JP6854956B1 - 台構造 - Google Patents
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Abstract
Description
「 壁面内に収納できる折り畳み式座椅子であって、
1.壁面に設けられた開口部内面の上面及び左右側面が枠材(F)で被覆され、
2.該開口部内部には棚板(E)が設けられ、
3.棚板(E)には、蝶番(K)を軸に前傾回転し、棚板(E)上部の開口部を封鎖する座板(A)が取り付けられ、
4.左右の枠材(F)には、棚板(E)の下部の開口部を封鎖する一対の両開きの扉(D)が最大開き角度が90度である蝶番を介して取り付けられていることを特徴とする折り畳み式座椅子」(同文献請求項1)
が知られている。
この折り畳み式座椅子によれば、
「使用しないときに、壁内に収納できるので、狭い玄関にも設置できる。」(同文献0022段落)
という効果が得られる。
「壁際等に沿ってコンパクトに収納できるとともに、使用状態でも壁際等からの突出量を必要最小限にする」ことを課題とし(同文献要約欄)、
直立姿勢に配設された基体1と、X状に交差し交差部で互いに回動自在に結合された一対の脚部材21,22を有し、脚体2Aの脚部材21は下端が基体1の下端に回動自在に結合されるとともに脚部材22の上端は基体1に設けられたガイド溝121,131に係合して上下方向へ移動可能とされ、座板3は、脚部材21の上端に水平姿勢における前端縁31が回動自在に結合されるとともに、水平姿勢における後端縁32が基体1に設けられたガイド溝121,131に係合して上下方向へ移動可能とされているもの(同文献要約欄)
が知られている。
壁面から垂下される垂下位置と、この垂下位置から上方に回動して水平位置とを選択的に取り得るように、壁面に対して回動可能に取り付けられる第1板体と、
この第1板体が水平位置にあるとき、該第1板体の前部と床面との間に配置されて第1板体を水平位置に支持する支持位置と、前記第1板体が垂下位置にあるとき、第1板体の側方において前記壁面と平行に該壁面に着脱可能に取り付けられる壁面位置とを選択的に取り得る第2板体と、
前記第1板体が水平位置にあるとき、該第1板体と床面との間、かつ、前記第2板体と壁面との間に配置されて第1板体を水平位置に支持する支持位置と、前記第1板体が垂下位置にあるとき、第1板体の側方において前記壁面と平行に該壁面に着脱可能に取り付けられる壁面位置とを選択的に取り得る第3板体と、
を備えたことを特徴とする。
この台構造は、上記の構成となっているので、例えば次のようにして使用することができる。
第1板体を垂下位置から上方に回動させて水平位置とし、第2板体を、第1板体の前部と床面との間に配置して第1板体を水平位置に支持する支持位置とする。
また、第3板体を第1板体と床面との間、かつ、第2板体と壁面との間に配置して第1板体を水平位置に支持する支持位置とする。
これによって、第1板体を台として使用することができる。
そして、第3板体が、第1板体の前部と床面との間、かつ、第2板体と壁面との間に配置されて第1板体を水平位置に支持するので、第1板体を第2板体と第3板体とで強固に支持することが可能となる。
第2板体と第3板体とを第1板体と床面との間から外し、第1板体を水平位置から下方に回動させて壁面から垂下される垂下位置とし、第2板体と第3板体とを、垂下位置にある第1板体の側方において壁面と平行に該壁面に取り付けて壁面位置とする。
これによって、この台構造は台としては使用されない、いわば簡易収納状態となる。
前記第1板体以外の板体(第2板体および/または第3板体)は、前記壁面に対し、該壁面と板体の背面との間に設けられた磁石で着脱可能に取り付けられる構成とすることができる。
このように構成すると、第1板体以外の板体(第2板体および/または第3板体)を壁面に対して容易に着脱可能に取り付けることができると同時に、第1板体以外の板体(第2板体および/または第3板体)の壁面からの突出量を極力小さくすることができる。
前記全ての板体は同一厚さとすることができる。
このように構成すると、簡易収納状態のとき、全ての板体の表面を面一状態とすることができるので、簡易収納状態のときの外観性を高めることができる。
図1に示すように、第1板体10を垂下位置(図2)から上方に回動させて水平位置とし、第2板体20を、第1板体10の前部12と床面Fとの間に配置して第1板体10を水平位置に支持する支持位置とする。
そして、第3板体30が、第1板体10の前部12と床面Fとの間、かつ、第2板体20と壁面Wとの間に配置されて第1板体10を水平位置に支持するので、第1板体10を第2板体20と第3板体30とで強固に支持することが可能となる。
