JP6846266B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールに関し、より詳しくは、軽量かつ難燃性を有する太陽電池モジュールに関するものである。
近年、自然環境の悪化等から、環境エネルギーに関する関心が高まっている。なかでも、太陽電池(太陽電池モジュール)による発電は、身近な環境エネルギー供給として一般家庭等にまで普及している。その普及の障害となるのが、太陽電池モジュール自体の重量である。すなわち、太陽電池モジュールの重量が重いと、家屋の屋上や壁等への設置するに際し、家屋の構造への負担が大きくなり、設置できない場合がある。
このため、太陽電池モジュールの軽量化を図る技術の開発が進められている。一方、太陽電池モジュールは、火災にさらされる可能性があるため、設置した建物の外部が発生源である火災にさらされた場合の耐火性が要求される。しかし、軽量化された太陽電池モジュールは、一般に燃焼しやすくなるため、火災に対する安全性がより強く要求される。この問題を解決するため、例えば、特許文献1には、裏面部材を特定の構成とした太陽電池モジュールが提案されている。また、特許文献2には、受光面側の最外フィルムとして難燃性材料を用いた太陽電池モジュールが提案されている。さらに、特許文献3には、太陽電池の非受光面側に特定の延焼防止シートを配置した太陽電池モジュールが提案されている。
特開2000−213130号公報 特開2001−094132号公報 特開2013−004835号公報
しかし、特許文献1のものは、太陽電池モジュールの裏面側への安全性を考慮するものであるが、表面側については何ら考慮されておらず、その実施例においても太陽電池モジュール表面が鎮火し、野地板温度が低下しはじめた時点で試験を終了したとあるように、表面側の試験である火炎伝播試験をクリアするように設計されたものではない。また、特許文献2のものは、表面側へ難燃性材料を配置することにより表面側の安全性を考慮したものであるが、上記難燃性材料として高価なテトラフロロエチレン・ヘキサフロロプロピレン・ビニリデンフロライド(THV)を用いるため、実用上問題があるだけでなく、裏面側については何ら考慮されておらず、上記難燃性材料からなる表面部材の厚みや裏面部材の種類によっては飛び火試験をクリアできないおそれがある。さらに、特許文献3のものは、太陽電池モジュール表面での燃焼を裏面側(建物側)に及ぶことを抑制し、太陽電池モジュール自体の昇温を抑制することで太陽電池モジュールとしての耐燃性を改善するものであるが、特許文献1のものと同様に、表面側については何ら考慮されておらず、表面側の試験である火炎伝播試験をクリアするように設計されたものではない。このように、太陽電池モジュールの表面側および裏面側の双方の安全性が図られたものはなく、太陽電池モジュールの安全試験規格であるIEC61730−2で定められた火炎伝播試験(Spread of flame test)および建築基準法第63条で定められた飛び火試験のいずれもクリアすることのできる、軽量化された太陽電池モジュールは存在しないのが実情である。
なお、上記火炎伝播試験は、太陽電池モジュールが延焼の原因とならないことを検証するものであり、太陽電池モジュールの表面側の燃え広がりが一定面積以下であること等が要求される試験である。また、上記飛び火試験は、燃焼した火種が飛来して太陽電池モジュールの上に落ちることを想定したものであり、主に太陽電池モジュールの裏面側にまで火が突き抜けないこと等が要求される試験である。これらの試験に適合する太陽電池モジュールは、容易には発火せず、屋根床に対してある程度の防火性をもち、取付位置からずれることもなく、また、火の粉を飛ばすこともないことが想定される。
本発明は、上記の課題に鑑み、太陽電池モジュールの軽量化が図られ、しかも火炎伝播試験および飛び火試験の双方をクリアすることができ、経済的にも優れる太陽電池モジュールを提供することをその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、光起電力素子と、受光面側の最表面に配置される最表面部材と、非受光面側に配置される裏面部材とを有する太陽電池モジュールであって、上記光起電力素子の非受光面側に少なくとも一層の熱拡散層を有し、上記最表面部材が限界酸素指数28以上の樹脂フィルムであり、上記最表面部材と、上記最表面部材と上記熱拡散層との間に配置される複数の層と、で構成される積層体の最大発熱速度が100〜700kW/m2であり、上記熱拡散層の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値が2600(μW/K)以上である太陽電池モジュールをその要旨とする。
