JP6838569B2 - ウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法 - Google Patents

ウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6838569B2
JP6838569B2 JP2018000270A JP2018000270A JP6838569B2 JP 6838569 B2 JP6838569 B2 JP 6838569B2 JP 2018000270 A JP2018000270 A JP 2018000270A JP 2018000270 A JP2018000270 A JP 2018000270A JP 6838569 B2 JP6838569 B2 JP 6838569B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
susceptor
chip
wafer
wafer processing
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018000270A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019121680A (ja
Inventor
佑太 丹波
佑太 丹波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Handotai Co Ltd filed Critical Shin Etsu Handotai Co Ltd
Priority to JP2018000270A priority Critical patent/JP6838569B2/ja
Publication of JP2019121680A publication Critical patent/JP2019121680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6838569B2 publication Critical patent/JP6838569B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Description

本発明は、ウェーハ表面にエピタキシャル層を成長させる等の処理を行うウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法に関する。
近年、デバイスメーカーからの高フラットネスエピタキシャルウェーハの要求が高まっており、エピタキシャルウェーハのフラットネス品質の向上が重要な課題となっている。特に、エピタキシャルウェーハ外周部におけるフラットネスの要求品質は高く、要求を満たすためには製造プロセス上の種々のパラメータを厳密に制御する必要がある。外周部フラットネスを制御するためのパラメータの1つとして、サセプタ上にウェーハを載置した際のサセプタ中心とウェーハ中心とのズレ量、すなわち載置ズレ量が挙げられる。載置ズレがなく、ウェーハがサセプタポケットの中央に載置された場合、エピタキシャル反応中の反応ガスは、ウェーハ全外周部に対して等価に当たるが、中央からずれて載置された場合、ウェーハ外周部の、サセプタポケットの外周部に近接した部分では、最外周に反応ガスが当たりにくくなるために、ウェーハ外周部での膜厚ダレが生じる。逆に、ウェーハ外周部の、サセプタポケットの外周部から離れた部分では、最外周に積極的にガスが当たるため、膜厚のハネが生じる。特に、サセプタポケットの外周部から離れたウェーハ外周部が、エピタキシャル成長起因で生じるファセット位置に相当した場合、載置ズレによる外周ハネとファセット成長によるハネとが重なり合うことで、より外周ハネが顕在化し、外周部フラットネスの悪化が顕著となる。したがって、ウェーハの載置ばらつきを抑制し、載置位置を制御することは、エピタキシャルウェーハの外周フラットネスを向上させるために重要である。
載置ズレが生じる要因の1つとして、反応炉内へウェーハを搬入する際に、炉内温度が変化することで、サセプタが熱膨張・熱収縮し、サセプタ位置が搬入ウェーハごとに変動することが挙げられる。図4に、従来のサセプタ支持部分における模試図を示す。図4のように、サセプタ30の下側にはサポートシャフトのアーム部32が設けられる。そのアーム部32の先端にはチップ33が固定されており、そのチップ33がサセプタ30の下面に設けられたサセプタ凹部31に嵌まることでサセプタ30を支持している。このとき、サセプタ凹部31とチップ33との間にはクリアランスが設けられている。このクリアランスがあることで、サセプタ30が熱膨張した際に、チップ33に対して、サセプタ30からの過度な応力がかからず、熱膨張による応力を逃がす設計となっている。
ウェーハ載置位置ばらつきの対策として特許文献1、2が開示されている。具体的には、特許文献1には、アーム部の頭部を石英製とし、その石英製頭部とサセプタ凹部とを遊び空間のない状態で密接嵌合せしめることが開示されている。また、特許文献2には、サセプタに接続されるチップと、アーム部の先端部とを螺合により接続するとともに、この螺合接続部の外側に外部カバーを設けた構造が開示されている。
特開2014−138056号公報 特開2013−229367号公報
