JP2017181665A - コネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器 - Google Patents

コネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】安定的に接続することができ、光結合損失を抑制することができるコネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器を提供すること。【解決手段】コネクター付き光導波路1は、帯状をなす光導波路3と、光導波路3の先端部が挿入される挿入部41を有するコネクター4と、を備えている。また、コネクター4の先端面40は、挿入部40に挿入された光導波路3の光軸に対して、光導波路3の幅方向に沿った軸回りに傾斜している。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器に関する。
光導波路は、線状のコア部と、その周囲を覆うように設けられたクラッド部と、を有している。コア部は、光に対して実質的に透明な材料によって構成され、クラッド部は、コア部より屈折率が低い材料によって構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された光導波路は、先端部にコネクター(フェルール)が装着されて、相手体である光学部品と接続される。この光学部品としては、例えば、光ファイバーと、その端部に装着されたコネクターとを有する部品が挙げられる。
ここで、光ファイバーは、光導波路と接続される側の端面が、その光軸に対して傾斜している場合がある。これは、光ファイバーから出射する光が、端面で反射してファイバー内に戻り、その戻り光が光ファイバーに接続された光源に向うのを防止または抑制するためである。端面が傾斜した光ファイバーに装着されるコネクターも、光ファイバーの傾斜に合わせて端面が傾斜している。
このような端面が傾斜したコネクターに、従来のようなコネクターを接続した場合、一方のコネクターが傾斜しているため、各コネクターの端面の間に間隙が形成されてしまう。このため、各コネクターを安定的に接続するのが困難になる。その結果、光の結合損失が増大するおそれがある。
特開2006−30593号公報
本発明の目的は、安定的に接続することができ、光結合損失を抑制することができるコネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(11)の本発明により達成される。
(1) 帯状をなす光導波路と、
前記光導波路の先端部が挿入される挿入部を有するコネクターと、を備え、
前記コネクターの先端面は、前記挿入部に挿入された前記光導波路の光軸に対して、前記光導波路の幅方向に沿った軸回りに傾斜していることを特徴とするコネクター付き光導波路。
(2) 前記コネクターの前記先端面は、第1の面と、前記第1の面よりも傾斜角度が大きい第2の面と、を有している上記(1)に記載のコネクター付き光導波路。
(3) 前記第1の面の傾斜角度をθ1とし、前記第2の面の傾斜角度をθ2としたとき、
前記θ2は、前記θ1よりも0°超、2°以下大きい上記(2)に記載のコネクター付き光導波路。
(4) 前記第2の面は、前記第1の面よりも、前記光導波路の前記先端部の反対側である基端側に位置している上記(2)または(3)に記載のコネクター付き光導波路。
(5) 前記挿入部は、前記コネクターの先端面から基端面まで貫通した凹部で構成されている上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のコネクター付き光導波路。
(6) 前記光導波路の先端は、前記コネクターの前記先端面よりも、前記光導波路の前記先端部の反対側である基端側にずれており、そのずれ量は、0μm超、50μm以下である上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のコネクター付き光導波路。
(7) 先端から基端まで貫通形成された凹部で構成され、長尺状をなす光導波路の先端部が挿入される挿入部を有するコネクター本体を有し、
前記コネクター本体の先端面は、前記光導波路が前記挿入部に挿入された状態において、前記光導波路の光軸に対して、前記光導波路の幅方向に沿った軸回りに傾斜していることを特徴とするコネクター。
(8) コア部を有し、前記コア部から光が入射または出射する端面が、前記コア部の延在方向に対して8°超、10°以下傾斜していることを特徴とする光導波路。
(9) 上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のコネクター付き光導波路と、
前記コネクター付き光導波路を支持する基板と、を備えることを特徴とする光電気混載基板。
(10) 上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のコネクター付き光導波路と、