なお、本発明において、「光起電力素子の非受光面側」には、光起電力素子自体の非受光面側も含まれ、光起電力素子のpn接合面より裏面側に位置する光起電力素子の基材も含まれる。また、「熱拡散層」とは、0〜30℃において熱伝導率λ(W/m・K)が5以上の金属からなるものをいう。さらに、熱拡散層を複数有する場合には、最も受光面側に配置される熱拡散層を基準として、最表面部材との間に配置される複数の層を決定する。そして、熱拡散層を複数有する場合には、熱拡散層ごとに算出される熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値の合計を、熱拡散層の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値とする。
本発明の太陽電池モジュールは、最表面部材が限界酸素指数28以上の樹脂フィルムであり、その最表面部材と、最表面部材と熱拡散層との間に配置される複数の層と、で構成される積層体の最大発熱速度が100〜700kW/m2となるように設定され、その熱拡散層の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値[熱拡散層が複数あるときはそれらの合計]が2600(μW/K)以上となるように設定されている。このため、太陽電池モジュールの軽量化が図られ、しかも火炎伝播試験および飛び火試験の双方をクリアすることができ、経済的にも優れる太陽電池モジュールとなる。
本発明の一実施の形態における太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の他の形態を示す太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の他の形態を示す太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の他の形態を示す太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の他の形態を示す太陽電池モジュールの断面図である。 本発明の他の形態を示す太陽電池モジュールの断面図である。
つぎに、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における太陽電池モジュール20の断面図である。この太陽電池モジュール20は、表面部材14と裏面部材3との間に、接着剤組成物からなる層8,9を介して光起電力素子1が保持され、表面部材14と裏面部材3とで光起電力素子1をラミネートしていることにより、屋外での使用に耐え得るようになっている。
上記太陽電池モジュール20は、上記表面部材14の最表面に配置される最表面部材2と上記光起電力素子1との間に複数の層(層9〜13)が配置されており、上記光起電力素子1の非受光面側に第1の熱拡散層6を有し、上記最表面部材2が限界酸素指数28以上の樹脂フィルムであり、上記最表面部材2と、上記最表面部材2と上記第1の熱拡散層6との間に配置される複数の層(層13/層12/層11/層10/層9/光起電力素子1/層8/層7)と、で構成される積層体4(最表面部材2/層13/層12/層11/層10/層9/光起電力素子1/層8/層7)の最大発熱速度が100〜700kW/m2であり、上記裏面部材3が樹脂からなる層5,7および第1の熱拡散層6を有し、上記第1の熱拡散層6の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値が2600(μW/K)以上に設定されている。
以下に、上記太陽電池モジュール20を詳細に説明する。なお、図1において、厚み、大きさ、外観等は模式的に示したものであり、実際のものとは異なっている(以下の図において同じ)。
上記光起電力素子1は、いわゆる太陽電池と呼ばれるものであり、この実施の形態では基材1bの上に多結晶の薄膜(CIGSからなる素子1aとする)が形成されたCIGS太陽電池を用いている。しかし、光起電力素子1は、CIGS太陽電池に限られず、シリコン系、化合物系、有機系、ペロブスカイト系等のいずれを材料とするものであっても用いることができる。上記シリコン系太陽電池としては、例えば、単結晶太陽電池、多結晶太陽電池、アモルファス太陽電池、多接合太陽電池等があげられる。上記化合物系太陽電池としては、例えば、CI(G)S系太陽電池、GaAs系太陽電池、CdTe系太陽電池等があげられる。上記有機系太陽電池としては、例えば、色素増感太陽電池、有機薄膜太陽電池等があげられる。なかでも太陽電池モジュールの軽量化を図れる観点から、化合物系太陽電池、有機系太陽電池が好ましく用いられる。
上記表面部材14は、使用時に光起電力素子1を表面側から保護する目的で、太陽電池モジュールの表面側に配置されるものであり、通常、複数の層が積層された積層体からなる。この実施の形態では、最表面部材2と、樹脂からなる層10〜13とが積層された積層体からなっている。
上記表面部材14の厚みは、通常、10〜2000μmであり、好ましくは50〜1500μmであり、より好ましくは100〜1000μmである。また、その重さは、通常、0.012〜2.4mg/cm2であり、好ましくは0.06〜1.8mg/cm2であり、より好ましくは0.12〜1.2mg/cm2と軽量である。
上記最表面部材2は、受光面側の最表面に配置されるものであり、本発明では、限界酸素指数が28以上の樹脂フィルムが用いられ、より好ましくは限界酸素指数が30以上にある樹脂フィルムであり、とりわけ限界酸素指数が40以上のものが好ましく用いられる。この実施の形態では、厚み50μmのエチレンテトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)フィルムを用いているが、それ以外にも、例えば、ポリ四フッ化エチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、塩化ビニル(PVC)、ポリイミド等からなる樹脂フィルムを用いることができる。なかでも、PVDF、ETFEが難燃性とコストのバランスに優れる点から好ましい。また、その厚みは、用いる樹脂フィルムの材料に合せて適宜選択することができるが、軽量化と難燃性のバランスに優れる点から、5〜150μmであることが好ましく、より好ましくは10〜100μmである。
本発明において、限界酸素指数とは、材料が燃焼を持続するのに必要な最低酸素濃度(容量%)の値をいい、JIS K7201−2(酸素指数による燃焼性の試験)に準拠して測定することができる。例えば、PVDFの限界酸素指数は44%、PTFEの限界酸素指数は95%以上、ETFEの限界酸素指数は30%である。
上記層10〜13は、表面部材14に太陽電池表面シートとしての様々な機能を付与するために用いるものである。このような機能とは、例えば、耐火性、耐熱性、耐候性、耐汚染性、機械的強度付与、接着性等があげられる。また、表面部材14は太陽電池モジュール20の受光面側に配置されるため、これらの層10〜13はいずれも透明性があることが求められる。
この実施の形態では、層10が厚み12μmのバリアフィルム、層11,層13が厚み50μmのアイオノマー樹脂、層12が厚み150μmのポリエチレンテレフタレート(PET)からなっている。しかし、複数の層10〜13の構成はこの例に限られず、また、各層を形成する材料も種々の材料から選択することができる。そして、各層の厚みも、その形成材料によって適宜選択することができる。
表面部材14の層10〜13として用いることができる材料としては、上記ポリオレフィン樹脂、PET、アイオノマー樹脂以外にも、例えばエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、シリコーン樹脂、塩化ビニル(PVC)等を用いることができる。表面部材14に様々な機能を付与することができる点から、表面部材14は材料が異なる複数の層を備えることが好ましいが、単層であってもよい。
上記実施の形態の構成において、層10のバリアフィルムの厚みは、例えば2〜200μmであることが好ましく、より好ましくは2〜125μmであり、層11,層13のアイオノマー樹脂の厚みは、例えば10〜500μmであることが好ましく、より好ましくは50〜250μmである。また、層12のPETの厚みは、例えば10〜500μmであることが好ましく、より好ましくは50〜250μmである。
なお、本発明においては、後記で詳細を説明するように、最表面部材2と、最表面部材2と第1の熱拡散層6との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4の最大発熱速度が100〜700kW/m2であることが求められる。したがって、表面部材14の層10〜13は、最表面部材2、層7、層8、層9および光起電力素子1(基材1bおよびCIGSからなる素子1a)をも考慮した材料選択が必要である。