ここで、サセプタサポートのアーム部の先端にチップを固定し、このチップがサセプタに接続される構造において、チップとアーム部との接合部の模式図を図5に示す。図5に示すように、アーム部の先端34には、チップ33をはめ込むための孔35が設けられており、孔35内にチップ33を入れた際に、孔35とチップ33との間には、加工較差起因のクリアランスが存在する。これにより、チップ33が孔35内で動くことで、チップ33にぐらつきが生じる。なお、特許文献2のように、チップとアーム先端部とを螺合接続したとしても、雄ねじ部と雌ねじ部との間に、加工較差起因のクリアランスが存在するので、このクリアランスによりチップにぐらつきが生じる。
このように、サセプタ、チップ、アーム部、及びこれら接合部に存在するクリアランスの影響で、サセプタ熱膨張時に、サセプタに変動が生じ、位置が不安定になることで、ウェーハ載置位置ばらつきの要因の1つとなっている。
そこで、本発明者は、反応炉内へのウェーハ搬入時のサセプタ位置を安定させ、載置ばらつき抑制を目的として、図6のように、サセプタ凹部31とチップ33との間に生じていたクリアランスを小さくした。加えて、アーム部32の厚さを薄くし、サセプタ30が熱膨張することにより生じる応力を、アーム部32のたわみを利用することで吸収する設計とした。本設計を用いることで、サセプタ30の変位量、載置ズレ量および載置ばらつきが減少することが確認できた。
しかし、依然、アーム部の孔35とチップ33との間にはクリアランスが存在するため(図5参照)、更なる載置ばらつき低減を実現するためには、本クリアランスによるチップのぐらつきを抑制する必要がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、サセプタサポートのアーム部の先端にチップを固定し、このチップがサセプタに接続される構造においてアーム部との間でチップのぐらつきを抑制できるウェーハ処理装置、及びこれを用いたエピタキシャルウェーハの製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のウェーハ処理装置は、
ウェーハを載置するためのサセプタと、
前記サセプタを支持するサセプタサポートとを備え、
前記サセプタサポートは、前記サセプタに接続されるチップと、そのチップを支持するチップ支持部が先端に設けられたアーム部と、前記アーム部の根元を支持するアーム支持部とを備え、
前記チップ支持部は、前記チップの、前記チップ支持部に支持される部分である被支持部の幅にあわせてたわんで、そのたわみの反力で前記被支持部を挟み込むように構成されたことを特徴とする。
このようにチップを支持することで、チップ支持部とチップとの間でクリアランスが無い状態にでき、チップのぐらつきを抑制できる。
本発明において、前記チップ支持部は、前記被支持部がはめ込まれるスリットが形成されており、そのスリットの、前記被支持部がはめ込まれる部分であるはめ込み部は、前記被支持部がはめ込まれていない状態において前記被支持部の幅より小幅に形成されたとすることができる。このようにスリットを設けることで、チップの被支持部がスリット(はめ込み部)にはめ込まれるのに伴いチップ支持部がたわんで、そのたわみの反力で被支持部を挟み込むことができる。
また、本発明において、前記はめ込み部は、前記スリットの壁面に、前記被支持部の形状にあった切れ込みとして形成されたとすることができる。これによって、被支持部をスリットにはめ込み易くできるとともに、挟み込み方向以外の方向に被支持部がぐらついてしまうのを抑制できる。
本発明において、アーム部は、斜め上方又は水平方向に延設された延設部を備え、サセプタの熱膨張時におけるチップ支持部の最大曲げ応力に対する、チップ支持部を構成する材質の引っ張り強度の比である安全率が1.5以上に設定され、サセプタの熱膨張時における延設部の最大曲げ応力に対する延設部を構成する材質の引っ張り強度の比である安全率が1.5以上に設定されたとすることができる。これによって、サセプタの熱膨張時に、チップ支持部や延設部(アーム部)が破損してしまうのを抑制できる。
また、本発明において、サセプタの熱膨張時におけるチップ支持部のたわみ量が0.1mm未満となるようにチップ支持部を含むアーム部が設計されたとすることができる。
従来の図5の構造においてチップ支持部の孔とチップとのクリアランスが約0.1mmであるとすると、本発明のチップ支持部の熱膨張時のたわみを0.1mm未満とすることで、従来の構造よりも、熱膨張時のチップの移動を抑制でき、ひいてはサセプタの変動やサセプタにおけるウェーハの載置ズレを抑制できる。
また、本発明において、アーム部は、斜め上方又は水平方向に延設された延設部を備え、サセプタの熱膨張時におけるチップ支持部のたわみ量に対する延設部のたわみ量の比が19以上となるようにチップ支持部を含むアーム部が設計されたとすることができる。このように、サセプタの熱膨張時に、チップ支持部よりも延設部を優先的にたわませることで、熱膨張時のチップ支持部の撓み量を0.1mm未満にできる。
また、本発明においてチップはSiC製である。チップをSiC製とすることで、チップの耐摩耗性を向上でき、チップからの発塵を抑制できる。
また、本発明のウェーハ処理装置はサセプタに載置されたウェーハの表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長装置とすることができる。また、本発明はそのエピタキシャル成長装置を用いてエピタキシャルウェーハを製造する方法である。これによれば、アーム部との間でチップのぐらつきを抑制できるので、サセプタ位置を安定でき、サセプタにおけるウェーハの載置ばらつきを抑制した状態でエピタキシャル層を成長させることができる。よって、外周部におけるフラットネス品質を向上したエピタキシャルウェーハを得ることができる。
枚葉式エピタキシャル成長装置の概略断面図である。 サセプタサポートのアーム部、チップ及びそのチップが接続されるサセプタ部分の側面断面図である。 アーム部の垂直部を上から見た図である。 従来のサセプタ支持部分における模試図であって、チップとサセプタ凹部とをクリアランスを有した形態で接続した図である。 従来におけるチップとアーム部との接合部の模式図である。 従来のサセプタ支持部分における模試図であって、チップとサセプタ凹部とのクラランスを小さくした図である。 改善アーム部を用いた場合と、従来アーム部を用いた場合とで、ウェーハ中心座標のばらつきを示した図である。 改善アーム部を用いた場合と、従来アーム部を用いた場合とで、サセプタ中心座標のばらつきを示した図である。 変形例におけるアーム部の垂直部を上から見た図であって、十字にスリットを入れた例を示した図である。 変形例におけるアーム部の垂直部を上から見た図であって、垂直部の側面間を貫通しないスリットを入れた例を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1に本発明のウェーハ処理装置、エピタキシャル成長装置としての枚葉式エピタキシャル成長装置1を示す。エピタキシャル成長装置1は、透明石英部材等から構成された反応炉2を備える。反応炉2内には、エピタキシャル成長させるウェーハWを載置するためのサセプタ14が配置されている。サセプタ14は例えばSiC製であったり、黒鉛基材にSiCコートが施されたものであったりする。サセプタ14は、円形の上面14a及び下面14bを有した形状、つまり円盤状に形成される。サセプタ14は、上面14a及び下面14bが水平となるように配置される。
サセプタ14の上面14aの中央部には、ウェーハWを水平に載置するためのサセプタポケット12が形成されている。サセプタポケット12は、側面視で凹形状に形成され、平面視でウェーハWの径よりも若干大きい径の円形に形成される。サセプタポケット12の深さは、ウェーハWの厚さと同程度となっている。
サセプタポケット12の底部には、サセプタ14の下面14bまで貫通する複数の貫通孔15が形成されている。これら貫通孔15には、ウェーハWをサセプタポケット12に収容したり、サセプタポケット12からウェーハWを取り出したりするためのリフトピン29が挿入されている。リフトピン29は昇降動作が可能に設けられて、リフトピン29が上昇するとウェーハWはサセプタポケット12から持ち上がった状態となり、リフトピン29が下降すると、ウェーハWはサセプタポケット12に収容された状態となる。
また、サセプタ14の下面14bにおける外周部(サセプタポケット12が形成されるサセプタ中央部よりも径方向外側の位置)には、後述するチップ23が嵌まる複数のサセプタ凹部13が形成されている。サセプタ凹部13は、アーム部20の個数分形成され、且つ、サセプタ14の中心線A1を中心とした円周上に等間隔(言い換えると複数のアーム部20の円周方向における間隔と同じ間隔)で形成されている。
サセプタ14の下側領域には、サセプタ14を水平に支持するサセプタサポート16が配置されている。そのサセプタサポート16は、垂直方向(鉛直方向と平行な方向)に伸びた主支柱18と、その主支柱18の上部から斜め上方に延設された複数(例えば3本)のアーム部20と、各アーム部20の先端に支持されてサセプタ凹部13に嵌合するチップ23とを備えている。主支柱18は、その中心軸線A2が、サセプタ14の中心線A1と一致するように設けられる。また、主支柱18は中心軸線A2回りに回転可能に設けられる。主支柱18の上端18aと、サセプタ14の下面14bとの間には空間が形成されている。主支柱18及びアーム部20は例えば石英製とすることができる。
複数のアーム部20は、主支柱18を中心とした円周方向に等間隔で配置されている。各アーム部20は、主支柱18から、サセプタ凹部13が形成された径方向位置まで斜め上方に延設された傾斜部21と、その傾斜部21の、主支柱18と接続される端部と反対側の端部から、垂直上向きに延設された垂直部22とを有する。傾斜部21は直線状に延設されている。図2に示すように、傾斜部21の、主支柱18に接続される根元部21aは、他の部分に比べて大きい幅に形成されている。傾斜部21の、根元部21a以外の部分における断面形状(傾斜部21の中心軸線A4に直交する断面形状)は例えば直角四角形(正方形、長方形)とすることができるが、直角四角形以外の断面形状(円形など)であっても良い。なお、主支柱18が本発明のアーム支持部に相当し、傾斜部21が本発明の延設部に相当する。なお、傾斜部21に代えて、水平方向に延設された水平延設部が設けられたとしても良い。
垂直部22の断面形状(垂直部22の中心軸線A3に直交する断面形状)は例えば直角四角形とすることができるが、直角四角形以外の断面形状(円形など)であっても良い。
垂直部22は、チップ23を支持するチップ支持部の機能を有する。詳しくは、図2、図3に示すように、垂直部22にはスリット22aが形成されている。そのスリット22aは、図2に示すように、垂直部22が延びた方向、つまり垂直方向に延びるように形成されている。スリット22aの垂直方向における一方の端部は、チップ支持部22の先端面22dに達している。また、図2では、スリット22aの垂直方向の長さL1(深さ)は、チップ23の根元部23bの垂直方向における長さ以上に設定されている。図2の例では、スリット22aの長さL1は根元部23bの長さよりも長い例を示している。
また、スリット22aは、図3に示すように、垂直方向に直交する方向、つまり水平方向において垂直部22の外周面間を貫通するように形成されている。すなわち、垂直部22の平面視形状が図3のように直角四角形としたとき、スリット22aは、直角四角形を構成する4つの外周面のうち平行な位置関係にある2つの外周面22e、22f間を貫通するように形成されている。図3の例では、スリット22aは、水平方向の1方向(図3の紙面で上下方向)のみに形成された例を示している。また、スリット22aは、図3の紙面左右方向(平面視で見てスリット22aの形成方向に直交する方向)における垂直部22の幅の中心位置に形成されている。
