JP6852719B2 - 信号出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、入力される信号に基づき反転増幅動作を行なうことでプルアップされている出力端子に信号を出力すると共に、出力段がプルアップタイプで構成される反転増幅回路を備える信号出力回路に関する。
特許文献1には、出力段がプルアップされる例えばオープンコレクタタイプで構成され、入力される送信信号に基づき反転増幅動作を行なう反転増幅回路の入出力端子間に、帰還コンデンサを接続した通信ドライバ回路が開示されている。この構成によれば、反転増幅回路が入力される送信信号を反転増幅してプルアップされている通信線に通信信号を出力する際に、前記コンデンサが信号のレベル変化に対して負帰還をかけるように作用する。したがって、通信信号のレベル変化が緩慢になり、出力する通信信号に重畳されるノイズレベルを低減できる。
特許第4622875号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、出力信号のレベル変化に対して負帰還がかかるため、出力端子を介して入力されるノイズ成分が、帰還コンデンサを介して内部回路に侵入してしまう。このノイズ成分のレベルが一定値を超えると、出力段を構成するトランジスタが誤動作するという問題があった。この誤動作対策として、ドライバ回路を構成するICに対し、フィルタやコンデンサ,コイルやフェライトビーズといった素子を外付けする必要があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力端子を介して入力されるノイズ成分の影響を低減できる信号出力回路を提供することにある。
請求項1記載の信号出力回路によれば、反転増幅回路は、出力段がオープンコレクタ又はオープンドレインタイプで構成され、プルアップされている出力端子に信号を出力するもので、入出力端子間に帰還コンデンサが接続される。そして、反転増幅回路の出力端子が入力側となり帰還コンデンサ側が出力側となるようにローパスフィルタを接続する。
このように構成すれば、出力端子より侵入したノイズ成分をローパスフィルタによって除去することができ、ノイズ成分が帰還コンデンサを介して内部回路に伝達され、出力段を構成するトランジスタが誤動作することを防止できる。したがって、ノイズ対策用の素子や回路を外付けする必要がなくなる。
加えて、反転増幅回路の入力端子に充放電回路を接続し、送信信号がローからハイに変化すると帰還コンデンサを充電させ、送信信号がハイからローに変化すると帰還コンデンサを放電させる。出力トランジスタの導通制御端子とグランドとの間にクランプ用トランジスタを接続し、当該トランジスタの導通制御端子を帰還コンデンサと充放電回路との接続端子に接続する。そして、クランプ用トランジスタは、帰還コンデンサを放電させている状態で導通しその導通している状態で出力トランジスタの導通制御端子にノイズが印加されると前記導通制御端子の電位をクランプする。
このように構成すれば、帰還コンデンサを放電させている期間に、ノイズ成分が反転増幅回路の出力端子から出力トランジスタの導通制御端子に直接侵入すると、クランプ用トランジスタが導通する。この時、クランプ用トランジスタの導通制御端子は、帰還コンデンサを放電させていることでローレベルになる。そして、出力トランジスタの導通制御端子は、クランプ用トランジスタの導通制御端子のレベルに、当該トランジスタの接合電圧を加えたものにクランプされる。したがって、出力トランジスタが導通することを回避できる。
請求項記載の信号出力回路によれば、クランプ用トランジスタに対して並列にコンデンサを接続する。このように構成すれば、クランプ用トランジスタによって比較的低い周波領域のノイズを除去し、並列に接続されるコンデンサにより比較的高い周波領域のノイズを除去できる。
請求項記載の信号出力回路によれば、4つのダイオードで構成される第1及び第2直列回路を並列に接続してなり、アノード側が反転増幅回路の出力端子をプルアップしている抵抗素子に接続されるブリッジ回路を備え、ブリッジ回路のカソード側とグランドとの間に出力トランジスタを接続する。そして、第1直列回路の共通接続点を前記出力端子に接続し、第2直列回路の共通接続点を帰還コンデンサ側に接続する。このように構成すれば、出力端子より侵入したノイズ成分の振幅をブリッジ回路を介すことで減衰させて、ノイズの影響を軽減できる。
