JP6843751B2 - 放射線量率情報の検出・出力方法 - Google Patents

放射線量率情報の検出・出力方法 Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年2月13日に出願された米国仮特許出願第62/115,939号に基づく優先権を主張するものであり、引用してその開示を本明細書の一部とする。
開示され、特許請求される本発明は、一般に、原子力設備に関し、より詳細には、放射線量率に関する情報および/または原子力環境内の作業中に被ばくする核放射線の線量率に関するその他の関連情報を検出し、目に見える形で出力する方法に関する。
関連分野において一般的に知られているように、保守作業、補修作業などの作業は、放射線管理区域(RCA)で実施する必要があるか、そうすることが望ましい。同じく関連分野において知られているように、RCAは、原子炉格納容器の内部のような原子力発電施設や、その他の場所に存在する。RCA内での保守やその他の作業の多くは、発電所作業員などの要員によって実施しなければならない。このような状況において、RCA内にいる作業員は一般に望ましくない放射線にさらされるため、通常、被ばくがあらかじめ定められた放射線量(ミリレムで計測されることが多い)以下になるよう制限される。
RCA内の作業時に作業者が曝されるミリレム数(線量)を確認するために、作業者の立ち入りが予想されるRCA内の様々な場所の様々な放射線量率を測定するべく多くの要員をRCA内へ送り込むことが知られている。かかる場所に固有の線量率(単位:ミリレム/時)はその後、RCA内で実施予定の保守やその他の作業を計画立案するために、当該施設の計画要員によって用いられる。計画要員は、RCA内の様々な場所の様々な放射線量率および作業者がRCA内の様々な場所で費やすと予想される時間の長さを検討する。予測線量は、作業者が作業の過程で遭遇と思われる様々な線量率に基づいて予測される。当該作業者が被ばくする放射線が最大許容線量を超えないことを保証するために、この計算には様々な安全係数が組み込まれている。
この種のシステムは一般に本来の目的に対して有効だが、制約がないわけではない。例えば、様々な作業を行うための計画に組み入れられる安全係数は、制限時間を設定し、その時間経過後に作業者をRCAから退出させることにより、許容放射線量を超える被ばくが生じないようにするというような、一般に、多めに設定した時間の形をとる。これは作業者が最大許容線量を実際に被ばくしたか否かを考慮しないため、RCA内の保守およびその他の作業のコストを増加させる。また、かかる計画立案された作業は実際に行われる保守作業に先立って収集されるデータをのみ基準にするので、当該作業に組み込まれた安全係数や予防措置に拘らず、作業者が最大許容線量を超えて過度に被ばくする可能性がある。作業者が放射線に過度に被ばくすると膨大な費用がかかるので、避けることが望ましい。したがって、改善できればそれが望ましい。
開示され、特許請求される本発明の改良型方法は、作業者がRCA内で保守またはその他の作業を行っているとき存在する線量率をリアルタイムで検出し、作業者が当該作業中に被ばくする電離放射線に関する情報を作業者、または監督者などの他の人に視覚情報として出力することを含む。視覚情報として出力される情報には最新の線量率や作業者が被ばくした総線量などの情報が含まれるが、さらに、作業者が最大許容線量を被ばくするまでの残り時間などの情報を含めることができる。その上、画像ディスプレイに、作業開始前に時間の関数として想定される電離放射線被ばく線量と作業が行われているときの実際の電離放射線被ばく線量との比較を表す画像情報を出力することができる。様々な画像出力は、例えば、作業者が装着するメガネ一式のレンズ上に画像情報を映し出すなど、作業者が作業中に自身の目のすぐそばにある表示装置に視覚表示することができる。さらに、または、その代わりに、前記と同じ情報を、例えば監督者のようなRCAの外にいる人が観察中の画像ディスプレイ上に出力することができる。また、RCA内のx−y座標またはx−y−z座標のようなRCA内の作業者の位置を、作業者が装着する線量計によって検出されるその位置の測定線量率と関連させて、(場合によっては時刻情報も一緒に)保存することができる。これらのデータは、データベースとして記録することができる。その後、データベース内のデータを用いて、RCA内の様々な位置の様々な線量率を示すRCA線量率マップを作成することができるが、このマップは、作業員が視認できるように例えば前記のメガネ上に出力し、さらに、または、その代わりに、RCAの外にいる監督者、またはその他の要員が視認できるように出力することができる。
