェネレータ14の駆動をECU64およびMCU66を介して適宜制御する。
ECU64は、CPU、RAM、ROMを含むマイクロコンピュータでなり、HEVCU62の制御に基づいて、エンジン10を駆動させる。MCU66は、CPU、RAM、ROMを含むマイクロコンピュータでなり、HEVCU62の制御に基づいて、インバータ70、72を介して、第1モータジェネレータ12および第2モータジェネレータ14を制御する。
HEVCU62は、第1モータジェネレータ12の運転状態を制御し、第1モータジェネレータ12に入出力されるトルクを、インバータ70を介して調整することによって、動力分割機構22のキャリア22dとリングギヤ22cとの差動状態を制御する。例えば、車両1の速度が一定である場合に、第1モータジェネレータ12の回転速度を増減させることによりエンジン10の回転速度を連続的に(無段階に)変化させる。すなわち、HEVCU62は、例えば燃費が最もよい高効率運転状態のエンジン10の回転速度に設定することを、第1モータジェネレータ12を制御することによって実行する。
TCU(制御部)68は、CPU、RAM、ROMを含むマイクロコンピュータでなり、トランスファークラッチ42を接続状態または接続解除状態に切り替えるように制御する。TCU68は、不図示のアクセル開度センサおよび車速センサの出力に基づいて、トランスファークラッチ42の接続状態を制御する。例えば、アクセル開度に基づいて導出される要求トルクが閾値未満(低トルク、低負荷)であるとき、TCU68は、トランスファークラッチ42を接続状態から接続解除状態に切り替える。また、アクセル開度に基づいて導出される要求トルクが閾値以上(高トルク、高負荷)であるとき、TCU68は、トランスファークラッチ42を接続解除状態から接続状態に切り替える。これにより、車両1は、低負荷時には前輪34のみの2輪駆動となり、高負荷時には前輪34および後輪47の4輪駆動となる。
また、車速センサの出力が0(ゼロ)でなく(車両1が走行しており停止しておらず)、アクセル開度が0(ゼロ)のとき、詳しくは後述するように、TCU68は、トランスファークラッチ42を接続解除状態から接続状態に切り替える。
図1に戻り、フロントディファレンシャル32は、その一部にフロントHYPギヤ機構(第1ギヤ機構)32aを備える。また、リヤディファレンシャル45は、その一部にリヤHYPギヤ機構(第2ギヤ機構)45aを備える。フロントHYPギヤ機構32aは、互いに異なる方向(直交する方向)に延在する回転軸(リダクションシャフト30およびフロントドライブシャフト33)を有する2つの歯車(ハイポイドピニオンおよびハイポイドギヤ)により構成される。リダクションシャフト30は、ハイポイドピニオンを備え、フロントドライブシャフト33は、ハイポイドギヤを備える。また、リヤHYPギヤ機構45aは、互いに異なる方向(直交する方向)に延在する回転軸(プロペラシャフト44およびリヤドライブシャフト46)を有する2つの歯車(ハイポイドピニオンおよびハイポイドギヤ)により構成される。プロペラシャフト44は、ハイポイドピニオンを備え、リヤドライブシャフト46は、ハイポイドギヤを備える。フロントHYPギヤ機構32aおよびリヤHYPギヤ機構45aの各歯車は、円錐面上に歯を刻んだ歯車(いわゆる、かさ歯車)の一種であり、歯先が曲線を描いている。なお、フロントHYPギヤ機構32aおよびリヤHYPギヤ機構45aにおける、ハイポイドピニオンの回転軸とハイポイドギヤの回転軸は、ねじれの位置にある。ここで、ねじれの位置とは、ハイポイドピニオンの回転軸とハイポイドギヤの回転軸とが、同一平面上で交わっておらず、オフセット量(軸心間の距離)を有して交差している位置関係のことを指す。
