JP6838016B2 - 液体吐出容器 - Google Patents
液体吐出容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6838016B2 JP6838016B2 JP2018141141A JP2018141141A JP6838016B2 JP 6838016 B2 JP6838016 B2 JP 6838016B2 JP 2018141141 A JP2018141141 A JP 2018141141A JP 2018141141 A JP2018141141 A JP 2018141141A JP 6838016 B2 JP6838016 B2 JP 6838016B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- peripheral wall
- liquid discharge
- discharge port
- discharge head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims description 292
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 176
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 60
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 47
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 22
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 15
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 12
- 208000028659 discharge Diseases 0.000 description 196
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 24
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
- 210000002159 anterior chamber Anatomy 0.000 description 9
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000645 desinfectant Substances 0.000 description 3
- 239000003599 detergent Substances 0.000 description 3
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 3
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 239000000443 aerosol Substances 0.000 description 2
- 235000008429 bread Nutrition 0.000 description 2
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 2
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 239000000344 soap Substances 0.000 description 2
- 241000258957 Asteroidea Species 0.000 description 1
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- 241000282326 Felis catus Species 0.000 description 1
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 1
- 241000283973 Oryctolagus cuniculus Species 0.000 description 1
- 241000283080 Proboscidea <mammal> Species 0.000 description 1
- 241000219793 Trifolium Species 0.000 description 1
- 241000282458 Ursus sp. Species 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000012459 cleaning agent Substances 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 239000008157 edible vegetable oil Substances 0.000 description 1
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000000118 hair dye Substances 0.000 description 1
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 1
- 235000013310 margarine Nutrition 0.000 description 1
- 239000003264 margarine Substances 0.000 description 1
- 239000008268 mayonnaise Substances 0.000 description 1