したがって、開示され、特許請求される本発明の特徴は、継続的に更新される、作業者が実際に被ばくした電離放射線量に関連する情報を視覚情報として出力する改良型方法を提供することである。
開示され、特許請求される本発明の別の特徴は、作業者が最大許容線量を被ばくするまでの残り時間を表す画像情報や、電離放射線への想定被ばく線量と実際の被ばく線量との比較結果を表す他の画像情報を含む可視出力を提供することである。
開示され、特許請求される本発明の別の特徴は、作業を行っている作業者、および/またはRCAの外にいる別の人が視認できるようにRCA内の様々な位置の様々な線量率を表示する線量率マップを視覚情報として出力することである。
開示され、特許請求される本発明の別の特徴は、作業者が実施中の作業に関する画像情報を当該作業者に提供するとともに、その種の情報を当該作業者が装着する、目のすぐそばの画像表示装置上に視覚表示することである。
したがって、開示され、特許請求される本発明の特徴は、作業者が放射線管理区域(RCA)内にいる作業時に継続的に更新される当該作業に関する情報を当該作業者に提供する改良型方法を提供することである。この方法は広義には、各々がいくつかの測定時点のうち対応する時点で電離放射線に当該作業員が被ばくする率を表すいくつかの測定線量率を当該作業中のいくつかの時点で検出することと、いくつかの測定線量率に少なくとも部分的に基づいて、作業開始時以降当該作業員が電離放射線に被ばくした蓄積被ばく線量を表す測定線量蓄積値をいくつかの時点のそれぞれにおいて定期的に求めることと、いくつかの時点のそれぞれにおいて、最大許容線量から対応する測定線量蓄積値を差し引くことにより、作業中に許容できる作業員の電離放射線への対応する追加被ばく線量蓄積値を表す対応する実際に被ばく可能な線量を求めることと、対応する実際に被ばく可能な線量といくつかの測定線量率のうちのある測定線量率とに少なくとも部分的に基づいて、作業者が最大許容線量を被ばくするまでの対応する実際の残り時間を求めることと、実際の残り時間を少なくとも部分的に表す情報を含む可視出力をいくつかの時点のうち1回以上画像ディスプレイ上に出力することを含むと言える。
開示され、特許請求される本発明の詳細を、好ましい実施態様を例にとり、添付の図面を参照して以下に説明する。
開示され、特許請求される本発明の改良型方法の実施に使用できるシステムの略図である。
改良型方法の特定の側面を示すプロセス図である。
改良型方法を用いた際に生じる様々な計算結果と画像出力を例示するチャートである。
図1に示すような線量率マップを作り出すために使用可能な線量率および位置データ一式の作成を示す図である。
同じ参照番号は、本明細書を通して同じ部分を指す。
開示され、特許請求される本発明の改良型システム4の概要を図1に示す。システム4は、限定を意図しない一例として、原子力発電所の原子炉格納容器内の可能性がある放射線管理区域(RCA)8に付随して使用できる。システム4は画像ディスプレイ16を有するコンピューター12を含み、同コンピューターは、作業者28が装着可能なメガネ一式20および作業者28が持ち運べるタブレット24と無線でつながっている。作業者28はさらに、ガイガー計数管、またはそれ自体をさらして電離放射線の線量率を測定する他の装置を内蔵できる可搬式電子線量計32を携帯する。
この図示された例示的実施態様において、線量計32は、タブレット24および/またはメガネ20および/またはコンピューター12と無線でつながっている。つまり、メガネ20、タブレット24、および線量計32は、ブルートゥースまたは他の無線接続により、互いに無線で通信することができる。メガネ20、タブレット24、および場合によって線量計32は、コンピューター12と電子的に接続しているいくつかの無線アクセスポイント36を介してコンピューター12と無線で通信することができる。本明細書で使用される「いくつかの」という表現およびその変形は、1を含むゼロでない量を意味するものとする。いくつかの無線アクセスポイント36はRCA8の中にあり、メガネ20、タブレット24、および線量計32から送信される無線信号を受信するだけでなく、その種の装置に無線信号を伝えるように構成される。また、いくつかの無線アクセスポイント36は、任意の時点において、例えば、線量計32および/またはタブレット24および/またはメガネ20のRCA8内における特定の位置を検出することができる。Cisco社のWi−Fi位置情報分析ツールに関しては、下記のリンクを参照されたい。