フロントHYPギヤ機構32aは、動力が伝達する方向によってハイポイドピニオンとハイポイドギヤが接触する歯の面形状が異なっている。例えば、ハイポイドピニオンおよびハイポイドギヤは、ハイポイドピニオン(一方)からハイポイドギヤ(他方)へ動力を伝達する際の動力伝達効率が最良となるように歯面形状が形成(設定)される。具体的には、エンジンやモータから駆動輪に動力を伝達する場合において、一方から他方へ動力を伝達する際に当接する一方の歯の第1面および他方の歯の第2面の形状が、動力伝達効率が最良となるように形成される。このとき、他方から一方へ動力を伝達する際に当接する他方の歯の(第2面とは反対側の)第3面および一方の歯の(第1面とは反対側の)第4面の形状は、第1面および第2面の形状によって制限を受ける。そのため、第3面および第4面の形状は、他方から一方へ動力を伝達する場合において、動力の伝達効率が最良となるように設定することができない。その結果、例えば、車両1が前進する場合において、第3面と第4面が当接し、他方から一方へ動力を伝達する際の動力の伝達効率は、第1面と第2面が当接し、一方から他方へ動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも低くなってしまう。
フロントHYPギヤ機構32aは、車両1の前進時にエンジン10や第2モータジェネレータ14から前輪34(フロントドライブシャフト33)に動力を伝達する際に接触する面が、上記第1面および第2面として設定されている。また、フロントHYPギヤ機構32aは、車両1の前進時に前輪34から第2モータジェネレータ14に動力を伝達する際に接触する面が、上記第3面および第4面として設定されている。そのため、フロントHYPギヤ機構32aは、車両1の前進時にエンジン10や第2モータジェネレータ14から前輪34に動力を伝達する際の動力の伝達効率が、前輪34から第2モータジェネレータ14に動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも高くなるように構成されている。
このように、フロントHYPギヤ機構32aは、エンジン10や第2モータジェネレータ14から前輪34に動力を伝達する際(力行時)の方が、前輪34から第2モータジェネレータ14に動力を伝達する際(回生時)よりも、動力の伝達効率が高く構成される。このことから、フロントHYPギヤ機構32aは、力行側効率優先仕様のHYPギヤ機構と言える。
しかし、回生時に、前輪34からフロントHYPギヤ機構32aを介して第2モータジェネレータ14に動力を伝達するようにすると、動力の伝達効率が低下し、第2モータジェネレータ14の回生効率の悪化に繋がる。
そこで、本実施形態では、第2モータジェネレータ14は、車両1の前進時に前輪34からフロントHYPギヤ機構32aを介して伝達される動力を用いずに、後輪47からリヤHYPギヤ機構45aを介して伝達される動力を用いて電力を生成する。
本実施形態では、回生時に、前輪34からフロントHYPギヤ機構32aを介して第2モータジェネレータ14に動力を伝達させないために、第2モータジェネレータ14と前輪34(フロントHYPギヤ機構32a)の間にワンウェイクラッチ35を設けている。
ワンウェイクラッチ35は、前輪34(フロントHYPギヤ機構32a)から第2モータジェネレータ14への動力の伝達を遮断し、第2モータジェネレータ14から前輪34(フロントHYPギヤ機構32a)への動力を伝達する機能を有する。
したがって、ワンウェイクラッチ35は、例えば、第2モータジェネレータ14を駆動せずに、エンジン10のみで駆動輪を駆動させて車両1を走行させるとき(力行時)、エンジン10から伝達される動力を第2モータジェネレータ14に伝達させない。また、ワンウェイクラッチ35は、例えば、エンジン10が駆動輪から駆動されているとき(回生時)、前輪34から伝達される動力を第2モータジェネレータ14に伝達させない。その一方で、ワンウェイクラッチ35は、第2モータジェネレータ14を駆動させて車両1を走行(前進)させるとき、第2モータジェネレータ14から伝達される動力を前輪34に伝達させる。
しかしながら、回生時に、ワンウェイクラッチ35により前輪34から第2モータジェネレータ14に伝達される動力を遮断してしまうと、第2モータジェネレータ14は、電力を生成することができなくなる。
そこで、まず、TCU68は、第2モータジェネレータ14の回生時か否かを判定する。具体的に、TCU68は、不図示の車速センサの出力およびアクセル開度センサの出力を取得する。これらの出力を取得したTCU68は、例えば、車速センサの出力が0(ゼロ)でなく、アクセル開度が0(ゼロ)のとき、第2モータジェネレータ14の回生時であると判定する。