- 235000010746 mayonnaise Nutrition 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 235000014593 oils and fats Nutrition 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
- 239000003981 vehicle Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
前記液体を貯留する容器本体と、前記押圧操作に応じて前記液体を吐出する液体吐出ヘッドとを備えており、
前記液体吐出ヘッドは、
上向きに開口していて、前記押圧操作に応じて前記液体を外部に吐出する吐出口と、
前記吐出口よりも下側の位置から上側の位置まで存在し、該吐出口の周囲を囲んでいる周壁と、
前記周壁の内側の空間を、当該液体吐出ヘッドの下側の空間と連通させる連通路と、
を備え、
前記周壁は、前記液体を受け取る被吐出体と前記吐出口との距離を一定に維持する押圧部である液体吐出容器に関する。
また、周壁の内側の空間を液体吐出ヘッドの下側の空間と連通させる連通路を備えていることにより、液体の吐出時に、周壁の内側の空気が、連通路を介して液体吐出ヘッドの下側の空間に押し出されることとなる。これにより、周壁の内側の空間や連通路に滞留している水やゴミ等の異物を、連通路を介して排出することが可能となる。
先ず、図1から図7を用いて第1実施形態を説明する。
なお、図1、図3、図4及び図5における下方向が下方、上方向が上方である。すなわち、本実施形態の場合、下方向(下方)は、液体吐出ヘッド400からみて容器本体10に向かう方向であり、その逆方向が上方向(上方)である。言い換えると、下方向(下方)は、液体吐出容器100の底部14が水平な載置面に載置されて液体吐出容器100が自立する状態での重力方向である。
図3では、液体吐出キャップ300において破断線Hよりも下側の部分については、外形線のみを示している。
また、周壁56の内側の空間59を液体吐出ヘッド400の下側の空間と連通させる連通路57を液体吐出容器100が備えていることにより、液体101の吐出時に、周壁56の内側の空気が、連通路57を介して液体吐出ヘッド400の下側の空間に押し出されることとなる。これにより、周壁56の内側の空間59や連通路57に滞留している水やゴミ等の異物を、気流に乗せて、連通路57を介して排出することが可能となる。
よって、液体吐出ヘッド400を清浄に維持することができる。
周壁56は、二次吐出口53から外方向に離間した位置において上方に起立している。これにより、周壁56は、二次吐出口53と被吐出体22との距離を形成する。外方向(外側)とは、平面視において、液体吐出ヘッド400の中心軸(後述する筒部31(図4)の中心軸)から遠ざかる方向である。
被吐出体22と二次吐出口53との距離を一定に維持するとは、押圧操作の終了段階における被吐出体22と二次吐出口53との距離を、毎回の押圧操作において互いに一定となるようにすることであり、押圧操作の開始段階と終了段階とで被吐出体22と二次吐出口53との距離が変化することは許容される。例えば、毎回の押圧操作により周壁56が一定に潰れたり又は撓んだりすることが挙げられる。ただし、押圧操作の開始段階と終了段階とで被吐出体22と二次吐出口53との距離が変化する場合、距離の変化量は、毎回の押圧操作において互いに一定となることが好ましい。なお、本実施形態の場合、液体吐出ヘッド400の全体が実質的に剛体であり、押圧操作の開始段階から終了段階に亘り被吐出体22と二次吐出口53との距離が一定に維持されるようになっている。
また、被吐出体22と二次吐出口53との距離を一定に維持するとは、図1から分かるように、被吐出体22と二次吐出口53とが離間した状態(被吐出体22と二次吐出口53とが非接触の状態)に維持することである。押圧操作の開始段階から終了段階に亘り、被吐出体22と二次吐出口53とが離間した状態に維持される。
本実施形態の場合、周壁56は、二次吐出口53の周囲を360度周回している。ただし、本発明は、この例に限らず、二次吐出口53の周囲において部分的に周壁56の不存在部分があってもよい。
また、連通路57は、周壁56よりも径方向内側に配置されている。
本明細書では、泡状の(泡化した)液体101を泡と呼称して、容器本体10に貯留されている非泡状の液体101と区別する。
泡化する前の液体101の粘度、すなわち容器本体10内の液体101の粘度は、特に限定されないが、例えば、20℃において約1mPa・s以上20mPa・s以下とすることができる。液体101の粘度はB型粘度計により測定する。B型粘度計としては、粘度に応じて選択されたロータを有するものが用いられる。このローターは、60回転/分の回転数で回転する。ローターの回転開始から60秒後の粘度を測定する。
このため、液体101の吐出時には、周壁56の内側の空気が、上側開口部571から連通路57内に流入し、下側開口部572から連通路57外に排出されることとなる。
液体吐出ヘッド400は、吐出ヘッド本体410と、それぞれ後述する筒部31及び外筒部36と、を備えて構成されている。吐出ヘッド本体410は、周壁56の他に、それぞれ後述する第2部材50、台状部37、雄ネジ部44等を含んでいる。
内側周壁56aと外側周壁56bとが上縁を共有している。この上縁が、周壁56の上縁56cである。上縁56cは、平面視において二次吐出口53の周囲を囲む環状に形成されている。上縁56cは、ノズル形成壁55の上端よりも上方に配置されている。
より詳細には、連通路57は、内側周壁56aと外側周壁56bとの間隙と、後述する雌ネジ部51と外側周壁56bとの間隙と、を含む環状の空間となっている。
内側周壁56aの上部と外側周壁56bの上部とによって上側周壁部561が構成されており、内側周壁56aの下部と外側周壁56bの下部とによって下側周壁部562が構成されている。
そして、図6に示すように、上側開口部571と下側開口部572とが周方向において互いにずれた位置に配置されている。このため、周壁56の内側の空気が連通路57を介して液体吐出ヘッド400の下側の空間に排出される際に、連通路57内のより広範囲に気流が形成されるようにできるため、より確実に連通路57内の異物を外部に排出することが可能となる。