http://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/wireless/mobility−services−engine/white_paper_c11−728970.html
例えば、線量計32は定期的にRCA8内の電離放射線の線量率を測定し、この線量率情報を例えばタブレット24に伝える。このタブレット24はこの種の線量率データをコンピューター12に伝えるために無線アクセスポイント36と通信する。それと同時に、無線アクセスポイント36は、線量計32および/またはタブレット24および/またはメガネ20の位置を検出することにより、RCA8内のx軸44およびy軸48、ならびに場合によってはz軸に沿った作業者28の位置を検出する。したがって、線量計32が検出する線量率が測定線量率データセット40の形で保存されると、同データセット40はその種の線量率が測定されたRCA8内の位置だけでなくその種の測定が行われた時刻を示す時刻情報を含む。
図1は、線量率データが検出され、対応するx座標とy座標ならびに時刻情報とともに測定線量率データセット40の形で保存されるRCA8内の複数の例示的な位置52を示すことがわかる。図1に示された例示的な位置52は格子状パターンを有するが、作業者28が作業を実施する過程でRCA8内を動き回る間に占める様々な位置52はRCA8内でもっと不規則な配置になり易いのは当然である。つまり、作業者28は出入口54から線量率が合理的に達成できる低い(ALARA)区域に入り、作業の一環としての仕事を始める可能性が高い。線量計32は、特定の用途の必要に応じて、毎秒、またはコンマ何秒ごとに、またはもっと低い頻度で、線量率を測定することができる。
以下にさらに詳述されるように、コンピューター12は、測定線量率データセット40を活用して、RCA8を表す第1の視覚オブジェクト56と、RCA8内の様々な位置とともにそれぞれの位置の線量率を示すいくつかの第2の視覚オブジェクト60とを含む線量率マップ55を画像ディスプレイ16および/またはメガネ20の上に視覚表示する。線量率マップ55は、RCA8の外に置くこともできる画像ディスプレイ16上に視覚表示することができ、さらに、または、その代わりに、メガネ20にも視覚表示することができる。これに関して、メガネ20は作業者28が装着し、線量率マップ55および他の画像情報を視覚表示できる追加の画像ディスプレイの役割を果たす1個以上のレンズを備えることは言うまでもない。メガネ20とそのレンズは作業者28の目の近くにあるので、作業者28は、以下にさらに詳しく述べるように、線量率マップ55および他の画像情報を容易に視認可能であり、別の装置をいちいち見る必要がない。つまり、この種の画像情報は例えばタブレット24にも出力することができるが、メガネ20に出力すれば、画像情報は作業者28に容易に伝わるため作業者はタブレット24をいちいち見る必要がなくなる。
画像ディスプレイ16およびメガネ20には、検出され、測定線量率データセット40として保存される検出線量率に基づく他の画像情報を視覚表示できるという別の利点がある。測定線量率データセット40の形式のこの検出線量率情報を、予想される電離放射線被ばく線量と比較して、予想値と実測値の差をメガネ20および/または画像ディスプレイ16の上に表示できるというさらに別の利点もある。つまり、実際の数値データを出力できるだけでなく、作業者28および/またはRCA8の外にいて画像ディスプレイ16を観察中の別の者が容易に視認できる、単純で、視覚的に理解しやすい情報を出力することができる。