また、スリット22aの壁面には、チップ23の根元部23bの形状にあわせて切れ込み22bが形成されている。本実施形態では、根元部23bの中心軸線に直交する断面形状が円形となっており、切れ込み22bは、根元部23bの断面形状である円形にあった形状に形成されている。具体的には、スリット22aの空間を間に挟んで対向する両壁面には、円の一部を構成する円弧上の切れ込み22bが形成されている。一方の壁面の切れ込み22bと、他方の壁面の切れ込み22bは対向する位置に形成される。また、切れ込み22bは、図3の紙面上下方向における垂直部22の幅の中心位置に形成されている。
切れ込み22bは、図2に示すように垂直方向に延びるように形成されている。切れ込み22bの垂直方向における長さdは、チップ23の根元部23bの垂直方向における長さ以上に設定されている。また、図2の例では、長さdは、スリット22aの長さL1よりも短くなっているが、長さL1と同じであっても良い。
図3の平面視で見たときの切れ込み22bの幅W2は、チップ23の根元部23bがはめ込まれていない状態で、根元部23bの幅W3よりも小さい値に設定されている。また、図3の平面視で見たときのスリット22aの幅W1も、チップ23の根元部23bがはめ込まれていない状態で、根元部23bの幅W3よりも小さい値に設定されているが、根元部23bの幅W3よりも大きい値に設定されたとしても良い。なお、切れ込み22bが本発明のはめ込み部に相当する。
このように、垂直部22は、水平方向に貫通するスリット22aによって、スリット22aを間に挟んで2つの部位22cに分割されている。以下、部位22cを分割部という。分割部22cは、垂直方向において先端22dが非拘束であり、根元が傾斜部21により拘束された片持ち梁状に設けられる。
チップ23は、SiCにより形成されており、図2に示すように、チップ本体23aと、チップ本体23aの下面から突出する根元部23bとを有する。チップ本体23aは、先端からの一部がサセプタ凹部13に嵌合している。このとき、チップ本体23aは、サセプタ凹部13に密接嵌合されるように設けられる。つまり、理想的にはチップ本体23aとサセプタ凹部13との間のクリアランスCが0となるようチップ本体23aはサセプタ凹部13に嵌め込まれるが、実際は、製造公差により微小なクリアランスCが設けられる。すなわち、クリアランスCは、製造公差によるものであり、意図的に設けたものではない。なお、チップ本体23a及びサセプタ凹部13の平面視形状はどのような形状でも良いが、例えば長孔形状とすることができる。
また、チップ本体23aの水平方向における幅W4(図2参照)は、垂直部22の水平方向における幅W5(図2参照)よりも小さくなっており、チップ本体23aの下面の全部が、垂直部22の先端面22dに接触している。
根元部23bは、垂直部22の切れ込み22bにはめ込まれており、このはめ込みに伴いたわんだ2つの分割部22cにより挟み込まれている。すなわち、根元部23bは、分割部22cからの反力が付与された状態で、切れ込み22bに接触した状態(クリアランスがゼロの状態)で支持されている。なお、根元部23bが本発明の被支持部に相当する。
図1の説明に戻って、反応炉2の周囲には、気相成長時や塩化水素ガスによる反応炉クリーニング時などの各処理時に、反応炉2内を加熱して反応炉2内を所定温度に制御するヒータ3が設けられている。そのヒータ3は、例えばハロゲンランプや、赤外線ランプである。
反応炉2の水平方向における一端側には、反応炉2内に各種ガスを水平方向に導入するガス導入口5が形成されている。そのガス導入口5は、サセプタ14より上側に形成されている。ガス導入口5からは、気相成長時には、シリコン単結晶薄膜(シリコンエピタキシャル層)の原料となるシリコンソースガス(具体的にはトリクロロシラン(TCS)等のシラン系ガス)、シリコンソースガスを希釈するためのキャリアガス(例えば水素)、及びエピタキシャル層の導電型や導電率を調整するためのドーパントガス(例えばボロンやリンを含むガス)を含む反応ガスが導入される。また、反応炉2のクリーニング時には、ガス導入口5からは、反応ガスの代わりに、反応炉2の内壁、サセプタ14等の各部に堆積した副生成物をエッチングするガスとして例えば塩化水素ガス(HClガス)が導入される。
また、反応炉2の、ガス導入口5が形成された側の反対側には、反応炉2内からガスを排出するガス排出口6が形成されている。
また、エピタキシャル成長装置1は、主支柱18を回転させる駆動部4を備えている。駆動部4により主支柱18が回転すると、サセプタ14及びこれに載置されたウェーハWは、サセプタ14の主支柱18の中心軸線A2回りに回転する。
以上がエピタキシャル成長装置1の構成である。次に、エピタキシャル成長装置1を用いてシリコンエピタキシャルウェーハを製造する方法を説明する。先ず、シリコンウェーハWを反応炉2内に投入して、サセプタポケット12に載置させる。反応炉2には、シリコンウェーハWを投入する前段階から、ガス導入口5を介して水素を導入しておく。次に、サセプタ14に載置されたシリコンウェーハWをヒータ3により熱処理温度(例えば1050〜1200℃)まで加熱する。次に、シリコンウェーハWの主表面に形成されている自然酸化膜を除去する為の気相エッチングを行う。次に、シリコンウェーハWを所望の成長温度(例えば1050〜1180℃)に合わせ、ガス導入口5から反応ガスを導入することによって、シリコンウェーハWの主表面上にシリコン単結晶薄膜を気相成長させシリコンエピタキシャルウェーハとする。最後に、反応炉2を取り出し温度(例えば650℃)まで降温した後、シリコンエピタキシャルウェーハを反応炉2外に搬出する。
