JP6856465B2 - ブレーキ検査装置およびモータ制御装置 - Google Patents

ブレーキ検査装置およびモータ制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、ブレーキ検査装置およびモータ制御装置に関するものである。
従来、ブレーキを解除した状態での負荷トルクを測定し、測定された負荷トルクを予め設定されている正常な負荷トルクと比較することによりブレーキの異常の有無を検知するブレーキの故障検出方法が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2参照。)。
特開平6−284766号公報 特開2000−324885号公報
しかしながら、モータの負荷トルクは経時変化およびモータを装着する機械毎の個体差によって変動するため、特許文献1および特許文献2の故障検出方法では、ブレーキの状態を精度よく検出することができないという不都合がある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、モータの負荷トルクが変動してもブレーキの状態を精度よく検出することができるブレーキ検査装置およびモータ制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、モータのステータに対してロータを保持するブレーキの作動を解除した解除状態で、前記モータを定速で正転および逆転させたときの負荷トルク、および、前記ブレーキを作動させたロック状態で、前記モータを正転させたときの負荷トルクをそれぞれ測定する負荷トルク測定部と、該負荷トルク測定部により測定された前記負荷トルクに基づいて前記ブレーキの状態がブレーキ保持トルク不足異常であるか否かを判定する判定部とを備え、前記負荷トルク測定部が、前記解除状態および前記ロック状態において前記モータに供給する電流値を測定し、下式により、前記負荷トルクを算出し、
Tu=Kt×A1
Td=Kt×A2
Tu′=Kt×A3
ここで、Tuは前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの負荷トルク、Tdは前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの負荷トルク、Tu′は前記ロック状態において前記モータを正転させたときの負荷トルク、Ktは前記モータのトルク定数、A1は前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの電流値、A2は前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの電流値、A3は前記ロック状態において前記モータを正転させたときの電流値であり、前記判定部が、下式を満足するときにブレーキ保持トルク不足異常であると判定するブレーキ検査装置を提供する。
Tg/Tb≧Th1
ここで、Tg=(Tu+Td)/2、Tb=Tu′−Tg、Th1は所定の閾値であり、前記モータには、該モータの正転を妨げる方向に重力負荷トルクTgが作用する。
本態様によれば、ブレーキを作動させてステータに対してロータをロック状態にして負荷トルク測定部によりモータの負荷トルクが測定されるとともに、ブレーキの作動を解除した解除状態にして、負荷トルク測定部によりモータの負荷トルクが測定され、判定部により2つの負荷トルクに基づいてブレーキの状態が判定される。すなわち、ブレーキの状態が不良の場合、例えば、ブレーキの作動を解除する機構部が故障している場合には、解除状態で測定される負荷トルクが大きくなってブレーキ作動時の負荷トルクに近くなる。
したがって、ブレーキの作動時と作動解除時に測定された負荷トルクに基づけば、ブレーキの状態を容易に判定することができる。この場合に、経時変化あるいは機械やモータの個体差により、モータの負荷トルクが変動しても、ブレーキの作動時と作動解除時の両方の負荷トルクを測定することによって、両者の比較により、ブレーキの状態を精度よく検出することができる。
上記態様においては、前記負荷トルク測定部が、前記解除状態および前記ロック状態において前記モータに供給する電流値を測定し、下式により、前記負荷トルクを算出する
Tu=Kt×A1
Td=Kt×A2
Tu′=Kt×A3
ここで、Tuは前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの負荷トルク、Tdは前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの負荷トルク、Tu′は前記ロック状態において前記モータを正転させたときの負荷トルク、Ktは前記モータのトルク定数、A1は前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの電流値、A2は前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの電流値、A3は前記ロック状態において前記モータを正転させたときの電流値である。
