JP6855113B2 - 部品データ変換支援装置、部品データ変換支援方法、部品データ変換支援プログラム、記録媒体 - Google Patents

部品データ変換支援装置、部品データ変換支援方法、部品データ変換支援プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、部品実装機での実装に使用される部品に関する部品情報の記述方法を、異なる部品実装機間で変換する技術に関する。
フィーダーが供給する部品を実装ヘッドにより基板に移載することで、基板に部品を実装する部品実装機が一般に用いられている。かかる部品実装機によって部品を的確に実装するためには、部品の名称、構成あるいは基板に移載する際の速度といった部品情報を部品種毎に示す部品データを予め準備しておくことが求められる。そこで、例えば特許文献1に記載のような、部品の形状や寸法を示す部品電子カタログ等を用いて部品データを作成することができる。
特許第3946754号公報
ところで、ユーザーにおいては、種類が異なる複数の部品実装機を所有する場合がある。そのため、一の種類の部品実装機のために作成した部品データを他の種類の部品実装機に転用したいというニーズがある。しかしながら、部品実装機の種類が異なると、部品データの記述方法も異なる。したがって、部品データの転用のためには、作成済みの部品データの記述方法を手作業で変換するといった手間がユーザーに求められる。
この発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、部品データの記述方法の変換に要するユーザーの手間を軽減可能とする技術の提供を目的とする。
本発明に係る部品データ変換支援装置は、第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データと、第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データとを、記憶する記憶部と、第1部品データに係る部品を変換対象部品として、第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法へ変換する演算部とを備え、演算部は、変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を第2部品データに係る部品のうちから探索する探索処理と、探索処理での探索結果に基づき、変換対象部品の第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換処理とを実行する。
本発明に係る部品データ変換支援方法は、第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データに係る部品を変換対象部品として、第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データのうちから、変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を探索する探索処理を実行する工程と、探索処理での探索結果に基づき、変換対象部品の第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換処理を実行する工程とを備える。
本発明に係る部品データ変換支援プログラムは、第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データに係る部品を変換対象部品として、第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データのうちから、変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を探索する探索処理を実行する工程と、探索処理での探索結果に基づき、変換対象部品の第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換処理を実行する工程とをコンピューターに実行させる。
本発明に係る記録媒体は、上記の部品データ変換支援プログラムをコンピューターにより読み出し可能に記憶する。
このように構成された本発明(部品データ変換支援装置、部品データ変換支援方法、部品データ変換支援プログラム、記録媒体)は、第1部品実装機のために作成された第1部品データに含まれる部品に関する第1部品情報の記述方法(第1記述方法)を、第2部品実装機で使用される部品に関する第2部品情報の記述方法(第2記述方法)に変換する。具体的には、第1部品データに係る部品を変換対象部品として、変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を第2部品データに係る部品のうちから探索する探索処理が実行される。そして、探索処理での探索結果に基づき、変換対象部品の第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換処理が実行される。このように、第2部品データに係る部品を手掛かりに、第1部品データに係る部品に関する第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換することが可能となっている。その結果、部品データの記述方法の変換に要するユーザーの手間が軽減可能となっている。
また、第1部品情報は、対応する部品の名称を第1記述方法で記述した第1部品名称を含み、第2部品情報は、対応する部品の名称を第2記述方法で記述した第2部品名称を含み、記憶部は、同一品種の部品を示す第1部品名称と第2部品名称とを対応付けた名称対応データを記憶し、探索処理では、第2部品名称が名称対応データによって変換対象部品の第1部品名称に対応付けられているとの名称探索条件を満たす部品が該当部品として探索されるように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、第2部品データに係る部品の名称(第2部品名称)を手掛かりに、第1部品データに係る部品に関する第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換することが可能となる。
また、探索処理の結果、名称探索条件を満たす部品が存在する場合には、演算部は、変換処理において、変換対象部品の第1部品情報の記述方法を変換した結果として、名称探索条件を満たす部品の第2部品情報を用いるように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。こうして、変換対象部品に関する部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換できる。なお、名称探索条件を満たす部品の第2部品情報を変換結果として用いる具体的態様としては種々考えられる。つまり、第1部品データにおける変換対象部品の第1部品情報を、名称探索条件を満たす部品の第2部品情報に変換する態様でも良いし、名称探索条件を満たす部品の第2部品情報を、記述方法変換後の部品データにそのまま流用する態様でも良い。
また、第1部品情報は、対応する部品の構成を示す第1構成パラメーターを含み、第2部品情報は、対応する部品の構成を示す第2構成パラメーターを含み、記憶部は、変換対象部品と同一品種である部品の第2構成パラメーターが変換対象部品の第1構成パラメーターに対して満たす構成探索条件を記憶し、探索処理では、名称探索条件を満たす部品が存在しない場合には、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす部品が該当部品として探索されるように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、名称探索条件を満たす部品が存在しない場合でも、変換対象部品に関する部品情報を第1記述方法から第2記述方法に変換可能となる。
また、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす部品が存在する場合には、演算部は、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす部品のうちから一の構成該当部品を決定し、構成該当部品に基づき変換処理を実行するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。こうして、名称探索条件を満たす部品が存在しない場合でも、構成該当部品に基づき、変換対象部品に関する部品情報を第1記述方法から第2記述方法に変換可能となる。
また、記憶部は、第1構成パラメーターの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換規則を記憶し、演算部は、変換処理において、変換対象部品の第1部品名称を構成該当部品の第2部品名称に変換するとともに、変換対象部品の第1構成パラメーターの記述方法を変換規則に従って第1記述方法から第2記述方法に変換するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、変換対象部品の名称および構成パラメーターの記述方法を、第1記述方法から第2記述方法に変換可能となる。
