JP3577392B2 - 波形整形回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力パルス信号の立ち下がり及び立上がり部分の急峻性を柔らげ、台形波信号に波形整形して出力する波形整形回路に係わり、特に、車載用多重通信ネットワークシステムに用いるのに好適な波形整形回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ローカルエリアネットワーク(LAN)においては、バスラインを伝送させる通信信号に2値レベルのパルス信号(方形波信号)が用いられている。かかるパルス信号(方形波信号)は、信号波形の立ち下がり及び立ち上がり部分が急峻であって、基本(ベースバンド)周波数成分の他に多くの高調波成分を含んだものであることから、バスラインを伝送する際に、誘導放射された高調波成分が近接配置されている電気機器の動作に悪影響を与えることがある。そして、かかる近接配置の電気機器がラジオ受信機である場合には、誘導放射された高調波成分がラジオ受信機の受信周波数帯域内に混入重畳され、ラジオ受信機の受信動作を妨害するようになる。
【0003】
かかる誘導放射された高調波成分が近接電気機器に悪影響を及ぼすことは、最近、自動車等に多く用いられている車載用多重通信ネットワークシステムにおいても例外ではなく、バスラインを伝送する信号がパルス信号(方形波信号)である場合、パルス信号におけるベースバンドの高調波成分が車載用電気機器、例えば、ラジオ受信機やテレビジョン受像機、それにカーナビゲーション等の動作に悪影響を及ぼすことになる。
【0004】
このようなパルス信号(方形波信号)における高調波成分の悪影響を除去するため、多重通信ネットワークシステム、特に、車載用多重通信ネットワークシステムにおいては、立ち下がり及び立ち上がり特性が急峻なパルス信号(方形波信号)をバスラインに伝送させる代わりに、このパルス信号(方形波信号)を波形整形し、立ち下がり及び立ち上がり特性をゆるやかにした台形波信号をバスラインに伝送させ、バスライン伝送時の高調波成分の誘導放射量を低減するようにしている。
【0005】
ところで、かかる多重通信ネットワークシステムにおいて、パルス信号(方形波信号)を台形波信号に波形整形する波形整形回路としては、既に幾つかの回路が提案されている。
【0006】
ここで、図5は、既知の波形整形回路における構成の一例を示す回路図、図6は、図5に図示された波形整形回路の入出力信号の一例を示す信号波形図であって、図6(a)は入力パルス信号波形、図6(b)は出力台形波信号波形を示すものである。
【0007】
図5に示されるように、波形整形回路は、エミッタ接地トランジスタ51と、信号入力端子52とトランジスタ51のベースとの間に直列接続された第1抵抗53及び第2抵抗54と、トランジスタ51のコレクタと第1抵抗53及び第2抵抗54の接続点aとの間に接続された帰還コンデンサ55と、コレクタと電源端子56との間に接続されたコレクタ負荷抵抗57と、コレクタと信号出力端子58との間に接続された出力抵抗59とからなっている。
【0008】
前記構成において、信号入力端子52に図6(a)に示されるような負極性のパルス信号(方形波信号)が供給されたときの動作は、次のとおりである。
【0009】
始めに、パルス信号がハイレベル(H)に維持されている状態のときは、トランジスタ51が完全オン状態にあるので、信号出力端子58はローレベル(L)になっており、帰還コンデンサ55は接続点a側が正極性、トランジスタ51のコレクタ側が負極性に充電されている。
【0010】
次に、パルス信号がハイレベル(H)からローレベル(L)に転移し、その後にローレベル(L)に維持される状態になると、電源端子56からコレクタ抵抗57、帰還コンデンサ55、第1抵抗53を通して信号入力端子52に至る電流が流れ、この電流によって帰還コンデンサ55の充電極性が順次反転され、同時に、トランジスタ51のベース電圧も順次低下するようになるので、トランジスタ51は完全オン状態から順次中間的なオン状態を経て完全オフ状態に移行し、その導通状態の変化に伴って、信号出力端子58はローレベル(L)から傾斜を持って立ち上がりハイレベル(H)に達し、その後、ハイレベル(H)に維持された状態になる。この場合、信号出力端子58の傾斜の立ち上がりは、コレクタ抵抗57及び第1抵抗53の抵抗値の和及び帰還コンデンサ55の容量値で決まるRC時定数によって設定される。
【0011】
続いて、パルス信号がローレベル(L)からハイレベル(H)に転移し、その後にハイレベル(H)に維持される状態になると、第1抵抗53を通して接続点aに供給されるパルス信号のハイレベル(H)及び帰還コンデンサ55、トランジスタ51のコレクタ・ベース通路、第2抵抗54からなる閉ループ電流によって帰還コンデンサ55の充電極性が順次反転され、同時に、トランジスタ51のベース電圧も順次上昇するようになるので、トランジスタ51は完全オフ状態から順次中間的なオン状態を経て完全オン状態に移行し、その導通状態の変化に伴って、信号出力端子58はハイレベル(H)から傾斜を持って立ち下がりローレベル(L)に達し、その後、ローレベル(L)に維持された最初の状態に戻る。この場合、信号出力端子58の傾斜の立ち下がりは、第1抵抗53及び第2抵抗54の抵抗値それに帰還コンデンサ55の容量値で決まるRC時定数によって設定される。
【0012】
このように、前記既知の波形整形回路は、信号入力端子52に供給される図6(a)に示すようなパルス信号(方形波信号)に応答し、信号出力端子58から図6(b)に示すような立ち下がり及び立ち上がり部分の傾斜した台形波信号が出力される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前記既知の波形整形回路は、比較的簡単な回路構成のものからなり、汎用的な構成部品を用いた構成であることから、製造コストが安価になるという利点を有している。
【0014】
しかるに、前記既知の波形整形回路は、図6(b)の信号波形図に示されるように、得られる台形波信号の立ち上がりの傾斜と立ち下がりの傾斜とが異なっており、特に、台形波信号の立ち下がりの傾斜が比較的急峻になっている。そして、この波形整形回路を車載用多重通信ネットワークシステムに用いた場合には、車載電源の比較的大きな電圧変動によって、出力される台形波信号の周波数帯域幅が変化し、その変化状態によっては、台形波信号がバスラインを伝送する際に、誘導放射された高調波成分を発生させるようになる。
【0015】
このように、前記既知の波形整形回路は、車載用多重通信ネットワークシステムに用いた場合に、台形波信号がバスラインを伝送する際に、一定の条件の基で高調波成分を誘導放射するという問題を有している。
【0016】
本発明は、かかる問題点を解決するもので、その目的は、出力台形波信号の立ち上がり部分及び立ち下がり部分が同じゆるやかな傾斜になり、高調波成分の誘導放射の発生が極めて少ない波形整形回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明による波形整形回路は、信号入力端子とトランジスタのベースとの間に直列接続された第1抵抗及び第2抵抗と、第1抵抗と第2抵抗の接続点aと接地間に並列接続された第3抵抗及び第1コンデンサと、トランジスタのコレクタと接続点a間に接続された帰還コンデンサとを備え、信号入力端子に供給されたパルス信号(方形波信号)を、立ち下がり部分と立ち上がり部分とがほぼ同じ傾斜を有する台形波信号に波形整形し、トランジスタのコレクタから導出する手段を具備する。
【0018】
かかる手段によれば、得られた台形波信号は、立ち上がり部分及び立ち下がり部分がほぼ同じ傾斜を持つようになり、電源電圧の大きな変動を受けた場合においても、立ち上がり部分及び立ち下がり部分の周波数帯域幅を比較的狭い範囲内に収めることが可能になるので、この台形波信号を車載用多重通信ネットワークシステムのバスラインを伝送させた場合に、バスラインから誘導放射される高調波成分を発生度合いが低減する。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態において、波形整形回路は、少なくとも第1主電極、第2主電極及び制御電極を有し、第1主電極が接地接続されたトランジスタと、信号入力端子と制御電極間に直列接続された第1及び第2抵抗と、第1及び第2抵抗の接続点aと接地間に並列接続された第3抵抗及び第1コンデンサと、第2主電極と接続点a間に接続された第2コンデンサと、第2主電極と電源端子間に接続された負荷抵抗とを備え、信号入力端子に供給されるパルス信号を、立ち上がり部分及び立ち下がり部分の傾斜がほぼ等しい台形波信号に波形整形し、第2主電極から導出するものである。
【0020】
この本発明の実施の形態においては、トランジスタが接合型トランジスタからなり、第1主電極、第2主電極及び制御電極がそれぞれエミッタ、コレクタ及びベースからなるものであるか、または、トランジスタが電界効果トランジスタからなり、第1主電極、第2主電極及び制御電極がそれぞれソース、ドレイン及びゲートからなるものである。
【0021】
また、この本発明の実施の形態において、その好適例は、パルス信号が車載用多重通信ネットワークシステムにおけるドア制御ユニットの制御部から出力されるパルス指令信号であり、台形波信号が車載用多重通信ネットワークシステムのバスラインに供給される台形波指令信号であって、波形整形回路が通信処理ブロックの送信部内の主要回路を構成しているものである。
【0022】
本発明の実施の形態によれば、波形整形回路のトランジスタに、第1乃至第3抵抗、第1コンデンサ及び帰還コンデンサをそれぞれ結合させ、それらの抵抗値及び容量値を適宜選択することにより、入力されたパルス信号(方形波信号)を波形整形して得られた台形波信号は、その立ち上がり部分及び立ち下がり部分がほぼ同じ傾斜を有するようになり、波形整形回路が電源電圧の大きな変動を受けた場合においても、その立ち上がり部分及び立ち下がり部分の周波数帯域幅を比較的狭い範囲内に収めることが可能になる。
【0023】
そして、形成された台形波信号を車載用多重通信ネットワークシステムのバスラインを伝送させた場合においても、台形波信号の立ち上がり部分及び立ち下がり部分の周波数帯域幅を比較的狭い範囲内に収められることから、これまでのものに比べて、バスラインから誘導放射される高調波成分を発生度合いを低減させることができる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明に係わる波形整形回路の一実施例の構成を示すブロック構成図である。
【0026】
図1に示されるように、本実施例の波形整形回路は、エミッタ接地NPNトランジスタ1と、信号入力端子9とトランジスタ1のベースとの間に直列接続された第1抵抗2及び第2抵抗3と、第1抵抗2と第2抵抗3との接続点aと接地間に並列接続された第3抵抗4及び第1コンデンサ5と、トランジスタ1のコレクタと接続点a間に接続された帰還コンデンサ6と、コレクタと電源端子10S間に接続されたコレクタ負荷抵抗7と、コレクタと信号出力端子10との間に接続された出力抵抗8とからなっている。
【0027】
また、図2は、図1に図示された波形整形回路の入出力信号の一例を示す信号波形図であって、(a)は入力信号となるパルス信号(方形波信号)の信号波形図であり、(b)は出力信号となる台形波信号の信号波形図である。
【0028】
図2(a)、(b)において、縦軸は信号振幅、横軸は時間である。
【0029】
ここで、図1に図示された波形整形回路の動作を、図2(a)、(b)に図示された信号波形図を併用して説明する。
【0030】
始めに、時間t乃至tの第1の期間おいては、信号入力端子9に供給されるパルス信号が電源端子10Sの供給電圧Vccに略等しいハイ(高)レベル(H)になっており、このパルス信号のハイレベル(H)が第1抵抗2及び第2抵抗3を通してトランジスタ1のベースに供給され、トランジスタ1を完全オン状態にしているので、信号出力端子10には接地電圧に等しいロー(低)レベル(L)が導出される。このとき、帰還コンデンサ6は、接続点a側の電極に正電荷、コレクタ側の電極に負電荷がそれぞれ充電されている。
【0031】
次に、時間tになり、信号入力端子9に供給されるパルス信号がハイレベル(H)から略接地電圧に等しいローレベル(L)に転移すると、そのローレベル(L)への転移に応答し、ローレベル(L)が第1抵抗2及び第2抵抗3を通してトランジスタ1のベースに供給されるが、この時点においては、帰還コンデンサ6の接続点a側の電極の充電正電荷によって、トランジスタ1のベースが直ちに略接地電圧に等しいローレベル(L)にならず、依然としてハイレベル(H)になっているので、トランジスタ1がオン状態を維持し、信号出力端子10には引き続いて略接地電圧に等しいローレベル(L)が導出される。
【0032】
続いて、時間t乃至tの第2の期間においては、信号入力端子9に供給されるパルス信号がローレベル(L)になっているものであるが、パルス信号がローレベル(L)に転移した直後から、電源端子10Sの電源電圧Vccに基づいて、コレクタ負荷抵抗7、帰還コンデンサ6、第1抵抗2を通して信号入力端子9に至る電流が流れ、同時に、接続点aから第3抵抗4及び第1コンデンサ5を通して接地点に電流が流れ、帰還コンデンサ6の充電正電荷が順次負電荷になるように電荷の極性反転が行われ、それに対応してトランジスタ1のベースがハイレベル(H)からローレベル(L)に順次移行して、トランジスタ1は、完全オン状態から中間的なオン状態を経て完全オフ状態に順次移行する。このとき、信号出力端子10には、トランジスタ1の導通状態に対応して変化するレベル、即ち、ローレベル(L)から傾斜を有して立ち上がり、ハイレベル(H)にまで達するように変化するレベルが導出される。そして、信号出力端子10に導出された立ち上がり部分の傾斜(立ち上がり時間)Trは、コレクタ負荷抵抗7の抵抗値、第1抵抗2及び第3抵抗4の各抵抗値、それに帰還コンデンサ6及び第1コンデンサ5の各容量値とで決まる時定数により設定される。
【0033】
次いで、時間t乃至tの第3の期間においては、信号入力端子9に供給されるパルス信号がローレベル(L)になっており、パルス信号のローレベル(L)が第1抵抗2及び第2抵抗3を通してトランジスタ1のベースに供給され、トランジスタ1を完全オフ状態にしているので、信号出力端子10には略電源電圧Vccに等しいハイレベル(H)が導出される。このとき、帰還コンデンサ6は、接続点a側の電極に負電荷、コレクタ側の電極に正電荷がそれぞれ充電されている。
【0034】
次に、時間tになり、信号入力端子9に供給されるパルス信号がローレベル(L)からハイレベル(H)に転移すると、そのハイレベル(H)への転移に応答し、ハイレベル(H)が第1抵抗2及び第2抵抗3を通してトランジスタ1のベースに供給されるが、この時点においては、帰還コンデンサ6の接続点a側の電極の充電負電荷によって、トランジスタ1のベースが直ちに供給電圧Vccに略等しいハイレベル(H)にならず、依然としてローレベル(L)になっているので、トランジスタ1がオフ状態を維持し、信号出力端子10には引き続いて供給電圧Vccに略等しいハイレベル(H)が導出される。
【0035】
続く、時間t乃至tの第4の期間においては、信号入力端子9に供給されるパルス信号がハイレベル(H)になっているものであるが、パルス信号がハイレベル(H)に転移した直後から、帰還コンデンサ6、トランジスタ1のベース・コレクタ通路、第2抵抗3からなる閉ループ回路に電流が流れ、その電流の一部が第1コンデンサ5に流れたりすることにより、帰還コンデンサ6の接続点a側の電極の充電負電荷が順次正電荷になるように電荷の極性反転が行われ、それに対応してトランジスタ1のベースがローレベル(L)からハイレベル(H)に順次移行して、トランジスタ1は、完全オフ状態から中間的なオン状態を経て完全オン状態に順次移行する。このとき、信号出力端子10には、トランジスタ1の導通状態に対応して変化するレベル、即ち、ハイレベル(H)から傾斜を有して立ち下がり、ローレベル(L)にまで達するように変化するレベルが導出される。そして、信号出力端子10に導出された立ち下がり部分の傾斜(立ち下がり時間)Tfは、第2抵抗3の抵抗値、トランジスタ1のベース・コレクタ通路の瞬時抵抗値、及び、帰還コンデンサ6及び第1コンデンサ5の各容量値とで決まる時定数により設定される。
【0036】
さらに、時間t以降の第5の期間においては、入力端子7に供給されるパルス信号がハイレベル(H)になっており、パルス信号のハイレベル(H)が第1及び第2の抵抗2、3を通してトランジスタ1のベースに供給され、トランジスタ1を完全オン状態にしているので、出力端子10には、引き続いてローレベル(L)が導出される。
【0037】
その後、再び、既に述べた第1の期間乃至第5の期間における動作が繰り返し実行される。
【0038】
このように、本実施例の波形整形回路によれば、1個のトランジスタ1、第1抵抗2、第2抵抗3、第3抵抗4、コレクタ負荷抵抗7、第1コンデンサ5、帰還コンデンサ6というように、比較的少ない構成部品により回路を構成しているので、回路構成が簡単であり、また、トランジスタ1、抵抗2乃至4、7、コンデンサ5、6というように、安価な汎用的な構成部品だけを用いているので、製造コストが安価になる。
【0039】
また、本実施例の波形整形回路によれば、第1抵抗2、第2抵抗3、第3抵抗4、コレクタ負荷抵抗7の各抵抗値、第1コンデンサ5、帰還コンデンサ6の各容量値を適宜選択することにより、信号出力端子10から導出される台形波信号の立ち上がり部分及び立ち下がり部分の傾斜をほぼ等しくすることができ、立ち上がり部分及び立ち下がり部分の周波数帯域幅を、これまでの波形整形回路に比べて比較的狭い範囲内に収めることが可能になる。
【0040】
さらに、本実施例の波形整形回路によれば、以下に述べるように、この波形整形回路を自動車ボディ制御系ネットワークシステムに使用し、台形波信号をバスラインに伝送させた際に、台形波信号の立ち上がり部分及び立ち下がり部分の周波数帯域幅を比較的狭い範囲内に収められることから、バスラインからの高調波成分の誘導放射量を、既知の波形整形回路を用いた場合に比べて低減させることができる。
【0041】
なお、本実施例においては、トランジスタとして接合NPNトランジスタ1を用いた例を挙げて説明したが、本発明のトランジスタが接合NPNトランジスタ1を用いたものに限られるものでなく、接合PNPトランジスタを用いてもよく、電界効果トランジスタ(FET)を用いてもよい。
【0042】
また、他の実施例として、コレクタ負荷抵抗7と電源端子10Sとの間に逆流防止用ツェナーダイオードを接続し、かつ、コレクタ負荷抵抗7とツェナーダイオードの接続点と信号出力端子10の間、及び、信号出力端子10と接地間にそれぞれダイオードを接続するようにしてもよい。
【0043】
次に、図3は、本発明の波形整形回路が使用された自動車ボディ制御系ネットワークシステム(車載用多重通信ネットワークシステム)の一例を示す概要構成図である。
【0044】
図3に示されるように、自動車ボディの運転席の近傍にドア制御ユニット11及び運転席側ドア制御ユニット12が、助手席の近傍に助手席側ドア制御ユニット13が、後部左側座席の近傍に後部左側ドア制御ユニット14が、後部右側座席の近傍に後部右側ドア制御ユニット15がそれぞれ設けられる。また、自動車ボディのボンネット内に前部制御ユニット16が、運転席の近傍にシート制御ユニット17が、トランクルーム内に後部制御ユニット18がそれぞれ設けられ、その他に、前側パネルの近傍にインパネ制御ユニット19及びステアリングコラム制御ユニット20が、ハンドルの近傍にステアリングスイッチ21が、屋根の近くにサンルーフ制御ユニット22がそれぞれ設けられる。さらに、自動車ボディの内部には、それぞれのユニット11乃至20、22を相互接続するバスライン23が設けられている。
【0045】
前記構成において、助手席側ドア制御ユニット13、後部左側ドア制御ユニット14、後部右側ドア制御ユニット15は、それぞれ、制御部(CPU)と通信処理ブロックを備えている。ここで、助手席側ドア制御ユニット13は、助手席側ドアの窓開閉スイッチ、同ドアをロックまたはアンロックするロックスイッチが操作された際に、助手席側ドア制御ユニット13に接続されたアクチュエータを駆動して同窓を開閉したり、同ドアのロックまたはアンロックを行ったりし、後部左側ドア制御ユニット14は、後部左側ドアの窓開閉スイッチ、同ドアをロックまたはアンロックするロックスイッチが操作された際、後部左側ドア制御ユニット14に接続されたアクチュエータを駆動して同窓を開閉したり、同ドアのロックまたはアンロックを行ったりし、後部右側ドア制御ユニット15は、後部右側ドアの窓開閉スイッチ、同ドアをロックまたはアンロックするロックスイッチが操作された際、後部右側ドア制御ユニット15に接続されたアクチュエータを駆動して同窓を開閉したり、同ドアのロックまたはアンロックを行ったりする。また、運転席側ドア制御ユニット12は、制御部(CPU)と通信処理ブロックを備え、運転席側ドアの窓の開閉を行うアクチュエータ、及び、同ドアをロックまたはアンロックするアクチュエータにそれぞれ接続され、スイッチ類を備えていない。
【0046】
助手席側ドア制御ユニット13、後部左側ドア制御ユニット14、後部右側ドア制御ユニット15は、以下に述べるドア制御ユニット11の要求により、または、予め定められているルールにしたがって独自に、対応するドアの窓の開閉の状態及び対応するドアのロックの状態を、それぞれの制御ユニット13、14、15に接続されているセンサーによって検知し、ドア制御ユニット11に送信する。
【0047】
また、ドア制御ユニット11は、運転席側ドアの窓を開閉する窓開閉スイッチと、運転席側以外の各ドアの窓を開閉する窓開閉スイッチと、全部のドアをロックまたはアンロックするロックスイッチを備え、それらのスイッチの操作に対応して、助手席側ドア制御ユニット13、後部左側ドア制御ユニット14、後部右側ドア制御ユニット15からなる3つの制御ユニットに対し指令信号を送信し、指令信号を受けた3つの制御ユニット13、14、15にその指令に対応した動作制御を行わせるものである。即ち、ドア制御ユニット11は、3つの制御ユニット13、14、15に対して指令信号を送信する機能、それぞれのドアの窓の開閉の状態及びドアのロックの状態を監視する機能、3つの制御ユニット13、14、15からの指令信号または状態を示す検知信号を受け、3つの制御ユニット13、14、15に指令を送信する機能を有しているものである。
【0048】
さらに、ドア制御ユニット11は、キーレスエントリーの送信機が送信する通信信号を受信する受信機に接続されており、受信機で受信した通信信号を外部入力信号処理ブロックでチェックし、運転席側ドア制御ユニット12、助手席側ドア制御ユニット13、後部左側ドア制御ユニット14、後部右側ドア制御ユニット15のそれぞれに指令信号を送信するとともに、必要に応じてこれらドア制御ユニット12乃至15以外の他の制御ユニット16乃至22に指令信号を送信する。例えば、受信した通信信号がドア開を要求する内容であったとき、シート制御ユニット17に指令信号を送信すると、シートが予めプログラムされた位置に移動配置される等の処理が行われる。
【0049】
この他に、前部制御ユニット16は、ライト(前照灯)の投射角度の変更、ライトウォッシャー、前方障害物検知装置等を制御するものであり、シート制御ユニット17は、電動シートの位置を制御するものであり、後部制御ユニット18は、トランクの開閉、バックソナー(後方障害物検知装置)等を制御するものである。また、インパネ制御ユニット19は、主としてダッシュボードに配置されているスイッチ類の操作を検知し、その操作に関連した制御ユニットに指令信号として送信するとともに、いずれかの制御ユニットの状態を受け、その状態をダッシュボードに配置のメーターに表示するものであり、ステアリングコラム系制御ユニット20は、ステアリングスイッチ21の操作状態、ステアリングの蛇角センサーの出力等をその操作に関連した制御ユニットに指令信号として送信するものである。
【0050】
続いて、図4は、図3に図示の自動車ボディ制御系ネットワークシステムの細部の構成を示す構成図であって、(a)は主要な制御ブロックとバスラインとの接続関係の状態を示す接続図であり、(b)はドア制御ユニットの内部構成を示すブロック図である。
【0051】
図4(a)に示されるように、ドア制御ユニット11は、出力側に補助バスライン23aが接続され、補助バスライン23aに運転席側ドア制御ユニット12、助手席側ドア制御ユニット13、後部左側ドア制御ユニット14、後部右側ドア制御ユニット15が共通接続される。また、補助バスライン23aはバスライン23に接続され、バスライン23に前部制御ユニット16、シート制御ユニット17、後部制御ユニット18等が接続されている。
【0052】
そして、ドア制御ユニット11と、運転席側ドア制御ユニット12、助手席側ドア制御ユニット13、後部左側ドア制御ユニット14、後部右側ドア制御ユニット15との間では、補助バスライン23aを介する接続によって前述のような動作が実行され、同様に、ドア制御ユニット11と、前部制御ユニット16、シート制御ユニット17、後部制御ユニット18等との間では、バスライン23を介する接続によって前述のような動作が実行される。
【0053】
また、図4(b)に示されるように、ドア制御ユニット11は、制御部(CPU)24と、通信処理ブロック25と、キー入力信号処理ブロック26と、外部入力信号処理ブロック27と、電源ブロック28とからなっており、通信処理ブロック25は、本発明の波形整形回路を用いている送信部29と、受信部30とからなっている。そして、通信処理ブロック25において、送信部29は、入力が制御部24に、出力が補助バスライン23aにそれぞれ接続され、受信部30は、入力が補助バスライン23aに、出力が制御部24にそれぞれ接続される。キー入力信号処理ブロック26は、出力が制御部24に接続され、外部入力信号処理ブロック27は、入力がキーレスエントリーの送信機からの通信信号を受信する受信機等に接続され、出力が制御部24に接続される。電源ブロック28は、入力が外部電源装置に接続され、出力が制御部24に接続される。
【0054】
前記構成において、制御部24は、他の制御ユニットの制御部(CPU)と協働して、ドア制御ユニット11全体の動作を制御する。通信処理ブロック25において、送信部29は、制御部24から出力されるパルス指令信号(方形波指令信号)を台形波指令信号に波形整形し、補助バスライン23aに導出するもので、かかるパルス指令信号から台形波指令信号への波形整形に本発明の波形整形が用いられており、受信部30は、補助バスライン23aからの台形波信号をそのままもしくはパルス信号に波形整形して制御部24に供給するものである。キー入力信号処理ブロック26は、運転席の近くに設けられた運転席側ドアを始めとする全部のドアの窓の開閉スイッチ、同ドアをロックまたはアンロックするロックスイッチ等の中の操作されたスイッチを特定するものである。外部入力信号処理ブロック27は、キーレスエントリーの送信機からの通信信号を受信する受信機等から供給された通信信号をチェックし、正規の通信信号である場合のみ、その通信信号を制御部24に供給するものである。また、電源ブロック28は、外部電源から制御部24に動作電力を供給するものである。
【0055】
このように、自動車ボデイ制御系ネットワークシステム(車載用多重通信ネットワークシステム)における各ドア制御ユニットの通信処理ブロックの送信部に、比較的簡単な回路構成を有し、製造コストが安価で、かつ、立ち上がり部分及び立ち下がり部分の傾斜がほぼ等しい台形波信号を発生する本発明の波形整形回路を用いれば、車載用多重通信ネットワークシステムの構成を複雑にすることなしに、車載用多重通信ネットワークシステムにおける不要な高調波成分の誘導放射量を、これまでのものに比べて大幅に低減させることができる。
【0056】
【発明の効果】
以上のように、請求項1乃至3に記載の波形整形回路によれば、1個のトランジスタ、第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗、負荷抵抗からなる4本の抵抗、第1コンデンサ、帰還コンデンサからなる2個のコンデンサによる構成であるので、回路構成が比較的簡単であり、しかも、トランジスタ、抵抗器、ダイオード、コンデンサというように、いずれも、安価な汎用的な構成部品だけを用いた構成であるので、製造コストが安価になるというという効果があり、その上に、第1抵抗、第2抵抗、第3抵抗、負荷抵抗の各抵抗値、第1コンデンサ、帰還コンデンサの各容量値を適宜選択することにより、導出される台形波信号の立ち上がり部分及び立ち下がり部分の傾斜をほぼ等しくすることができ、立ち上がり部分及び立ち下がり部分の周波数帯域幅を、これまでの波形整形回路に比べて比較的狭い範囲内に収めることが可能になるという効果がある。
【0057】
また、請求項4に記載の波形整形回路によれば、車載用多重通信ネットワークシステムにおけるドア制御ユニット中の通信処理ブロックの送信部にこの波形整形回路を用いたとき、台形波信号の立ち上がり部分及び立ち下がり部分の周波数帯域幅を比較的狭い範囲内に収められることから、車載用多重通信ネットワークシステムにおける不要な高調波成分の誘導放射量を、これまでの波形整形回路を用いた場合に比べて大幅に低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる波形整形回路の一実施例の構成を示すブロック構成図である。
【図2】図1に図示された波形整形回路の入出力信号の一例を示す信号波形図である。
【図3】図1に図示の波形整形回路が使用された自動車ボディ制御系ネットワークシステム(車載用多重通信ネットワークシステム)の一例を示す概要構成図である。
【図4】図3に図示の自動車ボディ制御系ネットワークシステムの細部の構成を示す構成図である。
【図5】既知の波形整形回路における構成の一例を示す回路図である。
【図6】図5に図示された波形整形回路の入出力信号の一例を示す信号波形図である。
【符号の説明】
1 エミッタ接地NPNトランジスタ
2 第1抵抗
3 第2抵抗
4 第3抵抗
5 第1コンデンサ
6 帰還コンデンサ
7 コレクタ負荷抵抗
8 出力抵抗
9 信号入力端子
10 信号出力端子
10S 電源端子
11 ドア制御ユニット
12 運転席側ドア制御ユニット
13 助手席側ドア制御ユニット
14 後部左側ドア制御ユニット
15 後部右側ドア制御ユニット
16 前部制御ユニット
17 シート制御ユニット
18 後部制御ユニット
19 インパネ制御ユニット
20 ステアリングコラム制御ユニット
21 ステアリングスイッチ
22 サンルーフ制御ユニット
23 バスライン
23a 補助バスライン
24 制御部(CPU)
25 通信処理ブロック
26 キー入力信号処理ブロック
27 外部入力信号処理ブロック
28 電源ブロック
29 送信部(波形整形回路)
30 受信部

Claims (4)

  1. 少なくとも第1主電極、第2主電極及び制御電極を有し、前記第1主電極が接地接続されたトランジスタと、信号入力端子と前記制御電極間に直列接続された第1及び第2抵抗と、前記第1及び第2抵抗の接続点と接地間に並列接続された第3抵抗及び第1コンデンサと、前記第2主電極と前記接続点間に接続された第2コンデンサと、前記第2主電極と電源端子間に接続された負荷抵抗とを備え、前記信号入力端子に供給されるパルス信号を、立ち上がり部分及び立ち下がり部分の傾斜がほぼ等しい台形波信号に波形整形し、前記第2主電極から導出することを特徴とする波形整形回路。
  2. 前記トランジスタは接合型トランジスタであって、前記第1主電極、第2主電極及び制御電極はそれぞれエミッタ、コレクタ及びベースであることを特徴とする請求項1に記載の波形整形回路。
  3. 前記トランジスタは電界効果トランジスタであって、前記第1主電極、第2主電極及び制御電極はそれぞれソース、ドレイン及びゲートであることを特徴とする請求項1に記載の波形整形回路。
  4. 前記パルス信号は車載用多重通信ネットワークシステムにおけるドア制御ユニットの制御部から出力されるパルス指令信号であり、前記台形波信号は前記ネットワークシステムのバスラインに供給される台形波指令信号であって、波形整形回路が通信処理ブロックの送信部内の主要回路を構成していることを特徴とする請求項1または2に記載の波形整形回路。
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