JP6849166B2 - 岸壁クレーン - Google Patents

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本発明は岸壁クレーンに関する。
従来、バラ物積み付けヤード、コンテナターミナル等において、岸壁クレーンが使用されている(例えば特許文献1参照)。この岸壁クレーンは、海側に配置された海側ドラムと、陸側に配置された陸側ドラムと、海側ドラム及び陸側ドラムにそれぞれ接続されたワイヤと、ガーダ及びブームを有する桁の上をワイヤにより横行するトロリと、トロリからワイヤによって吊り下げられた吊具とを備えている。
特開2014−189389号公報
上述したような従来の岸壁クレーンの場合、海側ドラムとトロリ及び吊具とを接続するワイヤの長さが、ブームの起伏時とブームの水平時との間で相違してしまう可能性があった。この場合、ブームの起伏時に、トロリ及び吊具の位置が変化してしまう可能性があった(後述する図9を参照)。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、ブームの起伏時に吊具の位置が変化することを抑制することができる岸壁クレーンを提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係る岸壁クレーンは、個別に駆動される複数のドラムと、これらの複数のドラムにそれぞれ接続されたワイヤと、ガーダおよびブームを有する桁の上を横行するトロリから前記ワイヤによって吊り下げられた吊具と、を備える岸壁クレーンにおいて、前記ブームの起伏時に、前記複数のドラムのうちの前記ブームに配置された滑車を経由して前記吊具を吊り下げる前記ワイヤが接続されたドラムを前記ブームの傾斜角に応じて前記吊具の位置が前記ブームが水平時の位置から変化しないように制御する制御装置を備えることを特徴とする。
本発明に係る岸壁クレーンによれば、制御装置がブームの起伏時にブームの傾斜角に応じてドラムを制御するので、ブームの起伏時に吊具の位置が変化することを抑制することができる。
上記構成において、前記制御装置は、前記ブームの起伏時において前記ブームの前記傾斜角を取得し、取得された前記傾斜角に基づいて、前記ブームの起伏時における前記ブームの傾斜に伴う前記ワイヤ長さの変化分をキャンセルするような、記ドラムによる前記ワイヤの巻き取り量を算出し、算出された前記巻き取り量が得られるように前記ドラムの回転量を制御する構成としてもよい。
この構成によれば、ブームの起伏時に吊具の位置が変化することを抑制することができる。
本発明によれば、ブームの起伏時に吊具の位置が変化することを抑制することができる。これにより、ブームの起伏時において吊具の位置が変化しないように運転手が操作する手間を省略できるとともに、意図しない吊具の動きによる予期しない物への干渉を抑制することできる。
実施形態に係る岸壁クレーンを示す側面図である。 図1に示すトロリと吊具を駆動させる機構を示す斜視図である。 図2に示すトロリの移動動作を示す斜視図である。 図2に示す吊具の昇降動作を示す斜視図である。 図2に示す吊具の開閉動作を示す斜視図である。 図6(a)は実施形態に係る岸壁クレーンのブームが水平時の様子を模式的に示す側面図であり、図6(b)はブームが傾斜角θだけ上方に起伏した様子を模式的に示す側面図である。 ブームの起伏時に実施形態に係る制御装置が実行する制御処理の一例を示すフローチャートである。 起伏装置を説明するための図である。 図9(a)は比較例に係る岸壁クレーンのブームが水平時の様子を模式的に示す側面図であり、図9(b)は比較例に係るブームが傾斜角θだけ上方に起伏した様子を模式的に示す側面図である。
以下、本発明の実施形態に係る岸壁クレーン1について、図面を参照しながら説明する。なお、図面に関しては、構成が分かり易いように実際の製品から寸法を変化させており、各部材、各部品の板厚や幅や長さなどの比率も必ずしも実際の製品の比率と一致しているとは限らない。
図1に示す本実施形態に係る岸壁クレーン1は、アンローダ、具体的にはロープトロリ式アンローダである。なお図1において左側が海側であり、右側が陸側である。また図1〜図6及び図9において、後述する起伏装置30の図示は省略されている。岸壁クレーン1は、岸壁に沿って岸壁クレーン1を走行可能にする走行装置2を有する脚構造物3と、脚構造物3に支持されたガーダ4と、ガーダ4の海側の端部に起伏可能に接続されたブーム5とを備えている。以下、ガーダ4とブーム5を合わせて桁6と称する。なお、ブーム5の起伏動作については後述する図6〜図8において説明する。
また、岸壁クレーン1は、桁6の上を移動するトロリ7と、トロリ7から昇降可能に吊り下げられた吊具8とを備えている。吊具8の具体的な種類は特に限定されるものではないが、本実施形態においては一例として、グラブバケットを用いる。
図2に示すように、岸壁クレーン1は、機械室10に、モータM1〜M4により個別に駆動される複数のドラムを備えている。具体的には岸壁クレーン1は、この複数のドラムとして、支持用ドラムD1、支持用ドラムD2、開閉用ドラムD3、及び開閉用ドラムD4を備えている。支持用ドラムD2及び開閉用ドラムD4は海側に配置されており、支持用ドラムD1及び開閉用ドラムD3は陸側に配置されている。すなわち、本実施形態に係る支持用ドラムD2及び開閉用ドラムD4は、海側に配置された海側ドラムの一例であり、支持用ドラムD1及び開閉用ドラムD3は、陸側に配置された陸側ドラムの一例であ。モータM1は支持用ドラムD1を駆動するモータであり、モータM2は支持用ドラムD2を駆動するモータであり、モータM3は開閉用ドラムD3を駆動するモータであり、モータM4は開閉用ドラムD4を駆動するモータである。
支持用ドラムD1に巻かれた支持用ワイヤW1と開閉用ドラムD3に巻かれた開閉用ワイヤW3は、それぞれガーダ4の陸側の端部(陸端側)に配置された陸端側滑車P1及び陸端側滑車P3を経由して、トロリ7上に設けられたトロリ上滑車P5及びトロリ上滑車P7を介して吊具8を吊り下げる。また、支持用ドラムD2に巻かれた支持用ワイヤW2と、開閉用ドラムD4に巻かれた開閉用ワイヤW4は、それぞれブーム5の海側の端部(海端側)に配置された海端側滑車P2及び海端側滑車P4を経由し、トロリ7上に設けられたトロリ上滑車P6及びトロリ上滑車P8を介して吊具8を吊り下げる。
すなわち、上述したように本実施形態に係る岸壁クレーン1は、海側に配置された海側ドラム(D2,D4)と、陸側に配置された陸側ドラム(D1,D3)と、海側ドラム及び陸側ドラムにそれぞれ接続されたワイヤ(W1〜W4)と、ガーダ4及びブーム5を有する桁6の上をワイヤにより横行するトロリ7と、トロリ7からワイヤによって吊り下げられた吊具8とを備えている。
また岸壁クレーン1は、機械室10に制御装置11を備えている。制御装置11は、例えば運転者の指令に基づいて、支持用ドラムD1、支持用ドラムD2、開閉用ドラムD3及び開閉用ドラムD4の回転を制御することにより、トロリ7の移動動作(後述する図3を参照)、吊具8の昇降動作(後述する図4を参照)、及び吊具8の開閉動作(後述する図5を参照)を行う。このような制御装置11は、支持用ドラムD1、支持用ドラムD2、開閉用ドラムD3及び開閉用ドラムD4を制御する制御部としての機能を有するシーケンサ12と、シーケンサ12の指示を受けてモータM1〜M4の制御を実するインバータ13等を備えている。
次に、この岸壁クレーン1の一般的な動作について説明する。図1に示すように、ばら積み船20から運搬物21を荷役する場合は、トロリ7をばら積み船20上に位置させて、吊具8で運搬物21を掴む。そして、トロリ7をホッパー9上に位置させて、吊具8を開いて運搬物21を、運搬物受取装置としてのホッパー9に荷揚げする。
トロリ7を海側から陸側に移動させる場合は、図3に示すように、支持用ドラムD1、支持用ドラムD2、開閉用ドラムD3及び開閉用ドラムD4を同じ方向(図中の右回り)に回転させて、陸端側の支持用ワイヤW1と開閉用ワイヤW3を巻き上げ、海端側の支持用ワイヤW2と開閉用ワイヤW4を繰り出す。反対に、トロリ7を陸端側から海端側に移動させる場合は、支持用ドラムD1、支持用ドラムD2、開閉用ドラムD3及び開閉用ドラムD4を同じ方向(図中の左回り)に回転させて、陸端側の支持用ワイヤW1と開閉用ワイヤW3を繰り出し、海端側の支持用ワイヤW2と開閉用ワイヤW4を巻き上げる。
吊具8を上昇させる場合は、図4に示すように、陸端側の支持用ドラムD1と開閉用ドラムD3を図中の右回りに回転させ、海端側の支持用ドラムD2と開閉用ドラムD4をこれとは反対方向(図中の左回り)に回転させて、各ワイヤW1〜W4を巻き上げる。反対に、吊具8を下降させる場合は、陸端側の支持用ドラムD1と開閉用ドラムD3を図中の左回りに回転させ、海端側の支持用ドラムD2と開閉用ドラムD4をこれとは反対方向(図中の右回り)に回転させて、各ワイヤW1〜W4を繰り出す。
吊具8を開く場合は、図5に示すように、開閉用ドラムD3を図中の左回りに回転させ、開閉用ドラムD4をこれとは反対方向に回転させて、開閉用ワイヤW3及び開閉用ワイヤW4を繰り出す。反対に、吊具8を閉じる場合は、開閉用ドラムD3を図中の右回りに回転させ、開閉用ドラムD4をこれとは反対方向に回転させて、開閉用ワイヤW3及び開閉用ワイヤW4を巻き上げる。
続いてブーム5の起伏時の制御について説明する。図6(a)は岸壁クレーン1のブーム5が水平状態にあるとき(水平時)の様子を模式的に示す側面図であり、図6(b)はブーム5が水平方向に対して傾斜角θだけ上方に起伏した様子を模式的に示す側面図である。また図8は起伏装置30を説明するための図である。なお、図6(a)及び図6(b)において、一部の部材(例えばワイヤW1〜W4や起伏装置30等)の図示は省略されており、図8においても一部の部材(例えばワイヤW1〜W4やドラムD1〜D4等)の図示は省略されている。
図8に示すように、制御装置11の制御部は、岸壁クレーン1の運転者からブーム5を起伏させる旨の起伏指令を受けた場合に、ブーム5を起伏させるための装置である起伏装置30を稼働させる。具体的には、この起伏装置30は、起伏ドラム31、起伏ロープ32等を備えている。起伏ドラム31は機械室10に配置されており、制御装置11の制御部の指示を受けて回転することで、起伏ロープ32を巻き取る。起伏ドラム31が回転して起伏ロープ32を巻き取ることで、起伏ロープ32がブーム5を起伏させる。なお、起伏装置30の構造自体は、制御装置11の指示を受けてブーム5を起伏させることが可能なものであれば図8に示す構造に限定されるものではなく、公知の岸壁クレーンに用いられている公知のブーム起伏装置を適用することができる。
また制御装置11の制御部は、ブーム5の起伏時に、トロリ7及び吊具8の位置がブーム5が水平時の位置から変化しないように、ブーム5の傾斜角θに応じて海側ドラム(D2,D4)を制御する。この制御の詳細についてフローチャートを用いて説明すると、次のようになる。
図7はブーム5の起伏時に制御装置11が実行する制御処理の一例を示すフローチャートである。なお、制御装置11の制御部は図7のフローチャートをブーム5の起伏時に所定周期で繰り返し実行する。まず、ステップS10において制御部は、ブーム5の起伏時におけるブーム5の傾斜角θを取得する。この制御部によるブーム5の傾斜角θの具体的な取得手法は特に限定されるものではないが、ブーム5の傾斜角θと起伏ドラム31の回転量との間には相関関係があるので、本実施形態に係る制御部は、ブーム5の起伏時における起伏ドラム31の回転量に基づいて、ブーム5の傾斜角θを取得する。
具体的には本実施形態に係る岸壁クレーン1は、起伏ドラム31の回転量を検出するセンサとしてのエンコーダ(図示せず)を備えている。このエンコーダは起伏ドラム31に装着されており、起伏ドラム31の回転量を検出して制御装置11の制御部に伝える。制御部は、ブーム5の起伏時においてエンコーダの検出した起伏ドラム31の回転量に基づいて、ブーム5の傾斜角θを算出する。この算出された傾斜角θは図7のステップS10の傾斜角θとなる。
但し、上述したブーム5の傾斜角θの取得手法はあくまでも一例に過ぎず、これに限定されるものではない。他の一例を挙げると、岸壁クレーン1がブーム5の傾斜角を直接的に検出する角度センサを備えている場合には、制御部はこの角度センサの検出結果に基づいて傾斜角θを取得することもできる。
ステップS10の次に制御部は、ステップS20を実行する。このステップS20において制御部は、ステップS10で取得された傾斜角θに基づいて、トロリ7及び吊具8の位置がブーム5が水平時の位置から変化しないように海側ドラムを制御する。具体的には制御部は、ステップS10で取得された傾斜角θに基づいて、トロリ7及び吊具8の位置がブーム5が水平時の位置から変化しないような、海側ドラムによるワイヤ(W2,W4)の巻き取り量を算出し、算出された巻き取り量が得られるように(すなわちワイヤの巻き取り量が算出された巻き取り量となるように)、海側ドラム(D2,D4)の回転量を制御する。
より具体的には、制御部は、ステップS10で取得された傾斜角θに基づいて、ブーム5の起伏時におけるブーム5の傾斜に伴うワイヤ長さの変化分をキャンセルするようなワイヤ(W2,W4)の巻き取り量を算出し、この巻き取り量の分だけ海側ドラム(D2,D4)を回転させてワイヤ(W2,W4)を巻き取ることで、トロリ7及び吊具8の位置を水平時から変化させないようにする。ステップS20の後に制御部はフローチャートの実行を終了する。
続いて本実施形態に係る岸壁クレーン1の作用効果について、比較例に係る岸壁クレーン100と比較しつつ説明する。図9(a)は比較例に係る岸壁クレーン100のブーム5が水平状態にあるとき(水平時)の様子を模式的に示す側面図であり、図9(b)は比較例に係る岸壁クレーン100のブーム5が傾斜角θだけ上方に起伏した様子を模式的に示す側面図である。ここで、比較例に係る岸壁クレーン100は、制御装置11に代えて、制御装置110を備えている点において、本実施形態に係る岸壁クレーン1と異なっている。比較例に係る制御装置110は、ブーム5の起伏時に、本実施形態に係る制御処理(図7の制御処理)を実行しない点において、本実施形態に係る制御装置11と異なっている。岸壁クレーン100の他の構成は岸壁クレーン1と同様である。
図9(a)と図9(b)とを比較すると分かるように、比較例に係る岸壁クレーン100の場合、ブーム5が起伏したときに、ブーム5の水平時に比較して、トロリ7は陸側に変位し、吊具8は下方に変位している。これは、海側ドラム(D2,D4)とトロリ7及び吊具8とを接続するワイヤ(W2,W4)の長さが、ブーム5の起伏時とブーム5の水平時との間で相違することに起因して生じるものである。このようにブーム5の起伏時にトロリ7が陸側に変位し、吊具8が下方に変位した場合、例えば吊具8が脚構造物3等の想定していない物(すなわち、予期していない物)と干渉する可能性がある。また比較例の場合、ブーム5を起伏した後に、トロリ7及び吊具8の位置を元の位置に移動させる作業が必要となるので、荷役終了後の作業時間が長くなってしまう。
これに対して本実施形態に係る岸壁クレーン1によれば、前述したように、制御装置11が、ブーム5の起伏時にトロリ7及び吊具8の位置がブーム5が水平時の位置から変化しないように、ブーム5の傾斜角θに応じて海側ドラムを制御するので、ブーム5の起伏時にトロリ7及び吊具8の位置が変化することを抑制することができる(図6参照)。
具体的には本実施形態に係る制御装置11は、ブーム5の起伏時においてブーム5の傾斜角θを取得し、取得された傾斜角θに基づいて、トロリ7及び吊具8の位置がブーム5が水平時の位置から変化しないような、海側ドラムによるワイヤの巻き取り量を算出し、算出された巻き取り量が得られるように海側ドラムの回転量を制御するので、ブーム5の起伏時にトロリ7及び吊具8の位置が変化することを抑制することができる。これにより、ブーム5の起伏時にトロリ7及び吊具8の位置を保持することができ、吊具8が脚構造物3等の予期していない物への干渉を抑制することができる。また、ブーム5を起伏した後、トロリ7及び吊具8を移動させることなく、トロリ7及び吊具8を係留することが可能となるので、荷役終了後の作業時間を短縮することができる。また、ブーム5の起伏時においてトロリ7及び吊具8の位置が変化しないように運転手が操作する手間を省略できるとともに、意図しないトロリ7及び吊具8の動きによる干渉防止も図ることができる。
なお、上述した本実施形態において、岸壁クレーン1の一例としてロープトロリ式アンローダを用いているが、本発明が適用される岸壁クレーンの種類はこれに限定されるものではなく、例えばスプレッダ、吊ビーム等の吊具8を有する岸壁クレーン等に適用することも可能である。また、上述したロープトロリ式アンローダは、個々に独立した四つのドラムを機械室10に設けた構成であるが、本発明はこれに限定されず、個々に独立した二つのドラムを用いたものに適用することもできる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 岸壁クレーン
4 ガーダ
5 ブーム
6 桁
7 トロリ
8 吊具
11 制御装置
30 起伏装置
31 起伏ドラム
D1〜D4 ドラム
W1〜W4 ワイヤ
P1〜P8 滑車
M1〜M4 モータ

Claims (2)

  1. 個別に駆動される複数のドラムと、これらの複数のドラムにそれぞれ接続されたワイヤと、ガーダおよびブームを有する桁の上を横行するトロリから前記ワイヤによって吊り下げられた吊具と、を備える岸壁クレーンにおいて、
    前記ブームの起伏時に、前記複数のドラムのうちの前記ブームに配置された滑車を経由して前記吊具を吊り下げる前記ワイヤが接続されたドラムを前記ブームの傾斜角に応じて前記吊具の位置が前記ブームが水平時の位置から変化しないように制御する制御装置を備えることを特徴とする岸壁クレーン。
  2. 前記制御装置は、前記ブームの起伏時において前記ブームの前記傾斜角を取得し、取得された前記傾斜角に基づいて、前記ブームの起伏時における前記ブームの傾斜に伴う前記ワイヤ長さの変化分をキャンセルするような、前記ドラムによる前記ワイヤの巻き取り量を算出し、算出された前記巻き取り量が得られるように前記ドラムの回転量を制御する請求項1記載の岸壁クレーン。
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