TCU68は、回生時であると判定した場合に、後輪47と第2モータジェネレータ14との間に設けられたトランスファークラッチ42を接続解除状態から接続状態に制御し、後輪47から第2モータジェネレータ14に動力を伝達するようにする。つまり、TCU68は、回生時に、後輪47と第2モータジェネレータ14との連結が解除された状態から、後輪47と第2モータジェネレータ14とが連結された状態となるように、トランスファークラッチ42を制御している。
トランスファークラッチ42が接続状態に制御されることで、第2モータジェネレータ14は、後輪47から伝達される動力により電力を生成することができるようになる。
しかし、後輪47と第2モータジェネレータ14との間には、リヤHYPギヤ機構45aが設けられている。そのため、仮に、リヤHYPギヤ機構45aが、フロントHYPギヤ機構32aと同様の構成(すなわち、力行側効率優先仕様のHYPギヤ機構)である場合、力行時よりも回生時の動力の伝達効率が低下してしまう。その結果、第2モータジェネレータ14の回生効率の悪化に繋がる。
そこで、本実施形態では、リヤHYPギヤ機構45aは、フロントHYPギヤ機構32aとは異なる構成を有する。以下、リヤHYPギヤ機構45aの構成について詳細に説明する。
リヤHYPギヤ機構45aは、フロントHYPギヤ機構32aと同様に、動力が伝達する方向によってハイポイドピニオンとハイポイドギヤが接触する歯の面形状が異なっている。例えば、ハイポイドピニオンおよびハイポイドギヤは、ハイポイドギヤ(他方)からハイポイドピニオン(一方)へ動力を伝達する際の動力伝達効率が最良となるように歯面形状が形成(設定)される。具体的には、車両1が前進する場合において、他方から一方へ動力を伝達する際に当接する他方の歯の第5面および一方の歯の第6面の形状が、動力伝達効率が最良となるように形成される。このとき、一方から他方へ動力を伝達する際に当接する一方の歯の(第6面とは反対側の)第7面および他方の歯の(第5面とは反対側の)第8面の形状は、第5面および第6面の形状によって制限を受ける。そのため、第7面および第8面の形状は、一方から他方へ動力を伝達する場合において、動力の伝達効率が最良となるように設定することができない。その結果、例えば、車両1が前進する場合において、第7面と第8面が当接し、一方から他方へ動力を伝達する際の動力の伝達効率は、第5面と第6面が当接し、他方から一方へ動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも低くなってしまう。
リヤHYPギヤ機構45aは、車両1の前進時に後輪47から第2モータジェネレータ14に動力を伝達する際に接触する面が、上記第5面および第6面として設定されている。また、リヤHYPギヤ機構45aは、車両1の前進時にエンジン10や第2モータジェネレータ14から後輪47に動力を伝達する際に接触する面が、上記第7面および第8面として設定されている。そのため、リヤHYPギヤ機構45aは、車両1の前進時に後輪47から第2モータジェネレータ14に動力を伝達する際の動力の伝達効率が、エンジン10や第2モータジェネレータ14から後輪47に動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも高くなるように構成されている。
このように、リヤHYPギヤ機構45aは、後輪47から第2モータジェネレータ14に動力を伝達する際(回生時)の方が、エンジン10や第2モータジェネレータ14から後輪47に動力を伝達する際(力行時)よりも、動力の伝達効率が高く構成される。このことから、リヤHYPギヤ機構45aは、回生側効率優先仕様のHYPギヤ機構と言える。
第2モータジェネレータ14の回生時に、後輪47からリヤHYPギヤ機構45aを介して動力を伝達させることにより、前輪34からフロントHYPギヤ機構32aを介して動力を伝達させるときよりも、動力の伝達効率を高くすることができる。