また、第1部品情報は、対応する部品の実装のために第1部品実装機が実行する動作を規定する第1実装機動作条件を含み、第2部品情報は、対応する部品の実装のために第2部品実装機が実行する動作を規定する第2実装機動作条件を含み、演算部は、変換処理において、変換対象部品の第1実装機動作条件の記述方法を変換した結果として、構成該当部品の第2実装機動作条件を用いるように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、変換対象部品に対する部品実装機の動作条件を、第1記述方法から第2記述方法に変換可能となる。なお、構成該当部品の第2実装機動作条件を変換結果として用いる具体的態様としては種々考えられる。つまり、第1部品データにおける変換対象部品の第1実装機動作条件を、構成該当部品の第2実装機動作条件に変換する態様でも良いし、該当構成部品の第2実装機動作条件を、記述方法変換後の部品データにそのまま流用する態様でも良い。
また、探索処理の結果、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす複数の部品が存在する場合には、演算部は、所定基準に従って複数の部品に優先順位を付けるように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。
この際、部品表示部をさらに備え、演算部は、複数の部品の第2部品情報を優先順位に従って部品表示部に表示するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす複数の部品の優先順位をユーザーが把握することができる。
また、演算部は、複数の部品のうち、ユーザーにより設定された順位までの部品の第2部品情報を優先順位に従って部品表示部に表示するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす部品の個数が多い場合であっても、部品表示部に表示される部品の個数を制限して、ユーザーへの表示が煩雑化するのを抑制できる。
また、部品表示部に表示された部品のうちから一の部品をユーザーが選択できる操作部をさらに備え、演算部は、操作部によって選択された部品を構成該当部品に決定するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、変換対象部品に関する部品情報を第1記述方法から第2記述方法に変換する際に用いられる構成該当部品をユーザーの選択に応じて決定できる。
また、演算部は、複数の部品のうち優先順位が最高位の部品を構成該当部品に決定するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、変換対象部品に関する部品情報を第1記述方法から第2記述方法に変換する際に用いられる構成該当部品を、所定基準に従った優先順位に応じて決定できる。
また、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす部品が存在しない場合には、演算部は、変換処理において、変換対象部品の第1構成パラメーターの記述方法を変換規則に従って第1記述方法から第2記述方法に変換するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす部品が存在しない場合であっても、変換対象部品の構成パラメーターの記述方法を、第1記述方法から第2記述方法に変換することが可能となる。
また、演算部は、名称探索条件を満たす部品が存在した場合の変換処理の結果の信頼性を、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす部品が存在した場合の変換処理の結果の信頼性よりも高く設定し、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たす場合の変換処理の結果の信頼性を、第2構成パラメーターが構成探索条件を満たさない場合の変換処理の結果の信頼性よりも高く設定するように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。
この際、結果表示部をさらに備え、演算部は、変換処理の結果を信頼性と併せて結果表示部に表示するように、データ変換支援装置を構成しても良い。これによって、ユーザーは変換処理の結果の信頼性を把握することができる。
また、第1部品情報は、対応する部品の構成を示す第1構成パラメーターを含み、第2部品情報は、対応する部品の構成を示す第2構成パラメーターを含み、記憶部は、変換対象部品と同一品種である部品の第2構成パラメーターが変換対象部品の第1構成パラメーターに対して満たす構成探索条件を記憶し、探索処理では、第2構成パラメーターが探索条件を満たす第2部品情報に係る部品が、該当部品として探索されるように、部品データ変換支援装置を構成しても良い。かかる構成では、第2部品データに係る部品の構成(第2構成パラメーター)を手掛かりに、第1部品データに係る部品に関する第1部品情報の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、部品データの記述方法の変換に要するユーザーの手間を軽減することが可能となる。
本発明に係る部品実装機の一例を模式的に示す部分平面図である。 図1の部品実装機が備える電気的構成の一例を示すブロック図である。 部品データの一例を示す図である。 部品データの記述方法の違いを模式的に例示する説明図である。 部品データ変換支援装置の一例の電気的構成を示すブロック図である。 第1・第2部品データと名称対応データとの関係を示す図である。 部品データ変換支援の一例を示すフローチャートである。 図7のフローチャートのステップS105で実行される変換処理の一例を模式的に示す図である。 図7の部品データ変換支援方法で実行される部品構成探索の一例を示すフローチャートである。 構成探索条件を満たす該当部品の優先基準の一例を示す図である。 図9のフローチャートのステップS208〜S210で実行される変換処理の一例を模式的に示す図である。 図9のフローチャートのステップS212〜S214で実行される変換処理の一例を模式的に示す図である。
図1は本発明に係る部品実装機の一例を模式的に示す部分平面図である。図1および以下の図では、水平方向Xm、Ymおよび鉛直方向Zmからなる直交座標を適宜示す。図1に示すように、部品実装機1は、基台11の上に設けられた一対のコンベア12、12を備える。そして、部品実装機1は、コンベア12により水平方向Xm(基板搬送方向)の上流側から実装作業位置(図1の基板10の位置)に搬入した基板10に対して部品Pを実装し、部品実装を完了した基板10をコンベア12により実装作業位置から水平方向Xmの下流側へ搬出する。
部品実装機1では、水平方向Ymに延びる一対のY軸レール21、21と、水平方向Ymに延びるY軸ボールネジ22と、Y軸ボールネジ22を回転駆動するY軸モーター3yとが設けられ、ヘッド支持部材23が一対のY軸レール21、21に水平方向Ymに移動可能に支持された状態でY軸ボールネジ22のナットに固定されている。ヘッド支持部材23には、水平方向Xmに延びるX軸ボールネジ24と、X軸ボールネジ24を回転駆動するX軸モーター3xとが取り付けられており、ヘッドユニット4がヘッド支持部材23に水平方向Xmに移動可能に支持された状態でX軸ボールネジ24のナットに固定されている。したがって、Y軸モーター3yによりY軸ボールネジ22を回転させてヘッドユニット4を水平方向Ymに移動させ、あるいはX軸モーター3xによりX軸ボールネジ24を回転させてヘッドユニット4を水平方向Xmに移動させることができる。
一対のコンベア12、12の水平方向Ymの両側それぞれでは、2つの部品供給部28が水平方向Xmに並んでいる。各部品供給部28に対しては、複数のテープフィーダー281が水平方向Xmに並んで着脱可能に装着されており、各テープフィーダー281には、集積回路、トランジスター、コンデンサ等の小片状の部品Pを所定間隔おきに収納したキャリアテープが装填されている。そして、テープフィーダー281は、キャリアテープをヘッドユニット4側に間欠的に送り出すことによって、キャリアテープ内の部品Pを供給する。
ヘッドユニット4は、水平方向Xmに直線状に並ぶ複数(4本)の実装ヘッド41を有する。各実装ヘッド41はZ軸モーター3zの駆動力を受けて鉛直方向Zmに昇降可能であり、駆動制御部130はZ軸モーター3zによって各実装ヘッド41を昇降させることができる。そして、各実装ヘッド41は下端に取り付けられたノズルにより、部品Pの吸着・実装を行う。具体的には、実装ヘッド41はテープフィーダー281が送り出す部品Pの直上へ移動する。そして、実装ヘッド41は、ノズルの下端が部品Pの上端面に接するまで下降してからノズル内に負圧を発生させることで、ノズルに部品Pを吸着する。続いて、実装ヘッド41は吸着した部品Pを、実装作業位置の基板10に移載する。
