JP6846816B2 - ウェーハ剥離装置 - Google Patents
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Description
横方向に重合させてワーク支持台に載置された複数枚のウェーハを、最前部のウェーハから順次1枚ずつ剥離するウェーハ剥離装置であって、
横移動手段と、
前記横移動手段に連係され、前記最前部のウェーハに向かって移動させられる上下方向を向く横移動部材と、
前記横移動部材に設けられた昇降手段と、
前記昇降手段により昇降させられ、下降時に前記最前部のウェーハの端面を吸着し、上昇時に該ウェーハを剥離する剥離手段と、
前記最前部のウェーハの端面と対向するように前記横移動部材に取付けられ、負圧源に接続されることにより、前記最前部のウェーハの端面と対向する部分に形成された空気吸入口より内部に空気を吸入可能なセンサドックと、
前記センサドック内に吸入される空気の圧力変化を検知する負圧センサとを備え、
前記空気吸入口が前記最前部のウェーハの端面と近接または接触する位置まで前記センサドックが移動し、当該センサドック内に吸入される空気の圧力が予め定めた値に変化したことを前記負圧センサが検知した場合に、前記横移動部材の移動が停止され、前記剥離手段により前記最前部のウェーハが剥離されることを特徴としている。
この特徴によれば、横移動手段により移動させられる横移動部材に、最前部のウェーハの端面と対向するセンサドックが取付けられ、このセンサドックの空気吸入口から内部に吸入される空気の圧力変化を負圧センサにより検知し、その圧力が予め定めた値に変化したときに横移動手段が停止され、横移動部材は最前部のウェーハの直前で停止させられるので、横移動部材が最前部のウェーハの端面に当接するおそれはない。従って、剥離手段により剥離されたウェーハが上昇する際に、その端面に摺接による擦り傷等の損傷を与える虞が防止される。
この特徴によれば、万一、負圧センサ等の不具合により、横移動手段が停止不能となり、横移動部材が最前部のウェーハに当接した場合でも、移動方向と反対方向に回動するので、横移動部材が最前部のウェーハの端面に強く衝突するおそれはない。
この特徴によれば、横移動部材が最前部のウェーハに当接して移動方向と反対方向に回動すると、この回動をセンサが検知して横移動手段を停止させるので、最前部のウェーハの端面に損傷を与えることはない。
この特徴によれば、最前部のウェーハより後方のウェーハの直上にはワーク押えが設けられ、かつワーク押えとセンサドックとの対向面間には、最前部のウェーハが通過可能な隙間が形成されているので、複数枚のウェーハが重合して同時に剥離されるのを防止することができる。
この特徴によれば、上下方向を向く剥離アームの下端部に吸着パッドが設けられているので、例えば昇降ストロークが小さいロッドレスシリンダ等の小型の昇降手段を用いることができる。
この特徴によれば、回動可能に支持された剥離アームは、シリンダにより剥離待機位置に保持された状態で下降するので、その下端部に取り付けられた吸着パッドが横移動部材の横移動に伴う慣性により回動して他物に接触するおそれはない。
この特徴によれば、吸着パッドにより吸着されたウェーハを、ワーク押えに当接させることなく、センサドックとワーク押えとの間に形成されている隙間より確実に引き上げて剥離することができる。
2 移動ユニット
3 基台
4 移動支持体
5 被ガイドレール
6 ガイドレール
7 駆動モータ(横移動手段)
8 支持板
9 回転軸
10 歯付きプーリ
11 従動歯付きプーリ
12 歯付きベルト(横移動手段)
13 移動片
14 支持ブラケット
14a 右向片
14b 前向片
15 吊支ブラケット
15a 基片
15b 吊支片
16 近接センサ
17 横移動部材
17a 基部
17b 吊支部
17c シリンダ支持部
17d 前向部
17e 上向部
18 支持ピン
20 ワーク支持台
21 転倒防止部材
22 ロッドレスシリンダ(昇降手段)
22a シリンダチューブ
22b スライダ
23 支持片
24 シリンダ取付板
25 剥離アーム(剥離手段)
25a パッド取付部
26 枢支片
27 支持ピン
28 吸着パッド(剥離手段)
29 アーム保持シリンダ
29a 伸縮ロッド
30 排出シリンダ
30a 伸縮ロッド
31 センサドック
31a 流路
32 エアホース
33 バキュームポンプ(負圧源)
34 負圧センサ
35 ワーク押え
36 ブラケット
37 ワーク引き寄せシリンダ
37a 伸縮ロッド
38 受け渡しシリンダ
38a 伸縮ロッド
39 吸着パッド
40 ベルトコンベヤ
Claims (7)
- 横方向に重合させてワーク支持台に載置された複数枚のウェーハを、最前部のウェーハから順次1枚ずつ剥離するウェーハ剥離装置であって、
横移動手段と、
前記横移動手段に連係され、前記最前部のウェーハに向かって移動させられる上下方向を向く横移動部材と、
前記横移動部材に設けられた昇降手段と、
前記昇降手段により昇降させられ、下降時に前記最前部のウェーハの端面を吸着し、上昇時に該ウェーハを剥離する剥離手段と、
前記最前部のウェーハの端面と対向するように前記横移動部材に取付けられ、負圧源に接続されることにより、前記最前部のウェーハの端面と対向する部分に形成された空気吸入口より内部に空気を吸入可能なセンサドックと、
前記センサドック内に吸入される空気の圧力変化を検知する負圧センサとを備え、
前記空気吸入口が前記最前部のウェーハの端面と近接または接触する位置まで前記センサドックが移動し、当該センサドック内に吸入される空気の圧力が予め定めた値に変化したことを前記負圧センサが検知した場合に、前記横移動部材の移動が停止され、前記剥離手段により前記最前部のウェーハが剥離されることを特徴とするウェーハ剥離装置。 - 前記横移動部材は、前記最前部のウェーハに向かう移動方向とは反対方向に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のウェーハ剥離装置。
- 前記横移動部材の回動を検知するセンサを設け、前記横移動部材がその移動方向と反対方向に回動したことを前記センサが検知した場合に、前記横移動手段が停止されることを特徴とする請求項2に記載のウェーハ剥離装置。
- 前記横移動部材に、前記最前部のウェーハよりも後方のウェーハの直上に配置されるとともに、前記センサドックとの対向面間に前記最前部のウェーハが通過可能な隙間が形成されるワーク押えを設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のウェーハ剥離装置。
- 前記剥離手段は、上端部が前記昇降手段に支持された剥離アームと、当該剥離アームの下端部に設けられた吸着パッドとを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のウェーハ剥離装置。
- 前記剥離アームは、前記吸着パッドが前記最前部のウェーハの端面から離間する剥離待機位置と、吸着パッドが前記最前部のウェーハの端面と接触する剥離開始位置との間を回動可能に前記昇降手段に支持され、かつ前記剥離アームを前記剥離待機位置に保持するとともに前記剥離開始位置に位置させるシリンダを有することを特徴とする請求項5に記載のウェーハ剥離装置。
- 前記剥離アームの下端部に、前記吸着パッドに吸着された前記最前部のウェーハを前記センサドック側に引き寄せるワーク引き寄せシリンダを設けたことを特徴とする請求項5または6に記載のウェーハ剥離装置。
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