同様に、複数の下側開口部572は、周方向において等間隔(等角度間隔)に配置されている。
上側開口部571及び下側開口部572の数は特に限定されないが、本実施形態の場合、液体吐出容器100は、例えば、4つずつの上側開口部571及び下側開口部572を備えている。そして、上側開口部571と下側開口部572とが周方向において互いに45度ずれた配置とされている。
ただし、本発明は、この例に限らず、周方向における上側開口部571と下側開口部572とのずれ角度は、その他の角度であってもよい。また、上側開口部571の数と下側開口部572の数とは互いに異なっていてもよい。
また、下側開口部572の形状も、特に限定されないが、本実施形態の場合、下側開口部572は、周方向に長尺に形成されている。
なお、上側開口部571の開口面積(本実施形態のように上側開口部571が複数ある場合には上側開口部571の総面積)は、連通路57の流路面積よりも小さい。
同様に、下側開口部572の開口面積(本実施形態のように下側開口部572が複数ある場合には下側開口部572の総面積)は、連通路57の流路面積よりも小さい。
このため、周壁56の内側の空気が連通路57を介して液体吐出ヘッド400の下側の空間に排出される際に、連通路57内において、突条565又は溝に沿った気流が形成されることが期待でき、連通路57内の異物をよりスムーズに外部に排出できることが期待できる。
図7に示すように、本実施形態の場合、内面56dには、複数の突条565が形成されている。
複数の突条565又は溝は、互いに回転対称形であることが好ましい。
特に、本実施形態のように、上側開口部571と下側開口部572とが周方向において互いにずれた位置に配置されている場合に、内面56dに、互いに同方向の斜め方向に延在する複数の突条565又は溝が形成されていることによって、螺旋流が形成されやすくなることが期待できる。
本実施形態の場合は、図7に示すように、各突条565が平面視において曲線状となっているが、本発明は、この例に限らず、突条565又は溝は、平面視において直線状となっていてもよい。
このため、液体吐出ヘッド400を洗浄する際に、上側開口部571から洗浄液(水など)を連通路57内に流入させやすくなるため、液体吐出ヘッド400の洗浄を容易に行うことが可能となる。
本実施形態の場合、液体吐出容器100は、底部14が水平な載置面上に載置された状態で自立可能である。また、液体吐出容器100が自立した状態で液体吐出ヘッド400に対する押圧操作が行われることによって、泡化した液体101を二次吐出口53から吐出できるようになっている。
本実施形態の場合、液体吐出キャップ300は、液体101を泡化するフォーマー機構19(図3)を備えている。
後述するように、液体吐出ヘッド400は、例えば、キャップ200のポンプ部75が備えるピストンガイド80の上端部に対して装着される。
なお、ポンプ部75の構造はよく知られており、本明細書では詳細な説明を省略する。
キャップ200は、液体吐出ヘッド400が押圧されることにより、液体101を泡化し、泡を吐出する。
なお、装着部71は、2重筒構造に形成されていて、そのうち内側の筒状部が口頸部13に対して螺合するようになっていても良いし、一重の筒状に構成されていても良い。口頸部13に装着部71が装着されることによって、キャップ部材70の全体、キャップ200の全体、ひいては液体吐出キャップ300の全体が容器本体10に装着される。
液体吐出キャップ300が容器本体10に装着されることにより、液体吐出キャップ300によって口頸部13の上端の開口が閉塞される。
ポンプ部75は、ボール弁90を含む液体弁を備えている。液体吐出ヘッド400に対する押圧操作が行われると、ボール弁90が押し上げられて液体弁が開き、液体101が気液混合部20に流入する(つまり気液混合部20に液体101が送出される)ようになっている。
また、気液混合部20に液体101を送出する際に、ポンプ部75は、気液混合部20に対する空気の送出も並行して行うように構成されている。
リング部材25の内部には、筒状のメッシュ保持リング23が例えば上下2段に設けられている。下側のメッシュ保持リング23の下端の開口と、上側のメッシュ保持リング23の上端の開口には、それぞれメッシュ24が設けられている。
リング部材25の内部空間は、例えば、気液混合部20の一部を構成している。
メッシュ保持リング23及びメッシュ24は、気液混合部20とともにフォーマー機構19を構成している。
気液混合部20にて生成された泡がメッシュ24を通過することにより、泡はよりきめ細かく均一になる。
なお、メッシュ24が無くても所望のきめ細かさの泡を生成できる場合、フォーマー機構19はメッシュ保持リング23及びメッシュ24を有していなくてもよい。
第1部材30、第2部材50及び第3部材110の各々の材料は特に限定されないが、第1部材30、第2部材50及び第3部材110の各々は、ポリプロピレン(PP)などの樹脂材料により構成されていることが好ましい。
本実施形態の場合、第3部材110に対して第2部材50が着脱自在に装着されているとともに、第1部材30に対して第3部材110が着脱自在に装着されている。
つまり、二次吐出口53を有する第2部材50が、一次吐出口33を有する第1部材30に対して(第3部材110を介して間接的に)着脱自在に装着されている。
このため、第2部材50を第1部材30から取り外して容易に洗浄することができる。
第1部材30は、更に、台状部37の上面における中央部から上方に向けて起立している起立筒部45を備えている。起立筒部45と筒部31とは、例えば、互いに同軸に配置されている。
起立筒部45は、例えば、円筒状となっており、一次吐出口33の平面形状は、例えば、円形である。
後述する前室21への液体の広がり性の観点から、起立筒部45の高さ寸法は、前室21の高さ寸法の1/2以下であることが好ましい。
上下2段のメッシュ保持リング23を内部に保持したリング部材25が、筒部31の下端から筒部31内に挿入されることによって、保持部32に固定されている。