つぎに、裏面部材3を説明する。この裏面部材3は、使用時に光起電力素子1を裏面側から保護する目的で、太陽電池モジュールの裏面側に配置されるものであり、樹脂からなる層と少なくとも一層の熱拡散層が積層された積層体からなる。この実施の形態では、層5、第1の熱拡散層6、層7とが積層された積層体からなっているが、裏面部材3の構成はこの例に限られるものではない。
上記裏面部材3の厚みは、通常、10〜500μmであり、好ましくは10〜400μmであり、より好ましくは10〜200μmである。また、その重さは、通常、0.02〜1.2mg/cm2であり、好ましくは0.02〜1mg/cm2であり、より好ましくは0.02〜0.7mg/cm2と軽量である。したがって、単なる鋼板のようなものは、本発明の裏面部材3には含まれない。
上記第1の熱拡散層6としては、熱伝導率(W/m・K)が5以上の金属からなり、熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値が2600(μW/K)以上であるものを用いることができ、より好ましくは2800(μW/K)以上であり、3000(μW/K)以上であるとさらに好ましい。このような条件を満たすことができる材料としては、例えば、アルミニウム、銅、ステンレス等があげられる。また、その厚みは、通常、2〜200μmであることが好ましく、より好ましくは2〜150μmである。また、熱拡散層は単層でなく、複数の層であってもよい。熱拡散層が複数ある場合には、熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値は、層ごとに算出した上記値の合計が2600(μW/K)以上であればよい。また、それらは同じ材料であってもよいし、互いに異なっていてもよい。この実施の形態では、第1の熱拡散層6は、厚み20μmのアルミニウムであり、その熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値は4720(μW/K)である。
上記層5,7は、裏面部材3に耐熱性、耐候性、耐湿性等の太陽電池のバックシートとしての機能を付与するために設けられるものであり、上記第1の熱拡散層6を保護する役割も果たしている。この実施の形態では、上記層5は厚み50μmのPETからなり、上記層7は、厚み150μmのPETからなるフィルムであり、裏面部材3における耐熱性、耐寒性、電気絶縁性、耐薬品性、耐摩耗性、耐溶剤性の向上が図られている。しかし、層5,7の構成はこの例に限られず、また、各層を形成する材料も種々の材料から選択することができる。そして、各層の厚みも、その形成材料によって適宜選択することができる。
このような機能および役割を果たすフィルム材料としては、PET以外にも、例えば、ポリフッ化ビニル(PVF)、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリイミド等の樹脂があげられる。これらは求める機能や役割により適宜の厚みに調整されて用いることができ、その厚みは、例えば、10〜500μmであることが好ましく、より好ましくは20〜300μmである。そして、裏面部材3は、必ずしも樹脂からなる層を2層有しなくてもよく、3層以上有するようにしてもよく、単層を有していてもよい。しかし、第1の熱拡散層6の表裏の両面に樹脂からなる層が配置されていると、第1の熱拡散層6の保護が確実に図られ、第1の熱拡散層6の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値が2600(μW/K)以上であるという性能を長期に渡って保持することができるため好ましい。
そして、上記太陽電池モジュール20は、上記最表面部材2と、上記最表面部材2と上記第1の熱拡散層6との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4の最大発熱速度が、100〜700kW/m2の範囲に設定されており、より好ましくは100〜650kW/m2の範囲であり、100〜600kW/m2の範囲に設定されるものがさらに好ましい。この実施の形態では、積層体4の最大発熱速度は679kW/m2である。上記最大発熱速度は、ISO5660−1(コーンカロリメータによる発熱性試験)に準拠して求めることができる。なお、上記積層体4は、最表面部材2と、最表面部材2と第1の熱拡散層6との間に配置される複数の層(層13/層12/層11/層10/層9/光起電力素子1/層8/層7)をすべて含むものである。
この実施の形態では、上記最表面部材2が限界酸素指数30の樹脂フィルムであるため、火炎伝播試験をクリアすることができる。これに加えて、上記最表面部材2と、上記最表面部材2と上記第1の熱拡散層6との間に配置される複数の層(層13/層12/層11/層10/層9/光起電力素子1/層8/層7)と、で構成される積層体4(最表面部材2/層13/層12/層11/層10/層9/光起電力素子1/層8/層7)の最大発熱速度が679kW/m2であり、かつ、上記第1の熱拡散層6の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値が4720(μW/K)であるため、飛び火試験をもクリアすることができる。さらに、表面部材14および裏面部材3が極めて薄いフィルム状に形成されており、光起電力素子1自体もフレキシブルな薄膜であるため、太陽電池モジュール20全体がフレキシブルになっており、薄膜化、軽量化が実現されている。
上記太陽電池モジュール20は、例えば、つぎのようにして作製することができる。すなわち、まず光起電力素子1、表面部材14、裏面部材3をそれぞれ別個に作製し、層9および層8を形成するための接着剤組成物を準備する。つぎに、上記表面部材14、上記接着剤組成物(層9)、上記光起電力素子1、上記接着剤組成物(層8)、上記裏面部材3の順に重ねた状態でラミネートすることにより、太陽電池モジュール20を得ることができる。
つぎに、本発明の他の実施の形態について説明する。図2は、本発明の他の実施の形態である太陽電池モジュール30であり、光起電力素子1の基材として第2の熱拡散層(基材1b)を有することが、図1に示す太陽電池モジュール20と異なっている。すなわち、太陽電池モジュール30は、熱拡散層として、第1の熱拡散層6と第2の熱拡散層(基材1b)の2層を有している。また、最表面部材2と、最表面部材2と最も受光面側に配置された第2の熱拡散層(基材1b)との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4の最大発熱速度が100〜700kW/m2であり、かつ、熱拡散層[第1の熱拡散層6、第2の熱拡散層(基材1b)]ごとに算出される熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値の合計が2600(μW/K)以上になっている。それ以外の構成は、図1に示す太陽電池モジュール20と同様であり、その説明を省略する。図2に示す太陽電池モジュール30においても、図1に示す太陽電池モジュール20と同様の効果を奏する。さらに、第2の熱拡散層(基材1b)が、光起電力素子1に設けられているため、表面側から伝達される熱が裏面部材3に到達する前にある程度拡散し、裏面部材3の保護が効果的に図られている。そして、第1の熱拡散層6の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値と、第2の熱拡散層(基材1b)の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)値との合計が、2600(μW/K)以上に設定されているため、太陽電池モジュール30の裏面側の保護をより一層確実に行うことができる。
上記第2の熱拡散層(基材1b)としては、図1に示す太陽電池モジュール20の第1の熱拡散層6で説明した材料を用いることができ、より好適な材料および厚みも同様である。第2の熱拡散層(基材1b)は単層であってもよいし、2層以上であってもよい。第1の熱拡散層6および第2の熱拡散層(基材1b)は互いに同じ材料を用いてもよいし、異なっていてもよい。また、第1の熱拡散層6および第2の熱拡散層(基材1b)が複数層の場合は、それぞれ同じ材料を用いてもよいし、互いに異なっていてもよい。
図3は、本発明のさらに他の実施の形態である太陽電池モジュール40であり、光起電力素子1と接着剤組成物からなる層8との間に第3の熱拡散層15を有することが、図1に示す太陽電池モジュール20と異なっている。すなわち、太陽電池モジュール40は、熱拡散層として、第1の熱拡散層6と第3の熱拡散層15の2層を有している。また、最表面部材2と、最表面部材2と最も受光面側に配置された第3の熱拡散層15との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4(最表面部材2/層13/層12/層11/層10/層9/光起電力素子1)の最大発熱速度が100〜700kW/m2であり、熱拡散層(第1の熱拡散層6、第3の熱拡散層15)ごとに算出される熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値の合計が2600(μW/K)以上になっている。それ以外の構成は、図1に示す太陽電池モジュール20と同じであり、その説明を省略する。図3に示す太陽電池モジュール40においても、図1に示す太陽電池モジュール20と同様の効果を奏する。さらに、第3の熱拡散層15が、光起電力素子1の裏面側に接した状態で設けられているため、表面側から伝達される熱が裏面部材3に到達する前にある程度拡散し、裏面部材3の保護が効果的に図られている。そして、第1の熱拡散層6の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値と、第3の熱拡散層15の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)値との合計が、2600(μW/K)以上に設定されているため、太陽電池モジュール40の裏面側の保護をより一層確実に行うことができる。
上記第3の熱拡散層15としては、図1に示す太陽電池モジュール20の第1の熱拡散層6で説明した材料を用いることができ、より好適な材料および厚みも同様である。第3の熱拡散層15は単層であってもよいし、2層以上であってもよい。第1の熱拡散層6および第3の熱拡散層15は互いに同じ材料を用いてもよいし、異なっていてもよい。また、第1の熱拡散層6および第3の熱拡散層15が複数層の場合は、それぞれ同じ材料を用いてもよいし、互いに異なっていてもよい。
さらに、図4の太陽電池モジュール50に示すように、熱拡散層として、裏面部材3が第1の熱拡散層6を有し、光起電力素子1の基材として第2の熱拡散層1bを有し、光起電力素子1と裏面部材3との間に第3の熱拡散層15とを有するようにしてもよい。この場合、最表面部材2と、最表面部材2と最も受光面側に配置される第2の熱拡散層(基材1b)との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4(最表面部材2/層13/層12/層11/層10/層9/CIGSからなる素子1a)の最大発熱速度が100〜700kW/m2であり、熱拡散層(第1の熱拡散層6、第2の熱拡散層1b、第3の熱拡散層15)ごとに算出される熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値の合計が2600(μW/K)以上であればよい。太陽電池モジュール50においても、表面側および裏面側の双方の保護が図られ、より耐火性に優れたものとなる。
つぎに、本発明の実施例について、比較例と併せて説明する。ただし、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
上記実施の形態で説明した図2に示す太陽電池モジュール30を作製した。すなわち、この太陽電池モジュール30は、表面部材14として、厚み50μmのETFEからなる最表面部材2、厚み100μmのアイオノマー樹脂からなる層13、厚み125μmのPETからなる層12、厚み200μmのポリオレフィン樹脂からなる層11、厚み12μmのバリアフィルム(ダイセルバリューコーティング社製、T1572#12)からなる層10が積層されたものを用い、光起電力素子1として、厚み50μmのステンレス(SUS)430箔を基材1b(第2の熱拡散層)とし、その上に厚み4μmのCIGS素子1aが形成されたCIGS太陽電池を用い、裏面部材3として、厚み20μmのアルミニウムからなる第1の熱拡散層6、厚み200μmのPETからなる層7、厚み50μmのPETからなる層5が積層されたものを用い、表面部材14と光起電力素子1の間の層9および裏面部材3と光起電力素子1の間の層8は、いずれも厚み200μmのポリオレフィン樹脂が用いられている。したがって、太陽電池モジュール30の最表面部材2と、最表面部材2と最も受光面側に配置された熱拡散層である基材1b(第2の熱拡散層)との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4には、最表面部材2、層13、層12、層11、層10、層9、CIGSからなる素子1aが含まれる。
[実施例2,4〜9、比較例1〜3]
実施例1の太陽電池モジュール30(図2参照)を、下記の表1または表2に示す構成に変更して太陽電池モジュールを作製した。なお、光起電力素子1の素子1aと、層10のバリアフィルムは、実施例1と同じものを用いている。
Figure 0006846266
Figure 0006846266
[実施例3]
図5に示す太陽電池モジュール60を作製した。この太陽電池モジュール60は、表面部材14として、厚み15μmのPVDFからなる最表面部材2と、厚み100μmのアイオノマー樹脂からなる層11と、厚み12μmのバリアフィルム(ダイセルバリューコーティング社製、T1572#12)からなる層10とが積層されたものを用い、光起電力素子1として、厚み50μmのステンレス(SUS)430箔を基材1b(第2の熱拡散層)とし、その上に厚み4μmのCIGS素子1aが形成されたCIGS太陽電池を用い、層8,9として厚み100μmのアイオノマー樹脂を用い、裏面部材3として、厚み20μmのアルミニウムからなる第1の熱拡散層6と、いずれも厚み200μmのPETからなる層5,層7とが積層されたものを用いている。したがって、太陽電池モジュール60の最表面部材2と、最表面部材2と第2の熱拡散層(基材1b)との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4には、最表面部材2、層11、層10、層9、CIGSからなる素子1aが含まれる。
[実施例10]
図1に示す太陽電池モジュール20を作製した。この太陽電池モジュール20は、表面部材14として、厚み50μmのETFEからなる最表面部材2と、厚み50μmのアイオノマー樹脂からなる層13,層11と、厚み150μmのPETからなる層12と、厚み12μmのバリアフィルム(ダイセルバリューコーティング社製、T1572#12)からなる層10とが積層されたものを用い、光起電力素子1として、厚み125μmのポリイミド(PI)フィルム(宇部興産社製、Upilex S)を基材1bとし、その上に厚み4μmのCIGS素子1aが形成されたCIGS太陽電池を用い、層8,9として厚み100μmのアイオノマー樹脂を用い、裏面部材3として、厚み150μmのPETからなる層7と、厚み20μmのアルミニウムからなる第1の熱拡散層6と、厚み50μmのPETからなる層5とが積層されたものを用いている。したがって、太陽電池モジュール20の最表面部材2と、最表面部材2と第1の熱拡散層6との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4には、最表面部材2、層13、層12、層11、層10、層9、光起電力素子1(CIGSからなる素子1a,基材1b)、層8、層7が含まれる。
[実施例11]
図6に示す太陽電池モジュール70を作製した。この太陽電池モジュール70は、表面部材14として、厚み15μmのPVDFからなる最表面部材2と、厚み100μmのアイオノマー樹脂からなる層11と、厚み12μmのバリアフィルム(ダイセルバリューコーティング社製、T1572#12)からなる層10とが積層されたものを用い、光起電力素子1として、厚み125μmのポリイミド(PI)フィルム(宇部興産社製、Upilex S)を基材1bとし、その上に厚み4μmのCIGS素子1aが形成されたCIGS太陽電池を用い、層8,9として厚み200μmのポリオレフィン樹脂を用い、裏面部材3として、厚み150μmのPETからなる層7と、厚み20μmのアルミニウムからなる第1の熱拡散層6と、厚み50μmのPETからなる層5とが積層されたものを用いている。したがって、太陽電池モジュール70の最表面部材2と、最表面部材2と第1の熱拡散層6との間に配置される複数の層と、で構成される積層体4には、最表面部材2、層11、層10、層9、光起電力素子1(CIGSからなる素子1a,基材1b)、層8、層7が含まれる。
[実施例12、比較例4〜6]
実施例11の太陽電池モジュール70(図6参照)を、下記の表3に示す構成に変更して太陽電池モジュールを作製した。なお、光起電力素子1の素子1aと、層10のバリアフィルムは、実施例11と同じものを用いている。
Figure 0006846266
このようにして得られた実施例および比較例の太陽電池モジュールに関し、積層体4の最大発熱速度を測定し、各熱拡散層の「熱伝導率λ×厚みd」の値を算出し、熱拡散層を複数有する場合には、それらの値の合計を算出するとともに、下記の基準にしたがって各特性評価(火炎伝播試験および飛び火試験)を行った。その結果を、後記の表4に併せて示す。
[火炎伝播試験]
IEC61730−2に準拠した試験条件、評価を行った。すなわち、火炎が太陽電池モジュールの上部表面だけに影響を及ぼすように風速5.3m/s下で4分間太陽電池モジュールを火炎にさらし、試験後に太陽電池モジュールを目視にて観察し、下記の基準にしたがって評価した。
○(合格):下記(1)〜(3)の基準をすべて満たす。
×(不合格):下記(1)〜(3)の基準を少なくとも一つを満たさない。
(1)モジュールからの燃焼落下物がない。
(2)3.9m以上の縦方向の火炎の伝播がない。
(3)横方向に大きく火炎の伝播がない。
[飛び火試験]
建築基準法第63条に準拠した試験条件、評価を行った。すなわち、幅1.2m×長さ2.0mの太陽電池モジュールに2つの火種(クリブ)を4分の時間差をつけて置き、試験後に太陽電池モジュールを目視にて観察し、下記の基準にしたがって評価した。
○(合格):下記(1)〜(3)の基準をすべて満たす。
×(不合格):下記(1)〜(3)の基準を少なくとも一つを満たさない。
(1)火炎の先端が端部に達しない。
(2)裏面で火炎を伴う燃焼が観察されない。
(3)10×10mmを超える貫通孔が観察されない。
Figure 0006846266
上記表4の結果から、実施例1〜12の太陽電池モジュールは、火炎伝播試験および飛び火試験のいずれもクリアする優れた耐火性を有することが示された。これに対し、比較例1〜6は、火炎伝播試験および飛び火試験のいずれか一方がクリアできなかった。
[実施例13]
図3に示す太陽電池モジュール40を作製した。この太陽電池モジュール40は、実施例2の基材1bを厚み125μmのポリイミド(PI)フィルム(宇部興産社製、Upilex S)に変更し、光起電力素子1と層8との間に厚み50μmのステンレス(SUS)430箔からなる層15(第3の熱拡散層)を設けた以外は、実施例2と同様にして作製した。この実施例13の太陽電池モジュールも、上記実施例1〜12と同様の優れた耐火性を有していた。
[実施例14]
図4に示す太陽電池モジュール50を作製した。この太陽電池モジュール50は、実施例7において、光起電力素子1と層8との間に厚み50μmのステンレス(SUS)430箔からなる層15(第3の熱拡散層)を設けた以外は、実施例7と同様にして作製した。この実施例14の太陽電池モジュールも、上記実施例1〜12と同様の優れた耐火性を有していた。
本発明の太陽電池モジュールは、軽量、薄膜でありながら、優れた耐火性を有するため、屋根被覆材料として用いることができる。また、建物の既設の屋根上をはじめ、様々な箇所に取り付けることが可能である。
1 光起電力素子
2 最表面部材
3 裏面部材
4 積層体
6 熱拡散層
20 太陽電池モジュール

Claims (3)

  1. 光起電力素子と、受光面側の最表面に配置される最表面部材と、非受光面側に配置される裏面部材とを有する太陽電池モジュールであって、上記光起電力素子の非受光面側に少なくとも一層の熱拡散層を有し、上記最表面部材が限界酸素指数28以上の樹脂フィルムであり、上記最表面部材と、上記最表面部材と上記熱拡散層との間に配置される複数の層と、で構成される積層体の最大発熱速度が100〜700kW/m2であり、上記熱拡散層の熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値が2600(μW/K)以上であることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 上記光起電力素子の非受光面側の少なくとも一層の熱拡散層が、上記光起電力素子、上記裏面部材、および上記光起電力素子と上記裏面部材の間、からなる群から選ばれた少なくとも一つに配置される請求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 上記熱拡散層を複数有し、上記最表面部材と、上記最表面部材と上記複数の熱拡散層のうち最も受光面側に配置される熱拡散層との間に配置される複数の層と、で構成される積層体の最大発熱速度が100〜700kW/m2であり、熱拡散層ごとに算出される熱伝導率λ(W/m・K)×厚みd(μm)の値の合計が2600(μW/K)以上である請求項1または2記載の太陽電池モジュール。
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