JP2000349097A - リードフレーム供給装置 - Google Patents

リードフレーム供給装置

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JP2000349097A
JP2000349097A JP11162193A JP16219399A JP2000349097A JP 2000349097 A JP2000349097 A JP 2000349097A JP 11162193 A JP11162193 A JP 11162193A JP 16219399 A JP16219399 A JP 16219399A JP 2000349097 A JP2000349097 A JP 2000349097A
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suction
magnet
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holder
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Yoshiharu Nakatomi
芳春 中富
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Nidec Powertrain Systems Corp
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Nidec Tosok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短冊状のリードフレームをより確実に一枚ず
つ搬送レール上等の決められた位置に移動させる。 【解決手段】 リードフレームを吸着する吸着ツール
に、外周面に雄ねじを有する支持軸24を設ける。支持
軸24の先端部に磁石保持部25を設け、その内部に磁
石26を取り付ける。磁石保持部25の外側に、底部2
7aが支持軸24に螺合する有底円筒体の吸着ホルダ−
27を設ける。吸着ホルダ−27を回転操作することに
より、吸着ホルダー27の開口面からの磁石25の相対
的な後退量Mが調整し、リードフレームに対する理想的
な吸着力を吸着ホルダ−27に確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短冊状のリードフ
レームを一枚ずつ搬送レール上等の決められた位置に移
動するリードフレーム供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイボンダにおいては、所定の長
さに打ち出された短冊状のリードフレームに対して半導
体チップをボンディングしている。
【0003】短冊状のリードフレームをダイボンダの搬
送路に供給するには、予め複数枚のリードフレームを重
ねた状態でセットしておき、それらを吸着ツールにより
吸着した後、その吸着ツールを駆動機構により駆動する
ことにより、変形を防止しつつリードフレームを一枚ず
つ所定箇所に移動する供給装置が用いられている。ま
た、かかる装置における吸着ツールとしては、扱うリー
ドフレームに応じて負圧により吸着するものや、磁力に
より吸着するつまり磁着させるものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た供給装置のうち、磁力によりリードフレームを吸着す
る吸着ツールを有するものでは、確実にリードフレーム
を吸着するには、吸着ツールに予め所定以上の磁力を確
保しておかなければならない。したがって、一般にその
磁力は強めに設定しておかなければならず、実際の動作
時には、吸着ツールによって吸着したリードフレームに
それと接する他のリードフレームが付着した状態とな
り、それらがそのままで移動されるといった事態が不可
避的に生じており、供給装置の稼働効率、つまりダイボ
ンダへのリードフレームの供給効率を低下させる要因と
なっている。
【0005】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、リードフレームをより確実に一枚ずつ
移動することが可能となるリードフレーム供給装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、用意された短冊状のリー
ドフレームを磁力により吸着する吸着手段を有する吸着
ツールを備え、この吸着ツールを駆動して前記リードフ
レームを決められた位置に順次移動するリードフレーム
供給装置において、前記吸着手段が磁石と、この磁石が
前記リードフレームに及ぼす磁力を増減させる調整手段
とを有したものとした。
【0007】かかる構成においては、調整手段によって
吸着手段が有する磁石のリードフレームに及ぼす磁力を
増減させることができるため、吸着手段には理想的な吸
着力が得られる。
【0008】また、請求項2の発明にあっては、用意さ
れた短冊状のリードフレームを磁力により吸着する吸着
手段を有する吸着ツールを備え、この吸着ツールを駆動
して前記リードフレームを決められた位置に順次移動す
るリードフレーム供給装置において、前記リードフレー
ムを前後に重ねた状態で吊下げる吊下げ部と、該吊下げ
部の先端側に連続形成された分離部とからなるハンガー
を備え、前記リードフレームを支持する前記吊下げ部の
上縁と連続する前記分離部の上縁がハンガーの先端に向
かい斜め上方に傾斜するとともに、前記吸着手段により
吸着したリードフレームを前記分離部の上縁と摺接させ
つつハンガーの先端へ移動させる動作を前記吸着ツール
に行わせる駆動手段を備えたものとした。
【0009】かかる構成において、リードフレームの移
動時には、ハンガーの吊下げ部に吊下げられた複数枚の
リードフレームは、ハンガーの先端側に位置するものか
ら、順次吸着ツールの吸着手段によって吸着された後、
分離部の上縁と摺接しつつ分離部から取り外される。こ
のとき、分離部の上縁はハンガーの先端に向かい斜め上
方に傾斜しているため、吸着された最前部のリードフレ
ームの背後に他のリードフレームが付着していた場合、
吸着されたリードフレームが上方移動することにより、
両者間には双方を上下にずらす力が生じる。このため、
吸着されたリードフレームと、その背後の他のリードフ
レームとが互いが剥離し易くなる。
【0010】これに加え、請求項3のリードフレーム供
給装置にあっては、前記吸着手段が磁石と、この磁石の
前記リードフレームに及ぼす磁力を増減させる調整手段
とを有したものとした。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1及び図2は、本発明に係る
リードフレーム供給装置を示す側面図である。このリー
ドフレーム供給装置は、図示しないダイボンダに対して
短冊状のリードフレームを供給するものであって、その
装置本体1には、ダイボンダ側が有するリードフレーム
の搬送レールに連結された供給用搬送レール2が設けら
れている。供給用搬送レール2は図1において紙面垂直
方向に延在しており、リードフレーム供給装置の正面側
(図1で左側)に位置する供給用搬送レール2の側方に
は、前記ダイボンダへ供給される複数枚のリードフレー
ムLが予めセットされたリードフレームハンガー3が設
けられている。また、供給用搬送レール2の延在途中に
は、リードフレームハンガー3側の一側に開口された供
給部4が設けられており、供給部4の下方側には、供給
用搬送レール2上に前記リードフレームLを1枚ずつ順
次移動するための移載機構5が配置されている。
【0012】供給用搬送レール2の他側部には、移載機
構5によって供給用搬送レール2上に移載されたリード
フレームLをダイボンダ側の搬送レール送るための送り
爪6を有する送り機構7が設けられている。また、前記
供給部4の上方側には、移載機構5の後述する動作と連
動して降下する昇降アーム8の先端部が位置している。
昇降アーム8の先端部にはホルダ9を介して検出ピン1
0が上下方向に摺動自在に保持されている。検出ピン1
0は、昇降アーム8の降下に伴い供給用搬送レール2上
に移載されたリードフレームLに当接するものであり、
ホルダ9内に設けられたスプリングによって下方に付勢
され、必要に応じてホルダ9内での上方への移動を許容
されている。また、昇降アーム8の先端部には、検出ピ
ン10の上方に位置して、検出ピン10がホルダ9内で
一定量上方へ移動したとき、その上端が当接することに
よりそれを検知する検出スイッチ11が設けられてい
る。前記一定量は、前記リードフレームLの厚みよりも
僅かに大きな量に設定されており、昇降アーム8が所定
量降下させたときの検出ピン10におけるホルダ9内で
の上方への移動量に基づき、供給用搬送レール2上に移
載されたリードフレームLが2枚以上であるか否かが検
出スイッチ11により検出可能となっている。
【0013】一方、前述したリードフレームハンガー3
は、図3に示すように、互いに平行して略水平方向に延
在する片持ち状態で設けられている一対のハンガー片3
1,31からなり、各ハンガー片31,31によって複
数枚のリードフレームLを横向きで前後に重ねた状態で
吊下げ支持するようになっている。各ハンガー片31,