一例として、図2に概要を示すように、コンピューター12は、コンピューター12のプロセッサー上で実行することができ、例えば、RCA内で他の作業者によって実施された可能性がある過去の作業によるデータや、RCA内で過去に実施された可能性がある線量測定調査によるデータのような、現存する線量率データなら如何なるものでも使用できる計画ルーチン64を格納している。計画ルーチン64にはさらに、作業の一環として実施しなければならない様々な仕事に関するデータ、および作業者28が様々な仕事を行うためにたどらなければならないRCA8内の経路が格納されている。これに加えて計画ルーチン64は、例えば、仕事の実行に通常必要とされる時間などの仕事それ自体に関するデータを格納し、さらには、例えば、作業者が過去に同じ仕事を既に実行したことがある経験豊富な者か、それともその種の仕事については経験が乏しい者かなどの作業者28の経験レベルに関するデータも格納する。そして計画ルーチン64は、作業中の複数の時点で想定される想定線量率の関数としてのグラフ、ならびに想定線量率68およびRCA8内の様々な位置でユーザーが費やすと想定される時間に基づく想定蓄積線量72を決定する。これらの情報はすべて、作業者28の被ばくが許容される電離放射線の最大線量を表す放射線量限度76と比較される。これらのデータに基づき、計画ルーチン64は、作業中の各時点について、放射線量限度から想定蓄積線量72を差し引き、それを対応する時点で作業者が遭遇すると予想される想定線量率68で除すことによって求められる想定残り時間80を算出することができる。この種のデータセットの一例を、図3に略示する。図3の各行は作業中の、1時間の10分の1の時間区分である6分間を示す。想定蓄積線量72は、想定線量率68に作業者28がその想定線量率68で被ばくすると予想される関連の期間を乗じることにより算出され、この値は作業が進むにつれて積算される。
また、線量計32は実際の放射線量率84を検出し、図1に示すように、対応する位置データおよび時刻情報と共に保存される。実際の放射線量率84は作業者28がそのような実際の放射線量率84に遭遇する期間と実効的に乗じられ、被ばく線量が積算されて、蓄積放射線量88が得られる。コンピューター12は、実際の放射線量率84を受信すると、実際の蓄積放射線量88を算出し、さらには、このような算出データから実際の残り時間92を算出することができる。実際の残り時間は、放射線量限度76から実際の蓄積放射線量を差し引き、その結果を任意の時点における実際の放射線量率84で除すことにより算出できる。想定残り時間80と実際の残り時間92は、図3において、時間を単位とする数値情報として出力できることを注記しておく。繰り返すが、この種の時間数値情報は、メガネ20もしくは画像ディスプレイ16、またはその両方に、リアルタイムで、かつ絶えず更新しながら表示することができる。これらのデータは実のところ数値なので、作業者28は数字を読み取り、心の中で処理して、画像出力の内容を理解する必要がある。
線量計32による実際のデータと計画ルーチン64による想定データを提供し活用することにより、追加の有用な情報を作成し、画像情報としてメガネ20および/または画像ディスプレイ16上に視覚表示できる。例えば、実際の残り時間を想定残り時間で除し、その商から1を差し引くことにより、残り時間ズレ度96を算出できる。この結果得られる値が例えばステップ100で0.1より大きい場合、メガネ20および/または画像ディスプレイ16上に例えば上向き矢印のような画像情報102を出力して、所与の時点における残り時間ズレ度が好ましい傾向にあることを示すことができる。一方、上記の値がステップ106で−0.1より小さいと判定された場合、残り時間ズレ度が好ましくない傾向にあることを表すために、メガネ20および/または画像ディスプレイ16上に下向き矢印より成る別の画像情報110を出力することができる。さらに別の方法として、求められた残り時間ズレ度がステップ96で0.1以下かつ、−0.1より小さくない場合、メガネ20および/または画像ディスプレイ16上に残り時間ズレ度が実質的に順調な傾向にあることを表すさらに別の画像情報114を出力できる。
ステップ96で求められる残り時間ズレ度は瞬時値というよりも変動傾向のような性質を持つが、測定線量率データセット40はステップ118と122でさらに処理できることを付記しておく。具体的には、ステップ96で求められる残り時間ズレ度を直前の残り時間ズレ度の値から差し引くことにより、どちらかというと瞬時値的な残り時間ズレ度を提供することができる。例えば、任意の残り時間ズレ度とその直前の残り時間ズレ度の差が0.1より大きい場合、上向き矢印である別の画像情報130をメガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力することにより、残り時間ズレ度の瞬時値が好ましいことを示すことができる。一方、上記の差がステップ134で−0.1より小さいと判定された場合、このズレ度の瞬時値が好ましくないことを示唆する下向き矢印の別の画像情報138を出力することができる。このズレ度の瞬時値が好ましくないということは、残り時間ズレ度がちょうどそのとき好ましくなくなったことを意味する。さらに別の場合、ステップ118と122で求められた差が−0.1以下ではないとステップ134で判断された場合、水平方向矢印をそのズレ度の瞬時値は想定した通りであることを示唆する別の画像情報142としてメガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力することができる。
