JP6844310B2 - 周波数比測定装置および物理量センサー - Google Patents
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Description
この周波数カウンターは、周波数デルタシグマ変調部(以下、「FDSM(Frequency Delta Sigma Modulator)」と言う)を有し、そのFDSMにより、基準信号と被測定信号との一方を用いて他方を周波数デルタシグマ変調し、デルタシグマ変調信号を生成し、出力する。例えば、特許文献1には、電気的に並列に接続された複数のFDSMを有する周波数カウンターが開示されている。
しかしながら、ローパスフィルターを被測定信号に同期させて駆動するので、ローパスフィルターの出力タイミングが、被測定信号の変動に起因して変化するという問題がある。また、被測定信号の周波数は低いので、ノイズシェープ効果を高めることが困難である。
前記被測定信号に基づく動作信号を用いて前記基準信号を周波数デルタシグマ変調し、周波数デルタシグマ変調信号を生成する周波数デルタシグマ変調部と、
前記周波数デルタシグマ変調部の出力側に設けられたフィルターと、を備え、
前記フィルターは、前記基準信号に同期していることを特徴とする。
この発明によれば、レシプロカルカウント方式を採用しており、動作信号の周波数を基準信号の周波数よりも低くすることにより、消費電力を低減することができる。
また、被測定信号に比べ周波数が安定である基準信号に同期させてフィルターを駆動することにより、フィルターで所定の処理が行われた周波数デルタシグマ変調信号の出力タイミングの揺らぎを抑えることができ、測定精度を向上させることができる。
これにより、被測定信号の変化に対してカウント値の変化が大きくなるため、測定精度を向上させることができる。
これにより、被測定信号に基づいて動作信号を生成する回路を設ける場合に比べて、回路構成を簡素化することができる。
これにより、適確に周波数デルタシグマ変調部を動作させることができる。
前記動作信号は、前記第1の信号であることが好ましい。
これにより、被測定信号の周波数の2倍の周波数を有する動作信号を生成することができ、ノイズシェープ効果を高め、測定精度を向上させることができる。
前記動作信号は、前記第1の信号を前記基準信号でリサンプリングしたものであることが好ましい。
これにより、被測定信号の周波数の2倍の周波数を有する動作信号を生成することができ、ノイズシェープ効果を高め、測定精度を向上させることができる。また、適確に周波数デルタシグマ変調部を動作させることができる。
前記第2の信号生成部が、入力信号の立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、前記入力信号の立ち上がりおよび立ち下がりに同期する第2の信号を生成し、
前記基準信号は、前記第2の信号であることが好ましい。
これにより、基準信号の周波数を高くすることができ、これによって、ノイズシェープ効果を高め、測定精度を向上させることができる。
これにより、目標のサンプリングタイミング(サンプリング周波数)を実現することができる。また、ダウンサンプリングにより動作速度を低下させることで、消費電力を低減することができる。
これにより、フィルターとは別にデシメーション部を設ける必要がなく、回路構成を簡素化することができる。
前記分周器により分周された前記基準信号により、前記周波数デルタシグマ変調信号をラッチするラッチと、を有することが好ましい。
これにより、簡易にデシメーション部を構成することができる。
これにより、フィルターとは別にデシメーション部を設けることができ、設計の自由度を広くすることができる。
前記検出部から出力された被測定信号が入力される本発明の周波数比測定装置と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、レシプロカルカウント方式を採用しており、動作信号の周波数を基準信号の周波数よりも低くすることにより、消費電力を低減することができる。
<第1実施形態>
図1は、本発明の周波数比測定装置の第1実施形態を示すブロック図である。
なお、以下の説明では、信号のレベルが「ロー(Low)」の場合を「0」、信号のレベルが「ハイ(High)」の場合を「1」とも言う。
図1に示す周波数比測定装置1は、被測定信号と、基準信号とに基づいて、被測定信号と基準信号との周波数比を測定する装置である。周波数比測定装置1は、被測定信号に基づく動作信号を用いて基準信号を周波数デルタシグマ変調し、周波数デルタシグマ変調信号を生成する周波数デルタシグマ変調部2と、周波数デルタシグマ変調部2の出力側に設けられたフィルターの1例であるローパスフィルター3とを備えている。また、ローパスフィルター3(フィルター)は、基準信号に同期している。
また、被測定信号とは、周波数(周波数比)を計測する対象となる信号である。例えば、後述する加速度センサー100(図7、図8参照)では、被測定信号は、加速度センサー100の検出部200から出力される信号であり、その被測定信号の周波数は、加速度に対応している。
また、周波数デルタシグマ変調部2の動作信号とは、周波数デルタシグマ変調部2の動作のタイミングを与えるために用いられる信号である。
図1に示すように、周波数比測定装置1は、周波数デルタシグマ変調部2(以下、「FDSM(Frequency Delta Sigma Modulator)」と言う)と、フィルターの1例であるローパスフィルター3とを備えている。FDSM2の出力側(後段)に、ローパスフィルター3が接続されている。
FDSM2としては、例えば、出力信号をビットストリーム形式で出力するFDSM(以下、「ビットストリーム構成のFDSM(ビットストリーム型FDSM)」とも言う)、出力信号をデータストリーム形式で出力するFDSM(以下、「データストリーム構成のFDSM(データストリーム型FDSM)」とも言う)等を用いることができる。
ビットストリーム構成のFDSMを用いる場合は、他の信号処理回路を簡素化することができる。また、データストリーム構成のFDSMを用いる場合は、周波数変動が大きい場合にも対応することができる。本実施形態では、代表的に、データストリーム構成のFDSMを例に挙げて説明を行う。
このようにFDSM2を低い周波数の被測定信号で駆動すること、すなわち、低い周波数の被測定信号を用いて基準信号を周波数デルタシグマ変調することにより、消費電力を低減することができる。
このローパスフィルター3により、所定のカットオフ周波数(遮断周波数)以上の周波数成分が遮断または低減される。これにより、FDSM2から出力される信号に含まれるノイズ成分を除去または低減することができる。詳細に説明すると、まず、FDSM2の特徴の1つであるノイズシェープ機能が発揮されること(ノイズシェープ効果)により、ノイズを高周波側にシフトすることができる。そして、ローパスフィルター3により、ノイズ成分を低減することができ、測定精度を向上させることができる。
ローパスフィルター3としては、特に限定されず、例えば、一般的なローパスフィルターや、ラグリードフィルター、ラグフィルター、移動平均フィルター等が挙げられ、これらを組み合わせて用いてもよい。また、フィルターとしては、ローパスフィルター3に限らず、他の機能を有するフィルターを用いてもよい。
このようにローパスフィルター3を高い周波数の基準信号で駆動することにより、ノイズシェープ効果を高めることができ、これによって、測定精度を向上させることができる。
図1に示すように、周波数比測定装置1のFDSM2には、被測定信号および基準信号が入力される。また、ローパスフィルター3のクロック入力端子には、基準信号が入力される。
FDSM2では、前述した所定の処理が行われ、周波数デルタシグマ変調信号が生成される。
周波数デルタシグマ変調信号は、ローパスフィルター3で所定の処理が行われ、ローパスフィルター3から出力される。ローパスフィルター3は、基準信号で駆動される。
また、基準信号の周波数は一定であるので、ローパスフィルター3から周波数デルタシグマ変調信号を一定のタイミングで出力することができる。
図2は、本発明の周波数比測定装置の第2実施形態を示すブロック図である。
以下、第2実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
また、ラッチ5の出力端子は、FDSM2の第1ラッチ22のクロック入力端子および第2ラッチ23のクロック入力端子に接続されている。
また、基準信号は、ラッチ5のクロック入力端子、ラッチ4のクロック入力端子およびローパスフィルター3のクロック入力端子に入力されている。
このように、FDSM2の動作信号は、被測定信号を基準信号でリサンプリングしたものである。具体的には、ラッチ5は、基準信号の立ち上がりエッジに同期して被測定信号をラッチし、出力する。FDSM2の動作信号は、このラッチ5から出力される信号である。これにより、適確にFDSM2を動作させることができる。
図2に示すように、周波数比測定装置1のFDSM2のカウンター21の入力端子、ラッチ5のクロック入力端子、ラッチ4のクロック入力端子、ローパスフィルター3のクロック入力端子には、それぞれ、基準信号が入力される。また、ラッチ5の入力端子には、被測定信号が入力される。
ラッチ4は、基準信号の立ち上がりエッジに同期して周波数デルタシグマ変調信号をラッチし、出力する。ラッチ4から出力された信号は、ローパスフィルター3で所定の処理が行われ、ローパスフィルター3から出力される。ローパスフィルター3は、基準信号で駆動される。
なお、第2実施形態では、ラッチ4、5のいずれか一方、または両方を省略してもよい。同様に、後述する第3〜第6実施形態でも、ラッチ4、5のいずれか一方、または両方を省略してもよい。
図3は、本発明の周波数比測定装置の第3実施形態を示すブロック図である。
以下、第3実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態は、主として、さらにエッジ検出部6を有すること以外は前記第2実施形態と同様である。
図3に示すように、第3実施形態の周波数比測定装置1は、被測定信号の立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、被測定信号の立ち上がりおよび立ち下がりに同期するパルス信号(第1の信号)を生成する第1の信号生成部の1例であるエッジ検出部6を有している。FDSM2の動作信号は、パルス信号(第1の信号)を基準信号でリサンプリングしたものである。
これにより、被測定信号の周波数の2倍の周波数を有する動作信号を生成することができ、ノイズシェープ効果を高め、測定精度を向上させることができる。また、適確にFDSM2を動作させることができる。以下、具体的に説明する。
エッジ検出部6は、遅延素子61と、排他的論理和回路62とを有している。遅延素子61の出力端子は、排他的論理和回路62の一方の入力端子に接続されている。また、遅延素子61としては、本実施形態では、バッファーが用いられている。
また、基準信号は、ラッチ5のクロック入力端子、ラッチ4のクロック入力端子およびローパスフィルター3のクロック入力端子に入力されている。
なお、ラッチ5は省略することが可能であり、ラッチ5を省略した場合は、FDSM2の動作信号は、エッジ検出部6から出力される信号である。
図3に示すように、周波数比測定装置1のFDSM2のカウンター21の入力端子、ラッチ5のクロック入力端子、ラッチ4のクロック入力端子、ローパスフィルター3のクロック入力端子には、それぞれ、基準信号が入力される。また、エッジ検出部6の入力端子には、被測定信号が入力される。
エッジ検出部6は、被測定信号の立ち上がりエッジに同期したパルスおよび被測定信号の立ち下がりエッジに同期したパルスを有するパルス信号を出力する。このパルス信号は、ラッチ5の入力端子に入力される。
ラッチ4は、基準信号の立ち上がりエッジに同期して周波数デルタシグマ変調信号をラッチし、出力する。ラッチ4から出力された信号は、ローパスフィルター3で所定の処理が行われ、ローパスフィルター3から出力される。ローパスフィルター3は、基準信号で駆動される。
また、前述したように、ラッチ5は省略可能であり、ラッチ5を省略した場合は、第3実施形態の周波数比測定装置1は、被測定信号の立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、被測定信号の立ち上がりおよび立ち下がりに同期するパルス信号(第1の信号)を生成する第1の信号生成部の1例であるエッジ検出部6を有することとなる。この場合、FDSM2の動作信号は、パルス信号(第1の信号)である。これにより、被測定信号の周波数の2倍の周波数を有する動作信号を生成することができ、ノイズシェープ効果を高め、測定精度を向上させることができる。
図4は、本発明の周波数比測定装置の第4実施形態を示すブロック図である。
以下、第4実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第4実施形態は、主として、エッジ検出部6を、ラッチ5の入力側(前段)に代えて、FDSM2のカウンター21の入力側に設けたこと以外は前記第3実施形態と同様である。
図4に示すように、第4実施形態の周波数比測定装置1は、第2の信号生成部の1例であるエッジ検出部6を有している。エッジ検出部6は、元信号(入力信号)の立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、元信号(入力信号)の立ち上がりおよび立ち下がりに同期するパルス信号(第2の信号)を生成する。そして、本実施形態では、基準信号は、パルス信号(第2の信号)である。また、元信号(入力信号)は、基準信号を生成するために用いられる信号である。
これにより、被測定信号の変化に対してカウント値の変化が大きくなるため、測定精度を向上させることができる。以下、具体的に説明する。
エッジ検出部6では、元信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジが検出される。すなわち、エッジ検出部6は、元信号の立ち上がりエッジに同期したパルスおよび元信号の立ち下がりエッジに同期したパルスを有するパルス信号を出力する。このパルス信号は、基準信号である。
また、被測定信号は、ラッチ5の入力端子に入力され、ラッチ5から出力される信号は、FDSM2の第1ラッチ22のクロック入力端子および第2ラッチ23のクロック入力端子に入力されている。
また、エッジ検出部6を設けることにより、元信号の周波数の2倍の周波数を有する基準信号を生成することができる。このような高い周波数の基準信号を用いることにより、被測定信号の変化に対してカウント値の変化が大きくなるため、測定精度を向上させることができる。
以上のような第4実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
図5は、本発明の周波数比測定装置の第5実施形態を示すブロック図である。
以下、第5実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第5実施形態は、主として、さらにデシメーション部7を有すること以外は前記第2実施形態と同様である。
また、分周器71の分周比は、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定される。また、ラッチ72としては、例えば、Dラッチ等を用いることができる。
また、ラッチ72は、ローパスフィルター3(フィルター)の出力側に設けられている。すなわち、ローパスフィルター3の出力端子は、ラッチ72の入力端子に接続されている。このようにローパスフィルター3とは別にデシメーション部7を設けることにより、設計の自由度を広くすることができる。
また、基準信号は、ラッチ5のクロック入力端子、ラッチ4のクロック入力端子、ローパスフィルター3のクロック入力端子およびデシメーション部7の分周器71の入力端子に入力されている。
周波数比測定装置1の動作は、ローパスフィルター3までは、第2実施形態と同様であり、ローパスフィルター3から出力された周波数デルタシグマ変調信号は、デシメーション部7に入力される。
以上のような第5実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
図6は、本発明の周波数比測定装置の第6実施形態を示すブロック図である。
以下、第6実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第6実施形態は、主として、デシメーション部8を、ローパスフィルター3の出力側に代えて、ローパスフィルター3の内部に設けたこと以外は前記第5実施形態と同様である。
デシメーション部8としては、例えば、第5実施形態のデシメーション部8と同様のものを用いることができ、また、それとは異なる構成のものを用いることもできる。
以上のような第6実施形態によっても、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。
図7は、本発明の物理量センサーの1例である加速度センサーの実施形態における検出部の内部構造を示す図である。図8は、図7中のA−A線での断面図である。
以下、物理量センサーの1例である加速度センサーの実施形態について、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
この検出部200は、外部端子227、228、内部端子224、225、外部接続端子214e、214f、接続端子210b、210c等を経由して加速度検出素子213の励振電極に印加される駆動信号によって、加速度検出素子213の振動梁213a、213bが所定の周波数で発振(共振)する。そして、検出部200は、加わる加速度に応じて変化する加速度検出素子213の共振周波数を被測定信号(検出信号)として出力する。
また、検出部200の数は、本実施形態では1つであるが、これに限らず、例えば、2つ、または3つでもよい。検出部200を3つ設け、各検出部200の検出軸を互いに直交(交差)させることにより、互いに直交する3つの検出軸のそれぞれの軸方向の加速度を検出することが可能である。
以上のような加速度センサー100によっても、その加速度センサー100が備える周波数比測定装置1は、前述した実施形態と同様の効果を発揮することができる。これにより、加速度センサー100は、加速度を精度良く検出することができる。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、本発明の物理量センサーは、例えば、傾斜計、地震計、ナビゲーション装置、姿勢制御装置、ゲームコントローラー、携帯電話、スマートフォン、デジタルスチルカメラ等の各種の電子機器や、自動車等の各種の移動体等に適用することが可能である。すなわち、本発明では、本発明の物理量センサーを備えた電子機器、本発明の物理量センサーを備えた移動体等を提供することが可能である。
Claims (9)
- 被測定信号と、基準信号とに基づいて、前記被測定信号と前記基準信号との周波数比を測定する周波数比測定装置であって、
前記被測定信号に基づく動作信号を用いて前記基準信号を周波数デルタシグマ変調し、周波数デルタシグマ変調信号を生成する周波数デルタシグマ変調部と、
前記周波数デルタシグマ変調部の出力側に設けられたフィルターと、を備え、
前記フィルターは、前記基準信号に同期し、
前記動作信号は、前記被測定信号を前記基準信号でリサンプリングしたものであることを特徴とする周波数比測定装置。 - 被測定信号と、基準信号とに基づいて、前記被測定信号と前記基準信号との周波数比を測定する周波数比測定装置であって、
前記被測定信号に基づく動作信号を用いて前記基準信号を周波数デルタシグマ変調し、周波数デルタシグマ変調信号を生成する周波数デルタシグマ変調部と、
前記周波数デルタシグマ変調部の出力側に設けられたフィルターと、
前記被測定信号の立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、前記被測定信号の立ち上がりおよび立ち下がりに同期する第1の信号を生成する第1の信号生成部と、を備え、
前記フィルターは、前記基準信号に同期し、
前記動作信号は、前記第1の信号を前記基準信号でリサンプリングしたものであることを特徴とする周波数比測定装置。 - 前記基準信号の周波数は、前記動作信号の周波数よりも高い請求項1または2に記載の周波数比測定装置。
- 第2の信号生成部を有し、
前記第2の信号生成部が、入力信号の立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、前記入力信号の立ち上がりおよび立ち下がりに同期する第2の信号を生成し、
前記基準信号は、前記第2の信号である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の周波数比測定装置。 - 前記周波数デルタシグマ変調信号に対してダウンサンプリングを行うデシメーション部を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の周波数比測定装置。
- 前記フィルターは、前記デシメーション部を有する請求項5に記載の周波数比測定装置。
- 前記デシメーション部は、前記基準信号を分周する分周器と、
前記分周器により分周された前記基準信号により、前記周波数デルタシグマ変調信号をラッチするラッチと、を有する請求項5に記載の周波数比測定装置。 - 前記ラッチは、前記フィルターの出力側に設けられている請求項7に記載の周波数比測定装置。
- 物理量を検出する検出部と、
前記検出部から出力された被測定信号が入力される請求項1ないし8のいずれか1項に記載の周波数比測定装置と、を備えることを特徴とする物理量センサー。
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