前記コネクター付き光導波路に光を入射する発光素子または前記光導波路から出射した光を受光する受光素子と、を備えることを特徴とする光モジュール。
(11) 上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のコネクター付き光導波路を備えることを特徴とする電子機器。
本発明によれば、製造が容易で、かつ、光伝送効率が高いコネクター付き光導波路を得ることができる。また、本発明によれば、上記コネクター付き光導波路を効率よく製造することができる。
本発明のコネクター付き光導波路(第1実施形態)を示す斜視図である。 図1中のコネクター付き光導波路を図1中の矢印A方向から見た図である。 図1中のB−B線断面図である。 図3中のコネクター付き光導波路の部分拡大図である。 従来のコネクター付き光導波路の縦断面図である。 図1に示すコネクター付き光導波路の製造方法を説明するための縦断面図であって、固定工程を示す図である。 図1に示すコネクター付き光導波路の製造方法を説明するための縦断面図であって、第1の研削工程を示す図である。 図1に示すコネクター付き光導波路の製造方法を説明するための縦断面図であって、第2の研削工程を示す図である。 本発明の光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器を示す縦断面図である。 本発明のコネクター付き光導波路(第2実施形態)を示す斜視図である。 本発明のコネクター付き光導波路(第3実施形態)を示す斜視図である。
以下、本発明のコネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明のコネクター付き光導波路(第1実施形態)を示す斜視図である。図2は、図1中のコネクター付き光導波路を図1中の矢印A方向から見た図である。図3は、図1中のB−B線断面図である。図4は、図3中のコネクター付き光導波路の部分拡大図である。図5は、従来のコネクター付き光導波路の縦断面図である。図6は、図1に示すコネクター付き光導波路の製造方法を説明するための縦断面図であって、固定工程を示す図である。図7は、図1に示すコネクター付き光導波路の製造方法を説明するための縦断面図であって、第1の研削工程を示す図である。図8は、図1に示すコネクター付き光導波路の製造方法を説明するための縦断面図であって、第2の研削工程を示す図である。図9は、本発明の光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器を示す縦断面図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1〜9の上側を「上方」、下側を「下方」と言う。また、図1〜図8に示す光導波路の端部を先端部と言い、反対側の端部を基端部とも言う。
図1に示すコネクター付き光導波路組立体10は、コネクター付き光導波路1と、コネクター付き光導波路1と接続される相手体であるコネクター付き光ファイバー2と、を備えている。
まず、本発明のコネクター付き光導波路1を説明するのに先立って、コネクター付き光ファイバー2について簡単に説明する。
図1に示すように、コネクター付き光ファイバー2は、光ファイバーリボン5と、光ファイバーリボンの端部(図中右側の端部)に装着されるコネクター6とを有している。
光ファイバーリボン5は、複数本(本実施形態では、5本)の光ファイバー51、光ファイバー52、光ファイバー53、光ファイバー54および光ファイバー55を有している。光ファイバーリボン5は、これら5本の光ファイバー51〜55がそれらの光軸と交わる方向に沿って一方向に並べられた状態で束ねられ、全体として帯状をなすものである。
光ファイバー51〜55は、それぞれ、光が通過するコア部を有している。これら各コア部は、コネクター付き光導波路1とコネクター付き光ファイバー2とが接続された接続状態では、後述する光導波路3のコア部34a、34b、34c、34d、34eとそれぞれ接続される。
コネクター6は、光ファイバーリボン5が挿入される挿入部61を有する筐体で構成されている。また、コネクター6の右側の端面は、後述するコネクター4の先端面40と当接する端面62となっている。また、コネクター6は、端面62から突出形成された1対のガイドピン63を有している。
このようなコネクター6は、端面62および光ファイバーリボン5の端面50が、同一平面上に位置しており、光ファイバーリボン5(光ファイバー51〜55)の光軸O5に対して傾斜しているものがある。
<コネクター付き光導波路>
コネクター付き光導波路1は、光導波路3と、光導波路3の先端部に装着されるコネクター4とを有している。
(光導波路3)
図2に示すように、光導波路3は、クラッド層(第1のクラッド層(クラッド部))33aと、コア層32と、クラッド層(第2のクラッド層(クラッド部))33bとで構成され、これらの層をこの順に下側から積層してなるものである。