ここで、ウェーハWは、ウェーハ中心がサセプタポケット12の中心(サセプタ14の中心線A1)に一致するようにサセプタポケット12に載置されるのが好ましい。ウェーハ中心がサセプタポケット12の中心からずれると、ウェーハ外周部と、サセプタポケット12の外周部との間の隙間に偏りが生じてしまい、その偏りにより反応ガスのウェーハ外周部への当たり方が変わることで、ウェーハ外周部におけるエピタキシャル層の膜厚が不均一となるためである。一方で、サセプタ14は、反応炉2内へのウェーハWの搬入時と気相成長時との間で大きな温度変化を受け、この温度変化によりサセプタ14は熱膨張又は熱収縮する。このサセプタ14の熱変形(熱膨張、熱収縮)によりサセプタポケット12が径方向に伸びたり縮んだりすることで、サセプタポケット12におけるウェーハ載置位置にばらつきが生ずる。
そこで、本実施形態では、上記したように、アーム部20の先端を構成する垂直部22にスリット22aを設けることで、アーム部20を構成する石英のたわみを利用して、チップ23を挟み込んで固定する構造とし、アーム部20(垂直部22)とチップ23の接合部における加工較差によるクリアランスをなくすことで、チップ23のぐらつきを抑え、サセプタ14の位置ズレ抑制を試みた。
さらに、スリット22a(切れ込み22b)にチップ23を挟み込んだ際に垂直部22(分割部22c)が破損しないことに加え、反応温度まで温度が上昇した際に、サセプタ14の熱膨張によりサセプタ凹部13からチップ23に対して応力が働いた場合も、垂直部22(分割部22c)及び傾斜部21が応力を吸収し、破損しない設計とした。具体的には、サセプタ14の熱膨張時(具体的には反応炉2内の温度が1100℃の時)における垂直部22の最大曲げ応力に対する垂直部22を構成する材質(具体的には石英)の引っ張り強度の比S1を垂直部22の安全率S1とする。また、サセプタ14の熱膨張時(具体的には反応炉2内の温度が1100℃の時)における傾斜部21の最大曲げ応力に対する傾斜部21を構成する材質(具体的には石英)の引っ張り強度の比S2を傾斜部21の安全率S2とする。これら安全率S1、S2が共に1.5以上となるようにアーム部20(垂直部22の断面形状、傾斜部21の断面形状、スリット22aの幅W1、長さL1、傾斜部21の長さL2等)が設計されている。
なお、上記垂直部22の最大曲げ応力は、サセプタ14の熱膨張時に垂直部22の先端に作用する荷重F1(図2参照)によって垂直部22内に生ずる応力のうちの最大値をいう。この荷重F1は、スリット22aの幅を広げる方向に作用する。また、荷重F1には、スリット22aにチップ22の根元部23bが嵌め込まれることにより垂直部22の先端に作用する荷重も含まれる。また、上記傾斜部21の最大曲げ応力は、サセプタ14の熱膨張時に傾斜部21の先端に作用する荷重F2(図2参照)によって傾斜部21内に生ずる応力のうち最大値をいう。荷重F2は傾斜部21を下方に撓ませる方向に作用する。
また、高温状態でサセプタ14の位置が安定するために、サセプタ14が熱膨張した際の応力を傾斜部21が優先的に吸収し、スリット22aの開きを抑えて、垂直部22(分割部22c)のたわみ量(スリット22aの幅の変化量)が傾斜部21のたわみ量に比べて十分に小さくなるような設計とした。具体的には、サセプタ14の熱膨張時(具体的には反応炉2内の温度が1100℃の時)における垂直部22のたわみ量σ1(図2参照)に対する傾斜部21のたわみ量σ2(図2参照)の比が十分大きい値(例えば19以上)となるようアーム部20(垂直部22の断面形状、傾斜部21の断面形状、スリット22aの幅W1、長さL1、傾斜部21の長さL2等)が設計されている。これにより、サセプタ14の熱膨張時(具体的には反応炉2内の温度が1100℃の時)における垂直部22のたわみ量σ1を十分小さい値(例えば0.1mm未満)にすることができる。なお、図2における垂直部22のたわみ量σ1は、サセプタ14の熱膨張時における垂直部22の先端の、スリット22aの幅を広げる方向へのたわみ量である。また、図2における傾斜部21のたわみ量σ2は、サセプタ14の熱膨張時における傾斜部21の先端の下方へのたわみ量である。
ここで、図5の従来構造において、チップ33の根元部とチップ支持部34の孔35との間に約0.1mm(=2.6mm−2.5mm)のクリアランスがあり、チップ33にサセプタの熱膨張による応力が働いた場合、孔35内をチップ33が約0.1mm移動すると仮定する。この場合、サセプタ14の熱膨張時の垂直部22のたわみ量σ1が0.1mm未満となるように設計することで、図5の従来構造に比べて、サセプタ14の熱膨張時のチップ23の変動を抑制でき、ひいてはサセプタ14及びこれに載置されるウェーハWの位置変動を抑制できる。
このように、本実施形態によれば、チップ23の根元部23bが垂直部22により挟み込まれているので、根元部23bと垂直部22との間で加工較差によるクリアランスをなくすことができ、チップ23のぐらつきを抑制できる。また、アーム部20(傾斜部21、垂直部22)を、上記安全率S1、S2≧1.5を満たすように設計することで、サセプタ14の熱膨張時にアーム部20が破損してしまうのを抑制できる。加えて、サセプタ14が熱膨張した際に垂直部22よりも傾斜部21を優先的に撓ませる設計とすることで、サセプタ14の熱膨張時における垂直部22のたわみを抑えることができる。そして、垂直部22のたわみを抑えることで、サセプタ14の熱膨張時にチップ23の変動を抑制でき、チップ23に接続されたサセプタ14の変動も抑制できる。これにより、サセプタ14の位置が搬入ウェーハごとに変動することを抑制できる。その結果、サセプタポケット12におけるウェーハWの載置ばらつきを抑制でき、外周部フラットネスを向上した高品質なエピタキシャルウェーハを得ることができる。
