JP6847212B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP6847212B2
JP6847212B2 JP2019521857A JP2019521857A JP6847212B2 JP 6847212 B2 JP6847212 B2 JP 6847212B2 JP 2019521857 A JP2019521857 A JP 2019521857A JP 2019521857 A JP2019521857 A JP 2019521857A JP 6847212 B2 JP6847212 B2 JP 6847212B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
cleaning unit
limit switch
indoor
fan cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019521857A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020075298A1 (ja
Inventor
智大 加藤
智大 加藤
能登谷 義明
義明 能登谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Original Assignee
Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc filed Critical Hitachi Johnson Controls Air Conditioning Inc
Publication of JPWO2020075298A1 publication Critical patent/JPWO2020075298A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6847212B2 publication Critical patent/JP6847212B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/0007Indoor units, e.g. fan coil units
    • F24F1/0018Indoor units, e.g. fan coil units characterised by fans
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D25/00Pumping installations or systems
    • F04D25/02Units comprising pumps and their driving means
    • F04D25/08Units comprising pumps and their driving means the working fluid being air, e.g. for ventilation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/70Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning
    • F04D29/701Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/703Suction grids; Strainers; Dust separation; Cleaning especially adapted for elastic fluid pumps specially for fans, e.g. fan guards
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/32Responding to malfunctions or emergencies
    • F24F11/38Failure diagnosis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/30Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring
    • F24F11/48Control or safety arrangements for purposes related to the operation of the system, e.g. for safety or monitoring prior to normal operation, e.g. pre-heating or pre-cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/89Arrangement or mounting of control or safety devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

本発明は、空気調和機に関する。
空気調和機の室内ファンを清掃する技術として、例えば、特許文献1、特許文献2には、「ファンの塵埃を除去するためのファン清掃装置」を備えるものが記載されている。
特許第4046755号公報 特許第6354004号公報
特許文献1、特許文献2には、前記したように、室内ファンを清掃するための構成については記載されているが、ファン清掃装置が故障のおそれがある場合の信頼性を考慮した構成については記載されていない。
そこで、本発明は、ファン清掃部の故障の可能性を考慮した信頼性の高い空気調和機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る空気調和機は、熱交換器(例えば、室内熱交換器15)と、ファン(例えば、室内ファン16)と、ファンを清掃するファン清掃部と、少なくともファン及びファン清掃部を制御する制御部と、ファン清掃部によって押されるリミットスイッチと、を備え、制御部は、ファン清掃部をリミットスイッチに向けて移動させ、リミットスイッチが押されなかった場合、ファン清掃部の移動方向と同じ方向にファンを回転させることを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、ファン清掃部の故障の可能性を考慮した信頼性の高い空気調和機を提供できる。