台状部37の上面は、例えば、起立筒部45と環状台35とを除き、水平な平面状に形成されている。
図7に示すように、下部構成部38は、例えば、平面視円形に形成されている。
下部構成部38は、皿状の形状に形成されている。下部構成部38は、当該下部構成部38における径方向外側の部分ほど、高さ位置が高くなるように、傾斜している。より詳細には、下部構成部38は、例えば、径方向外方且つ斜め下方の向きに凸に湾曲した形状に形成されている。
下部構成部38の上縁は、例えば、環状台35よりも高い位置に配置されている。
下部構成部38の上縁部には、第3部材110の後述する上部構成部115の嵌合部115aと嵌合する嵌合部38aが形成されている。例えば、嵌合部38aにおける内周側の部分が環状の凹部となっており、嵌合部38aにおける外周側の部分が上に凸の環状の凸部となっている。
より詳細には、雄ネジ部44の下端部の下方に、下部構成部38の中央部の開口部が配置されている。下部構成部38と雄ネジ部44とを相互に連結している連結部は、上下方向に寸法を有する壁状に形成されている。
本実施形態の場合、下部構成部38と雄ネジ部44との連結部は、周方向において間欠的に複数配置されており、隣り合う連結部どうしの間隙が、連通路57の下側開口部572を構成している。
従って、本実施形態の場合、下側開口部572は、液体吐出ヘッド400の径方向内向きに開放している。
図5に示すように、対向部52は、例えば、平板状に形成されている板状部52aと、板状部52aから上方に起立しているノズル形成壁55と、板状部52aの下面に形成されている壁部47と、を備えている。
ノズル形成壁55は、平面視において閉ループ形状に形成されている。ノズル形成壁55の上端の開口が二次吐出口53を構成している。
また、ノズル形成壁55の基端側において、例えば、ノズル形成壁55と同形状の開口が対向部52を上下に貫通している。このため、対向部52の下側の空間(後述する前室21となる空間)と、二次吐出口53の上側の空間とは、対向部52に形成された開口、ノズル形成壁55の内部空間及び二次吐出口53を介して相互に連通している。
対向部52の板状部52aの周縁部は、板状部52aの中央部96よりも薄く形成された薄肉部95となっている。薄肉部95の上面は、中央部96の上面よりも低段に配置されている。
第2部材50の外径、すなわち薄肉部95の外径は、第1部材30の環状台35の内径よりも大きく、本実施形態の場合、薄肉部95の外径は、環状台35の外径と略等しい。
薄肉部95の外周面には、嵌合凸部95aが形成されている。嵌合凸部95aは、例えば、薄肉部95を周回する環状の突条である。ただし、嵌合凸部95aは、薄肉部95の周方向において間欠的に形成されていてもよい。
内フランジ部113には、当該内フランジ部113を上下に貫通する開口が形成されている。この開口の上部は、開口下部112に対し相対的に内径が小さい開口上部111であり、この開口の下部は、開口上部111に対し相対的に内径が大きい開口下部112である。
開口下部112の内周面には、第2部材50の薄肉部95の嵌合凸部95aが嵌入する嵌合凹部112aが形成されている。
内側周壁56aは、雌ネジ部51から上方に向けて起立している環状の壁状部である。
上部構成部115は、内側周壁56aの上縁から下方に延びている環状の壁状部であり、内側周壁56aの周囲に配置されている。上部構成部115は、周壁56の外側周壁56bの上部を構成する部分である。
より詳細には、内側周壁56aは、当該内側周壁56aにおける上方の部分ほど、径方向外側に位置するように、傾斜している。更に詳細には、内側周壁56aは、例えば、径方向外方且つ斜め下方の向きに凸に湾曲した形状に形成されている。
また、上部構成部115は、当該上部構成部115における下方の部分ほど、径方向外方に位置するように、傾斜している。更に詳細には、上部構成部115は、例えば、径方向外方且つ斜め上方の向きに凸に湾曲した形状に形成されている。
内側周壁56aと上部構成部115とは互いに上縁を共有している。この上縁が、周壁56の上縁56cである。
ここで、内側周壁56aと上部構成部115とが互いに逆向きに傾斜しているため、上縁56cから周壁56に加わる荷重をより好適に内側周壁56aと外側周壁56bとに分散できる。
内側周壁56aにおいて、隣り合う上側開口部571どうしの間の部分は、内側周壁56aの上部と雌ネジ部51とを連結する柱状部563となっている。
上部構成部115の下縁部には、下部構成部38の嵌合部38aと嵌合する嵌合部115aが形成されている。嵌合部115aにおける内周側の部分が下に凸の環状の凸部となっており、嵌合部115aにおける外周側の部分が環状の凹部となっている。
先ず、第2部材50の薄肉部95を第3部材110の開口下部112に嵌入させることによって、第2部材50を第3部材110に対して着脱自在に装着する。
第2部材50が第3部材110に装着された状態では、薄肉部95の嵌合凸部95aと開口下部112の嵌合凹部112aとが嵌合するとともに、中央部96の上部が開口上部111内に入り込んでいる(例えば嵌入する)。また、中央部96の上面と内フランジ部113の上面とは互いに面一となる。また、第2部材50のノズル形成壁55及び二次吐出口53の周囲に内側周壁56aが配置される。
次に、第3部材110の雌ネジ部51と第1部材30の雄ネジ部44とを螺合させることによって、第2部材50及び第3部材110を第1部材30に対して着脱自在に装着する。
この状態では、上部構成部115の嵌合部115aと下部構成部38の嵌合部38aとが嵌合されるとともに、上部構成部115と下部構成部38とが互いに上下に連続して配置される。これにより、上部構成部115と下部構成部38とによって周壁56の外側周壁56bが構成される。つまり、内側周壁56a及び上部構成部115と、下部構成部38と、により周壁56が構成される。
また、この状態では、板状部52aの下面が環状台35の上面と当接し、板状部52aの下面と台状部37の上面との間にクリアランスが形成されている。このクリアランスは、一次吐出口33から(本実施形態では泡として)吐出された液体101が広がる前室21を構成する。前室21は、周囲を環状台35によって囲まれている。起立筒部45は、前室21内に配置されている。
こうして、液体吐出ヘッド400が3つの部品によって組み立てられている。
例えば、第3部材110の雌ネジ部51と第1部材30の雄ネジ部44との螺合が正常に完了した段階、すなわち第3部材110が第1部材30に対して正常に装着された状態で、上部構成部115の標示部58と下部構成部38の標示部58とが上下に揃うように、各標示部58が配置されている。
図1及び図2の例では、各標示部58の形状が三角形であり、第3部材110が第1部材30に対して正常に装着された状態で、各標示部58の1つの頂点どうしが互いに突き合わされた状態となるようになっている。
なお、標示部58の形状はこの例に限らず、例えば、第3部材110が第1部材30に対して正常に装着された状態で、上部構成部115と下部構成部38とに跨がった所定の図柄(例えば花柄や顔など)が完成するようになっていてもよい。
上側開口部571の少なくとも一部分は、二次吐出口53よりも下側に形成されていることが好ましい。これにより、二次吐出口53よりも下側に(板状部52aの上面上など)滞留している水やゴミなどの異物を、連通路57を介して液体吐出ヘッド400の下側に排出しやすくなる。本実施形態の場合、上側開口部571は、内側周壁56aの下端部に配置されている。このため、二次吐出口53よりも下側に滞留している異物を、より容易に、連通路57を介して排出しやすい。
本実施形態の場合、板状部52aの上面と上側開口部571との間に段差が無く、板状部52aの上面上の異物をより容易に連通路57を介して排出しやすい。
液体吐出ヘッド400は、例えば、液体吐出ヘッド400の筒部31を起立筒部73の上方から起立筒部73内に押し込み、筒部31の下端部に対してピストンガイド80の上端部を差し込み固定することで、ピストンガイド80に装着されている。これにより、液体吐出ヘッド400はピストンガイド80によって保持されている。
液体吐出ヘッド400の筒部31に対するピストンガイド80の固定は、例えば嵌合により行われている。液体吐出ヘッド400を上方に強く引っ張ることによって、筒部31に対するピストンガイド80の嵌合が外れ、液体吐出ヘッド400をキャップ200から取り外すことができるようになっている。
液体吐出ヘッド400に対して押圧操作が行われたときには、付勢部材の付勢に抗して液体吐出ヘッド400及びピストンガイド80が一体に下降するようになっている。液体吐出ヘッド400の押圧操作は、所定の下死点で停止するようになっている。
液体吐出ヘッド400に対する押圧操作が解除されると、液体吐出ヘッド400及びピストンガイド80が付勢部材の付勢に従って上死点位置(図1〜図3の位置)まで上昇するようになっている。
液体吐出容器100は、液体吐出ヘッド400に対する1回の押圧操作(液体吐出ヘッド400を上死点から下死点まで押し下げる操作)によって一定量の泡を吐出するようになっている。
したがって、ボール弁90の配置領域は、リング部材25及びメッシュ保持リング23の内部空間を介して、筒部31内の流路43における保持部32よりも上方の部分と連通し、ひいては筒部31の上端の一次吐出口33に連通している。
液体吐出ヘッド400に対する押圧操作が行われると、フォーマー機構19にて生成された泡が、筒部31を介して一次吐出口33から上方に吐出されるようになっている。
すなわち、二次吐出口53は、泡の目的形状と対応する形状に形成されている。
また、二次吐出口53は、1つのノズル形成壁55の先端(上端)の開口(つまり、1つ(単数)の開口)により構成されていてもよいし、複数のノズル形成壁55の先端(上端)の開口の集合体(つまり、互いに独立して配置された複数の開口の集合体)であってもよい。
また、二次吐出口53の形状は、泡の目的形状と同一とは限らない。特定の立体泡を形成するためには、二次吐出口53は、非円形形状であるか、又は、複数の開口(互いに独立して配置された複数の開口)を含んで構成されていることが好ましい。
図2に示すように、二次吐出口53及びノズル形成壁55は、このような形状の泡に対応するものとなっている。
二次吐出口53は、複数(例えば5つ)のノズル形成壁55の先端に形成された複数(例えば5つ)の開口を含んで構成されている。
各ノズル形成壁55の先端の開口は、当該開口から吐出された泡が個々の花びらを模した形状となる平面形状となっており、これら開口が放射状に配置されている。
図1に示すように、手の平などの被吐出体22によって、押圧部である周壁56を押圧することにより、手の平において、各開口から吐出された泡が一体化して花を模した形状となるとともに、泡が手の平に付着する。
例えば、本実施形態のように、複数の二次吐出口53が放射状に配置されている場合に、前室21は、図6に示すように、これら二次吐出口53の周囲に沿って、且つ、二次吐出口53を包含するよう形成されていることが好ましく、本実施形態では星形(ヒトデ形)に形成されている。
これにより、液体吐出ヘッド400を押圧してから二次吐出口53から液体101(本実施形態の場合、泡)が吐出されるまでの応答時間を低減できる。
液体吐出ヘッド400が押圧操作されていない通常状態では、液体吐出ヘッド400は上死点位置に位置している。
液体吐出ヘッド400に対する押圧操作は、図1に示すように手などの被吐出体22で液体吐出ヘッド400の上端(周壁56の上縁56c)の開口56eを塞いだ状態(つまり、被吐出体22が空間59を介して二次吐出口53と対向する状態)で、被吐出体22によって液体吐出ヘッド400を押圧することによって行うことができる。
この際に、ポンプ部75の作用により液体101及び空気が気液混合部20に供給され、該気液混合部20にて泡が生成される。気液混合部20にて生成された泡は、メッシュ24を通過することによって、よりきめ細かく均一な泡となる。このようにしてフォーマー機構19にて生成された泡は、筒部31の内部を通過して一次吐出口33から前室21に吐出され、該前室21にて広がる。