また、スリット22aの壁面には、チップ23の根元部23bの形状に応じた切れ込み22bが形成され、根元部23bはこの切れ込み22bにはめ込まれているので、根元部23bを2つの分割部22cの間(スリット22a)にはめ込み易くできる。加えて、図3の平面視において、2つの分割部22cによる根元部23bの挟み込み方向P1だけでなく、その直角な方向P2にも根元部23bの移動を抑制できる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
実施形態で説明したアーム部20(以下、改善アーム部という)を用いた場合及び図5、図6の従来構造のアーム部(以下、従来アーム部という)を用いた場合に、それぞれ、ウェーハの反応炉への搬送(搬入、搬出)を繰り返したときの、各搬送間でのサセプタ位置のばらつき(サセプタ中心のX方向及びY方向のばらつき)及びウェーハの載置位置のばらつき(ウェーハ中心のX方向及びY方向のばらつき)を評価した。具体的には、ウェーハの反応炉への搬送を繰り返し、各搬送においてサセプタ中心を原点としたサセプタポケット内におけるウェーハの中心座標(つまり、図1のサセプタ中心線A1に対するウェーハ中心のズレ量)、及びサセプタ回転中心を原点としたサセプタの中心座標(つまり、図1のサセプタ中心線A1と、回転中心軸線A2とのズレ量)を測定した。なお、改善アーム部は、サセプタの熱膨張時(具体的には反応炉の温度が1100℃の時)における垂直部のたわみ量σ1(スリット幅の変化量)に対する傾斜部のたわみ量σ2の比を19以上とすることで垂直部のたわみ量σ1が0.1mm未満となるように設計されたものを用いた。また、図5の従来アーム部は、チップ支持部34の孔35とチップ33とのクリアランスが約0.1mmに設計されたものを用いた。また、サセプタ凹部とチップとは、クリアランスが小さくなるよう長孔形状同士で接続した。
ウェーハ中心座標及びサセプタ中心座標の測定は以下のように行った。すなわち、改善アーム部を用いた場合及び従来アーム部を用いた場合、それぞれ、直径300mm、結晶面方位(100)、抵抗率10Ωcmのシリコンウェーハの表面に、シリコンエピタキシャル層を成長させた。エピタキシャル層の膜厚は4μm、成長温度は1100℃とした。そして、エピタキシャル成長中のウェーハ及びサセプタをカメラで撮影して、その撮影画像に基づいて、ウェーハ中心座標及びサセプタ中心座標を求めた。そして、シリコンウェーハの反応炉への搬送を繰り返して、各搬送においてウェーハ中心座標及びサセプタ中心座標を求めて、複数回の搬送間におけるウェーハ中心座標のばらつき及びサセプタ中心座標のばらつきを評価した。なお、ウェーハを反応炉に搬入する際の炉内温度及び反応炉から搬出する際の炉内温度は650℃とした。
ウェーハ中心座標の測定結果を図7、表1に示し、サセプタ中心座標の測定結果を図8、表1に示す。図7、図8において、横軸、縦軸の単位は[mm]である。表1において、「n」は、実験の回数(搬送回数)を示している。「max」は、n回の実験で得られた結果のうち最大値(単位は[mm])を示している。「avg」はn回の実験で得られた結果の平均値(単位は[mm])を示している。「stdev」はn回の実験で得られた結果の標準偏差(単位は[mm])を示している。
Figure 0006838569
図7、図8、表1に示すように、改善アーム部を用いた場合、従来アーム部と比較して、サセプタポケット内におけるウェーハの中心座標のばらつき、及びサセプタ中心座標のばらつきが減少していることを確認できた。以上より、改善アーム部を用いると、ウェーハ搬送ごとに、熱変形に起因したサセプタ位置の変動を抑制でき、サセプタ位置の変動を抑制できることでサセプタにおけるウェーハ載置位置のばらつきを抑制できることが分かった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであったとしても本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、アーム部は石英以外の材質で形成されたとしても良いし、チップはSiC以外の材質で形成されたとしても良い。また、ウェーハやエピタキシャル層の導電型、抵抗率等は問わない。
また、垂直部の形状や、スリットの幅、スリットの深さ、スリットの入れ方、切れ込みの幅、チップの根元部の幅等は上記実施形態に限定されない。スリットの入れ方については、上記実施形態では図3の平面視で見て一方向(図3の紙面で上下方向)にのみに入れた例を説明したが、異なる方向(図3の紙面で左右方向や斜め方向)に入れたとしても良い。また、図9に示すように、平面視で見て複数の方向にスリットを入れたとしても良い。図9は、垂直部22を上から見た図を示しており、紙面上下方向及び左右方向の2方向、つまり十字にスリット22aを入れた例を示している。2方向のスリット22aの交点部に、チップ根元部がはめ込まれる切れ込み22bが形成されている。これによれば、チップ根元部を2方向P1、P2から挟み込むことができるので、より一層、チップのぐらつきを抑制できる。
また、上記実施形態では、平面視で見て垂直部の外周面間を貫通するようにスリットを入れた例を示したが、図10に示すように貫通しないようにスリットを入れても良い。図10の例では、一端は垂直部22の外周面22eに位置しているが、他端は垂直部22の内部に位置したスリット22aを示している。図10では、チップ根元部がはめ込まれる切れ込み22bは、スリット22aの両端間の途中位置に形成された例を示しているが、スリット22aの内部側端部の位置に形成されたとしても良い。このように、非貫通にスリットを入れたとしても、チップ根元部がはめ込まれた際にたわんで、そのたわみの反力でチップ根元部を挟み込んで支持することができる。
また、上記実施形態では、図3の平面視で見て、一定幅W1のスリット22aを形成した例を示したが、幅が変化するスリットを形成しても良い。具体的には、図3の例において、切れ込み22bから外周面22e、22fに近づくにつれて次第に幅が大きくなるスリットを形成しても良い。
1 エピタキシャル成長装置(ウェーハ処理装置)
14 サセプタ
16 サセプタサポート
20 アーム部
21 傾斜部(延設部)
22 垂直部(チップ支持部)
22a スリット
22b 切れ込み(はめ込み部)
22c 分割部
23 チップ
23b チップの根元部(被支持部)

Claims (11)

  1. ウェーハを載置するためのサセプタと、
    前記サセプタを支持するサセプタサポートとを備え、
    前記サセプタサポートは、前記サセプタに接続されるチップと、そのチップを支持するチップ支持部が先端に設けられたアーム部と、前記アーム部の根元を支持するアーム支持部とを備え、
    前記チップ支持部は、前記チップの、前記チップ支持部に支持される部分である被支持部の幅にあわせてたわんで、そのたわみの反力で前記被支持部を挟み込むように構成されたことを特徴とするウェーハ処理装置。
  2. 前記チップ支持部は、前記被支持部がはめ込まれるスリットが形成されており、
    そのスリットの、前記被支持部がはめ込まれる部分であるはめ込み部は、前記被支持部がはめ込まれていない状態において前記被支持部の幅より小幅に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のウェーハ処理装置。
  3. 前記はめ込み部は、前記スリットの壁面に、前記被支持部の形状にあった切れ込みとして形成されていることを特徴とする請求項2に記載のウェーハ処理装置。
  4. 前記スリットは水平方向において前記チップ支持部の外周面間を貫通するように形成されており、
    前記チップ支持部の、前記スリットを間に挟んで分割された分割部は、鉛直方向に平行な垂直方向において先端が非拘束であり、根元が前記アーム部に拘束された片持ち梁状に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載のウェーハ処理装置。
  5. 前記チップは、チップ本体と、前記チップ本体の下面から突出する前記被支持部としての根元部とを有し、
    前記チップ本体は、前記サセプタの下面に形成されたサセプタ凹部に密接嵌合され、かつ、前記チップ本体の下面が前記チップ支持部の先端面に接触するように設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のウェーハ処理装置。
  6. 前記アーム部は、斜め上方又は水平方向に延設された延設部を備え、
    前記サセプタの熱膨張時における前記チップ支持部の最大曲げ応力に対する、前記チップ支持部を構成する材質の引っ張り強度の比である安全率が1.5以上に設定され、
    前記サセプタの熱膨張時における前記延設部の最大曲げ応力に対する前記延設部を構成する材質の引っ張り強度の比である安全率が1.5以上に設定されたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のウェーハ処理装置。
  7. 前記サセプタの熱膨張時における前記チップ支持部のたわみ量が0.1mm未満となるように前記チップ支持部を含む前記アーム部が設計されたことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のウェーハ処理装置。
  8. 前記アーム部は、斜め上方又は水平方向に延設された延設部を備え、
    前記サセプタの熱膨張時における前記チップ支持部のたわみ量に対する前記延設部のたわみ量の比が19以上となるように前記チップ支持部を含む前記アーム部が設計されたことを特徴とする請求項に記載のウェーハ処理装置。
  9. 前記チップはSiC製であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のウェーハ処理装置。
  10. 前記ウェーハ処理装置は、前記サセプタに載置されたウェーハの表面にエピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長装置であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のウェーハ処理装置。
  11. 請求項10に記載のエピタキシャル成長装置を用いてエピタキシャルウェーハを製造することを特徴とするエピタキシャルウェーハの製造方法。
JP2018000270A 2018-01-04 2018-01-04 ウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法 Active JP6838569B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000270A JP6838569B2 (ja) 2018-01-04 2018-01-04 ウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000270A JP6838569B2 (ja) 2018-01-04 2018-01-04 ウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019121680A JP2019121680A (ja) 2019-07-22