31は板状部材によって形成されており、図5に示すよ
うに、リードフレーム供給装置の所定部位に一端が固定
された吊下げ部32と、その先端に連続形成された分離
部33とを有している。図5に示すように、リードフレ
ームLを支持する吊下げ部32の上縁32aは略水平で
あるとともに、それと連続する分離部33の上縁33a
は、一般部32の上縁32aと所定の角度(本実施の形
態においては約135度)をなしてハンガー片31の先
端に向かい斜め上方に傾斜している。
【0014】図2に示すように、リードフレームハンガ
ー3の下方側には、それと平行してガイドバー12が設
けられており、ガイドバー12にはスライダー13が取
り付けられている。スライダー13には、リードフレー
ムハンガー3を上方側から跨ぐ形状の押し板14がL字
形のブラケット15を介して取り付けられている。スラ
イダー13は、図示しない機構によって常に各ハンガー
片31,31の先端方向へ向かい付勢されるようになっ
ており、押し板14によってハンガー片31,31に残
存する複数枚のリードフレームLの最前部が、常に分離
部33の直前位置に移動されるようになっている。
【0015】他方、前述した移載機構5は、主として、
固定部15aが装置本体1に支持されたスライダ−15
と、装置本体1に固定されるとともに駆動ロッド16を
介してスライダ−15の可動部15bを供給用搬送レー
ル2と直交する方向に移動するエアシリンダ17、前記
可動部15b上に設けられたアクチュエータ18、この
アクチュエータ18が有するとともに供給用搬送レール
2と平行する駆動軸19に取り付けられ、アクチュエー
タ18により図1に示した垂直状態と、図1に二点鎖線
示した水平状態とに回動される吸着ツール20とから構
成されている。吸着ツール20は、前述したリードフレ
ームハンガー3に吊り下げられている複数枚のリードフ
レームLを磁力により一枚ずつ吸着するためのものであ
って、アクチュエータ18の駆動軸19に固定されたツ
ール本体21と、ツール本体21に固定された可動エア
シリンダ22とを有している。
【0016】可動エアシリンダ22は本発明の駆動手段
であって、必要に応じて延伸及び縮退する図示しない駆
動ロッドを有しており、その先端には図4に示すよう
に、前記駆動ロッドの延長線上に延出する支持軸24が
設けられている。支持軸24の周面には雄ねじが設けら
れており、その先端部には断面コ字状に開口する磁石保
持部25が一体的に形成され、磁石保持部25の内部に
は磁石26がはめ込まれている。さらに、磁石保持部2
5の外側には、それと同一方向に開口する有底円筒体で
ある吸着ホルダー27が設けられている。吸着ホルダー
27は底部27aが支持軸24に螺合されており、吸着
ホルダー27は回転操作により支持軸24を螺進又は螺
退する。これにより、支持軸24における吸着ホルダー
27の螺合位置を変化させることにより、磁石25にお
ける、吸着ホルダー27の開口面からの相対的な後退量
Mが調整できるようになっている。すなわち、磁石25
と吸着ホルダー27とによって吸着手段が構成されると
ともに、支持軸24と吸着ホルダー27とが螺合するこ
とによって調整手段が実現されている。
【0017】なお、支持軸24には、吸着ホルダー27
の位置ずれを防止するためのナット28が吸着ホルダー
27の後方側に螺着されている。また、ツール本体21
に対する可動エアシリンダ22の取付位置はアクチュエ
ータ18の駆動軸19とは僅かにずれており、吸着ツー
ル20が水平状態に回動されたとき、前記吸着ホルダー
27が、図3に示すようにリードフレームハンガー3に
吊り下げられているリードフレームLの幅方向の中央よ
りやや上方に位置するように設定されている。
【0018】また、装置本体1には、リードフレームハ
ンガー3と吸着ツール20との間に位置して干渉板29
が立設されている。干渉板29の上部は上方に向かい開
口するコ字状に形成されており、その開口部29aを介
して水平状態に回動された吸着ツール20の吸着ホルダ
ー27がリードフレームハンガー3の先端に向かい進退
可能となっている。さらに、装置本体1には、干渉板2
9のリードフレームハンガー3側に位置してワークを落
下させる落下空間Aが確保されるとともに、その下方に
は、落下空間Aを落下したワークを回収する回収箱30
が設けられている。そして、リードフレーム供給装置に
おいては、図外の制御装置により各部が制御され、以下
のような供給動作を行う。
【0019】すなわち、リードフレーム供給装置は、リ
ードフレームハンガー3に複数枚のリードフレームLが
セットされた状態で動作を開始すると、吸着ツール20