更に、泡は対向部52に形成されたノズル形成壁55を通過して、二次吐出口53から吐出される。泡はノズル形成壁55及び二次吐出口53を通過することによって、所定の目的形状(本実施形態では花を模した形状)に整形され、開口56eを塞いでいる被吐出体22の下面に付着する。すなわち、周壁56に対する押圧操作によって二次吐出口53から飛び出した泡が被吐出体22に転写され、所定の目的形状に整形された泡である泡造形物が被吐出体22の下面に付着した状態となる。
その後、液体吐出ヘッド400に対する押圧操作が解除されると、付勢部材の付勢に従ってピストンガイド80及び液体吐出ヘッド400が上昇し、液体吐出ヘッド400が上死点位置に復帰する。
その後、被吐出体22を開口56eの上方に持ち上げて裏返すことにより、被吐出体22上に泡造形物が形成された状態となる。すなわち、所定の目的形状の泡造形物を被吐出体22上に受け取ることができる。
ピストンガイド80が上昇する際に、容器本体10内の液体101がディップチューブ77を介してポンプ部75内に吸い上げられる。
なお、ここで説明したキャップ200(ポンプ部75を含む)の構造および動作は一例であり、キャップ200の構造としては、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、その他の広く知られている構造のものを本実施形態に適用しても何ら差し支えが無い。
また、二次吐出口53と周壁56の上縁56cとの高低差は、5mm以上20mm以下であることが好ましく、7mm以上18mm以下であることが更に好ましい。
また、ノズル形成壁55の高さ寸法は、泡を二次吐出口53から被吐出体22上に良好に受け取れるようにする観点から、1mm以上であることが好ましく、2mm以上であることが更に好ましく、また10mm以下であることが好ましく、8mm以下であることが更に好ましい。
また、二次吐出口53の対向位置に被吐出体22を配置せずに周壁56に対して押圧操作が行われた場合に、二次吐出口53から吐出される泡が周壁56の上縁56cよりも上方に飛び出すように、ポンプ部75等のフォーマー機構19の構造、周壁56やノズル形成壁55の高さ寸法等が設定されていることが好ましい。
ここで、二次吐出口53は、板状部52aから上方に起立したノズル形成壁55の上端に形成されているため、板状部52aの上面近傍への泡の干渉は抑制できる。このため、板状部52a上の異物も排出することが可能である。
また、液体101の吐出時に、空間59内及び連通路57内において瞬間的に空気が圧縮されるため、連通路57を介して勢いよく異物を排出することができる。
また、空間59の体積と連通路57との体積との合計の体積は、特に限定されないが、10cm3以上200cm3以下であることが好ましく、20cm3以上100cm3以下であることが更に好ましい。
また、下側開口部572の開口面積(下側開口部572の総面積)は、特に限定されないが、1cm3以上10cm3以下であることが好ましく、単位泡体積よりも小さいことが好ましい。
これらの条件を満たすことによって、液体101の吐出時に連通路57に形成される気流の速度を十分に確保できるようになることが期待できる。
また、下側開口部572の総面積は、上側開口部571の総面積よりも大きいことが好ましい。このようにすることによって、異物の排出性が更に向上する。
よって、手などの被吐出体22によって周壁56に対して押圧操作を行うことにより、二次吐出口53から吐出される泡を被吐出体22に付着させることができる。したがって、片手操作で液体101(本実施形態では泡)を手などの被吐出体22上に受け取ることが可能である。つまり、簡易な操作で泡を被吐出体22上に受け取ることができる。
更に、被吐出体22と二次吐出口53との距離を周壁56によって一定に維持することができるため、二次吐出口53から吐出された泡を被吐出体22で潰すことなく、被吐出体22上に受け取ることができる。
よって、特に、泡を所定の目的形状に整形して吐出する場合には、被吐出体22上に、より正確に目的形状の泡を形成しやすくなる。
また、二次吐出口53がノズル形成壁55の先端に形成されていることにより、被吐出体22側へ、泡を安定して吐出することができるとともに、二次吐出口53からの泡切れ(二次吐出口53からの泡の分離性)を良好にできる。
また、周壁56の上縁56cはノズル形成壁55よりも上方に位置していることによって、泡を潰さずに被吐出体22上に好適に受け取ることができる。
また、液体101の吐出時に、周壁56の内側の空気が、連通路57を介して液体吐出ヘッド400の下側の空間に押し出されることとなるので、空間59や連通路57に滞留している異物を、連通路57を介して排出することが可能となる。
また、液体吐出ヘッド400が周壁56を備えているため、液体吐出ヘッド400のデザインの自由度が高まる。
また、上記のように、第2部材50が第3部材110に対して嵌合することにより装着されているため、第3部材110を第1部材30から分離させた段階では、第2部材50は第3部材110と一体化されたままに維持される。このため、第3部材110と第2部材50とを第1部材30から取り外した状態で、第3部材110と第2部材50とをまとめて洗浄することも可能である。
次に、図8及び図9を用いて第2実施形態を説明する。本実施形態に係る液体吐出容器(全体図示略)は、それぞれ以下に説明する蓋部材120及び突条123を有する点で、上記の第1実施形態に係る液体吐出容器100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る液体吐出容器100と同様に構成されている。
蓋部材120は、例えば、平板状の蓋本体121と、蓋本体121の縁に連接されている舌片状の摘まみ部122と、を備えて構成されている。
蓋部材120は、液体吐出ヘッド400に対して着脱自在に設けられている。
摘まみ部122は、蓋部材120が液体吐出ヘッド400に設けられた状態で、蓋本体121に対して上方に折れ曲がった状態で配置される。
