JP6839024B2 - 加熱調理器の塵受け部材 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器の塵受け部材に関する。
従来、本体ケーシングの上面部に設けられる加熱部と、本体ケーシング内に収納されるグリルとを備えた加熱調理器が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に示される加熱調理器にあっては、本体ケーシングの上面部に、グリルからの排気を排出するための排気口が設けられている。排気口には、本体ケーシングの上面部の上側から排気口を介して本体ケーシング内に侵入しようとするご飯粒等の塵を受ける塵受け部材が設けられている。
塵受け部材は、塵を受ける底板部と、底板部の後端部から上方に突出する後板部と、底板部の左右方向の端部から上方に突出する、線材からなる杆状体と、を有している。塵受け部材は、線材からなる杆状体が本体ケーシングの排気口の周縁部に載置されることで、排気口に設けられる。
特開2016−105040号公報
上述した特許文献1に示される加熱調理器にあっては、塵受け部材の左右方向の端部に線材からなる杆状体が位置しているため、左右方向の通気の妨げにはならない。しかしながら、底板部が受ける塵が、底板部の左右方向の端部から線材の隙間を通って本体ケーシング内にこぼれ落ちるおそれがある。
また、塵受け部材を排気口から取り外すには、本体ケーシングの排気口の周縁部に載置されている杆状体をつまんで持ち上げる必要があり、線材からなる杆状体は指でつまみにくい。また、杆状体を指でつまんでも、つまむ部位によっては杆状体が傾いて、排気口から上方に引き上げるときに上面部の排気口の周縁部に接触したりして真っ直ぐに引き上げることができず、底板部で受けた塵がこぼれ落ちたりするおそれがあった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、底板部の左右方向の端部から塵が落ちにくく、左右方向の通気の妨げにならず、持ち上げる際に力が所定の位置にかかって姿勢が安定するとともに持ち上げやすい、加熱調理器の塵受け部材を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、本体ケーシングと、前記本体ケーシングの上面部に設けられて加熱対象が載置され、前記加熱対象を加熱するための加熱部と、前記本体ケーシング内に収納されるグリルと、を備え、前記本体ケーシングの前記上面部に前記グリルからの排気を排出するための排気口を有する加熱調理器の前記排気口に設けられる塵受け部材である。
塵受け部材は、前記排気口に挿通可能で塵を受ける底板部と、前記底板部の後端部から上方に突出する後板部と、前記底板部の左右方向の端部から上方に突出する側板部と、を有し、前記側板部の一部に指掛け孔を有する。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記側板部は、前後方向の長さよりも上下方向の長さの方が長く形成されており、前記指掛け孔の上端縁が前記側板部の上下方向の中央よりも上方に位置している。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明において、前記指掛け孔は、上下方向を長手方向とする長円形状をしている。
また、請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に係る発明において、前記側板部の前記指掛け孔の周縁部に、左右方向の外方に突出する周壁部を有する。
また、請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか一項に係る発明において、前記底板部の周縁部の前記後板部および前記側板部が設けられていない箇所に、前記後板部および前記側板部の上下方向の長さよりも短い上下方向の長さの周板部を有する。
また、請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか一項に係る発明において、前記側板部の上端部に、前記上面部の前記排気口の周縁部に載置される載置片を有する。
請求項1に係る発明にあっては、底板部の左右方向の端部に側板部が設けられているため、塵が底板部の左右方向の端部からこぼれ落ちるのが抑制される。また、指掛け孔により左右方向の通気が妨げられない。また、持ち上げる力が指掛け孔の上端縁という定まった箇所にかかるため、塵受け部材の姿勢が安定し、塵受け部材を真っ直ぐに引き上げても排気口の周縁部に接触したりせず、塵受け部材を持ち上げやすい。