第1実施形態に係る空気調和機の冷媒回路の説明図である。 第1実施形態に係る空気調和機が備える室内機の縦断面図である。 第1実施形態に係る空気調和機が備えるファン清掃部及びリミットスイッチの構成図である。 第1実施形態に係る空気調和機の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る空気調和機の制御部が実行する処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る空気調和機において、室内ファンの清掃中の状態を示す説明図である。 図5のステップS206,S207の処理を示す説明図である。 第2実施形態に係る空気調和機が備える室内機の縦断面図である。 第3実施形態に係る空気調和機が備える室内機の縦断面図である。 変形例に係る空気調和機が備えるファン清掃部及び角度センサの構成図である。
≪第1実施形態≫
<空気調和機の構成>
図1は、第1実施形態に係る空気調和機100の冷媒回路Qの構成図である。図1の実線矢印は、暖房運転時の冷媒の流れを示している。また、図1の破線矢印は、冷房運転時の冷媒の流れを示している。空気調和機100は、暖房運転や冷房運転等の空調を行う機器である。図1に示すように、空気調和機100は、圧縮機11と、室外熱交換器12と、室外ファン13と、膨張弁14と、を備えている。また、空気調和機100は、前記した構成の他に、室内熱交換器15(熱交換器)と、室内ファン16(ファン)と、四方弁17と、を備えている。
圧縮機11は、低温低圧のガス冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒として吐出する機器であり、駆動源である圧縮機モータ11aを有している。室外熱交換器12は、その伝熱管(図示せず)を通流する冷媒と、室外ファン13から送り込まれる外気と、の間で熱交換が行われる熱交換器である。
室外ファン13は、室外熱交換器12に外気を送り込むファンである。室外ファン13は、駆動源である室外ファンモータ13aを有し、室外熱交換器12の付近に配置されている。膨張弁14は、「凝縮器」(室外熱交換器12及び室内熱交換器15の一方)で凝縮した冷媒を減圧する弁である。なお、膨張弁14で減圧された冷媒は、「蒸発器」(室外熱交換器12及び室内熱交換器15の他方)に導かれる。
室内熱交換器15は、その伝熱管g(図2参照)を通流する冷媒と、室内ファン16から送り込まれる室内空気(空調対象空間の空気)と、の間で熱交換が行われる熱交換器である。室内熱交換器15は、複数のフィンfと、それらのフィンfを貫通する複数の伝熱管gと、を備えている。また、別の観点から説明すると、室内熱交換器15は、室内ファン16の前側に配置された前側室内熱交換器15aと、室内ファン16の後側に配置された後側室内熱交換器15bと、を備えている。前側室内熱交換器15aの上端部と、後側室内熱交換器15bの上端部と、は逆V状に接続されている。
室内ファン16は、室内熱交換器15に室内空気を送り込むファンである。室内ファン16は、駆動源である室内ファンモータ16c(図4参照)を有し、室内熱交換器15の付近に配置されている。
四方弁17は、空気調和機100の運転モードに応じて、冷媒の流路を切り替える弁である。例えば、冷房運転時(図1の破線矢印を参照)には、圧縮機11、室外熱交換器12(凝縮器)、膨張弁14、及び室内熱交換器15(蒸発器)が、四方弁17を介して順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
一方、暖房運転時(図1の実線矢印を参照)には、圧縮機11、室内熱交換器15(凝縮器)、膨張弁14、及び室外熱交換器12(蒸発器)が、四方弁17を介して順次接続されてなる冷媒回路Qにおいて、冷凍サイクルで冷媒が循環する。
すなわち、圧縮機11、「凝縮器」、膨張弁14、及び「蒸発器」を順次に介して冷媒が循環する冷媒回路Qにおいて、前記した「凝縮器」及び「蒸発器」の一方は室外熱交換器12であり、他方は室内熱交換器15である。
なお、図1に示す例では、圧縮機11、室外熱交換器12、室外ファン13、膨張弁14、及び四方弁17が、室外機Uoに設置されている。一方、室内熱交換器15及び室内ファン16は、室内機Uiに設置されている。
図2は、第1実施形態に係る空気調和機100が備える室内機Uiの縦断面図である。図2では、ファン清掃部24が室内ファン16から退避した状態を図示している。室内機Uiは、前記した室内熱交換器15や室内ファン16の他に、露受皿18と、筐体ベース19と、フィルタ20a,20bと、前面パネル21と、を備えている。さらに、室内機Uiは、左右風向板22と、上下風向板23と、ファン清掃部24と、リミットスイッチ25(故障検知部)と、を備えている。ここでは、リミットスイッチ25の一方側に感応部があり、他方部は非感応部である。図2の場合、ファン清掃部24が下側から回動してきた場合(時計回りに回動してきた場合)に感応し、上側から回動してきた場合(反時計回りに回動してきた場合)は非感応である。
露受皿18は、室内熱交換器15の凝縮水を受けるものであり、室内熱交換器15の下側に配置されている。室内ファン16は、例えば、円筒状のクロスフローファンであり、室内熱交換器15の付近に配置されている。室内ファン16は、複数のファンブレード16aと、これらのファンブレード16aが設置される仕切板16bと、駆動源である室内ファンモータ16c(図4参照)と、を備えている。
筐体ベース19は、室内熱交換器15や室内ファン16等の機器が設置される筐体である。フィルタ20a,20bは、室内熱交換器15に向かう空気から塵埃を捕集するものである。一方のフィルタ20aは室内熱交換器15の前側に配置され、他方のフィルタ20bは室内熱交換器15の上側に配置されている。
前面パネル21は、前側のフィルタ20aを覆うように設置されるパネルであり、下端を軸として前側に回動可能になっている。なお、前面パネル21が回動しない構成であってもよい。
左右風向板22は、室内に吹き出される空気の左右方向の風向きを調整する板状部材である。左右風向板22は、吹出風路h3に配置され、左右風向板用モータ26(図4参照)によって左右方向に回動するようになっている。