を水平状態に回動し、可動エアシリンダ22を駆動し吸
着ホルダー27を最前部のリードフレームLに当接する
まで移動させ、これにより吸着ホルダー27によってリ
ードフレームLを磁力により吸着する。次に、吸着ホル
ダー27を後退させることによって、吸着したリードフ
レームLをリードフレームハンガー3(ハンガー片3
1,31)の先端から取り外す。しかる後、吸着ツール
20を垂直状態に向けて回動させ(図1の矢示イ参
照)、同時に垂直状態となったとき吸着ホルダー27の
吸着したリードフレームLが供給用搬送レール2の直上
に達する位置まで後退させる。
【0020】引き続き、吸着ホルダー27を下方へ後退
させてリードフレームLを供給用搬送レール2上に載置
する一方、昇降アーム8を所定位置まで降下させて検出
ピン10をリードフレームL表面に押し当てる。ここ
で、検出スイッチ11によって、リードフレームLが二
枚(或いはそれ以上)重なって移載されているか否かを
検出し、重なっていなければ、昇降アーム8を初期位置
まで上昇させるとともに、送り機構7を駆動し送り爪6
によって、供給用搬送レール2に連結されているダイボ
ンダ側の搬送レール上にリードフレームLを移動させ
る。
【0021】これに対し、昇降アーム8を所定位置まで
降下したとき、検出スイッチ11によって、リードフレ
ームLが二枚重なっていることを検出した場合には、吸
着ホルダー27を上昇させて重なった状態の二枚のリー
ドフレームLを再び吸着した後、前述した動作と逆の動
作によって、それらをリードフレームハンガー3の先端
と干渉板29との間まで移動する(図1の矢示ロ参
照)。続いて、吸着ホルダー27を供給用搬送レール2
側へ水平方向に後退させ、吸着したリードフレームLを
干渉板29により剥離させ、リードフレームLを落下空
間1aに落下させるとともに(図1の矢示ハ参照)、回
収箱30にて回収する。そして、これ以後は、前述した
動作を繰り返すことにより、リードフレームハンガー3
にセットされている複数枚のリードフレームLを供給用
搬送レール2に順次供給する。
【0022】以上の動作によって、リードフレーム供給
装置にあっては、供給用搬送レール2上に二枚のリード
フレームLを重なった状態で移載してしまった場合であ
っても、自動的にそれを回収するとともに、動作を停止
することなく継続してリードフレームLをダイボンダへ
供給することができる。
【0023】ここで、本実施の形態においては、前述し
たように吸着ツール20が、吸着ホルダー27を回転さ
せれば、その開口面からの磁石25の相対的な後退量M
が調整できる構成、つまりリードフレームLに及ぼす磁
力を増減させることができる構成となっている。このた
め、吸着ホルダー27を適宜回転させることにより理想
的な吸着力を得ることができ、複数枚のリードフレーム
Lが前後に重なった状態でリードフレームハンガー3に
セットされていたとしても、リードフレームをより確実
に一枚ずつ移動することが可能である。したがって、従
来に比べて装置の稼働効率を向上させることができる。
また、極めて簡単な構造で吸着ホルダー27の吸着力を
調整できるため、吸着ツール20を低コストで提供でき
る。しかも、重さが異なる複数種のリードフレームにも
対応でき、吸着ツール20の共用化によって装置の低コ
スト化を図ることもできる。
【0024】また、前述した供給動作に際して、リード
フレームハンガー3にセットされたリードフレームLが
吸着ホルダー27に吸着され、リードフレームハンガー
3から取り外されるときには、吸着ホルダー27は可動
エアシリンダ22によって水平方向に後退駆動され、吸
着されたリードフレームLは各ハンガー片31,31の
先端部に設けられている分離部33の傾斜した上縁33
aと摺接しつつ分離部33を乗り越えることとなる。か
かることから、リードフレームLがリードフレームハン
ガー3から取り外されるときには、吸着された最前部の
リードフレームLの背後に他のリードフレームLが付着
していたとしても、最前部のリードフレームLが分離部
33の上縁33aに沿って上方移動することにより、両
者間には双方を上下にずらす力が生じる。
【0025】このため、背後のリードフレームLが剥離
しやすく、背後のリードフレームLの付着力が所定以下
であれば、図5(a〜c)に示したように、最前部のリ
ードフレームL1が分離部33を乗り越える過程におい
て背後のリードフレームL2が分離されることとなる。
よって、仮にリードフレームLを確実に吸着するため吸
着ホルダー27の吸着力(磁力)を強めに設定した場合
であっても、リードフレームLをより一層確実に一枚ず
つ供給用搬送レール2に移動することができる。なお、
かかる点については、本実施の形態とは異なり吸着ツー
ル20が例えば負圧によってリードフレームLを吸着す
るものであっても、同様の効果が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の本発明に
おいては、リードフレームを吸着する吸着手段に理想的
な吸着力を得ることができるようにしたことから、リー
ドフレームが複数枚重なった状態で供給されていても、
リードフレームをより確実に一枚ずつ移動することが可
能となる。その結果、装置の稼働効率を向上させること
ができる。しかも、重さが異なる複数種のリードフレー
ムにも対応でき、吸着ツールの共用化によって装置の低
コスト化を図ることもできる。
【0027】また、請求項2の発明においては、リード
フレームが吸着ツールにより吸着されい吊下げ部から取
り外されるとき、吸着されたリードフレームと、その背
後の他のリードフレームとが互いが剥離し易くなるよう
にした。よって、吸着ツールの吸着力が強めに設定され
ていても、リードフレームをより確実に一枚ずつ移動す
ることが可能となる。その結果、装置の稼働効率を向上
させることができる。
【0028】さらに、請求項3の発明においては、吸着
手段に理想的な吸着力を得られるため、リードフレーム
をより一層確実に一枚ずつ移動することが可能となり、
装置の稼働効率をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す部分側面図であ
る。
【図2】図1の左に続く部分側面図である。
【図3】一対のハンガー片の先端側からみた吊下げ状態
のリードフレームの正面図である。
【図4】磁着ツールの要部を示す部分断面図である。
【図5】吸着した最前部のリードフレームをリードフレ
ームハンガーから取り外すときの、背面側に付着したリ
ードフレームの挙動を示す説明図である。
【符号の説明】
2 供給用搬送レール 3 リードフレームハンガー 5 移載機構 11 検出スイッチ 17 エアシリンダ 19 駆動軸 20 吸着ツール 22 可動エアシリンダ 24 支持軸 25 磁石保持部 26 磁石 27 吸着ホルダー 31 ハンガー片 32 吊下げ部 32a (吊下げ部の)上縁 33 分離部 33a (分離部の)上縁 L リードフレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用意された短冊状のリードフレームを磁
    力により吸着する吸着手段を有する吸着ツールを備え、
    この吸着ツールを駆動して前記リードフレームを決めら
    れた位置に順次移動するリードフレーム供給装置におい
    て、 前記吸着手段が磁石と、この磁石が前記リードフレーム
    に及ぼす磁力を増減させる調整手段とを有したことを特
    徴とするリードフレーム供給装置。
  2. 【請求項2】 用意された短冊状のリードフレームを磁
    力により吸着する吸着手段を有する吸着ツールを備え、
    この吸着ツールを駆動して前記リードフレームを決めら
    れた位置に順次移動するリードフレーム供給装置におい
    て、 前記リードフレームを前後に重ねた状態で吊下げる吊下
    げ部と、該吊下げ部の先端側に連続形成された分離部と
    からなるハンガーを備え、前記リードフレームを支持す
    る前記吊下げ部の上縁と連続する前記分離部の上縁がハ
    ンガーの先端に向かい斜め上方に傾斜するとともに、前
    記吸着手段により吸着したリードフレームを前記分離部
    の上縁と摺接させつつハンガーの先端へ移動させる動作
    を前記吸着ツールに行わせる駆動手段を備えたことを特
    徴とするリードフレーム供給装置。
  3. 【請求項3】 前記吸着手段が磁石と、この磁石が前記
    リードフレームに及ぼす磁力を増減させる調整手段とを
    有したことを特徴とする請求項2記載のリードフレーム
    供給装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283135A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Canon Machinery Inc ワーク搬送装置
JP2017069233A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 日亜化学工業株式会社 発光装置の製造方法

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