請求項2に係る発明にあっては、指掛け孔に指を掛けて塵受け部材を持ち上げた際に、より一層、塵受け部材の姿勢が安定する。
請求項3に係る発明にあっては、塵受け部材の姿勢の安定性を損なうことなく、指掛け孔に指を挿入しやすくすることができる。
請求項4に係る発明にあっては、指を指掛け孔に挿入したときに指が当たって痛みを感じるおそれが低減する。
請求項5に係る発明にあっては、底板部の周縁部の後板部および側板部が設けられていない箇所から、塵がこぼれ落ちるのが抑制される。
請求項6に係る発明にあっては、上面部の排気口の周縁部に載置片を載置して、塵受け部材を容易に排気口に設けることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱調理器の前斜め上方より見た斜視図である。 図2は、同上の加熱調理器の加熱手段の構成図である。 図3は、同上の加熱調理器の排気カバーが取り外された上面部の後部を前斜め上方より見た斜視図である。 図4は、同上の加熱調理器の塵受け部材を前斜め上方より見た斜視図である。 図5Aは、同上の塵受け部材の平面図である。図5Bは、同上の塵受け部材の正面図である。図5Cは、同上の塵受け部材の右側面図である。
本発明に係る加熱調理器の塵受け部材の一実施形態について、図1〜図5に基いて説明する。
本実施形態における加熱調理器1は、キッチンカウンターに形成された凹部に設置されるビルトイン型のグリル付きガスコンロである。
図1に示すように、加熱調理器1は、本体ケーシング2と、加熱手段3と、加熱部11と、グリル12と、操作部4と、制御部(不図示)と、を備える。本体ケーシング2は、上方に開口する筐体20と、筐体20の上開口を覆う天板21とを備える。加熱手段3は、コンロバーナ30およびグリルバーナ(不図示)により構成される。制御部は、マイクロコンピュータを有し、操作部4からの操作を受けて加熱手段3を制御する。加熱手段3および制御部は本体ケーシング2内に収納される。操作部4は、ボタン、スイッチ、タッチパネル等を有するが、形態は特に限定されない。
ここで、加熱調理器における前後方向を定義する。図1に示すように、設計上、ガスコンロに対して使用者が位置する方を前方Fとするとともにその反対を後方Bとする。左右については、後方Bを向いた時の左方Lおよび右方Rとする。
本実施形態では、天板21の前部の左部に左コンロバーナ30Aが設けられ、天板21の後部の左右方向中央に奥コンロバーナ30Bが設けられ、天板21の全部の右部に右コンロバーナ30Cが設けられる。天板21の各コンロバーナ30が設けられる部分にコンロバーナ挿通口(不図示)がそれぞれ形成され、各コンロバーナ挿通口を挿通してコンロバーナ30の略円形状をした上部がそれぞれ上方に露出する。
本体ケーシング2の上面部22を構成する天板21には、その上面のコンロバーナ挿通口の周囲に、調理容器等の加熱対象(不図示)が載置される五徳111が設置されている。本実施形態では、コンロバーナ30が、加熱対象を加熱するための加熱部11を構成する。
ガスコンロは、グリル12を備えている。グリル12は、本体ケーシング2内に収納されるグリル庫120を有する。グリル庫120は、内部にグリルバーナを備え、内部空間を燃焼室とするものである。図3に示すように、燃焼室から後方Bに向けて、グリルバーナからの排気を排出するための排気ダクト部122が連設されている。排気ダクト部122の下流端開口123は、天板21の後部の下側に位置しており、下流端開口123から排出される排気は、天板21の加熱部11よりも後方に設けられた排気口211を介して天板21の上方に排出される。天板21には、通気可能に排気口211の周縁部212に、排気口211を覆う排気カバー213が設置される。周縁部212は、天板21の周縁部212以外の部分よりも低い段差部となっており、この段差部に排気カバー213が嵌め込まれることにより設置される。
グリル庫120は、前開口(不図示)を有しており、前開口を介して前方Fより加熱対象を出し入れ可能である。前開口には、グリル扉121が開閉自在に設けられる。グリル扉121は、本体ケーシング2の前面部23を構成する。
加熱手段3について説明する。図2に示すように、各コンロバーナ30、グリルバーナに燃料ガスを通流させるガス流路31がそれぞれ設けられる。各ガス流路31には、上流側より、安全弁32、メイン弁33および流量制御弁34が設けられている。このような弁を有するガス流路31を通流して、コンロバーナ30およびグリルバーナに都市ガス等の燃料ガスが供給される。これらの構成部材は、本体ケーシング2内に収納されて、加熱手段3を構成する。なお、コンロバーナ30の上端部等、加熱手段3の一部が本体ケーシング2外に位置してもよい。図2中の符号35は点火プラグであり、符号36は熱電対やサーミスタ等からなる点火検知装置である。