第1実施形態であり、信号出力回路の構成を示す回路図 CRフィルタの周波数特性を示す図 従来技術について、出力端子OUTからのノイズの回り込みを説明する回路図 ノイズの影響をシミュレーションした回路構成を示す図 ノイズ耐性のシミュレーション結果を示す図 出力端子OUTにおけるシミュレーション波形を示す図 本実施形態についてノイズの影響をシミュレーションした回路構成を示す図 ノイズ耐性のシミュレーション結果を示す図 各部におけるシミュレーション波形を示す図 出力端子OUTにおけるシミュレーション波形を示す図 第2実施形態であり、信号出力回路の構成を示す回路図 第3実施形態であり、信号出力回路の構成を示す回路図 第4実施形態であり、信号出力回路の構成を示す回路図 第5実施形態であり、信号出力回路の構成を示す回路図 第6実施形態であり、信号出力回路の構成を示す回路図 第7実施形態であり、信号出力回路の構成を示す回路図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について説明するが、本実施形態は、特許文献1に開示されている構成を改良したものであるから、特許文献1の図1に示すものと同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。そして、説明は、発明の要旨に係る部分及び異なる部分について行う。
特許文献1のFET16に相当するものは、図1においてスイッチ16で示し、第2カレントミラー回路24は、定電流源24で示している。送信信号TXのレベルがハイであればスイッチ16はオフしており、帰還コンデンサC1は、定電流源24が電流Iを引くことで放電される。送信信号TXのレベルがローであればスイッチ16はオンになり、帰還コンデンサC1は、定電流源CS2が電流2Iを供給することで差電流Iで充電される。これらが充放電回路28に相当する。定電流源CS5は、5V電源であるVCCに替えて、バッテリ電源VB接続されている。定電流源CS5とトランジスタQ8のエミッタとの間には、レベルシフト用のダイオードD21が接続されている。
出力トランジスタであるトランジスタQ10には、本実施形態ではNチャネルMOSFETを用いている。したがって、本実施形態の反転増幅回路19は、オープンドレインタイプとなっている。トランジスタQ9のエミッタと、トランジスタQ12のコレクタ及びトランジスタQ10のゲートとの間にも、レベルシフト用のダイオードD22が接続されている。抵抗素子18と出力端子OUTの間にはダイオードD23が挿入され、出力端子OUTとトランジスタQ10のドレインとの間にはダイオードD24が挿入されている。
そして、本実施形態では、抵抗素子R1とコンデンサC1との共通接続点と、グランドとの間にコンデンサC2を接続している。これにより、抵抗素子R1とコンデンサC2とでCRフィルタ61を構成している。例えば、抵抗素子R1の抵抗値を10kΩ,コンデンサC2の容量を10pFとすると、CRフィルタ61のカットオフ周波数は、図2に示すように約1.6MHz程度になる。特許文献1のように、車載通信ネットワークを構成するLINのような通信に適用する際には、IC内部において500kHz程度の周波数で台形波制御を行う。カットオフ周波数は、その制御に影響を与えることなく、出力端子OUTより侵入したノイズを除去できるように設定する。
本実施形態のようにCRフィルタ61を構成しない場合には、図3に示すように、出力端子OUTより侵入したノイズが、コンデンサC1を介してトランジスタQ8のベース電位を変動させる。これに伴い、出力トランジスタQ10のゲート電位が変動することで誤動作が発生する。
図4に示す構成について、出力端子OUTにノイズをシミュレートした周波数MHzオーダーの交流信号を電圧を変えて印加し、出力端子OUTがハイレベルを維持できるかをシミュレーションで確認した。ダイオードD23及びD24の直列回路に、ダイオードD25及びD26の直列回路を並列に接続する。そして、ダイオードD25及びD26の共通接続点を、抵抗素子R1の一端に接続する。ダイオードD23〜D26は、ブリッジ回路62を構成している。
出力端子OUTとグランドとの間にコンデンサを接続し、出力端子OUTに直列コンデンサを介して交流信号を印加した。その結果、図5に示すように、周波数2MHz〜20MHzの範囲における電圧耐量は10Vpp(peak to peak)であった。また、図6に示すように、送信信号TXを一定周期で二値レベルに変化させ、出力端子OUTがその反転レベルを出力している状態で、周波数20MHz,電圧14Vppの交流信号を容量1nFのカップリングで印加すると誤動作が発生した。図6では、送信信号TXのレベルの反転である信号TXBを示している。
これに対して、図7に示すように、本実施形態の構成を適用して同様のシミュレーションを行ったところ、図8に示すように、周波数2MHz〜50MHzの範囲における電圧耐量が18Vppまで向上した。そして、送信信号TXはハイレベルに維持した状態で、図6に示すケースと同様に周波数20MHz,電圧14Vppの交流信号を印加すると、図9に示すように、出力端子OUTの電位は10.8Vppとなり、抵抗素子R1の一端であるA点の電位は7.7Vppとなった。これは、ブリッジ回路62によるノイズレベルの低減効果である。そして、トランジスタQ8のベースであるB点では、抵抗素子R1を介すことで振幅が更に低減されて0.5Vppとなっている。
図6に示すケースと同様の条件でシミュレーションを行うと、図10に示すように、誤動作が発生しないことが確認できた。