図1に示す状態から第2板体20と第3板体30とを、第1板体10と床面Fとの間から外し、第1板体10を水平位置から下方に回動させて、図2(a)(b)に示すように、壁面Wから垂下される垂下位置とし、取り外した第2板体20と第3板体30とを、図2(a)(c)に示すように、垂下位置にある第1板体10の側方WSにおいて壁面Wと平行に壁面Wに取り付けて壁面位置とする。
これによって、この台構造は台としては使用されない、いわば簡易収納状態となる。
このように構成すると、簡易収納状態のとき、全ての板体の表面11,21,31を面一状態とすることができるので、簡易収納状態のときの外観性を高めることができる。
(1)来客や、ホームパーティー時のイスとして
(2)アパート、マンション等のTV台として
(3)机として
(4)季節的な飾り物(例えば節句の兜、お雛様等)を飾る台として
また、いずれの場合も、不使用時には、簡易収納状態とすることにより、部屋を広く使用することができる。この場合、上述したように、部屋の外観は損なわれ難い。
例えば、
その場合、第2板体20または第3板体30の一方の板体が、請求項1に記載の第2板体を構成する。
WS: 第1板体10の側方
1: 台構造
10: 第1板体
20: 第2板体
30: 第3板体
12: 前部
41,42: 磁石
Claims (3)
- 壁面(W)から垂下される垂下位置と、この垂下位置から上方に回動して水平位置とを選択的に取り得るように、壁面(W)に対して回動可能に取り付けられる第1板体(10)と、
この第1板体(10)が水平位置にあるとき、該第1板体(10)の前部(12)と床面(F)との間に配置されて第1板体(10)を水平位置に支持する支持位置と、前記第1板体(10)が垂下位置にあるとき、第1板体(10)の側方(WS)において前記壁面(W)と平行に該壁面(W)に着脱可能に取り付けられる壁面位置とを選択的に取り得る第2板体(20)と、
前記第1板体(10)が水平位置にあるとき、該第1板体(10)と床面(F)との間、かつ、前記第2板体(20)と壁面(W)との間に配置されて第1板体(10)を水平位置に支持する支持位置と、前記第1板体(10)が垂下位置にあるとき、第1板体(10)の側方(WS)において前記壁面(W)と平行に該壁面(W)に着脱可能に取り付けられる壁面位置とを選択的に取り得る第3板体(30)と、
を備えたことを特徴とする台構造。 - 請求項1において、
前記第1板体(10)以外の板体は、前記壁面(W)に対し、該壁面(W)と板体の背面との間に設けられた磁石(41,42)で着脱可能に取り付けられることを特徴とする台構造。 - 請求項1または2において、
前記全ての板体は同一厚さであることを特徴とする台構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020135430A JP6854956B1 (ja) | 2020-08-08 | 2020-08-08 | 台構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020135430A JP6854956B1 (ja) | 2020-08-08 | 2020-08-08 | 台構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP6854956B1 true JP6854956B1 (ja) | 2021-04-07 |
JP2022031586A JP2022031586A (ja) | 2022-02-21 |
Family
ID=75267899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2020135430A Active JP6854956B1 (ja) | 2020-08-08 | 2020-08-08 | 台構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6854956B1 (ja) |
-
2020
- 2020-08-08 JP JP2020135430A patent/JP6854956B1/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022031586A (ja) | 2022-02-21 |
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