図1に示すように、グリル扉121の両側にはそれぞれ、本体ケーシング2の前面部23を構成する前面パネル24が設けられている。
図1に示すように、前面部23の左部の上部の前面パネル241には、左コンロバーナ30A用の点消火ボタン13Aと、奥コンロバーナ30B用の点消火ボタン13Bとが設けられている。前面部23の右部の上部の前面パネル242には、グリルバーナ用の点消火ボタン13Dと、右コンロバーナ30C用の点消火ボタン13Cとが設けられている。点消火ボタン13A〜13Dを操作することで、加熱の開始(点火)または加熱の停止(消火)の指令を制御部に与えて、加熱手段3による加熱の開始または停止を行う。
また、前面パネル241、242には、流量制御弁34の開度を手動で調節するための火力調節レバー14が設けられている。火力調節レバー14は、流量制御弁34毎に設けられてもよいし、流量制御弁34毎に設けられなくてもよい。
前面部23の左部の下部の前面パネル243および前面部23の右部の下部の前面パネル244には、上部が回動して開閉する方式の機構である、いわゆるカンガルーポケット機構により収納および露出が自在に切り替えられる操作部が設けられている。操作部を操作することにより、加熱部11やグリル12において各種の自動調理を行うことができる。
このような加熱調理器1にあっては、上述したように、天板21に排気口211が設けられている。天板21の上面側から、ご飯粒や食材、その他のごみ等(総称して塵という)が排気口211を介して本体ケーシング2内に侵入するのを抑制するため、排気カバー213が設けられている。しかしながら、排気カバー213は、通気可能となるように、多数の小さな通気孔が形成されている。このため、通気孔よりも大きな塵は、排気カバー213によって侵入が阻止されるものの、通気孔よりも小さな塵は、通気孔より侵入するおそれがある。そこで、通気孔および排気口211を通って本体ケーシング2内に侵入しようとする塵を受ける塵受け部材5が設けられる。
塵受け部材5は、図4、図5に示すように、塵を受ける底板部51と、底板部51の後端部から上方に突出する後板部52と、底板部51の左右方向の端部から上方に突出する側板部53と、を有する。
底板部51は、図5Aに示すように、平面視矩形状をしたもので、天板21に形成されている排気口211に挿通可能である。図3に示すように、底板部51には、排気口211に挿通されたときに排気ダクト部122との干渉を避けるための逃げ凹所511が形成されている。
後板部52は、図5Bに示すように、正面視矩形状をしたものである。後板部52は、底板部51の後端部の左右方向の両端部を除く部分に設けられており、後板部52の左右方向の長さは、底板部51の左右方向の長さよりも若干短い。後板部52の上端部には、上面部22の排気口211の周縁部212(具体的には排気口211の左右に隣接する周縁部212)に載置される載置片521が設けられている。載置片521は、一部(本実施形態では左右方向の中央部)が凹んで、その下面が他の部分の下面よりも低い載置部522が設けられている。後板部52の載置片521を除く部分は、排気口211に挿通される。
側板部53は、図5Cに示すように、前後方向の長さよりも上下方向の長さの方が長い、側面視矩形状をしたものである。側板部53は、底板部51の後端部の前後方向の両端部を除く部分に設けられており、側板部53の前後方向の長さは、底板部51の前後方向の長さよりも若干短い。側板部53の上端部には、上面部22の排気口211の周縁部212(具体的には排気口211の後方の周縁部212)に載置される載置片531が設けられる。側板部53の載置片531を除く部分は、排気口211に挿通される。
本実施形態では、一枚の板状部材から、プレス加工により、底板部51、後板部52および側板部53が一体成形される。塵受け部材5は、上下長さが長く、深絞り加工が難しいため、上述したように、後板部52の左右方向の長さおよび側板部53の前後方向の長さは、底板部51の対応する長さよりも若干短く、後板部52と側板部53とは連続していない。そこで、底板部51の周縁部の後板部52および側板部53が設けられていない箇所に、後板部52および側板部53の上下方向の長さよりも短い上下方向の長さの周板部56を有している。
