JP6848185B2 - 光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器 - Google Patents
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Description
(1) 第1コア部と、
前記第1コア部が少なくとも2つに分岐されてなる第2コア部および第3コア部と、
前記第1コア部、前記第2コア部および前記第3コア部にそれぞれ隣接するクラッド部と、
が形成されているコア層を有し、
前記コア層が平面視されたとき、前記クラッド部は、前記第2コア部および前記第3コア部の分岐点から前記第1コア部とは反対側に向かうにつれて長さ[μm]に対する幅[μm]の拡大率が0超0.0005以下を満たすように幅が拡大している所定部位を含んでおり、
前記所定部位の長さが前記分岐点から50μm以上であることを特徴とする光導波路。
(8) 前記クラッド部は、前記所定部位の前記分岐点とは反対側に設けられている部分を含み、
前記部分の長さ[μm]に対する幅[μm]の拡大率は、前記所定部位の前記拡大率よりも大きい上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の光導波路。
(9) 樹脂材料を主材料とする上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の光導波路。
(10) 可撓性を有する上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の光導波路。
電気回路を備える電気基板と、
を有することを特徴とする光電気混載基板。
前記電気回路と電気的に接続されているとともに、前記光導波路と光学的に接続されている光素子と、
を有することを特徴とする光モジュール。
(13) 上記(12)に記載の光モジュールを備えることを特徴とする電子機器。
また、本発明によれば、上記光導波路を備える光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器が得られる。
≪第1実施形態≫
まず、本発明の光導波路の第1実施形態について説明する。
(コア層)
図1に示すコア層13中に形成されているコア部14は、それよりも屈折率の小さいクラッド部(側面クラッド部15および各クラッド層11、12)で囲まれており、コア部14に光を閉じ込めて伝搬することができる。
なお、コア層13は、必ずしも線対称の関係を満たしていなくてもよい。
クラッド層11、12の平均厚さは、コア層13の平均厚さの0.05〜1.5倍程度であるのが好ましく、0.1〜1.25倍程度であるのがより好ましい。具体的には、クラッド層11、12の平均厚さは、それぞれ1〜200μm程度であるのが好ましく、3〜100μm程度であるのがより好ましく、5〜60μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、分岐型光導波路1が必要以上に厚膜化するのを防止しつつ、クラッド部としての機能が確保される。
図1に示す分岐型光導波路1は、導光部10の一方の面に設けられた導光部保護層2と、他方の面に設けられた導光部保護層3とを、それぞれ備えている。これにより、導光部10が外力や外部環境から保護され、導光部10の光伝送効率の低下を抑制することができる。
次に、本発明の光導波路の第2実施形態について説明する。
図3は、本発明の光導波路の第2実施形態を示す上面図である。
第2実施形態は、コア部14のパターンが異なる以外、第1実施形態と同様である。
このような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の光導波路の第3実施形態について説明する。
図4は、本発明の光導波路の第3実施形態を示す上面図である。
第3実施形態は、コア部14のパターンが異なる以外、第1実施形態と同様である。
次に、本発明の光導波路の第4実施形態について説明する。
図5は、本発明の光導波路の第4実施形態を示す上面図である。
第4実施形態は、コア部14のパターンが異なる以外、第1実施形態と同様である。
このような第4実施形態においても、第1〜第3実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の光電気混載基板の実施形態および本発明の光モジュールの実施形態について説明する。
上述したような本発明の光モジュールは、高品質の光通信を行うことが可能である。したがって、本発明の光モジュールを備えることにより、高品質の光通信を行い得る信頼性の高い電子機器(本発明の電子機器)が得られる。
1.分岐型光導波路の製造
(実施例1)
まず、クラッド層形成用の組成物としてノルボルネン系樹脂を含む組成物を調製した。次いで、この組成物を厚さ25μmのポリイミドフィルム(導光部保護層)上に塗布し、乾燥、硬化させて厚さ5μmのクラッド層を得た。