また、水平方向Xmに並ぶ部品供給部28の間には、その上方を撮像する部品認識カメラ5が配置されている。この部品認識カメラ5は、CCD(Charge-Coupled Device)等の固体撮像素子と照明とを有し、照明から光を照射しつつ固体撮像素子により撮像を行う。この部品認識カメラ5は、実装ヘッド41が吸着する部品Pを認識する部品認識処理に用いられる。
図2は図1の部品実装機が備える電気的構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、部品実装機1は、装置全体を統括的に制御するコントローラー100を備える。コントローラー100は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)で構成されたコンピューターである演算処理部110およびHDD(Hard Disk Drive)で構成された記憶部120を有する。
さらに、コントローラー100は、部品実装機1の駆動系を制御する駆動制御部130と、部品Pの撮像を制御する撮像制御部140とを有する。駆動制御部130は演算処理部110の指令に応じて、X軸モーター3x、Y軸モーター3yおよびZ軸モーター3zによる実装ヘッド41の駆動を制御する。これによって、実装ヘッド41は、所定の実装順序でテープフィーダー281から基板10へ部品Pを移載する(部品実装処理)。この部品実装処理における実装ヘッド41による部品Pの移載速度は、駆動制御部130によって部品Pの品種毎に制御されている。
また、部品実装処理の実行中において、演算処理部110は実装ヘッド41により吸着された部品Pの認識を撮像制御部140に実行させる。つまり、部品Pを吸着した実装ヘッド41は、駆動制御部130の制御に従って、部品供給部28から基板10に到る途中で部品認識カメラ5の上方を経由する。一方、撮像制御部140は演算処理部110からの指令に応じて、部品認識カメラ5により部品Pの画像を撮像し、この画像に基づき実装ヘッド41による部品Pの吸着状態を認識する(部品認識処理)。そして、演算処理部110は、部品認識処理の結果に基づき、実装ヘッド41による基板10への部品Pの実装を制御する。この部品認識処理において、部品認識カメラ5により部品Pを撮像する際の露光時間や照明強度などの認識条件は、撮像制御部140によって部品Pの品種毎に制御されている。
このような部品実装処理や部品認識処理は、記憶部120に予め記憶された実装プログラムに基づき演算処理部110により実行される。そして、この実装プログラムは、実装対象である部品Pの情報を品種毎に記述する部品データを参照しつつ作成される。
図3は部品データの一例を示す図である。この部品データDpは、部品実装機1のメーカーからの供給や、部品実装機1のユーザーによる作成によって得られる。図3に示すように、部品データDpは、部品名称A、構成パラメーターBおよび実装機動作条件Cを含む部品情報Ipを部品Pの品種毎にテーブル形式で記述する。
部品名称Aは、部品Pの品種を識別する文字列で構成され、品種の異なる部品Pには異なる部品名称Aが付される。構成パラメーターBは、部品Pの形状、部品Pの寸法、部品Pの端子の配列および部品Pの重量といった部品Pの物理的な構成を示す。ここで、部品形状は、SOP(Small Outline Package)、QFP(Quad Flat Package)あるいはBGA(Ball Grid Array)といった部品Pのパッケージの種類を示す。
実装機動作条件Cは、認識条件、供給形態および移載速度といった部品Pを実装する部品実装機1の動作を規定する条件を示す。ここで、認識条件は、部品認識処理での露光時間および照明強度を示す。供給形態は、テープフィーダー、トレイフィーダーあるいはスティックフィーダーといった部品Pを供給するフィーダーの種類を示す。また、移載速度は、部品実装処理において実装ヘッド41が部品Pを移載する速度を示す。
ところで、部品データDpの記述方法は例えば図4に示すように、部品実装機1の種類によって異なりうる。図4は部品データの記述方法の違いを模式的に例示する説明図である。図4において、上段の欄は部品実装機1Aでの部品データDpの記述方法を示し、下段の欄は部品実装機1Bでの部品データDpの記述方法を示す。なお、上段の欄および下段の欄それぞれに示す部品Pの品種は同一である。
部品データDpでは、部品Pの各構成の位置を記述するために、水平方向Xp、Ypおよび鉛直方向Zpからなる直交座標が示されている。ただし、実装機直交座標Xm、Ym、Zmに対する部品直交座標Xp、Yp、Zpの取り方は、部品実装機1A、1Bによって異なる。つまり、部品実装機1Aの記述方法では、部品直交座標Xp、Yp、Zpは部品直交座標Xm、Ym、Zpに一致する。一方、部品実装機1Bの記述方法では、部品直交座標Xp、Yp、Zpは部品直交座標Xm、Ym、Zpに対して90度回転対称となっている。
また、部品PのリードPl(端子)の数え方も部品実装機1A、1Bによって異なる。つまり、部品実装機1Aの記述方法では、反時計回りに各辺のリードPlの個数が数えられる。一方、部品実装機1Bの記述方法では、座標Xp、Ypの矢印方向に各辺のリードPlの個数が数えられる。また、部品実装機1Aの記述方法では、水平方向Ypの矢印反対側の辺において抜けている2本のリードPl(5、6番目の破線で示されたリードPl)が数えられるのに対し、部品実装機1Bの記述方法ではこれら2本のリードPlが数えられない。
さらに、その他の構成パラメーターB、部品名称Aおよび実装機動作条件Cの記述方法も部品実装機1A、1Bによって異なりうる。例えば、部品名称Aにおいて序数を表すために、部品実装機1Aの記述方法では「No」が用いられ、部品実装機1Bの記述方法では「#」が用いられる。
図5は部品データ変換支援装置の一例の電気的構成を示すブロック図である。図5では、部品データ変換支援装置7の他に、記録媒体81が併記されている。図5の部品データ変換支援装置7は、コンピューター71と部品データベース73とを備えるシステムであり、部品データDpの記述方法を部品実装機1A用の第1記述方法から部品実装機1B用の第2記述方法へ変換する。コンピューター71は、演算部711、HDD712およびユーザーインターフェース713を備える。演算部711はCPUおよびRAMで構成され、部品データDpの変換支援に係る演算を実行する。ユーザーインターフェース713は、マウスおよびキーボード等の入力機器と、ディスプレイ等の出力機器とで構成される。なお、ユーザーインターフェース713は、タッチパネルのように入力機能と出力機能とを一体的に有するものでも構わない。
この部品データ変換支援装置7では、コンピューター71のHDD712と部品データベース73とで記憶部75が構成される。HDD712は、部品データDpの変換支援に係る演算で用いられるプログラムおよびデータを記憶する。具体的には、HDD712は、記録媒体81から読み込まれた部品データ変換プログラムGを記憶する。ここで、記録媒体81は例えばUSB(Universal Serial BAS)メモリーあるいはDVD(Digital Versatile Disc)等の外部記憶媒体である。部品データ変換プログラムGは部品データDpの変換支援に係る演算を規定し、演算部711は部品データ変換プログラムGに従って部品データDpでの変換支援を実行する。また、HDD712は、名称対応データDnを記憶する。名称対応データDnは、部品実装機1A用の第1記述方法で記述された部品名称と、部品実装機1B用の第2記述方法で記述された部品名称とを、同一の品種毎に対応付けて示す。さらに、HDD712は、後述の部品データ変換支援で用いられる構成探索条件Sおよび変換規則Rを記憶する。
部品データベース73は、第1部品データDpaおよび第2部品データDpbを記憶する。ここで、第1部品データDpaは、部品実装機1Aでの実装に使用される部品Pに関する第1部品情報Ipaを部品実装機1A用の第1記述方法で記述する部品データDpであり、第2部品データDpbは、部品実装機1Bでの実装に使用される部品Pに関する第2部品情報Ipbを部品実装機1B用の第2記述方法で記述する部品データDpである。
図6は第1・第2部品データと名称対応データとの関係を示す図である。第1部品データDpaは、互いに異なる部品Pの品種に対応する第1部品情報Ipa(1)、Ipa(2)、…を有し、第1部品情報Ipa(1)、Ipa(2)、…のそれぞれでは対応する部品Pの部品名称A(第1部品名称Aa)、構成パラメーターB(第1構成パラメーターBa)および実装機動作条件C(第1実装機動作条件Ca)が第1記述方法で記述されている。例えば、1番目の部品Pの第1部品情報Ipa(1)では、第1部品名称Aa(1)、第1構成パラメーターBa(1)および第1実装機動作条件Ca(1)が記述されており、2番目の部品Pの第1部品情報Ipa(2)では、第1部品名称Aa(2)、第1構成パラメーターBa(2)および第1実装機動作条件Ca(2)が記述されている。