上下風向板23は、室内に吹き出される空気の上下方向の風向きを調整する板状部材である。上下風向板23は、空気吹出口h4の付近に配置され、上下風向板用モータ27(図4参照)によって上下方向に回動するようになっている。
空気吸込口h1,h2を介して吸い込まれた空気は、室内熱交換器15の伝熱管gを通流する冷媒と熱交換し、熱交換した空気が吹出風路h3に導かれる。この吹出風路h3を通流する空気は、左右風向板22及び上下風向板23によって所定方向に導かれ、さらに、空気吹出口h4を介して室内に吹き出される。
なお、空気の流れに伴って空気吸込口h1,h2に向かう塵埃の多くは、フィルタ20a,20bで捕集される。しかしながら、細かい塵埃がフィルタ20a,20bを通り抜けて、室内ファン16に付着することがある。したがって、室内ファン16を定期的に清掃することが望ましい。そこで、本実施形態では、次に説明するファン清掃部24が室内ファン16の清掃を行うようにしている。
図2に示すファン清掃部24は、室内ファン16を清掃するものであり、室内熱交換器15と室内ファン16との間に配置されている。より詳しく説明すると、縦断面視で<字状を呈する前側室内熱交換器15aの凹部にファン清掃部24が配置されている。
図3は、第1実施形態に係る空気調和機100が備えるファン清掃部24及びリミットスイッチ25の構成図である。図3に示すように、ファン清掃部24は、軸部24aと、ブラシ24bと、ファン清掃用モータ24cと、ギヤ24d,24eと、突当て部24fと、を備えている。軸部24aは、室内ファン16(図2参照)の軸方向に平行な棒状の部材であり、その両端付近が軸支されている。
ブラシ24bは、室内ファン16(図2参照)に付着した塵埃を掻き落とすものであり、軸部24aに設置されている。ファン清掃用モータ24cは、例えば、ステッピングモータであり、ブラシ24bを回動(移動)させる際の駆動源である。前記したステッピングモータは、所定の回転角で正確に位置決めできるという特長を有している。
ギヤ24d,24eは、ファン清掃用モータ24cのトルクを所定のギヤ比(減速比)で軸部24aに伝達するものである。一方のギヤ24dは、ファン清掃用モータ24cの回転子(図示せず)に連結されている。他方のギヤ24eは、軸部24aの一端側(図3の紙面左側)に設置されている。なお、図3では、ギヤ24d,24eが互いに若干離れた状態で図示しているが、実際には、ギヤ24d,24eは互いに噛合している。
突当て部24fは、ファン清掃部24が室内ファン16から退避する際、リミットスイッチ25に突き当てられる(つまり、リミットスイッチ25を押す)部材であり、軸部24aの一端側に設置されている。
室内ファン16の清掃時には、室内ファン16にブラシ24bが接触するように軸部24aが回動された後、室内ファン16が逆回転する(図6参照)。そして、室内ファン16の清掃が終了すると、軸部24aが再び回動され、ブラシ24bが室内ファン16から離間した状態になる(図2参照)。このようにファン清掃部24が退避する際、突当て部24fがリミットスイッチ25を押すようになっている。
なお、前記したファン清掃用モータ24c(例えば、ステッピングモータ)は、開ループ制御に基づいて駆動されるため、その回転角が制御部30(図4参照)側では把握されない。したがって、ファン清掃部24による室内ファン16の清掃後、リミットスイッチ25のオン/オフが切り替わったか否かに基づいて、ファン清掃部24が適切に退避したか否かを制御部30が判定するようになっている。
リミットスイッチ25は、ファン清掃部24が室内ファン16から適切に退避したか否かの判定(ファン清掃部24の故障の検知)に用いられるスイッチである。すなわち、リミットスイッチ25は、ファン清掃部24によって押されるスイッチであり、ファン清掃部24の退避位置の付近(室内熱交換器15の付近:図2参照)に設けられている。図3に示すように、リミットスイッチ25は、ケース25aと、アクチュエータ25bと、可動片25cと、を備えている。
ケース25aは、マイクロスイッチ(図示せず)等の部品を収容するものであり、筐体ベース19(図2参照)の所定箇所に設置されている。アクチュエータ25bは、突当て部24fから加えられる力によって、バネ(図示せず)の弾性力に抗して、可動片25cの側に回動される部材である。可動片25cは、アクチュエータ25bからの押圧力によって、マイクロスイッチ(図示せず)の可動接点を固定接点に接触させる部材である。
そして、マイクロスイッチ(図示せず)の可動接点が固定接点に接触すると、リミットスイッチ25から出力される信号が、例えば、オフからオンに切り替わるようになっている。
なお、リミットスイッチ25は、防水性であることが好ましい。例えば、リミットスイッチ25が所定のシール部材(図示せず)で封止されていてもよい。これによって、室内機Uiの内部の湿度が高い状況であっても、リミットスイッチ25の内部に水分が入り込みにくくなり、リミットスイッチ25が故障しにくくなる。
図4は、第1実施形態に係る空気調和機100の機能ブロック図である。図4に示す室内機Uiは、前記した構成の他に、リモコン送受信部28と、表示ランプ29aと、音発生部29bと、室内制御回路31と、を備えている。リモコン送受信部28は、リモコン40との間で所定の情報をやり取りする。
表示ランプ29aは、ファン清掃部24(図2参照)の故障等を報知するためのランプである。音発生部29bは、ファン清掃部24が故障した場合等に、所定の報知音を鳴らすものである。
室内制御回路31は、図示はしないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成されている。そして、ROMに記憶されたプログラムを読み出してRAMに展開し、CPUが各種処理を実行するようになっている。
図4に示すように、室内制御回路31は、記憶部31aと、室内制御部31bと、を備えている。記憶部31aには、所定のプログラムの他、リミットスイッチ25からの信号や、リモコン送受信部28を介して受信したデータの他、各種センサ(図示せず)の検出値等が記憶される。