このようにすることで、解除状態においてモータを正転および逆転させて負荷トルク測定部により測定された電流値に基づいて、簡易に負荷トルクを算出することができる。
また、上記態様においては、前記負荷トルク測定部が、前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの前記負荷トルクおよび前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの前記負荷トルクを同じモータ位置で測定してもよい。
このようにすることで、モータ位置が相違することによる正逆転時の電流値の変動を抑えて、負荷トルクを精度よく測定することができる。
また、上記態様においては、前記負荷トルク測定部が、前記モータの位置または速度が増加した時点で前記ロック状態において前記モータを正転させたときの電流値を測定してもよい。
このようにすることで、ロック状態においてモータが回転していることが確認されたときに、負荷トルク測定部により測定された電流値により、ブレーキ保持トルクが不足していることを簡易に判定することができる。
また、上記態様においては、前記判定部が、下式を満足するときにブレーキ保持トルク不足異常であると判定する。
Tg/Tb≧Th1
ここで、Tg=(Tu+Td)/2、Tb=Tu′−Tg、Th1は所定の閾値である。
このようにすることで、モータを正転させたときの負荷トルクとモータを逆転させたときの負荷トルクとの平均により算出される重力負荷トルクが所定以上に大きいか、ブレーキのロック状態における負荷トルクと重力負荷トルクとの差分が所定以上に小さい場合に、簡易にブレーキ保持トルクが不足していると判定することができる。
また、本発明の参考例としての発明の一態様においては、前記判定部が、下式を満足するときにブレーキ保持トルク不足異常であると判定してもよい。
Ag/Ab≧Th1
ここで、Ag=(A1+A2)/2、Ab=A3−Ag、Th1は所定の閾値である。
また、上記態様においては、前記判定部が、下式を満足するときにブレーキ解除異常であると判定してもよい。
Tμ/Tb≧Th2
ここで、Tμ=(Tu−Td)/2、Tb=Tu′−Tg、Th2は所定の閾値である。
このようにすることで、モータを正転させたときの負荷トルクとモータを逆転させたときの負荷トルクとの差分の半分の大きさにより算出される機械摩擦トルクが所定以上に大きいか、ブレーキのロック状態における負荷トルクと重力負荷トルクとの差分が所定以上に小さい場合に、簡易にブレーキ解除異常であると判定することができる。
また、本発明の参考例としての発明の他の一態様においては、前記判定部が、下式を満足するときにブレーキ解除異常であると判定してもよい。
Aμ/Ab≧Th2
ここで、Aμ=(A1−A2)/2、Ab=A3−Ag、Th2は所定の閾値である。
また、本発明の他の態様は、上記いずれかのブレーキ検査装置を備え、前記判定部が、下式を満足するときにモータ異常であると判定するモータ制御装置を提供する。
Tμ≧Th3
ここで、Tμ=(Tu−Td)/2、Th3は所定の閾値である。
本態様によれば、機械摩擦トルクが所定以上に大きい場合にモータ異常であると判定することができる。
本発明によれば、モータの負荷トルクが変動してもブレーキの状態を精度よく検出することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るモータ制御装置を示すブロック図である。 図1のモータ制御装置におけるブレーキ指令、速度指令、速度フィードバックおよび電流の関係を示すタイムチャートである。 図1のモータ制御装置に備えられる本発明の一実施形態に係るブレーキ検査装置の動作を説明するフローチャートである。 図3の続きのフローチャートである。 図3および図4の変形例を示すフローチャートである。 図5の続きのフローチャートである。 図3および図4の他の変形例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るブレーキ検査装置11およびモータ制御装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るモータ制御装置1は、図1に示されるように、工作機械等の機構部2に取り付けられたブレーキ3付きモータ4に接続され、外部からのプログラム作動指令に従ってモータ4を制御する装置である。
モータ制御装置1は、外部から入力されるプログラム作動指令に従うモータ4の回転速度(または回転角度)指令とエンコーダ5からフィードバックされるモータ4の回転速度とに基づいて回転速度を制御する速度制御部6と、該速度制御部6により出力された駆動指令に基づいてモータ4に供給する電流を制御する電流制御部7と、本実施形態に係るブレーキ検査装置11とを備えている。
ブレーキ3には、ブレーキ制御部8が接続されている。ブレーキ制御部8は、プログラム作動指令に基づく速度制御部6からの指令信号により、モータ4のステータに対してロータを制動するロック状態と、ロック状態を解除する解除状態とを切り替えるようになっている。