第2部品データDpbは、互いに異なる部品Pの品種に対応する第2部品情報Ipb(1)、Ipb(2)、…を有し、第2部品情報Ipb(1)、Ipb(2)、…のそれぞれでは対応する部品Pの部品名称A(第2部品名称Ab)、構成パラメーターB(第2構成パラメーターBb)および実装機動作条件C(第2実装機動作条件Cb)が第2記述方法で記述されている。例えば、1番目の部品Pの第2部品情報Ipb(1)では、第2部品名称Ab(1)、第2構成パラメーターBb(1)および第2実装機動作条件Cb(1)が記述されており、2番目の部品Pの第2部品情報Ipb(2)では、第2部品名称Ab(2)、第2構成パラメーターBb(2)および第2実装機動作条件Cb(2)が記述されている。
名称対応データDnは、同一品種の部品Pを示す第1部品名称Aaと第2部品名称Abとをテーブル形式で対応付ける。図6では、例えば1番目の第1部品名称Aa(1)と3番目の第2部品名称Ab(3)とが対応付けられ、2番目の第1部品名称Aa(2)と1番目の第2部品名称Ab(1)とが対応付けられている。また、3番目の第1部品名称Aa(3)には対応付けられた第2部品名称Abが存在しない。
そして、部品データ変換支援装置7は、第2部品データDpb、名称対応データDn、構成探索条件Sおよび変換規則Rに基づき、第1部品データDpaの記述方法を、第1記述方法(変換元記述方法)から第2記述方法(変換先記述方法)へ変換するのを支援する(部品データ変換支援)。
図7は部品データ変換支援の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、演算部711により部品データ変換プログラムGに従って実行され、第1部品データDpaに含まれる各部品Pの記述方法の変換を、変換対象部品Poを順次変更しながら試行する。
ステップS101では、変換対象部品Poがゼロにリセットされ、ステップS102では、変換対象部品Poがインクリメントされる。これによって、第1部品データDpaに含まれる1番目の部品Pが変換対象部品Poに設定される。
ステップS103では、変換対象部品Poと同一品種と推定される該当部品Pmが第2部品データDpbに係る部品Pのうちから探索される(探索処理)。特にステップS103では、第2部品名称Abが部品データDpによって変換対象部品Poの第1部品名称Aaに対応付けられているとの名称探索条件を満たす部品Pが該当部品Pm(名称該当部品Pmn)として探索される。ここでは、変換対象部品Poが第1部品データDpaの1番目の部品Pである。そのため、部品データDp(図6)によって第1部品名称Aa(1)に対応付けられた第2部品名称Ab(3)を有する部品Pが該当部品Pmとして特定される。その結果、ステップS104では、該当部品Pmが存在すると判断される(YES)。
そして、ステップS105では、ステップS103の探索処理での探索結果に基づき、変換対象部品Poの第1部品情報Ipaの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換処理が実行される。特にステップS105では、図8に例示するように、名称探索条件を満たす該当部品Pm(名称該当部品Pmn)の第2部品情報Ipbに、変換対象部品Poの第1部品情報Ipaを置換することで、変換処理が実行される。
図8は図7のフローチャートのステップS105で実行される変換処理の一例を模式的に示す図である。ここでは、第1部品データDpaの1番目の部品Pが変換対象部品Poであり、第2部品データDpbの3番目の部品Pが該当部品Pmである。そのため、図8の「被変換部品データDpt」の欄に示すように、第1部品データDpaの第1部品情報Ipa(1)が第2部品データDpbに含まれる該当部品Pmの第2部品情報Ipb(3)に置換される。これによって、第1部品情報Ipa(1)の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換した被変換部品情報Ipt(1)が作成される。こうして、ステップS105では、変換対象部品Poの第1部品情報Ipa(1)の記述方法を変換した結果として、名称探索条件を満たす第2部品情報Ipb(3)が用いられる。
ステップS106では、ステップS105で作成された被変換部品情報Iptの信頼性が高信頼性に設定される。すなわち、被変換部品情報Ipt(1)の信頼性が高信頼性に設定される。続くステップS108では、変換対象部品PoがPmax未満であるかが判断される。なお、Pmaxは、第1部品データDpaの最後の部品Pを示し、部品データDpに含まれる部品Pの個数に相当する。ここの例では、変換対象部品Poが1であり、ステップSS108で「YES」と判断されて、ステップS102に戻るとする。
ステップS102では、変換対象部品Poがインクリメントされて、第1部品データDpaに含まれる2番目の部品Pが変換対象部品Poに設定される。図6の例では、第1部品データDpaの2番目の部品Pの第1部品名称Aa(2)に対して名称探索条件を満たす該当部品Pmが存在する。そのため、上述と同様に、ステップS103〜S106が実行される。一方、第1部品データDpaの3番目の部品Pの第1部品名称Aa(3)に対して名称探索条件を満たす該当部品Pmは存在しない。したがって、ステップS104で「NO」と判断されて、ステップS107で部品構成探索が実行される。
図9は図7の部品データ変換支援方法で実行される部品構成探索の一例を示すフローチャートである。ステップS201では、変換対象部品Poと同一品種と推定される該当部品Pmが第2部品データDpbに係る部品Pのうちから探索される(探索処理)。特にステップS201では、HDD712に記憶される構成探索条件Sを満たす該当部品Pmが第2部品データDpbの部品Pのうちから探索される。
ここで、構成探索条件Sは、変換対象部品Poと同一品種である部品Pの第2構成パラメーターBbが変換対象部品Poの第1構成パラメーターBaに対して満たす条件である。具体的には、構成探索条件Sは、構成パラメーターBの各項目のうち、
・部品Pの形状が一致する
・部品Pの水平方向Xpの寸法が所定の公差の範囲内である
・部品Pの水平方向Ypの寸法が所定の公差の範囲内である
・部品Pの鉛直方向Zpの寸法が所定の公差の範囲内である
との所定項目のそれぞれを満たすことを要求する。
構成探索条件Sを満たす該当部品Pmが存在する場合(ステップS202で「YES」の場合)には、ステップS203で、該当部品Pmが単一であるかが判断される。該当部品Pmが複数存在する場合(ステップS203で「NO」の場合)には、所定の優先基準に従って、複数の該当部品Pmに優先順位が付される(ステップS204)。
図10は構成探索条件を満たす該当部品の優先基準の一例を示す図である。図10に示す優先基準は、基準項目を満たす毎に所定のポイントを該当部品Pmに付することで、各該当部品Pmに優先順位を付するものであり、メイン優先基準とサブ優先基準とで構成される。メイン優先基準によると、部品Pの形状、部品Pの水平方向Xpの寸法、部品Pの水平方向Ypの寸法および部品Pの鉛直方向Zpの寸法といった基準項目が一致すると、基準項目毎に10000ポイントが付される。また、部品Pの水平方向Xpの寸法、部品Pの水平方向Ypの寸法および部品Pの鉛直方向Zpの寸法といった基準項目が完全に一致しない場合でも、これらの基準項目が所定の公差の範囲にあると、基準項目毎に1000ポイントが付される。そして、各基準項目の合計ポイントが多い順に複数の該当部品Pmの優先順位が付される。
かかるメイン優先基準に従った結果、優先順位が最高位(1位)となる該当部品Pmが複数ある場合には、サブ優先基準が用いられる。サブ優先基準では、該当部品Pmの端子形状によらず共通して使用される基準項目(部品Pの重量)と、該当部品Pmの端子形状によって使い分けられる基準項目(リード端子用、ボール端子用)とが設けられている。部品Pの重量が一致すると100ポイントが付され、部品Pの重量が所定の公差の範囲であると1ポイントが付される。さらに、該当部品Pmの端子形状がリードである場合には、水平方向Xpの一方側の辺に並ぶリード本数、水平方向Xpの他方側の辺に並ぶリード本数、水平方向Ypの一方側の辺に並ぶリード本数、水平方向Ypの他方側の辺に並ぶリード本数、リードピッチおよびリード幅といった基準項目が一致すると、基準項目毎に1ポイントが付される。また、該当部品Pmの端子形状がボールである場合には、電極総数、電極直径、電極行数および電極列数といった基準項目が一致すると、基準項目毎に1ポイントが付される。そして、各基準項目の合計ポイントが多い順に複数の該当部品Pmの優先順位が改めて付される。
ステップS205では、複数の該当部品Pmの第2部品情報Ipbが、各該当部品Pmの優先順位に従ってユーザーインターフェース713に表示される。ちなみに、ユーザーは、複数の該当部品Pmのうち表示対象とする該当部品Pmの順位(表示順位)を、ユーザーインターフェース713に設定することができる。したがって、表示順位が設定された場合には、ユーザーインターフェース713は、該当部品Pmのうち、ユーザーにより設定された表示順位までの該当部品Pmの第2部品情報Ipbを優先順位に従って表示する。