コア層32は、帯状(シート状)をなす複数本(本実施形態では、5本)のコア部(導波路チャンネル)34a、34b、34c、34d、34eと、複数本(本実施形態では、10本)の側面クラッド部(クラッド部)35a、35b、35c、35d、35e、35fとを有し、これらが光導波路3の幅方向に交互に配置されている。このように光導波路3は、複数本のコア部を有するマルチチャンネルタイプとなっている。
コア部34a〜34eと側面クラッド部35a〜35fとは、互いに光の屈折率が異なり、その屈折率の差は、特に限定されないが、0.5%以上であるのが好ましく、0.8%以上であるのがより好ましい。なお、上限値は、特に設定されなくてもよいが、好ましくは5.5%程度とされる。
なお、前記屈折率差とは、コア部の屈折率をA、クラッド部の屈折率をBとしたとき、次式で表される。
屈折率差(%)=|A/B−1|×100
また、コア部34a〜34eは、側面クラッド部35a〜35fに比べて屈折率が高い材料で構成され、また、クラッド層33a、33bに対しても屈折率が高い材料で構成されている。
コア部34a〜34e、側面クラッド部35a〜35fの各構成材料は、それぞれ、特に限定されない。コア部34a〜34eと側面クラッド部35a〜35fとの屈折率の差は、例えば各部を構成する材料の組成や化学構造の差異により発現させることができる。
コア層32の構成材料には、コア部34a〜34eを通過する光に対して実質的に透明な材料であればいかなる材料をも用いることができるが、具体的には、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、また、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂のような各種樹脂材料の他、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのようなガラス材料等を用いることができる。
なお、これらの中でも特にノルボルネン系樹脂が好ましい。これらのノルボルネン系ポリマーは、例えば、開環メタセシス重合(ROMP)、ROMPと水素化反応との組み合わせ、ラジカルまたはカチオンによる重合、カチオン性パラジウム重合開始剤を用いた重合、これ以外の重合開始剤(例えば、ニッケルや他の遷移金属の重合開始剤)を用いた重合等、公知のすべての重合方法で得ることができる。
図2に示すように、コア層32の両面側には、それぞれ、クラッド層33a、33bが配置されている。クラッド層33a、33bは、それぞれ、コア層32の下部および上部に位置するクラッド部を構成するものであり、コア層32に接している。これにより、図2に示すように、コア部34a〜34eは、それぞれ、その全外周面をクラッド部に囲まれる構成となる。よって、コア部34a〜34eは、それぞれ導光路として機能する。
クラッド層33a、33bの構成材料としては、例えば、前述したコア層32の構成材料と同様の材料を用いることができるが、特にノルボルネン系ポリマーが好ましい。例えば、比較的低い屈折率を有するノルボルネン系ポリマーとしては、末端にエポキシ構造を含む置換基を有するノルボルネンの繰り返し単位を含むものが好ましい。かかるノルボルネン系ポリマーは、特に低い屈折率を有するとともに、コア層32との密着性が良好である。
図1および図2に示すように、光導波路3の先端部には、コネクター4が装着されている。
(コネクター)
コネクター4は、外形形状がブロック状をなす筐体で構成されており、光導波路3の先端部が挿入される挿入部41(凹部)を有している。この挿入部41は、コネクター4の先端から基端まで貫通し、上方に開放する溝で構成されている。光導波路3の先端部にコネクター4を装着した状態では、挿入部41の底部411に光導波路3の下面が当接して支持される。このような挿入部によれば、コネクター付き光導波路1を製造する際、すなわち、光導波路3とコネクター6とを組立てる際、挿入部41に光導波路3を容易に挿入することができる。
また、コネクター4は、挿入部41を介して対向する側壁42および側壁43と、各側壁42、43の下端部を連結する底板44とに分けることができる。
側壁42、43には、それぞれ、先端側に開放するガイド孔46が設けられている。各ガイド孔46にコネクター付き光ファイバー2のガイドピン63がそれぞれ挿入されることにより、コネクター付き光導波路とコネクター付き光ファイバー2との位置決めを行うことができるとともに、この位置決め状態を維持することができる。
また、底板44の上側の面は、挿入部41の底部411となっている。
側壁42の先端面421(第1の面)と、側壁43の先端面431(第1の面)とは、コネクター4全体で見たとき、最も先端側に位置している面である。底板44の先端面441(第2の面)は、先端面421および先端面431よりも基端側に位置している。これら先端面421、431、441により、コネクター4の先端面40が構成されている。
さて、図5に示すように、一般的な光ファイバーリボン5’の端面51’(接続面)および光導波路3’の端面31’(接続面)は、それらの光軸を法線とする平面で構成されている。この場合、例えば、光ファイバーから出射する光L’の一部の光La’は、光導波路3’の端面31’で反射して、残部の光Lb’は、光導波路3’に入射する。この際、光導波路3’の端面31’で反射した光b’は、出射する光L’とは反対側に向って光軸に沿って逆走して、いわゆる「戻り光」となる可能性が有る。この戻り光が、光ファイバーリボン5’を介して光源(図示せず)に入射すると、その程度によっては、光源が不安定になる可能性が有る。
そこで、本発明では、上記を防止することができる構成になっている。以下、このことについて説明する。
図1、図3および図4に示すように、光ファイバーリボン5の端面50とコネクターの端面62とは、コネクター付き光ファイバー2の側面視において傾斜している。すなわち、光ファイバーリボン5の幅方向に沿った軸(幅方向および光ファイバーリボン5の長手方向と直交する軸)回りに傾斜している。
図3に示すように、光ファイバーリボン5の端面50の傾斜角度θ50(光軸O5を法線とする平面とのなす角度)は、7.5°以上、8.5°以下とされる。これにより、内部反射光(端面50で反射する反射光)の反射角度を大きくし、いわゆる戻り光を抑制することができる。
また、コネクター6の端面62の傾斜角度θ62(光軸O5を法線とする平面とのなす角度)は、傾斜角度θ50と同じである。これにより、端面50と端面62とは、コネクター6を光ファイバーリボン5に装着した状態において、同一平面上に位置することとなる。
このようなコネクター付き光ファイバー2に対して、コネクター付き光導波路1では、以下のような構成となっている。
また、図1および図3に示すように、コネクター6の先端面40のうち、先端面421および先端面431が、コネクター付き光導波路1の側面視において傾斜している。すなわち、先端面421および先端面431は、光導波路3の幅方向に沿った軸回りに傾斜している。また、先端面421および先端面431は、光ファイバーリボン5の端面50およびコネクター6の端面62と同方向に傾斜している。
先端面421および先端面431は、同一平面上に位置している。すなわち、先端面421の傾斜角度θ421(光軸O3を法線とする平面とのなす角度)と、先端面431の傾斜角度θ431(光軸O3を法線とする平面とのなす角度)とは、同じであり、かつ、傾斜角度θ50および傾斜角度θ62と同じである。
このように、コネクター付き光導波路1では、コネクター6の端面62に合わせて先端面421および先端面431が傾斜している。これにより、接続状態において、コネクター6の端面62と先端面421および先端面431とが密着(面接触)することができ、コネクター4およびコネクター6は、光導波路3の長手方向に沿って延在する1つのブロック状をなすこととなる。よって、コネクター4とコネクター6とを安定的に接続することができる。その結果、コネクター付き光導波路1とコネクター付き光ファイバー2との間での光の結合損失を抑制することができる。
ここで、図1および図3に示すように、光導波路3の先端面30と、底板44の先端面441とは、光導波路3の幅方向に沿った軸回りに傾斜している。先端面30の傾斜角度θ30(光軸O3を法線とする平面とのなす角度)と、先端面441の傾斜角度θ441(光軸O3を法線とする平面とのなす角度)とは、同じであり、かつ、先端面421の傾斜角度θ421および先端面431の傾斜角度θ431よりも大きい。
このような構成により、先端面30および先端面441は、先端面421および先端面431よりも基端側に位置することとなる。よって、接続状態では、先端面30および先端面441は、接続状態において、コネクター付き光ファイバー2の端面50および端面62とは非接触となる。その結果、特に、光導波路3の先端面30や、光ファイバーリボン5の端面50が互いに押しつけ合うことにより損傷するのを防止することができ、損傷による光の結合損失を抑制することができる。
また、傾斜角度θ30は、8°超、10°以下であるのが好ましく、9.3°超、9.7°以下であるのがより好ましい。これにより、光の結合損失を効果的に抑制することができる。
光導波路3が光ファイバーリボン5に光を出射する構成であった場合、傾斜角度θ30’が小さすぎると、光源に戻る光が強くなり、すなわち、光量が多くなり、光源の動作が不安定になる可能性が有る。一方、傾斜角度θ30が小さすぎると、出射角度が大きくなり、光ファイバーの端面50での反射が大きくなるとともに、端面50を透過しても光ファイバーのNAを超える成分が多くなり、伝搬できなくなることで、損失が増加する。