ブレーキ検査装置11は、各種定数等を記憶するメモリ部12と、プログラム作動指令に基づくモータ4の制御中に検査プログラムを実行する検査制御部13と、電流制御部7によりモータ4に供給される電流を測定する電流測定部(負荷トルク測定部)14と、電流測定部14により測定された電流値を用いて負荷トルクを算出する演算部(負荷トルク測定部)15と、演算部15により演算された負荷トルクに基づいてブレーキ3の状態を判定する判定部16と、判定部16による判定の結果、何らかの異常がある場合にその旨を報知する報知部17とを備えている。
電流制御部7は、電流測定部14により測定された電流値がフィードバックされることにより、モータ4に供給する電流を制御するようになっている。
検査制御部13は、速度制御部6からの回転速度指令を受けて所定のタイミングで電流測定部14により測定された電流値を演算部15に出力するように電流制御部7を制御し、所定のタイミングで特定の回転速度指令を出力するように速度制御部6を制御するとともに、所定のタイミングでブレーキ制御部8を制御するようになっている。
演算部15は、下式(1)〜(3)により、負荷トルクを算出するようになっている。
Tu=Kt×A1 (1)
Td=Kt×A2 (2)
Tu′=Kt×A3 (3)
ここで、Tuは解除状態においてモータ4を正転させたときの負荷トルク、Tdは解除状態においてモータ4を逆転させたときの負荷トルク、Tu′はロック状態においてモータ4を駆動したときの負荷トルク、Ktはメモリ部12に記憶されたモータ4のトルク定数、A1は解除状態においてモータ4を定速で正転させたときの電流値、A2は解除状態においてモータ4を定速で逆転させたときの電流値、A3はロック状態においてモータ4を回転駆動したときの電流値である。
具体的には、図2に示されるように、プログラム作動指令に従う機構部2の動作中に電流測定部14により電流値A1,A2,A3を測定するようになっている。
電流値A1,A2は、モータ4が同じ回転角度位置に配置されているときに測定することが好ましい。すなわち、機構部2の位置が同じ状態において測定することにより、機構部2の位置に応じて重力負荷トルクが変動する場合であっても正しく測定することができる。
また、電流値A3は、検査制御部13が、ブレーキ3によるロック状態において、速度制御部6に対し、モータ4を正転(あるいは逆転)させるように指令し、エンコーダ5からの速度フィードバックにより所定の閾値以上の速度が発生した時点で電流測定部14により測定されるようになっている。所定の閾値以上の速度としては、例えば、速度指令の100%に達した速度を選択すればよい。また、電流値A3としては、モータ4を正転および逆転させたときの平均値を採用してもよい。
また、ブレーキ検査装置11は、図2に示されるように、ブレーキ3が解除状態でモータ4が正転している状態で、検査制御部13がブレーキ制御部8を制御してブレーキ3をロック状態に切り替えた時点から速度フィードバックにより所定の速度低下が発生した時点までの時間Tを測定するタイマー18を備えている。所定の速度としては、例えば、速度指令の50%程度まで低下した速度を選択すればよい。
速度指令から若干低下した速度や、ほぼゼロとなる速度を選択する場合には誤判定の要因となり易いので、50%程度とすることにより、速度を精度よく検出して誤判定を防止することができる。また、ブレーキ3の作動直後に速度低下が急激に発生するため50%程度まで低下するのを待っても少ない誤差で時間を測定することができる。
また、演算部15は、下式により負荷トルクTg,Tμ,Tbを算出するようになっている。
Tg=(Tu+Td)/2 (4)
Tμ=(Tu−Td)/2 (5)
Tb=Tu′−Tg (6)
判定部16は、下式によりブレーキ3およびモータ4の状態を判定するようになっている。
Tg/Tb≧Th1 (7)
Tμ/Tb≧Th2 (8)
Tμ≧Th3 (9)
ここで、Th1,Th2,Th3はそれぞれ所定の閾値である。
Tgは重力負荷トルクであり、Tμは機械摩擦トルクであり、Tu′はロック状態における負荷トルクである。したがって、Tbはロック状態における負荷トルクTu′から重力負荷トルクTgを除外したブレーキ保持トルクである。
式(7)はブレーキ保持トルクTbに対する重力負荷トルクTgの大きさの比率を示し、式(7)を満足する場合には、判定部16は、ブレーキ保持トルク不足異常であると判定するようになっている。
また、式(8)はブレーキ保持トルクTbに対する機械摩擦トルクTμの大きさの比率を示し、式(8)を満足する場合には、判定部16は、ブレーキ解除異常であると判定するようになっている。
また、式(9)は機械摩擦トルクTμ自体の大きさであり、式(9)を満足する場合には、判定部16は、モータ異常であると判定するようになっている。
また、判定部16は、タイマー18により計時した時間Tが所定の閾値Th4以上となる場合には、ブレーキ3の作動遅れ異常であると判定するようになっている。
報知部17は、判定部16によりブレーキ保持トルク不足異常、ブレーキ解除異常あるいはモータ異常であると判定された場合、あるいは、ブレーキ3の作動遅れ異常であると判定された場合には、その旨を報知するようになっている。