ユーザーは、表示された該当部品Pmのうちから、一の該当部品Pmを選択する入力をユーザーインターフェース713に実行できる。そして、選択入力があった場合(ステップS206で「YES」の場合)には、選択された該当部品Pmが構成該当部品Pmcに決定される(ステップS207)。一方、構成探索条件Sを満たす該当部品Pmが単一である場合(ステップS203で「YES」の場合)には、ステップS204〜S206を省略し、構成探索条件Sを満たす単一の該当部品Pmが構成該当部品Pmcに決定される(ステップS207)。
そして、ステップS208〜S210では、ステップS201の探索処理での探索結果、換言すれば構成該当部品Pmcに基づき、変換対象部品Poの第1部品情報Ipaの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換処理が実行される。特にステップS208〜S210では、図11に例示する変換処理が実行される。
図11は図9のフローチャートのステップS208〜S210で実行される変換処理の一例を模式的に示す図である。ここでは、第1部品データDpaの3番目の部品Pが変換対象部品Poである。また、第2部品データDpbの7番目の部品Pが構成該当部品Pmcに決定されたとする。
図11の「被変換部品データDpt」の欄に示すように、ステップS208では、第1部品データDpaの第1部品名称Aa(3)が第2部品データDpbに含まれる構成該当部品Pmcの第2部品名称Ab(7)に置換される。ステップS209では、第1部品データDpaの第1実装機動作条件Ca(3)が第2部品データDpbに含まれる構成該当部品Pmcの第2実装機動作条件Cb(7)に置換される。つまり、変換対象部品Poの第1実装機動作条件Ca(3)の記述方法を変換した結果として、構成該当部品Pmcの第2実装機動作条件Cb(7)が用いられる。また、ステップS210では、HDD712に記憶される変換規則Rに基づき、第1部品データDpaの第1構成パラメーターBa(3)が被変換構成パラメーターBt(3)に変換される。ここで、変換規則Rは、変換対象部品Poの第1構成パラメーターBaの記述方法を、第1記述方法から第2記述方法に変換するパラメーター変換規則を含み、ステップS210はこのパラメーター変換規則に基づき実行される。これによって、第1部品情報Ipa(3)の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換した被変換部品情報Ipt(3)が作成される。
ステップS211では、ステップS208〜S210で作成された被変換部品情報Iptの信頼性が高信頼性より低い中信頼性に設定される。すなわち、被変換部品情報Ipt(3)の信頼性が中信頼性に設定される。そして、部品構成探索が終了し、図7のフローチャートに戻る。
一方、ステップS201の探索処理での探索結果、構成探索条件Sを満たす該当部品Pmが存在せず、ステップS202で「NO」と判断された場合には、ステップS212〜S214において変換処理が実行される。図12は図9のフローチャートのステップS212〜S214で実行される変換処理の一例を模式的に示す図である。ここでは、第1部品データDpaの4番目の部品Pが変換対象部品Poであるとする。
図12の「被変換部品データDpt」の欄に示すように、ステップS212では、第1部品データDpaの第1部品名称Aa(4)が変換規則Rに基づき、被変換部品名称At(4)に変換される。ここで、変換規則Rは、変換対象部品Poの第1部品名称Aaの記述方法を、第1記述方法から第2記述方法に変換する名称変換規則を含み、ステップS212はこの名称変換規則に基づき実行される。ステップS213では、部品実装機1Bにおける実装機動作条件Cの初期条件Ciに、第1部品データDpaの第1実装機動作条件Ca(4)が置換される。また、ステップS214では、変換規則Rのパラメーター変換規則に基づき、第1部品データDpaの第1構成パラメーターBa(4)が被変換構成パラメーターBt(4)に変換される。これによって、第1部品情報Ipa(4)の記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換した被変換部品情報Ipt(4)が作成される。
ステップS215では、ステップS212〜S214で作成された被変換部品情報Iptの信頼性が中信頼性より低い低信頼性に設定される。すなわち、被変換部品情報Ipt(4)の信頼性が低信頼性に設定される。そして、部品構成探索が終了し、図7のフローチャートに戻る。
図7に示すように、ステップS107の部品構成探索が終了すると、ステップS108で変換対象部品PoがPmax未満であるかが判断される。こうして変換対象部品PoがPmaxとなるまで(ステップS108が「NO」となるまで)ステップS102〜S107が繰り返し実行される。そして、変換対象部品PoがPmaxとなると(ステップS108が「NO」となると)、部品変換データ支援の結果として、被変換部品データDptがユーザーインターフェース713に表示される(ステップS109)。この際、ユーザーインターフェース713は、被変換部品データDptを構成する複数の被変換部品情報Iptを、それぞれの信頼性と対応付けて表示する。さらに、ユーザーインターフェース713は、中信頼性および低信頼性の被変換部品情報Iptについては、実装機動作条件Cの調整作業をユーザーに勧める表示を行う。そして、図7の部品データ変換支援を終了する。
このように構成された部品データ変換支援装置7は、部品実装機1Aのために作成された第1部品データDpaに含まれる部品Pに関する第1部品情報Ipaの記述方法(第1記述方法)を、部品実装機1Bで使用される部品Pに関する第2部品情報Ipbの記述方法(第2記述方法)に変換する。具体的には、第1部品データDpaに係る部品Pを変換対象部品Poとして、変換対象部品Poと同一品種と推定される該当部品Pmを第2部品データDpbに係る部品Pのうちから探索する探索処理が実行される(ステップS103、S201)。そして、探索処理での探索結果に基づき、変換対象部品Poの第1部品情報Ipaの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換処理が実行される(ステップS105、S208〜S210、S212〜S214)。このように、第2部品データDpbに係る部品Pを手掛かりに、第1部品データDpaに係る部品Pに関する第1部品情報Ipaの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換することが可能となっている。その結果、部品データDpの記述方法の変換に要するユーザーの手間が軽減可能となっている。
また、第1部品情報Ipaは、対応する部品Pの名称を第1記述方法で記述した第1部品名称Aaを含み、第2部品情報Ipbは、対応する部品Pの名称を第2記述方法で記述した第2部品名称Abを含む。これに対して、HDD712は、同一品種の部品Pを示す第1部品名称Aaと第2部品名称Abとを対応付けた名称対応データDnを記憶する。そして、探索処理では、第2部品名称Abが名称対応データDnによって変換対象部品Poの第1部品名称Aaに対応付けられているとの名称探索条件を満たす部品Pが該当部品Pmとして探索される。これによって、第2部品データDpbに係る部品Pの名称(第2部品名称Ab)を手掛かりに、第1部品データDpaに係る部品Pに関する第1部品情報Ipaの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換することが可能となっている。
特に探索処理の結果、名称探索条件を満たす部品Pが存在する場合には、演算部711は、変換対象部品の第1部品情報Ipaの記述方法を変換した結果として、名称探索条件を満たす部品の第2部品情報Ipbを用いることで、変換処理を実行する(ステップS105)。つまり、名称対応データDnで相互に対応付けられた第1部品名称Aaおよび第2部品名称Abは同一品種の部品Pを表す。したがって、第2部品データDpbに係る部品Pのうち、変換対象部品Poについて名称探索条件を満たす部品Pの第2部品情報Ipbは、変換対象部品Poの第1部品情報Ipaを第2記述方法で記述したものに他ならない。そこで、上述のように名称探索条件を満たす部品Pの第2部品情報Ipbを変換結果として用いることで、変換対象部品Poに関する部品情報Ipの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に確実に変換できる。なお、名称探索条件を満たす部品Pの第2部品情報Ipbを変換結果として用いる具体的態様としては種々考えられる。つまり、ステップS105で示す態様以外に例えば、名称探索条件を満たす第2部品情報Ipbを、記述方法変換後の部品データDpにそのまま流用する態様でも良い。