画像情報102、110、および114は残り時間ズレ度の傾向を反映していることは言うまでもない。対照的に、画像情報130、138、および142は、残り時間ズレ度の傾向というよりも瞬時値の意味合いが強い。したがって、瞬時値的な残り時間ズレ度122と傾向としての残り時間ズレ度96は互いに全く異なるものと言える。
ステップ146のように、実際の蓄積放射線量88を想定蓄積線量72で除してその商から1を差し引くことにより算出される蓄積線量ズレ度傾向値を求めることもできる。この結果得られる値がステップ150で−0.1より小さいと判定された場合、上向き矢印としての別の画像情報154をメガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力することにより、蓄積線量ズレ度傾向値が好ましいことを示すことができる。一方、ステップ158で蓄積線量ズレ度傾向値が0.1より大きいと判定された場合、別の画像情報162をメガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力することにより、蓄積線量ズレ度傾向値146が好ましくないことを示すことができる。さらに別の場合、上記ズレ度傾向値がステップ158で0.1以下と判定される場合、蓄積線量ズレ度傾向値146が想定した通りであることを表す水平方向の矢印の形をしたさらに別の画像情報166をメガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力することができる。
残り時間ズレ度の傾向を示す画像情報102、110、および114は互いに三者択一の関係にあり、任意の時点においてこの種の画像情報のうちどれか1つが出力として視覚表示されることを付記しておく。同様に、画像情報130、138、および142は互いに三者択一の関係にあり、任意の時点において3つのうちどれか1つが出力として視覚表示される。さらに、画像情報154、162、および166は互いに三者択一の関係にあり、任意の時点において3つのうちどれか1つが出力として視覚表示される。ただし、表示される、画像情報102、110、および114のうちのいずれかと、画像情報154、162、および166のうちのいずれかに加えて、画像情報130、138、および142のうちいずれかが表示されることを付記しておく。したがって、メガネ20および/または画像ディスプレイ16は、残り時間ズレ度の瞬時値を表す画像情報130、138、および142のうちいずれか、そして蓄積線量ズレ度の傾向を表す画像情報154、162、および166のうちいずれかに加えて、残り時間ズレ度の傾向を表す画像情報102、110、および114のうちいずれかが表示される。
よって、メガネ20および/または画像ディスプレイ16は想定残り時間80と実際の残り時間92をともに数値で出力できるだけでなく、残り時間ズレ度の傾向、残り時間ズレ度の瞬時値および蓄積線量ズレ度の傾向も表示できることがわかる。後者の3つの値は、例えば前記の上向き矢印、下向き矢印、および水平方向の矢印、または他の類似の画像情報のようなわかりやすい形で表示され、さらに、または、その代わりに、例えば緑、赤、黄などの色を使って、好ましい値、好ましくない値、および想定通りの値を示すことができる。他の画像表示様式についても自明である。
図4には、様々なデータソースが、概ねテーブル170の形と理解できるデータベースを構成する測定線量率データセット40として一緒に保存されるデータを発生することが模式図で示されており、このテーブル170は、x−y座標によるRCA8内の位置、当該位置において検出された線量率である「DR」と表示された線量率、および当該位置において線量率が検出された時刻情報である「時刻」値を含む。様々なデータの値は継続的に保存され、このシステムは、例えば作業者28がじっとしているときに記録される重複した値を削除するループを格納できる。