報知の方法は、モニタへの文字あるいは画像の表示、音声あるいは振動による報知等の任意の方法を採用してよい。
このように構成された本実施形態に係るブレーキ検査装置11およびモータ制御装置1の作用について以下に説明する。
図3に示されるように、動作プログラムの作動により、モータ4への作動指令が入力されてくると、モータ制御装置1の速度制御部6が、モータ4への駆動指令を出力し(ステップS1)、ブレーキ制御部8への作動指令を出力する。速度制御部6は、モータ4が回転することによりエンコーダ5によって検出される回転速度がフィードバックされることにより、フィードバックされた回転速度と作動指令とに基づいてモータ4の速度を制御する。
電流制御部7は、速度制御部6から出力されてきた駆動指令に基づいてモータ4に供給する電流を算出するとともに、実際にモータ4に供給され電流測定部14により測定された電流値がフィードバックされることにより、フィードバックされた電流値と駆動指令とに基づいてモータ4に供給する電流を制御する。
そして、ブレーキ制御部8がブレーキ3への解除指令を出力し(ステップS2)、ブレーキ3が解除状態であるときに、速度指令においてモータ4の正転時および逆転時の機構部2が略同等となる位置で電流測定部14により測定された電流値A1,A2を演算部15に出力させる(ステップS3,S4)。
電流値A1,A2を演算部15に出力後、ブレーキ3が解除状態で正転している状態で、検査制御部13がブレーキ制御部8に対してブレーキ3をロック状態にする指令を出力し(ステップS5)、エンコーダ5からフィードバックされる回転速度が所定の閾値を超えた時点で測定された電流値A3を電流測定部14から演算部15に出力させる(ステップS6)。
そして、検査制御部13が、ブレーキ3を再度、解除状態に切り替える指令を出力し(ステップS7)、ブレーキ3が解除状態で正転している状態で、ブレーキ制御部8に対してブレーキ3をロック状態にする指令を出力し(ステップS8)、その時点から速度低下が確認されるまでの時間Tを測定する(ステップS9)。
そして、時間Tの測定後、検査制御部13がブレーキ3を解除状態に切り替える指令を出力し(ステップS10)、測定された電流値A1,A2に基づいて負荷トルクTu,Tdを算出し、測定された電流値A3に基づいて負荷トルクTu′を算出する(ステップS11)。
負荷トルクTu,Td,Tu′が算出された後、測定されたA1,A2,A3を用いて負荷トルクTg,Tμ,Tbが算出され(ステップS12)、以下、図4に示されるように、ブレーキ3の状態およびモータ4の状態が判定される。
すなわち、ステップS13において式(7)が満足されているか否かが判定され、満足されている場合には、ブレーキ保持トルク不足異常であると判定される(ステップS14)。
また、ステップS15において式(8)が満足されているか否かが判定され、満足されている場合には、ブレーキ解除異常であると判定される(ステップS16)。
また、ステップS17において式(9)が満足されているか否かが判定され、満足されている場合には、モータ異常であると判定される(ステップS18)。
さらに、ステップS19においては時間Tが所定の閾値Th4以上であるか否かが判定され、閾値Th4以上である場合には、ブレーキ作動遅れ異常であると判定される(ステップS20)。
ステップS21において、ステップS13からステップS20までの間に異常が判定されたか否かが判定され、全ての条件を満足しない場合には、ブレーキ3およびモータ4は正常であると判定され(ステップS22)、いずれかの条件を満足する場合には、いずれかの異常がある旨が報知部17によって報知される(ステップS23)。
このように、本実施形態に係るブレーキ検査装置11およびモータ制御装置1によれば、モータ4の負荷トルクが変動してもブレーキ3の状態を精度よく検出することができるという利点がある。
特に、式(6)において重力負荷トルクTgを除外したブレーキ保持トルクTbを算出し、このブレーキ保持トルクTbに対する重力負荷トルクTgを式(7)で、ブレーキ保持トルクTbに対する機械摩擦トルクTμを式(8)で判定しているので、重力負荷トルクTgの大きさの変動による影響を受けることなく、精度よくブレーキ3の状態を判定することができるという利点がある。
また、ブレーキ保持トルクTbに対する重力負荷トルクTgの大きさの比率により重力軸を落下させない必要なブレーキ保持トルクTbを発生し得るか否かを判定することができるという利点がある。
さらに、機械摩擦トルクTμ自体の大きさを判定することにより、モータ4や機構部2の軸受等に不具合が発生して機械摩擦トルクTμが増大した場合にモータ異常であると判定することができる。
また、ブレーキ3の解除状態においてロック指令信号を入力してからロック状態となるまでの時間Tが閾値Th4より大きい場合には、ブレーキ3の作動がモータ4の励磁遮断後になって、励磁遮断からロック状態となるまでの間に、重力軸(重力方向に回転する軸)が重力によって落下する不具合がある。十分に短い時間でロック状態とならない場合に、時間Tを用いてブレーキ3の作動遅れ異常であると判定することができる。