また、傾斜角度θ30と傾斜角度θ441との差Δθは、0°超、2°以下であるのが好ましく、1.0°超、1.5°以下であるのがより好ましい。差Δθが大きすぎると、光ファイバーリボン5から光導波路3に光が出射する構成である場合、光導波路に入射する光の角度が大きくなって先端面30での反射量が大きくなる傾向を示す。一方、差Δθが小さすぎると、光導波路3から光ファイバーリボン5に光が出射する構成である場合、先端面30で内部反射した光が光源に戻りやすくなるという傾向を示す。
また、図3および図4に示すように、接続状態では、光導波路3の光軸O3と、光ファイバーリボン5の光軸O5は、互いに、光導波路3および光ファイバーリボン5の厚さ方向にずれている。コネクター付き光導波路組立体10では、光導波路3の光軸O3は、光ファイバーリボン5の光軸O5よりも上側、すなわち、底部411とは反対側に位置している。
図4に示すように、光ファイバーリボン5を通過し、端面50から出射した光Lは、傾斜した端面50を境に屈折して光路が変わる。図示の構成では、出射した光Laは、光軸O5よりも上側に屈折する。このため、光Laが光導波路3の先端面30に到達するときには、光Laは、光軸O5よりも上側に位置することとなる。前述したように、コネクター付き光導波路組立体10では、光導波路3の光軸O3が光ファイバーリボン5の光軸O5よりも上側にずれているため、屈折した光Laは、光導波路3の厚さ方向の略中心に入射することができる。よって、光ファイバーリボン5から出射した光Laは、光導波路3に高い確度で入射することができる。その結果、光の結合損失を抑制することができる。
光軸O3と光軸O5との、光導波路3の厚さ方向におけるずれ量ΔPは、0μm以上、5μm以下であるのが好ましく、1μm以上、2μm以下であるのがより好ましい。これにより、光の結合損失を効果的に抑制することができる。
ずれ量ΔPが小さすぎると、光導波路3と光ファイバーリボン5との離間距離にもよるが、光Lが光導波路3に入射する際、光軸O3よりも上側にずれる量が比較的大きくなる恐れがある。一方、ずれ量ΔPが大きすぎると、光導波路3と光ファイバーリボン5との離間距離にもよるが、光Lが光導波路3に入射する際、光Lが光軸O3よりも下側にずれる量が比較的大きくなる恐れがある。
以上、説明したように、コネクター付き光導波路1のコネクター4の先端面40のうち、先端面421および先端面431が、接続状態において、コネクター6の端面62と密着(面接触)するように、光導波路3の長手方向(光軸)に対して傾斜している。これにより、接続状態において、コネクター4およびコネクター6は、光導波路3の長手方向に沿って延在する1つのブロック状をなすこととなる。よって、コネクター4とコネクター6とを安定的に接続することができる。また、先端面30は、光軸O3に対する傾斜角度θ30が、8°超、10°以下とされる。これにより、コネクター付き光ファイバー2とコネクター付き光導波路1との間での光の結合損失を抑制することができる。
このようなコネクター付き光導波路1は、以下のようにして製造される。
コネクター付き光導波路1の製造方法は、用意工程と、固定工程と、研削工程とを有している。
[用意工程]
まず、図6に示すような、光導波路3となる光導波路用母材3Aと、コネクター4となるコネクター用母材4Aとを用意する。
光導波路用母材3Aは、全体形状が帯状をなしており、その先端面30Aは、光軸を法線とする面となっている。
コネクター用母材4Aは、底板44の先端面441Aを研削することにより、コネクター4となる部材である。
[固定工程]
次に、図6および図7に示すように、光導波路3をコネクター用母材4Aの挿入部41内に挿入し、光導波路用母材3Aの下面と挿入部41の底部411との間に図示しない接着剤層を介在させて、光導波路用母材3Aとコネクター用母材4Aとを固定する。
このとき、光導波路用母材3Aの先端面30Aは、コネクター用母材4Aの先端面40Aよりも延端側に位置している。
[研削工程]
次に、先端面441Aおよび光導波路用母材3Aの先端面30B側から、光導波路用母材3Aおよびコネクター4の底板44を研削する。このとき、例えば、研削ツール200によって、研削を行う。これにより、先端面441および先端面30が形成される。なお、この研削の際、コネクター4の先端面421、431の研削は省略する。
このように、研削工程において、光導波路用母材3Aとコネクター用母材4Aとを一括して研削することにより、光導波路用母材3Aとコネクター用母材4Aとを別途研削して固定する場合に比べて、コネクター付き光導波路1を容易に製造することができる。
<第2実施形態>
図10は、本発明のコネクター付き光導波路(第2実施形態)を示す斜視図である。
以下、この図を用いて、本発明のコネクター付き光導波路の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、主にコネクターの形状が異なること以外は第1実施形態と同様である。
図10に示すように、コネクター付き光導波路1Aでは、コネクター4の挿入部41Aは、先端から基端まで貫通した貫通孔で構成されている。すなわち、第1実施形態での挿入部41の上方の開口を塞ぐ天板45をさらに有している。また、天板45の先端面451(先端面40)は、先端面441と同じ傾斜角度であり、先端面441および光導波路3の先端面30と同一平面上に位置している。
このような本実施形態によれば、天板45によって、挿入部41内に埃等の異物が入るのを防止することができる。すなわち、コネクター付き光導波路1Aは、防塵性に優れる。さらに、前述した第1実施形態での研削工程と同様に、光導波路用母材3Aとコネクター用母材4Aとを一括して研削することにより、コネクター付き光導波路1Aを容易に製造することができる。
<第3実施形態>
図11は、本発明のコネクター付き光導波路(第3実施形態)を示す斜視図である。
以下、この図を用いて、本発明のコネクター付き光導波路の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、主にコネクターの形状が異なること以外は第2実施形態と同様である。
図11に示すように、コネクター付き光導波路1Bでは、先端面421、先端面431、先端面441および先端面451が同一平面上に位置している。すなわち、コネクター4の先端部は、前記第2実施形態と比べて、簡素な構成になっている。これにより、製造が容易となるとともに、精度よく製造することができる。
また、本実施形態では、光導波路3の先端面30は、コネクター4の先端面40よりも基端側にずれている。これにより、光導波路3の先端面30を保護することができる。また、このずれ量ΔDは、0μm超、50μm以下であるのが好ましく、3μm以上、20μm以下であるのがより好ましく、5μm以上、10μm以下であるのが特に好ましい。これにより、光の結合損失の増加を防止しつつ、光ファイバーリボン5と光導波路3のコア部を確実に離間させることができる。ずれ量ΔDが大きすぎたり、小さすぎたりした場合、前記第1実施形態で述べた「戻り光」が多くなったり、光導波路3の光軸からずれた位置において光の入出射が行われる可能性が有る。
なお、ずれ量ΔDとは、光導波路3の先端面30の最先端と、コネクター4の先端面40との、挿入状態における光導波路3の光軸に沿った距離のことを言う。
また、このようなコネクター付き光導波路1Bは、予め先端面30が傾斜した光導波路を、コネクター4に挿入することにより得られる。これにより、コネクター付き光導波路1Bを容易に製造することができる。
<光電気混載基板および光モジュール>
次に、本発明の光電気混載基板の実施形態および本発明の光モジュールの実施形態について説明する。
図9は、本発明の光電気混載基板の実施形態および本発明の光モジュールの実施形態を示す縦断面図である。
図9に示す光電気混載基板100(本発明の光電気混載基板の実施形態)は、光導波路1と、その上方に積層された電気配線基板7と、これらの間に介挿され両者を接着する接着層90と、を有している。以下、光電気混載基板100の各部の構成について順次説明する。
図9に示す電気配線基板7は、コア基板71とその両面に積層されたビルドアップ層72とを備えた多層基板70と、この多層基板70を貫通する貫通孔73と、を有している。
コア基板71の構成材料としては、例えば、ポリイミド系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、各種ビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂等の各種樹脂材料が挙げられる。この他、紙、ガラス布、樹脂フィルム等を基材とし、この基材に、フェノール系樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シアネート樹脂、ポリイミド系樹脂、フッ素系樹脂等の樹脂材料を含浸させたもの、具体的には、ガラス布・エポキシ銅張積層板、ガラス不織布・エポキシ銅張積層板等のコンポジット銅張積層板に使用される絶縁性基板の他、ポリエーテルイミド樹脂基板、ポリエーテルケトン樹脂基板、ポリサルフォン系樹脂基板等の耐熱・熱可塑性の有機系リジッド基板や、アルミナ基板、窒化アルミニウム基板、炭化ケイ素基板等のセラミックス系リジッド基板等であってもよい。
また、コア基板71には、その両面に積層されたビルドアップ層72同士を電気的に接続する貫通配線が形成されている。
一方、ビルドアップ層72は、絶縁層721と導体層722とを交互に積層することにより形成される。導体層722にはパターニングが施され、電気配線が形成されている。また、絶縁層721には、その両面に設けられた電気配線同士を接続する貫通配線が形成されている。
これらの導体層722および貫通配線は、それぞれ、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、亜鉛、錫、金、銀のような金属単体、またはこれらの金属元素を含む合金等の導電性材料で構成される。
また、絶縁層721は、酸化ケイ素、窒化ケイ素のようなケイ素化合物、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹脂のような樹脂材料等により構成される。
このようにして、ビルドアップ層72内には、面方向のみでなく厚さ方向にも広がる電気回路を構築することができ、電気回路の高密度化を図ることができる。
なお、このような多層基板70は、いかなる工法で形成されたものであってもよいが、一例としてアディティブ法、セミアディティブ法、サブトラクティブ法等の各種ビルドアップ工法により形成される。
また、本発明の光電気混載基板が備える電気配線基板は、上述した電気配線基板7のような多層基板を含むものに限定されず、例えば多層基板を単層の電気配線基板(リジッド基板)で代替したものであってもよく、ポリイミド基板、ポリエステル基板、アラミドフィルム基板のような各種フレキシブル基板で代替したものであってもよい。また、多層基板70は、コア基板71を含まないコアレスの多層基板で代替することもできる。なお、フレキシブル基板の場合、それ自体が十分な光透過性を有しているので、光スルーホールとして機能する貫通孔73は形成されていなくてもよい。
また、図9に示す電気配線基板7は、多層基板70の上面に設けられたソルダーレジスト層74を有している。なお、ソルダーレジスト層74のうち、導体層722との接続部には開口が形成されている。
ソルダーレジスト層74は、各種樹脂材料で構成され、必要に応じて無機フィラーを含む。ソルダーレジスト層74の平均厚さは、特に限定されないが10〜100μm程度であるのが好ましく、20〜50μm程度であるのがより好ましい。
以上のような電気配線基板7とコネクター付き光導波路1とが接着層90を介して接着されることにより、光電気混載基板100が得られる。
また、この光電気混載基板100に光素子8を搭載することにより、光モジュール1000(本発明の光モジュールの実施形態)が得られる。図9に示す光素子8は、素子本体60と、素子本体60の下面に設けられた受発光部81および端子82と、端子82から下方に突出するよう設けられたバンプ83と、を有している。なお、受発光部とは、受光部または発光部、あるいはその双方の機能を有するものを指す。
光素子8は、受発光部81の光軸とコア部34a〜34eの光軸とが傾斜面36を介して一致するよう配置されている。これにより、光導波路3と光素子8とが光学的に接続され、光導波路3を伝搬する光信号を光素子8に受光させたり、光素子8から出射された光信号を光導波路3に入射したりすることができる。
また、バンプ83は、導体層722に接続されている。これにより、光素子8が機械的に固定されるとともに、光素子8の端子82と導体層722とが電気的に接続され、光素子8の動作を電気配線基板7側から制御し得るよう構成されている。
光素子8としては、例えば、面発光レーザー(VCSEL)、発光ダイオード(LED)、有機EL素子等の発光素子、フォトダイオード(PD、APD)等の受光素子が挙げられる。
また、図9に示す光電気混載基板100には、図示しない電気素子が搭載されていてもよい。電気素子としては、例えば、IC、LSI、RAM、ROM、コンデンサー、コイル、抵抗、ダイオード等が挙げられる。
なお、接着層90は、光路上にあるため、透光性を有しているものが好ましい。接着層90の構成材料としては、例えば、エポキシ系樹脂、イミド系樹脂、シリコーン系樹脂、フェノール系樹脂、ユリア系樹脂等の樹脂材料が挙げられる。
このような光電気混載基板100および光モジュール1000では、発光素子や受光素子を光結合させる作業を伴う実装作業を容易に行うことができるとともに、信頼性を高めることができる。
<電子機器>
上述したような本発明の光導波路は、他の光学部品との光結合効率に優れるとともに実装作業が容易なものである。このため、本発明の光導波路を備えることにより、内部において高品質の光通信を行い得るとともに組み立てが容易な信頼性の高い電子機器が得られる。
本発明の光導波路を備える電子機器としては、例えば、携帯電話、ゲーム機、ルーター装置、WDM装置、パソコン、テレビ、ホーム・サーバー等の電子機器類が挙げられる。これらの電子機器では、いずれも、例えばLSI等の演算装置とRAM等の記憶装置との間で、大容量のデータを高速に伝送する必要がある。したがって、このような電子機器が本発明の光導波路を備えることにより、電気配線に特有なノイズ、信号劣化等の不具合が解消され、その性能の飛躍的な向上が期待できる。
さらに、光導波路部分では、電気配線に比べて発熱量が大幅に削減される。このため、冷却に要する電力を削減することができ、電子機器全体の消費電力を削減することができる。
以上、コネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、コネクター付き光導波路、コネクター、光導波路、光電気混載基板、光モジュールおよび電子機器を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
1 コネクター付き光導波路
1A コネクター付き光導波路
1B コネクター付き光導波路
2 コネクター付き光ファイバー
3 光導波路
3’ 光導波路
3A 光導波路用母材
4 コネクター
4A コネクター用母材
5 光ファイバーリボン
5’ 光ファイバーリボン
6 コネクター
10 コネクター付き光導波路組立体
30 先端面
30A 先端面
30B 先端面
31’ 端面
32 コア層
33a クラッド層
33b クラッド層
34a コア部
34b コア部
34c コア部
34d コア部
34e コア部
35a 側面クラッド部
35b 側面クラッド部
35c 側面クラッド部
35d 側面クラッド部
35e 側面クラッド部
35f 側面クラッド部
36 傾斜面
40 先端面
40A 先端面
41 挿入部
41A 挿入部
42 側壁
43 側壁
44 底板
45 天板
46 ガイド孔
50 端面
51 光ファイバー
51’ 端面
52 光ファイバー
53 光ファイバー
54 光ファイバー
55 光ファイバー
60 素子本体
61 挿入部
62 端面
63 ガイドピン
7 電気配線基板
70 多層基板
71 コア基板
72 ビルドアップ層
721 絶縁層
722 導体層
73 貫通孔
74 ソルダーレジスト層
8 光素子
81 受発光部
82 端子
83 バンプ
90 接着層
100 光電気混載基板
200 研削ツール
411 底部
421 先端面
431 先端面
441 先端面
441A 先端面
451 先端面
1000 光モジュール
L 光
L’ 光
La 光
La’ 光
Lb’ 光
O3 光軸
O5 光軸
ΔP ずれ量
θ30 傾斜角度
θ421 傾斜角度
θ431 傾斜角度
θ441 傾斜角度
θ50 傾斜角度
θ62 傾斜角度
θin 入射角
θout 反射角
ΔD ずれ量
ΔP ずれ量

Claims (11)

  1. 帯状をなす光導波路と、
    前記光導波路の先端部が挿入される挿入部を有するコネクターと、を備え、
    前記コネクターの先端面は、前記挿入部に挿入された前記光導波路の光軸に対して、前記光導波路の幅方向に沿った軸回りに傾斜していることを特徴とするコネクター付き光導波路。
  2. 前記コネクターの前記先端面は、第1の面と、前記第1の面よりも傾斜角度が大きい第2の面と、を有している請求項1に記載のコネクター付き光導波路。
  3. 前記第1の面の傾斜角度をθ1とし、前記第2の面の傾斜角度をθ2としたとき、
    前記θ2は、前記θ1よりも0°超、2°以下大きい請求項2に記載のコネクター付き光導波路。
  4. 前記第2の面は、前記第1の面よりも、前記光導波路の前記先端部の反対側である基端側に位置している請求項2または3に記載のコネクター付き光導波路。
  5. 前記挿入部は、前記コネクターの先端面から基端面まで貫通した凹部で構成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のコネクター付き光導波路。
  6. 前記光導波路の先端は、前記コネクターの前記先端面よりも、前記光導波路の前記先端部の反対側である基端側にずれており、そのずれ量は、0μm超、50μm以下である請求項1ないし5のいずれか1項に記載のコネクター付き光導波路。
  7. 先端から基端まで貫通形成された凹部で構成され、長尺状をなす光導波路の先端部が挿入される挿入部を有するコネクター本体を有し、
    前記コネクター本体の先端面は、前記光導波路が前記挿入部に挿入された状態において、前記光導波路の光軸に対して、前記光導波路の幅方向に沿った軸回りに傾斜していることを特徴とするコネクター。
  8. コア部を有し、前記コア部から光が入射または出射する端面が、前記コア部の延在方向に対して8°超、10°以下傾斜していることを特徴とする光導波路。
  9. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のコネクター付き光導波路と、
    前記コネクター付き光導波路を支持する基板と、を備えることを特徴とする光電気混載基板。
  10. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のコネクター付き光導波路と、
    前記コネクター付き光導波路に光を入射する発光素子または前記光導波路から出射した光を受光する受光素子と、を備えることを特徴とする光モジュール。
  11. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のコネクター付き光導波路を備えることを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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