室内制御部31bは、記憶部31aに記憶されたデータに基づいて、室内ファンモータ16c、ファン清掃用モータ24c、左右風向板用モータ26、上下風向板用モータ27等を制御する。また、室内制御部31bは、ファン清掃部24に故障ありと判定した場合、表示ランプ29aを点灯させたり、音発生部29bによって所定の報知音を発生させたりする。
室外機Uoは、前記した構成の他に、室外制御回路32を備えている。室外制御回路32は、図示はしないが、CPU、ROM、RAM、各種インタフェース等の電子回路を含んで構成され、通信線を介して室内制御回路31に接続されている。
図4に示すように、室外制御回路32は、記憶部32aと、室外制御部32bと、を備えている。記憶部32aには、所定のプログラムの他、室内制御回路31から受信したデータ等が記憶される。室外制御部32bは、記憶部32aに記憶されたデータに基づいて、圧縮機モータ11a、室外ファンモータ13a、膨張弁14等を制御する。以下では、室内制御回路31及び室外制御回路32を一括して「制御部30」という。
図5は、第1実施形態に係る空気調和機の制御部30が実行する処理のフローチャートである(適宜、図2、図4を参照)。なお、図5の「START」時には空調運転が行われておらず、また、ファン清掃部24が室内ファン16から退避した状態(図2参照)であるものとする。
ステップS101において制御部30は、ファン清掃部24によって、室内ファン16を清掃する。なお、室内ファン16の清掃を開始するトリガとして、例えば、前回清掃時からの空調運転の積算時間が所定時間に達するという条件が挙げられる。
図6は、第1実施形態に係る空気調和機100において、室内ファン16の清掃中の状態を示す説明図である(図2の縦断面図に対応)。室内ファン16の清掃を行うに際して、制御部30(図4参照)は、軸部24aを中心にブラシ24bを回動させ、ブラシ24bの先端が室内ファン16に臨むようにする。これによって、室内ファン16のファンブレード16aにブラシ24bが接触する。そして、制御部30は、通常の空調運転時とは逆向きに室内ファン16を回転させる。
このように室内ファン16が逆回転すると、ファンブレード16aの移動に伴ってブラシ24bがたわみ、ファンブレード16aの背面をなでるようにブラシ24bが押し付けられる。そして、ファンブレード16aに付着していた塵埃がブラシ24bによって掻き落とされる。
室内ファン16から掻き落とされた塵埃jは、図6に示すように、前側室内熱交換器15aと室内ファン16との間の隙間を介して、露受皿18に導かれる。これによって、次回の空調運転中に塵埃jが室内に吹き出されることを防止できる。
図5に戻り、ステップS102において制御部30は、ファン清掃部24に退避指令を出力する。つまり、制御部30は、ファン清掃部24を室内ファン16から退避させるための所定の退避指令をファン清掃用モータ24c(図4参照)に出力する。
ステップS103において、制御部30は、退避指令を出力してから所定時間ΔT内に、リミットスイッチ25からの信号(オン/オフ)が切り替わったか否かを判定する。前記した所定時間ΔTは、ファン清掃用モータ24cが正常である場合において、退避指令が出力されてからリミットスイッチ25が切り替わるまでの時間よりも長い所定の閾値であり、予め設定されている。
ステップS103において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わった場合(S103:Yes)、制御部30は、一連の処理を終了する(END)。この場合において制御部30は、図5では省略したが、ファン清掃部24が室内ファン16から適切に退避したと判定し、リモコン40(図4参照)からの指令に基づいて、所定の空調運転を行う。
このように制御部30は、ファン清掃部24が室内ファン16から退避する際(S102)、ファン清掃部24によってリミットスイッチ25が押された場合(S103:Yes)、その後の空調運転を行う(図5では省略)。
ステップS103において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わらない場合(S103:No)、制御部30は、正常な動作が行われていないと判断し、1回もしくは複数回のファン清掃部24の退避リトライを試みる(ステップS200)。以下、ステップS200の詳細について説明する。なお、退避リトライ回数の上限値Nは、記憶部31aで初期設定されている。
リミットスイッチ25からの信号が切り替わらない原因として、ファン清掃用モータ24cの故障の他、回動力が弱まり、室内ファン16から離脱できない場合、室内ファン16の隙間にブラシ24bの先端付近が引っ掛かって、ファン清掃部24の回動が規制されることが挙げられる。
ステップS201において、制御部30は、リトライ回数Lを1に設定し、退避リトライを指令する。ステップS202において、ファン清掃部24を室内ファン16側に移動し、ステップS203において、ファン清掃部24を退避側に移動する。すなわち、ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて移動する。
ステップS204において、制御部30は、退避リトライ指令を出力してから所定時間ΔT内に、リミットスイッチ25からの信号(オン/オフ)が切り替わったか否かを判定する。ステップS204において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わった場合(S204:Yes)、制御部30は、一連の処理を終了する(END)。
ステップS204において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わらない場合(S204:No)、ステップS205において、制御部30は、リトライ回数Lに1を加算し、退避リトライを指令する。
ステップS206において、制御部30は、ファン清掃部24を室内ファン16側に移動するとともに、ファン清掃部24の移動方向と同じ方向に回転する(図7のS206参照)。これにより、例えば、室内ファン16の隙間にブラシ24bの先端付近が引っ掛かって、ファン清掃部24の回動が規制されている場合、その引っ掛かりが外れることが考えられる。