そして、側板部53の一部に指掛け孔54が形成される。指掛け孔54は、本実施形態では、バーリング加工により形成される。指掛け孔54は、標準的な成人の指が挿通しやすい寸法および形状に形成される。一例として、指掛け孔54の幅(左右方向の長さ)は、15mm等、10〜20mmの範囲で形成されるが、この範囲外の寸法であってもよい。
また、指掛け孔54の上下方向の長さは、10mm以上に形成される。本実施形態では、指掛け孔54は、上下方向を長手方向とする長円形状をしている。さらに詳しくは、指掛け孔54の外郭形状は、上端部の辺および下端部の辺が半円状であるとともに、その間の左右の側辺が直線状となっている。ここで、上下方向を長手方向とする長円形状とは、左右方向よりも上下方向に長く、外郭が外方に凸となり(但し、一部が平坦または凹となってもよい)、尖った部分がない滑らかな曲線(但し、一部が直線であってもよい)で連続する形状をいい、楕円も該当する。
この塵受け部材5にあっては、底板部51の左右方向の端部に側板部53が設けられているため、特許文献1に示されるもののように、線材からなる杆状体の隙間を通って塵が本体ケーシング2内にこぼれ落ちるのが抑制される。
また、側板部53には指掛け孔54が形成されているため、左右方向の通気が妨げられない。
また、排気口211から取り外すには、図3に示すように、排気カバー213を取り外した状態で、上方より両手の指を天板21の排気口211に挿し入れて、塵受け部材5の内方から外方に向けて、両側の側板部53の指掛け孔54に挿入する。次に、指掛け孔54の上端縁541に指を掛けて持ち上げて、排気口211を挿通させて天板21の上方に取り出す。このように、持ち上げる力が指掛け孔54の上端縁541にかかるため、塵受け部材5の姿勢が安定し、上方に引き上げるにあたって、真っ直ぐに引き上げても塵受け部材5が天板21の排気口211の周縁部212に接触したりせず、塵受け部材5を持ち上げやすい。
また、指掛け孔54が上下方向を長手方向とする長円形状をしていることにより、指掛け孔54の幅を大きくすることなく、指掛け孔54に指を挿入しやすくすることが可能となる。すなわち、指掛け孔54の幅を大きくすると、指を挿入しやすくなるものの、指を掛ける位置が定まりにくくなり、塵受け部材5の姿勢が安定しにくくなるが、このようなことがない。
また、上下方向の長さが短いものの周板部56を有しているため、底板部51の周縁部の後板部52および側板部53が設けられていない箇所から、塵がこぼれ落ちるのが抑制される。
さらに、本実施形態では、指掛け孔54の上端縁541が側板部53の上下方向の中央よりも上方に位置している。これにより、指掛け孔54に指を掛けて塵受け部材5を持ち上げた際に、より一層、塵受け部材5の姿勢が安定する。
さらに、本実施形態では、側板部53の指掛け孔54の周縁部に、左右方向の外方に突出する周壁部55を有する。周壁部55は、バーリング加工により側板部53に指掛け孔54を穿設する際に形成されるバーリング壁である。このように外方に突出する周壁部55が側板部53の指掛け孔54の周縁部に形成されることにより、指を挿入する塵受け部材5の内方側には周壁部55のような突出物がなく、指を指掛け孔54に挿入したときに指が当たって痛みを感じるおそれが低減する。
次に、上述した加熱調理器の塵受け部材5の変形例について説明する。
上記実施形態では、加熱調理器1は、ビルトイン型のグリル付きガスコンロであったが、ビルトイン型でなくてもよい。
上記実施形態では、本体ケーシング2を構成する筐体20は、底板、左右の側板、後板を備えていたが、底板、左右の側板および後板を備えなくてもよい。また、本体ケーシング2は、上面部22を構成する天板21と筐体20とが別体であったが、上面部22を一体としてもよい。
上記実施形態では、加熱手段3は、コンロバーナ30およびグリルバーナにより構成されていたが、電磁誘導加熱(Induction Heating、いわゆるIH)を行うものでもよく、特に限定されない。
上記実施形態では、コンロバーナ30として、左コンロバーナ30A、奥コンロバーナ30Bおよび右コンロバーナ30Cの三個が設けられていたが、コンロバーナの個数や設けられる位置は限定されない。
上記実施形態では、加熱部11は、コンロバーナ30により構成されていたが、特にコンロバーナ30により構成されなくてもよく、また、五徳111は設けられなくてもよい。例えば、天板21の上面のコンロバーナ挿通口の周囲を加熱部11とし、加熱対象が載置されるようにしてもよい。また、IH加熱調理器の場合には、天板21の上面がそのまま加熱部11となる。加熱部11の個数は限定されず、通常はコンロバーナ30と同じ個数の加熱部11が設けられる。