また、後輪47と第2モータジェネレータ14との間には、複数のリヤ側ギヤ機構が設けられている。複数のリヤ側ギヤ機構は、例えば、リヤディファレンシャル45(リヤHYPギヤ機構45a)、および、遊星歯車36である。一方、前輪34と第2モータジェネレータ14との間には、複数のフロント側ギヤ機構が設けられている。複数のフロント側ギヤ機構は、例えば、フロントディファレンシャル32(フロントHYPギヤ機構32a)、第1トランスファードライブギヤ28a、第2トランスファードライブギヤ28bおよび遊星歯車36である。このように、複数のリヤ側ギヤ機構の数は、複数のフロント側ギヤ機構の数よりも少ない。したがって、ギヤ機構の数が少ない後輪47から第2モータジェネレータ14に動力を伝達した方が、ギヤ機構の数が多い前輪34から第2モータジェネレータ14に動力を伝達するよりも、動力の伝達効率を向上させることができる。
図3は、TCU68の軸継手接続制御処理を示すフローチャートである。
TCU68は、不図示の車速センサの出力に基づいて、車両1が停止しているか否か判定する(ステップS100)。そして、TCU68は、車両1が停止していると判定した場合(ステップS100におけるYES)、軸継手接続制御処理を終了する。一方、TCU68は、車両1が停止していない(すなわち、走行中)と判定した場合(ステップS100におけるNO)、不図示のアクセル開度センサに基づいて、アクセル開度が0(ゼロ)か否か判定する(ステップS102)。
そして、TCU68は、アクセル開度が0であると判定した場合(ステップS102におけるYES)、トランスファークラッチ42を接続状態に制御し(ステップS104)、軸継手接続制御処理を終了する。
一方、TCU68は、アクセル開度が0でないと判定した場合(ステップS102におけるNO)、アクセル開度に基づいて導出された要求トルクが閾値未満であるか否かを判定する(ステップS106)。そして、TCU68は、要求トルクが閾値未満の低トルクである場合(ステップS106におけるYES)、トランスファークラッチ42を接続解除状態に制御し(ステップS108)、軸継手接続制御処理を終了する。
また、TCU68は、要求トルクが閾値未満の低トルクでない場合(ステップS106におけるNO)、トランスファークラッチ42を接続状態に制御し(ステップS104)、軸継手接続制御処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、ワンウェイクラッチ35は、第2モータジェネレータ14の回生時において、前輪34から第2モータジェネレータ14に動力が伝達しないようにしている。また、TCU68は、第2モータジェネレータ14の回生時において、トランスファークラッチ42を接続状態とすることで、後輪47から第2モータジェネレータ14に動力が伝達するようにしている。さらに、後輪47から第2モータジェネレータ14までの間には、回生側効率優先仕様のリヤHYPギヤ機構45aが設けられている。回生側効率優先仕様のリヤHYPギヤ機構45aは、力行側効率優先仕様のフロントHYPギヤ機構32aを介して第2モータジェネレータ14に動力を伝達する場合よりも、第2モータジェネレータ14の回生効率を向上させることができる。
以上のように、ワンウェイクラッチ35は、回生時に前輪34から力行側効率優先仕様のフロントHYPギヤ機構32aを介して第2モータジェネレータ14に動力が伝達されるのを防止する。そのため、第2モータジェネレータ14の回生効率が悪化することを防止することができる。また、トランスファークラッチ42は、TCU68により接続状態に制御されることで、回生時に後輪47からリヤHYPギヤ機構45aを介して第2モータジェネレータ14に動力を伝達させる。さらに、リヤHYPギヤ機構45aは、回生側効率優先仕様のHYPギヤ機構の構成を有するため、第2モータジェネレータ14の回生効率を向上させることができる。
したがって、本実施形態によれば、第2モータジェネレータ14の回生効率を向上することが可能な動力伝達装置を提供することができる。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
上記実施形態では、所謂ハイブリッド自動車を例に挙げて説明したが、これに限らず、少なくとも1つのモータジェネレータが設けられ、1つのモータジェネレータが前輪および後輪に接続される車両に適用することができる。