図2に示すデータ値および画像情報をメガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力として視覚表示できるだけでなく、測定線量率データセット40を用いることにより、図1に示す、画像ディスプレイ16上に出力される線量率マップ55を作成して出力することができる。線量率マップ55は、追加的に、または、代替的に、作業者28が用いるメガネ20上に出力できることを明記しておく。
図1でわかるように、第1の視覚オブジェクト56はRCA8の略図である。第2の視覚オブジェクト60は、第1の視覚オブジェクト56内の、様々な測定線量値が記録されるRCA8内の様々な位置を表す位置にある。第2の視覚オブジェクト60はさらに、記録された線量率を示す。図示された例示的実施形態において、これらの線量率は第2の視覚オブジェクト60により数値で表示されるが、他の形式として、色などにより、線量率データを伝えることができるのは言うまでもない。線量率データは、測定線量率データセット40から直接取り出すこともできるし、様々な方法で平均化したり、他の方法で処理することもできる。さらに別の場合、これらの値を必要に応じて正規化することもできる。図1は代表的な数の第2の視覚オブジェクト60だけを示すが、測定線量率データセット40はある期間にわたってリアルタイムで作成されるので、この種の第2の視覚オブジェクト60をもっと多数、メガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力できることは言うまでもない。
第1の視覚オブジェクト56と第2の視覚オブジェクト60を画像ディスプレイ16上に出力することにより、監督者もしくは技術者、またはその他の者は、線量率マップ55を使用して、線量率が最小になるように作業者28の退出経路および/または進入経路を決定できることは言うまでもない。さらに、メガネ20上に描き出される線量率マップ55は作業者28が視認できるので、作業者28は線量率の低い経路の発見に使用できる。この点に関し、作業者28の瞬時位置を別の視覚オブジェクトとして線量率マップ55上に出力することにより、任意の時点における作業者28のRCA8内の居場所を作業者28に通知することができる。
よって、システム4は、様々な画像情報を数値形式または記号形式若しくは両方の形式で、メガネ20および/または画像ディスプレイ16上に出力すると共に、それらの情報の上に線量率マップ55を表示できるという利点を有することがわかる。この種の画像出力は、作業者28がRCA8を退出すべきか否か、あるいは、作業者28がある作業の様々な仕事を完遂するために時間がまだ残っているか否か判断するにあたり作業者を支援する。RCA8の外側に置くことができる画像ディスプレイ16の上にこの種のデータを出力させると、監督者またはその他の者は、作業者28の進捗状況を監視し、作業者28が実行すべき様々な仕事およびRCA8内のたどるべき特定の経路を決定することができる。上記のデータを継続的に更新しながら提供することにより、作業者28およびその他の要員には、線量率および残り時間、ならびにこの種の値やその他の値の瞬時的局面および傾向が継続的に更新され、提供される。この種のデータを提供することにより、RCA内の作業者の時間ができるだけ効率的に活用され、それによって、費用が節約され、パフォーマンスが改善される。他の恩恵も自明である。
本発明の特定の実施態様について詳しく説明してきたが、当業者は、本開示書全体の教示するところに照らして、これら詳述した実施態様に対する種々の変更および代替への展開が可能である。したがって、ここに開示した特定の実施態様は説明目的だけのものであり、本発明の範囲を何らも制約せず、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲に記載の全範囲およびその全ての均等物である。

Claims (8)

  1. 放射線管理区域(RCA)内にいる作業中の作業者に継続的に更新される作業関連情報を提供する方法であって、
    各々が対応する測定時点で当該作業者が被ばくする電離放射線の強度を表すいくつかの測定線量率を当該作業中のいくつかの時点で検出することと、
    当該いくつかの測定線量率に少なくとも部分的に基づいて、作業開始時以降当該作業者が電離放射線に被ばくした蓄積被ばく線量を表す測定線量蓄積値を当該いくつかの時点のそれぞれにおいて定期的に求めることと、
    当該いくつかの時点のそれぞれにおいて、
    最大許容線量から対応する測定線量蓄積値を差し引くことにより、作業中に許容できる当該作業者の電離放射線への追加被ばく蓄積値を表す対応する実際に被ばく可能な線量を求めることと、
    当該対応する実際に被ばく可能な線量と当該いくつかの測定線量率のうちのある測定線量率とに少なくとも部分的に基づいて、当該作業者が最大許容線量を被ばくするまでの対応する実際の残り時間を求めることと、
    少なくとも一部が当該実際の残り時間を表す情報を含む可視出力を当該いくつかの時点のうち1回以上画像ディスプレイ上に出力することを含み、
    さらに、
    各々が当該いくつかの時点のうちの対応する時点において当該作業者が被ばくすると予測される電離放射線の強度を表すいくつかの想定線量率を発生させることと、
    当該いくつかの想定線量率に少なくとも部分的に基づいて、作業開始時以降当該作業者が電離放射線に被ばくすると予測される蓄積被ばく線量を表す対応する想定線量蓄積値を当該いくつかの時点のうちのそれぞれにつき発生させることと、
    当該1以上の時点のうちのある時点において、当該対応する測定線量蓄積値と当該対応する想定線量蓄積値の間のズレ度の傾向に少なくとも部分的に基づく画像情報を少なくとも可視出力の一部として出力することとを含み、
    当該画像ディスプレイは、当該作業者が身につけ、当該作業者の目の近くに位置するものである、方法。
  2. 当該対応する線量率を当該いくつかの測定線量率のうちの当該測定線量率として用いる請求項1の方法。
  3. さらに、
    当該いくつかの時点のそれぞれにおいて、
    当該最大許容線量から対応する当該想定線量蓄積値を差し引くことにより、作業中に許容できると想定される当該作業者の電離放射線への想定追加被ばく蓄積線量を表す対応する想定被ばく可能線量を求めることと、
    当該対応する想定被ばく可能線量と当該いくつかの想定線量率のうちの少なくとも1つの想定線量率とに少なくとも部分的に基づいて、当該作業者が当該最大許容線量を被ばくするまでの対応する想定残り時間を求めることと、
    当該対応する実際の残り時間と当該対応する想定残り時間とに少なくとも部分的に基づく対応する時間ズレ度を求めることと、
    当該対応する時間ズレ度を少なくとも部分的に表す通知画像を画像情報の少なくとも一部として当該時点に出力することとを含む請求項の方法。
  4. さらに、当該対応する時間ズレ度と過去の時間ズレ度の差に少なくとも部分的に基づく画像オブジェクトを通知画像の少なくとも一部として当該時点に出力することを含む請求項の方法。
  5. さらに、
    当該いくつかの時点のそれぞれにおいて、当該対応する測定線量蓄積値と当該対応する想定線量蓄積値の間のズレ度の傾向に少なくとも部分的に基づく線量蓄積値ズレ度の傾向を求めることと、
    当該対応する線量蓄積値ズレ度の傾向を少なくとも部分的に表す通知画像を画像情報の少なくとも一部として出力することとを含む請求項の方法。
  6. さらに、
    当該RCAの中で線量計が当該作業者とともに動くように当該線量計を当該作業者の近くに置くことと、
    当該いくつかの時点のそれぞれにおいて、
    当該RCA内の少なくとも1つの線量計と当該作業者の位置を検出することと、
    対応する測定線量率と共に測定位置を保存することにより、
    測定線量率データセットを作成することと、
    当該RCAの少なくとも一部を表す第1の視覚オブジェクトと、当該RCA内のいくつかの位置を表すいくつかの第2の視覚オブジェクトとより成る線量率マップを出力することと、いくつかの第2の視覚オブジェクトのうち少なくとも一部が当該測定線量率データセットに少なくとも部分的に基づく対応する線量率の画像情報を少なくとも1つ含む請求項の方法。
  7. 当該いくつかの第2の視覚オブジェクトが当該第1の視覚オブジェクトに対して、当該RCA内の当該いくつかの位置の配列を表し、当該測定線量率データセットに少なくとも部分的に基づくように配置されている請求項の方法。
  8. 当該情報を含む可視出力を当該いくつかの時点のうち1回以上当該画像ディスプレイ上に出力するステップは、当該情報を当該作業者が装着するメガネ一式のレンズ上に映し出すことを含む請求項1の方法。
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