ステップS207において、ファン清掃部24を退避側に移動する。すなわち、ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて移動するともに、ファン清掃部24の移動方向と同じ方向に回転する(図7のS207参照)。これにより、例えば、室内ファン16の隙間にブラシ24bの先端付近が引っ掛かって、ファン清掃部24の回動が規制されている場合、その引っ掛かりが外れることが考えられる。
図7は、図5のステップS206,S207の処理を示す説明図である(図2の縦断面図に対応)。ステップS206においては、ファン清掃部24を反時計回りに回転するとともに、室内ファン16を時計回りに正回転させている。すなわち、室内ファン16は、ファン清掃部24の移動方向と同じ方向に回転している。
ステップS207においては、ファン清掃部24を時計回りに回転するとともに、室内ファン16を反時計回りに逆回転させている。すなわち、室内ファン16は、ファン清掃部24の移動方向と同じ方向に回転している。その後、ブラシ24bは、室内ファン16から離間し、リミットスイッチ25の方向に移動している。
図5に戻り、ステップS208において、制御部30は、退避リトライ指令を出力してから所定時間ΔT内に、リミットスイッチ25からの信号(オン/オフ)が切り替わったか否かを判定する。ステップS208において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わった場合(S208:Yes)、制御部30は、一連の処理を終了する(END)。
ステップS208において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わらない場合(S208:No)、ステップS209において、制御部30は、リトライ回数Lが、リトライ回数の上限値Nを超えるか否かを判定する。
ステップS209において、制御部30は、リトライ回数Lが、リトライ回数の上限値Nを超えない場合(S209:No)、ステップS205に戻り、退避リトライを繰り返す。
ステップS209において、制御部30は、リトライ回数Lが、リトライ回数の上限値Nを超える場合(S209:Yes)、すなわち、制御部30は、ファン清掃部24が室内ファン16から適切に退避していない(ファン清掃部24が不具合がある)と判定し、ステップS104においてファン清掃部24の故障を報知する。
ステップS104について具体的に説明すると、制御部30は、表示ランプ29a(図4参照)を点灯(又は点滅)させるとともに、音発生部29b(図4参照)によって所定の報知音を鳴らす。この報知音は、ブザーであってもよいし、また、所定のメッセージ音であってもよい。これによって、ファン清掃部24が故障したことをユーザに知らせることができる。なお、リモコン40やユーザの携帯端末(図示せず)において、所定の故障表示がなされるようにしてもよい。
このように制御部30は、ステップS104の処理を行った後、制御部30は一連の処理を終了する(END)。
<効果>
第1実施形態によれば、ファン清掃部24に退避指令を出力しても(図5のS102)、リミットスイッチ25が切り替わらない場合(S103:No)、制御部30は、ファン清掃部24の退避リトライを複数回試みる(S200)。これによって、例えば、室内ファン16の隙間にブラシ24bが引っ掛かっても、このブラシ24bを室内ファン16から引き離しを行うことができる。
以上をまとめると、空気調和機100は、熱交換器(室内熱交換器15)と、ファン(室内ファン16)と、ファンを清掃するファン清掃部24と、少なくともファン及びファン清掃部24を制御する制御部30と、ファン清掃部24によって押されるリミットスイッチ25と、を備え、制御部30は、ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて移動させ(図7において時計回り)、リミットスイッチ25が押されなかった場合、ファン清掃部24の移動方向と同じ方向に前記ファンを回転させる(例えば、S206、S207)。これにより、ファン清掃部24の動作を、ファンを回して援護することにより、ファン清掃部24を確実に、正規の位置(リミットスイッチ25に接する位置)に退避することができる。
制御部30は、ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて移動させ(図7において時計回り)、リミットスイッチ25が押されなかった場合、ファンを運転する前に、ファン清掃部24を移動方向と反対方向(図7において反時計回り)に動かす(例えば、S202)。これにより、ファン清掃部24に不具合があったとしてもファン清掃部24を確実に、正規の位置に退避することができる。
制御部30は、ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて移動させ(図7において時計回り)、リミットスイッチ25が押されなかった場合、リミットスイッチ25に向けて移動させる最初の処理時に(例えば、リトライ回数Lが1回目の場合)、ファン清掃部24を移動方向と反対方向(図7において反時計回り)に動かし、その後、移動方向にファン清掃部24を動かす(例えば、S202,S203)。これにより、ファン清掃部24に不具合があったとしてもファン清掃部24を確実に、正規の位置に退避することができる。
ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて移動させる処理(例えば、退避リトライ)を複数回繰り返す際に、最初の処理時以外(例えば、リトライ回数Lが2回目、3回目)に、ファンを回転させる(例えば、S206、S207)。これにより、ファン清掃部24の動作を、ファンを回して援護することにより、ファン清掃部24を確実に、正規の位置に退避することができる。
図5のステップS200では、複数回の退避リトライの場合について説明したが、N=1の場合、すなわち、ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて移動させる処理を1回する際に、処理時に、ファンを回転させてもよい。具体的には、ステップS202をステップS206と同様の処理、ステップS203をステップS207と同様の処理としてもよい。これにより、ファン清掃部24の動作を、ファンを回して援護することにより、ファン清掃部24を確実に、正規の位置に退避することができる。
図5に示すフローチャートの場合、ステップS201〜S203の処理を、最初の1回だけで示したが、これに限定されるわけではない。例えば、複数回リトライしてもリミットスイッチからの信号が切り替わらなければ、ステップS205〜S209の処理を実行してもよい。これにより、ファンを回転することを省略することができる。
図5に示すフローチャートの場合、ステップS206とステップS207とをセットとして実行することを示したが、これに限定されるわけではない。例えば、片方だけ実行してもよい。すなわち、ステップS206を実行後、ステップS207A(不図示)として、ファン清掃部24を退避側に移動してもよいし、ステップS206A(不図示)として、ファン清掃部24を室内ファン側に移動後、ステップS207の処理を実行してもよい。これにより、ファンを回転することを省略することができる。
≪第2実施形態≫
第1実施形態では、ステップS203,S207において、図7に示すように、ファン清掃部24を時計回りに回動することにより、ブラシ24bを正規の位置に退避しているが、これに限定されるものではない。例えば、正規の位置が反時計回りに回動して、ブラシ24bを正規の位置に退避してもよい。
図8は、第2実施形態に係る空気調和機100が備える室内機Uiの縦断面図である。図8は、図2に記載の同一構成品については、同一符号を付しており、説明を省略する。適宜図4、図5を参照する。ここでは、リミットスイッチ25の一方側に感応部があり、他方部は非感応部である。図8の場合、ファン清掃部24が上側から回動してきた場合(反時計回りに回動してきた場合)に感応する、下側から回動してきた場合(時計回りに回動してきた場合)は非感応である。なお、ストッパ50を有するので、ファン清掃部24は、非感応部には、接触できない構成となっている。
図8に示すファン清掃部24は、リミットスイッチ25と、ストッパ50間を回動する構成となっている。室内ファン16の清掃時には、ファン清掃部24は、リミットスイッチ25の接する位置から時計回りに回動し、ストッパ50まで回動し、その後、室内ファン16の清掃位置まで反時計回りに回動して、室内ファン16を清掃する。室内ファン16の清掃後に、制御部30は、ファン清掃部24に退避指令をすると、正常の場合は、ファン清掃部24は、ストッパ50まで時計回りに回動し、その後、リミットスイッチ25に向けて反時計回りに回動する。
不具合が発生する状態としては、
(1)ファン清掃部24が、ストッパ50まで回動する場合
(2)ファン清掃部24が、ストッパ50から、リミットスイッチ25に向けて回動する場合、がある。いずれにしても、制御部30が、ファン清掃部24に退避指令をした際の、ファン清掃部24の退避動作である。
ステップS103(図5参照)において、制御部30は、退避指令を出力してから所定時間ΔT内に、リミットスイッチ25からの信号(オン/オフ)が切り替わったか否かを判定する。ステップS103において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わらない場合(S103:No)、制御部30は、正常な動作が行われていないと判断し、1回もしくは複数回のファン清掃部24の退避リトライを試みる(ステップS200)。
第2実施形態によれば、ファン清掃部24に退避指令を出力しても(図5のS102)、リミットスイッチ25が切り替わらない場合(S103:No)、制御部30は、ファン清掃部24の退避リトライを複数回試みる(S200)。これによって、例えば、室内ファン16の隙間にブラシ24bが引っ掛かっても、このブラシ24bを室内ファン16から引き離しを行うことができる。
≪第3実施形態≫
第1実施形態、第2実施形態の場合は、図2、図7に示すように、縦断面視で<字状を呈する前側室内熱交換器15aの凹部にファン清掃部24が配置されている。しかしながら、これに限定されるわけではない。例えば、ファン清掃部24が、室内熱交換器15と室内ファン16との間以外に配置されている場合にも、図5の処理を適用することができる。
図9は、第3実施形態に係る空気調和機100が備える室内機Uiの縦断面図である。図9は、図2に記載の同一構成品については、同一符号を付しており、説明を省略する。適宜図4、図5を参照する。
図9に示すファン清掃部24は、吹出風路h3に配置され、図2と同様に、リミットスイッチ25から室内ファン16間を回動する構成となっている。室内ファン16の清掃時には、ファン清掃部24は、リミットスイッチ25に接する位置から時計回りに回動する。ここでは、リミットスイッチ25の一方側に感応部があり、他方部は非感応部である。図9の場合、ファン清掃部24が前側から回動してきた場合(反時計回りに回動してきた場合)に感応する。
ステップS103(図5参照)において、制御部30は、退避指令を出力してから所定時間ΔT内に、リミットスイッチ25からの信号(オン/オフ)が切り替わったか否かを判定する。ステップS103において、所定時間ΔT内にリミットスイッチ25からの信号が切り替わらない場合(S103:No)、制御部30は、正常な動作が行われていないと判断し、1回もしくは複数回のファン清掃部24の退避リトライを試みる(ステップS200)。
第3実施形態によれば、ファン清掃部24に退避指令を出力しても(図5のS102)、リミットスイッチ25が切り替わらない場合(S103:No)、制御部30は、ファン清掃部24の退避リトライを複数回試みる(S200)。これによって、例えば、室内ファン16の隙間にブラシ24bが引っ掛かっても、このブラシ24bを室内ファン16から引き離しを行うことができる。
すなわち、第1実施形態、第2実施形態では、空気の通流方向において、室内ファン16の上流側にファン清掃部24が配置される例について説明したが、これに限らない。例えば、第3実施形態のように、室内ファン16の下流側にファン清掃部24が配置されてもよい。
なお、図9の場合、ステップS206において、制御部30は、ファン清掃部24を室内ファン16側に移動するとともに、ファン清掃部24の移動方向と同じ方向に回転する(図7のS206参照と異なり、室内ファン16は逆回転)。これにより、例えば、室内ファン16の隙間にブラシ24bの先端付近が引っ掛かって、ファン清掃部24の回動が規制されている場合、その引っ掛かりが外れることが考えられる。
