JP6846375B2 - 転圧機械 - Google Patents
転圧機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6846375B2 JP6846375B2 JP2018042195A JP2018042195A JP6846375B2 JP 6846375 B2 JP6846375 B2 JP 6846375B2 JP 2018042195 A JP2018042195 A JP 2018042195A JP 2018042195 A JP2018042195 A JP 2018042195A JP 6846375 B2 JP6846375 B2 JP 6846375B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- obstacle
- traveling
- compaction machine
- region
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
このような転圧機械においては、後方に被作業面より下方に下がる被作業面域外があることを失念したまま後進することを防止する技術が開発されている(特許文献1)。
上記特許文献1に開示される技術では、被作業面から下方に下がる場所を検出することができるものの、転圧機械の周辺で作業する作業者等、被作業面より上方にある障害物を検出することができず、更なる改善の余地があった。
図1を参照すると、本発明に係る機体(転圧機械)1の概略構成図が示されている。
機体1は、道路の舗装工事に用いられ、アスファルトを平らにし、押し固めて道路を舗装する所謂タイヤローラである。
走行用油圧ポンプ34には一対の油路70を介して走行用油圧モータ38が接続され、走行用油圧ポンプ34からの作動油の供給方向及び供給量に応じて走行用油圧モータ38が駆動されて機体1が走行する。両油路70の間にはバイパス弁44が介装され、機体1の牽引時にはバイパス弁44が開かれ、走行用油圧ポンプ34側を連れ回りさせることなく走行用油圧モータ38が空転可能となる。
走行用油圧ポンプ34は、機体1の操作パネル9の近傍に設けられた前後進レバー62に連動して作動される。詳しくは、前後進レバー62はオペレータによって作動油の流れる方向や供給量を調整操作可能なレバーであり、中立位置を境に前後進レバー62を前後に操作することで作動油の流れる方向を変更でき、走行用油圧モータ38及び出力軸42の回転方向を変更して機体1の前後進を変更することが可能である。そして、前後進レバー62の操作量を調節することで、傾転角可変装置35によって斜板の傾転角を作動操作して作動油の供給量を調整でき、機体1の前後進する速度を変更することが可能である。
ECU(制御部)80は、エンジン32の運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
ステップS10では、障害物検出ユニット10を構成する遠方赤外線センサ12、近傍赤外線センサ14、及び巻込み防止装置16が正常に作動しているか否かを判定する。この判定方法として、例えば、遠方赤外線センサ12及び近傍赤外線センサ14によって検出される赤外線の強度が所定強度未満か否かを判別し、所定値未満である場合は正常に作動していないと判定し、巻込み防止装置16のヒンジスイッチ16cが通電することで検出される電流が規定値未満か否かを判別し、規定値未満である場合は正常に作動していないと判定する。
例えば、本実施形態では、遠方赤外線センサ12及び近傍赤外線センサ14に赤外線センサを用いたが、ミリ波レーダでもよく、非接触にて機体1の進行方向の障害物を検出できればよい。
また、本実施形態では、報知ランプ26によって、オペレータに走行用油圧ポンプ34による機体1の駆動の停止やHST30による機体1の走行の停止であることを報知したが、操作パネル9に液晶パネルが設けられている場合は、該液晶パネルに文字によって報知をしてもよく、オペレータに走行用油圧ポンプ34による機体1の駆動の停止やHST30による機体1の走行の停止であることを報知することができればよい。
3 前輪(車輪)
12 遠方赤外線センサ(第1障害物検出装置)
14 近傍赤外線センサ(第2障害物検出装置)
16 巻込み防止装置
16c ヒンジスイッチ(接触検出装置)
22 回転灯(警告装置)
24 スピーカ(警告装置)
26 報知ランプ(報知装置)
32 エンジン(動力源)
34 走行用油圧ポンプ(伝動装置)
35 傾転角可変装置(駆動停止部)
38 走行用油圧モータ(駆動装置)
40 ネガティブブレーキ(走行停止装置)
52 パーキングリリース弁(走行停止部)
80 ECU(制御部)
Claims (3)
- 転圧機械において、
前記機体の前輪を支持し、転舵により回動する前輪支持部と、
前記転圧機械を走行させる駆動装置に動力源の駆動力を伝達する伝動装置と、
前記駆動装置による前記転圧機械の走行を停止させる走行停止装置と、
前記前輪支持部に設けられ、第1領域に障害物があることを検出する第1障害物検出装置と、
前記前輪支持部に設けられ、前記第1領域より前記転圧機械に近い第2領域に前記障害物があることを検出する第2障害物検出装置と、
前記前輪支持部に設けられ、前記転圧機械から視て車輪より外方に設けられる巻込み防止装置と、
前記巻込み防止装置に設けられ、前記障害物が前記巻込み防止装置に接触したことを検出する接触検出装置と、
前記転圧機械の外部に警告する警告装置と、
前記伝動装置による前記駆動装置への駆動力の伝達を停止する駆動停止部と、
前記走行停止装置を作動させる走行停止部と、
前記警告装置、前記駆動停止部及び前記走行停止部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1障害物検出装置によって前記第1領域に前記障害物があることを検出すると前記警告装置を作動し、前記第2障害物検出装置によって前記第2領域に前記障害物があることを検出すると前記警告装置を作動し且つ前記駆動停止部によって前記伝動装置による前記駆動装置への駆動力の伝達を停止し、前記接触検出装置によって前記巻込み防止装置に前記障害物が接触したことを検出すると前記警告装置を作動し且つ前記走行停止部によって前記走行停止装置を作動し、
前記第1領域及び前記第2領域は、前記転圧機械の進行方向前方に位置し、
前記第1障害物検出装置、前記第2障害物検出装置及び前記巻込み防止装置は、前記前輪支持部により前記転圧機械の進行方向の変更に連動して向きを変える、転圧機械。 - 前記駆動装置は作動油の供給を受けて作動する油圧モータを有し、
前記伝動装置は前記動力源の駆動力により作動されて前記油圧モータに作動油の供給を行う可変容量式の油圧ポンプであり、
前記駆動停止部は、前記油圧ポンプによる前記油圧モータへの作動油の供給を停止する、請求項1に記載の転圧機械。 - 第1報知態様及び第2報知態様で報知を行う報知装置を更に有し、