また、HDD712は、変換対象部品Poと同一品種である部品Pの第2構成パラメーターBbが変換対象部品Poの第1構成パラメーターBaに対して満たす構成探索条件Sを記憶する。そして、探索処理では、名称探索条件を満たす部品Pが存在しない場合には、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす部品Pが該当部品Pmとして探索される(ステップS201)。これによって、名称探索条件を満たす部品Pが存在しない場合でも、変換対象部品Poに関する部品情報Ipを第1記述方法から第2記述方法に変換可能となる。
また、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす部品Pが存在する場合には、演算部711は、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす部品Pのうちから一の構成該当部品Pmcを決定する(ステップS203〜S207)。そして、構成該当部品Pmcに基づき変換処理が実行される(ステップS208〜S210)。こうして、名称探索条件を満たす部品Pが存在しない場合でも、構成該当部品Pmcに基づき、変換対象部品Poに関する部品情報Ipを第1記述方法から第2記述方法に変換可能となる。
また、演算部711は、変換対象部品Poの第1部品名称Aaを構成該当部品Pmcの第2部品名称Abに変換する(ステップS208)。こうして、変換対象部品Poの部品情報Ipのうち、部品名称Aの記述方法を適切に変換することが可能となっている。さらに、HDD712は、第1構成パラメーターBaの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換規則Rを記憶し、演算部711は、変換対象部品Poの第1構成パラメーターBaの記述方法を変換規則Rに従って第1記述方法から第2記述方法に変換する(ステップS210)。こうして、変換対象部品Poの部品情報Ipのうち、構成パラメーターBの記述方法を適切に変換することが可能となっている。
ちなみに、部品情報Ipのうち、構成パラメーターBは、部品実装機1の特性に依存せずに決まる。そのため、構成パラメーターBの記述方法を第1記述方法から第2記述方法に変換する変換規則Rは、比較的容易に定められる。そこで、部品構成探索では、ステップS210を上述のように行っている。一方、部品情報Ipのうち、実装機動作条件Cは変換先の部品実装機1Bの特性に依存する。したがって、変換元の部品実装機1A用の第1記述方法で記述された実装機動作条件Cをなんらかの規則で変換するよりも、変換先部品実装機1B用の第2記述方法で記述された実装機動作条件Cを転用する方が適当である。
そこで、演算部711は、変換対象部品Poの第1実装機動作条件Caの記述方法を変換した結果として、構成該当部品Pmcの第2実装機動作条件Cb(すなわち、変換先の部品実装機1Bでの実装機動作条件C)として用いることで、変換処理を実行する(ステップS209)。こうして、変換対象部品Poの部品情報Ipのうち、実装機動作条件Cの記述方法を適切に変換することが可能となっている。なお、構成該当部品Pmcの第2実装機動作条件Cbを変換結果として用いる具体的態様としては種々考えられる。つまり、ステップS209で示す態様以外に例えば、構成該当部品Pmcの第2実装機動作条件Cbを、記述方法変換後の部品データDpにそのまま流用する態様でも良い。
また、探索処理の結果、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす複数の部品Pが存在する場合には、演算部711は、所定の優先基準に従って複数の部品Pに優先順位を付ける(ステップ204)。この際、演算部711は、複数の部品Pそれぞれの第2部品情報Ipbを優先順位に従ってユーザーインターフェース713に表示する(ステップS205)。したがって、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす複数の部品Pの優先順位をユーザーが把握することが可能となっている。
また、演算部711は、複数の部品Pのうち、ユーザーにより設定された順位までの部品Pの第2部品情報Ipbを優先順位に従ってユーザーインターフェース713に表示する(ステップS205)。したがって、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす部品Pの個数が多い場合であっても、ユーザーインターフェース713に表示される部品Pの個数を制限して、ユーザーへの表示が煩雑化するのを抑制できる。
また、演算部711は、ユーザーインターフェース713によって選択された部品Pを構成該当部品Pmcに決定する(ステップS206、S207)。こうして、変換対象部品Poに関する部品情報Ipを第1記述方法から第2記述方法に変換する際に用いられる構成該当部品Pmcをユーザーの選択に応じて決定可能となっている。
また、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす部品Pが存在しない場合には、演算部711は、変換対象部品Poの第1構成パラメーターBaの記述方法を変換規則Rに従って第1記述方法から第2記述方法に変換することで、変換処理を実行する(ステップS214)。したがって、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす部品Pが存在しない場合であっても、変換対象部品Poの構成パラメーターBの記述方法を、第1記述方法から第2記述方法に変換することが可能となっている。
また、演算部711は、名称探索条件を満たす部品Pが存在した場合の変換処理の結果の信頼性を、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす部品Pが存在した場合の変換処理の結果の信頼性よりも高く設定する(ステップS106、S211)。また、演算部711は、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす場合の変換処理の結果の信頼性を、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たさない場合の変換処理の結果の信頼性よりも高く設定する(ステップS211、S215)。そして、演算部711は、変換処理の結果を信頼性と併せてユーザーインターフェース713に表示する(ステップS109)。これによって、ユーザーは変換処理の結果の信頼性を把握することができる。
このように本実施形態では、部品実装機1Aが本発明の「第1部品実装機」の一例に相当し、部品実装機1Bが本発明の「第2部品実装機」の一例に相当し、部品Pが本発明の「部品」の一例に相当し、第1部品データDpaが本発明の「第1部品データ」の一例に相当し、第1部品情報Ipaが本発明の「第1部品情報」の一例に相当し、第1記述方法が本発明の「第1記述方法」の一例に相当し、第1部品名称Aaが本発明の「第1部品名称」の一例に相当し、第1構成パラメーターBaが本発明の「第1構成パラメーター」の一例に相当し、第1実装機動作条件Caが本発明の「第1実装機動作条件」の一例に相当し、第2部品データDpbが本発明の「第2部品データ」の一例に相当し、第2部品情報Ipbが本発明の「第2部品情報」の一例に相当し、第2記述方法が本発明の「第2記述方法」の一例に相当し、第2部品名称Abが本発明の「第2部品名称」の一例に相当し、第2構成パラメーターBbが本発明の「第2構成パラメーター」の一例に相当し、第2実装機動作条件Cbが本発明の「第2実装機動作条件」の一例に相当する。
また、ステップS103、S201が本発明の「探索処理」の一例に相当し、該当部品Pmが本発明の「該当部品」の一例に相当し、ステップS105、S208〜S210、S212〜S214が本発明の「変換処理」の一例に相当し、変換対象部品Poが本発明の「変換対象部品」の一例に相当し、名称探索条件が本発明の「名称探索条件」の一例に相当し、名称対応データDnが本発明の「名称対応データ」の一例に相当し、構成探索条件Sが本発明の「構成探索条件」の一例に相当し、構成該当部品Pmcが本発明の「構成該当部品」の一例に相当し、変換規則Rが本発明の「変換規則」の一例に相当する。
また、部品データ変換支援装置7が本発明の「部品データ変換支援装置」の一例に相当し、演算部711が本発明の「演算部」の一例に相当し、記憶部75が本発明の「記憶部」の一例に相当し、ユーザーインターフェース713が本発明の「部品表示部」「操作部」および「結果表示部」それぞれの一例に相当し、部品データ変換プログラムGが本発明の「部品データ変換支援プログラム」の一例に相当し、記録媒体81が本発明の「記憶媒体」の一例に相当する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、図9の部品構成探索において、ステップS201で用いる構成探索条件Sや、ステップS204で用いる優先基準の具体的内容は、上記の例に限られず、適宜変更しても良い。