このため、使用者は、摘まみ部122を指で摘まんで蓋部材120を液体吐出ヘッド400から容易に取り外すことができる。
一例として、蓋部材120が液体吐出ヘッド400に装着された状態においては、蓋本体121が突条123の下側に潜り込み、突条123の下面に対して蓋本体121の周縁部の上面が係合した状態となる。
ただし、本発明は、この例に限らず、蓋部材120が液体吐出ヘッド400に装着された状態において、蓋本体121の周縁部の下面が、突条123の上面によって支持されるようになっていてもよい。
液体101の粘度が20℃において1000mPa・s以上100000mPa・s以下であることによって、二次吐出口53より吐出された液体101を好適に所定の目的形状(二次吐出口53の形状と対応する形状)に形成することができる。
また、上記の各実施形態では、第1部材30と第3部材110との着脱構造がネジ式である例を説明したが、本発明は、この例に限らない。例えば、第1部材30と第3部材110とが相互に嵌合することによって、第1部材30と第3部材110とが相互に着脱可能に装着されるようになっていてもよい。
周壁56が一重構造の場合、第1部材30が周壁56を備えている構成とすることができ、液体吐出容器100は第3部材110を備えていなくてもよい。また、上側開口部571は、周壁56と対向部52との間に形成することができ、下側開口部572は、周壁56の下部(例えば下端部)に形成することができる。
この場合、使用者が好みに応じて第2部材50を交換して液体吐出容器100を用いることによって、互いに異なる目的形状の泡をそれぞれ形成することが可能となる。
また、液体吐出容器100は、前室21を介さず、流路43からノズル形成壁55を経て、吐出口53から吐出する形態でもよい。
11 胴部
12 肩部
13 口頸部
14 底部
19 フォーマー機構
20 気液混合部
21 前室
22 被吐出体
23 メッシュ保持リング
24 メッシュ
25 リング部材
30 第1部材
31 筒部
32 保持部
33 一次吐出口
35 環状台
36 外筒部
37 台状部
38 下部構成部
38a 嵌合部
43 流路
44 雄ネジ部
45 起立筒部
47 壁部
50 第2部材
51 雌ネジ部
52 対向部
52a 板状部
53 二次吐出口
55 ノズル形成壁
56 周壁
56a 内側周壁
56b 外側周壁
56c 上縁
56d 内面
56e 開口
561 上側周壁部
562 下側周壁部
563 柱状部
565 突条
57 連通路
571 上側開口部
572 下側開口部
58 標示部
59 空間
70 キャップ部材
71 装着部
72 環状閉塞部
73 起立筒部
75 ポンプ部
77 ディップチューブ
80 ピストンガイド
90 ボール弁
95 薄肉部
95a 嵌合凸部
96 中央部
100 液体吐出容器
101 液体
110 第3部材
111 開口上部
112 開口下部
112a 嵌合凹部
113 内フランジ部
115 上部構成部
115a 嵌合部
120 蓋部材
121 蓋本体
122 摘まみ部
123 突条
200 キャップ
300 液体吐出キャップ
400 液体吐出ヘッド
410 吐出ヘッド本体
800 液体詰め容器
Claims (7)
- 押圧操作に応じて液体を泡化して又は液状のまま吐出する液体吐出容器であって、
前記液体を貯留する容器本体と、前記押圧操作に応じて前記液体を吐出する液体吐出ヘッドとを備えており、
前記液体吐出ヘッドは、
上向きに開口していて、前記押圧操作に応じて前記液体を外部に吐出する吐出口と、
前記吐出口よりも下側の位置から上側の位置まで存在し、該吐出口の周囲を囲んでいる周壁と、
前記周壁の内側の空間を、当該液体吐出ヘッドの下側の空間と連通させる連通路と、
を備え、
前記周壁は、前記液体を受け取る被吐出体と前記吐出口との距離を一定に維持する押圧部であり、
前記連通路は、前記周壁の内側の空間に開口している上側開口部と、前記液体吐出ヘッドの下側の空間に開口している下側開口部と、を有し、
周方向において互いに異なる位置に配置されている複数の前記上側開口部と、周方向において互いに異なる位置に配置されている複数の前記下側開口部と、を有し、
前記上側開口部と前記下側開口部とが周方向において互いにずれた位置に配置されている液体吐出容器。 - 前記周壁は、前記連通路を画定する内面を有し、
前記周壁の前記内面には、上方から下方に延びる複数の突条又は溝が形成されている請求項1に記載の液体吐出容器。 - 押圧操作に応じて液体を泡化して又は液状のまま吐出する液体吐出容器であって、
前記液体を貯留する容器本体と、前記押圧操作に応じて前記液体を吐出する液体吐出ヘッドとを備えており、
前記液体吐出ヘッドは、
上向きに開口していて、前記押圧操作に応じて前記液体を外部に吐出する吐出口と、
前記吐出口よりも下側の位置から上側の位置まで存在し、該吐出口の周囲を囲んでいる周壁と、
前記周壁の内側の空間を、当該液体吐出ヘッドの下側の空間と連通させる連通路と、
を備え、
前記周壁は、前記液体を受け取る被吐出体と前記吐出口との距離を一定に維持する押圧部であり、
前記周壁は、前記連通路を画定する内面を有し、
前記周壁の前記内面には、上方から下方に延びる複数の突条又は溝が形成されている液体吐出容器。 - 前記連通路は、前記周壁の内側の空間に開口している上側開口部と、前記液体吐出ヘッドの下側の空間に開口している下側開口部と、を有する請求項3に記載の液体吐出容器。
- 前記周壁は、内側に位置する内側周壁と、前記内側周壁の周囲を囲んでいる外側周壁と、を含んで構成されており、
前記内側周壁に前記上側開口部が形成されており、前記外側周壁に前記下側開口部が形成されている請求項1、2又は4のいずれか一項に記載の液体吐出容器。 - 前記内側周壁と前記外側周壁とが上縁を共有しており、
前記上縁は、平面視において前記吐出口の周囲を囲む環状に形成されている請求項5に記載の液体吐出容器。 - 前記上側開口部は、平面視において当該上側開口部を視認可能な形状及び配置とされている請求項1、2、5又は6のいずれか一項に記載の液体吐出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018141141A JP6838016B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-07-27 | 液体吐出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018141141A JP6838016B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-07-27 | 液体吐出容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020015539A JP2020015539A (ja) | 2020-01-30 |
JP6838016B2 true JP6838016B2 (ja) | 2021-03-03 |
Family
ID=69579725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018141141A Active JP6838016B2 (ja) | 2018-07-27 | 2018-07-27 | 液体吐出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6838016B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD988866S1 (en) * | 2018-07-31 | 2023-06-13 | Kao Corporation | Pump dispenser for bottle |
CZ34181U1 (cs) * | 2020-05-26 | 2020-07-07 | Maria Hanclova | Dávkovací zařízení, zejména pro dávkování detergentu z nádoby, a sestava nádoby s tímto dávkovacím zařízením |
CN114516483A (zh) * | 2020-11-18 | 2022-05-20 | 创新产品品牌公司 | 具有六孔喷洒模式的喷雾器 |
WO2022131385A1 (ko) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | (주)우리아이들플러스 | 스탬프형 유체 토출장치 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3617779B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2005-02-09 | 大和製罐株式会社 | 泡吐出容器 |
JP5972046B2 (ja) * | 2012-05-21 | 2016-08-17 | 株式会社ダイゾー | エアゾール容器用の吐出部材およびそれを用いたエアゾール製品 |
JP6227518B2 (ja) * | 2014-11-28 | 2017-11-08 | 株式会社プライフ | 受皿ユニット、およびこれとポンプユニットとを備えたディスペンサ容器用のポンプシステム |
JP6582027B2 (ja) * | 2016-09-29 | 2019-09-25 | 花王株式会社 | 泡吐出容器 |
-
2018
- 2018-07-27 JP JP2018141141A patent/JP6838016B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020015539A (ja) | 2020-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6975753B2 (ja) | 泡吐出容器 | |
JP6758341B2 (ja) | 液体吐出容器 | |
JP6838016B2 (ja) | 液体吐出容器 | |
JP5847796B2 (ja) | ディスペンサ装置付き容器 | |
CN104736254B (zh) | 倒转挤压发泡器 | |
JP5965064B2 (ja) | 泡生成ディスペンサ | |
WO2016104591A1 (ja) | 泡吐出器 | |
CN110418676A (zh) | 用于生成微泡沫的设备和方法 | |
JP7057158B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP6983191B2 (ja) | 液体吐出器 | |
JP6431337B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP7128799B2 (ja) | 吐出容器 | |
JP7157562B2 (ja) | 吐出部材および吐出製品 | |
JP7189737B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP2017193374A (ja) | 泡吐出装置 | |
JP6890209B2 (ja) | 泡状内容液吐出装置、泡状内容液吐出システムおよび泡状内容液吐出方法 | |
JP7455487B2 (ja) | フォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器 | |
JP7189738B2 (ja) | 泡吐出器 | |
JP2021095197A (ja) | 吐出容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191205 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210210 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6838016 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |