JP6844302B2 - インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置の制御方法 - Google Patents
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Description
本発明に係る記録方法の一態様は、
表面の凹凸の段差が10μm以上である低吸収性または非吸収性の記録媒体に、含窒素溶剤の含有量が前記インク組成物よりも高い処理液を付着させる処理液付着工程と、
前記処理液付着工程を行った記録媒体へ、含窒素溶剤を含有する前記インク組成物をインクジェットヘッドから吐出して付着させるインク付着工程と、を備えることを特徴とする。
上記適用例において、
前記記録媒体が、記録面の表面が樹脂性であることができる。
上記適用例において、
前記処理液が、前記インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含むことができる。
上記適用例において、
前記処理液の含窒素溶剤の含有量が3質量%以上25質量%以下であり、前記インク組成物の含窒素溶剤の含有量が1質量%以上23質量%以下であることができる。
前記インク組成物が、標準沸点が280℃以上の有機溶剤の含有量が3質量%以下であることができる。
上記適用例において、
前記インク組成物が、前記含窒素溶剤よりも前記記録媒体に対する浸透性が低い有機溶剤を含有することができる。
上記適用例において、
前記記録媒体の表面の凹凸の段差が10μm以上200μm以下であることができる。
上記適用例において、
前記インクジェットヘッドが、圧力室からノズルの間の前記インク組成物が通過する流路に段差を有することができる。
上記適用例において、
前記インクジェットヘッドの圧力室が、該圧力室へ前記インク組成物が供給される供給口と、該圧力室から前記インク組成物が流出する流出口と、を結ぶインク移動方向の、前記流出口よりも延長方向において、前記インク組成物が滞留する滞留部分を有することができる。
上記適用例において、
前記インク組成物が樹脂を含むことができる。
本発明に係るインクジェット記録装置の制御方法の一態様は、
インクジェット記録装置において、適用例1ないし適用例10のいずれか一例のインクジェット記録方法で記録を行う制御を行うインクジェット記録装置の制御方法とすること
を特徴とする。
1.1.インクジェット記録装置
本実施形態に係る記録方法が実施されるインクジェット記録装置の一例について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態に係る記録方法に使用できるインクジェット記録装置は、以下の態様に限定されるものではない。
、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることにより、強制的にインクの液滴を吐出させる方式;インクに圧電素子で圧力と記録情報信号を同時に加え、インクの液滴を吐出・記録させる方式(ピエゾ方式);インクを記録情報信号にしたがって微小電極で加熱発泡させ、インクの液滴を吐出・記録させる方式(サーマルジェット方式)等が挙げられる。
している。この滞留部分26は、インクジェットヘッド2を量産する工程上形成される部分であり、滞留部分26のない圧力室を備えたインクジェットヘッドを量産することは難しい。この滞留部分26では、インク組成物が澱みやすく、インク乾燥物(樹脂溶着物)も溜まりやすい。そして、気泡が集まって空間ができた時に、壁面にインク乾燥物が付着する。これに対して、本実施形態に係るインクジェット記録方法によれば、このような構造を有するインクジェットヘッド2であっても、滞留部分26においてインク乾燥物の堆積を低減でき、インクの吐出安定性に優れたインクジェット記録方法を提供することができる。
硬化ヒーター5による乾燥温度は、好ましくは40℃以上120℃以下であり、より好ましくは60℃以上100℃以下であり、さらに好ましくは80℃以上90℃以下である。
次に、本実施形態にかかるインクジェット記録方法で用いられるインク組成物について説明する。本実施形態で用いられるインク組成物は、例えば、色材、樹脂成分、有機溶剤、界面活性剤、および水を含有する。このようなインク組成物は、優れたインク乾燥性を有することから、インク非吸収性または低吸収性の記録媒体に対する印刷に好ましく用いることができる。以下、本実施形態におけるインク組成物に含まれる成分について説明する。
本実施形態で用いられるインク組成物は、色材を含有してもよい。色材としては、染料や顔料等を挙げることができ、光やガス等に対して退色しにくい性質を有していることから顔料を用いることが好ましい。そのため、顔料を用いてインク非吸収性または低吸収性の記録媒体上に形成された画像は、耐水性、耐ガス性、耐光性等に優れ、保存性が良好となる。
6、18、21、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、酸化アンチモン、酸化マグネシウム、及び酸化ジルコニウムの白色無機顔料が挙げられる。当該白色無機顔料以外に、白色の中空樹脂粒子及び高分子粒子などの白色有機顔料を使用することもできる。
用いることができ、必要に応じて複数種混合した形で用いることもできる。
本実施形態において、インク組成物は、水溶性および/または非水溶性の樹脂成分を含有する。該樹脂成分は、インクを固化させ、さらにインク固化物を記録媒体上に強固に定着させる作用を有する。樹脂成分は、インク組成物中に溶解された状態またはインク組成物中に分散された状態のいずれの状態であってもよい。溶解状態の樹脂成分としては、本実施形態で使用するインク組成物の色材として顔料を分散させる場合に使用する、上記の樹脂分散剤を用いることができる。また、分散状態の樹脂としては、本実施形態で使用するインク組成物の液媒体に難溶あるいは不溶である樹脂成分を、微粒子状にして分散させて(すなわちエマルジョン状態、あるいはサスペンジョン状態にして)含ませることができる。
1645J、ジョンクリル734、ジョンクリル852、ジョンクリル7600、ジョンクリル775、ジョンクリル537J、ジョンクリル1535、ジョンクリルPDX−7630A、ジョンクリル352J、ジョンクリル352D、ジョンクリルPDX−7145、ジョンクリル538J、ジョンクリル7640、ジョンクリル7641、ジョンクリル631、ジョンクリル790、ジョンクリル780、ジョンクリル7610(以上商品名、BASFジャパン株式会社製)等が挙げられる。
本実施形態において、インク組成物は有機溶剤を含有する。インク組成物が有機溶剤を含有することにより、記録媒体上に吐出されたインク組成物の乾燥性が良好となり、耐擦性に優れた画像を得ることができる。
ましく、15質量%以上30質量%以下であることが特に好ましい。
本実施形態において、インク組成物は、水を含有する。水は、インク組成物の主となる媒体であり、乾燥によって蒸発飛散する成分である。水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水または超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものであることが好ましい。また、紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、インク組成物を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を抑制できるので好適である。
本実施形態において、インク組成物は、界面活性剤を含有することが好ましい。界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、フッ素系界面活性剤及びシリコーン系界面活性剤が挙げられ、これらの少なくとも1種を含有することが好ましい。
本実施形態において、インク組成物は、さらに、pH調整剤、ポリオレフィンワックス、防腐剤・防かび剤、防錆剤、キレート化剤等を含有してもよい。これらの材料を添加すると、インク組成物の有する特性をさらに向上させることができる。
本実施形態で用いられるインクは、前述した成分を任意の順序で混合し、必要に応じて濾過等をして不純物を除去することにより得られる。各成分の混合方法としては、メカニカルスターラー、マグネチックスターラー等の撹拌装置を備えた容器に順次材料を添加して撹拌混合する方法が好適に用いられる。濾過方法としては、遠心濾過、フィルター濾過等を必要に応じて行なうことができる。
本実施形態で用いられるインク組成物は、画像品質とインクジェット記録用のインクとしての信頼性とのバランスの観点から、20℃における表面張力が20mN/m以上40mN/mであることが好ましく、20mN/m以上35mN/m以下であることがより好ましい。なお、表面張力の測定は、例えば、自動表面張力計CBVP−Z(商品名、協和界面科学株式会社製)を用いて、20℃の環境下で白金プレートをインクで濡らしたときの表面張力を確認することにより測定することができる。
次に、後述する記録方法で用いられる処理液について説明する。本実施形態で用いられる処理液は含窒素溶剤を含み、含窒素溶剤の含有量がインク組成物よりも高い。以下、本実施形態で用いられる処理液に含まれる成分及び含まれ得る成分ついて詳細に説明する。
本実施形態で用いられる処理液は、有機溶剤として含窒素溶剤を含み、含窒素溶剤の含有量がインク組成物よりも高い。そして、含窒素溶剤の含有量がインク組成物よりも高い処理液を付着させることにより、記録媒体の凸部におけるインクの樹脂の溶解性を確保することができ、耐擦性に優れた画像を記録することができる。また、処理液付着工程を行った記録媒体へインク付着工程を行うまでに、処理液に含まれていた含窒素溶剤により記録媒体の表面を膨潤や溶解することができ、インク組成物に含まれる樹脂などの固形分を記録媒体へ定着させることで耐擦性に優れる記録物とできる。
ェット記録方法を提供することができる。
本実施形態で用いられる処理液は、含窒素溶剤以外の有機溶剤を含むことが好ましい。処理液が有機溶剤を含むことにより、記録媒体に対する処理液の濡れ性を向上させたりすることができる。有機溶剤としては、上述のインク組成物で例示する有機溶剤と同様のものを使用できる。有機溶剤の含有量は、特に限定されるものではないが、処理液の全質量に対して、例えば1質量%以上40質量%以下とすることができ、好ましくは5質量%以上30質量%以下である。
前記処理液が、前記インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含むことができる。処理液が、インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含むことにより、後述する記録方法において、凝集剤とインク組成物に含まれる樹脂とが速やかに反応する。そうすると、インク組成物中の色材や樹脂の分散状態が破壊され、色材や樹脂が凝集する。そして、この凝集物が色材の記録媒体への浸透を阻害するため、形成された画像の画質を向上させることができる。
ール酸、マロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、アスコルビン酸、コハク酸、グルタル酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、乳酸、スルホン酸、オルトリン酸、ピロリドンカルボン酸、ピロンカルボン酸、ピロールカルボン酸、フランカルボン酸、ピリジンカルボン酸、クマリン酸、チオフェンカルボン酸、ニコチン酸、若しくはこれらの化合物の誘導体、又はこれらの塩等が好適に挙げられる。有機酸は、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
級アンモニウム塩、第4級アルキルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、オニウム塩、イミダゾリニウム塩等が挙げられる。カチオン性界面活性剤の具体例としては、ラウリルアミン、ヤシアミン、ロジンアミン等の塩酸塩、酢酸塩等、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウム、ジメチルエチルラウリルアンモニウムエチル硫酸塩、ジメチルエチルオクチルアンモニウムエチル硫酸塩、トリメチルラウリルアンモニウム塩酸塩、セチルピリジニウムクロライド、セチルピリジニウムブロマイド、ジヒドロキシエチルラウリルアミン、デシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ドデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、テトラデシルジメチルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルジメチルアンモニウムクロライド、オクタデシルジメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。
本実施形態で用いられる処理液は、水を主溶媒とすることが好ましい。この水は、処理液を記録媒体に付着させた後、乾燥により蒸発飛散する成分である。水としては、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水又は超純水のようなイオン性不純物を極力除去したものであることが好ましい。また、紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌した水を用いると、処理液を長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止できるので好適である。処理液に含まれる水の含有量は、処理液の全質量に対して、例えば、40質量%以上とすることができ、好ましくは50質量%以上であり、より好ましくは55質量%以上であり、さらに好ましくは65質量%以上である。
本実施形態で用いられる処理液には、界面活性剤を添加してもよい。界面活性剤を添加することにより、処理液の表面張力を低下させ、記録媒体との濡れ性を向上させることができる。界面活性剤の中でも、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、シリコーンン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤を好ましく用いることができる。これらの界面活性剤の具体例については、後述のインク組成物で例示する界面活性剤と同様のものを使用できる。界面活性剤の含有量は、特に限定されるものではないが、処理液の全質量に対して、0.1質量%以上1.5質量%以下とすることができる。
本実施形態で用いられる処理液には、必要に応じて、pH調整剤、防腐剤・防かび剤、防錆剤、キレート化剤等を添加してもよい。
本実施形態で用いられる処理液は、上記の各成分を適当な方法で分散・混合することよって製造することができる。上記の各成分を十分に攪拌した後、目詰まりの原因となる粗大粒子及び異物を除去するためにろ過を行って、目的の処理液を得ることができる。
本実施形態で用いられる処理液は、インクジェット式記録ヘッドで吐出させる場合には、20℃における表面張力が20mN/m以上40mN/mであることが好ましく、20mN/m以上35mN/m以下であることがより好ましい。なお、表面張力の測定は、例えば、自動表面張力計CBVP−Z(商品名、協和界面科学株式会社製)を用いて、20℃の環境下で白金プレートを処理液で濡らしたときの表面張力を確認することにより測定することができる。
本実施形態で用いられるインク組成物は、インク乾燥性を有し、さらに、含窒素溶剤の含有量がインク組成物よりも多い処理液をインク組成物の付着より前に記録媒体へ付着させるため、表面の凹凸の段差が10μm以上であるインク非吸収性または低吸収性の記録媒体に対する印刷に好ましく用いることができる。
は、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられる。なお、樹脂製の記録媒体としては、記録媒体の記録面の表面が上記の樹脂製である記録媒体であればよい。
本実施形態に係るインクジェット記録方法は、表面の凹凸の段差が10μm以上である低吸収性または非吸収性の記録媒体に、インク組成物の付着より前に記録媒体へ付着して用いるものであり、含窒素溶剤の含有量が前記インク組成物よりも高い処理液を付着させる処理液付着工程と、前記処理液付着工程を行った記録媒体へ、含窒素溶剤を含有する前記インク組成物をインクジェットヘッドから吐出して付着させるインク付着工程と、を備えることを特徴とする。以下、図面を参照しながら説明する。
処理液付着工程は、表面の凹凸の段差が10μm以上である低吸収性または非吸収性の記録媒体に、インク組成物の付着より前に記録媒体へ処理液を付着させる工程である。インク組成物の付着より前に含窒素溶剤の含有量がインク組成物よりも高い処理液を付着させることにより、記録媒体の凸部におけるインクの樹脂の溶解性を確保することができ、耐擦性に優れた画像を記録することができる。
このため、後述のインク付着工程で付着されたインクと十分に反応し、優れた画質が得られるようになる。また、処理液は記録媒体M上で均一に塗布されるため、塗布量を減らすことができる。このため、得られた画像の耐擦性低下を防止することができる。
インク付着工程は、処理液付着工程を行った記録媒体へ、含窒素溶剤を含有するインク組成物をインクジェットヘッドから吐出して付着させる工程であり、この工程により、インク組成物の液滴と、処理液が記録媒体上で反応する。これにより、記録媒体の表面にインク組成物からなる画像が形成される。また、処理液の含窒素溶剤の含有量がインク組成物よりも高いため、記録媒体上でインクに含まれる樹脂の溶解性を高めて造膜化しやすくし、インク塗膜の定着性、ひいては画像の耐擦性を高めることができる。さらに、処理液が凝集剤を含有する場合には、凝集剤が記録媒体上でインクの成分と反応し、より画質に優れたものとすることができる。
本実施形態に係るインクジェット記録方法は、上記インク付着工程の後、図1に示す硬化ヒーター5により水系インク組成物が付着した記録媒体を乾燥させる乾燥工程を有していてもよい。これにより、記録媒体上の水系インク組成物に含まれる樹脂成分が、溶融し、埋まり性の良い記録物を作製することができる。硬化ヒーター5による乾燥温度(一次乾燥温度)は、好ましくは40℃以上120℃以下であり、より好ましくは60℃以上100℃以下であり、さらに好ましくは80℃以上90℃以下である。乾燥温度が上記範囲内であることにより、耐擦性がより向上する。また、図1に示す冷却ファン6により、記録媒体M上のインク組成物を冷却してもよい。この場合には、さらに記録媒体M上に密着性よくインク膜を形成することができる。
本実施形態に係るインクジェット記録方法は、インクを吐出して記録するための圧力発
生手段以外の手段により、つまり、インクジェットヘッドが備える記録のためにインクを吐出するための機構ではない他の機構により、水系インク組成物や処理液を排出させるメンテナンス工程を備えていてもよい。
以下、本発明の実施形態を実施例及び比較例によってさらに具体的に説明するが、本実施形態はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
表1の配合割合になるように各成分を混合攪拌して、インク組成物1〜6(以下、「インク1処理液」とも呼ぶ。)を得た。なお、表1中の数値は全て質量%を示し、純水はインク組成物の全質量が100質量%となるように添加した。
<顔料>
・PB15:3(大日精化工業株式会社製、商品名「クロモファインブルー」、C.I.ピグメントブルー15:3)
<界面活性剤>
・BYK348(BYK Additives & Instruments社製、商品名、シリコーン系界面活性剤)
・DF110D(商品名「サーフィノール DF110D」、エアープロダクツ株式会社製、アセチレングリコール系界面活性剤)
<樹脂>
・スチレン・アクリル樹脂(商品名「JURYMER」、東亜合成株式会社製、Tg76℃、固形分として)
なお、表1中には記載していないが、上記スチレン・アクリル樹脂とは別に、顔料分散剤樹脂も別途含む構成としている。
表2に記載の組成にしたがって、各成分を混合・攪拌した後、10μmのメンブレンフ
ィルターでろ過することにより、処理液1〜6を調製した。なお、表2中の数値は全て質量%を示し、純水は処理液の全質量が100質量%となるように添加した。
<凝集剤>
・硫酸マグネシウム
・マロン酸
・ポリアリルアミンポリマー(商品名「PAA−05」、ニットーボーメディカル株式会社製)
・マロン酸
<界面活性剤>
・BYK348(BYK Additives & Instruments社製、商品名、シリコーン系界面活性剤)
3.3.1.記録試験
インクジェットプリンター(製品名「SC−S30650」、セイコーエプソン株式会社製)改造機に記録媒体を搬入し、ヘッドにインクおよび処理液を充填した。まず、処理液を1440×1440dpiの解像度で、1.0mg/inch2の付着量でインクジェット塗布した。次に、記録媒体を巻き戻して、インクを10.0mg/inch2の付着量で処理液層に重ねてインクジェット塗布した。記録を行う際には、プラテンヒーターを作動させて、加熱した記録媒体に処理液やインクを付着させた。その際、記録媒体の表面温度が表3に記載の一次乾燥温度となるようにプラテンヒーターを制御した。記録後、プリンターから記録媒体を排出し、80℃×5分で乾燥させた。
・ヘッド1:図2に示す、段差もよどみ部もあるインクジェットヘッド。ノズルプレートは、シリコン層をエッチングしてノズルを形成することにより得た。
・ヘッド2:構造はヘッド1と同様。ノズルプレートは、金属層に機械的に穴を開けてノズルを形成することにより得た。ただし、ヘッド2は、量産には向いてなく、製造が困難なヘッドである。
・ヘッド3:図2に示したインクジェットヘッドにおいて、圧力室の端部にノズルを形成
してから延長方向にインク滞留部がない圧力室とした。ただし、ヘッド3は、量産には向いてなく、製造が困難なヘッドである。
記録媒体として、下記の3種の記録媒体を用いた。なお、記録媒体の表面段差の測定は、電界放出型走査電子顕微鏡(製品名「S−4700」、株式会社日立製作所製)で記録媒体の断面を観察し、観察された視野内の最も表面の高い場所と低い場所の差を測定し、観察視野を変えて、異なる視野で無作為に測定した50箇所の値の平均値とした。なお、観察時の倍率は1000倍とした。
・記録媒体1:エンボス塩化ビニルフィルム、ErfurtWallpaper DV615 Erfurt社製、表面段差82μm
・記録媒体2:塩化ビニル製ターポリン、IJ8451 3M社製、表面段差145μm・記録媒体3:光沢ポリ塩化ビニルシート、ローランド社製、商品名「SV−G−1270G」、表面段差3μm
得られた記録物の記録部のインクのOD値を測定し、以下の基準で記録物を評価した。なお、測定には、分光光度計/分光放射輝度計 スペクトロリノ(Spectrolino、商品名、Gretag社製)を用いた。
(評価基準)
A:記録部のOD値が1.0以上。
B:記録部のOD値が0.7以上1.0未満。
C:記録部のOD値が0.7未満。
上記記録試験で得られた記録物を、室温(25℃)条件下の実験室にて1時間放置した後、記録物の記録面を学振型摩擦堅牢度試験機AB−301(商品名、テスター産業株式会社製)を用いて、荷重200g下、綿布にて20回擦ったときの記録面の剥がれ状態や綿布へのインク移り状態を確認することにより、以下の基準で耐擦性を評価した。
(評価基準)
A:傷または剥離がない。
B:ストローク面積の1%以下の傷または剥離がある。
C:ストローク面積の1%以上10%未満の傷または剥離がある。
D:ストローク面積の10%以上の傷または剥離がある。
記録試験と同様にして、記録を2時間連続して行った。記録の終了後に、ノズル列(ノズル数180個)からインクを吸引クリーニングで1cc排出するクリーニングを行った。吸引クリーニングは、処理液ノズル列、インクノズル列ごとに行い、以下の基準で評価した。
(評価基準)
A:全ノズルが吐出回復するに要するクリーニング回数が1回以下。
B:全ノズルが吐出回復するに要するクリーニング回数が2回。
C:全ノズルが吐出回復するに要するクリーニング回数が3回以上。
評価試験の結果を表3に示す。
テンヒーター、5…硬化ヒーター、6…冷却ファン、7…プレヒーター、8…通気ファン、21…圧力室、22…ノズル、23…圧電素子、24…流出口、24a…壁面、24b…延長線、24r…対向する位置、25…供給口、26…滞留部分、M…記録媒体
Claims (11)
- 表面の凹凸の段差が10μm以上である低吸収性または非吸収性の記録媒体に、含窒素溶剤の含有量がインク組成物よりも高い処理液を付着させる処理液付着工程と、
前記処理液付着工程を行った記録媒体へ、含窒素溶剤を含有する前記インク組成物をインクジェットヘッドから吐出して付着させるインク付着工程と、を備え、
前記インク組成物が、前記インク組成物の総量に対して40質量%以上の水を含有し、
前記処理液が、前記処理液の総量に対して40質量%以上の水を含有し、
前記記録媒体の記録面の表面がポリ塩化ビニルである、インクジェット記録方法。 - 前記処理液が、前記インク組成物の成分を凝集させる凝集剤を含む、請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記処理液の含窒素溶剤の含有量が3質量%以上25質量%以下であり、前記インク組成物の含窒素溶剤の含有量が1質量%以上23質量%以下である、請求項1または請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク組成物が、標準沸点が280℃以上の有機溶剤の含有量が3質量%以下である、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク組成物が、前記含窒素溶剤よりも前記記録媒体に対する浸透性が低い有機溶剤を含有する、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記記録媒体の表面の凹凸の段差が10μm以上200μm以下である、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記記録媒体の表面の凹凸の段差が50μm以上である、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクジェットヘッドが、圧力室からノズルの間の前記インク組成物が通過する流路に段差を有する、請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インクジェットヘッドの圧力室が、該圧力室へ前記インク組成物が供給される供給口と、該圧力室から前記インク組成物が流出する流出口と、を結ぶインク移動方向の、前記流出口よりも延長方向において、前記インク組成物が滞留する滞留部分を有する、請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- 前記インク組成物が樹脂を含む、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法。
- インクジェット記録装置において、請求項1ないし請求項10のいずれか一項に記載のインクジェット記録方法で記録を行う制御を行うインクジェット記録装置の制御方法。
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