また、図9の部品構成探索では、ユーザーの選択入力に基づき構成該当部品Pmcが決定されていた。しかしながら、第2構成パラメーターBbが構成探索条件Sを満たす複数の該当部品Pmのうち優先順位が最高位の該当部品Pmを、演算部711が構成該当部品Pmcに決定しても良い。かかる変形例においても、構成該当部品Pmcを優先順位に応じて決定することができる。
また、ステップS107を省略するように図7の部品データ変換支援を変形しても良い。この変形例では、名称探索条件を満たす該当部品Pmが存在しない場合(ステップS104で「NO」の場合)には、ステップS104からステップS108にそのまま進む。
あるいは、ステップS103〜S106を省略し、ステップS102に続いてステップS107、S108を実行するように、図7の部品データ変換支援を変形しても良い。この変形例においても、ステップS107の部品構成探索が実行される。そのため、第2部品データDpbに係る部品Pの構成(第2構成パラメーターBb)を手掛かりに、第1部品データDpaに係る部品Pに関する第1部品情報Ipaの記述方法を第1記述方法から第2記述方法へ変換することが可能となっている。
また、部品データ変換支援装置7を実現する具体的構成は、図5の例に限られない。したがって、例えば部品データベース73を設けずに、HDD712に第1部品データDpaおよび第2部品データDpbを記憶するように構成しても良い。
1…部品実装機、1A…部品実装機(第1部品実装機)、1B…部品実装機(第2部品実装機)、7…部品データ変換支援装置、711…演算部、712…HDD、713…ユーザーインターフェース(部品表示部、操作部、結果表示部)、73…部品データベース、75…記憶部、81…記録媒体、Aa…第1部品名称、Ab…第2部品名称、Bb…第2構成パラメーター、Ba…第1構成パラメーター、Ca…第1実装機動作条件、Cb…第2実装機動作条件、Dpa…第1部品データ、Dpb…第2部品データ、Dn…名称対応データ、G…部品データ変換プログラム、Ipa…第1部品情報、Ipb…第2部品情報、P…部品、Pm…該当部品、Pmc…構成該当部品、Po…変換対象部品、R…変換規則、S…構成探索条件、S103、S201…探索処理、S105、S208〜S210、S212〜S214…変換処理、

Claims (20)

  1. 第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データと、前記第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を前記第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データとを、記憶する記憶部と、
    前記第1部品データに係る部品を変換対象部品として、前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法へ変換する演算部と
    を備え、
    前記演算部は、前記変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を前記第2部品データに係る部品のうちから探索する探索処理と、前記探索処理での探索結果に基づき、前記変換対象部品の前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する変換処理とを実行し、
    前記第1部品情報は、対応する部品の名称を前記第1記述方法で記述した第1部品名称を含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の名称を前記第2記述方法で記述した第2部品名称を含み、
    前記記憶部は、同一品種の部品を示す前記第1部品名称と前記第2部品名称とを対応付けた名称対応データを記憶し、
    前記探索処理では、前記第2部品名称が前記名称対応データによって前記変換対象部品の前記第1部品名称に対応付けられているとの名称探索条件を満たす部品が前記該当部品として探索される部品データ変換支援装置。
  2. 前記探索処理の結果、前記名称探索条件を満たす部品が存在する場合には、前記演算部は、前記変換処理において、前記変換対象部品の前記第1部品情報の記述方法を変換した結果として、前記名称探索条件を満たす前記部品の前記第2部品情報を用いる請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  3. 前記第1部品情報は、対応する部品の構成を示す第1構成パラメーターを含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の構成を示す第2構成パラメーターを含み、
    前記記憶部は、前記変換対象部品と同一品種である部品の前記第2構成パラメーターが前記変換対象部品の前記第1構成パラメーターに対して満たす構成探索条件を記憶し、
    前記探索処理では、前記名称探索条件を満たす部品が存在しない場合には、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす部品が前記該当部品として探索される請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  4. 前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす部品が存在する場合には、前記演算部は、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす部品のうちから一の構成該当部品を決定し、前記構成該当部品に基づき前記変換処理を実行する請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  5. 前記記憶部は、前記第1構成パラメーターの記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する変換規則を記憶し、
    前記演算部は、前記変換処理において、前記変換対象部品の前記第1部品名称を前記構成該当部品の前記第2部品名称に変換するとともに、前記変換対象部品の前記第1構成パラメーターの記述方法を前記変換規則に従って前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  6. 前記第1部品情報は、対応する部品の実装のために前記第1部品実装機が実行する動作を規定する第1実装機動作条件を含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の実装のために前記第2部品実装機が実行する動作を規定する第2実装機動作条件を含み、
    前記演算部は、前記変換処理において、前記変換対象部品の前記第1実装機動作条件の記述方法を変換した結果として、前記構成該当部品の前記第2実装機動作条件を用いる請求項またはに記載の部品データ変換支援装置。
  7. 前記探索処理の結果、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす複数の部品が存在する場合には、前記演算部は、所定基準に従って前記複数の部品に優先順位を付ける請求項ないしのいずれか一項に記載の部品データ変換支援装置。
  8. 部品表示部をさらに備え、
    前記演算部は、前記複数の部品の前記第2部品情報を前記優先順位に従って前記部品表示部に表示する請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  9. 前記演算部は、前記複数の部品のうち、ユーザーにより設定された順位までの部品の前記第2部品情報を前記優先順位に従って前記部品表示部に表示する請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  10. 前記部品表示部に表示された部品のうちから一の部品をユーザーが選択できる操作部をさらに備え、
    前記演算部は、前記操作部によって選択された部品を前記構成該当部品に決定する請求項またはに記載の部品データ変換支援装置。
  11. 前記演算部は、前記複数の部品のうち前記優先順位が最高位の部品を前記構成該当部品に決定する請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  12. 前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす部品が存在しない場合には、前記演算部は、前記変換処理において、前記変換対象部品の前記第1構成パラメーターの記述方法を前記変換規則に従って前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する請求項に記載の部品データ変換支援装置。