なお、本実施形態においては、式(7)〜(9)の判定並びに時間Tの判定の全てを行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、いずれか1つまたはいずれか2つ以上を組み合わせて判定することにしてもよい。例えば、式(7)〜(9)の判定のみを行う場合には、図5および図6のフローチャートに従えばよい。
また、タイマー18により計時した時間Tにより、ブレーキ3の作動遅れ異常を判定する場合には、電流値の測定は不要であるので、図7に示されるフローチャートに従って、単独で判定することにしてもよい。
また、本実施形態においては、モータ4の回転状態としてモータ4の回転速度を例示したが、これに代えて、モータ4の回転角度位置を採用してもよい。
また、本実施形態においては、判定部16が、式(7)を満足するときにブレーキ保持トルク不足異常であると判定するものを例示したが、これに代えて、下記の式(10)を満足するときにブレーキ保持トルク不足異常であると判定してもよい。
Ag/Ab≧Th1 (10)
ここで、Ag=(A1+A2)/2、Ab=A3−Agである。
また、本実施形態においては、判定部16が、式(8)を満足するときにブレーキ解除異常であると判定するものを例示したが、これに代えて、下記の式(11)を満足するときにブレーキ解除異常であると判定してもよい。
Aμ/Ab≧Th2 (11)
ここで、Aμ=(A1−A2)/2、Ab=A3−Agである。
1 モータ制御装置
3 ブレーキ
4 モータ
11 ブレーキ検査装置
14 電流測定部(負荷トルク測定部)
15 演算部(負荷トルク測定部)
16 判定部

Claims (5)

  1. モータのステータに対してロータを保持するブレーキの作動を解除した解除状態で、前記モータを定速で正転および逆転させたときの負荷トルク、および、前記ブレーキを作動させたロック状態で、前記モータを正転させたときの負荷トルクをそれぞれ測定する負荷トルク測定部と、
    該負荷トルク測定部により測定された前記負荷トルクに基づいて前記ブレーキの状態がブレーキ保持トルク不足異常であるか否かを判定する判定部とを備え、
    前記負荷トルク測定部が、前記解除状態および前記ロック状態において前記モータに供給する電流値を測定し、
    下式により、前記負荷トルクを算出し、
    Tu=Kt×A1
    Td=Kt×A2
    Tu′=Kt×A3
    ここで、
    Tuは前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの負荷トルク、
    Tdは前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの負荷トルク、
    Tu′は前記ロック状態において前記モータを正転させたときの負荷トルク、
    Ktは前記モータのトルク定数、
    A1は前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの電流値、
    A2は前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの電流値、
    A3は前記ロック状態において前記モータを正転させたときの電流値
    であり、
    前記判定部が、下式を満足するときにブレーキ保持トルク不足異常であると判定するブレーキ検査装置。
    Tg/Tb≧Th1
    ここで、
    Tg=(Tu+Td)/2、
    Tb=Tu′−Tg、
    Th1は所定の閾値
    であり、前記モータには、該モータの正転を妨げる方向に重力負荷トルクTgが作用する。
  2. 前記負荷トルク測定部が、前記解除状態において前記モータを定速で正転させたときの前記負荷トルクおよび前記解除状態において前記モータを定速で逆転させたときの前記負荷トルクを同じモータ位置で測定する請求項1に記載のブレーキ検査装置。
  3. 前記負荷トルク測定部が、前記モータの位置または速度が増加した時点で前記ロック状態において前記モータを正転させたときの電流値を測定する請求項1または請求項2に記載のブレーキ検査装置。
  4. 前記判定部が、下式を満足するときにブレーキ解除異常であると判定する請求項1から請求項3のいずれかに記載のブレーキ検査装置。
    Tμ/Tb≧Th2
    ここで、
    Tμ=(Tu−Td)/2、
    Tb=Tu′−Tg、
    Th2は所定の閾値
    である。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のブレーキ検査装置を備え、
    前記判定部が、下式を満足するときにモータ異常であると判定するモータ制御装置。
    Tμ≧Th3
    ここで、
    Tμ=(Tu−Td)/2、
    Th3は所定の閾値
    である。
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