また、上記実施形態では、遊星歯車36を例に挙げて説明したが、これに限らず、複数のギヤを介して第2モータジェネレータ14からトルクが伝達されるようなギヤ機構を適用することができる。
また、上記実施形態では、フロントディファレンシャル32およびリヤディファレンシャル45に設けられる、互いに異なる方向(直交する方向)に延在する回転軸を有する2つの歯車として、ハイポイドギヤを用いたが、これに限定されない。互いに異なる方向(直交する方向)に延在する回転軸を有する2つの歯車として、ハイポイドギヤに代えて、例えば、スパイラルベベルギヤを用いてもよい。
また、上記実施形態では、動力選択部としてワンウェイクラッチ35を設けたが、これに限定されない。動力選択部としてワンウェイクラッチ35に代えて、例えば、遊星歯車36と第2トランスファードライブギヤ28bとの間に電磁クラッチを設けてもよい。その場合、TCU68は、力行時に第2モータジェネレータ14から前輪34に動力が伝達するように電磁クラッチを接続状態に制御する。また、回生時に前輪34から第2モータジェネレータ14に動力が伝達しないように電磁クラッチを接続解除状態に制御する。
本発明は、動力伝達装置に関し、特にモータの動力を駆動輪に伝達する動力伝達装置に利用できる。
2 動力伝達装置
14 第2モータジェネレータ
32a フロントHYPギヤ機構(第1ギヤ機構)
34 前輪(一方の駆動輪)
35 ワンウェイクラッチ(動力選択部)
45a リヤHYPギヤ機構(第2ギヤ機構)
47 後輪(他方の駆動輪)

Claims (4)

  1. 前輪および後輪のいずれか一方の駆動輪とモータジェネレータとの間に設けられ、互いに異なる方向に延在する回転軸に接続される2つの歯車により構成され、前記モータジェネレータと前記一方の駆動輪との間で動力を伝達する第1ギヤ機構と、
    前記前輪および前記後輪の他方の駆動輪と前記モータジェネレータとの間に設けられ、互いに異なる方向に延在する回転軸に接続される2つの歯車により構成され、前記他方の駆動輪と前記モータジェネレータとの間で動力を伝達する第2ギヤ機構と、
    前記モータジェネレータと前記第1ギヤ機構との間に設けられ、前記第1ギヤ機構から前記モータジェネレータへの動力の伝達を遮断し、前記モータジェネレータから前記第1ギヤ機構への動力を伝達する動力選択部と、
    を備え、
    前記第1ギヤ機構は、前記モータジェネレータから前記一方の駆動輪に動力を伝達する際の動力の伝達効率が、前記一方の駆動輪から前記モータジェネレータに動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも高くなるように設定され、
    前記第2ギヤ機構は、前記他方の駆動輪から前記モータジェネレータに動力を伝達する際の動力の伝達効率が、前記モータジェネレータから前記他方の駆動輪に動力を伝達する際の動力の伝達効率よりも高くなるように設定される動力伝達装置。
  2. 前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との間に設けられる前記第2ギヤ機構を含む複数のギヤ機構の数は、前記モータジェネレータと前記一方の駆動輪との間に設けられる前記第1ギヤ機構を含む複数のギヤ機構の数よりも少ない請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との間に設けられたクラッチと、
    前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との連結、および、前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪との連結の解除を切り替えるよう前記クラッチを制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記モータジェネレータの回生時に、前記モータジェネレータと前記他方の駆動輪とを連結するように前記クラッチを制御する請求項1または2に記載の動力伝達装置。
  4. 前記動力選択部は、ワンウェイクラッチである請求項1から3のいずれか1項に記載の動力伝達装置。
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