  13. 前記演算部は、前記名称探索条件を満たす部品が存在した場合の前記変換処理の結果の信頼性を、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす部品が存在した場合の前記変換処理の結果の信頼性よりも高く設定し、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす場合の前記変換処理の結果の信頼性を、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たさない場合の前記変換処理の結果の信頼性よりも高く設定する請求項12に記載の部品データ変換支援装置。
  14. 結果表示部をさらに備え、
    前記演算部は、前記変換処理の結果を前記信頼性と併せて前記結果表示部に表示する請求項13に記載の部品データ変換支援装置。
  15. 第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データと、前記第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を前記第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データとを、記憶する記憶部と、
    前記第1部品データに係る部品を変換対象部品として、前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法へ変換する演算部と
    を備え、
    前記演算部は、前記変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を前記第2部品データに係る部品のうちから探索する探索処理と、前記探索処理での探索結果に基づき、前記変換対象部品の前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する変換処理とを実行し、
    前記第1部品情報は、対応する部品の構成を示す第1構成パラメーターを含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の構成を示す第2構成パラメーターを含み、
    前記記憶部は、前記変換対象部品と同一品種である部品の前記第2構成パラメーターが前記変換対象部品の前記第1構成パラメーターに対して満たす構成探索条件を記憶し、
    前記探索処理では、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす前記第2部品情報に係る部品が、前記該当部品として探索される部品データ変換支援装置。
  16. 第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データに係る部品を変換対象部品として、前記第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を前記第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データのうちから、前記変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を探索する探索処理を演算部が実行する工程と、
    前記探索処理での探索結果に基づき、前記変換対象部品の前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する変換処理を前記演算部が実行する工程と
    を備え
    前記第1部品情報は、対応する部品の名称を前記第1記述方法で記述した第1部品名称を含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の名称を前記第2記述方法で記述した第2部品名称を含み、
    前記第1部品データと前記第2部品データとは記憶部に記憶され、
    前記記憶部は、同一品種の部品を示す前記第1部品名称と前記第2部品名称とを対応付けた名称対応データを記憶し、
    前記探索処理では、前記第2部品名称が前記名称対応データによって前記変換対象部品の前記第1部品名称に対応付けられているとの名称探索条件を満たす部品が前記該当部品として探索される部品データ変換支援方法。
  17. 第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データに係る部品を変換対象部品として、前記第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を前記第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データのうちから、前記変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を探索する探索処理を演算部が実行する工程と、
    前記探索処理での探索結果に基づき、前記変換対象部品の前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する変換処理を前記演算部が実行する工程と
    を備え
    前記第1部品情報は、対応する部品の構成を示す第1構成パラメーターを含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の構成を示す第2構成パラメーターを含み、
    前記第1部品データと前記第2部品データとは記憶部に記憶され、
    前記記憶部は、前記変換対象部品と同一品種である部品の前記第2構成パラメーターが前記変換対象部品の前記第1構成パラメーターに対して満たす構成探索条件を記憶し、
    前記探索処理では、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす前記第2部品情報に係る部品が、前記該当部品として探索される部品データ変換支援方法。
  18. 第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データに係る部品を変換対象部品として、前記第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を前記第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データのうちから、前記変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を探索する探索処理を実行する工程と、
    前記探索処理での探索結果に基づき、前記変換対象部品の前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する変換処理を実行する工程と
    をコンピューターに実行させ
    前記第1部品情報は、対応する部品の名称を前記第1記述方法で記述した第1部品名称を含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の名称を前記第2記述方法で記述した第2部品名称を含み、
    前記第1部品データと前記第2部品データとは記憶部に記憶され、
    前記記憶部は、同一品種の部品を示す前記第1部品名称と前記第2部品名称とを対応付けた名称対応データを記憶し、
    前記探索処理では、前記第2部品名称が前記名称対応データによって前記変換対象部品の前記第1部品名称に対応付けられているとの名称探索条件を満たす部品が前記該当部品として探索される部品データ変換支援プログラム。
  19. 第1部品実装機での実装に使用される部品に関する第1部品情報を第1記述方法で記述する第1部品データに係る部品を変換対象部品として、前記第1部品実装機と異なる種類の第2部品実装機での実装に使用される部品に関する第2部品情報を前記第1記述方法と異なる第2記述方法で記述する第2部品データのうちから、前記変換対象部品と同一品種と推定される該当部品を探索する探索処理を実行する工程と、
    前記探索処理での探索結果に基づき、前記変換対象部品の前記第1部品情報の記述方法を前記第1記述方法から前記第2記述方法に変換する変換処理を実行する工程と
    をコンピューターに実行させ
    前記第1部品情報は、対応する部品の構成を示す第1構成パラメーターを含み、
    前記第2部品情報は、対応する部品の構成を示す第2構成パラメーターを含み、
    前記第1部品データと前記第2部品データとは記憶部に記憶され、
    前記記憶部は、前記変換対象部品と同一品種である部品の前記第2構成パラメーターが前記変換対象部品の前記第1構成パラメーターに対して満たす構成探索条件を記憶し、
    前記探索処理では、前記第2構成パラメーターが前記構成探索条件を満たす前記第2部品情報に係る部品が、前記該当部品として探索される部品データ変換支援プログラム。
  20. 請求項18または19に記載の部品データ変換支援プログラムをコンピューターにより読み出し可能に記憶する記憶媒体。
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