コア部の分岐パターンを表1、2に示すように変更した以外は、それぞれ実施例1と同様にして分岐型光導波路を得た。
コア部の分岐パターンを図7に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして分岐型光導波路を得た。
分岐パターンを含まない直線パターンのコア部のみを含むように変更した以外、実施例1と同様にして直線光導波路を得た。なお、コア部の幅は45μmであり、コア部と側面クラッド部との屈折率差もしくはコア部とクラッド層との屈折率差、またはその他の寸法等は、実施例1と同様である。
2.1 挿入損失の評価
各実施例および各比較例で得られた分岐型光導波路、ならびに参考例で得られた直線光導波路について、挿入損失を測定した。
そして、分岐型光導波路および直線光導波路の挿入損失を測定した。
以上の測定結果を表1、2に示す。
次に、表1に示す各実施例および比較例1の分岐型光導波路について、分配に伴う過剰損失を評価した。
次に、表2に示す各実施例および比較例2の分岐型光導波路について、合流に伴う過剰損失を評価した。
以上の算出結果を表1、2に示す。
1’ 分岐型光導波路
2 導光部保護層
3 導光部保護層
5 電気配線基板
6 光素子
10 導光部
11 クラッド層
12 クラッド層
13 コア層
13’ コア層
14 コア部
15 側面クラッド部
15’ 側面クラッド部
19 光コネクター
50 多層基板
51 コア基板
52 ビルドアップ層
53 貫通孔
54 ソルダーレジスト層
60 素子本体
61 受発光部
62 端子
63 バンプ
90 接着層
100 光電気混載基板
140 分岐点
141 第1コア部
142 第2コア部
143 第3コア部
144 第4コア部
145 第5コア部
151 所定部位
152 端部
170 凹部
171 傾斜面
521 絶縁層
522 導体層
1000 光モジュール
Claims (13)
- 第1コア部と、
前記第1コア部が少なくとも2つに分岐されてなる第2コア部および第3コア部と、
前記第1コア部、前記第2コア部および前記第3コア部にそれぞれ隣接するクラッド部と、
が形成されているコア層を有し、
前記コア層が平面視されたとき、前記クラッド部は、前記第2コア部および前記第3コア部の分岐点から前記第1コア部とは反対側に向かうにつれて長さ[μm]に対する幅[μm]の拡大率が0超0.0005以下を満たすように幅が拡大している所定部位を含んでおり、
前記所定部位の長さが前記分岐点から50μm以上であることを特徴とする光導波路。 - 前記所定部位のうち、前記分岐点とは反対側の端部における幅[μm]は、1〜100μmである請求項1に記載の光導波路。
- 前記所定部位とそれに隣接する前記第2コア部および前記第3コア部との境界線は、直線である請求項1または2に記載の光導波路。
- 前記第2コア部と前記クラッド部との境界線および前記第3コア部と前記クラッド部との境界線は、それぞれ曲線を含んでいる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光導波路。
- 前記第2コア部のうち前記所定部位と隣接する部位の幅は、前記分岐点における前記第2コア部の幅より広く、かつ、前記第3コア部のうち前記所定部位と隣接する部位の幅は、前記分岐点における前記第3コア部の幅より広い請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光導波路。
- 前記第1コア部は、前記分岐点において3つ以上に分岐されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光導波路。
- 前記コア層は、前記分岐点を通過する直線を対称の軸にして線対称の関係を満たすように構成されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光導波路。
- 前記クラッド部は、前記所定部位の前記分岐点とは反対側に設けられている部分を含み、
前記部分の長さ[μm]に対する幅[μm]の拡大率は、前記所定部位の前記拡大率よりも大きい請求項1ないし7のいずれか1項に記載の光導波路。 - 樹脂材料を主材料とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光導波路。
- 可撓性を有する請求項1ないし9のいずれか1項に記載の光導波路。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の光導波路と、
電気回路を備える電気基板と、
を有することを特徴とする光電気混載基板。 - 請求項11に記載の光電気混載基板と、
前記電気回路と電気的に接続されているとともに、前記光導波路と光学的に接続されている光素子と、
を有することを特徴とする光モジュール。 - 請求項12に記載の光モジュールを備えることを特徴とする電子機器。
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