JP6854635B2 - 見切枠とその施工方法 - Google Patents
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Description
この場合は、太い柱20bを用いた幅の厚い壁Wで、見切縦枠50の幅50sは壁Wの厚さWsより十分狭く、開口部Kに設置された見切縦枠50の前後の面と、壁Wの表面とは段差Nが生じ、且つ上記のように見切縦枠50と壁部材54の端面との間に隙間Rが生じる。
これにより外観上見切材60を視認できない、和風の見切枠Cについて検討が行われている(図7)。(上記の場合で、図示していないが、見切材60の外面にパテ64を塗らない場合もある。)
このような状態でクロス施工した場合、壁面に施工したクロス75の端部76は上記のように露出面61aまで巻き込めず、端部76が外部に露出することになる。
その前面及び背面に長手方向に凹設された見切取付溝2が形成され、壁Wの開口部Kの内側面に取り付けられる見切縦枠1と、
前記見切縦枠1の見切取付溝2に挿入されて固定される見切取付部3bと、見切取付溝2に固定された時に、見切取付溝2から壁Wの端部W1を被覆する被覆片部3aを有する見切材3とで構成され、
見切縦枠1の幅1sは在来壁Wjの厚みWs以下でツーバイフォー壁Wtの厚みWy以上であり、
前記見切取付部3bの挿入幅S3が見切取付溝2の開口幅S2より少なくともクロス5の厚み分だけ小さく形成され、
見切取付部3bと見切取付溝2との間にクロス端挿入用隙間Tが設けられると共に、
前記被覆片部3aには、パンチング加工によって多数の孔3fが設けられていることを特徴とする。
ツーバイフォー壁Wtの開口部Kの内側面に請求項1に記載の見切縦枠1を取り付け、
見切縦枠1の見切取付溝2に見切材3の見切取付部3bを挿入して見切取付部3bの入隅側内面3cを見切取付溝2の壁側内面2cに沿わせると共に、見切取付部3bの取付片部外面3dと見切取付溝2の開口側内面2dとの間にクロス端挿入用隙間Tを設け、且つ見切材3の被覆片部3aをツーバイフォー壁Wtの表面に貼り付けてツーバイフォー壁Wtの端部W1と見切縦枠1との間の隙間Rを被覆し、
前記被覆片部3aの全面にパテ16を塗着させて平滑仕上げが成された後、クロス5を貼り付け、ツーバイフォー壁Wt及び被覆片部3aの表面に貼られたクロス5の端部5aを前記クロス端挿入用隙間Tに入れ込み、
該クロス端挿入用隙間Tを覆うように前記端部5aと見切取付溝2との境目にコーキング剤6を塗着することを特徴とする。
最後にツーバイフォー壁Wtに貼られたクロス5の端部5aを見切取付部3bと見切取付溝2との間にできたクロス端挿入用隙間Tに押し込んで見切取付溝2内にきれいに収めることが出来る。さらにこの部分にコーキング剤6を充填すれば、収納されたクロス5の端部5aが浮き上がるようなことがない。加えて、被覆片部3aの全面にパテ16を塗着させて平滑仕上げをする際に、パテ16と壁Wとの密着性を良くすることが出来る。
在来壁Wjについては、本発明の見切材3を用いてもよいし、従来使用していた見切材40を使用してもよい。
その結果、適用する壁Wの厚みが、在来壁Wjとツーバイフォー壁Wtとの間にあれば、本発明の見切材3、又は従来使用していた見切材40を用いることで、1種類の見切縦枠1で洋風・和風の見切枠施工が出来ることになる。
壁Wには、所定位置に出入口や窓となる開口部Kが、窓枠(図示せず)やドア10用の見切枠Aに対して余裕を持った大きさで設けられる。開口部Kの内側面には柱20や壁部材4の端面が露出するので、見切枠Aでこれを覆う。以下、ドア10用の開口部Kを中心に説明するが、窓の場合でも適用可能である。
見切縦枠1は芯材の表面に化粧シートが貼り付けられたもので、芯材の材質は、木製(木材、合板、中比重繊維板、パーティクルボード、集成材等)、或いは樹脂製である。現場で見切材3を接着剤とピンタッカーとによって固定することを考慮すると、見切縦枠1の芯材は木製であることが好ましい。
見切縦枠1は、厚薄のある様々な壁厚に対応する必要があるため、その幅1sは、在来壁Wjの壁厚Ws以下、ツーバイフォー壁Wtの壁厚Wy以上である。
見切取付溝2の深さは、最も壁厚Wyの小さいツーバイフォー壁Wtに見切縦枠1に取り付けた際、後述するようにツーバイフォー壁Wtの表面に見切材3の被覆片部3aを貼り付けた時に見切取付部3bがその奥端に届かない深さに形成される。なお、見切取付溝2の両側の部分、即ち、開口側部分1aと壁側部分1bは、図4(a)の実施例のように同じ長さとしてもよいし、図4(b)の実施例のように開口側部分1aをクロス5の厚みと、見切材3の被覆片部3aの厚みの和だけ長くしてもよい。
見切材3は全体を樹脂の押出成形で形成した単一部材(L字形に押し出した押出成形品)としてもよいし(図5(a))、図5(b)〜(d)のように後述のL形の見切基材3hと、直方体棒状の補強材3kとで構成した複合部材としてもよい。
以下の実施例は後者図5(b)〜(d)を中心として説明する。なお、単一部材の見切材3の被覆片部3a、見切取付部3bと、複合部材の見切材3の被覆片部3a、見切取付部3bは同じ厚さ、同じ形状に作られる。
見切基材3hの被覆片部3aは、見切取付溝2に装着時、見切取付溝2から隙間Rを越えて壁W(壁部材4)の見切縦枠1側の端部W1を覆う幅に設けられている。
見切基材3hの厚みは均一なシート状或いはL形押出部材を用いてもよいし、図5(c)のように屈曲部分と、その近傍から取付片部3b1にかけての部分を厚く、当該部分から被覆片部3aの先端側を薄く形成し、その境目に段差3nを設けてもよいし、図5(c)のように被覆片部3aの先端部分である段差解消片3eの厚さを先端に向けて漸減するようにしてもよい。この部分を段差解消片3eとする。
そして、補強材3kが張り付けられる側と反対側の取付片部3b1の面(この面を取付片部外面3dとする。)の全面又は一部には、矩形又は帯状の紙7がエチレン酢ビ接着剤等によって必要に応じて接着されている。これにより、クロス5を巻き込んでその巻き込み端部5aを貼り付け易くなり、又、塗り壁を塗る際の親和性が高くなる。
この場合上記のように、被覆片部3aの縁から断面直角三角形で先端に向けてその厚み漸減する段差解消片3eを延出し、パテ塗工作業を軽減するようにしてもよい。
補強材3kの厚みは、見切縦枠1の見切取付溝2の開口幅S2とクロス5の厚み及び必要に応じて貼り付けられた紙7の厚み(紙7の厚みは通常、無視できる程度の厚さ)によって決まる。即ち、上記のように見切材3の見切取付部3bの挿入幅S3(紙7を貼り付けた場合、紙7の厚みも含む。)は、前記開口幅S2から差し引いた差分(即ち、クロス端挿入用隙間T)が、クロス5の厚み以上になるように選定される。
そして、見切材3の被覆片部3aは、見切取付溝2の壁側部分1bから隙間Rを越えて壁Wの端部W1を覆い、接着剤とピンタッカーを用いて被覆片部3aを壁面に固定する。この被覆片部3aの全面にはパテ16が塗着され、被覆片部3a自体の段差3nは勿論、被覆片部3aの先端と壁Wの表面の段差も埋められ、外見上、均一な平面とされる。この時、被覆片部3aの孔3fを通って背面までパテ16が塗りこまれ、壁面に被覆片部3aを固着する。
最後に押し込んだクロス5の端部5a(或いは、塗り壁の壁材の端部)を覆うように前記クロス端挿入用隙間Tに沿ってコーキング剤6を充填し上記端部を覆う。
Claims (2)
- その前面及び背面に長手方向に凹設された見切取付溝が形成され、壁の開口部の内側面に取り付けられる見切縦枠と、
前記見切縦枠の見切取付溝に挿入されて固定される見切取付部と、見切取付溝に固定された時に、見切取付溝から壁の端部を被覆する被覆片部を有する見切材とで構成された見切枠において、
見切縦枠の幅は在来壁の厚み以下でツーバイフォー壁の厚み以上であり、
前記見切取付部の挿入幅が見切取付溝の開口幅より少なくともクロスの厚み分だけ小さく形成され、
見切取付部と見切取付溝との間にクロス端挿入用隙間が設けられると共に、
前記被覆片部には、パンチング加工によって多数の孔が設けられていることを特徴とする見切枠。 - ツーバイフォー壁の開口部の内側面に請求項1に記載の見切縦枠を取り付け、
見切縦枠の見切取付溝に見切材の見切取付部を挿入して見切取付部の入隅側内面を見切取付溝の壁側内面に沿わせると共に、見切取付部の取付片部外面と見切取付溝の開口側内面との間にクロス端挿入用隙間を設け、且つ見切材の被覆片部をツーバイフォー壁の表面に貼り付けてツーバイフォー壁の端部と見切縦枠との間の隙間を被覆し、
前記被覆片部の全面にパテを塗着させて平滑仕上げが成された後、クロスを貼り付け、ツーバイフォー壁及び被覆片部の表面に貼られたクロスの端部を前記クロス端挿入用隙間に入れ込み、
該クロス端挿入用隙間を覆うように前記端部と見切取付溝との境目にコーキング剤を塗着することを特徴とする見切枠の施工方法。
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