上記実施形態では、排気口211は、上面部22の加熱部11よりも後方の位置に設けられているが、排気口211が設けられる位置は限定されない。
上記実施形態では、後板部52の左右方向の長さは、底板部51の左右方向の長さよりも若干短かったが、底板部51の左右方向の長さと同じに形成されてもよい。また、側板部53の前後方向の長さは、底板部51の前後方向の長さよりも若干短かったが、底板部51の前後方向の長さと同じに形成されてもよい。また、後板部52の左右方向の長さが底板部51の左右方向の長さと同じに形成されるとともに、側板部53の前後方向の長さが底板部51の前後方向の長さと同じに形成される場合、後板部52と両側の側板部53とが連続してもよい。
上記実施形態では、側板部53は、前後方向の長さよりも上下方向の長さの方が長い側面視矩形状に形成されているが、側面視矩形状でなくてもよく、前後方向の長さよりも上下方向の長さの方が短くてもよく、寸法および形状は特に限定されない。
上記実施形態では、一枚の板状部材から、プレス加工により、底板部51、後板部52および側板部53が一体成形されていたが、特にプレス加工により形成されなくてもよく、別体として形成された底板部51、後板部52および側板部53が溶接により一体に成形されてもよい。また、別体の底板部51、後板部52および側板部53がビス止めにより組み合わされてもよく、底板部51、後板部52および側板部53が一体成形されなくてもよい。
上記実施形態では、後板部52に設けられた載置片521および両側板部53に設けられた載置片531が排気口211の周縁部212に載置されることにより、塵受け部材5が排気口211に設けられるものであったが、載置片521が設けられず載置片531のみが設けられてもよいし、載置片521および載置片531が設けられず、底板部51が支持される構成としてもよい。
上記実施形態では、指掛け孔54は周囲が閉じられた孔であるが、周囲の一部が開放された切欠であってもよい。
上記実施形態では、指掛け孔54は、上下方向を長手方向とする長円形状をしているが、このような長円形状に形成されなくてもよい。
1 加熱調理器
11 加熱部
12 グリル
2 本体ケーシング
211 排気口
212 周縁部
22 上面部
5 塵受け部材
51 底板部
52 後板部
53 側板部
531 載置片
54 指掛け孔
541 上端縁
55 周壁部
56 周板部

Claims (6)

  1. 本体ケーシングと、
    前記本体ケーシングの上面部に設けられて加熱対象が載置され、前記加熱対象を加熱するための加熱部と、
    前記本体ケーシング内に収納されるグリルと、を備え、
    前記本体ケーシングの前記上面部に前記グリルからの排気を排出するための排気口を有する加熱調理器の前記排気口に設けられる塵受け部材であって、
    前記排気口に挿通可能で塵を受ける底板部と、前記底板部の後端部から上方に突出する後板部と、前記底板部の左右方向の端部から上方に突出する側板部と、を有し、
    前記側板部の一部に指掛け孔を有する、加熱調理器の塵受け部材。
  2. 前記側板部は、前後方向の長さよりも上下方向の長さの方が長く形成されており、前記指掛け孔の上端縁が前記側板部の上下方向の中央よりも上方に位置している、請求項1記載の加熱調理器の塵受け部材。
  3. 前記指掛け孔は、上下方向を長手方向とする長円形状をしている、請求項1または2に記載の加熱調理器の塵受け部材。
  4. 前記側板部の前記指掛け孔の周縁部に、左右方向の外方に突出する周壁部を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の加熱調理器の塵受け部材。
  5. 前記底板部の周縁部の前記後板部および前記側板部が設けられていない箇所に、前記後板部および前記側板部の上下方向の長さよりも短い上下方向の長さの周板部を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の加熱調理器の塵受け部材。
  6. 前記側板部の上端部に、前記上面部の前記排気口の周縁部に載置される載置片を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の加熱調理器の塵受け部材。
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