以上のように本実施形態によれば、反転増幅回路19は、出力段がオープンドレインタイプで構成され、プルアップされている出力端子OUTに信号を出力し、入出力端子間に帰還コンデンサC1が接続される。そして、出力端子OUTが入力側となり帰還コンデンサC1側が出力側となるようにローパスフィルタ61を接続する。
このように構成すれば、出力端子OUTより侵入したノイズ成分をローパスフィルタ61により除去することができ、ノイズ成分が帰還コンデンサC1を介して内部回路に伝達され、出力トランジスタQ10が誤動作することを防止できる。したがって、ノイズ対策用の素子や回路を外付けする必要がなくなる。
また、ダイオードD23及びD24を順方向に接続した第1直列回路と、ダイオードD25及びD26を順方向に接続した第2直列回路とを並列に接続してなるブリッジ回路62を用い、アノード側を抵抗素子18に接続し、カソード側とグランドとの間に出力トランジスタQ10を接続する。第1直列回路の共通接続点を出力端子OUTに接続し、第2直列回路の共通接続点を帰還コンデンサC1側に接続する。これにより、出力端子OUTより侵入したノイズ成分の振幅をブリッジ回路62により減衰させて、ノイズの影響を軽減できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図11に示すように、第2実施形態では、出力トランジスタQ10のゲートとグランドとの間に、クランプ用トランジスタであるPNPトランジスタQ21を接続する。トランジスタQ21のベースは、トランジスタQ8のベースに接続されている。ここで、トランジスタQ10の閾値電圧をVT,トランジスタQ21のベース−エミッタ間電圧をVFとすると、VT>VFとなるように設定されている。これにより反転増幅回路19Aが構成されている。
次に、第2実施形態の作用について説明する。送信信号TXがハイレベルを示す期間は、コンデンサC1が放電されているので、トランジスタQ8及びQ21のベース電位はローレベルとなっている。この状態で、出力端子OUTより侵入したノイズが、トランジスタQ10のゲートに直接印加されるとトランジスタQ21がオンしているので、トランジスタQ10のゲート電位は、トランジスタQ21のベース−エミッタ間電圧VFでクランプされる。これにより、トランジスタQ10の誤動作が防止される。
以上のように第2実施形態によれば、出力トランジスタQ10のゲートとグランドとの間にトランジスタQ21を接続し、トランジスタQ21のベースを帰還コンデンサC1と充放電回路28との接続端子に接続する。そして、トランジスタQ21は、帰還コンデンサC1を放電させている状態で、出力トランジスタQ10のゲートにノイズが印加されると、オンしていることでゲート電位を電圧VFでクランプする。これにより、トランジスタQ10の誤動作を防止できる。
(第3実施形態)
図12に示すように、第3実施形態では、抵抗素子R1と出力端子OUTとの間に抵抗素子R2を挿入する。そして、コンデンサC2を抵抗素子R1及びR2の共通接続点とグランドとの間に接続し、抵抗素子R2及びコンデンサC2によりCRフィルタ63を構成する。このように構成した場合も、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
図13に示すように、第4実施形態では、ブリッジ回路62を備える際に、ダイオードD23及びD25のアノード側に抵抗素子R2を挿入し、ダイオードD24及びD26のカソード側に抵抗素子R3を挿入する。これらがブリッジ回路64を構成している。抵抗素子18の下端はダイオードD23のアノードに接続され、トランジスタQ10のドレインは、ダイオードD24のカソードに接続されている。
そして、ダイオードD25のアノードとグランドとの間にコンデンサC2が接続され、ダイオードD26のカソードとグランドとの間にコンデンサC3が接続されている。抵抗素子R2及びコンデンサC2によりCRフィルタ65が構成され、抵抗素子R3及びコンデンサC3によりCRフィルタ66が構成されている。すなわち、ブリッジ回路64の内部にCRフィルタ65及び66が構成されている。以上のように構成される第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第5実施形態)
図14に示すように、第5実施形態では、抵抗素子R1を削除し、出力端子OUTとコンデンサC1との間にオペアンプを用いたボルテージフォロワ67を接続している。ボルテージフォロワ67の入力端子であるオペアンプの非反転入力端子は出力端子OUTに接続され、ボルテージフォロワ67の出力端子はコンデンサC1の一端に接続される。
すなわち、オペアンプの周波数特性により、ボルテージフォロワ67はカットオフ周波数がMHzオーダーのローパスフィルタとして機能する。したがって、このように構成される第5実施形態による場合も、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第6実施形態)
図15に示すように、第6実施形態では、本発明をオペアンプの内部回路に適用している。信号出力回路に相当するオペアンプ71は、入力部を構成する差動増幅器72,差動増幅器72の差動対の一方にベースが接続されるトランジスタQ8,トランジスタQ8のコレクタにベースが接続されるトランジスタQ9を備えている。トランジスタQ9のエミッタは、出力トランジスタQ10のベースに接続されている共に抵抗素子73を介してグランドに接続されている。
オペアンプ71の出力端子OUTは、抵抗素子R1及び帰還コンデンサC1の直列回路を介してトランジスタQ8のベースに接続されている。そして、第1実施形態と同様に、抵抗素子R1及びコンデンサC1の共通接続点とグランドとの間にはコンデンサC2が接続されており、抵抗素子R1及びコンデンサC2によりCRフィルタ61が構成されている。
以上のように構成される第6実施形態によれば、帰還コンデンサC1を備えるオペアンプ71についても、コンデンサC2を加えてCRフィルタ61を構成することで、出力端子OUTより侵入するノイズの影響を低減できる。
(第7実施形態)
図16に示すように、第7実施形態では、第2実施形態の構成について、ダイオードD22及びD23の直列回路をブリッジ回路62に置き換え、トランジスタQ21に並列にコンデンサC3を接続したものである。これにより、反転増幅回路19Bが構成されている。このように構成すれば、トランジスタQ21によって比較的低い周波領域のノイズを除去し、コンデンサC3により比較的高い周波領域のノイズを除去できる。
(その他の実施形態)
出力トランジスタにNPNトランジスタを用い、オープンコレクタ構成としても良い。
各実施形態を、適宜組み合わせて実施しても良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、18は抵抗素子、19は反転増幅器、28は充放電回路、61はCRフィルタ、C1は帰還コンデンサ、C2はコンデンサ、R1は帰還抵抗素子、Q10は出力トランジスタを示す。

Claims (7)

  1. 入力される信号に基づき反転増幅動作を行なうことでプルアップされている出力端子に信号を出力すると共に、出力段がオープンコレクタ又はオープンドレインタイプで構成される反転増幅回路(19,19A,19B)と、
    この反転増幅回路の入出力端子間に接続される帰還コンデンサ(C1)と、
    前記出力端子が入力側となり、前記帰還コンデンサ側が出力側となるように接続されるローパスフィルタ(61,63,65〜67)と、
    前記出力端子とグランドとの間に接続される出力トランジスタ(Q10)と、
    前記反転増幅回路の入力端子に接続され、前記送信信号がローからハイに変化すると、前記帰還コンデンサを充電するように動作すると共に、前記送信信号がハイからローに変化すると、前記帰還コンデンサを放電させるように動作する充放電回路(28)と、
    前記出力トランジスタの導通制御端子とグランドとの間に接続されるクランプ用トランジスタ(Q21)とを備え、
    前記クランプ用トランジスタの導通制御端子は、前記帰還コンデンサと前記充放電回路との接続端子に接続され、
    前記クランプ用トランジスタは、前記帰還コンデンサを放電させている状態で導通しその導通している状態で前記出力トランジスタの導通制御端子にノイズが印加されると前記導通制御端子の電位をクランプする信号出力回路。
  2. 前記クランプ用トランジスタに並列に接続されるコンデンサ(C3)を備える請求項記載の信号出力回路。
  3. 2つのダイオードを順方向に接続した第1及び第2直列回路を並列に接続してなり、アノード側が前記出力端子をプルアップしている抵抗素子に接続されるブリッジ回路(62,64)と、
    このブリッジ回路のカソード側とグランドとの間に接続される出力トランジスタ(Q10)とを備え、
    前記第1直列回路の共通接続点は前記出力端子に接続され、前記第2直列回路の共通接続点は前記帰還コンデンサ側に接続されている請求項1又は2記載の信号出力回路。
  4. 前記ローパスフィルタを2組(65,66)備え、一方のフィルタは前記ブリッジ回路(64)の抵抗素子側に配置され、他方のフィルタは前記ブリッジ回路の出力トランジスタ側に配置されている請求項記載の信号出力回路。
  5. 前記帰還コンデンサと直列に接続される位相補償用抵抗素子(R1)を備え、
    前記ローパスフィルタ(63)は、前記出力端子と前記位相補償用抵抗素子との間に接続されている請求項1からの何れか一項に記載の信号出力回路。
  6. 前記ローパスフィルタは、CRフィルタ(61,63,65,66)で構成される請求項1からの何れか一項に記載の信号出力回路。
  7. 前記ローパスフィルタは、オペアンプを用いたボルテージバッファ(67)で構成される請求項1からの何れか一項に記載の信号出力回路。
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