ステップS207において、ファン清掃部24を退避側に移動する。すなわち、ファン清掃部24をリミットスイッチ25に向けて反時計回りに移動するともに、室内ファン16は、ファン清掃部24の移動方向と同じ方向の時計回りに回転する(図7のS207参照と異なり、室内ファン16は正回転)。これにより、例えば、室内ファン16の隙間にブラシ24bの先端付近が引っ掛かって、ファン清掃部24の回動が規制されている場合、その引っ掛かりが外れることが考えられる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る空気調和機100等について各実施形態で説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、第1実施形態で説明したリミットスイッチ25に代えて、空気調和機が、ブラシ24bの延在方向の傾斜角度を検出する角度センサ70(故障検知部:図10参照)を備える構成であってもよい。
図10は、変形例に係る空気調和機が備えるファン清掃部24及び角度センサ70の構成図である。図15に示す角度センサ70は、ファン清掃部24の回動角(ブラシ24bの延在方向の傾斜角度)を検出することによって、ファン清掃部24の故障を検知するセンサである。このような角度センサ70として、例えば、加速度センサを用いることができる。そして、制御部30は、角度センサ70の検出値に基づいて、ファン清掃部24の故障を報知する。例えば、ファン清掃部24の退避指令後、所定時間内に角度センサ70の検出値が所定値に達しない場合、制御部30は、ファン清掃部24が故障していると判定し、その故障を報知する。
また、空気調和機100の据付時若しくは前回のメンテナンス時からの経過時間が所定時間に達した場合、制御部30が、ファン清掃部24のメンテナンスを要する旨を報知するようにしてもよい。また、空気調和機100の据付時若しくは前回のメンテナンス時からの空調運転の回数が所定回数に達した場合、制御部30が、ファン清掃部24のメンテナンスを要する旨を報知するようにしてもよい。これによって、ファン清掃部24が故障していなくても、そのメンテナンスを要する旨をユーザに報知できる。
また、ファン清掃用モータ24cが励磁されない場合、ブラシ24bの自重によって、ブラシ24bの先端が下方を向くようにしてもよい。これによって、ファン清掃用モータ24cが故障して励磁されない場合でも、ブラシ24bが室内ファン16に接触しない状態になるため、その後も空調運転を行うことができる。なお、ファン清掃用モータ24cがギヤレスステッピングモータであれば、ギヤが設けられてないぶん、励磁されていないときにブラシ24bの自重の影響を受けやすくなるため、ブラシ24bの先端が下方を向きやすくなる。
また、各実施形態において、制御部30がファン清掃部24の故障を報知した後、空調運転を禁止するようにしてもよい。すなわち、制御部30は、ファン清掃部24の故障後にリモコン40から空調運転の開始指令があっても、ファン清掃部24が正常に戻るまでは、空調運転を禁止するようにしてもよい。これによって、ファン清掃部24が故障した状態で、室内ファン16が高速回転で駆動されること防止し、ひいては、ファンブレード16aの破損を防止できる。
また、各実施形態では、ファン清掃部24の軸部24aを中心にブラシ24bが回動する構成について説明したが、これに限らない。例えば、ファン清掃部24が平行移動する構成であってもよい。
また、各実施形態では、ファン清掃部24がブラシ24bを備える構成について説明したが、これに限らない。すなわち、室内ファン16を清掃可能な部材であれば、ブラシ24bに代えてスポンジ等を用いてもよい。
また、各実施形態では、室内機Ui(図1参照)及び室外機Uo(同図参照)が一台ずつ設けられる構成について説明したが、これに限らない。すなわち、並列接続された複数台の室内機を設けてもよいし、また、並列接続された複数台の室外機を設けてもよい。
また、各実施形態は、ルームエアコンの他、様々な種類の空気調和機にも適用可能である。
また、各実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されない。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、前記した機構や構成は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての機構や構成を示しているとは限らない。
100 空気調和機
11 圧縮機
12 室外熱交換器
13 室外ファン
14 膨張弁
15 室内熱交換器(熱交換器、規制部材)
16 室内ファン(ファン)
24 ファン清掃部
24a 軸部
24b ブラシ
24c ファン清掃用モータ
25 リミットスイッチ(故障検知部)
30 制御部
40 リモコン
50 ストッパ
70 角度センサ(故障検知部)

Claims (5)

  1. 熱交換器と、
    ファンと、
    前記ファンを清掃するファン清掃部と、
    少なくとも前記ファン及び前記ファン清掃部を制御する制御部と、
    前記ファン清掃部によって押されるリミットスイッチと、を備え、
    前記制御部は、前記ファン清掃部を前記リミットスイッチに向けて移動させ、前記リミットスイッチが押されなかった場合、前記ファン清掃部の移動方向と同じ方向に前記ファンを回転させる空気調和機。
  2. 前記制御部は、前記ファン清掃部を前記リミットスイッチに向けて移動させ、前記リミットスイッチが押されなかった場合、前記ファンを運転する前に、前記ファン清掃部を移動方向と反対方向に動かす
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御部は、前記ファン清掃部を前記リミットスイッチに向けて移動させ、前記リミットスイッチが押されなかった場合、前記リミットスイッチに向けて移動させる退避リトライの最初の処理時に、前記ファン清掃部を移動方向と反対方向に動かし、その後、前記移動方向に前記ファン清掃部を動かす
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記制御部は、前記ファン清掃部を前記リミットスイッチに向けて移動させ、前記リミットスイッチが押されなかった場合、前記リミットスイッチに向けて移動させる退避リトライの処理を複数回繰り返す際に、最初の処理時以外に、前記ファンを回転させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  5. 前記制御部は、前記ファン清掃部を前記リミットスイッチに向けて移動させ、前記リミットスイッチが押されなかった場合、前記リミットスイッチに向けて移動させる退避リトライの処理を1回する際に、前記処理時に、前記ファンを回転させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
JP2019521857A 2018-10-12 2018-10-12 空気調和機 Active JP6847212B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/038188 WO2020075298A1 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020075298A1 JPWO2020075298A1 (ja) 2021-02-15
JP6847212B2 true JP6847212B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=70164655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019521857A Active JP6847212B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 空気調和機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6847212B2 (ja)
CN (1) CN111386431B (ja)
WO (1) WO2020075298A1 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0539800A (ja) * 1991-08-05 1993-02-19 Seidensha:Kk 送風機の清掃方法
JP2002267249A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Sharp Corp 流体送り装置
JP2006170613A (ja) * 2006-03-17 2006-06-29 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP4402094B2 (ja) * 2006-11-06 2010-01-20 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
CN100529559C (zh) * 2007-12-07 2009-08-19 广东美的电器股份有限公司 一种能自动除尘的挂壁式空调
CN101435430A (zh) * 2007-12-19 2009-05-20 万心悦 具有自动清洁功能的吊扇
JP2011075170A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JP5530944B2 (ja) * 2011-01-26 2014-06-25 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
KR101450606B1 (ko) * 2013-01-21 2014-10-17 김세길 측벽 삽입형 열교환식 양방향 환풍기
JP6201203B1 (ja) * 2016-10-25 2017-09-27 佐藤電機工事株式会社 横流ファンや多翼ファンの清掃用具
WO2019220491A1 (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
CN111386431A (zh) 2020-07-07
JPWO2020075298A1 (ja) 2021-02-15
WO2020075298A1 (ja) 2020-04-16
CN111386431B (zh) 2021-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6397604B1 (ja) 空気調和機
JP4341615B2 (ja) 空気調和装置
JP6685473B1 (ja) 空気調和機
JP6587777B1 (ja) 空気調和機
JP6641066B1 (ja) 空気調和機
JP4698558B2 (ja) 空気調和機
EP3795912A1 (en) Air conditioner
WO2019142269A1 (ja) 空気調和装置の制御方法および空気調和装置
JP6847212B2 (ja) 空気調和機
JP6338765B2 (ja) 除湿装置
JP6045400B2 (ja) 冷凍サイクル装置の熱源ユニット、及び、その制御方法
JP2007155226A (ja) 空気調和機
JP2005043007A (ja) 多室形空気調和機の制御方法
JP5233556B2 (ja) 空気調和装置
EP3604953B1 (en) Air conditioner
JP2022006650A (ja) 空気調和機
JP6031673B2 (ja) 冷凍サイクル装置およびそれを備えた空気調和機
WO2020070890A1 (ja) 空気調和機
JP5071353B2 (ja) 空気調和機
JP4910577B2 (ja) 逆相検知装置、それを備えた空気調和装置、及び、逆相検知方法
JP2009257611A (ja) 空気調和機
WO2022049873A1 (ja) 空気調和装置
JP2020122613A (ja) 空気調和機、空気調和機の制御装置、その制御方法およびプログラム
JP2006189244A (ja) 空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200616

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6847212

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150