JP6838569B2 true JP6838569B2 (ja) 2021-03-03

Family

ID=67306529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018000270A Active JP6838569B2 (ja) 2018-01-04 2018-01-04 ウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6838569B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0492651U (ja) * 1990-12-28 1992-08-12
JPH10173034A (ja) * 1996-12-06 1998-06-26 Kokusai Electric Co Ltd 基板載置台
JP3076791B2 (ja) * 1998-10-19 2000-08-14 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 半導体製造装置
JP4398064B2 (ja) * 2000-05-12 2010-01-13 日本発條株式会社 加熱装置
JP5612408B2 (ja) * 2009-10-01 2014-10-22 東京エレクトロン株式会社 熱膨張係数の差異によって生じる変形に適応可能な位置決めピン及び半導体製造装置
JP5929227B2 (ja) * 2012-01-23 2016-06-01 大日本印刷株式会社 基板保持用枠体と基板保持用枠体の搬送方法
JP6047854B2 (ja) * 2013-01-16 2016-12-21 信越半導体株式会社 枚葉式エピタキシャルウェーハ製造装置およびそれを用いたエピタキシャルウェーハの製造方法
JP5386046B1 (ja) * 2013-03-27 2014-01-15 エピクルー株式会社 サセプタ支持部およびこのサセプタ支持部を備えるエピタキシャル成長装置
JP6536463B2 (ja) * 2016-04-21 2019-07-03 株式会社Sumco エピタキシャル成長装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019121680A (ja) 2019-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240112945A1 (en) Thermal processing susceptor
KR102306866B1 (ko) 열적 프로세싱 챔버용 에지 링
KR102402754B1 (ko) 에피택셜 성장 장치 및 유지 부재
EP3396703B1 (en) Wafer supporting mechanism, chemical vapor deposition apparatus, and epitaxial wafer manufacturing method
US6344631B1 (en) Substrate support assembly and processing apparatus
JP6112474B2 (ja) ウェーハ昇降装置、エピタキシャルウェーハの製造方法
US20110265722A1 (en) Wafer tray for cvd device, heating unit for cvd device and cvd device
KR20170126503A (ko) 서셉터 및 에피택셜 성장 장치
JP6965861B2 (ja) 気相成長装置
TW202125690A (zh) 用於處理基材之設備及方法及用於支撐基材之基座
CN109841541B (zh) SiC外延生长装置
JP6536463B2 (ja) エピタキシャル成長装置
JP3004846B2 (ja) 気相成長装置用サセプタ
JP2010034372A (ja) 気相成長装置用のサセプタ及び気相成長装置
JP3594074B2 (ja) シリコンエピタキシャルウェーハおよびその製造方法
JP6838569B2 (ja) ウェーハ処理装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法
JP2020033208A (ja) トレイ、半導体基板の製造方法、半導体装置の製造方法および半導体製造装置
JP6641670B2 (ja) 枚葉式エピタキシャルウェーハ製造装置及びエピタキシャルウェーハの製造方法
JP5811355B2 (ja) エピタキシャルウェーハ製造装置およびそれを用いたエピタキシャルウェーハの製造方法
TW201332055A (zh) 基座
JP2006186105A (ja) エピタキシャル成長装置およびそれに用いるサセプター
WO2022185453A1 (ja) 炭化ケイ素エピタキシャル成長装置および炭化ケイ素エピタキシャル基板の製造方法
CN111490002B (zh) 载盘结构
JP2019117890A (ja) エピタキシャルウェーハの製造方法およびエピタキシャルウェーハ
US20210327746A1 (en) Tray structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6838569

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250