前記制御部は、前記第2障害物検出装置によって前記第2領域に前記障害物あることを検出すると前記報知装置により前記第1報知態様で報知を行い、前記接触検出装置によって前記巻込み防止装置に前記障害物が接触したことを検出すると前記報知装置により前記第2報知態様で報知を行う、請求項1に記載の転圧機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018042195A JP6846375B2 (ja) | 2018-03-08 | 2018-03-08 | 転圧機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018042195A JP6846375B2 (ja) | 2018-03-08 | 2018-03-08 | 転圧機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019157407A JP2019157407A (ja) | 2019-09-19 |
JP6846375B2 true JP6846375B2 (ja) | 2021-03-24 |
Family
ID=67995921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018042195A Active JP6846375B2 (ja) | 2018-03-08 | 2018-03-08 | 転圧機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6846375B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7165639B2 (ja) * | 2019-09-26 | 2022-11-04 | 日立建機株式会社 | 転圧機械 |
JP7113802B2 (ja) * | 2019-09-26 | 2022-08-05 | 日立建機株式会社 | 転圧車両 |
JP7148561B2 (ja) * | 2020-03-16 | 2022-10-05 | 日立建機株式会社 | 転圧車両 |
JP7326225B2 (ja) * | 2020-06-30 | 2023-08-15 | 株式会社クボタ | 作業車両 |
JP7531369B2 (ja) | 2020-11-10 | 2024-08-09 | 日立建機株式会社 | 転圧機械 |
JP7534937B2 (ja) | 2020-11-27 | 2024-08-15 | 日立建機株式会社 | 転圧機械 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63194912U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-15 | ||
SE502269C2 (sv) * | 1994-01-31 | 1995-09-25 | Dynapac Heavy Equipment Ab | Styrsystem för vägvältar |
JP4143504B2 (ja) * | 2003-09-02 | 2008-09-03 | 北川ヒューテック株式会社 | 建設・産業車輌の安全防護装置 |
JP2005256478A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 転圧機械 |
JP5759730B2 (ja) * | 2011-01-21 | 2015-08-05 | 株式会社アクティオ | ロードローラ用の安全装置 |
KR101239402B1 (ko) * | 2012-07-24 | 2013-03-11 | 신민지 | 도로 포장용 롤러장치 |
EP3125060A1 (en) * | 2014-03-28 | 2017-02-01 | Yanmar Co., Ltd. | Autonomously traveling work vehicle |
-
2018
- 2018-03-08 JP JP2018042195A patent/JP6846375B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019157407A (ja) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6846375B2 (ja) | 転圧機械 | |
EP3110146B1 (en) | Obstacle detection device for work machine | |
KR102301844B1 (ko) | 쇼벨 및 그 제어방법 | |
JP6024741B2 (ja) | 運転支援装置 | |
WO2019180843A1 (ja) | 作業車両 | |
KR101007484B1 (ko) | 엔진지게차의 안전제어방법 | |
JP7368163B2 (ja) | 作業機械および作業機械の制御方法 | |
JP7193435B2 (ja) | 作業車 | |
JP7483737B2 (ja) | 作業機械および作業機械の制御方法 | |
JP2015217738A (ja) | 荷役車両 | |
JP2023174836A (ja) | 作業機械及び作業機械の制御方法 | |
JP2019108742A (ja) | 衝突防止補助装置 | |
KR102031400B1 (ko) | 지면 조사 기능을 가지는 차량 | |
CN114620038A (zh) | 发动机式工业车辆 | |
JP7161444B2 (ja) | 転圧機械 | |
JP2017108687A (ja) | 作業車両 | |
KR20140126047A (ko) | 건설장비용 안전장치 | |
JP6824126B2 (ja) | 建設機械の後進時衝突防止装置 | |
JP6821128B2 (ja) | 作業車両 | |
JP5008432B2 (ja) | フォークリフト車の安全装置 | |
JP7531369B2 (ja) | 転圧機械 | |
JP7196785B2 (ja) | 作業車 | |
JP2013206155A (ja) | 運転支援装置 | |
KR20090016298A (ko) | 엔진식 지게차용 모노 액셀페달의 안전제어장치 및 그 방법 | |
JP7165639B2 (ja) | 転圧機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191028 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200916 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210301 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6846375 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |